みんなの議会

厚岸町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日

(1)旧尾幌1号川にかかるホマカイ橋について/(2)閉校となった学校の利活用について

2015年12月9日、厚岸町議会の一般質問で、杉田尚美議員が「旧尾幌1号川にかかるホマカイ橋について」「閉校となった学校の利活用について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、建設課長 松見、教委管理課長 髙橋が答弁しました。

質問者
杉田尚美 議員
答弁者
町長 若狹、教育長 富澤、建設課長 松見、教委管理課長 髙橋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 杉田

質問通告書に従いまして、質問させていただきたいと思います。1番、旧尾幌1号川にかかるホマカイ橋について。(1)架けかえられたホマカイ橋は、橋げたの低さから増水時の周辺地域への影響が不安視されております。その対応、対策はどのように進められておりますでしょうか。(2)水道の導水管が橋の上流側に架設されておりますが、雪解けの時期に上流から氷塊が流れてくることがあると聞いております。万一、この導水管が破損した場合、どのような影響がありますか、また、その対応はどのように考えておりますでしょうか。2、閉校となった学校の利活用についてでございます。(1)耐震性やその他災害対応の課題があると思いますが、閉校となった学校の校舎や用地の利活用についてどのように考えておりますでしょうか。(2)備品などの処分はどのように考えておりますでしょうか。以上でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

10番、杉田議員のご質問にお答えをいたします。1点目の旧尾幌1号川にかかるホマカイ橋についてのうち、始めに架けかえられたホマカイ橋は橋げたの低さから増水時の周辺地域への影響が不安視されていますが、その後の対応、対策はどのように進められていますかについてでありますが、町では門静地区の冠水対策として大雨の都度、川の周辺などの現地確認を行ってきているところであります。旧尾幌1号川はホマカイ橋の橋脚付近の土砂堆積と旧橋脚が残存していたことにより、川の流れを阻害していたことが分かり、昨年9月に橋脚の前後約100メートルの区間において河床に堆積した土砂掘削と旧橋脚の撤去作業を行い、河川断面の拡幅を行ったところであります。平成26年度には北海道開発局、釧路開発建設部の協力もいただき馬の一時的な避難場所や地権者との協議により住宅周りの築堤の造成など対応してきたところであります。平成27年度には門静尾幌地区冠水対策事業として旧尾幌1号川にある既存の排水ゲート3カ所の補修、門静地区集会場裏にある排水施設に新しく管渠を設置し、周辺の推移が上昇する前に水処理できるよう対策を講じたところであります。門静地区の冠水は橋の影響ではなく、河口に流れ出る川の勢いが足りないことにより起きている現象であります。なお現在、旧尾幌1号川及びオッポロ川の現地調査中となっており、今後、その調査結果からどのような対策が効果的なのか検証する予定であります。対策の決定を待って行動するのではなく、日ごろの河川パトロールを強化し、川の流れを阻害する土砂や流木などの撤去を行い、適切な河川管理を継続的に行ってまいります。次に、水道の導水管が橋の上流側に仮設されていますが、雪解けの時期に上流から氷塊が流れてくることがあると聞いています。万一、この導水管が破損した場合、どのような影響がありますか、また、その対応はどのように考えていますかについてでありますが、この導水管はホマカイ橋の架けかえ工事の工程にあわせ、平成26年度に橋への添架工事を行い、今年4月に既設管と接合し、使用を開始しております。この導水管を川の上流側に架設したのは、既設管と接合し、使用を開始した後、修理などの管理が困難となる橋の取り付け道路やその擁壁の下を導水管が横断しないようにする合理的な配管ルートとしたためであります。この質問の万一、この導水管が破損した場合の影響でありますが、厚岸町の上水道は水源河川から取水した水をこの導水管により厚岸浄水場に送り、浄水場で浄化処理した水を送水管で配水池に送った後、配水管で各家庭や事業所に給水する仕組みとなっております。そのため、導水管が破損し通水不能となった場合には、浄水場で浄化処理すべき水が得られないことになり送水できず、貯水している配水池の水位が最低水位となった時点で断水に至ることとなります。影響範囲は上水道区域である湖南、湖北の市街地と床潭末広地区、尾幌苫多地区となります。その対応については、まず導水管自体の破損修理は、この管がポリエチレン製の保温管という特殊な管であることや、足場が必要となるなど時間をすることから、早急に復旧するための破損部分を別配管で迂回し、通水を確保することを考えております。そのため、町ではこのような非常時に必要となる配管資材を安価で優先的にレンタルできる契約を専門業者と締結しており、配管の在庫も確認しております。また断水に対する対応については、大規模な断水に対してはも、日本水道協会、北海道地方支部道東地区協議会において締結している災害時相互応援に関する協定に基づき、応援要請をすることとしており、さらに必要に応じて自衛隊への災害派遣への要請も考慮しております。2点目の閉校となった学校の利活用については、教育長からお答えをいたします。

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

私からは、閉校となった学校の利活用についてのご質問にお答えいたします。1点目は耐震性やその他災害対応の課題があると思いますが、閉校となった学校の校舎や用地の利活用についてどのように考えていますかについてであります。現在、他に転用せずに教育財産として所管している学校は6校あります。平成11年度から休校となり、平成21年度から閉校となった糸魚沢小学校、平成20年度から閉校となった厚静小学校、平成21年度から閉校となった尾幌小中学校、上尾幌小中学校、そして平成24年度から閉校となった片無去小中学校であります。また、厚岸潮見高校が厚岸水産高校と統合し移転したことにより、北海道から移管された厚岸潮見高校に真龍中学校が移転したため使用されなくなった旧真龍中学校があります。この6校のうち、厚静小学校及び尾幌小中学校の2校は耐震調査の1次診断において耐震性が認められず、施設の老朽化も進んでいるため現状のままでは利活用ができません。このため、教育委員会ではこの2校については将来的には校舎を解体撤去し、敷地の活用については厚岸町全体の土地利用という視点から有効活用の方法を検討してまいりたいと考えているところであります。しかし、校舎の解体撤去につきましては、相当な費用を要するため教育委員会では現在では急を要する他の事業を優先的に実施しており、現状では具体的な解体予定年度をお示しできる状況にないことをご理解願います。片無去小中学校についてですが、校舎部分については地域の郷土資料の保管場所として活用し、体育館についても地域住民が利用しているため当面は現状のまま利用していただきたいと考えております。また、糸魚沢小学校については耐震調査を実施する前に休校となり、そのまま閉校となったことから1次診断を実施しておらず、旧真龍中学校については鉄筋コンクリート造と鉄骨造が重複しており、完全な1次診断ができなかったことと、その後、厚岸潮見高校への移転が決定したため、耐震診断を行っていないことから施設を利用する場合は安全性の確認が必要となります。この2校については、利用を希望する個人の団体があった場合、利用方法を確認した上で対応を協議してまいります。一方、上尾幌小中学校については、耐震性については問題がないことから、閉校後の新たな利用方法を検討してきたところであります。教育委員会としては、閉校した学校、学級減により余剰となった教室の有効活用のため、平成12年に庁内組織である厚岸町余裕教室等活用計画策定委員会を設置し、対象となる施設の有効活用の方策について協議をしてまいりました。策定委員会の意見も踏まえて、町のホームページに施設の利用者を募るなどの方策を始めとして、文部科学省のホームページや北海道のホームページにも掲載し、活用していただく個人、団体の募集を行っているところであります。糸魚沢小学校については、問い合わせはあったものの実際の利用には至らなかった経緯もあります。また、上尾幌小中学校につきましても校舎を文化活動に利用したいという町外の方からの問い合わせがあり、利用形態や活動内容の協議を行いましたが、利用につながらなかったところであります。いずれの問い合わせも釧路市と大きな市から遠いなどの立地条件や学校施設であるため、施設規模が大きすぎて活用しにくい、また、校舎の一部改修費や維持管理費等に多額の費用を要することから、残念ながら活用されなかったところであります。しかし、今後も関係方面に情報を発信し、施設を利用していただく個人や団体を募り、応募があった場合はどのような利活用が可能か検討してまいります。次に、2点目の備品などの処分はどのように考えていますかについてでありますが、学校が閉校した後の備品については、まず閉校となった学校の図書と備品一覧を各学校に示して、品目や個数等を確認をし、各備品等の取得希望の有無を調査して各学校に所管替えをしており、一定程度有効に活用しているものと考えております。閉校直後に備品等の所管替えをした後も、いずれの学校でも希望がなく活用できない備品もありますが、それらについてはそのまま校舎に保管しておりますが、その後、各学校で必要となった場合にはその都度、所管替えをしております。保管している備品等の中には、今後、老朽化したもの、活用の望めないものも出てきますが、これらについては廃棄処分をする対応をとりたいと考えておりますので、ご理解願います。以上でございます。

質問 杉田

ありがとうございます。初めに、1番のホマカイ橋についてでございますが、この厚岸町、海岸に面して、また湖北地区、北部には数本の川がありまして、大変、水に恵まれたまちであると思います。半面、その水の影響というものも大変大きな地形だろうかと思います。この海岸沿い、海岸線、河川の管理というものが大変重要な点かと思いますので、今後とも注視、監視をお願いしたいというふうに思います。その上で、私自身も何度かこの現地確認させていただきまして、当初、確認させていただきますと当初は本当に橋桁に川面が本当に水面、橋桁について、ひどいときには橋桁に浸かってしまっている、中ほどまで浸かってしまっているような状況でありました。今、こちらご答弁いただいたとおり、建設課さんのご尽力いただきまして、大分、改善されているように見受けられます。先ほど申し上げたとおり、高低差が少ないということもありまして、また海の影響、海水面の上昇というのですか、海水面の上昇というものをまともに受けてしまうような川であろうかと思います。今後ともこの川の監視というものが必要になってまいるでしょうし、河床のこういった残土とかの撤去といったものも継続的に必要になってくるのではないのかなというふうに思います。引き続き、監視、注視をお願いしたいと思います。通告のほかに、以外にちょっとかかってしまうかもしれないのですが、つい先日も夜、1日雨が降った日がありまして、危険としていながらも私も確認のためと思って夜中にホマカイ橋のところに行ってみました。そうしましたら真っ暗なのです、街路灯が1本もない状況にあろうかと思います。ホマカイ橋、今、改修されているということでありますが、やはり地域住民の方にとっては不安視は引き続き続いて不安視されている川であろうかと思います。せめて、この橋の周囲だけでも街路灯といいますか、設備していただければなというふうにまず思っています、いかがでございましょうか。

答弁 建設課長 松見(建設課長は2017年9月まで)

この河川管理者として、日常の業務の中での管理、これは今まで以上にきちっと注視していきたいなというふうに考えているところでございます。また、河床の土砂の堆積も、これもとまることなく起きている状況が考えられますので、これも引き続き点検していきながら継続的な作業が必要であると、このように捉えているところでございます。また、街路灯の関係でありますけれども、現在、衛生センターのカーブのところから橋に曲がるところにもう1本、旧衛生センターに行くところの道路がございまして、そういった関係で実は交差点ができている環境にございます。したがって、そのカーブに大型の街路灯1本設置しておりますけれども、これは新道ができた場合は道路が切りかわって、この場所には街路灯が不要となりますので、ここは防犯灯に替えて、これは太田側の上り口のほうに今度、もう一つ交差点ができる、石山から出てくる道路の交差点ができる形になるものですから、そちらのほうに現在、設置、移動を考えております。ただ、街路灯の設置の目的からして、交通安全上の基準といいますか、一般的には設置場所という規定があるのですけれども、これは連続照明というのは市街地の幹線道路、とんとんとんとついた形、それから局部照明というのは、本当に局部の部分なのですけれども、その設置に当たっては基本的には交通事故の危険性等の配慮からということで、信号機の設置された交差点、もう一つは橋長が100メートル以上の橋梁という、こういう基準がございます。今回、この橋を切り替えたことによって、道路もほぼ直線上になりますし、そういった意味ではここの部分に街路灯を設置する理由がないのだというふうに思って、交通安全上ですね、ですから新設はございませんけれども、防犯灯とそれから新たにできる交差点にはきちっと街路灯を設置し、交通安全をきちっと果たしていきたいなと、そのように考えているところでございます。

質問 杉田

ありがとうございます。この前、夜中に行ってみたら真っ暗な中に川の音だけがごおっと響いている感じで大変、怖い感じだったのです。ぜひ、小さなことでも結構ですのでご検討いただければというふうに思います。続きまして、2番、閉校になった学校の利活用についてでございますが、実際に補助金、建設時に補助金を利用してのことでもあろうかと思いますので、簡単に撤去できるものでもないというふうに思います。また、中にありますとおり解体費用も当然、何百万、何千万という金額になろうかと思いますので、簡単に撤去できるものではないと思うのですが、一つ、方策というとあれなのですけれども、提案の一つとしてある根室管内の町で、これ学校に使っているのかどうか分からないのですけれども、ちょっと僕も確認していないのですけれども、町で解体して、解体費用は町で解体して移住者を居住してもらいたいという意味で、宅地として造成し直したりしているような活用の仕方もあるようです。これは、移住していただける方には数年以内に建物をその地区の、そのまちの工務店さんなり、建設会社さんで建てていただいて、数年以内に移住、もしくは別荘でもいいと思うのですけれども、住民票を移していただいたりすることで、人口減少の抑制にも一役買えるのかなというふうに思います。土地を無償譲渡して固定資産税なり、住民税で何十年かかる話なのかということがあると思うのですけれども、少しでも前に進めるような話としてご検討いただければというふうに思います。まず1点、お願いします。

答弁 教委管理課長 髙橋(教委管理課長は2019年9月まで)

耐震のない施設、学校につきましては、おっしゃったように施設を解体して、敷地を整備して、利活用することも考えられる方策でございます。教育長の答弁にもありましたけれども、解体撤去には多額の費用を要すると、はっきりした試算は出していないのですけれども、学校施設を例えば尾幌ですとか、クラスの施設を解体するとなると、当時の概算ですけれども4,000万円ぐらいかかると、あと直営ではちょっと難しい、そちらのほうはこちらの専門的なことは分かりませんけれども、難しいのかなというふうに考えております。その敷地を整備しても、立地条件と街から遠いですとか、使いにくいとかということもあったりして、実際に敷地に家を建てて利用するという方がいるかどうかというのはちょっと疑問かなというふうに委員会としては考えております。

質問 杉田

ありがとうございます。今、概算でかなり数千万円かかるというふうなことも初めてすみません、私も勉強不足で失礼しましたので、なかなか難しいのかなと思うのですが、いずれにしても防犯上、安全上もいずれは解体していかなければならないものはならないと思いますので、私自身も勉強しながら検討していきたいと思います。実際に耐震性や安全上、防犯上も問題ない校舎もあるようですので、ぜひ今後も利活用、再活用の再利用できるような取組を引き続けていっていただければと思います。次に、(2)の備品についてですが、これお答えいただいている中では、あくまでも町の財産として利用することを念頭に考えていらっしゃると思うのですが、町としての、町内での公的に使用する価値がないものでも、例えばソフトな面なのですけれども、住民の方ですとか、卒業生の方にとってみれば思い出の品であったりするものが多々あると思うのです。そういったものをオープンに、入札という形がふさわしいのかどうか分からないのですけれどもも、これは兵庫県のある町で入札で思いがけない収入を得ているということも聞いております。当然、価値のあるものは再配置されているのだと思うのですが、思い出の品として卒業生とか住民の方にはぜひ買ってでもほしいというものがあろうかと思いますので、オープンな方で広報なりしていただければ、かなり管理数が多いと思うのですけれども、管理するものの備品の数が、教えていただければ今後、教えて知るような形ができれば入札という形なり、あるいは解放というのでしょうか、分散というのでしょうか、各住民の皆さんで大切に保管していただけるでしょうし、再利用していただけるのかなというふうに考えますので、ぜひご検討いただければというふうに思います。

答弁 教委管理課長 髙橋(教委管理課長は2019年9月まで)

お答えいたします。1点目の今後の閉校した学校の利活用でございますけれども、教育長の答弁にもありましたとおり、今後についても幅広くいろいろ情報収集しながら、よりよい活用を目指していきたいというふうに考えております。それと、閉校になった学校の備品でありますけれども、おっしゃったとおり特に本州のほうの自治体ではネットでそういう公募というか、入札して売っているというような事例もあることは理解しております。実は、厚岸町の学校ですけれども、備品なのですけれどもほとんど、特に職員室に行けば先生方使っていたスチールの机ですとか、そういうものについてはほかの学校に随時転用して余り残っていないような状況になっています。特に、早く閉校した学校につきましてはほとんどない、上尾幌には若干残っているのですけれども、それにつきましてもほかの学校で、そういう机とか破損して、必要なときにはそちらのほうに転用するというふうに考えておりまして、例えば今お話があったとおり、学校で例えば理科の人体模型とか、そういう部分でネットで売ったりというようなこともありましたけれども、実は理科のそういう備品、教材等もほとんどないという状況になっています。変な話、上手く活用しているというか、若干はあるのですけれども、それらにつきましても今後、学校で、この学校で必要だというときにはそちらのほうに転用するというふうに考えておりますのでご理解いただきたいと思います。

質問 杉田

ありがとうございます。校舎にしても、備品にしても解体するなら解体するという話で、少しでも前に進めるようなご検討をいただきたいと思いますし、備品に関しても繰り返しになってしまうのですけれども、歴史的その価値がないと思われるものでも、卒業生の方とかほしいなというものもあったりすると、単純にほしいなというものがあったりすると思うのです。ぜひ、柔軟な対応をしていただければと思います。終わります。

答弁 教委管理課長 髙橋(教委管理課長は2019年9月まで)

議員おっしゃった地域、特に閉校した地域の方に学校のほうもその後、見ていただいておりますけれども、やはりそういう学校には残っているよというような情報も出して地域に限らず、もし利用できるものがもしあるのであれば、そのような方で、オープンな形で取り進めたいというふうに考えておりますのでご理解いただきたいと思います。

出典:厚岸町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる