みんなの議会

厚岸町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日

(1)コロナウイルス感染対策について/(2)心和園の施設老朽化対策について/(3)厚岸霊園整備について/(4)アッケシソウについて

2021年3月8日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「コロナウイルス感染対策について」「心和園の施設老朽化対策について」「厚岸霊園整備について」「アッケシソウについて」について質問し、町長 若狹、教育長 酒井、副町長 會田、病院事務長 星川、保健福祉課長 亀井、環境林務課長 鈴木、教委生涯学習課長 早川が答弁しました。

質問者
南谷健 議員
答弁者
町長 若狹、教育長 酒井、副町長 會田、病院事務長 星川、保健福祉課長 亀井、環境林務課長 鈴木、教委生涯学習課長 早川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 南谷

通告に基づき、4項目について一般質問いたします。はじめに、コロナウイルス感染対策についてです。コロナウイルス感染は、釧路町でクラスターが発生、3月4日29名、5日9名、そして昨日は20名の感染者が発生する猛威をふるっております。ワクチン接種について、国の方針が刻々と変わり、厚岸町の接種準備も大変だと思いますが、町民は接種について副反応こともあり、強い関心を持っております。そこで、3点についてお尋ねをいたします。1点目です。本町のワクチン接種対象者の範囲や実施時期、また、その対応についてお尋ねいたします。2点目、心和園や町内グループホーム入所者の接種と、そこで働く人たちの接種はどのようになりますか。3点目です。これまで2番石澤議員が継続して一般質問しております厚岸町でPCR検査ができないかです。町ではPCR検査は困難という答弁でありました。町民は夜家族が高熱を出したときなど、コロナに感染したのではと不安になり、眠れず、不安な夜を過ごしています。厚岸町がPCR検査を実施することで、早期判定がなされ、早く安心することができます。ぜひ、実施すべきと考えますがいかがでしょうか。心和園の施設老朽化対策について質問いたします。第8期令和3年度から5年度までの3カ年の厚岸町高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画案、この中に介護サービスの基盤整備と施設向上が掲げられ、入所施設整備が明記、その課題として施設の老朽化があります。そして、今後の方針として施設の老朽化対策を検討するとあります。具体的にどのような検討をなさるのかお尋ねいたします。厚岸霊園整備についてです。現在、お墓までの車の出入りは駐車場を通り、管理棟と管理棟前広場を迂回しなければなりません。管理棟前広場の南西側の角のインターロッキングを撤去し、霊園内の車道へ直結し、利便性をよくすべきと考えますがいかがでしょうか。また、平成26年第4回定例会において、私は利用者に優しく利用しやすい長期展望に立った計画整備が必要ということで一般質問をしております。今後、整備計画はどのようになっていくのかお尋ねいたします。アッケシソウについてです。本町はアッケシソウの保護・保全を目的に令和2年度440万円で測量調査をチカラコタンにおいて実施されました。その内容についてお尋ねいたします。また、この調査を踏まえ、今後どのように取り組まれるのかお尋ねいたしまして、1回目の一般質問といたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

5番、南谷議員のご質問にお答えいたします。1点目のコロナウイルス対策についてのうち、(1)の「ワクチン接種の対象者の範囲や時期とその対応」についてでありますが、新型コロナウイルスワクチン接種について、始めに対象者の範囲は、市町村に長期間入院または入所しているなどのやむを得ない事情から、当該市町村で接種を受けることになる方を除き、原則、町内に居住する方にあって、最初に供給される予定のファイザー社のワクチンであれば16歳以上の方となります。次に、時期については、当初の実施スケジュールでは、3月中旬までに高齢者への接種クーポン券を郵送した上、国による重症化リスクの大きさなどを踏まえた接種順位の考え方に基づき、始めに「医療従事者等」とされる介護老人保健施設を含む町立厚岸病院と町内民間病院で従事する職員、消防職員、集団接種会場で従事する職員への接種を3月中に、その次に高齢者への接種を4月12日から6月または7月までに、その次に高齢者への接種と一部並行して基礎疾患を有する方と高齢者、障がい者の入所施設とグループホームの従事者への接種を、また、この間に高齢者以外への接種クーポン券の郵送を行い、その後にそれら以外の方への接種を行うことにしておりました。しかし、国からの近時の事務連絡では、高齢者への接種のためのワクチン配分について、北海道に、4月5日の週に2箱、390バイアル、12日の週に10箱、1,950バイアル、19日の週に同じく10箱、1,950バイアルの合わせて22箱、4,290バイアルを出荷できる見込であること、この数量を用いて接種を行う市町村の選定を行うとの依頼と、4月26日の週から、全国全ての市町村に行き渡る数量を配送したいとの記者会見における大臣発言概要の記載はありましたが、4月19日までに北海道に配送される見込のワクチンは、回数にして2万1,450回分、人数にして僅か1万725人分にしかならず、当町への配分はゼロかあっても微量と予測され、また、その後、国や北海道からの詳細な情報も来ていないため、全体の実施スケジュールが見通せない現状となっております。なお、近時の報道を勘案し、4月26日の週から順次対象者数に見合った数量が供給されたとしても、高齢者への接種クーポン券の郵送が4月中旬以降、医療従事者等への接種が3月または4月に、高齢者への接種が早くても5月の連休明けとなると考えております。また、対象者数に見合った数量が確保できない場合については、接種において、年齢を細分して行う必要があると考えております。次に、その対応について、接種方法は、社会福祉センターと保健福祉総合センターにおける集団接種と、町立厚岸病院と町内民間病院における個別接種によって行います。集団予防接種は、事前に接種対策室に希望日時を予約した上、移住地域に関わらず、希望に応じて、いずれの会場でも受けることができます。個別接種について、町立厚岸病院では、事前予約を行った上、当病院での接種を希望するかかりつけの患者さんを基本に行うとしております。また、町内民間病院では、事前予約を行った上、かかりつけの患者さんに限らず、当病院での接種を希望する全ての方を対象に行うとしております。次に、(2)の「心和園や町内グループホーム入所者の接種とそのこで働く人たちの接種」についてでありますが、接種順位については、重症化リスクの大きさなどを踏まえ、高齢者が集団で居住している施設の心和園やグループホームの入居者の接種が医療従事者等の次、当該施設の従事者がその次になります。また、接種の方法については、心和園の入所者は当該施設において嘱託医が、従事者は集団接種または個別接種のいずれかで、町内のグループホームの入居者は当該施設において町内民間病院の医師が、従事者は町内民間病院における個別接種で行われるものと想定しております。次に、(3)の「PCR検査を町で実施すべきでは」についてでありますが、PCR検査については、集団感染と重症化のリスクの大きさなどを踏まえ、高齢者施設と障がい者施設において、検査を希望された従事者を対象に、町が検査に要する費用の全部を負担して実施することとし、現在準備を進めているところであります。対象施設は、高齢者施設が入所施設1箇所、グループホーム2箇所、通所施設3箇所の計6箇所、障がい者施設がグループホーム1箇所、通所施設5箇所の計6箇所の合計12箇所とし、全ての施設が実施を希望されております。対象者は、町外居住者を含む全ての施設の従事者とし、対象者数は、高齢者施設130人、障がい者施設40人の計170人を見込んでおります。期間は、4月から従事者のワクチン接種が始まるまでとし、回数は、月1回、高齢者施設で5回、障がい者施設で7回を予定しております。検査方法は、検査キットによる唾液検査を各施設において行うこととし、陽性者が確認されたときに必要な医師によるオンライン診療と保健所への発生届出までを行う民間業者へ委託することにしております。なお、期間については、施設ごとの従事者の接種状況に応じて、延長または短縮することとしております。続いて、2点目の心和園の施設老朽化対策について「具体的にどのような検討をされますか」についてでありますが、厚岸町立特別養護老人ホーム心和園は、昭和56年に多床施設50床で開設し、平成9年に短期入所施設10床を、平成22年に短期入所施設10床とユニット型18床を増築して現在に至っております。施設の維持管理については、これまでも随時必要に応じた補修を行ってきましたが、特に多床室部分は、築後40年の経過から老朽化が著しく、近年では、利用者の生活に直結する浴室や給湯設備などの修繕が余儀なくされていることからも、対策の必要性は十分認識しているところであります。このため、昨年来、指定管理者である社会福祉協議会と、施設の現状や課題を整理しているところであり、この意見を踏まえながら、町として、令和3年度中に今後の方向性を定めてまいります。続いて、3点目の厚岸霊園整備についてのうち、(1)の「管理棟前広場の南西側角のインターロッキングを撤去し、霊園内の車道への通行を可能にし、利便性をよくするべきではないか」についてでありますが、厚岸霊園は、平成27年度に、墓参者の方々の利便性を考慮し、霊園駐車場から管理棟の裏側を通り抜ける管理道を解放し、墓所区画の隣に駐車スペースを設けて、車の乗り入れができるようにしました。ご質問については、利用者の声と受け止め、さらに利便性がよくなるよう動線も考慮し、管理棟前を通行できるルートを検討してまいります。次に、(2)の「厚岸霊園の整備計画について、利用者にやさしく、利用しやすい長期展望に立った計画・整備が必要と思うが、今後の整備はどのようになるのか」についてでありますが、現在の墓所の使用状況は、総数143区画のうち、使用数95区画で、48区画が残っております。過去3カ年での新規使用許可件数は1件、反対に墓じまいの件数が4件となっており、新規に利用される人より、墓じまいされる人のほうが多い状況となっております。このことからも、早急に今後の人口推移や利用実態、利用ニーズなどを調査した上で、早期に長期展望を踏まえた整備計画の見直しを行ってまいります。4点目の「アッケシソウについて」は教育長から答弁があります。以上でございます。

答弁 教育長 酒井(教育長は2022年9月まで)

私からは「4、アッケシソウについて」お答えします。(1)の「本町はアッケシソウの保護・保全を目的に令和2年度に440万円で測量、調査をチカラコタンにおいて実施されました。その内容は」についてでありますが、令和2年度のアッケシソウ保護増殖事業としてチカラコタン地区での栽培地造成のための測量設計を行いました。現地の踏査、汐の満ち引きに伴う水位の測定、網走市卯原内でのアッケシソウ再生に尽力された東京農業大学准教授との協議や助言を踏まえた造成地の測量・設計が実施の内容であります。次に、(2)の「調査を踏まえ今後どのように取り組まれますか」についてでありますが、今年度の測量、設計に基づき令和3年度では厚岸湖水が自然流出入する栽培地の造成を行う予定で、令和4年度からの栽培を目指します。また、今後はチカラコタン地区での栽培を確立させ新たな栽培地への増殖拡大を進めたいと考えております。

質問 南谷

ワクチン接種についてです。接種方法は集団接種と、さらにはかかりつけ医院のある人は町立厚岸病院と田中医院で、医師の判断で各々個別接種ができる。また、田中医院では本人の希望があれば、応じて、予約をした上で接種が可能であるという理解をいたしましたが、よろしいですか。

答弁 副町長 會田(副町長は2021年9月まで)

議員、さらには町長1回目の答弁をしたとおりでございます。

質問 南谷

当初、集団と疾病のある方と、こう二つだったのですけれども、田中医院さんのほうでは希望者も受けれるという理解をさせていただきました。次にまいりますけれども、妊娠中の方、それから授乳中の方、そして本町に住んでいる水産加工場や太田で働いている外国人の方々の対応はどのようになりますか。

答弁 副町長 會田(副町長は2021年9月まで)

まず、町内の民間医院につきましては、当然医師が1名でございますので、人数には限りがありますけれども、かかりつけの患者さん以外でも接種をしていただけるということで先日お話をしてまいりました。それと、今のご質問でありますが、まず妊娠中の方につきましては、予防接種法上では一般の対象の方々に課せられている努力義務の適用外とされておりますけれども、授乳中の方も含めて、希望した場合、いずれの方も接種を受けることは可能です。特に妊娠中の方につきましては、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高いとの報告もございますので、可能であれば受けられたほうがよいのではないかというふうに考えます。ただし、妊娠中の方については、当然、普通と違う体の状態でありますから、あらかじめ主治医に相談されることが望ましいと考えます。また、いずれの方も実際の接種の可否につきましては、他の方々と同様、接種時に行われる予診、これは集団接種であっても個別接種であっても同じですけれども、予診において判断されるということになります。なお、接種順位につきましては、優先はされておらず、最後の4番目で一般の方々に含まれることになります。次に、町内に居住している外国人労働者の方々につきましては、住民基本台帳に登録がされておりますので、他の町民と同様に接種クーポン券が郵送されます。ですから、希望した場合は接種を受けることができます。なお、接種順位につきましては、妊娠中の方、授乳中の方と同様、最後の4番目で一般の方々に含まれることになります。

質問 南谷

医師、看護師の確保など、接種体制、大変輻輳してきています。逆に一発集団とかではないわけですよね。今度。そうなると、医師のほう、看護師のほうの、これから確保するという議員協議会での説明でありましたので、接種体制大丈夫でしょうか。

答弁 副町長 會田(副町長は2021年9月まで)

議員協議会、当時の議員協議会の中では、現在、医師、看護師につきましては、現在の町立病院の医師ではなく、他に雇用を行ってということでの説明をさせていただきました。現在、医師1名、看護師3名につきましては、何とか確保することができました。さらに、町内民間医院の医院長のほうから、集団接種において日曜日または祝日等々に行う場合には当院の、その民間医院の看護師を含めて、全面的なご協力をいただけるというお話もいただいておりますので、その今回の臨時の医師の平日、さらには民間医院の協力を得ての日曜日等々もスケジュールに組み入れることができるのではないかということで考えております。

質問 南谷

ただいま議長のほうから、指名のときに聞いたのですけれども、接種に当たりまして、町民の周知を含め、課題が本当に多々あろうと推定されますけれども、副町長がワクチン接種対策室長に就任され、しっかり取り組んでいただけるものと考えていますがいかがでしょうか。

答弁 副町長 會田(副町長は2021年9月まで)

なかなかワクチンの供給量が未だに見通せない中で、またこういった大がかりな事業というものも、それぞれの市町村同様だと思いますけれども、多々、今後も課題は出てくるものと思いますが、何とか町民にできるだけ分かりやすい周知を行うとともに、万全の実施体制を構築して、円滑な実施を図ってまいりたいと考えております。

質問 南谷

PCR検査の実施でございます。ただいまの答弁で、今までよりも一歩踏み込み、町独自の施策として心和園と町内グループホーム等で働いている人たちは、各々、その職場で実施をしていただける。財源はどうなるのでしょうか。きっと交付税措置されるのではないかという理解をしたのですが、いかがでしょうか。

答弁 副町長 會田(副町長は2021年9月まで)

今回、かかる費用につきましては、このたび国から通知がされた臨時交付金で一切を賄うということにしております。

質問 南谷

PCR検査があればという思いで、今まで、今度は今回の一歩踏み込んでも町民全体ではないのですよね。そういうある程度施設で働く方々のPCR検査。一般町民は対象外となっておるわけでございます。町民の中には夜発熱し、病院で電話したら、発熱直後は来ないでください。町立病院ではコロナ患者は診ないとの風評が立っております。私も二、三耳にいたしました。決して病院では抗原検査を実施して対応しているし、適切な対応をされていると思いますが、いかがでしょうか。また、町立病院の感染判定を抗原検査でやっているのですけれども、その後、若干進歩してきているのだという話も聞いているのですけれども、町立病院の感染判定取組について、改めてお尋ねをさせていただきます。

答弁 病院事務長 星川

私のほうから、この新型コロナウイルス感染症の検査についてご説明させていただきます。ただいま、議員のほうから説明ありました抗原検査でございますけれども、この抗原検査は、昨年の10月から当院で実施してございます。そういった中で、この検査の流れでございますけれども、基本的にこの検査を実施する当初の段階では、発熱症状があってから24時間以上経たないと検査ができないという検査の対応でございました。これは、この10月という時期につきましては、ちょうどインフルエンザが流行る状況の時期と重なるということで、我々病院のほうではこのインフルエンザと新型コロナの二つを同時にできる検査キットを用いて、この検査を実施してきたという経過がございます。そういった関係もございまして、発熱直後は検査できないということもございますので、そういった制限がございましたけれども、現在、新型コロナウイルスの感染症の抗原検査につきましては、この発熱症状の部分がとっぱられて、いかなる場合も検査ができるというような検査方法に今は変わってございます。しかし、現在もインフルエンザの流行時期ということが重なっておりますので、このインフルエンザの検査も発熱してから24時間経たないと検査ができないということなものですから、そういった制限がちょっとかかっているというようなことでございまして、そういった中でも最近は発熱症状がある方につきましては、事前に当院へ連絡していただくということが多くなってございまして、大変当院にとっても、患者さんにとってもスムーズな受診体制が取れますので、非常によろしい流れなのかなと思ってございます。そういった中で、実際的には看護師のほうでその電話を取ったときに、その症状を聞いた上で、発熱直後であったらちょっと待っていただくですとか、あとはその発熱の状況が高熱であったりとか、そういったときについては、そのときそのときの症状に応じた対応というのが必要になってきますので、今現在はそういうことを聞き取りながら説明していっているというふうになってございます。いずれにしても、患者を制限するですとか、そういったことをしているわけではなくて、その症状にあった適切な対応をさせていただいているということでございます。ただ、これはしばらくインフルエンザの時期が、今インフルエンザ自体は幸いなことに発症者はゼロでございますけれども、これがある程度落ち着いて、インフルエンザの流行期が終わって、コロナの状況だけとなってきますと、また対応は若干変わってくるのかなとは想定してございますけれども、いずれにしましても、事前に連絡いただくことが大変患者にとっても有効な手続きなのかなと思いますので、そういったことにも保健福祉課のほうとも調整しながら周知もしていきたいと考えてございます。

質問 南谷

心和園の施設老朽化対策です。検討のスケジュールなのですけれども、答弁では、令和3年度は社協と協議を進めますよと。令和4年度以降のスケジュールはどのようになっているのか、想定しているのかというのをお伺いをさせていただきます。

答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)

お答えさせていただきます。今後、施設の規模ですとか、場所ですとか、財源も鑑みなければいけませんけれども、一般的にその後、基本設計、実施設計、それからそれを踏まえて着手から完成という運びになろうかと思いますけれども、令和4年度以降はこれらを考え、数年必要と想定いたします。

質問 南谷

今、今年1年かけて協議をして方向性を探るということなのでしょうけれども、老朽化も避けられない実態にある。何とかしなければならない状況にあるということで、何らかの対策をするという前提に立ってお尋ねをさせていただきます。現状でも心和園の入所は介護度3の方でも50人ほど入所待ちしているのが実態にあります。本町の高齢者の将来人口推計は、若干減少傾向にありますけれども、85歳というのですか、80歳以上の方々は長命化してきているものですから、むしろ下がってはいないのです。私もこの人口推計見せてもらったのですけれども、その年齢層は、今後若干むしろ増えるような実態にあります。そういう問題が一つあると。さらには、今日介護施設入所に対する考え方、理解が深まりまして、自らも施設入所要望が、これからももっと将来は入所しなければなと、したいなと、こういう要望が高まってきております。現有施設での収容は、私は困難になるのではないかと判断いたします。早期に増床対策が必要と考えますがいかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)

今、心和園の待機者につきましては、約60名ほどいらっしゃいます。今後、修繕は当然随時執り行っていく予定ではございますけれども、改築、新築に当たりましては、増床になるのかどうかというものも含めて、今後、議員おっしゃるとおり人口推計を踏まえながら、ベッド数と申しますか、その数を決めていきたいと思います。それが現状維持になるのか減らすのか増床かというところにつきましては、今お答えしかねるところでございますので、ご理解願いたいと思います。

質問 南谷

私は、かつては将来厚岸町の人口推計下がるから大きくはいらないだろうと、そういう認識に立っていました。ですけれども、今日、今述べましたように、実態からすると当面は足りなくなってくるのではないのかなと強く感じます。その辺も含めて検討していただきたいと思います。その上で、先ほど説明がありました。答弁がありました。設計、実施設計、改修をされるということなのでしょうけれども、立地条件なのです。心和園は昭和56年築、多床室、それから平成3年に建てられましたデイサービス、それから1番新しいユニット、この三つから建物がなっていて運営をされております。新たに全ての施設を高台に移転することが1番望ましいのでしょうけれども、私は財源的に非常に厳しいと思います。せっかくつくったユニットを使えないようにしてまで新しいものにとはならないと思います。そういう意味では、今の老朽化している施設、デイサービス等をどこかに移転ということになると、最低でも2箇所の運営ということになると、これは運営上、デメリットになってしまうのではないのかなと。そうすると、現有場所にある程度施設設計を立てていかなければならないのではないのかなと私は判断するのですが、この辺も含めて、町長はどのように考えているのかお尋ねをさせていただきます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。今、質問者が言ったとおりなのです。私も前向きに今検討中でございます。しかしながら、諸課題がそのようにあるという現実の中で、どういう方法が1番いいのか、本当に今、指定管理者、社協との打ち合わせをしながら、いろいろとその検討をいたしております。本年度からもう既に検討に入っているわけですが、そういう結果をもう1年やらしていただきたい。それが令和3年度中です。そういうことで、前向きに今検討中でございますので、特に現在地は浸水地域になっているのです。そういうことを考えますと、安全ということを第一に考えた場合に、裏山に逃げるようにも対応しておりますが、しかしながらもっと安全な地帯がいいと、私はそう思っておりますが、ご指摘があったとおりなのです。財政的な問題があります。ユニットと一般棟の多床室の関係等あるわけでございまして、そこが大きなネックになっておりますので、どうか前向きに検討中でございますので、この点についてはご理解をいただきたいと思います。

質問 南谷

霊園整備についてお尋ねいたします。今年度は改修は無理だと判断をさせていただいた。私は少なくてもお盆くらいまでにでも応急処置でと思ったのですけれども、答弁ではむしろ管理棟の前、ロッキングというのですか、この辺の道路をスムーズにきちんとした整備をしていくと。そうすると財源のこともあるから、きちんとした町道からのスムーズな道路、そしてできれば管理棟の前の水を汲みに行くのも便利、その前で止まれるような、こういう改修工事をしていただけると推測をしたのですがいかがでしょうか。

答弁 環境林務課長 鈴木(環境林務課長は2025年6月まで)

お答えさせていただきます。この改修工事には数百万円程度かかるというような推計がされております。このことからも一時的な改修ではなくて、全体的なレイアウトを考えながら改修させていただきたいと思っております。なるべく早期に実施していきたいと考えておりますので、ご理解願います。

質問 南谷

今、その指摘している部分は道路の関係だけなのです。長期展望に立った整備計画、答弁にもありました。当初、この霊園を1番先に整備したときは人口も多くて大規模なものでした。その後の実態というか、あそこに霊園ができていて、あの桜通り過ぎていってあの霊園通りの辺が道路からも見えます。そういう意味では、やはり霊園の整備というのは長期計画、見直す必要があると私は思います。そういう意味では、利用者に優しくて、霊園としてみすぼらしいのではなくて、厚岸町の霊園だよと、遊園地というのではないですけれども、町民が魅力を霊園に持っていただけるような、そういう計画、整備が必要ではないかと考えるのですがいかがですか。

答弁 環境林務課長 鈴木(環境林務課長は2025年6月まで)

お答えさせていただきます。ただいまの厚岸霊園につきましては、平成5年から供用開始しておりまして、既に27年間、経過しております。当初、全体計画では785区画ほどの大きな霊園を目指しておりましたけれども、現状では町長の答弁にもございましたけれども、総数143区画整備しておりますけれども、まだ48区画が残ってございます。また、近年の状況では新規に使用される人よりも墓じまいされる方が多いというような状況でもございます。このことから、町民のニーズ等をしっかり踏まえて、早急に改めて整備計画を検討していきたいと思っておりますので、ご理解願います。

質問 南谷

アッケシソウについてお尋ねをさせていただきます。令和3年度、新しい事業計画書をいただいたのですけれども、令和3年度、1,879万9,000円の計上でありました。チカラコタンに栽培地を造成するということの答弁でございます。令和3年度、今年度そのような造成、巨額をかけて造成されるのですけれども、まず今後のスケジュール、計画のスケジュールというのですか、今年は造成しますと。スケジュールについて今後どういうふうになっているのかお伺いをさせていただきます。

答弁 教委生涯学習課長 早川(教委生涯学習課長は2022年9月まで)

お答えさせていただきます。今後のスケジュールということですが、令和3年度に造成を行いまして、4年度に栽培と回答をさせていただいております。この造成に伴って、この内容は、一応4区画ほどの造成をさせていただきます。1区画ずつ、例えば土壌面の高さ、水没するような水没する位置、土壌面の高さを変えていく。それから山砂を入れていくというようなことをちょっと試させていただきまして、その中で安定した栽培をしていけるような方法を確認していくというようなことを考えております。ただ、その後、4年度に栽培をしましても、アッケシソウにつきましては1年草ということで、1年経って翌年に同規模でまた栽培ができるのか、翌々年度にまた同じような規模で栽培がしていけるのか、そういったことも土壌なんかの関係で安定した栽培をしていきたいと考えております。これらの技術が栽培ノウハウを確立させた上で、改めてまた、並行しながら新たな栽培地、増殖する場所がないかというようなことを進めていきたいと考えております。

質問 南谷

四つの区画つくると、それぞれ工程が違うと、高さが違う、海水引っ張るから、それによって繁殖というのか、それから年度によって育成状況が変わってくる、これらの調査をするという理解をすればよろしいですか。1年だけではなくて当面は。そして、最終的に新たに違うところに、例えば四つつくっているのだけれども、どの場所が、どういう条件が1番いいということが分かれば、厚岸の湖内の中にそういう造成場所というのですか、移転できるような、群生地が可能なものを考えていくべきだと私は思うのです。そこら辺まで構想としては持っているのでしょうか。いかがでしょうか。

答弁 教委生涯学習課長 早川(教委生涯学習課長は2022年9月まで)

保護・増殖を目的としているというところでいきますと、今回答させていただいたとおり、安定して栽培していけるようなことを進めたい。なおかつその安定した栽培ができるようになった条件、これに合う場所、それから条件を整える場所をきちんと増やしていきたいと思っております。ただ、これまで自生地域が厚岸湖の奥地にありまして、なかなか人の目に付くような場所ではないということから、できるだけ人の目に、町民の方が見えるような場所に増殖していければいいかなというふうにも考えております。そういった意味では、これまでも増殖地を何箇所か検討させていただいたのですが、なかなか適用地というのがなかったという中で、まずはチカラコタン地区をやらせていただくというような経過がございます。なおかつ、これをさらに増やすという場合においても、なかなかここ、ここと決められるということにはなかなかならないのですが、それも並行してやはり進めたいとに思っております。

質問 南谷

私は厚岸町の町名が付いているアッケシソウが本当にポットで栽培されている、何とも悲しい限りだと思います。今回、先ほどの答弁で東京農大網走の中村という准教授だと思うのですが、卯原内の成功させた先生の、教授の協力を得て、保護・育成に取り組まれる。ですから、1年ではなくて、造成した終わりだよと、こういうことではないと思うのです。ですから、保護・育成というのですけれども、厚岸町で自然と環境に合った、そういう自然環境に合った造成できるような自然で、自らが生きていけるような、そういうある程度手を加えながら、そういうものを造成していくと理解をさせていただきました。それには、非常にお金、それから長い時間かかると思うのです。いろいろと、1年で答えが出てこないわけですから、そうするとお金と長い時間がかかる。根気強く継続した調査が必要だと思います。それなりに腹くくりをして、しっかり取り組んでいかなければならないのではないかと思うのですが、そういう思いをして今回これだけの費用を投入されたと思うのです。この目的というのですか、今回これだけのことを取り組んで、今後に向けて取り組まれるわけですけれども、このアッケシソウを将来的にどういうふうに活用されていくのか。この辺も含めて説明を求めます。

答弁 教委生涯学習課長 早川(教委生涯学習課長は2022年9月まで)

保護・増殖していった場合にアッケシソウの活用をどのようにというお問い合わせかと思います。教育委員会といたしましては、基本的にはやはり目的として厚岸町の名が付いたアッケシソウについて、もともとの自生地域、それから新たに増殖をしていくということを合わせて、これらの活用そのものは、まずは増殖の取組そのものを、まず町民の方に知っていただくような活動が必要かなと思っております。また、先ほど言っていたように、さらに増殖を進める中で、人の目に付くような場所、そういったことを考慮しながら進めたいというところもあります。このチカラコタン地区での増殖につきましては、現在、車道が付いておりますので、ここも十分見ていただけるような場所にもなるのかなとも思っております。まずはずっと継続して、アッケシソウが減ることがないように、増えていけるような取組を進めていきたいと思っております

出典:厚岸町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる