厚岸町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月14日
(1)北朝鮮の弾道ミサイル発射問題について/(2)別寒別牛川河口での釣り人による路上駐車対策について
2017年9月14日、厚岸町議会の一般質問で、音喜多政東議員が「北朝鮮の弾道ミサイル発射問題について」「別寒別牛川河口での釣り人による路上駐車対策について」について質問し、町長 若狹、総務課長 會田が答弁しました。
- 質問者
- 音喜多政東 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、総務課長 會田
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 7番 音喜多
第3回定例会に当たり、先に通告してあります2点についてお伺いしてまいります。まず、1件目であります。北朝鮮の弾道ミサイル発射問題についてであります。去る8月29日早朝、北朝鮮がミサイルを発射し、襟裳沖東方1,180キロの太平洋上に落下させました。その後、水爆実験の成功など、北朝鮮の国威発揚と他国の関心をひくために、ミサイルの発射等の挑発行為が繰り返される件があります。この事態に、厚岸町はどのように受け止めているか、その考えを伺います。また、国や道はこの事態にどのような指導がありましたか。このような事態、ことがことだけに非常に難しい問題ですが、町民の安全を守るため、その施策は何があるか伺います。一般的に情報の伝達方法はどうかとか、まさかの何かがあった場合の避難先はどこか、どうなるか、それらの見解はどういうものでしょうか。地震や津波等の天災から守る訓練はしておりますが、ミサイルから身を守るというのは、現実的ではなく、大変難しい問題ですが、これらの対処法の一つとして訓練もあるように思いますが、これらの対処方法についてお伺いしてまいります。2点目に別寒別牛川河口での釣り人による路上駐車対策について伺います。町外を抜ける国道44号線水鳥観察館と町のごみ焼却所入り口との登城でJR花咲線と最も接近する付近を中心に、春と秋に釣り人による路上駐車が発生します。警察も事故を起こす要因になると見ていますが、釣り人も町内外の大事なお客様であります。関係する機関と協議し、何らかの対策が必要ではないでしょうかとお伺いして、初めの質問といたします。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
7番、音喜多議員のご質問にお答えをいたします。1点目の北朝鮮の弾道ミサイルについてのうち、初めに、今後もミサイル発射が繰り返される懸念があるこの時代に対する町の考えと国、道の指導はについてでありますが、このたびの北朝鮮による弾道ミサイル発射は、北海道上空を通過した後、襟裳岬の東約1,180キロの太平洋上に落下したと推定されております。過去から幾度なく繰り返される北朝鮮による弾道ミサイル発射は、一歩間違えば大惨事を招きかねないものであり、我が国のみならず、近隣諸国の安全と平和を脅かす危険な行為であると認識しており、決して容認できるものではありません。町としては町民の生命、身体及び財産を保護する責務があり、このような武力攻撃自体等から町民を守るため、平成19年に策定した厚岸町国民保護計画に基づき、町益に係る国民の保護のための措置を実施していくことが必要であると考えております。また、このたびの北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けての国や道の指導については、9月6日付けで北海道を通じて消防庁国民保護防災部長から、北朝鮮による弾道ミサイル発射事案への対応についての通知があり、その内容は、一つ目には、全国瞬時警報システム、いわゆるJアラートの情報伝達における不都合の解消、二つ目には弾道ミサイル発射事案に係る住民の理解の促進についてであり、国民に被害が及ぶような万が一の事態に備え、万全の体制を講ずるようにするものでありました。次に、この行為から町民の安全を守るための施策は何かについてのうち、初めに、情報の伝達はについてでありますが、国は弾道ミサイルが日本の領土、領海に落下する可能性や領土、領海を通過する可能性がある場合には、Jアラートにより、各自治体の防災行政無線等を自動的に起動させ、屋外拡声器や個別受信機で警報を流し、住民に情報伝達を行うほか、Jアラートの配信情報を携帯電話事業者が提供する緊急速報メールにより、携帯電話利用者への配信を行っており、同様の情報をテレビやラジオ、インターネット等を通じて伝達しております。なお、町においては、何らかの事態が発生した場合、防災行政無線やIP告知情報端末、緊急情報メール、インターネットを通じて、情報の伝達を行うこととしております。次に、避難先及び避難先の確保についてでありますが、武力攻撃自体等における国民の保護のための措置に関する法律、いわゆる国民保護法及び同法施行令に基づき、北海道国民保護計画により、北海道知事から指定された厚岸町における避難施設はあるものの、仮に弾道ミサイルが落下した場合に、避難施設として堪え得る頑丈な建物や地下などは、本町に存在しないものと考えますし、その確保も非常に難しいと言わざるを得ないことをご理解願います。次に、一般町民、学校、保育所を含む施設の訓練はについてでありますが、国が示している弾道ミサイル落下時の行動としては、屋外にいる場合は、近くのできるだけ頑丈な建物や地下に避難するか、近くに建物がないときは、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ること、屋内にいる場合は、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋に移動することの3点であります。まずは、この国から示された構図について、広報あっけしやホームページ等によって、町民に周知徹底を図っていくことが重要と考えております。また、弾道ミサイルの落下を想定した訓練としては、町に頑丈な建物や地下がない以上、学校や保育所であれば、当該施設内において、国から示された行動を繰り返し行うことが必要と考えております。続いて、2点目の別寒別牛川河口での釣り人による国道44号線水鳥観察館付近の路上駐車への対策についてでありますが、近年、別寒別牛川河口付近では、春季及び冬季において、町内外から多くの釣り人が訪れており、春季では水鳥観察館から1キロメートルほど厚岸側に、冬季では水鳥観察館から200メートルほど根室側に路上駐車が多くされている状況となっております。この付近は、緩やかなカーブと比較的短い直線が続く道路形状で、駐車禁止の規制はされていないものの、停車帯も狭く、多数の車両が路上駐車をした場合には、他の通行車両への妨げとなり、交通事故の発生の恐れもあることから、厚岸警察署及び道路管理者である国土交通省釧路開発建設部において協議を行い、事故防止のため、この付近の国道に駐車をしないよう、注意喚起の看板と簡易柵を設置してります。さらに、厚岸警察署では、現場において路上駐車をしている方に対し、路上駐車をしないよう、直接説明を行うとともに、チラシによる注意喚起を行っているところであります。町としても悲惨な交通事故を未然に防ぐため、厚岸警察署や国土交通省釧路開発建設部と連携を密にし、広報誌やホームページ等により、注意喚起を実施し、事故防止に努めていきたいと考えております。以上でございます。
質問 7番 音喜多
1点目の北朝鮮のミサイルの問題で質問させていただきます。非常に課題の重いというか、一地方自治でどうのこうのする問題ではないと、私も思います。国と国との問題なのですが、一国の問題ではなくて、それに関係する同盟国や、あるいは対北朝鮮との関係、同盟国等もいろいろあって、国連すら大変、その制裁問題含めて難儀していると見ていいかと思います。しかしながら、ことがことだけに、万が一というか、北朝鮮がミサイルを発射するとなるとすれば、あの位置から、北朝鮮の国から見れば、過去の経緯も見て、日本に向けてくると、東に向けて発射してくるというのが、いい一つの例というか、これからもあり得るだろうと。そうすると、日本の上空を越えて、今回のような8月29日ですか、そういう起きたような状態が繰り返されると思っていたほうがいいのではないかと。これで、8月29日を最後にして、もうないというのであれば、それで越したことはないのですが、現在のアメリカと北朝鮮の言葉でのやりとりの中でも、まだこの先が続くような気がしてなりません。そんなことからすれば、やはりこの太平洋上を目の前にした当町は、何らかの対策ということになるのか、全く関係のない地域ではないと認識しますが、その辺の見解はいかがでしょう。
答弁 総務課長 會田(総務課長は2017年9月まで)
今後の北朝鮮の動向については、うかがい知るということはできませんけれども、いずれにしても、この地域だけではなく、北海道全体、さらには日本国全体がその脅威にさらされているということは考えられるものと思っております。
質問 7番 音喜多
その上で、しからばどうしなければならないかということで聞いてまいりました。戦後生まれの私どもは、そういう戦時中の経験はありませんし、先の73前の、74年、戦後たちますけれども、そういう経験をしているというか、そういう時代と武装装備が全く違うということも認識しておかなければならないかと思います。いずれにしても、答弁いただいた、私も質問し、答弁していただきましたが、何をすればいいのかと、実際にそういうことになればという考え方も浮かばないわけではないわけです。今、答弁の中にもありましたように、国のホームページ等見ても、地下に逃げるか、あるいは頑丈な建物に逃げてくださいというのは、今、町の答弁の中にもあった、その程度です。その程度という言い方、へんですが。その域を超えていないわけです。実際に、Jアラートのように鳴ったらば、どうしようかと考えても、その場でとどまってしまうわけです。鳴って、これが地震なのか、あるいは弾道ミサイルなのか、その判断もつかない。仮に弾道ミサイルであれば、気がついた時点では、どこかにもう落下していると。このJアラートの起動は、日本の上空を通過するという判断した場合というか、衛星上の電波でもって、そういう飛行物体は飛んだ場合ということで、見学されているのだろうと思いますけれども、現実に対応の仕方が難しいというのが実態ではないかと思いますが、その点はいかがですか。
答弁 総務課長 會田(総務課長は2017年9月まで)
国からの通達にもありますし、また国のホームページにも掲載がされているとおりです。発射からまずか10分程度、10分足らずでミサイルが通過、または落下する可能性があるということであります。ですから、まずはJアラートを使って、住民の皆さんにお知らせをすると、国民の皆さんにお知らせをするということが第一になるかと思います。この、幾つか、それが作動しなかったという自治体もあるようですけれども、厚岸町は、これが作動をしたということで、お知らせはしました。ただし、10分程度で落下、または通過する可能性のあるミサイルに対して、厚岸町としてどうすればいいのかということになりますと、町長が先に答弁しましたとおり、国から示されているのは、頑丈な施設、建物か地下に避難をしてくださいと。ただし、これも厚岸町で、そのミサイルに堪えうる、落下した場合ですが、堪えうる施設、地下はないものと考えています。物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守るということでありますが、これも落下した場合に、それで身の安全が守れるのかどうかという疑問もございます。屋内にいた場合だとしても、もし、このミサイルが落下したとすれば、窓から離れた行動、または窓のない部屋に移動したとしても、身の安全を守れるかどうかということになれば、これもまた疑問でございます。実際に、町としても、これに対する手立てはあるのかと言われれば、非常に難しいと言わざるを得ないと思っております。
質問 7番 音喜多
答弁書の中に、道から、知事から指定された厚岸町における避難施設はあるものの、これはどこなのですか、指定された地域というのは。
答弁 総務課長 會田(総務課長は2017年9月まで)
基本的には公共施設です。施設であれば公共施設です。翔洋高校を初め、各学校、さらには地区集会所、さらには厚岸町のさまざまな公共施設、これらは北海道から指定はされておりますが、これも国が言う堅牢な施設かどうかということになれば疑問がありますし、またそのミサイルに耐えれるものかということになると、そこも疑問があります。これはあくまでも、町長の答弁にもありましたとおり、国民保護法に基づいて、北海道の国民保護計画に掲載をされている厚岸町の避難施設、または避難場所として、これは各公園であるとか、各学校のグラウンドであるとか、というのも一時的な避難場所として指定をされているところであります。
質問 7番 音喜多
今、言われている避難施設、厚岸町において、これは通常の地震とか津波とか、あるいは大火だとか、そういった場合に、過去にもそういう意味で公共施設というのが中心的に指定されてきておりますから、そういうことだろうと思いますけれども、このミサイルの落下とかというものについては、そういう施設ではないということは、町民の皆さんもわかると思います。ですから、敢えてそういうところは言わないほうが、私は賢明かなと思うのですが、いずれにしても、これはいつどこでどんな状況で、そういう場面にあるかどうかということはわかりませんが、やはり基本的には、そういう町民に知らせるということ、とりあえずJアラートが全部、全町内、自治体の防災無線等を通じて、自動的に起動させたと。今回は、鳴らなかったとか、各地区でいろいろな不具合が出ています。あるいは、緊急の携帯電話の警報も鳴らなかったとかということがありますが、厚岸町では町民の皆様から、そういった伝達方法について満足だとか、こういう場合、鳴らなかったとか、そういう情報はなかったですか。
答弁 総務課長 會田(総務課長は2017年9月まで)
厚岸町のJアラートについては、Jアラートが直ちに起動して、防災行政無線の屋外拡声器、さらには個別受信機から、最大音量で流されたということであります。実際に個別受信機の電源を切られている方は、どうしようもございませんけれども、これは特に町民の方から鳴らなかったという報告は受けておりません。
質問 7番 音喜多
今回がいい例として上げるならば、町民に何らかの形で、早朝であったけれども、連絡がついたと見ていいわけですね。問題は、次は、避難先と言っても今、議論したとおり、どこに逃げればいいのでしょうというのが素朴な疑問であって、現実的だなと思います。ですが、やはり町民の皆さんに、仮にそういう状態が、Jアラートが鳴っても、そのいる場所にもよりますけれども、そういう身を隠すというのか、避けるというか、そういうことは町民に、どのような周知してきたか、あるいは、これからもどう周知しようとしているのか、その辺はいかがですか。
答弁 総務課長 會田(総務課長は2017年9月まで)
Jアラートも確かに直ちに起動しましたけれども、それぞれテレビ、報道等でも、直ちに報道がされたと確認をしております。その中で、先ほど申し上げたとおり、三つです、国民保護法上、示されたのは、先ほど申し上げたとおり、屋外にいる場合の二つ、それと屋内にいる場合の一つ、これしか示されているものではありませんので、その中で、それぞれの居場所によって選択をしていただくことしかないのかなと思っております。
質問 7番 音喜多
やはり、町民の皆さんに徹底と言ったら語弊があるのか知りませんが、ただ、身を守る、何か起きた場合に、身を守るために、ぜひそういう行動をとってください。例えば、地震だ、津波が来ると言ったら、逃げてくださいという周知はしているわけです。しかし、こういった、いつ何のときにJアラートが鳴って、飛行物体が飛んでくるとか、飛んだとかという場合に、やはり身を守る策を、策をと言って変ですけれども、やはり対応できるようなというか、そういう周知をしていく必要があると思うのですが、それはいかがですか。
答弁 総務課長 會田(総務課長は2017年9月まで)
町長から先に答弁がありましたとおり、まずはその国から示された行動について、ホームページ、さらには広報あっけし等で周知徹底を図っていくことが重要と考えておりますので、今後もこのことについて続けてまいりたいと思っております。
質問 7番 音喜多
ちょっとくどいようですけれども、そういう国とかは責任ありますから、ホームページで流して、あるいはパンフレット等で流せばいいと思っているかもしれませんが、ここは実際に人が生活している場所なのですし、そういう場面で、そういう事象に遭った場合どうするかということを、やはり訓練とまではいかないのでしょうけれども、町報の広報に引き続き、こういう事例の場合はこうしてくださいとか、そういう何らかの周知方法というのが必要ではないのかなと思うのですが、それはどうですか。
答弁 総務課長 會田(総務課長は2017年9月まで)
先ほどのお答えした中で、ホームページ、さらには広報あっけしなどによって周知徹底を図ってまいりたいというお答えをさせていただいておりますので、今のご質問に対して、改めて、そういう形で周知徹底を図っていきたいと考えております。
質問 7番 音喜多
最後に、こういう場合は訓練しても無駄ではないのかなと思いながらも、やはり身を守るとなったらば、自分の身に危険を感じたら構えるという、そういう策をとりますよね。そういう意味では、行政としては、そういう訓練になるのかどうなのか、町民にこういう場合は、自ら身を守ることになりますけれども、こういう形で身を守ってくださいとか、そういう訓練含め、周知含め、そういった行動をとっていくことが、私はいいと思うのですが、それについてどう思いますか。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
私からお答えをさせていただきます。今回の北朝鮮におけるミサイル発射につきましては、重罪な脅威となる極めて危険な行為であり、断じて容認できるものではありません。また今後の問題としても、一部報道によりますと、またあるのではなかろうかと、発射が、というようなことも報じられておるわけでありますので、地域住民の安全、安心の確保については、当然の義務として、我々はやっていかなければならないわけでありますが、しかしながら、担当課長からそれぞれがお話がありました。厚岸におけるJアラートが示すような頑丈な建物、または地下等があるわけでもありません。さらにはまた、国民保護法における避難施設というのは61箇所指定をされているわけでありますが、これも当然、記載はされておりますが、ミサイルにとっては対応できる建物はないわけであります。そういう面におきましても、今、北海道、そしてまた北海道町村会、それぞれから今、国に強く、この対応についての要請をいたしております。報道によりますと、奥尻町がシェルターを設置したいというような報道ありましたけれども、これとて厚岸町とすればできるのかということになりますと、膨大なお金が必要になってくるわけでありますので、私どもといたしましては、避難の方法はどうあるべきか、これは当然先ほどもお話いたしましたけれども、状況によっては、幾ら、3点の問題をお話いたしましたけれども、対応できることではありません。そういう意味におきましては、今後、国の動向を注視しながら、安全確保に対しては、厚岸町としてもしっかりと取り組んでいかなければならない、そのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。大変、難しい課題だと思っております。
質問 7番 音喜多
町民を守るという意味では、行政の長としては、大変責任の重いというか、課題の大きなものであると、私も理解します。こういうことのないようなことが1番望ましいわけでして、いつしか、こんな状況になってしまったと。それを思うと、戦後73年、4年、そういう経験が少なくなっていく中で、また繰り返しが始まるのかなという、私は繰り返しということは経験もないから、そう言えない人間ですけれども、過去のそういう悲惨な状況等をいろいろなもので見聞きすると、だんだんそういう方向性に陥っているのかなという懸念がしてなりません。そんなことから、ぜひ、町長には、厚岸町民の命と財産を守るという意味で、行政に、国に対し、もの申していただきたいと思います。次に2点目に移らせていただきます。質問している場所は、この答弁書にもあるとおり、重々理解していると思います。町道でも管理上、町とは全く関係のないところだと思いますが、しかし、あの場所で町内の内外問わず、あるいは被害者、加害者にもなるような事故は起きてはほしくありません。釣り人たちというか、釣りの好きな人たちの中では、別寒別牛川は非常に価値の高いというか、格好のいい川釣りというか、魚釣りの場所のようで、釣りを楽しむ方にも、安全な車の止め方で魚釣りを楽しんでほしいと思うことから質問させていただきました。そんな思いを持ちながら、時折、浜中へ向かうのでありますが、やはりあそこを通って、そういう場面に当たると、危ないと思うことが多々あります。あの付近は、左側に路上駐車が多く連なって、厚岸から浜中に向かうと、その左側の駐車、車を気にしながら、少しはセンターライン側によってしまうのです。JRと一番接するところがカーブになっていまして、根室方面からこちらへ向かってくる車とすれ違うのに、非常に危険性を感じるわけであります。答弁にもありますとおり、いつしか、そう古くはないのですが、看板が1枚立っています。「危険、その駐車」という見出しで立っています。文面は、「この付近の国道への駐車は通行車両の妨げとなり、大変危険ですので絶対やめましょう」と呼びかけております。設置者は釧路開発建設部根室事務所と釧路方面厚岸警察署の連名です。つまり、道路管理者も交通安全指導の立場の警察も危険ですと言っているわけであります。路上駐車をするなと言っているわけですが、釣り人も釣りを楽しむ権利というか、違法でなければ、誰かが止めるものはないものと思いますし、厚岸町も釣りに来る人たちを拒むものではないと思うものであります。むしろ、厚岸町としては、観光やレジャー、そういった趣味を楽しむ、そういった方を応援、あるいは支援するという意味では、大変大事なお客様ではないかと思います。そこで、この人たち、釣り人を厚岸町はどのような位置づけで見ているというか、例えば例として、私から言えば、「困った人たちだな」と思うのか、「ようこそ厚岸に来られて、楽しんでください」という歓迎の意味のある人たちなのか、まず、その人たちの位置づけによっては、対応が変わってくるのではないかと思うのですが、ああいう状況を見て、厚岸町はどのように判断されますか。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
釣り人の町としての考え方でありますが、趣味として厚岸町においでをいただいて、今、特定の場所は別にいたしましても、厚岸町に町内外からおいでをいただくということは、大変、私はよきことであり、歓迎すべきものであると思っております。しかし、今、音喜多議員からの質問の件でありますが、違法でなければという例えのお話がありました。この点が重要なのです。歓迎はするけれども、線路を渡るということは、法的な問題もあるわけであります。このことについては、ご承知のことと思いますので、十分にこのことを踏まえた中での釣り人の遵守と言いましょうか、これはしっかりと考えながら、趣味としての行動をとっていただきたい、そのように私は思っておる次第であります。
質問 7番 音喜多
線路を渡る、JRに絡む分、これはちょっとそちらへ置いておいていただきたい。まず、路上駐車に絡む分ですので、線路の部分も、釣り人はそこをまたいでなり、あるいはおまわりさんにもお聞きしますと、おまわりさんからの見た目でも線路上を歩いているという判断をしていますから、それはちょっと脇において、まず路上駐車の関係で伺っております。ざっくばらんに言って、開発は開発、警察は警察、JRはJR、自分それぞれの主張を言っているわけです、私がお聞きしてきたところでは。それでは、私から見ては、釣り人に対する問題解決にならないというか、安全に対する解決にならないと私は見ているのです。そういった関係者が、ざっくばらんに言って、先を急いだ言い方をしますが、関係者が集まって、厚岸町に楽しみに来た人方が安心して釣りができる方法を考えられないかというのが、今回の質問の趣旨でございますが、まずお互いの主張は主張として、しかしそこを折り合って、テーブルについて、厚岸町が希望するように、楽しんでもらい、かつ安全な策はないかということを厚岸町がリードをとってやっていただけないかというのが、私の質問の趣旨なのです。お互いに自分のエリアを守るために主張ばかりしたのでは、あのとおり柵をして入らないようにする。しかしながら、釣り人は多少の目をつぶりながらというか、悪いと思いながらもそこへ入っていったり、あるいは車を止めたりするわけです。私から見て、旧国道、昔、今のように直線化されない、舗装されない前に、旧国道が山側に走ってます。そのもとの国道に一部車を止めている賢い人間もいます。そういったところを利用しながら、開発なりの協力をいただいて、釣り人に対する厚岸町の温かい施策はできないのかなと思っております。質問の最後のほうになっています。この質問は。それに対して、何かいい考え方いただければありがたいと思います。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
今、この質問が出されましてから、町長答弁どのようにしたらいいのかなと、大変はっきり申し上げまして、悩みのある答弁であり、でなければならないような状況になっております。確かに今、駐車場の問題、駐車場と言いましょうか、道路の敷地内に止めているという課題、これ大変、交通安全上、あってはならないことであることは事実であります。あそこの場所に水鳥観察館があります。あそこに止めている方もおるようであります。しからば、厚岸町として新たな駐車場を北海道に、また国のほうに要請することができるのかということになりますと、お話いたしましたとおり、法的な問題も絡んでいる。ですから、それを助長するようなこともできないわけであります。この点をご理解をいただきたいと思うわけでございますので、この点、よろしくお願いを申し述べたいと存じます。
質問 7番 音喜多
町長の言われることは重々わかります。それで、私、1点、最後の最後というか、本命の部分で、関係者、いわゆるJR含め、北海道含め、関係者とこの問題について協議するというか、そういう考え方はあるのでしょうか。お伺いします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
このことにつきましても、JR北海道等も以前に避難所をということで、線路を渡ることについてのいろいろな打ち合わせをお願いした経緯があります。その結果、おかげさまで厚岸駅構内という立場で、条件付きで線路を渡るということを宮園地区にできた経緯があります。しかし、普段における鉄道を渡るということについては、極めて危険である、いつ汽車が来るかわからない。その中で、事故があったら大変だという中で、鉄道としては鉄路を渡ることはまかりならんというような結果であります。今回の釣り人における線路を渡るということについても、私は同様な意見を持っているのではなかろうかと、そのように考えておるわけでございまして、法的な問題もあるわけでもあります。場合によっては、釣り人が大変なことにもなるわけでございまして、見てみないふりと言ったら、ちょっとあれですけれども、開発も、さらにはまた警察も釣り人についての考えをご理解をいただけなければ、この問題が厳密に法的な問題を論じれば、釣り人に対しましても、迷惑をかけるようなことにあい、なりやしないかと、私はそのように思っております。ですから私は敢えて歓迎はしますと、しかしながらということでお話をさせていただいておりますので、この点につきましては、ご理解をいただきたいと存じます。