みんなの議会

厚岸町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日

(1)新厚岸市場背後の町有地の利活用について/(2)ウチダザリガニについて

2015年9月16日、厚岸町議会の一般質問で、堀守議員が「新厚岸市場背後の町有地の利活用について」「ウチダザリガニについて」について質問し、町長 若狹、産業振興課長 湊谷、環境政策課長 尾張、副町長 大沼が答弁しました。

質問者
堀守 議員
答弁者
町長 若狹、産業振興課長 湊谷、環境政策課長 尾張、副町長 大沼

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 堀

私は、先に通告いたしました2点について質問をするものであります。まず大きな1点目は、新厚岸市場背後の町有地の利活用についてであります。(1)新しい厚岸地方卸売市場が、平成31年には若竹第二埠頭にできる。この市場背後には町有地が3区画あるが、新しい市場機能を十分に発揮するためには、これら町有地の利活用が不可欠であるため、次のことを質問します。ア、新市場の背後町有地、それぞれの土地利用計画を示されたい。イとしては、公地として利用しない区画は、民間等へ売却すべきである。この場合、新市場機能の増進、漁業生産力の増進、雇用の創出が図られる計画事業者には、特約を設けて土地価格を減額するなどして、積極的に民間資本の導入を図るべきと考えるが、どうかであります。大きな2点目は、ウチダザリガニについてであります。(1)広報あっけし8月号の「かんきょう通信」に、町内一部の河川において生息が確認されているとある。ウチダザリガニは繁殖力も高く、魚類や水草などの水生生物を補食することから、ふえ続ければ厚岸町の河川や汽水域である厚岸湖にも重大な影響が出ることから、次のことを質問します。アは、ウチダザリガニの生息河川及び範囲、生息数を予測するための調査は行われているか。イは、厚岸町の大事な漁業資源であるサケ、シシャモ、チカなどの遡上性魚類や厚岸湖に生息する水生生物に悪影響が出てからでは遅い、駆除をしていくべきと考えるがどうかについてであります。以上であります。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

3番、堀議員のご質問にお答えをいたします。1点目の新厚岸市場背後の町有地の利活用についてのうち、初めに、新市場の背後町有地、それぞれの土地利用計画を示されたいについてでありますが、現在の第3種厚岸漁港における漁港施設用地利用計画は、平成25年2月28日付、水産庁長官通知の漁港施設用地利用計画策定要綱に基づき、地元厚岸町の意向を踏まえ、北海道開発局が策定しております。ご質問の町有地は、若竹第二埠頭のつけ根から先端に向かって中央にある3区画でありますが、現在の漁港施設用地利用計画では、説明資料に記載の①、②、④が駐車場用地、③が漁港環境整備施設用地となっております。次に、公地として利用しない区画は、民間等へ売却すべきである。この場合、新市場機能の増進、漁業生産力の増進、雇用の創出が図られる計画事業者には、特約を設けて土地価格を減額するなどして、積極的に民間資本の導入を図るべきと考えるがどうかについてでありますが、厚岸漁港では、平成25年度に策定された直轄特定漁港漁場整備計画により、若竹第二埠頭において衛生管理型漁港施設の整備が進められており、人工地盤の下を活用した厚岸漁業協同組合地方卸売市場の移転計画が現実のものとなってまいりました。厚岸漁港における施設整備の事業効果が一層図られるよう、今後、厚岸協議協同組合を初めとする関係機関や団体等と協議を重ね、若竹第二埠頭にある町有地の有効活用について検討しながら、漁港施設用地利用計画の変更なども含め、北海道開発局や北海道と連携して取り進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。続いて、2点目のウチダザリガニについてのうち、初めに、ウチダザリガニの生息河川及び範囲、生息数を予測するための調査は行われているのかについてでありますが、ウチダザリガニの生息調査については、公的な研究機関の調査としては、国立環境研究所が中心となり平成17年までに行った全国的な分布調査の中で、厚岸町では、別寒辺牛川と尾幌川での生息が確認されているところであります。また、本年度、厚岸漁港では、サケ・マス遡上河川である旧尾幌1号川での生息調査を行っております。次に、厚岸町の大事な漁業資源である、サケ、シシャモ、チカなどの遡上性魚類や厚岸湖に生息する水生生物に悪影響が出てからでは遅い、駆除をしていくべきと考えるがどうかについてでありますが、本年度、厚岸漁協が行った調査結果では、多量のウチダザリガニの生息状況が確認されたため、現在、厚岸漁協では、ウチダザリガニの駆除の作業を実施しております。町といたしましても、生態系や漁業資源への影響が危惧されるウチダザリガニの駆除について、厚岸漁協や環境省などの関係機関と協議を行い、具体的な対策を講じていきたいと考えておりますので、ご理解願います。以上でございます。

質問 堀

まず1点目、新しい厚岸市場の背後の町有地についてでありますけれども、この資料をいただいたときに、びっくりしたのですよね。何といっても広大な面積を、全て駐車場として利用しているのかというふうに思ったのですよね。5,750平米1区画、これを駐車場にと言ったときには、通常、普通車だと所要30平米ぐらいで計算しても190台ぐらいの駐車が、駐車場スペースとしてつくれるわけであります。それが二つであれば380、ましてや漁港環境整備施設用地の前の④の駐車場用地にも100台ぐらいまで約500台。なお、かつ、答弁にもありましたとおり、新しい市場の人工地盤でつくられる上にも駐車場をつくる予定であるというふうに聞いております。そうなったときには、相当数の数の駐車場としての利用をするのだなと、一体これだけの駐車場を何に使うのだと、現状の例えば真竜側の今現在使っている地方卸売市場、その利用形態から見ても余りにも、過大な計画ではないのかなというふうに心配をしました。ただ、答弁の中では、利活用については計画変更なども国などと一緒に、関係機関と協議を重ねながら進めていくということで安心はしたのですけれども、ただ、もうあと4年後なのですよ、新しい市場ができ上がるのが。そういったときに、今現在、何もこれからどうこうしていくのだというものがないというのは、ちょっと遅いのではないのかなというように思うのですよね。例えば、厚岸漁業協同組合で、今現在、カキのホタテ盤原盤での種苗生産、厚岸町の総需要2万連と言われているその需要を全て賄えるだけの施設を漁業振興策として、つくっていきたいというような考えがあるように聞いております。そういったときには、例えばカキ種苗センターのあるところの前の1番の駐車場用地のところ、ここが一番の適地になるのかなというようなことでも思うのですけれども、ただ、それさえも今現在、示すことができていない。一番心配するのは、厚岸漁港の新しい市場をつくるに当たって、清浄海水を導入するという話がありますよね。そういったときには、現状のこの計画の中では、市場だけの清浄海水の利用となったときには、管径やまた揚程というものの容量計算というものが、それだけでされてしまったときには、これから新たに例えば1番や2番に海水を大量に導入する、使うような施設というものができようものになったときに、それが清浄海水を使えないという、施設の十分な活用ができないという懸念が出てくるわけなのです。あと4年なのですから、これについてはやはり、もっと積極的に進めていかなければならないものだと思います。ましてやこの図面で言う、上側のほうが新しい市場なのですけれども、1、2、3、4の下側のところというのも、これは国の土地として空き地としてあるわけなのですけれども、駐車場としての用地というもの、また漁港との、漁港市場の利用形態と駐車場としての使い方としては、そちらのほうも利活用することは十分に可能なわけなのですから、この位置に3、4、これらはもっと早くに固めなければならないのではないのかなというように思うのですけれども、現状、まだ何もない段階なのでしょうか。あくまでも今の中では、1番の駐車場、2番の駐車場、3番の漁港環境整備施設用地、4番の駐車場用地これだけでしかないのか。それとも先ほど言った漁業協同組合の要望があるようなそういう施設整備というものが、既に計画されているのかどうなのか、そういうものも漁港の新しい市場の所要の中にも含まれた中で清浄海水などの導入というものがきちんと図られていくのだ、そういうものであるのかどうなのか、それについてまずお答えしていただきたいと思います。

答弁 産業振興課長 湊谷(産業振興課長は2018年3月まで)

お答えさせていただきます。ご質問者の質問の中で、現状の土地利用計画といいましょうか、正式には漁港施設用地利用計画、どうなっているかということでお示しした資料がこのとおり、今、現状はこのとおりになっております。それで、この利用計画というのは、厚岸町が定める、策定する計画ではございません。あくまでも北海道開発局、国土交通省になっています。北海道開発局が定めるということになっております。この計画は、古いわけでございます。それから、今現在まで変更がされていないということで、先ほど町長の答弁にもありましたように、衛生管理型施設の整備がいよいよ始まっていると。ご質問者言われるように、早ければ31年には人工地盤の下を活用して、荷さばき施設等の整備も行われるという見通しが立ってきたという中では、今の町有地の3区画分はどういうふうに活用していくことが、厚岸町にとっていいのかということを考えないといけないだろうということ、言われるとおりでございます。一方では、漁業協同組合の考え方が、質問者から話があったわけでございますが、町にもそういった話も聞こえてきております。あるいはそのほかにも、ホタテ盤種苗のほかにもそこの船揚げする方のことを考えると、こういう施設も必要でないかというような案的なものも、いろいろ漁業協同組合からは考え方を示させていただいております。ただ、まだ固まってはございません。そういった町の中、大きな事業でございまして、町自体が大きく変わるという大きな事業でもございますので、この町有地の利用というのは、慎重にやっていかないといけない部分だと思います。そういう中では、関係する機関・団体等ともお話し合いをさせていただきながら、この土地をどう活用することが厚岸町にとっていいのだろうかということを重ねていって、その先に北海道開発局と、この利用計画の変更に向けての協議ということになろうかと思っております。現状、駐車場用地となってございますけれども、今、この事業が行われているのを想定して駐車場用地にしたわけではございません。こういった計画がされる前に、駐車場用地ということでの利用計画になって、そのままでございます。当然、それらの利用に合わせた、今回の事業に合わせた利用計画の見直しというのは、必要になってくるものだろうなというふうに思っていますし、質問者言われるように、これについてはできるだけ早く進めていかないといけないというふうにも考えているところでございます。また、清浄海水の話でございます。清浄海水の部分は、今、開発のほうで想定しているのは、あくまでも市場機能だとか、最低限の清浄海水の導入は必要だろうというふうに考えてございますが、町としては種苗センターもあります。この種苗センターの海水についても、清浄海水のほうの利用というものも考えて、開発のほうにもちょっと相談させていただいておりますし、漁業協同組合のほうからは、今、ご質問者言われたようなホタテ盤種苗という部分の考え方も持っています。そういったお話も開発のほうにはさせていただいている、あるいはこの②だとか④だとかの施設の部分は、想定はまだされていませんけれども、斜路の部分にカキの処理施設を持っているところもあります。そういった背後の部分の方々にも、清浄海水をぜひ使わせていただきたいという話も、開発のほうにはさせていただいております。こういったことがどんどん現に詰めていきながら、漁港の整備事業というのが進められていくのだろうなというふうに思っております。ご質問者言われたようなことについては、町としても十分意を配して、今、組合とも連携を図って協議を進めているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 堀

まず、冒頭、現況の漁港整備計画に基づいての土地利用計画を示していると言うのですけれども、私は、漁港整備計画での土地利用計画なんて求めてないのですよ。あくまでも現況の土地の利用の計画を示した図面というもの中で、今現在、どう考えているのかというのを示していただきたいということで出てきたものですから、その中で駐車場としか出ていない中でどうなのかということなのですけれども、だから今、いろいろな方策を考えられているというものは分かるのですよ。ただ、あと4年なのですよ。実際には4年ではない、3年半とかというような切羽詰まったような状況なのですよね。開発局のほうでの漁港整備計画の変更といったものだって、例えば、今、変更しますよと、来年の春にそれが変更できますよなんて、そんな簡単なものではないはずです。少なくとも2年くらいはかかってしまうような中において、今現在において固めなければならない。先ほど、慎重に土地の利用計画で検討していかなければならないと言っていますけれども、それは当然なのですよ。でも、今、なのですよ。早くに結論を出して、どうしていくのか、それをしっかりと内外に出せるようにしなければならない。まず、公地としての利用としては、恐らく漁港環境施設用地だけなのでしょう。それ以外については漁業協同組合なり、また、関係団体なりそういったもの、整備というものの利活用というものが、考えられるようにもなるのでしょうけれども、だからそれが今ではないのかと、私は言いたいのですよ。いつになったらば漁港環境施設用地を除いた3区画、これなのですね、しっかりとしたものというものが出てくるようになるのでしょうか、教えてください。

答弁 産業振興課長 湊谷(産業振興課長は2018年3月まで)

今、漁港整備に当たって、漁協の市場という部分は、人工地盤の下ということでございますけれども、全体的に言うと、屋根つき岸壁の整備ということになります。今現在、国が考えて想定をしていた屋根つき岸壁の幅についても地元の漁業協同組合、道庁からの要望を受けると、それをもっと広げて欲しいと、幅をもっと持って欲しいということで、そういった調整もしております。それと、ここにある道路の行き来の部分、国としては一方通行でいたほうが、いろいろなスムーズに回るだろうという想定をしておりますけれども、漁業協同組合との話においては、そういった部分までの必要性はあるのかという疑問も呈している部分もございます。そういった調整をやっている現在で、今の町有地の周りの部分の整備も、まだ固まっていないという状況でございます。今、それをすり合わせしながら、実施設計をこれからやっていきますけれども、それでほとんど固まってくると思います。そうなってくると、用地の部分の利活用の方法もどうするべきかというのは、これはそれに合わせて早急に進めなければいけないというふうに思っております。それと、町有地の中でもここで図面で③が、漁港環境整備施設用地となってございます。今の計画では、このようになっていますが、実はこの前あたり、上のあたりに今の市場が建設される予定になってございます。そうすると、この環境施設用地については、この場所でいいのかという議論も当然出てくるわけです。船で荷下ろしをする方々だとか、作業をする方々のことを考えると、つけ根の部分よりはまだ先端のほうにこういった施設を持っていって、トイレだとか整備したほうが、利用者にとってはいいのではないかという話もいろいろ聞こえてきております。ですから、③を除いてということでなくて、1、2、3、4、あるいは国の施設も含めて、そういった利用計画のほうの検討を進めていかなければならないというふうには考えてございます。ですから、国の漁港施設のほうの連動する形で、余り日にちはなくなってきてございますけれども、そういったことについては開発、あるいは漁業協同組合と連携をとりながら、この計画の見直しの必要性等含めて、見直しは必要なのですけれども、このあり方含めて早急に検討していきたいなというふうに思っております。時期について、はっきりしてくれということでございますけれども、それについてはまだ、これは例えば用地の利用計画でございますから、売却をするであるだとか、あるいは賃貸をするだとかといったときには、この計画に基づかなければならないということに、厚岸の立場としてはなります。ですから、そういった方向がどういうふうに活用するのかという方向を、早急に検討させていただいた中で、この利用計画の検討については、開発のほうと協議をするということになりますけれども、今時点で今年度中であるとか、来年早々だとかということは、まだお示しはできないかと思いますけれども、漁業協同組合等含めて、こういった土地利用のあり方どうするかというものも、漁業協同組合の考え方もまとめていただかないと、うちのほうも協議には正式に応じられないということもなってまいりますので、そういったことはできるだけ早く取り組みたいと思っております。

質問 堀

漁業協同組合の考え方をまとめていただかなければならないというふうに言うのですけれども、そうではなくて厚岸町がどうするのか、どうしたいのだというものをしっかりと、その視線をまずは相手方のほうに伝えなければ、逆に言ってしまうと、漁業協同組合だってどのくらいまで借りて使うことができるのか、また、買って使うことができるのかとか、そういうものだって計画できないではないですか、どっちが主体かという話なのですよ。どうも課長たちの答弁だと、漁業協同組合が主体でというふうになっているのですけれども、あくまでも町有地です。厚岸町のまちづくりとしてどうしていくのか、地方卸売市場、そして厚岸漁港の利活用としてどうしていくのか、その主体はやはりここについては、厚岸町がしっかりと示さなければならないのではないですか。検討してもらって、例えば万が一、漁協としては全然使いませんと言ったら、どうするのですか、ここ。新しい市場の後ろがずっと空き地のままなのですか、そうではないのです。やはり町としてしっかりと主体性がどちらにあるかと、これはやっぱり何といっても厚岸町が主体性を持って、この区画についても計画というものは進めなければならない、しかも早急に。ましてや漁業協同組合の漁業生産に役に立つための施設、そういうもの以外、万が一、例えば今の市場の背面というのは、ご承知のとおり水産加工施設とか、そういうものが張りついているわけなのです。だからこそ、あれだけの市場機能というものが発揮できたというふうに私は考えているのですけれども、では、そういうものも考えたときには、民間というものをどのような形の中で取り入れていくのか。あと、漁協のほうでは、たしか製氷施設の新設やいろいろなのも、浜の活力再生プランなどにおいても示されていた。そういうものだって、ここにもつくるのか、それともこちらの真龍側につくるのかどうか、そういうものも含めて、まずはこの土地については厚岸町がどうするのか、それを持たなければならない。しかもそれはやはり相手方に示すわけなのですから、できるだけ早く。相手方だって示されてすぐに、きょう示されて、あした結論が出せるわけではないのですから、そういうものを主体性を持ってやっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 産業振興課長 湊谷(産業振興課長は2018年3月まで)

私が言っているのは、これは町有地ですから、厚岸町で決めなければなりません。それは質問者、言われるとおりなのです。ただ、漁業協同組合のほうで、今、ホタテ盤の種苗、先ほど質問者も言われましたけれども、宮城県のほうから年間2万連近くの種苗を入れていると、当初は、その半分程度という話もあったわけでございます。このたびのサケ・マスに関連して、再度いろいろな部分で、漁業協同組合のほうとお話させていただくと、できれば今まで宮城から入れていた2万連程度の施設ということで考え方がちょっと変わってきてございます。あるいは、この用地の中に乗組員の方々の休憩施設、例えばこちらにあるような浴場施設であるだとか、食堂であるだとかいう考えを漁業協同組合のほうでは、考えの中の一つとしては持っているようでございます。そういった協議協同組合なりの考え方を受けた中で、厚岸町としてこの用地をどうするのかということを考えていかなければいけないなと。例えば、町がそういったことも聞かないで、この1番なり2番なりの用地を加工場の施設にしましょうと言ったときに、漁業協同組合とのすり合わせというものがない中でそういうことをやってしまと、ここの本当に土地利用というのは、それは本当にいいのかという話になるかと思います。ですから、事前に関係機関の意向というものを把握した中で、厚岸町としてどうしていくのが本当にいいのかなと、考えていかなければいけないと思っています。そういった意味では、漁業協同組合の考えていることというものを厚岸町のほうにまとめて、こちらのほうでお聞き入れをして、そしてそれをもとにしながら関係機関・団体等の皆さんとの協議を踏まえて、厚岸町としての考え方をまとめ、北海道開発局のほうと、この土地の利用の計画について検討をするということになろうかというふうに思っているところでございます。

質問 堀

カキ種苗の2万連の生産というものは、既にそちらから言っていたとおりサケ・マスの対策としてのものとして、しっかりと上がっているものですよね、もう既に。ただ、面積がどのくらいいるのか何とかというのは、まだ決まっていないと、でもその要望というものは、しっかりと厚岸町でも把握しているはずなのです。であれば何も、それではここでというものを、既に出していってもいいわけでありますよね。なおかつ、相手方があるのであれば、相手方にもやはり早急に出していただいた中で、それでも厚岸町がどうしていくのかというものを、広く皆さん方に示せるようにしていただかなければならない。これによって、周辺の土地利用や若竹地区の土地利用、また道路の通行形態なども想定ができている中で、いろいろな資本投下というものだって当然考えられていくようにはなるわけなのですから、どうもそこら辺が相手方任せで、相手から上がってこないから、相手から上がってこないからといった中で、それが逃げ口上になっているのではないのかなというふうになっていたと思うのです。そうではなくて、やはりこれについては、むしろこちらからどうなっているのだ、どのくらいなのだというものを投げかけながら進めていただきたいなというように思いますので、よろしくお願いします。あと、そういった中で万が一、加工場施設用地なりで売却の可能なようなとき、そういったところでは、私はこの中で雇用の増進や漁業生産の増大、市場機能の増進というものが図られるような場合については、特約を設けて土地価格の減額をして、売り払うというものを検討すべきではないのかというふうに質問させていただいたのですけれども、もうあの土地について資産回収というものは、資本的な回収というものは、私は、十分しているというふうに思っています。冬場はずっと雪捨て場として、町として利活用してきておりましたし、また、貸地料として漁港整備計画の漁港の公地とかの土地利用といった中で、貸地料としても十分な収入というものが、何十年にもわたって入ってきていた。そのことを考えれば、何も適正な価格にこだわる必要というものは、ここについてはないのではないのかなと、むしろ雇用の増進や市場機能の増大、そういったものが図られるのであれば特約を設ける。これは、漁業協同組合が万が一、買うとか、また借り受けるとかといった場合とか、またそれ以外のところが何かやるとかといった場合についても、やはり適用されるべきものであろうなと私だと思うのですけれども、この辺の考え方については、もうやはりまとめておいた中で、しっかりと対応ができるようにしてほしいなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

私から、お答えをさせていただきます。衛生管理型漁港施設の整備において、第二埠頭は大きく変わります。その将来はどうあるべきかということについて、今、既にお話、担当課長からありましたとおり、進んでいるのです。しかし、それを建設するのには、どれぐらいの費用がかかり、財政負担がどうなるのか、いろいろと再度に煮詰める点もただただあるわけです。ですから、2万連、仮にカキ種苗センターの件についても、ホタテの盤のカキ種苗センターについても、口では2万連をお願いしたいという、しかしとりあえず1万連をお願いしたいというようなお話もあるのです。堀議員もお聞きしているかと思う。そうすると、当然、規模も変わってくるし、財政も変わってくるのです。そういういろいろな煮詰める点も出てきております。それともう一つは、第二埠頭が大きく変わることに対しての周辺もまた変わってきます。ですから、もろもろの懸案事項が今起きておりますので、ですから担当課長は、漁業協同組合とお話ししながら、今後の利用の活用を考えていきたいという現段階にありますので、どうかそこは堀議員が質問しようとする趣旨でお答えをしていますので、ご理解をいただきたいと思いますので、本当に大きく変わっていきますので、ということは湖北地区も道路も含めて大きく変わってきますので、今後の大きな課題になっております。そして衛生管理型施設については、今の予定では来年が設計という段階になるであろうというふうに考えておりますので、そういう準備段階に入っておりますので、満足でないかもしれませんけれども、もう準備段階に入っているということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 堀

町長からも、そういうふうに力強い答弁もいただいたのであれしますけれども、ただ、いずれにしても時間としてやはりいつまでも悠長なことはしていられないといったものをしっかりととらまえた中で、早急な取り進めをお願いしたいというふうに思います。それで2点目のほうに入らせていただきます。ウチダザリガニについてであります。私も、広報あっけしの「かんきょう通信」を見たのですけれども、非常にさらっとしか載っていなかったのですよね。ただ、やはりこのことが一番心配したのは、漁業協同組合であったのだろうなと、私も後にして聞いたときには思っています。漁業協同組合では、6月10日から10月31日まで、旧尾幌1号川での駆除というものを行っております。聞いた話では、相当量のウチダザリガニが捕獲・処分されていると、その処分地については堆肥センターのほうでお願いして、処分してもらっているというふうなことの中で、適正な法にも抵触しないような形の中で、しっかりと処分がされているようなのですけれども、ただ、厚岸町としてはウチダザリガニが河川域に生息していたというのは知っていただと。古くから、平成17年までに行った全国的な分布調査といった中で、その結果というものをとらまえたときには、厚岸町としてはウチダザリガニが厚岸町内の河川にいたのだなという、そういう認識があったというふうに理解してよろしいのでしょうか。

答弁 環境政策課長 尾張

町長の答弁のほうにありましたとおり、公的な研究機関としましては、国立環境研究所が中心となりまして平成17年度まで行われた中で、全国的な分布調査の中で、厚岸町では昭和57年に別寒辺牛川、それと尾幌川については平成16年、17年に生息調査が行われたということでの調査記述があります。ただし、議員、質問のような形での生息河川はわかっておりますけれども、その具体的な範囲とか生息数、調査による数量等の記述等がないため、現状分布はしている、生息分布はしているという確認はされてきましたが、具体的なものについては、調査については進んでこなかった。ただし、「かんきょう通信」等を通じた中で、厚岸町においても外来特性生物が生息していると、これらについて町民の方々にも周知をさせていただきまして、被害防除の三大原則でありますけれども、入れない・捨てない・広げないというような中でのそういう周知活動をさせてきていただいたというのが現状までのところでございます。

質問 堀

そうすると、どこかにはいるのだけれども、どのくらいいるかが分からないといった中で、後段一番最後のところでは、対策を講じていきたいというふうになるのですけれども、ではまず、厚岸町にも河川は幾つもあるのですけれども、どこにどのくらいのものがというものの調査というものをしっかり厚岸町で行っていく、そういう考えがあるというふうに理解してよろしいのでしょうか。

答弁 環境政策課長 尾張

今回、厚岸漁業協同組合が事業主体となりまして、先ほど、質問者おっしゃったとおり、10月10日から10月31日まで間での調査、さらにはその状況によって生息状況が、区域が確定したということで、9月9日からこの駆除作業を行われているということを、産業振興課を通じまして情報を得ているところでございます。当然、この分かった尾幌1号川については、単年での許可申請ということで伺っておりますので、単年の駆除でいいのかどうなのか。その辺につきましては、逆にこの実績を受けた中で、漁協さんとも十分協議をしなければいけないと思っておりますし、その他の河川につきましてもやはり尾幌川に生息状況での調査結果が出ておりますので、尾幌川、それと別寒辺牛川、この二つの河川についてまず漁業資源等に被害が及ぼされるのではないかという可能性、全ての河川をできればいいのでしょうけれども、そういう河川についてまずは調査、生息調査を行った中で生息範囲等が特定できれば、それをもとにした中で具体的な防除、駆除作業等を計画して実施していきたいという考え方で立っております。

質問 堀

分かりました。ただ、漁業協同組合が今回駆除を行ったのは、今まで町が何もしてきていなかったからなのですよね。環境省のウチダザリガニの関係の駆除というものを見たときには、現在のところ26地域、厚岸漁業協同組合の分の別寒辺牛川水系の駆除も含めて26地域ほどありました。それらのほとんどの申請者というものは、市町村長でした。ということは、駆除の主体というものは、あくまでも市町村なのですよ。そういう理解のもとで、ほかの町村では取り組んでいるのですよね。例えば、NPOとかもあったのですけれども、恐らくそれはどこかの市区町村からの委託を受けているのか、また、公共水域ではない部分のところなのかもしれないといった中で、そこまでの調査というものは私もできませんでしたけれども、少なくとも河川という公共水域において、特定在来種であるウチダザリガニその駆除というものは、行政側が主体を持たなければならない。ただ、漁業協同組合は今回やったのは、今まで行政が何もしてこなかったからなのです。そういうものが理解されているのかなというふうに思うのですけれども、その点についてはどうなのでしょうか。

答弁 環境政策課長 尾張

ただいまの質問ですけれども、行政主体でやっているところが多いということですけれども、当然、NPO等もやっておりますし、その他の団体、要は国等が行うと、この防除作業については、駆除等が行うということで直接、国が実施しているところもありますし、地方公共団体、さらにはNPO等の団体等でも実施は行っております。現在まで、厚岸町内においての生息状況は確認はされておりましたけれども、具体的な調査等が進んでこなかった、これは事実でございます。特に、昨年、サケ等の放流河川であります尾幌川上流域のほうでのウチダザリガニの生息状況が多いのではないかという情報を得た中で、厚岸漁業協同組合さんのほうで独自の事業として、まずは実施していただいたということで、私ども町にとっても実際的なことが分かったということは、本当にありがたい話だと思っております。今後については、やはり直接的な中で、こういう生産活動における資源でありますサケ・シシャモ・チカ等に直接的な影響があるかどうかと、そういうことについては解明はされておりませんけれども、やはり影響が出てからでは遅い、危惧される部分でございますので、町としても分かった中ではやはりまずは調査を行い、範囲を特定し、具体的な防除作業を当然、尾幌1号川については漁協さんでの実績等もありますので、それら情報等もいただきながら、さらには駆除するに当たっても有効な方法としては、かごを使ったりというような方法もあるようです。それら技術的な部分を含めながら、さらには環境省等々の指導、協議等を行った上で実施をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 堀

地域としては、身近なところでは釧路市の春採湖ですね、ウチダザリガニの駆除、これの申請者もやはり釧路市長でした。そういった中でやはり調査をして、その駆除の主体というものも厚岸町がしっかりやっていくのだと、そういうものの中で考えているということの中で安心はしたのですけれども、ただ、やはり実際に生息数が大量な場所というのも確認をされているわけなのですから、何年にもわたって調査が、また、いつまでたっても駆除が始まらないでは困るのですよ。早急な調査と一緒に、調査と駆除というのは大体同じような形の中で、かごを入れての調査兼駆除ということにもなるのでしょうから、やはり早急な調査と駆除を厚岸町がやっていくようにしていただきたい。もう既に漁業協同組合では危険性を感じた中で、今年単独でやったわけなのですから、少なくとも厚岸町が来年からはしっかりとしたものをやっていくのだというものを持っていただきたいなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 環境政策課長 尾張

今回、漁業協同組合で実施いただいた中でもやはり船を使ったりとか、かごを使ったりとか、いろいろな中で駆除方法を行っておりますけれども、町単独で船舶等を保有しているわけでもございませんし、それら含めましてどのような手法でできるのか、検討した上で駆除に向けてまずは調査を行い、駆除を行っていくという方針を立てた中で、実施をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 堀

町長、たびたび申しわけありません。これはやはりある特定外来生物については、ある一定数の個体数を超えたときには、爆発的な増加というものそういったものの中で、それが及ぼす環境への影響というものは、はかり知れないものがある。水産の町厚岸町についても大きな問題であると思います。何とかその調査・駆除というものを早期に実施できるようにしていただきたいというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 副町長 大沼(副町長は2017年9月まで)

実は、漁業協同組合が一生懸命、尾幌の河川で捕獲に当たっていただいて、その上がってきた物の写真を見させていただきました。これは9月9日の写真だったそうでありますけれども、漁業協同組合が用意したかごが、ほとんどもうびっちり。私も、もちろんでありますけれども、町長も相当びっくりをしておりました。こんなに生息しているのかというふうに大変危惧をしております。今、環境政策課長のほうからも答弁をいたしましたけれども、このウチダザリガニ、全国的にも分布しているという調査結果も出てきておりますから、国として何らかの対策はできないのかというようなことも含めて、協議・検討をする必要が早急にやる必要があるだろうというふうに思います。それから、捕獲に当たっては、これから漁業協同組合とお話し合いをさせていただきますけれども、漁業協同組合のお力もある程度おかりしないと、もう既にかごを設置して、それから中もえさがどういうものがいいのかということも何度か試験をされて、こういうものを餌としてつけると、かごに入ってくる量が非常に多いというようなことも情報として伝わってきております。それから、捕獲の時期であります。ウチダザリガニの活動が活発になる時期、冬場の眠っているような時期にかごをかけても、一生懸命されても捕獲の効率が上がらないというようなこともあるようでありますから、それらも含めて協議をして、早急な対策を講じてまいりたいと、そのように考えます。

出典:厚岸町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる