厚岸町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月7日
(1)厚岸地域マリンビジョン計画について/(2)障害者雇用推進に対する施策について
2013年3月7日、厚岸町議会の一般質問で、堀守議員が「厚岸地域マリンビジョン計画について」「障害者雇用推進に対する施策について」について質問し、町長 若狭、産業振興課長 阿部、保健福祉課長 松見が答弁しました。
- 質問者
- 堀守 議員
- 答弁者
- 町長 若狭、産業振興課長 阿部、保健福祉課長 松見
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 堀
私は、さきに通告しました次の2点について質問いたします。1点目は、厚岸地域マリンビジョン計画についてであります。(1)として、昨年12月厚岸漁業協同組合は、みずからが設置開設者となっている地方卸売市場(以下、単に「市場」と言う。)の湖南地区若竹第2埠頭右岸への移転を決定された、このことについて次のことを伺います。アとして、市場移転に伴う町経済に対する効果はどれだけになると考えているか。イとして、市場移転の時期は、いつごろになると考えているか。ウとして、市場移転に伴い、町が道路整備などで行わなければならない事業はあるのか、また、その金額はどのくらいになるのかであります。(2)は、この市場移転に関して、厚岸漁業協同組合の決定後、市場を利用している厚岸町の水産加工等を営む仲買人(以下「買受人」と言う。)から、市場移転に関して不安や懸念の声が上がっています。このことについて次のことを伺います。ア、町は、買受人のこれら不安や懸念の声をどのくらい把握しているのか。イとして、買受人の不安や懸念を解消するため、町としてどのようなことをしていこうと考えているのかであります。大きな二つ目は、障害者雇用推進に対する施策についてであります。(1)本年4月1日より、障害者の雇用の促進等に関する法律による障害者雇用率制度の法定雇用率が変更となります。これを契機に町の障害者雇用推進に対する施策等につい、次のことを伺います。ア、町内事業者のうち、この障害者雇用率制度の対象となる事業者はどれだけあるのか。また、それら事業者の障害者雇用の状況はどうなっているのかをお聞きします。イとしましては、アの障害者雇用立制度対象事業者以外の事業者、従業員50人以下の事業者でありますが、この障害者雇用の状況はどうなっているのかをお聞きします。最後にウ、障害者がごく普通に地域で暮らし、地域の一員としてともに生活できる社会を実現するためには、職業による自立を進めることが重要と考えるが、町として、障害者雇用の推進をどのように図っていこうと考えているのか。以上をお聞きします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 若狭(町長は2025年3月まで)
6番、堀議員のご質問にお答えをいたします。1点目の厚岸地域マリンビジョン計画についてについて、昨年12月厚岸漁業協同組合は、みずからが設置開設者となっている地方卸売市場の湖南地区若竹第2埠頭右岸への移転を決定された。このことについて次のことを伺うのうち、初めに、市場移転に伴う町経済に対する効果は、どれだけになると考えているかについてでありますが、厚岸町漁協におきましては、ご質問にあるとおり、昨年12月1日に臨時総代会を開催し、市場の整備場所を湖北地区とした平成20年6月の臨時総代会の決定を、改めて湖南地区に変更する決定を行ったところであります。一方で、平成18年に策定された厚岸地域マリンビジョン計画では、衛生管理対策施設の改良は湖北地区で行うとされているため、現在、厚岸地域マリンビジョン協議会において、衛生管理型漁港施設の整備場所を湖北地区から湖南地区に変更することについて、協議を行っている途中にあります。また、この衛生管理型の基本的な漁港施設の整備は、国が事業主体の直轄事業であり、平成25年度から34年度までの10カ年間を事業期間とする国の特定漁港漁場整備事業計画に盛り込む必要がありますが、これも現在、国において、計画の策定に向けて調整を進めている途中であります。こうしたことから、湖南地区への移転については、まだ正式に決定していないことをご理解いただき、それらを前提に答弁させていただきます。市場移転に伴う町経済に対する効果については、直接算出したものはありませんが、国では、10年間の事業計画全体の事業効果を算出しております。この中では、事業計画期間10年と施設の耐用年数50年を合わせた60年を償還期間として、計画全体の事業の実施によって社会的に得られる便益を、「水産物生産コストの削減効果」、「漁獲物付加価値化の効果」、「漁業就労環境の労働環境改善効果」、「生命・財産保全・防御効果」としてそれぞれ算出し、総額を総便益額として、139億4,429万7,000円と算出しております。これを全体の事業の実施に要する総費用の総額の91億1,420万3,000円で割返し、公共事業の評価で主として使われている指標として、費用便益比、いわゆるB/C(ビー・バイ・シー)と言われる指標でありますが、これで妥当な事業と評価される基準である1.0を超える1.53と算出しているところであります。この事業効果には、外来漁船の利用による漁業外産業への経済波及効果や、防災対策施設の整備に伴う地域の安全・安心の確保及び水産物の生産・流通の維持確保については、貨幣化が困難な効果として、算出されていないとのことであり、それらを加えれば、事業効果はさらに大きくなるものと考えているところであります。次に、市場移転の時期は、いつごろになると考えているかについてでありますが、市場の移転時期については、まず現状、若竹第2埠頭右岸で、準備や休憩のため係船しているサンマ漁船の移動場所を確保する必要がありますので、若竹第2埠頭の左岸側に波除堤を平成26年から27年度で整備し、屋根付き岸壁の整備は27年度から32年度までの6年間、人工地盤の整備は28年度から30年度までの3年間で行い、人工地盤の整備にあわせて、その1階部分を利用して荷捌き所の整備などを行い、湖南地区での市場機能のスタートは9年目の平成33年ごろの予定と聞いております。次に、市場移転に伴い、町が道路整備などで行わなければならない事業はあるのか、また、その金額はどのくらいになるのかについてでありますが、正式に湖南地区での整備が決まってないため、今後正式に決まってから、具体的に施設整備に向けての協議や調査が行われることになり、そうした中から必要なものについて、町、漁協、国のそれぞれの役割が出てきますので、町の役割として必要なものについては、3カ年実施計画の中で検討していくことになります。続いて、この市場移転に関して、厚岸漁業協同組合の決定後、市場を利用している厚岸町の水産加工等を営む仲買人から、市場移転に関して不安や懸念の声が上がっている。このことについて次のことを伺うについてのうち、初めに、町は買受人のこれら不安や懸念の声をどのくらい把握しているのかについてでありますが、買受人組合との協議については、昨年12月1日の厚岸漁協の臨時総体会での決定を受け、12月19日に市場関連の業界である買受人組合、トラック協会、燃油業界に対し、厚岸町、厚岸漁協、開発局の三者の担当者により、湖南地区での整備について説明を行ったところでありますが、この中で、なぜ、もっと早く説明してくれなかったのか。もう決まっているような状況で買受人は協議から外された、特に、サンマの加工業者は9割以上が湖北側にあり、市場から距離が近く、鮮度のよさを売りにしているのに、なぜわざわざ遠くするのか。もし、厚岸大橋に何かあって、通行どめや渋滞となった場合どうするのか、などの問題点を指摘されたところであります。12月19日以降、12月25日、12月26日、12月27日、1月21日にも協議を行い、その後、1月24日には、買受人組合で取りまとめた28項目のデメリットの提示を受け、2月13日にはそれに対する回答を行っております。さらには、3月1日に厚岸地域マリンビジョン協議会の会長に対してということで、私のところへ買受人組合の正副組合長3名がお見えになり、衛生管理型漁港施設等の建設に関する要望書として、今でも湖北地区での建設を懇願しているが、どうして湖南地区に衛生管理型漁港施設等を建設することになった際には、不測の事態も想定されることから、湖北地区にある現漁港にも衛生的にサンマの水揚げができるよう簡易な屋根の整備を強く要望するとの要望を改めて受けたところであります。次に、買受人の不安や懸念を解消するため、町として、どのようなことをしていこうと考えているのかについてでありますが、市場が湖南地区へ移ることについては反対意見もあることは承知しておりますが、厚岸町の将来を見据え検討した結果、次の3点のメリットが重要であると考えたところであります。メリットの一つは、防災の観点から、東日本大震災の教訓を踏まえ、人工地盤は気仙沼市で緊急避難場所として多くの人命が助かったという例もあり、湖北地区では用地が狭くて整備できないが、湖南地区では用地的に問題がなく、近くで漁をしている漁業者やそこで働く人、近隣の漁業者の緊急避難場所になり、さらに市場の電源を人工地盤の上に上げることにより、もし1階が津波で大きな被害があったとして、電気設備に関するリスクは軽減されます。二つ目としては、湖北地区とする場合、人工地盤を整備しない場合でも、市場と岸壁の改修を同時に行う必要があり、仮設市場の整備も必要で、工事期間も相当長くなることなどのデメリットがあり、湖南地区での整備では、用地的にも問題がなく、工事期間も短縮でき、市場の代替施設の整備も不要であり、さらには、南防波堤の外から清浄海水を取水することができるメリットがあります。三つ目としては、20年後、50年後の将来、この町の水産業を考えたときに、湖北地区では用地が手狭で、何かをやろうとしてもできませんが、湖南地区では広い用地があることにより、将来の発展に大きな可能性が広がります。さらには、まちづくりの観点から、以前は湖南地区にあった町立病院も役場も湖北地区へ移転している中で、基幹産業である漁業の拠点が湖南地区に移れば、厚岸町の将来のまちづくりに大きな役割を果たすものと期待されます。こうしたことを総体的に検討し、厚岸町の将来を考えたときに、当町の基幹産業の拠点となる衛生管理型の漁港施設の整備については、湖南地区に整備すべきものと判断したものであります。これらについて説明させていただき、その上で、買受人組合等から指摘されている問題点やデメリットについても、一つ一つ回答を行っているところであります。今般、3月1日に買受人組合から改めて受けた要望については、さらに厚岸地域マリンビジョン協議会を開催し、協議を行いたいと考えております。今後も、不安や懸念を解消するための協議はもちろん、具体的に施設の整備内容を協議する場も必要であり、そのため、衛生管理型対策は漁港施設の整備だけでは不十分で、漁獲から市場での水揚げ、荷さばき、そして、加工業者による製品化、出荷まで一連の衛生管理対策が必要であり、買受人も含めた関係者全ての対応が必要となりますので、今後も引き続き協議を行ってまいります。続いて、2点目の障害者雇用推進に対する施策について、本年4月1日より障害者の雇用の促等に関する法律による障害者雇用率制度の法定雇用率が変更となる。これを契機に、町の障害者雇用推進に対する施策等について、次のことを伺うのうち、初めに、町内事業者のうち、この障害者雇用率制度の対象となる事業者はどれだけあるのか。また、それらの事業者の障害者雇用の状況は、どうなっているのかについてでありますが、障害者の専門的な就労支援については、ハローワーク釧路や就労支援機関が行っているところでありますが、法定雇用率はハローワーク釧路が管理しており、町内の一般事業主についての状況は、対象となるのが2事業主で、現在はいずれも障害者の雇用はない状況にあります。次に、障害者雇用率制度対象事業者以外の事業者の障害者雇用の状況は、どうなっているのかについてでありますが、町では、障害者雇用の全体の実態把握を行ったことはありませんが、障害者手帳所持者と難病指定を受けている人、全員を対象として、平成21年に実施した第3期厚岸町障がい者基本計画策定のためのアンケート調査では、障害者の約3割が就労しているという調査結果が出されているところであります。次に、障害者がごく普通に地域で暮らし、地域の一員としてともに生活できる社会を実現するためには、職業による自立を進めることが重要と考えるが、町として障害者雇用の推進をどのように図っていこうと考えているのかについてでありますが、平成22年に策定した第3期厚岸町障がい者基本計画において、雇用の促進として、障害者がその適性や能力に応じて可能な限り希望する就労が実現できるよう、北海道障害者職業センターから派遣される職場適応援助者から、障害者の就職及び職場適応のため、就職前後を問わず職場に出向いていただき、専門的な支援を受けるなどの制度活用も視野に入れながら、国、道との連携、福祉施策と雇用施策との連携を図りながら、総合的な取り組みを目指しているところであります。以上でございます。
質問 堀
まず、1点目のマリンビジョン計画の市場の移転のことでお伺いします。この中では、答弁の中では、事業効果を私聞いているのですけれども、139億4,429万円というのは、これはあくまでも直轄漁港関係の事業での効果。私が聞きたかったのは、厚岸町全体での効果を聞きたかったのですけれども、ただ答弁の中にも確かにさらに大きくなるというだけなんですけれども、確かに貨幣化はなかなか難しい部分というのはあると思います。しかし、事業効果は事業効果だけれども、やはり経済効果、町がしっかり試算をすることが大事だと思うのですよ。これがやはり今後の町としての事業投資とかを考えていく上にも、やはり一つの目安になるので、やはり町全体での経済効果というのを出すようにしていただきたいなと、これは当然、今現在、昨年12月に決まったばっかりなので、それに対する影響というのも当然あると思うので、マイナスの部分も計算したときにはすぐには出ないと思いますけれども、やはり町としては、しっかりと町の経済全体、厚岸町の基幹産業である水産業の主要な市場を湖南地区に動かすということは、つまり人の流れも、物の流れも、お金の流れも、全てが今までと変わるようになる。そのことを十分にとらまえた上で、経済効果というものがこれだけあるんだと、そういうものを町民に対して示すべきだと私は思います。そして当然、だからそうなると、例えば漁港整備に伴っての周辺投資としては道路整備とかもあるでしょうし、道路整備をされるということは、当然その近隣に住んでいる人方とか、新たに店を出そうととか、そういうような人方の投資意欲とか、そういうものも生まれてくるでしょうし、この機にやはりそういうものが、どんどんどんどん生まれてくるような方向に持っていかなければならないというふうに、私は町の責務としてあるんだというふうに思いますので、ぜひとも出していただいて、各町民にも宣伝をしていただきたいんというふうに思います。問題なのは、(2)番なんですね、この12月1日に漁業協同組合が決まってから、ここに書かれているとおり本当にいろいろな多種多様な不安というものが、余り市場にも行ってなかったのに、私のほうに聞こえてくるくらいに多種多様な声というのが上がっております。答弁の中にもあるとおりに、買受人が28項目のデメリットというものを出させていただいたのですよね。これに対して私が手に入れたものは、これは開発局が答弁したんだというふうに聞いたのですけれども、この答弁者が誰なのかというのは定かではないんですけれども、実際に私もこの衛生管理型漁港施設整備計画に係るQ&Aというものを見せていただきました。買受人方がデメリットとして考えているのは、やはり買受人企業としてのデメリットとしては運賃が割高になるとか、また、工場の稼働率が落ちるというのが何と言っても一番大きいのかなというふうに思いました。また、町民としてのデメリットというものも考えられていて、大橋の寿命が短くなるとか、大橋は道路に海水が落ち込むことによって、他の町民への迷惑というものがかかるというものも、デメリットとして上げられておりました。漁業者としてのデメリットというものも当然あげられておりまして、当然サンマの盛漁期と昆布漁期というのが重なるものですから、それが1点に集中してしまう可能性があると。そういったときに航路上の危険性とかもあるというような中での心配というのも出されておりますし、また、そのように海水とかが道路に漏れるようなものが、長大路線で続くことによって観光客への影響というものもあるというのを、デメリットとして上げられておりました。確かに私もこれを見てもっともだなと。ただ、買受人が一番不安と思っているのは、これの回答が余りにも画一的過ぎるんですよ。開発局なりが回答したのかもしれないんですけれども、厚岸漁港を1年、2年見て、この1年、2年のサンマの漁期のことだけを見て、さも言っているような回答でしかないのですよね。買受人方というのは当然そうじゃないのですよ。生まれたときから厚岸漁港で見て、また、何十年もこの厚岸漁港で携わってきた中では、いろいろなパターンというものが、いろいろな状況というものがある。そういうものが一切考慮されていない、本当に画一的な答弁というか回答しかされていない、そういうこともやはり不安を増長させているのではないのかなというふうに思うのですよ。やはりこの不安を解消させるということが大事でありますし、そのことを町が一番最初に考えなければならないし、考えてほしいなと思うのですよね。そういった中では、協議を進めていくというようなことを言っているわけなんですけれども、私は、やはり協議も当然必要なんですけれども、答弁の中では湖南地区のほうに移るメリットというものも三つ上げられておりましたけれども、それについてもわかるので、それらの状況も懇切丁寧に説明しながら、説明責任というのもよく言われるのですけれども、私はそこまでは言いませんけれども、説明されながら、実際にやはり見てもらわないとだめだなというふうに私は感じたのですよ。やはりこの不安を解消するためにどうしたらいいのかといったときには、私だと、湖南地区に実際に今の厚岸漁港内にあるタンクを全て持っていって、朝の5時から、例えば10時ぐらいまで、日量800トンから900トンぐらいがサンマが揚がることを想定した中で、全てを全部トラック輸送、実際に水を入れた中でやってみると、どれだけの水が減るんだとか、どれだけの運賃がかかるのかとか、どれだけの時間がかかるのかと、そういうものを実際検証、社会検証をすることが必要だと思うのですよ。それをやった上での問題点というものが出てきたときに、これを解消するためにはどうしようかというものを考えていってほしいなというふうに思うのですよね。1点目は、ばらばらばらと言わせてもらったのですけれども、まずその点につい答弁をいただきたいと思います。
答弁 産業振興課長 阿部(産業振興課長は2015年3月まで)
経済効果ということでございますけれども、答弁させていただいたのは、おっしゃるとおり事業効果ということで答えさせていただきました。町として産業年間予想というような経済効果を算出するようなものも持っておりませんので、大変申しわけなかったのですが、今回この国の事業効果というものを出させていただいております。これの中では、外来船ですとか、そういった部分でのものは確かにあれされてはいないのですが、その事業効果の中では、水産物の生産コストの削減効果ですとか、岸壁等の整備に伴う荷捌き等の作業時間の短縮ですとか、いろいろなその効果はこの中で出ておりまして、それをちょっと分析して、おっしゃられるような本当に直接その町の経済にいくのは、どういうものなのかというのは考えてみたいなというふうにも思うのですけれども、ただちょっと作業変換表というのはお金も時間もかかる話しなものですから、ちょっとそこまではいけませんので、そこはちょっと研究してみたいなというふうに思います。それから、メリット、デメリットというのを買受人組合のほうでまとめたものについて、そのQ&Aのような形で出したというのは、あれは開発局と漁協と、それから私どもと三者でもって内容を検討して、答えたものでございます。その内容がちょっと漠然としているものもありますし、言っている部分が、例えば答えらせていただいた、この中にもあるのですけれども、通常というふうな形で、通常7時から競りが始まるということで、そういったお答えをさせていただいたのですが、厚岸の港では確かに700トン、800トン揚がるときもあります。ただ、全部がその朝の5時から7時と、通常の競りの時間は7時ということなので、その船の入ってくるその状況にあわせて、臨時的にやる部分が7時を基本にしてあるというようなことになってきます。そうしますと、その1回にその800トン、700トン分を動かすということではなくて、一番今懸念されるのは、やっぱり朝の通勤時間というか、そういうような部分が一番集中すると。それで夜にも当然ピークはあるのですけれども、夜はそういうトラックは動きませんのでというふうに考えると、臨時的な部分というのは、今、9時になったり10時になったり、午後からになったりとかというふうに出てきますので、それはまとまったものにはなってきませんので、そうすると7時の一番ピークの時間帯で回答をさせていただいたほうがいいのかなというようなことで、回答をしているというふうなことでして、なかなかその辺はいろいろな話をしないとならないのかなというふうには思っています。ただ、そのおっしゃられるように、その検証も必要だというふうに思っています。実際に今、湖北で水揚げをして、水揚げしたものを湖南地区側に運んでいる事例もあります。湖南側で買われている業者さんもいるということですので、それはタンクの水も特に考慮して少なく入れているとか、そういうこともありません。今、船から揚がったものをタンクに入れて、それを量って、そして海水を入れというのは、同じ条件で揚げたものでもって競りをしているということになりますから、特に変わった取り扱いをしているわけではなく、同じ取り扱いをしている中で、その買われて湖南地区に持っていっていというのがあります。そのことで今の段階で特に問題があるですとか、そういう話は聞いておりません。ですので、ただ実際今度大量に移った場合にどうなるのかなというふうな問題ありますので、そういったことを検証する必要はあるのかなというふうには思っています。それで、実際に市場が向こうに移るというのは、先ほどのお話のとおり、まだまだ大分先になります。9年目というふうにはお答えしていますけれども、実際予算のつき方ですとか、それから実際その調査をやって、設計をやっていく中で、まだ変わる部分もあると思うのですけれども、ただ、いずれにしても、かなり長い年月を要しますので、そういった中で買受人さんも含めて、そういった検証ですとか、いろいろなその心配、懸念されることというのは協議をしていかなければいけないというふうに考えております。
質問 堀
今、聞いたのですけれども、やはりただ、今、聞いていて心配になったのは、今回のQ&Aに対しても、開発局だけじゃなくて町も組合も入っているというような中で、ただ、このような回答しか出てないという、また、こういう質問を、ぼんと投げかけるだけの買受人と、それだけ町と買受人と組合との関係性というものが何かこじれてしまっているのではないのかと、私だと逆に心配するんですよ。もっと懇切に膝詰め合わせた中で、いや、こうなんだとかというふうな中で回答もできるだろうし、そういうものの話し合いというものがされていれば質問というものも、もう少し違ったものにもなるのかなと思うのですけれども、何かこれをぱっと見ただけでは、まず買受人のほうの本当に不満を、もう書いて、ほら答えれというような感じのものでしか見えないんですよ。実際にれに町とか組合も入っているのだけれども、そこまで関係性が何かこじれてしまっているのかもしれないなというふうに、逆に私だと心配をしてしまうのですけれども、やはりそうならないように一層の協議というものもしてもらいたいですし、先ほど言ったとおりの社会実験というのも、ぜひ検討してもらいたいなと思います。この中には、その市場機能のスタートの9年目というふうに年度が示されております。画期的だなと私この答弁見て思ったのですけれども、今まで漁港修築事業とか、全て3カ月とか全て未定が常であって、全然年度区切った事業計画というものがない中で、この波除堤とかにしても26年、27年とか、屋根付き岸壁は6年で整備するとかということで、なかなか本当に今までにないようなものなのかなというふうに思うので、私はそういうところにも一つ期待をしたいですし、できればこの9年目というものが、1年でも2年でも前倒しになれば、それだけ今度町内での事業効果、波及効果というのも1年でも2年でも早く発現するようにもなるので、やはり今後はこれらの波除堤や屋根付き岸壁、人工地盤などの整備というものが、1年でも2年でも早く進まれるように、これはやはり町長にもご尽力をいただきながら、ぜひ実現していただけるようにしていただきたいなというふうに思います。それで、あと一つ確認しておきたかったのは、この答弁の中で、メリットの三つ目として20年後、50年度の将来、この町の水産業を考えたときに湖北地区は用地が手狭で、何かをやろうとしてもできませんが、湖南地区には広い用地があるというふうに答弁されております。確かに現在予定している荷さばき所用地の後ろには町有地の加工場用地というものがあります。また、ちょっと離れたところに既に廃屋となっておる工場廃屋というのがあって、そこを壊すなり、利活用というものを考えた上での答弁なのかもしれないのですけれども、確認は、町が持っている町有地、例えばこれからこの9年後の事業というものを考えたときに、民間が買いたいと、買ってここで工場なりの事業展開をしたいのだというようなときに、町としてはそれに対して前向きに検討というか売っていただけること、たしか昔はこれは売り払いを一度したような経過もあったかとは思うのですけれども、そういった中では、このように大きな施設が動くといったときには、民間が買いたいと言ったときに町としては売ることができるのか、それとも、これについては何らかの町有地の利活用というのは、別のものを考えていて売ることができないのかを、答弁していただきたいと思います。
答弁 町長 若狭(町長は2025年3月まで)
私からお答えをさせていただきます。衛生管理型漁港整備につきましては、大変なそれぞれの関係者のご苦労の中で、実りつつあるわけであります。特に厚岸漁業協同組合には敬意を表したいと思っております。なぜかと言いますと、第1回目の答弁もいたしましたが、平成20年に総代会において、湖北地区でその施設を整備するという決定をいただいておるわけであります。それを変更したと、昨年の12月1日、これは川崎組合長を初め、それぞれの役員の皆さん方大変なご苦労の中で、漁民の理解を求めることができたのでなかろうか。その結果が、臨時総代会で決定を得たと、湖南地区にと、いうことであろうと思っておるわけであります。心から敬意を表する次第であります。しかしながら、一方、買受人の皆さん方がその後におけるいろいろな課題について、先ほどご意見があったとおりであります。特に私も12月26日、直接仲買人と、一方オブザーバーとして厚岸漁業協同組合の川崎組合長を同席いたしまして、いろいろなお話をお聞きいたしました。Q&Aにあるとおりであります。そういう中で回答をいたしておるわけでありますが、私といたしましては、3月1日の新たな買受人からの私に関する要望書を重く受けとめております。と言いますのは、湖南地区に衛生管理型漁港施設等を建設することになった際には、不測の事態も想定されることから、湖北地区にある現漁港にも衛生的にサンマの水揚げができるよう簡易な屋根を設置していただくことを強く要望しますという内容であります。そういうことも踏まえまして、これからは先ほど1年でも早くというお話がありましたが、決定いたしましたならば、場所が早期に完成するように最善の努力をさせていただきたい。その前には仲買人の皆さん方にも誠意ある対応をしながら、懸念すること、心配することを解決をしてまいりたい、そのことを国、道にも強く要望をしてまいりたいと、そのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
答弁 産業振興課長 阿部(産業振興課長は2015年3月まで)
用地の問題でございますけれども、前にあったミール工場の部分について、町有地でもありませんので、そのことについてはちょっと想定はしておりませんけれども、第2埠頭の真ん中に3区画用地があります。4つ目のところにカキ種苗センターがあります。その三つについては、一部休憩施設なんかも考えるような用地になっていますけれども基本的には加工場用地ということで、その用地の利用計画というのは考えております。ですので、町有地で利用計画どおり加工場用地ということですので、そういった活用をしたいということで、そういう加工場を作りたいのだというふうなことで、そういう用地を求められた場合には、それに応えるということになると思います。ただ、もう一つ前段、漁業協同組合等の協議も必要だというふうには思っております。今、市場の荷捌き施設が人工地盤の下に整備するような方向で検討されていますけれども、そういったもの等を含めて、漁業協同組合のほうでの考え方も、またこれから出てくるのだと思います。それらも含めて、協議しながら進めていきたいなというふうに考えております。
質問 堀
ちょっと油っこい話にもなったら困るので、ここら辺で私は、これについてはやめて次に移りたいと思います。障害者雇用についてであります。ここで、まず一つ目に聞いたのが、事業主で法定雇用率の対象事業にどれだけ差があるんだというのを聞いたときに、2事業者。ただ、ここは一般事業主ということを限定しているので、私は昨年の決算委員会の時にも聞いたのですけれども、町も当然この法定雇用率の対象にもなると思うのですけれども、この町が入っているのかいないのか、町が入って二つなのか、入らないで二つなのかというのものを教えていただきなと思います。それで、ただ問題は確かに50人以上の事業者なんていうのは、町内にそうそうあるものではないというのは私も十分に承知しております。そういった中で、なぜ聞くかというのは、要は50人以下の法定雇用率に当てはまらない事業者に対してどうなっているんだというものを、私疑問に思ったものですから、質問をさせてもらったのですけれども、答弁では、要は全然把握をされていないのですよね。第3期厚岸町障害者基本計画策定のためのあくまでもアンケート調査の中で、約3割が就労していると。アンケートの回答だけでしかないんですよ。町内のどれだけの事業者があって、そこにどれだけの障害者の人方が働いているのかというものを一切されていないと。やはりこれでは障害者雇用を推進をするというものには、私ならないというふうに思うのですよね。障害者の雇用の促進等に関する法律の6条には、ここにはちゃんと国及び地方公共団体の責務というものが載っているわけなのですよ、国及び地方公共団体は障害者の雇用について事業主その他、国民一般の理解が高めると言いながら、ずっと行って、障害者の福祉に関する施策等の有機的な連携を図りつつ、総合かつ効果的に推進するよう努めなければならないと。役場の得意な努めるというのがここに出てくるのですけれども、それはさておいて、そういった地方公共団体というのは責務というものが、きちんとあります。それを受けてでは、やはりこれだけでは足りないというふうに思います。全事業主に対して、やはりしっかりとした調査をして、障害者雇用というものがどれだけされているのか、何人が働いているのか、そして、その職場というものの環境がどうなっているのか、やはりそこまでをやる必要があると思うのですよ。確かに、障害者雇用に関してはハローワークとか、地域障害者職業センターとかで障害者就業生活支援センターとか、そういうところが一義的にやるというふうになっているのですけれども、そういうところがないこういう小さな町とかでは、やはり町がせめて状況を把握をすると。それを例えばハローワークとかに相談した中で、いろいろな補助制度とか、例えば障害者を雇用するのにもトライアル制度とか、そういうようないろいろなものの活用も、やはり町側からそういう事業者に対して投げかける。事業者にとってみれば、障害者の雇用経験の乏しい中小企業の不安というものは、やはりいろいろとあると思うのですよ。雇ってみたけれども、どのような雇い方をしたらいいんだとか、また、例えばいろいろな設備関係、事務所やなんかも多少変えたり何かもしないとか、そういったものにも実はちゃんと国のほうの補助事業というものもたくさんあるんですね。ただ、そういうものがこの厚岸町だと、ハローワークとかが無いだけに、やはりなかなかに浸透していないんじゃないのかなというふうに私は思うのですよ。まず、その前段としては、やはりの50人以下の事業主というものに対しての小さな事業主への障害者の雇用の状況というものを把握するのが第一だと思うので、まずはそこをやっていただきたいと思うのですけれども、この2点についてはどうでしょうか。
答弁 保健福祉課長 松見(保健福祉課長は2014年3月まで)
まず、答弁の中での2事業所につきましては、事業者ということで、私どもでは一般事業主と勝手に解釈してお答えしたということでありまして、役場については入っていないということが、まず一つでございます。それから、それ以降の質問でございますけれども、50人以上の事業所の把握していない状況はどれだけあるのかという、推進するために必要ではないのかというご意見であります。障害者雇用というものについては、まず法律の概念は障害があることによって、求人に対してその申し込みを断ってはいけないということなのです。障害者はその能力と適性に応じて職業を選択する権利があるわけでございます。役場の試験も同じ権利で受検できるわけでございます。町内の産業を見ますと、この事業者については、恐らく水産関連の業者かなというふうに想像できます。その前にちょっと言わないと、これは障害者雇用を避けているのではなくて、その作業を見て、その仕事の状況を求職者が判断して、申し込まないのか、それがまず考えられます。もう1点は、就職後に障害を持つ方、これらも還付されるんですね。ですから、働いている方が障害を持ったときに、その労働環境の自分の適性に合うのかどうなのかということなのですね。そこで、事業者側は障害者ができる仕事、できない仕事を見つけるのではなく、働けるか、先ほどおっしゃっていただいた設備整備をするだとか、そういったことで労働環境を改善するのであって、決して障害者ができる仕事を探すという趣旨ではないのでございます。そういった意味から、今度は50人以下の事業者でございますけれども、今、言ったとおりでございまして、それぞれの職業選択の中で、まだ職業に就く前の方が問題なのですね。そのときに障害がある方だからといって、受験をしにくい環境、いわゆる差別だとか、そういうことが庁内にはびこると就職機会も減るということなのです。私は法律はそういったものだというふうに解釈をしております。したがって実態調査、現在やる予定はありませんが、ただいまのご意見もいただいた上で、今後の計画策定の上に参考として検討させていただきたいと思います。
質問 堀
保健福祉課長が、私答えると思わなくて、まちづくり推進課長が雇用のほうで答えられるのかなと思って、ずっとまちづくり推進課長のほうを見て私は質問をしていたのですけれども、どおりで何か余りちゃんと、うんうんとも言わないなと思うので、疑問に思ったのですけれども。だから、やはりそうは言っても、結構今の保健福祉課長のいいことを言われたのですけれども、でも、やはり町としては何もやっていないというのが第一なんですよね。やはりそうじゃなくて、何かをしようとする、その前段としてのこの状況を把握していくという、まずはこのくらいからは私はやってほしいなと、それがやはり障害者にも目を向け、そしてまた小さい事業者側にも、目を向けるというようなことにもなるのだというふうに思うので、まずはそれを考えてもらいたいなと。そういった中で、小さい事業者の中にも当然今現在も、障害者というものが雇用されている、働かれているというところもあると思うのですよ。そういうところに対しては、逆に今度は町としていろいろな優遇関係というものを考えてやるのも大事ではないのかなというふうに思うのですよね。例えば私だと、考えるのはそういう小さいところが障害者を雇用している事業者という部分があれば、例えば公共調達の優遇、見積もり合わせが財務規則で3万円以上は見積もり合わせだとなっているのを、例えば5万円とか7万円にするとか、また建設工事とかであれば、前払い金の対象金額を引き下げたり、あとまた率を引き上げたり、また現在も前払い金の上限というものがあると思うのですけれども、そういうものを撤廃したりとか。また、今、町の広報紙などでは、いろいろな有料広告ありますよね。そういうところにもそういう事業者を無料とまでは言えないけれども、ごくごく安い金額ででも有料広告を載せて上げるとかですね、何も新しい町としての投資をしなくても、そういう小さなところからの優遇措置というのもできると思うのですよ。そういうことをやっていく上でも、まずはその状況調査というものをやっていただいて、今、言ったそういう優遇措置というものを検討していただければというふうに思うのですけれども、どうでしょうか。
答弁 保健福祉課長 松見(保健福祉課長は2014年3月まで)
ただいま、数々のご提言されたものについて、一つ一つ推進するためには確かに実態把握というものが当然必要なのかなというふうに聞いていて、そのように感じたところでございます。しかし現状、直ちに行いますという言いづらい部分は、事業主がそういった調査に対して余り敏感になられるとなかなか、自分の企業を表に出してくるわけですから、そういったことが普通にできるのかどうなのか、ちょっと私、福祉担当している立場で、こういったことを言うのは変なのですけれども、そういった事業者さんがそういったことの調査にスムーズに応じていただける環境がもうできているのかどうか、そこがちょっと心配なところであります。ただ、ご意見については、いいなという部分が結構聞くことができましたので、今後の福祉施策、これは福祉施策だけではないと思いますけれども、厚岸町全体での雇用という部分も含めて、有効なものとして研究の一つに加えさせていただきたいなというふうに思います。
質問 堀
はい、