厚岸町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月24日
(1)若狭ミクス、3本の矢について/(2)沖縄駐留米海兵隊による砲弾誤射について/(3)厚岸町職員給与の平成25年度7月以降について
2013年6月24日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「若狭ミクス、3本の矢について」「沖縄駐留米海兵隊による砲弾誤射について」「厚岸町職員給与の平成25年度7月以降について」について質問し、町長 若狹、産業振興課長 阿部、税財政課長 小島が答弁しました。
- 質問者
- 南谷健 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、産業振興課長 阿部、税財政課長 小島
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 南谷
第2回定例会に当たりまして、通告してあります3点につきまして質問をいたします。6月11日、厚岸町町長選の告示日でございました。若狭町長は、決意を新たに立起され厚岸町町民に3期12年間の町政執行がその執行体制が評価され、無投票当選されました。心からお喜びを申し上げます。まことにおめでとうございました。町長は立起に当たりまして、第一声でもっともっと元気な厚岸を目指し、七つの政策を掲げられ、そのうち特に若狭ミクス、3本の矢について話されました。若狭ミクス、3本の矢について質問をいたします。1本目の矢、防災・減災対策強化の具体策について伺います。2本目、厚岸の産業経済成長に向けた具体策、3本目、行政運営強化の具体策と行政運営を強化すると当然、財政に影響が及びます。財政基盤強化はどのようになるのかお尋ねをさせていただきます。2点目でございます。沖縄駐留米海兵隊による砲弾誤射についてお尋ねいたします。6月11日、米海兵隊の実弾射撃訓練で155ミリ榴弾が誤射によりまして標茶町側の国道272号線から700メートルの地点に着弾、爆発しました。この誤射事故の原因の検証や再発防止対策について十分されたのか、厚岸町民はマスコミのみの報道で新聞とテレビでしか知り得ないうちに、15日午後に実弾射撃は再開され、演習は21日午前に終了いたしました。この関係の記事、某新聞でございますが昨日までで28回の報道でございます。さらには、6月21日、トライベツ川のゲート入り口付近の民有地草地に米軍トレーラーがUターンのため牧草地を踏みつぶす事故が発生いたしました。米海兵隊の演習受け入れは沖縄住民の傷みを少しでも分かち合うという気持ちを持って4町の町民が理解を示してきたと思いますが、町長はこのたびの誤射事故対応をされまして、矢臼別演習場の存在をどのように捉えておられるのかお尋ねをいたします。また、15日、実弾射撃が再開され町民の安全をどのように考え、今後はどのように対応されるのかお尋ねをさせていただきます。3点目でございます。厚岸町職員給与の平成25年度7月以降について質問いたします。厚岸町は、平成17年から全国、全道にも先駆け職員給与、期末勤勉手当を10%削減し、厚岸町の財政健全化に努めてまいりました。平成17年度は10%削減、この金額が2億4,346万6,000円に始まりまして、21年までの5年間でその総額9億6,118万7,000円に至っております。国は3・11を受け、その財源対策として国家公務員給与7.8%の削減を実施、これを地方へもと地方交付税の削減を7.8%に見合う削減の実施を通達してきております。これらの状況を踏まえ、厚岸町はどのように対応されるのかお尋ねいたします。初めに、厚岸町が実施してきました自主削減の実態、またその財源は町民へどう影響を及ぼしたのか、次に7月以降の対応について、町長の所見をお尋ねいたしまして、1回目の質問といたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
9番、南谷議員のご質問にお答えをいたします。1点目の町政執行4期目を目指す若狭ミクス3本の矢についてのうち、初めに防災・減災対策強化の具体策についてでありますが、私は、去る6月11日に告示された厚岸町長選挙の第一声の中で、アベノミクスの3本の矢になぞらえ、4期目の公約として掲げた7点の中でも、特に次の3点について重要課題として取り組む姿勢を訴えさせていただきました。その一つが、防災・減災対策の強化であります。東日本大震災を教訓として地震・津波への備えとともに、台風や豪雨など自然災害に万全を期すため、厚岸町地域防災計画並びに厚岸町災害対策基本条例に基づく実行ある施策の推進と住民生活にとって最も大切な安全・安心をしっかり守る対策を講じることとし、具体策としては災害時における即応能力の向上と災害に強い社会基盤の整備、自主防災組織の結成立を高めるほか、災害時における要援護者を地域全体で支える体制の構築、自助、共助、公助の考え方に基づく地域防災力の向上、防災教育の充実と防災訓練の継続実施、町民への情報伝達手段の強化、消防・救急態勢の充実などを進めてまいります。次に、厚岸の産業経済成長に向けた具体策はについてでありますが、二つ目の重要課題として掲げた地域経済の強化では、漁業と農業の推進が町の経済の行方を大きく左右するため、その振興策は極めて重要であり、また地域の強みを自覚した上で自立経済を目指すために食・観光・物づくりニュービジネスの分野における厚岸町の優位性を生かした取り組みを進めることとし、具体策としては水産資源の適切な管理や増養殖事業の推進、衛生管理型漁港施設の整備と安全で安心な食の厚岸ブランドの普及拡大、農業経営の安定化と担い手の育成、新規就農者の確保、農業地域活性化施設の整備、TPP協定への参加反対を国へ強く要請、森林の整備、保全の推進と林業経営基盤の強化、厚岸町中小企業振興計画の推進と雇用の場の拡大、周辺地域との広域連携の推進と滞在型観光に資する戦略の推進、厚岸道立自然公園の国定公園化の展開などを進めてまいります。次に、行政運営強化の具体策と財政基盤強化はどのようになりますかについてでありますが、三つ目の重要課題として掲げた行政運営の強化では、町民のために働く役所として町職員が旺盛な意欲を持って行政課題の解決に取り組むことができる行政機能の強化と効率的行政運営を図り、地域や住民との協働によるまちづくりを推進することとし、具体策としては町民が主役のまちづくり、道州制など、国や北海道の動きを見据えた的確な施策の展開、厚岸町財政運営基本方針に基づく健全な財政運営の構築、管内市町村との広域連携の推進、公的部門に民間企業の経営理念、地方導入の検討、厚岸町総合計画の推進と検証、町職員研修の充実による人材育成などを進めてまいります。厳しい財政環境のもとで厚岸町のさらなる発展を築き上げていくためには、財政基盤の強化なくして実現はできません。このため、健全な財政運営に向けた第4次となる財政運営基本方針の策定を進めるとともに、これまでの道議会議員としての8期30年、厚岸町長としての3期12年、この42年に及ぶ政治活動の中で培ってきたさまざまな太いパイプや経験を生かし、国や道の制度、支援を十二分に活用しながら、何よりも大好きなこの厚岸をもっともっと元気な厚岸へという気概に燃え、選挙戦を通じて町民の皆様にお約束した公約を実現するため全力挙げて、その信頼に応えてまいります。続いて、2点目の沖縄駐留米海兵隊による砲弾誤射についてのうち、初めに矢臼別演習場の存在をどのように捉えていますかについてでありますが、矢臼別演習所は昭和39年に開設された総面積約1万6,800ヘクタールに及ぶ国内最大規模の長射程射撃が可能な演習場であり、国防上の重要な施設であると捉えております。次に、15日、実弾射撃が再開され、町民の安全をどのように考え、今後はどう対応されますかについてでありますが、米海兵隊による沖縄県道104号線超え実弾古兵射撃訓練の本道への移転は、米軍の施設、区域が沖縄に集中しているため、沖縄県民の負担軽減を図るという考えから、日米合意の上、平成9年から矢臼別演習場でも実施されているものであります。当時、苦渋の選択をして条件つきでこの訓練が受け入れを容認することにしたものであります。行政報告でも申し上げましたとおり、あくまで国防は国の専権事項であります。6月19日には北海道知事並びに関係3町とともに、防衛大臣に対して6月11日に発生した演習場内着弾事故は極めて重大な事故であることを国及び米軍が改めて強く認識し、示された再発防止策が確実に履行され、地域の安全が確保されるよう、国の責任において万全の措置を講じること、矢臼別演習場での米軍の訓練は地域の理解と信頼のもとに実施されてきたものであることを踏まえ、このたびの実弾射撃訓練の再開にかかる国としての見解を速やかに示すこと、このたび示された再発防止策の実効性について、地元自治体の意向を踏まえながら、国において十分な検証を行い、その結果を明らかにすることの3点について、抗議を含めて強く要請してまいりました。これは、私を初め演習場を抱える地元自治体の首長の強い思いであります。私としては、これも行政報告で申し上げましたが、今後とも矢臼別演習場関係機関連絡会議を重要視し、これを形骸化させることなく、このたびのように国に対しても強く要請等を行っていける組織を維持し、その先頭に立ってさらなる連携強化を図ってまいりたいと考えておりますし、今後の訓練実施に当たっては地域住民の皆さんの安全、安心な暮らしを守るために地元の意向を十分尊重した上で、国の責任において万全な措置を講じるよう北海道及び他の関係3町と連携しながら、国に強く働きかけてまいります。続いて、3点目の町職員給与の平成25年度4月以降についてのうち、初めに厚岸町が実施してきた自主削減の実態とその財源は町民へどう影響を及ぼしたのかについてでありますが、厚岸町が行った職員給与の独自削減は平成17年度から21年度までの5年間で、平成17年度は給料及び期末勤勉手当を一律10%削減し、削減額が一般会計で1億6,002万円、特別会計で2,570万6,000円、企業会計で5,574万円の合計2億4,346万6,000円、18年度は同じく一律で9.7%を削減し、削減額が一般会計で1億4,740万4,000円、特別会計で2,621万5,000円、企業会計で5,112万4,000円の合計2億2,474万3,000円、19年度は同じく一律で8%削減し、削減額が一般会計で1億1,474万1,000円、特別会計で2,261万6,000円、企業会計で4,165万円の合計1億7,901万7,000円、20年度は同じく一律で7.5%を削減し、削減額が一般会計で1億477万円、特別会計で2,175万8,000円、企業会計で3,992万9,000円の合計1億6,645万7,000円、21年度は給料を1級と2級の職員で6%、3級から6級までの職員7.5%、期末勤勉手当を一律5%を削減し、削減額が一般会計で9,259万5,000円、特別会計で1,928万4,000円、企業会計で3,562万6,000円の合計1億4,750万4,000円であり、5年間の削減額を合計すると9億6,118万7,000円になります。また、その財源による町民への影響については、この独自削減が当時の国の政策であった、いわゆる三位一体の改革により地方交付税が大幅に減額された分を少しでも補填し、健全な財政運営を確保するためにとった措置であったことを考えますと、資料に示すとおり歳出の決算額と比較した場合、決して大きな数字ではありませんが、職員の理解と協力によってつくることができたこの財源は、平成17年度から20年度までの真龍小学校の改築事業やこの5年間にわたって行った公共下水道事業、平成20年度と21年度の特別養護老人ホーム増築事業などの大きな企業だけではなく、町民サービスとして行った全ての事務事業に及んだものと考えております。次に、7月以降の対応についての所見についてでありますが、国におけるこのたびの地方公務員の給与削減の要請は東日本大震災を契機として防災・減災事業に積極的に取り組むとともに、長引く景気の低迷を受け一層の地域経済の活性化を図ることが喫緊の課題となっており、これをさらに加速させていく必要があることに加え、今後、負担増をお願いすることとなる消費税について、国民の理解を得ていくためには、まずは公務員が先頭に立って「隗より始めよ」の精神で、さらなる行財政改革に取り組む姿勢を示すことが重要であるとの趣旨によるものであります。しかし、そもそも地方公務員の給与は公平、中立な知見を踏まえつつ、議会や住民の意思に基づき地方が自主的に決定すべきものであり、国が地方公務員の給与削減を強制することは、地方自治の根幹にかかわる問題であります。ましてや、地方交付税を国の政策目的を達成するための手段として用いることは、地方の固有財源という性格を否定するものであり、断じて行われるべきものではないと思っております。また、今回のように地方との十分な協議を経ないまま、地方公務員給与費にかかわる地方交付税を一方的に削減する措置は二度と行っていただきたくないと思っております。このように思いながら、現時点では国の要請に応じた職員の給与削減はできる限り行いたくはないものと考えております。しかしながら、6月14日の総務大臣会見では、6月5日現在で減額方針を決定、または職員組合と交渉中という団体が都道府県では9割、指定都市では6割、地区町村で5割という数値が発表されております。現段階では、7月からの実施を見送ることといたしましたが、今後も国の動向や他自治体との状況を注視してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。以上でございます。
質問 竹田
ここに出ている南谷さんの9番の資料なのですけれども、これは金額的に間違っている。ここ1,000円と入っているでしょう。
質問 南谷
まず若狭ミクス、3本の矢について。まず1点目の防災・減災対策の強化の具体策についてお伺いをさせていただきます。つい先ほど12番室﨑議員さん、詳細な質問の後なのでちょっと気後れしているのですけれども、答弁の中でしっかりと取り組んでいかれるということにつきましては、理解をさせていただきました。そんな中で二、三お尋ねをさせていただきたと存じます。ちょっと話が大きくなるのですけれども、ご了承願いたいと思います。先般、東部消防組合議員、私ども議会から4名行っているのですけれども、5月13日から16日までの4日間、秋田県にかほ市の消防本部、それから宮城県石巻市の石巻地区広域行政事務組合消防本部、それから福島県相馬市、相馬地方広域消防本部相馬消防署に視察に行ってまいりました。それぞれ調査事項なのですが、東日本大震災の被災状況と消防活動の状況について、東日本大震災の復興状況について、震災・防災対策の取り組み状況についてそれぞれ調査をさせていただきました。行ってみて私なりに大変しっかり取り組んでいるなという二、三につきましてお尋ねをさせていただきたいと思います。にかほ市でございますが、日本海溝地震を受けまして津波の被害を受けたそうです、過去に。これを受けましてにかほ市ではシミュレーション、全ての町、シミュレーション施設を防災消防本部なんかもそうなのですけれども、ある程度、高台に、そのシミュレーションにかぶらない位置にまちづくりを構想したと。将来のまちづくり構想に厚岸町も若竹町や奔渡町、港町とかそれぞれ多くの住民が海岸域にあるわけでございますが、消防署ももちろんクリアできないところにあるのです。こういうものも含めて、にかほ市では山のほうに合併した関係で支署を本署にしたと、ところがアクセス道路が1本だと、山ですから。そういう中で、将来のまちづくりに2カ所から入れるように道路も考えていくとか、そういうまちづくりの視点で防災の対策を講じていると。さらには、やはり車での避難というのはゼロにはならないだろうと、そうするとまちづくりも避難対策に道路をどうしていったらいいのか、そういうことも含めて構想に考えているのですと、そういうご意見がありましたので、厚岸町もやはり海に面している町でございますから、将来のまちづくりに、この防災・減災対策のためのやはり構想というものもリンクさせた中で考えていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
防災対策とまちづくりということであります。今、にかほ市ですか、例に挙げたようでありますが、合併という事業の中で役所を移転しなければならないという、ちょうどタイミングがよかったという中での高台に建設ということに相成ったかと思いますが、私の承知をいたしております東北地域、残念なことにもう復旧というよりも、復興は進んでおりません。その原因はどこにあるだろうか、それぞれの町が地域復興計画というものをつくっております。私も現地を視察してまいりました。その復興計画も学んでまいりました。しかし、中心は高台に町をつくるということが中心でありますが、しかしながら住みなれた場所から離れるのは嫌だ、というやはり住民の意識というものもあるわけでございまして、なかなか復興計画が進んでおらないという実態をお聞きをしてまいりました。そういう点、考えますと、ちょうどタイミングがよかった、にかほ市かなと思いますが、やはり将来を見据えた防災対策とともにまちづくりというのも大事であると、厚岸町においても今、ご指摘がございました。この役場庁舎、一番危険であります。津波が来た場合、そのための防災拠点として道の駅を指定をいたしております。その対応を今、いたしているところであります。また、消防でございます。庁舎であります。これは、厚岸消防署とともに東部消防、釧路東部消防組合の本部でもございます。今、それぞれの関係者ともお話ししておりますが、やはり私としては管理者として、また厚岸町長としては移転すべきものであると、そのように考えております。高台に。その位置についても、いろいろと今、事務的な検討をいたしている最中でございまして、これも一つのまちづくりとして考えながら講じていかなければならにない。それとやはり、厚岸町は漁業の町であります。おかげさまで、本年度から漁港整備が進められます。港北地区にある市場を湖南地区に移転をするということを決定をされていただいたところであります。そこに、人工地盤を設置をするということを考えた安全・安心な市場をつくり上げていこうということで、これもまちづくり全般に移転に伴う考え方でございます。それぞれあるかと思いますけれども、防災対策とともに進むまちづくりというものは、将来見据えて大事なものであろうと、そのように考えます。
質問 南谷
今回、行政視察を行ってきまして、私が一番心に残ったのは、福島県相馬市でございます。相馬市の地形、初めてわかったのですけれども、海に、海洋に面している間口が1キロぐらい、その横側に、南のほうにさすというのですか、それが一つの防波堤になっているのですね。内側に厚岸みたく輪があるのです。岸壁の内側は水田です、そして真ん中に、水田の真ん中に1キロぐらい、5キロぐらいの真ん中に国道が走っています、国道は5メーターぐらいの高台にあります、水田の真ん中にあるのです。今回、いろいろお話を聞いたのですけれども、残念ながら400人以上の方が亡くなった、それは過去から相馬市で今回の地震発生以来、54分だそうです、津波襲来まで。54分あったそうなのです、大きな地震が来てから津波が来るまで。54分ということを考えると、今、考えると行政として日ごろの指導、もう少し考え方を改めていかなければならないのではないのかと、もっともっと助かったのではないかなと、54分という時間を結果的に今、思えば400人以上の方が一つには過去に相馬ではそのさすを超える津波はなかったそうでございます。もちろん、国道を超える津波もなかったそうなのです。ですけれども、一番大きく犠牲者が出たのが、その国道をも越えて遺体が一番山側に寄っていたと、ですから行方不明者はないそうです、戻ってないから海に。ですから、私は一番感じてきたというのか、行政として責任を感じると、そこの消防長さん言われたのですけれども、行政の皆さんにお願いしたいのは、いろいろ細かいことがあるでしょうけれども、やはりまず逃げること、これらの周知徹底、ですから行ってみて全員が職員の皆さんが現地に行くということは不可能ですけれども、やはり現場で今回、過去にない災害を受けられた、そのとき、職員の皆さんがどうしたのか、消防団員の皆さんがどう対応されたのか、そういう苦労、2年たちました。ですから、いろいろな問題点について継承してきています。ですから、全員が職員の皆さんが行っていろいろお話を聞くことは不可能だと思うのですけれども、できれば住民も含めて職員は職員の立場で何をそういう大きな災害のときに対応しなければならない、実際にやってきた方々が感じていることを研さんをしていくべきではないのかなと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えをさせていただきます。地震津波、またはあらゆる災害における危機管理態勢の責任は、リーダーシップは首長であります。極めて重要であります。そういう意味においては、今、ご指摘がございましたとおり、いろいろな教訓をもとにして安全・安心なまちづくりをしていかなければならない。時に国道の問題が出ました。厚岸町も通行どめになったり、いろいろと国道が閉鎖されたわけであります。今、国のほうでは道の駅を防災拠点としたいという中で、国道44号線から車が逃げる場所がない、それで厚岸町のコンキリエ道の駅を考えているという、ありがたいお話もあります。私も積極的に取り組んでいるところであります。さらには、44号線を切りかえます。これは、国のことですから、私が決断するわけではあれませんが、できれば厚岸地域、一番津波が来たときが危ないのです。門静地域であります。そういう意味においては、国道44号線、今、38号線をやっておりますが、これを完成次第、44号線を国道化すべきであるということで強く要請をいたすと同時に、厚岸地域における安全な道路を建設していただきたいというようなお話もいたしているところでございまして、同様の今、お話ではなかろうかと思いますので、それを教訓に、参考にしながら、国道44号線の安全性を確保してまいりたいと、そのように考えます。
質問 南谷
次に参ります。厚岸町の産業経済成長に向けた具体策でございますが、ただいま町長からのご説明がありました。水産、酪農、商店街、これらにつきましてはしっかりとやっていただきたいと思います。その中で、1点だけお尋ねをさせていただきます。水産なのですけれども、増養殖事業の推進とあります。そのほかに衛生管理型の漁港、これは当然、しっかり頑張っていただきたいと思うのですけれども、カキ種苗センターの運営についてお尋ねをさせていただきます。これが布設ができたときの経過につきましても、私なりに理解をしているつもりでございますが、1点、運営方法につきましてウニ種苗センターの場合は厚岸漁業協同組合は幹事組合として職員の給与にあわせて運営をされております。ですけれども、カキ種苗センターの運営につきましては、それとはちょっと形態が違いますので、同じようにはいかないと思うのですけれども、もう少し浜の意向というのですか、組合とのアクセスの中で運営委員会がいいのかどうかわからないのですけれども、もう少しもっとせっかく厚岸町が抱えて頑張っているわけでございますが、それがまた浜の意向がもう少し通りやすいような組織というか、運営方法をしていくべきではないのかなと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 産業振興課長 阿部(産業振興課長は2015年3月まで)
カキ種苗センターにつきましては、直営で実施をしております。ウニの種苗センターについては、おっしゃられたように漁協が、厚岸漁協が管内の漁協の幹事組合として運営しているという中で運営委員会のような組織を持ちまして、その中で進めているという状況でございます。カキの種苗センターは直営で実施しているということ、それからカキの生産につきましては、漁業協同組合からの注文でもって生産をする、それから漁業協同組合は漁業者からの注文をまとめて町に注文をするというような状況になっておりますので、基本的には漁業協同組合との話というのは常にやっておりますし、震災のときのシングルシード種苗の増産ですとか、それからカキ、ホタテ湾の種苗に対しての試験的な要請なんかに対しましても対応しているというような状況ではおります。ただ、おっしゃられる話としてもう少しお話が通るようなというようなことのお話でございますので、そこにつきましては漁業協同組合ともよく相談をして、そういったことがないように検討していきたいと考えております。
質問 南谷
ただいまの答弁で理解をさせていただきました。特別どうのこうのということではないのですけれども、せっかく町が100%というわけではないけれども、ある程度お金も出して、運営も責任持ってやっているのですけれども、組合側としてやはりもう少ししっかり連携を密にされるような体制で、せっかくそれを頑張っているわけでございますから理解されるような体制で臨んでいただきたいなと存じます。次に参ります。3点目なのですけれども、行政運営強化の具体策と財政基盤強化のどのようになりますか、この3番目でございますが、行政の運営強化につきましては、町長の答弁で理解をさせていただきました。しっかりと頑張っていただきたいと思います。1点、これらの施策を講じていくためには、当然、財政基盤がどうなるのかなというのが私なりに気になるところでございまして、それでお尋ねをさせていただきます。確か、厚岸町の財政基盤強化について、町長は出陣式のときにもしっかりと厚岸の債務を減らしてきたということを公言されておりますし、私もそのとおりだなというふうに理解をさせていただいたのですけれども、一般会計の平成24年度末現在高で、見込み額で109億5,719万、平成25年度末現在見込み高で、見込み額というのですか100トンで6億1,484万円となっており、大体3億4,000万円ほど予算ベースで下がるのかなと、減るというふうに理解をさせていただいたのですけれども、このほかに、この中に返済額が一定の額が交付税に算入される有利な詳細もあると、議会のたびにお聞きをしているところでございますが、本当にこれら私なりに数字を理解をさせていただいたのですけれども、そのほかに町の基金残高でございます。平成23年度各会計歳入歳出決算書の314ページなのですけれども、基金、23年度の決算で13億5,013万5,000円、このように記載がされております。基金の種類によっては使い道が決まっているものと全額自由に使えるものがあるわけでございますが、このほかに4億2,300万円ほど納付をされて、備考資金組合に積んでおられると思います。そうしますと、私なりに試算をすると大体8億ぐらいの残高があるなというふうに理解をさせていただいたのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 税財政課長 小島(税財政課長は2015年3月まで)
3点ご質問というか、確認のお話がございました。一般会計の長期債の残高、24年度末と25年度末、予定ですね、これが大体今の予算ベースでは3億ほど減る予定であると、そのとおりでございます。それから、この記載の中には後年度、起債を償還するに当たって交付税の基準財政需要額に入る部分も当然あるということでございまして、全てがその税金でもってこれを償還するということではなく、国のそういった措置もあわせながら償還していくものが入っているのがご質問者言われるとおりでございます。それから、基金の残高についてもおおよそご質問者がおっしゃられるような推移の状況にはございます。以上でございます。
質問 南谷
私なりに試算をさせていただいたのですけれども、私が議員になりまして10年になりますけれども、当初よりも明らかに町立病院の固定化債務というのですか、債務はそれ以降発生しているのですけれども、それを割り引いても財務の健全化というものには努めてこられたなというふうに私は評価をしているところでございますが、当然、一生懸命事業をこれからしますよというかわり、住民サービスをするわけでございますが、この財政の健全強化というものも地方自治体、今、全国の地方自治体は5万人規模を国がめどにいろいろ押しつけてきているわけでございます。この1万人の厚岸町のクラスで、その財政の基盤強化というのは、私は基本だと思っております。ですから、どの部分に、どう片方では頑張っていきます、やります、事業やっていきますよと、どの部分にどう財政基盤をどう強化していくのかという部分では、一概に結果としていろいろ事業をやっていく上で変わってくると思うのですけれども、めどとしてお考えがあればお聞きしたいなと、どの部分にどう強化をしていくのかなと。例えば、総体、債務から債務基金に積んでいくよとか、そういうめどというお考えがあるのかないのか、その辺をお尋ねします。
答弁 税財政課長 小島(税財政課長は2015年3月まで)
地方の財政を取り巻く環境というのは非常に厳しい状況が続いております。今後、国が考えているのは、国の国家財政を健全化に持っていくために地方もつき合っていただきたいという考えがあるようでございまして、できる限り赤字国債の発行を抑えるということでございまして、その発行を抑えることによって、地方への交付税が削減される可能性があると、そういう議論を財政制度審議会等で議論もされていると。それから、経済財政の諮問会議の中での議論にもなっているということでございまして、来年度以降、そうした特別の加算がなくなる可能性もあるのではないかということを危惧しております。そうすると、地方から交付される地方交付税についても相当の削減が予想される可能性があるということでございます。そうなると、後年度の借金の返済についても、いわゆる三位一体の改革のときに借金の返済をするのに危惧した経験がございます。そういったことにならないように、今のうちに起債の発行額というものをある程度、抑制する方針で臨む必要があるのではないかなというふうに考えます。ただし、これは総合計画というものの実現、いわゆる道民サービスの充実、安全・安心なまちづくりのために、必要なものには投資もする必要があると思いますので、この辺は取捨選択しながら政策的な判断をしていく中で、財政運営もその中に位置づけながら、健全な財政を保っていくと、非常に難しいかじ取りではございますけれども、そのような方針で臨んでいきたいというふうに考えております。また、基金についても防災・減災の対策には使っておりますが、いざ災害が起きたときに、特別に、一時的に財政需要は必要であります。将来に備えるということも必要でありますので、そちらのほうも一緒にあわせながら、非常に難しいことではございますけれども、取り組んでいく方針でございます。
質問 南谷
2点目、沖縄米駐留米海兵隊による砲弾誤射についてお尋ねをさせていただきます。1点目、矢臼別演習場の存在をどのように捉えていますか、まことに簡潔に答えてくれて、私の意に達していないなという思いがあるのですけれども、二つ目である程度、答えているのかなというふうに理解をさせていただいたのですけれども、いろいろ今回、某新聞では、おたくらが出している資料より毎日リアルタイムで出ていますよ、はっきり言って。僕もよく切り取りで大変、そのわりには町は1回もきょうの町長の行政報告以外ないのですよね、議員に対して。まことに残念に思っています。1回ぐらいは何かのアクションがあってもいいのではないのかなと、わからないながらでもちょっと一報ぐらいあっても、我々議員にもないのだから町民にもないのだろうなと、そういう反省には立っているのですけれども、ただそれについてはよろしいです。矢臼別の存在なんですけれども、私は貿易連の福祉部長をさせていただいております。北方の釧路駐屯地、それから別海の駐屯地それぞれあるのですけれども、やはり北方の脅威の問題やその駐屯地の存在というものは、これまでのいろいろな経緯があるのでしょうけれども、やはり地域に住む皆さんの理解のもとに、この矢臼別の演習場というのは成り立っているのではないのかなというふうに理解をさせていただいております。その辺、町長としてどう捉えているのかなという今回、このような事件もあったものですから、改めてお尋ねをさせていただいたわけでございますけれども、今さらなしよというわけにもいかないのかなというふうに理解をさせていただいたのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えをさせていただきます。南谷議員の言うとおりであります。やはり、地元の理解と住民の安全確保が何よりも大事であります。すなわち、信頼関係なくして演習はできません。今回は、それが裏切られたということであります。私も憤りを覚えているわけであります。この13回目にして二度も事故議案が起きたということは、まことにあってはならないことでありますので、先ほど来、また行政報告でもお話いたしましたとおり、安全確保そしてまた実施に当たりましては地元の意向を十分に踏まえた中で考えていただくように国に強く今後とも要請をしてまいりたいと、そのように考えております。
質問 南谷
2点目の再開、安全をどのように捉えているのかということにつきましても、今、答えていただいたのですけれども、町長、別海町には駐屯地があって、あっちは発射するのですよ、厚岸町は着弾地です。当然、厚岸町、標茶町にとっては最も着弾したら爆発するわけですから、もっと実態、あの駐屯地というと、矢臼別と別海町と言われるかもしれないですけれども、実被害は私は標茶町なり厚岸町にあると思うのです。そういう中で、今回、たまたまなのでしょうけれどもかぎを開けてトレーラーが入ってくる、一つの事故が起きているのに、いろいろ申し入れしているよというのはわかるのですけれども、なおかつ、かぎ開けたら米海兵隊が突き破ってきたわけではないのですよね。防衛局が悪いとか、あそこが悪いとか言うけれども、やはりいろいろ事故があるわけですから、もっときちっと町長は再三言ってきているというのも、さっきから報道から聞いているのですけれども、いつもの町長であれば、どこの町長よりも矢面に真っ直ぐ立っていると思うのです。今回は少し遠巻きなのかなと、見えないわけですから僕には。やはり全面に立って標茶町、別海町以上に住民の安全のためにはもっともっと汗を流していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
米海兵隊の訓練、訓練終了後における牧草地への進入、別に考えます。私は、砲を間違った、距離を撃った、これは米海兵隊の責任であるという認識を持っています。今回の牧草地への進入については、私は自衛隊の責任が極めて重いと思っています。なぜならば、米軍が間違ったゲートに来た、しかし転回ができなかった、それはそれでいいです。しかし、ゲートを持っているのは自衛隊です。その自衛隊が直ちに連絡をして、あのような措置をとったと、しかし牧草地があるということについては米軍は承知していなかったのではなかろうかと、すなわち自衛隊の誘導がなかったと、全く遺憾に存じます。先ほど、私が行政報告でいたしましたが、このことについては私は着弾の過ちと今回の牧草地の進入については別に考えております。ですから、私も実は現地にも行ってまいりました。また、所有者ともお会いをいたしました。いろいろとお話をお聞きをいたしたところであります。できれば、今後あのような事件、事案がないようにするべきには、演習場内で迂回、転回できるようなものを私はつくるべきであると、これを強く今後、要請してまいりたい、そのように考えております。
質問 南谷
通告の最後でございます。先ほどの答弁でおおむね理解をさせていただきました。平成25年7月以降につきましては、国の動向がまだつかめない中だから、おっしゃられる程度なんだろうなというふうに理解をさせていただいたのですけれども、私は少なくても全国に、全道に先駆けて職員の皆さんしっかりと10%に協力をしていただきました。国はそのとき何もしていないで今回7.58%に地方もっと来ている、それも勝手に交付税下げてくるというのはやはり憤りを感じますし、職員の皆さんが町長は立候補されたときにも私が12年間、この厚岸町のために頑張ってこれたのは職員の皆さんのおけだと公言をされております。その皆さんがこれから4年に向けてしっかり頑張るためにも、町長としての改めて見解をお尋ねさせて質問を終わります。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
厚岸町の地方公務員の給与を決めるのは国ではありません、我々、また議会であります。なぜかといいますと、条例で給料が決定をいたすわけであります。国の命令によって厚岸職員給与の決めておりません。ただし、人事院勧告を準拠していることは事実でありますが、今回の措置についてはまことに遺憾に存じております。