厚岸町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月5日
(1)活力のあるまちづくりについて/(2)河川改修工事と道路整備等について/(3)魅力ある翔洋高校づくりについて
2012年12月5日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「活力のあるまちづくりについて」「河川改修工事と道路整備等について」「魅力ある翔洋高校づくりについて」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、まちづくり推進課長 湊谷、建設課長 高谷が答弁しました。
- 質問者
- 南谷健 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 富澤、まちづくり推進課長 湊谷、建設課長 高谷
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 南谷
第4回定例会に当たり、通告してあります3点について質問いたします。まず、1点目でございます。民主党が政権をとり3年4カ月、自民党、そして第三極が躍進する中、12政党が乱戦となる第46回目の衆議院選挙が昨日告示となりました。このたびの解散で、平成25年度の国、道の予算策定作業が大幅に遅れ、本町の新年度予算作成にも苦慮されておられることと推察をいたします。私は、活力のある厚岸のまちづくりをスローガンに掲げ、議員活動に邁進しております。そこで、お尋ねをいたします。強い気概、全力傾注、パワフルな行動力、積極的に町政執行に当たっておられます若狹町長は、本町の新年度予算作成に当たり、町の活性化のため、どのような政策を講じられますか、お尋ねをいたします。2点目、河川改修工事と道路整備等について質問いたします。初めに、翔洋高校前の汐見川護岸改修工事の進捗状況についてお尋ねをいたします。ここは、現在工事中でございます。私が見る限り、土留め石が落ち、路肩が崩れ、まことに危険な状態にあり、早期に完成すべきと思いますが、いかがでしょうか。次に、汐見川沿いの湾月町横3の通り、校門前でございますが、道路整備に着手されますが、道路幅員が狭く、通学路で歩道や自転車道もなく危険な状況にあります。安全対策のため、町は、道教委を交え対策を講ずべきと思いますが、いかがでしょうか。3点目、魅力ある翔洋高校づくりについて質問いたします。翔洋高校は、潮見、水産が統合し、普通科1学年、1クラス40名、海洋資源科は調理コース、生産技術コースを合わせ定員40名で、平成21年4月に本町唯一の高校としてスタートいたしました。現在、在校生数は普通コース1年30名、2年22名、3年が30名で、海洋資源科1年が34名、2年が42名、3年が30名で、合計188名の在校生でございます。このうち、地元厚岸町の生徒は80%、他町村が20%でございます。当初、普通コースは2クラスを目指したそうでございますが、残念ながら、1クラス分の定員数となっております。卒業生の就職状況は、地元企業の理解もあり、他の高校よりも就職率は随分よいそうでございますが、私は、本町唯一の翔洋高校を、町内はもちろん全道の子供たちが憧れる学校、魅力ある学校づくりをすべきと考えます。そこでお尋ねをさせていただきます。道はどのような学校づくりを目指しており、町はどのような対応をされているのか、お尋ねをし、1回目の質問といたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
9番、南谷議員のご質問にお答えをいたします。1点目の活力のあるまちづくりについて、「町長は、新年度予算作成に当たり、町の活性化のため、どのような施策を講じますか」についてでありますが、私の3期目の任期も残すところ7カ月となりました。平成25年度予算の編成は、町民の皆さんにお約束をした「誰もが住みよい、住みたくなる、来たくなるまちづくり」のまとめとなる極めて重要な予算であると認識しております。しかし、質問者からもご質問の中でもありましたとおり、現在、衆議院議員総選挙の真っ最中であり、政局が今後どのようになるのか、極めて不透明な状況にありますし、新年度予算の本格的な編成作業はこれからとなりますので、現段階における私の考えを申し上げます。まず、活力あるまちづくりや地域経済の活性化にとって、基幹産業である漁業と農業の振興が最も重要であります。このため、漁業については、厚岸漁業協同組合が行う各種の漁業振興事業に対する支援の継続のほか、国や北海道による漁港整備や漁場造成などが計画的に、かつ、着実に推進されるよう取り組んでまいりたいと考えております。農業については、生産基盤の整備として、道営の草地整備事業の継続のほか、懸案でありました町営牧場についても、草地整備に事業着手し、機能充実のための作業機械の更新も考えております。また、多くの町民の雇用の場となっている中小企業の振興も、まちの活性化には大変重要な施策であります。現在、中小企業の活性化を図るための具体的な施策を示す中小企業振興計画を、町民や関係団体の参画をいただいて策定している最中であるため、現段階では、その内容をお示しできないわけでありますが、策定後、事業効果や緊急性などを検討し、可能なものから施策展開していきたいと考えております。また、特に空洞化が進み、空き地や空き店舗が目立つ湖南地区の市街地においては、地域の活性化の一助とするため、まちなか居住を推進する町営住宅を平成23年度に1棟4戸整備いたしましたが、平成25年度においても、国の交付金のめどがつきましたら、2棟目の建設に向けて取り組んでまいりたいと考えております。そのほか、プレミアム商品券発行事業への継続支援の可否や、住宅改修に対する支援制度の創設など、これから具体的に検討しなければならないものもあり、今述べさせていただきましたのは、活性化に向けた主な施策の一部ではありますが、活力あるまちづくりのためには、経済の活性化を中心にしながらも、厚岸町の発展に資する施策を講ずる必要があります。現在、第4次になる3カ年実施計画の策定作業中であり、新年度予算編成の中で慎重に協議、検討してまいりますが、限られた厳しい財政状況の中では、引き続き、選択と集中による事業の厳選に配慮した予算編成になるものと思っており、来年の第1回定例会までは具体的な事業を挙げて説明できないことをご理解願います。続いて、2点目の河川改修工事と道路整備等についてのうち、初めに「汐見川護岸改修工事の進捗状況」についてでありますが、現在の翔洋高等学校前の護岸は、コンクリートの積みブロック護岸であり、この積みブロックが部分的に抜け落ち、このままでは護岸の崩壊や背後にある民地の陥没などの影響が懸念されることから、ブロックが抜け落ちている区間の改修事業として、平成21年度から特定防衛施設周辺整備調整交付金事業で、全体延長179.7メートルの汐見川護岸改修事業として着手しております。これまでの事業内容は、平成21年度に護岸の詳細設計、地質調査などを行い、平成22年度から護岸の改修工事に着手し、平成23年度までに下流側から約84メートルが完成しており、平成24年度においても延長31メートルの護岸改修工事を既に発注しているところであり、進捗率は64%となっております。平成22年度から平成27年度までの工事区間を色分けして示してありますので、詳しくは図面を参照いただきたいと存じます。次に、「この工事は、現在進行中で平成27年度までの計画となっていますが、土留め石が落ち、危険な状況にあり、早期完成に努めるべきと思うがいかがですか」についてでありますが、町内には、このほかにも特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用している事業はありますが、現況の護岸状況や民地への影響を考えますと、早期の整備完成が必要と考えており、今年度も交付金の増額が見込める段階から積極的に本事業に充当し、当初予算から6月補正では2,000万円の追加、さらに今回は1,300万円の追加補正を計上しており、早期完成に向けて取り組んでおります。残り64.5メートルについても、引き続き計画どおり、平成27年度の完成に向けて整備を進めてまいりたいと考えております。次に、「汐見川沿いの湾月町横3の通りの道路整備に着手されますが、道路幅員が狭く、翔洋高等学校の通学路で歩道や自転車道もなく危険な状況にあり、安全対策のため、町は、道教委を交え対策を講ずべきと思うが、いかがですか」についてでありますが、このことについては、平成21年度の実施設計時においても、高校前の道路でもあることから、何とか歩道を設置できるよう、道路を広げることを考え、学校敷地の買収など、北海道教育委員会と協議を進めましたが、用地の確保はできませんでした。また、ほかの方法として、川にボックスカルバートを設置し、全体を道路として利用することを検討し試算したところ、事業費で10億円を超える額となり、現況護岸の状況を考えますと、早期に整備する必要があることから、現在進めている護岸設計内容で改修工事を進めているところであります。この町道湾月町横3の通りの道路現況幅員の4.3メートルに対し、計画では約5.0メートルとなるものの、歩道つき道路は設置できない状況であります。また、昨年にも、再度、北海道教育委員会に、護岸工事の説明とともに道路の安全対策にかかわる用地の拡幅について協議、相談したところでありますが、結果的には、北海道教育委員会からは、敷地自体も狭く、現況は駐車場や駐輪場となって使用しており、さらに実習棟は道路に近接しているため、用地買収には応じられない旨、回答がありました。町としても、護岸改修にあわせて少しでも広い道路に改修できないか検討してきましたが、決められた道路敷地内では、歩道つきの道路を設置できない状況であります。なお、生徒の安全対策については、今後も学校敷地内での通路の確保や校門の位置変更など、安全確保のための具体的な方法について、北海道教育委員会と協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。3点目の魅力ある翔洋高校づくりについては、教育長から答弁があります。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
私からは、3、魅力ある翔洋高校づくりについて、「道はどのような学校づくりを目指しており、町はどのような対応をされていますか」についてお答えさせていただきます。ご存じのように、翔洋高校は平成21年、厚岸水産高校と厚岸潮見高校が統合し誕生した道立高校であります。当時、北海道教育委員会が示した「新たな高校教育に関する指針」において、町内高校の存続が危ぶまれる中、厚岸の高校教育を考える関係者の会議において、苦渋の選択として両校の統合案を道教委の具体的な配置計画が出される前に提案し、町内高校の存続と統合高校の施設整備ほか、魅力ある高校づくりについて要望してきたところであります。どのような学校づくりを目指しているかについてですが、翔洋高校の最大の特徴は、普通科と水産に関する学科の2学科があり、それぞれの特徴を踏まえ、学科間の双方向の連携、協力を構築し、特色ある魅力にあふれた学校を目標とし、厚岸町で唯一の高校として、地域に信頼され、地域の期待に応える学校づくりを目指すとしております。また、教育課程編成方針では、普通科と水産に関する学科の特性や生徒や地域等の実態を踏まえ、一人一人の生徒や地域産業のニーズに応えることができる特色ある教育課程の編成や、生徒の希望する進路や特性を考慮した職業資格の取得を推進するなどの方針を掲げております。これらの方針は、統合前に実施した中学生や保護者を対象としたアンケートにおける要望に合致したものとなっています。また、この学校の魅力の一つとして、卒業と同時に調理師免許を取得できることがあります。これは、町からの要望を出す中で、当時、道内公立高校では初めて、全国でも水産高校では初めての調理師養成施設指定を受け実現したもので、町内外の入学志願者にとって大きな魅力となっています。このような学校づくりの中で、町の対応についてでありますが、町として今一番重点を置いているのは、町内唯一の高校である翔洋高校の安定した生徒数の確保であります。町では、学校を長く存続させるための施策として、通学定期券購入助成や寄宿舎運営費の助成による支援を行っています。さらには、学校運営や学校活動の面では、校外活動等におけるスクールバスの利用や町内の体育施設、海事記念館、水鳥観察館、カキ種苗センターなどの施設利用はもとより、授業における講師、指導者としての人的支援も行っています。また、民間企業や団体等においても、調理実習生や、職業体験としての生徒の受け入れや事業支援を行うなど、町全体として町内唯一の高校に対する支援を行ってきております。以上でございます。
質問 南谷
まず、1点目の関係から質問をさせていただきます。厚岸町の産業の構成からいたしまして、町長の答弁のとおりだと私も考えます。水産、そして酪農を基軸として、まちづくりを第一次産業に重点を置きながら、しっかり予算づくりをしていっていただきたいなと考えますが、特に私が気になるのは、松葉町、それから真栄通りを歩きますと、答弁にもありましたけれども、空き店舗、まちの商店街の衰退というものが著しいと私は常に感じております。現在、湖南地区の厚岸町商店会加盟店が45件、厚岸町湖北商連の加盟店が60件、大体105件で、先ほどの答弁にもありましたけれども、プレミアム商品券を扱うなど、商工会を中心に積極的にそれぞれ皆さん頑張っておられるわけでございますが、やはり厚岸町の産業の形成上、商店会の皆さんに頑張っていただきたいなという思いが非常に強いので質問をさせていただきました。町長の答弁にもありましたけれども、中小企業振興計画の策定作業、総産の委員会でも若干の説明がございました。今現在、ワーキンググループ、月1、2回のミーティングをされており、これらの意見を集約してコンサルに委託して、そのコンサルの意見を待っているということで伺ったんですけれども、この動向につきまして、まずお尋ねをさせていただきます。
答弁 まちづくり推進課長 湊谷(まちづくり推進課長は2015年3月まで)
私のほうからご答弁させていただきます。この中小企業振興計画策定に当たりましては、当初予算において、この計画策定に係るサポート的な形で委託料を予算措置していただきました。それを受けて、町としては委託業者のほうを絞り込み、発注をさせていただきましたが、今、ご質問者言われたような策定委員会につきましては、7月27日に第1回目の会議を開催したところでございます。それまでの間、受託業者において、商工会と連携しながら、町内のいろいろな方々の聞き取り調査に回ったりして、そういった現況を把握した上で第1回目の策定委員会を開催させていただきました。策定委員会はこれまで3回開催してございますけれども、そのほかにも事務局、商工会、それと正副委員長を交えた各会議に臨む前の事前会議も幾度となく開催して今進めているという状況でございまして、これまでの3回の委員会の中では、厚岸町のそれぞれの持つ課題について、委員の方々から出されたものを得て、いろいろな抽出をしてまとめてきたという状況でございます。それと、そういった問題点を踏まえて、あるいは課題を踏まえて、今後どういった具体的な施策を町に求めていくのかという検討を今まさに行っているというところでございまして、実は昨日も、その第4回目の委員会に向けた担当者レベル、正副委員長と事務局、それと商工会に入っていただきまして、具体的な施策内容の検討を行っているということでございます。そして、私ども、あるいは受託している業者も、できるだけ進捗を早めたいということでは、年内に第4回目の委員会ということを考えていたんですが、いかんせん、委員の方々、いろいろな仕事につかれていて、年末にかけては難しいということで、恐らく年明け、1月の中過ぎに第4回目の委員会が開かれて、その中で具体的な施策の内容の協議になっていくだろうというふうになっている状況でございます。
質問 南谷
若干、1回目の答弁にもあったんですけれども、今、作成中だということなんですけれども、厚岸町のプランづくりというものは以前にもあったんだけれども、結果的には水泡に帰してしまったんではないのかなと。せっかく調査費も含めて投入をして取り組んできたことが、まちの活性化に、残念ながら実態と合わなかったのかなという反省に立って、また、今度はまちの活性化のために努力をされるんでしょうけれども、現状と課題をピックアップしていただいて、コンサルが策定をされるんでしょうけれども、諮問機関をいずれつくって諮るんでしょうけれども、中途半端では困るので、やっぱりまちの活性化になるような具体的なもの、それから、町の皆さんに十分受け入れられるような素案というものをつくっていかなければ、案だけつくっても、まちの活性化にはならないと私は思うんですよ。この辺、非常にデリケートな部分もあるので、商工会、それから、それぞれの立場の方々や町全体の皆さんの理解が十分得られて、しっかりまちの活性化に取り組めるようなプランづくりというものをしていかなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 湊谷(まちづくり推進課長は2015年3月まで)
お答えいたします。この議論は、3月の議会、この予算をつけていただく際にも、議員の皆様から指摘をいただきました。これまでこういった類似の計画があったと。また今回、このような計画づくりをするという中では、その中でも今まで行ってきた計画をまるっきりだめだと否定するわけではございませんけれども、時代に合った、実際に中小企業者が求めている施策にできるだけ近づけるような、支援できるような、実効性のある計画づくりをということで今進めているところでございます。そういった意味では、今、質問議員言われたような、どちらかというと受託した業者が中心となるような形でございましたけれども、今回はあくまでも策定委員会主導で、その受託した業者のほうには、こういった資料を用意してほしい、こういった事例を調べてほしい、出た会議のそれを集約してまとめてほしいというような形で進めておりまして、主体は策定委員会が主体になって進めているということもありますし、最終的には厚岸町が策定する計画でございます。この策定委員会から出された案をもとに、役場内部の関係課で集まって協議をさせていただきながら、そして、理事者の案も仰ぎながら、最終的には中小企業振興会議のほうの意見を聞きながらまとめていくというものでございますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 南谷
町長の答弁で、来年度に向けまして、交付金のめどがつけば、まちなかに2棟の住宅を取り組んでいきたいというのと、それからもう1点なんですけれども、住宅改修に対する支援制度の創設という答弁がございました。この2点につきまして、現実、予算がつかないと無理なんでしょうけれども、お考えをもうちょっと詳しく説明いただきたいと思います。
答弁 まちづくり推進課長 湊谷(まちづくり推進課長は2015年3月まで)
私のほうから、まず最初に、まちなか居住の考え方についてご答弁させていただきます。これにつきましては、第3次、平成24年度からの3カ年の計画、この中でも、実は2棟目の建設の予定が登載されていました。ただ、町長の1回目の答弁にもありましたとおり、国の交付金が今年度についてはめどが立たなかった。ただ、これは町長の公約でまちなか居住を進めたいという意向もありますので、事務方としても、その実現に向けて取り組んでおりまして、来年度の交付金の要望も既に行われておりますので、来年必ずこちらのほうの事業採択をいただけるように鋭意努力しております。この交付金のめどが立った場合には、第2棟目として、松葉地区における公営住宅の建設のほうに取り組んでいきたいという考えでおります。
答弁 建設課長 高谷(建設課長は2014年3月まで)
2点目の住宅リフォーム関係の支援ということでお答えさせていただきたいと思います。まだ詳細につきましてはまとまってはおりませんけれども、今お話しできる範囲で報告させていただきたいと思います。町内における住宅リフォームを行う町民を支援するために、その費用を一部助成することによって、安全・安心で快適な住環境の創出を促進しながら、良質な住宅ストックの形成に向けて、町民の住生活の向上と、さらには町内の産業の活性化を図ることを目的として、住宅リフォーム支援助成を行いたいなということで、今その実施に向けて作業を進めているところでございます。助成の対象は、あくまでも町内に住まれている方、補助の対象住宅につきましても、住宅もしくは店舗併用住宅、住宅のリフォーム支援ということでございます。助成対象となる工事としましては、あくまでも耐震化ということで交付金事業で創設しておりましたけれども、なかなか進まないということで、何度も議会でも論議になりましたけれども、何とかこのリフォーム支援助成も含めて耐震改修の一部分でも、そういった耐震性をまぜた住宅に改修してほしいと。それから、省エネ改修、断熱だとかバリアフリー改修だとか、外壁の変更、屋根の修繕も含め、いろいろな分野でのものを助成対象としたいというふうに支援助成の内容を考えております。さらには、それは町の単独事業で行いたいということでございますが、今まで行ってきた耐震化改修、交付金事業でございますけれども、さらには来年から昭和56年以前の住宅を解体して建てかえる場合につきましても、昭和56年以前のものが耐震化されていない住宅と証明した上で、その住宅の解体費についても支援したいなというふうに考えておりますし、単独事業で支援助成を考えていますけれども、さらには交付金事業での断熱改善だとかバリアフリー化も含めまして、それはある一定以上の技術基準だとか、基準以上のものについて交付金事業としてさらに進めていきたいなということで、住宅施策として、この3点を考えてございます。以上でございます。
質問 南谷
わかりました。何といっても、本町は一次産業、水産、酪農を基軸にいたしまして、しっかり25年度、1年ではなかなか活性化というのはできないと思うんですよね。長期にわたって、分散をして単年度単年度しっかり活性化に向けた努力は必要だと私は思います。そういう意味では、政策手腕旺盛な若狹町長、しっかり頑張っていただきたいと存じます。そこで、2点目にまいります。河川改修工事と道路整備についてお尋ねをさせていただきます。1回目の答弁にもありました。河川改修の当初予算2,470万円、そして6月の補正で2,000万円、さらには今回12月補正で1,247万円、非常に危険な場所ではあるけれども、今年度も計画を前倒しして、トータルで5,700万円ぐらいの河川改修工事を実施されているということにつきましては、私は評価されるんではないかと思うんですけれども、しかしながら、工事を何回か私も見に行っているんですけれども、既に路肩の石が何カ所も落ちているんですよね。やっぱりこれは早期に改修しなければ危ないなと私も思いました。私が一番急ぐべきだなと感じるのは、川の改修工事を実施するんですけれども、そのたびにあそこの道路は通行どめになるんですよ。そうすると、ことしもそうなんですけれども、何カ月間もあそこの道路は通行どめで、住民もそうですし、生徒も迂回をしなければならない。校門から入れないんですよ。これが毎年続くんですよ、27年まで。確かに予算の関係で27年度まであるんでしょうけれども、国との交渉、道との交渉もあるんでしょうけれども、極力、早期実現に向けていただければなと考えます。それから、もう1点なんですが、道路の幅員です。答弁にもございましたけれども、河川改修をして川側の鉄柵を立てると、今の図面で説明がありましたように、1メートルも拡幅にならないんですよね、実際には。道路の幅員、さっき約5メートルと言ったんですけれども、5メートル切っているのかなと思っているんです。それに防護柵を入れると、普通の道路であれば5.5メートルの幅員が5メートルを切るような状態にしか復元できないだろうと。そういうような中で、かといって、以前にも一般質問させていただいたんですけれども、この道路に何億円もかけて、上を道路にすることも不可能であれば、答弁にありました道教委の、校門から道路の芝生で1メートル50あるんですよ、私、見に行ったら。これを敷地内の芝生の部分を生徒が通学できるように改良するとか、何らかもう少し、学校としても、町としてもアクセスをしながら、生徒のための通学路確保、敷地内通行とか、そういうものをしっかり考えるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 建設課長 高谷(建設課長は2014年3月まで)
お答えいたします。1点目の、通行どめで生徒が迂回をしていると。早期完成に向けて対応していただきたいということで、私どもも、先ほどの町長からの答弁にあるように、当初予算、それから6月、さらには、この後ご審議いただく補正予算で何とか事業費をここに投入しながら、早期完成に向けて対応してまいりたいというふうに考えております。2点目の、実際に道路を改修した中で5.5メートルを切るような幅員にしかならないだろうということで、議員おっしゃるように、校門と門柱、それからフェンスの間の部分を利用するなり、そういったことを働きかけてはというご意見でございます。私どもも現地を見まして、湾月町横3の通りなりに門柱が2カ所ございまして、管理者の部分、それから生徒の部分がそちら側から入り込んできているという状況でございます。私ども勝手な思いですけれども、湾月町2号線、縦のラインの町道がございますけれども、そちら側に、私どもの勝手な意見で門柱なりを移動させていただければ、生徒なり、そういった利用する方については、そちら側からの入り込みができるだろうと。そうしたときに、交通安全上も、それからお迎えの車も含めて、湾月町2号線の町道の歩道がある安全な道路で通学ができるのではないかということも考えています。そういうことも踏まえまして、ハードだけの整備じゃなくて、ソフト的なことも私どもも考えなければならないということで、北海道教育委員会と協議してまいりたいと考えますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 南谷
3点目、魅力ある翔洋高校づくりについてお尋ねをさせていただきます。平成20年、湯河原町へ出向いたときでございますが、湯河原のまちは人口約3万人弱でございます。この年、平成20年なんですけれども、湯河原のまちの高校がちょうど廃校になった年でございます。近隣に小田原市、箱根町、熱海市がそれぞれあって、みんな電車通学をしているそうなんですね。僕はびっくりしたんですよ。3万人近くも人口がいて、高校が1つもない。そんなことってあるのかなと。たまたま水産高校と潮見高校の統廃合の時期というんですか、そういうこともあったものですからびっくりしたんですよ。そういう話を聞きまして、厚岸の子供たちも釧路に通学される、そんな中で、せっかく統廃合した翔洋高校の魅力、漁業の後継者やいろいろな努力をされているということは、先ほどの答弁でも伺いました。私、高校に二度ほど行ってまいりました。連絡しないで行ったものですから、朝早く行きましたら、校長先生を筆頭に4、5人の先生が、8時15分なんですけれども、生徒を出迎えているんですよ。声がけ運動をやっているんですね。生徒と触れ合うというんですか。校長先生に聞いたら、あれは毎日やっているんだと。校長は本当は出なくていいんだけれども、校長自ら、教頭は留守番しているので、先生が順番に毎朝、全道の高校はやっているそうなんです、それぐらい高校の先生たちも、一生懸命厚岸の翔洋高校の生徒に溶け込みたい、また、PRをしたいという思いというものはつくづく感じてきたところでございます。悩みは何ですかと聞いたんですけれども、もともと水産高校としてあった時代、缶詰の製造とか、いろいろな機器類はある、技術者もいるんですけれども、たまたまことしは缶詰が200個しか作れなかったそうなんですよ。今までは700個作ったそうなんです。「何ですか、その500個の差は」と言ったら、道教委のほうで財源が厳しくなってきたので、そんなこともあって、せっかくある施設も文化祭のときにしか使わなくなったんだけれども、活用の方法というものもまだまだあるんだけれども、昔の機械のままで老朽化してきているんだと。これらの活用というものもまた考え方をひとつしっかりしていかなければならない、何といってもこの道東管内に、校長先生は言っておられたんですけれども、漁業の後継者がいっぱいいると。その人たちにこの学校で学んでもらえるような魅力を持った学校づくり、また、普通高校のレベル、当初2間口だったものが1間口にされた、こういう残念な思いもあるので、学校の存続にかけて、教員も一生懸命頑張りたいんだと。また、教育委員会の皆さんも懇切丁寧にアクセスをしていただいていると伺ってまいりました。ですけれども、私は、先般、教育委員会のほうから、教育委員会の事務の管理及び執行状況に係る点検・評価報告書をいただきました。初めずっと見たら、高校に関するものがないという錯覚を起こしたんです。よくよく見たら、51ページに重点の8、幼児教育並びに高等学校教育との連携とあって、重点8の2、高等学校教育への支援、翔洋高等学校への支援、それからスクールバスの運行委託、高等学校教育との連携、高校通学バス定期券購入助成、それから、自己評価の管理課の関係で書いてあるんですけれども、町としても、魅力ある学校づくりというのは単年度ではできないと思うんですよね。道教委は道教委でそういう取り組みをされているかもしれないけれども、町全体で、翔洋高校に来ていただく、道東管内の漁業者の皆さん、それからいろいろな希望、調理師の免許を取りたいとか、そういう方々や厚岸に住む中学生が翔洋高校に魅力を持てる学校づくりというものを、もう少しどこかに文言でも載せてもらえるような活動というのは必要だと思うんですよ。ぜひ、そういう取り組みをするべきだと思うが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
高校との連携、あるいは支援ということでございますけれども、この文書の中にはあらわれておりませんけれども、高校の案内を積極的に、ほかの高校と区別化をして、町内の高校の説明については多くの時間を割いてもらう、あるいは学校見学の時間も割くというようなことで、ぜひ町内の子供たちに、もちろん強制することはできません。ただ、翔洋高校の魅力をよく知っていただいて、その上で選んでほしいということで、その点についても、校長先生とも、厚岸校長会との協議する場もありますし、できるだけ連携をとって、道立高校でも唯一の町内の学校ということで支援をしているというところでございます。
質問 南谷
仰せのとおりだと思っているんです。やはりもう一歩前に踏み出していただきたい。政策的にも、スクールバスの助成とか、現実に寮の関係だって助成していますよ。住む人が少なくて維持するのに不可能だということで。これも現実です。これらについて、やっぱりもう一歩踏み込んだ対応というものは必要ではないのかなと私は思います。来年すぐとかではなくて、やっぱりこういう問題というのは、それぞれ自分の選択というものがあるわけですよ。翔洋高校が魅力のある学校であるよという部分につきましては、厚岸町として、厚岸町の教育委員会として、もう一歩前に出た取り組みをしていくべきだと私は思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
寮の問題についても、非常に難しい問題というか、ごらんになったことがあろうかと思いますけれども、かなり老朽化も進んでいて、入学案内に来る遠隔地の生徒さんたちも、ちょっと二の足を踏むんではないかというような寮になっているというふうに思います。これは、道教委のほうにも何度も足を運んでお願いをしているところですけれども、鶏と卵の話ではないですけれども、寮生が少ないので、どうしても踏み出せないと。だけれども、私どもは、あれだけ老朽化している寮だから入ってくる人もいないんではないんですかと。ぜひ、これから長期にわたって翔洋高校が道東の拠点としてやっていく上には必須のものなので、ぜひ何らかの改修をしてほしいということでお願いをしておりますし、町長にも札幌に出た折に道教委に寄ってもらったということもございます。我々も、一番大きな部分は、寮を改修していただくということが大きな課題だろうなというふうに考えておりますので、今後においても力を入れて、道教委のほうに申し述べていきたいというふうに考えております。