厚岸町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日
(1)電線共同溝整備について/(2)塾費等への助成について
2016年3月8日、厚岸町議会の一般質問で、堀守議員が「電線共同溝整備について」「塾費等への助成について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、建設課長 松見、管理課長 高橋が答弁しました。
- 質問者
- 堀守 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 富澤、建設課長 松見、管理課長 高橋
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 堀
私は、さきに通告いたしました、次の2点について質問をするものであります。大きな1点目は、電線共同溝整備についてであります。国土交通省は、昨年11月19日、緊急輸送道路で電柱の新設を禁止する方針を公表しました。道路上に設置されている電柱は、地震や津波、台風、突風などで災害が発生した場合に、倒壊して、緊急車両などの通行や地域住民の避難に支障を来すおそれがあるというのが理由であります。厚岸町においても、地震、津波襲来時の車両による避難や、迅速な災害対応を考えたとき、電線共同溝による無電柱化は、まちの防災力を高める上でも必要と考え、次のことを質問するところであります。ア、災害等発生時において、車両による避難及び消防車や救急車等、緊急車両の通行を最低限確保すべき道路延長は何メートルか。イ、現状、アの道路において、電柱が倒れ、車両による避難や緊急車両の通行が妨げられたとき、町民はどのように対処をすればよいのか。ウ、無電柱化は、防災力を高めるだけでなく、まちの景観をよくしたり、歩道通行路の十分な確保ができるなど、観光や私たちの生活の向上につながると思われるが、どうか。エ、まちは電線共同溝整備による無電柱化を進める考えはあるかであります。大きな2点目は、塾費等への助成についてであります。子供たちが学びたい、習いたい、何かをしたいと言ったときに、経済的な理由により断念せざるを得ないというのは非常に残念なことであります。保護者の経済的格差が子供たちの大学進学などの差にあらわれてきている今、もっと早くから、子供たちみずからが将来に向け努力をする、その努力への手助けとして、学習塾、舞踊、茶華道、スポーツなど、手習い事に対して助成をしていくべきで、代表的な実践都市としては、東京都や大阪市などの大都市が挙げられます。このままでは、都市部と地方の差が一層広がってしまうと考え、次のことを質問するところであります。アとして、中学の3年間において、町内で開催されている学習塾、舞踊、茶華道、スポーツなど、手習い事、どれか一つへの費用助成として、月額5,000円を上限に支給してはどうか。以上であります。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
3番、堀議員のご質問にお答えいたします。1点目の、電線共同溝整備についてのうち、初めに、「災害発生時において、車両による避難及び消防車や救急車等、緊急車両の通行を最低限確保すべき道路延長は何メートルか」についてでありますが、ご質問については、地震直後から発生する緊急輸送を円滑かつ確実に行うために、北海道緊急輸送ネットワーク計画に位置づけられている緊急輸送道路に関するものとさせていただきます。緊急輸送道路の指定を受けている道路は、町道では、真栄大通り、味覚ターミナル通り、真栄1条通り、松葉町通りほか3路線の計1.4キロメートルと、国道44号、道道別海厚岸線、道道厚岸標茶線及び道道根室浜中釧路線であります。次に、「現状、アの道路において電柱が倒れ、車両による避難や緊急車両の通行が妨げられたとき、町民はどのように対処すればよいか」についてでありますが、前段で申し上げた緊急輸送道路が電柱の倒壊などによって通行不能となった場合に、車両で避難している人の対処法としては、直ちに車両からおりて、いち早く徒歩で最も近い避難場所または安全な高台へ避難するしかありません。また、どうしても車両で避難しなければならない要介護者、障害者または乳幼児を持つ家族等については、他の道路を迂回するなどして避難することになるものと考えます。次に、「無電柱化は防災力を高めるだけでなく、まちの景観をよくしたり、歩道通行路の十分な確保ができるなど、観光や私たちの生活の向上につながると思われるが、どうか」についてでありますが、道路上の電柱、電線は、通行空間の安全性、快適性、良好な景観形成や観光振興、道路の防災など、阻害要因となることをできるだけ避けなければならないものと考えております。次に、「町は電線共同溝整備による無電柱化を進める考えはあるのか」についてでありますが、現在、厚岸町では、無電柱化を行ったところはなく、電力会社に伺ったところ、無電柱化には、これまでの架空配線の10倍から20倍程度の初期費用を要するということもあり、他の道路管理者の取り組みなどの情報交換を進めてまいります。2点目の、塾費への助成については、教育長からお答えがございます。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
次に、私からは、2点目の塾費等への助成についてのご質問にお答えいたします。子供たちの学習に対する意欲や学力の向上を図るための学校外での学習活動は、現在、多くの子供たちが学習塾という形で受けており、また、知識や技能を身につけ、豊かな感性を培い、心と体の健全な発達を目的とした稽古事についても、その意義は大きいものと考えております。ご質問にあるとおり、東京都では、一定所得以下の世帯の子供たちの学習意欲をサポートするために、受験生チャレンジ支援貸付事業を行っており、中学3年生、高校3年生を対象として、塾の費用や高校及び大学の受験料を保護者に無利子で貸与しています。貸与額につきましては、学習塾の受講費は年額で上限20万円、受講料については、中学校3年生、2万7,400円、高校3年生が10万5,000円を上限としています。次に、大阪市の制度についてですが、一定の所得以下の世帯の子供に対し、学力や学習意欲、個性や才能を伸ばす機会を提供できるよう、学習塾や家庭教師、文化・スポーツ教室や出稽古などで利用できる塾代助成カードを交付する塾代助成事業を実施しております。塾代助成カードとは、あらかじめ登録された学習塾や家庭教師、文化・スポーツ教室などで授業やレッスンを受ける際に使えるカードで、月額1万円までが利用の上限となっております。厚岸町の中学生の現状についてですが、本年度に実施した全国学力・学習状況調査のアンケート結果によると、中学2年生で、家庭教師を含む学習塾で勉強をしているかという問いに、していないと答えた割合が79.5%となっています。厚岸町の各中学校では、生徒の学力や学習状況を的確に把握し、授業改善や指導方法の工夫改善を図るとともに、放課後学習会や長期休業中における補充学習を実施し、子供たちに対して学習環境を整えております。また、舞踊、茶華道、スポーツなどの手習い事をしている中学生の数は、正確には把握できていませんが、それほど多くないものと認識しております。理由としては、中学校に入学後は、体育会系や文化系の学校の部活に入り、その活動が中心となるためと考えております。塾の費用などの助成については、制度的には新しく、全国的にも実施している事例は少ないものですが、その実施状況や効果を検証し、さらに厚岸町の実態を把握した上で、検討しなければならないものと考えており、現段階では支給することは考えておりませんので、ご理解願います。以上でございます。
再質問 堀
それでは、まず1点目の電線共同溝整備についてから、2回目の質問をさせていただきたいと思うんですけども、北海道緊急輸送ネットワーク計画に位置づけられている町内の町道が1.4キロメートルといって、真栄大通り、味覚ターミナル通り、真栄1条通り、松葉町通りほか3路線。この3路線というのは、いずれも町道だと思うんですけれども、それぞれ一応教えていただきたいなというのがまず一つ目です。私の2点目の質問のときに、緊急車両の通行が妨げられたとき、町民はどのように対処すればよいのかといったことで、答弁の中では、これは地震による避難だけを想定して答弁されているんですけれども、そうじゃなくて、例えば救急車を呼んだときに、当然、救急車が表通りというか、メイン通りは来れませんから、といったときに、救急車がすぐに来れないといったときに、町民はどうしたらいいのかというものも含めての質問だったんですけれども、そこら辺が答弁にないものですから、それについてはどのような考えがあるのかというものをまずは教えていただきたいと思います。
答弁 建設課長 松見(建設課長は2017年9月まで)
ご答弁で申し上げた町道のほかの3路線でありますけれども、真竜中学校通り、これは旧真竜中学校の通りであります。それから、宮園公園1の通り、それから、真栄大通りであります。それから、救急車両のご質問でありました。日ごろ、消防署と意見交換する中でお聞きしているのは、消防署としては、例えば、こういう話はしたくないんですが、湖北と湖南を結ぶ道路は1カ所であります。橋であります。その橋が緊急輸送通りに指定されておりますので、これがもし落ちた場合はどうするのかという、究極な質問になるわけでありまして、いずれの道路においても、その代替道路は常に、地震があったときですから、一遍に全部が通れないおそれもあるわけでありますけども、速やかに迂回路、そういったことの作業になるということで、現実的には、緊急道路で指定しても、必ずしもそれは絶対的な安定ではないということで、常に代替道路の検討が必要だというふうにお聞きしております。
再質問 堀
そこでなんですよね。要するに救急車とかが行けない、絶対大丈夫な道路というのが、今現在、厚岸町の中にはないんですよ。もしかしたら、救急車が行っても、そこには電柱が倒れてしまっていて、残り100メーター、200メーター先の家までも行けないという場合だって当然あり得ちゃうんですよ。だから、質問の中で、せめてやはり緊急車両が、ネットワーク計画で定められている緊急輸送道路については、これについては、やはりどこかの段階で自治体は進めていかなければならない。この路線だけでも進めておくことによって、救急車なりが、まずはそこだけは十分に通れる、安全でとは言いませんけれども、いろいろな状況があるので、ただ、少なくともほかの路線よりも通行ができるだろうという予測の中で、そこを走ることができるんですよ。現状の中では、どこも安全、安心して行けない。行っても、電柱が倒れていて、迂回してもまた電柱があって、家までいつまでたっても行けないということになってしまう。そうなってしまうと、やはり町民の命というものがどれだけ危険にさらされるかということにもなると思うんですよね。ですから、この無電柱化というものを、最近、国では、11月19日の方針を出して、たしか12月25日だったかには、既に道路法第37条の改正に伴う道路の占用の禁止または制限に係る取り扱いについてという通達も出して、国道については、今後、新設というものは原則だめだよというようなものを既に出し始めているんですよ。やはり地方としても、この国の方針、国の考え方というものにのっかっていった中で、やはりもう整備というものをしていかなければならない、そういうときに来ているんだというふうに私は思うんです。そこで、今度、3点目のウのほうにも入るんですけれども、無電柱化は防災力を高めるだけでない、まちの景観をよくしたり、歩道の通行路ができるということであって、阻害要因となることをできる限り避けなければならないという、行政側としても、もう既に阻害要因となるという認識というものは十分にある。あるんであれば、やはりここは対策というものをどうしていくかというものは立てなければならないんじゃないでしょうか。これについてはどうなんでしょうか。4点目、まちは電線共同溝整備による無電柱化を進める考えがあるかというほうにもつながっていくとは思うんですけれども、やはり阻害要因だと、もう既に認めているんですから、この阻害要因を何とか早期に解消すべく手立て、そういうものを考えていく、そういう考えというのはないんでしょうか。
答弁 建設課長 松見(建設課長は2017年9月まで)
国のほうから、27年12月15日に道路法の改正、いわゆる道路占用の考え方でありますけども、インターネット上からこの情報を入手したところでありますが、それらに関連した国土交通省のホームページを見ますと、データは古いんですけども、国の場合、高速道路を除くと書いているんですが、緊急輸送道路の延長、平成23年度のデータなんですけども、8.4万キロメートル、そのうち、緊急輸送道路の無電柱化率は8%だったということであります。そのような情報があるだけで、具体的に私ども、地方公共団体に対する期待感とか、そういったものはございませんでした。それで、この問題、平成22年に、12歳の女性の町民から、町長へのポストで貴重なご意見をいただいたということであります。12歳の女性が、道内のあるまちに旅行したら、びっくりしたといったことであります。電柱が埋まっているというんです。要は電柱、電線がないということにびっくりしたということで、きれいで清楚な感じがすると思うということと同時に、何かと大量な資金が必要になると思いますということと加えて、地震が起きたときなどということで、やっぱりそういったことまで12歳の女性が考えていることでありました。こういったことに対して、当時、平成22年ですけども、私どもは、大変残念ではありますけれども、そのときのお答えは、工事には相当な時間と多額の費用がかかりますと。ご意見を言っている方も、それはわかってのご意見だったんですけども、また、そこで、その当時の問題として、地中では、例えば電線が切れた、何か故障があった場合に、今のシステムは、ちょっと勉強不足でわかりませんけれども、その当時は、地中での事故等に、探すのに時間がかかり、復旧にも時間がかかってしまうということが書かれておりました。そういった問題があるので、非常に難しいんですという、実はお手紙でお答えをさせていただいたということが、探してみたらございました。そういったことで、今回、これと若干似たような部分のご質問でありましたので、私どもいろいろと調べてみたんですけども、やはり冒頭言った工事費の費用の前に、今、北海道の耐震計画の中にも、緊急避難路、いわゆるこれは地震を想定しているんですけども、既計画の中に想定されております。厚岸町でも同じように耐震計画の中で想定しています。これは何を想定しているかというと、高さの何メートルまでは、ちょっと今、資料がないんですけども、建物にある前面の道路が緊急輸送道路である場合に、その建物が一定の高さを有するものについては、きちっと行政で点検しなさいと、耐震化がどうなのか。それが町民の方の所有物でしたら、耐震化の話もしていただきたいということであります。実際にこのときに、これは2014年ですから、平成26年の7月に、具体的に北海道から厚岸町に、該当する物件の目視点検をしていただきたいという要請がありました。このときは、奔渡町に1軒の倉庫、それから、松葉町に2軒の飲食店が基準の高さを超えるということで、加えて、このとき、札幌の看板落下事故等もあって、そういったところも中心に見ていただきたいということで、実はこのときは電柱まで入っておりませんでした。いわゆる建物です。そういう概念の中で、北海道耐震改修促進計画の中に盛り込まれていて、それがちょうど今年、年度末をもって、耐震改修計画が終了して、次期耐震計画がスタートするところとなっております。たしか今現在、パブリックコメント中であります。同時に、厚岸町の耐震計画も今年度で終了いたします。次年度以降、また4月から着手するとは決めていないんですけども、北海道の内容を見て、その対策を講じる必要があると考えておりますが、いわゆる今お話ししているのは、現在、そういう耐震化という観点の中には電柱は入っていなかったということを述べたかったところでございます。それで、松葉町通りを例に考えますと、既にもう何十年も経過している中で、いろいろな工事で歩道の下、あるいは車道の下、いろいろなものがもう入って、入り混じっている状況であります。ですから、既にそういうふうになっている状況を一たん掘り起こして、一束にして管の中に入れるという作業が非常に多額な費用がかかるということで、私がイメージしているのは、今、車道等の中に下水道管が入っておりますけども、それは下水道管のようなものが車道の下か歩道の下に入って、いろいろな電線や、そういったものがその管の中に入って、地上から取り除くというイメージなんですけども、それらのインターネット上のリーフレット等を見ると、非常に立派な絵しか載っていないんですけども、相当な工事費がかかるんだなと。実際には積算しておりませんけども、そんなことで、電力会社にも聞いてみましたら、具体的な方法はわからないんですけども、いわゆる電線の共同溝の建設、当然、建設費用がかかります。これで共同して利用したい方にも建設費用の負担を求めるという内容なものですから、まだ私ども、具体的にどのぐらいの割合でお願いするのかもわからない状況では、例えば北電さんにもお話できませんでしたし、そこまで今回、ちょっと準備できなかったんですが、いずれにしても相当な費用がかかるなということで、これは直ちに検討するということは非常に難しいのかなと思いまして、そうは言いながらも、過去にもそういったご意見も寄せられていましたし、答弁のように、やはり道路上に阻害するものがあってはならないという考え方がありますので、今後、国、北海道も、町内道路管理者としておりますので、そういった状況も聞きながら、将来展望を持てればいいかなとは考えているところでございます。
再質問 堀
既に道内でも、これは観光景観とかが主な目的だったとは思うんですけれども、例えば当別町で言うと、スウェーデンヒルズというところとか、江差町であればいにしえ街道と言われているところ、旭川市ではウッドタウン緑ヶ丘というところが、まちづくりを兼ねて無電柱化を図っているところとして、私も調べた中では載ってくるんですけれども、江差は私もわかっていたんですけども、大正レトロチックな建物の中が無電柱化になっていて、非常にずっと昔に行ったときに比べると、いいまちになったなというのは本当に率直な意見として言えたんですけれども、それは一つなんですよね。観光要因として、また、まち並みの景観をよくする、また、通行路をよくする。これらを含んでいた中で、やはり進めていただきたいというものを考えてほしいんですよね。最後のほうでは、無電柱化にはこれまでの架空配線の10倍か20倍、確かに課長が言ったとおり、水道管とか下水道管とか全てが、人も入るような共同溝というのは、よく外国のほうのものでは目にするんですけれども、今さら厚岸町とかであれば、例えば水道管だと1メーター50以上も深く入っているようなところを、全て1メーター50を掘って、しかも人道溝を設置して、そこの中に全てを入れるというような、これはさすがにどんなに頑張っても、やはり何百年かかってもできないというのは、私も想像はつくんです。ただ、やはりだからこそ今、電線共同溝という、もっと小さい、四角いボックスが歩道に設置されるような、そういうものの中に、だから入るものも限られちゃうんですよ。下水道管とかは入りませんけども、電線であろうし、電話線であろうし、例えば厚岸町の情報ネットワークの光ファイバーケーブルとか、そういったもの関係、それらが入ってくるというものが電線共同溝としての考え方になると思うんです。ただ、これもやはりいろいろまだ技術的な問題というのはあるのかもしれません。厚岸町のような寒冷地の場合、雨水が入って、それが冬期間、凍ったときに、線に影響がないのかどうか、いろいろな技術的に解決しないとならない問題はあるのかもしれませんけども、でも、やはりそうは言っても、それを克服しながらでも、やはりやる価値というものがある。事業費がたくさんかかるのは、これは何年も何十年も前からわかっていることなんですよ。だから一遍にやれとは私も言いません。まちの財政を考えても、やはりそれは無理だというふうに思います。でも、毎年100メーターずつでも進めていってもらいたいんですよ。例えば今年、消防署、国道、宮園の上のほうにできますよね。あの消防署の出入り口のところにも電柱というものがある。でも、地震で万が一、その国道の電柱が倒れてしまったら、消防車、救急車が出動できない。じゃ、どうするんだ。まずはこういう建設事業にあわせて、こういうところから進めていってはどうなのかなと。国道の管轄ですから、当然、開発局のほうとも調整しなければならない。また、そして共同溝の負担方法としては、PFI方式とかといった中で、出資をしながらとかというような方法もあるみたいですけれども、といったときには、電力会社もやはり巻き込んでいかなければならないのかもしれませんけれども、でも、まずあのように消防庁舎のような移転というものにあわせた中で、まずは進めていく、そういうものを取っかかりにしながら、緊急輸送道路だけでもまずは毎年毎年100メーター、200メーターぐらいずつ、本当に少しずつの事業費しかかけられないといった中でも、ただ、これらについても補助事業というものもあるし、起債としての裏財源というものも確保できるような事業というものは、今既にあるんですから、やはりそういうものを活用しながらでも、ただ、一遍にやるには、この小さいまちの中での財政的には大変厳しいと思うので、100メーター、200メーターでも進めていただきたい。その取っかかりとして、まずはやはりこの消防庁舎の移転に伴う国道前の電線の地中化、このあたりから取り組んではいかがかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
答弁 建設課長 松見(建設課長は2017年9月まで)
今後、厚岸町の耐震化計画の策定に当たる中で、今のご意見もあわせ検討していきながら、しかる時期にきちっとしたお答えができるように考えてまいりたいと思います。
答弁 建設課長 松見(建設課長は2017年9月まで)
消防庁舎の前は、実は国道44号ということで、道路管理者が違うということもありますので、そこらを含めて、北海道、国とお話を進めていくということでご理解いただければなと思います。
再質問 堀
では、大きな1点目はこのあたりにさせていただきまして、2点目、塾費等への助成についてをお伺いします。質問の中で、先進的な例として出したので、答弁の中でも、当然、東京都と大阪市のやつがあって、いずれも所得制限があるみたいなんですよね。これが非常に私、残念だなと思う。子供たちというのは、やはり一人一人みんな同じだと思うんですよね。といったときに、この所得制限というものがどうなのかなというのを思ったものですから、一律、大阪市だと月額1万円ですけども、それより低い5,000円ならばどうなのかなと。所得制限もない中でやったらどうなのかなというのが、質問としてさせていただいたんですよね。本当に教育委員会の中では、学校教育の中で、やはり放課後教育とか、長期休業中の学習とか、一生懸命やっている、これはわかるんですよ。これは本当によくわかるし、よくやってもらっているなというふうには思うんですよ。ただ、やはりそれ以上のことを、既にそういう、この田舎よりもずっと大学に行きやすいような子供たち、もっといろいろな文化とかにふれあいやすいようなところにいる子供たち、都会の子供たちというものは、これ以上のことを既にやって努力しているんですよ。厚岸の子供たちが全然努力をしていなとは私は言いません。本当にできる限りの中でやっているだろうし、親としても、やっぱり子供たちの成長のためにいろいろな協力というものはしているとは思うんですけども、でもやっぱり何かきっかけがなければ、学習塾で勉強しているかという問いに、していないと答えた割合が79.5%と。ですから、8割の子供たちは学校の授業プラスアルファの部分だけで終わってしまっているんですよね。ただ、これが大都市圏だと、恐らく反対までは行かないでしょうけども、大きな割合の中で変化してくるんだと思うんです。ここはやはり考えなければならないところではないのかなと思うんですよね。塾代だけを主に言ってしまうと、例えば中学3年生の公立高校を目指すような場合だと、大体2万5,000円から3万円くらい、一月にかかるような塾代。これを親が負担していくというものが、本当に大変なときなんだろうなと私だと思うんですよね。でも、子供の中では、当然、勉強したい子供、そうじゃない、スポーツをしたい子供、例えば柔剣道とか、そういったスポーツだとかというものを一生懸命やりたい子供、いろいろな子供がいる。まず勉強だけを例にとったときに、塾代、平均で約2万5,000円ぐらいかかるような時代の中において、やはり子供としても、もう中学生ですから、やはりふだんの生活の中とかでもいろいろ考えてしまうとは思うんですよね。といったときに、なかなか塾に通って勉強したいと言い出せる家庭は確かにいいのかもしれませんけれども、言い出せない家庭というものもあると思うんですよ。逆に、こういうような支給、補助する制度というものがあったときには、親のほうから、こういうものがあるけども、どうだいという声かけができる。そのときに、子供としては、学校以外の中で勉強して、そして将来の中で自分のなりたいところ、自分の進みたい進路というものを目指そうという、そういう意識というものが芽生えてくると思うんですよね。現状の中で、やはり子供も、私も子供3人いるんですけれども、結構やはり遠慮して、親に100%の甘えというものは、やはり中学生以上にもなれば、100%の甘えというものはもうありません。当然、親のことも考え、周りの状況とかも考えた中で、いろいろな行動、発言というものをされるようになってくる、思春期の子供たち、そういうような子供たちでも、本当にいろいろなことを考えた中でやっていくといったときに、「お母さん、塾に通いたいんだ、月額2万円か3万円ぐらいかかってしまうんだけども、出してくれるかい」と言えるところはいいけれどもというものなんですよ。やはりそこを一押しするために、やはり何かを考えてほしいなというものがあるんですよね。答弁の中でも、現段階では支給することは考えていないということの中で、余りしつこくもできないんですけれども、でも、やはりそういうような思いの中で、既に大都会、都市部のほうではやってもきている。例えば大学進学だけを見ても、そうやって都市部の塾に通っている子供たちのほとんどは国公立をねらってくる。今までは違うんですよね。地方の子供たちが国公立に入って、都市部の子供たちは私立のほうに結構行っていたんですけれども、都市部のほうがそうやって国公立に行くので、どんどんどんどん地方の子供たちが国公立からあふれてしまって、私立のほうにも行かざるを得ないとか、ますます経済的なものというのが、大学の進学というものにも影響しちゃっているような状況なんです。全ては、やはり動機づけが必要なんだなと、私だと思うんですよね。すぐにやれとは言いませんし、やれるとも思いませんけれども、もっとやはり各自治体、既に進めている。できれば、私だと、こういうのは、例えば隣のまちがやっているから、厚岸町もやり始めるんだじゃなくて、厚岸町が率先して、この北海道内でも率先してやっていくんだといったものを、やはり子育て対策としても考えて実施していくぐらいのことを、ぜひ教育委員会で考えてほしいなというふうに思うんですけれども、これについて、支給しないと言いながらも、何とか考えられないのかなということをお願いしたいと思うんですけども、いかがでしょうか。
答弁 管理課長 高橋(管理課長は2018年3月まで)
お答え申し上げます。今回、ご質問をいただいてから、実は私たちも不勉強で、このような制度があるというのは承知しておりませんでした。今回、いろいろ調べてみますと、東京都が貸し付けで、大阪市が給付という形になっていまして、あと、南房総市、そちらは小学校5、6年生、全員対象にして塾代を給付するというような取り組みをしている自治体もございました。ただ、教育長の答弁の中でも話したとおり、委員会の立場として、今の段階では、授業改善、あるいは放課後の学習ですとか、長期休業中の部分で対応してまいりましたし、早急にこれができるかなという部分については、ちょっと時間をいただいて、研究させていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
再質問 堀
もう既にやっている都市では、校外の学習といったものに対してやっているというものの中で、どんどんどんどんこれから研究していってほしいなと思うんです。そして、私が町内の学習塾、また、武道、スポーツといったものに限定させてもらったのは、やはりそうやって子供たちが、塾であり、また、文化活動、スポーツ活動、それにより一層町内で参加することによって、まちとしてももっともっと活性化しやすくなるんじゃないのかなと。例えばスポーツだと、なかなか指導者がずっと続けるといった中では、やはりほとんどボランティアの指導ですから、なかなか大変なところがある。そういったところに、例えばクラブ費、部費というような制度をつくった中でやって、報酬みたいな形のものをしっかりと指導者に出せるようにでもなってくれば、やはりそういった中では、しっかりとした指導者が確保できる。また、茶華道とか舞踊関係とか、そういったもので、よりそこに入る子供たちがいれば、より一層、まちの文化向上というものにもつながってくると思うんですよね。そういった中では、やはりそういうものも含めた中で、ぜひとも今後の課題としても考えていってほしいと思います。できれば釧路管内だけでなくて、北海道は、私もほかにこの制度をやっているかどうかというものを調べきれなかったんですけれども、もしあれでしたらば、北海道で一番にでもやっていただけるような制度設計というものを考えていただければなと。そうやって子供たちを元気づけて、勇気づけてあげる、そういうまちとしてなっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
ただいまご意見いただきました。実際には、確かに塾へ行く率、20%ということですから、決して高い数字ではないなと感じます。ただ、いろいろな習い事、あるいは文化的なことを含めると、ダブっているかもしれませんけど、40%近くが何らかの学校外の活動をしているということも事実ですので、一つのきっかけには、なかなかいい発想かなというふうにも考えます。いろいろな公平性とか、いろいろなことも含めて考慮して、少し研究をさせていただければと思います。