みんなの議会

厚岸町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月29日

企業創出について

2009年9月29日、厚岸町議会の一般質問で、音喜多政東議員が「企業創出について」質問し、副町長 大沼が答弁しました。

質問者
音喜多政東 議員
答弁者
副町長 大沼

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 音喜多

皆さん、おはようございます。第3回定例会2日目に当たりまして、さきに通告してあります企業創出についてお伺いしてまいりたいと思います。農漁業を主とする地場産業への就業者高齢化や後継者不足などで、産業や経済情勢に明るい話題は乏しく、だんだんとしぼんでいく縮小傾向だと私は感じます。このままでいいとは私も思いません。町の将来に向け、いま一度難しい永遠の課題に等しいわけでありますが、企業創出に向けて、その気構えを伺いたいと存じます。、 。 、まず 町内の現状をどのように見ているかということであります その認識についてまず初めにお伺いいたします。高齢化、人口減少や流出、町の経済状況を見るバロメーターとしての税収問題、そして、何よりも活力を失っている雇用や就労問題も、生きている人間、人間にかかわる諸課題を見るとき、町はどのように見ているかということであります。そして、今、町は、現在進行形の町づくりはどのようなことをし、これから未来型の町づくりはどのようにしようとしているのかということであります。そして、企業創出は、さきに永遠の課題と申し上げましたが、常に追求していかなければならないもので、厚岸町で、今までにこの問題に取り組み、企業化を試みた事業があれば、その現状と経過をお話しください。大きな2点目に、これからの考え、取り組みに当たって、その基本的考え方をお伺いいたします。その大きなテーマは、企業創出に向け取り組み、生み出せないかということであります。その議論として、企業創出そのものに対する町の考え方をお伺いいたします。そして、過去に、町内主要産業団体や企業あるいは関連業界含め、町と企業創出につながる協議会の場はあったのか、あるいはあるのか、あったのかということであります。そして、企業創出は町単独では難しいということは私も思います。これがいけるというものは、いち早く個人や企業が着手しますし、これだけグローバルで成熟した社会の中で、新しい企業創出は容易でないというふうにも思います。それゆえに、産業業界や企業との信頼関係が良好でなければ進まない話だとも思います。ふだんからの信頼関係の構築にどのようなつき合い方であったのかということをお尋ねしておきたいと思います。、 、 、 、 、最後に 私は この役場を核として あるいは外でも構いませんが 企業創出に向け担当の専門職員を配置し、地元業界や企業回り、権限や奨励補助金やお金含めて、道や国あるいは研究機関の大学などの援助を受けながら取り組むその担当職員の配置を考えられないかということであります。以上で、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 副町長 大沼(副町長は2017年9月まで)

おはようございます。1番音喜多議員のご質問にお答えをいたします。、 、 、 、初めに 地場産業への就業者高齢化 後継者減少等から 地元産業や経済の衰退など町全体に活力を失い、縮小傾向にある、今、町の将来に向け、官民一体となって新たな企業創出に取り組むべきと思うが、その所見を伺うとのお尋ねでありますが、まず、高齢化、人口減少、流出、税収減少、就労難など、現状の町の情勢をどのように見るかとのご質問にお答えをいたします。厚岸町の人口の推移につきましては、さきの4番髙橋議員の一般質問にお答えをさせていただいたとおりでありますが、減少を続けている人口では、特に10代後半から20代前半の年齢層での転出が多く、このことにより、生産年齢人口が減少する一方で、65歳以上の高齢者人口が増加しており、少子高齢化の進行が顕著にあらわれています。このことにより、税収も減少傾向にあり、さらに、昨年の秋以降の世界的な経済危機の影響によって、今年度当初予算においては、主に法人町民税、法人税割の減収を見込んだところであります。人口の流出は、自分に合う就労先がないことが大きな要因に挙げられますし、厳しい経営環境の中で、農業、漁業や商工業などの既存産業については、高齢化とともに後継者不足といった問題が生じてきており、このままでは町の経済や産業、社会福祉など、社会全体に深刻な影響が及ぶことが懸念されます。また、地方交付税の著しい減少により地方自治体の財政事情も逼迫してきており、大変厳しい情勢にあると思っております。次に、現状の状況下で、今、町は将来に向けてどのような町づくりをし、これからどのような町づくりをしようとしているのかとのお尋ねですが、前段申し上げましたように、厳しい情勢にある中で、町民だれもが豊かな住民生活が永続できる地域社会を形成するため、福祉施策の充実に向け、果敢に取り組んできました。また、人口減少の歯どめや地域活力の向上には産業の振興が欠かせません。とりわけ、町の経済を大きく左右する基幹産業である水産業と酪農業の振興を図るため、漁業協同組合や農業協同組合な、 、ど 関係関連団体との連携を密接にしながら経営基盤の強化にも取り組んできましたし厳しさを増す消費者志向に対応できる安心・安全なブランド力の向上にも、環境施策と一緒に展開してまいりました。しかし、出生率の低下から、全国的に人口は減少局面となり、高齢化率も上昇し、世界的な経済不況の影響から脱出できず、全国各地で同様の課題を抱えているのも実態であります。こうした状況を憂慮しながら、町長3期目の町政に当たり、だれもが住みよい、住みたくなる、来たくなる町づくりを掲げ、八つの約束を公約としました。それは 「福祉・医療を充実し、生き生きした厚岸 「夢と希望が生まれる教育・文化、 」・スポーツのまち 「安全、安心、そして快適に暮らせるまち 「人と自然に優しい環境」 」のまち 「厚岸の経済活動を支える水産・農林産業の振興 「商工業の活性化と魅力ある」 」観光のまち 「町民と行政による協働のまちづくり 「自主・自立の地域主権型社会の構」 」築」であります。現在策定作業を進めております第5期厚岸町総合計画にこの思いを十分反映させ、来年度以降実現に向け、着実に推進していきたいと考えております。次に、今までに町が投資し企業創出し、現在運営し、誇れる企業はあるかとのお尋ねで、資料請求もされておりますが、これに該当するものは、第三セクターである株式会社味覚ターミナルのみでありますので、資料の提出は省略させていただきますことを御理解願います。既に御承知のとおり、株式会社味覚ターミナルは、町のほか、町内の企業や団体及び個々の町民からいただいた出資を主体に、平成5年に設立した企業であり、これは、地場産品の消費と販路拡大及び観光振興を誘導する目的で設置した施設のコンキリエを管理運営する目的で設立されたものでありますが、今日においても地域経済の活性化に大きな影響を及ぼしていると思っております。次に、新たな官民協働での企業創出をつくり出せないのかとのことでありますが、企業創出については、やはり民間の手によることが最善であると考えます。自由な発想により民間経営によって競争力が高まり、発展することが期待できると思います。もちろん、企業の創出には行政のサポートが大切であります。将来に向け活力ある産業社会を形成していくためには、時代の流れに対応した産業活動の展開を図るとともに、異業種間の連携や高度技術の導入を進め、新しい産業の創出と地域に根差した既存産業の一層の振興を図ることが必要であり、これを促進するため、産業団体等と連携した支援策を展開していくことが、これからの町づくりにとって重要であるととらえています。次に、町内主要産業団体、企業などと町との協議の場はあるのか、あったのかとのお尋ねですが、現在、町と産業界との恒常的な協議の場としては、厚岸町水産業対策協議会や厚岸地域マリンビジョン協議会及び厚岸町雇用対策連絡会議があるほか、新たな施策展開や事業実施などで、調整を要するにときに必要に応じて協議の場を設けてきております。町の産業振興を図るためには、おっしゃるように、各種関係団体や企業などとの信頼関係の構築は重要でありますし、そのためにも協議の場は重要であると思っております。さきに商工会及び中小企業家同友会から受けた中小企業振興基本条例の制定への要望書の中にも、中小企業振興策の策定と推進を実際に担う産学官参加による恒常的組織の設置を提唱されています。現在、この条例の制定に向けた準備作業を進めておりますが、この中に、このような組織の設置を盛り込む考えで取り組んでおります。最後に、企業創出担当専門部門の設置をとのことでありますが、今日、行政課題が多岐に及ぶ現状であって、一方では行政体制のスリム化に向け職員数の削減を伴う行財政改革を推し進めている中、今のところ、質問議員が言われる専門部門の設置は考えておりません。しかし、これからさらに商工・観光・雇用にかかわる施策展開は重要であるとの考えのもと、来る10月1日付の人事異動で、これを担当する町づくり推進課のスタッフを1名増員配置し、より積極的に取り組むこととしておりますので、御理解を願いたいと存じます。以上でございます。

再質問 音喜多

再質問をさせていただきますが、今回は権限を握るトップがおりませんので、そういう意味では、長年、この町の中枢で、しかも今は司令塔的な役割をしております副町長に、日ごろ、肌で感じたというか、目で見て、肌で感じている率直な現在の町の情勢についてお話をいただければなというふうに思います。まず、現在の町の情勢と申しますか、現在、町が置かれている状況についてであります。、 、 、 、今 答弁書にもございましたが やはりその辺のところは 私も町側も一致するっていうかいい方向ではないというか、部分的に見ればいいところもあるのかもしれませんが、町全体を見ると、このままじりじりと下がってるというか、いい方向ではないなというのは認識、お互いにできるかなっていうふうに思います。そういった意味では、昨日、この答弁書にもございますように、4番議員さん、あるいは13番議員さん、そして、これからもまた11番議員さんが雇用問題等について触れますが、いずれにしても、この厚岸町の現状を考えたときに、大変そういう状況にあるよということを、議員の皆さんの中にもそういう認識を持っているわけですから、町としてもそれなりの認識は持っていらっしゃると思います。これだけの関心、あるいは高まり、そういった状況に対して、どう対応しなければならないかということが大事かと思いますが、今言われたように、この厚岸町の現状について、副町長としての認識というか見解、それを再度お尋ねしたいなというふうに思います。次に、今、こういう状況の中で、どういうことをして今現在いるのか、それから、これからどうしようとしているのか、町を興していくというか、町を活性化させるためには、やはり行政のそういった手腕というか先導的な役割が私は必要だというふうに思う。 、 、 、わけであります それで さきの6月の定例会の中でお尋ねした点で お答えとしては施策の選択をしてるという言葉をいただいております。これは答弁書にもございます。つまり、いろいろある事業を選んで、町のためにこれからどうやって生かしていくかということだろうと思うのであります。前回は、今この答弁書にもありますけれども、第4次の総合計画が終わって、第5次の総合計画に、それをこのまちづくりについて盛り込んでいくという言い方をされておりましたが、それの計画というのは、あくまでも、それがなければまちづくりができないというわけではないと思うんですよね。ちょうど節目というか、端境期にありますけども、まちづくりというか町興しは、常に延々と続いていく問題だと思うんです。そういった意味では、切れ間のない、そういう延長でいかなければならないだろうと思うんですが、常に今の行政というか、返ってくる言葉の中には、総合計画に入ってなければやらないのかとか、あるいは、入れたらやるのかと、 。 、いう疑問点が私のほうには生まれてくるというか 感じるわけです そういう言い方はちょっと逃げになってしまうような気がするんですが、町、こういう状況の中で対応しなければならないのは、総合計画だけというか、総合計画があるからやらなければならないんだということではないというふうに思うんですが、その点はいかがな考え方でしょうか、お伺いしたいと思います。まず先に、この2点についてお伺いしておきたいと思います。

答弁 副町長 大沼(副町長は2017年9月まで)

まず、今回の一般質問を受けるに当たって、ただいま答弁をさせていただきましたけれども、これは私個人の見解ではございません。当然、町長に目を通していただいて、町長の考え方を示させていただいているということをまず御理解をいただきたいと思います。そこで、あえて私の町の情勢をどう考えるかということでご質問でありますので、私見も加えさせていただきたいと思いますが、町長も答弁したとおり、人口減少、少子高齢化、歯どめがかかっていない、これはやはり町の盛衰にかかわる大きな問題であるというふうな認識でおります。ただ、しかし、総務省の統計によりますと、市町村の人口規模、これが14年間連続して減少してきているという統計上の報告があります。ここに来て、議員ご案内のとおり、ただいま第5次厚岸町総合計画、22年から10年間の。 、計画であります これをどのように厚岸町の将来像を描いていくかということについて町民の皆さんや各産業団体等の皆さんから御意見をお伺いして織り込んでいきたいというふうに考えておりますが、平成に入ってからだと記憶しておりますけれども、各自治体でつくり上げてきている総合計画、これの人口推計というものが、私の記憶では京都府だったと思いますが、全国で初めて減少する計画を打ち立てました。それは、それ以前の人口動態を勘案して、過大な投資、これを抑制していかなければその町は成り立っていかないという判断のもとであったというふうに記憶をしております。そこで、第4期総合計画の中でも、厚岸町の将来人口推計というものを、当時の数字よりも抑えた形で設定をしてきております。これは、今後も引き続いていくものだろうというふうに認識をしておりまして、学校の整備、福祉施設の整備、これらについては、過大な投資を生まないような施策展開というものが必要になってくるだろうというふうに考えておりまして、これはさらに皆さんのご意見も拝聴させていただきながら計画に盛り込んでいきたい、いくべきだろうと、そういうふうに考えております。さらには、今、ご質問者、この総合計画に記載されている事業になければ、ほかの事務事業の執行はないのではないかというようなご質問がありましたけれども、決して、これまでもそういうことをやってきているつもりではございません。この総合計画にのっとって3カ年ごとの実施計画というものを示させていただいて、毎年必ずローリング。 、 、ということをしてきております その中で 3カ年計画にも登載できなかった事業でも急を要するもの等については、その都度議会にお諮りをし、予算で上程をさせていただいて、議決後、執行させていただいてきているということでございますので、これがコ、 、ンクリートで 他のものは一切やらないということはこれまでもしてきておりませんしこれからもそのつもりはございません。さまざまな町民要望がございます。これらについては、その財源等を十分勘案しながら、きちっとした施策の選択をしていかなければ、地方交付税が平成12年と比較して10億円以上も削減されてきているという状況の中では、やはり先日の議運にもありましたとおり、あれもこれもではなくて、あれかこれかという選択をせざるを得ないという状況にあることはご理解をいただけるのではないかというふうに思います。総合計画の節目の年ではありますけれども、だからといって、次の計画ができるまで何もしないということではございません。町政は継続性が最も重要であるというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

再質問 音喜多

今の厚岸町の現状としては、町長も副町長も、執行者というか町理事者も、私、 、 、 。も そういう将来的な バラ色とまではいかなくても 明るいというところにいってないとやはりそれを求めて何かしなくちゃいけないよという意識だけは一致できるというふうに理解してよろしいかと思いますが、その点について再度お尋ねしたいと思います。しからば、じゃ、何をしようかって、何をって、このままでいいっていうことでないっていうことだけは認識したわけですから、それでは、どうしようかということでの立ち上がりというか、そういうことを考えていかなきゃいけないわけですよね。そういった意味では、諸条件がいろいろとあると思うんです。過去には、いろんな町というか、ほかのところを見ても、そういう苦しいというか、あるいはないところとか、そういうところから意外と生み出したというか、苦労してきた人があるわけですよね。そういったことを考えますと、この次の質問につないでいくわけですけども、厚岸町内で企業化したところはないのかという質問がございました。今のところの答弁書では、コンキリエが唯一の企業化をしたところであって、それが町に対して多大の貢献というか、この地域についてはそういった効果があるよという言い方をされておりました。このコンキリエについては、私も設立当初から議員をさせていただいておりましたので、その動きについてはわかります。町の主力をなすのが業界の話し合いであったわけですけども、それが、このコンキリエについては、行政が主体というか、町の中にはそういう声があるよということを受け入れて、町長の公約の中にぽんと乗ってできてきたと、そういうものですよね。これは私もそのことで、コンキリエの建てた経緯については重々わかります。しかし、私は、コンキリエはコンキリエとしてよし、その時代の背景としては、そういう生まれ方というか、いき方というか、つくり方で、それはいいと思います。しかし、これからやろうとすることは、そうはいかないだろうと思います。先ほどの答弁の中でも、いわゆる行政が主体では難しいという答弁でございますし、私はそのとおりだと思うんです。やはり行政がしかし、呼び水として、他の産業団体や企業や、そういったものにアドバイスをして、この町でそういう企業化がならないかというのが私の持論でありますが、過去にそういったことがないのか調べてみました。企業化調査という言葉を町も発表したことがありますし、今、町の会計の中でやってる中では、今言ったように、第三セクターのコンキリエもそうでしょうけれども、カキの種苗センター、ご存じだと思います、あります。当初、この話も、この議会の場で、立ち上げは町がやりますよと、1年、2年後、漁協に引き継いでもらいますよと、それが、漁協さんは要りませんよといって現在に至っているわけですね。それから、現在も上尾幌地区のキノコ、これも一時はそういう形で第三者にという形、自立していただくということですが、これも町のキノコ会計というか、特別会計をつくり、そして一般会計の中で今日生かされてきている。そういったことを考えると、町営牧場や、そういったいろんなところもそうですが、しかし、実現しなかったものもありますよね。一時は、町の企業化調査ということで、花卉栽培だとか、今も細々としていらっしゃるようですが、ハーブの栽培とか、そういったことも町として主体的にやったことがありますが、そういった中では、町が主体的にやった中では非常に難しい。しかしながら、やらないよりもい、 。 、 、 、いのかなと 反省的には思います 補助した中では 町がお金を入れた中では ウニの種苗あれは漁協が主体的にやりますけれども、あれだったって、町のお金が入り、また、Aウロコの直売店の設営についても、町を含めてお金を入れましたけども、これは成功した例でございますね。成功してる例というか。そういったことを考えると、企業もそういうところに着目するわけですから、そういったところとの視点を合わせながら行政はできないかということに尽きるというか、私はそう考えるんですが、そういったことでは、この答弁書の中にもあるように、行政だけでは難しいという言い方をしておりますが、その点について、行政だけではだめだという視点は何なのか、その辺はちょっとお尋ねしたいと思います。今、過去にも例を挙げたものもありますので、それを参考にしながらお答えいただきたいと思います。

再質問 音喜多

3回目に登壇されたときに質問した中で、漁協さん、カキ種苗センターにかかわる件で、漁協さんが要らないよという言い方を私はさせていただきましたが、これは正し、 、 、 、くは 当初の話し合いでは 私ども議員に対しても 立ち上げは厚岸町でやっていただいてその漁協が経営を引き継いで漁民に種苗を提供していくというふうにこの場で説明されておりました。そのように私も認識してたらば、1年、2年たって、漁協さんのほうでは、そのような施設については、漁協は直営でしませんと、町で引き続きやってくださいということになって現在に至っているということでございますので、その辺訂正させていただきます。

再質問 音喜多

時間もなくなってきましたが、さらに企業創出に向けてお尋ねしてまいりたいと思います。2点目において、この企業創出ということに対する町の基本的な考え方をお尋ねしております。今、国も、いろんな企業創出というものを盛んに奨励しているというか、いろんな中小企業、あるいは新事業活性化促進法だとか、あるいは中小企業挑戦支援法だとか、あるいは大学ベンチャー創出だとか、いろんなところで盛んに、やってらっしゃるって言ったら変ですけども、アドバイスをするわけですよね。そういったところを生かすというか、利用するというか、そういったことが私は、取り組みというか、取りかかりのいいきっかけになるのではないかなというふうに思うんですね。この企業創出については、もう、以前から盛んに言われたのは、いわゆる地方交付税が、先ほど副町長も言ってましたように、減額する時点というか、減額されてきた時点からですね、自治体間の知恵比べというか、創意工夫のもとでの自治体の生き残り策をこれからやっていかんきゃならないんだということが盛んに言われていたわけですよね。国から今までにたくさんのというか、頼めばというか、思ったよりも交付税が盛んにあった時代はよかったのかもしれませんけれども、それが一転してそういう状況になると、やはりまちづくりというのは、みずからが知恵と汗を流しながら考えて生み出していかなければならないということであったわけです。そういった意味では、その企業創出に向けた町の取り組みというのが、コンキリエが唯一のあれであったけれども、それだけでよかったのかなというふうに思うんであります。それに固執してるから現状の状況にあるのではないかというふうにも思えるのであります。、 、 、 、そんな意味ではですね 時間もありませんので 例を端的にお話ししますけども ここ二三年の動きで、浜中町、隣、ほかの町もいっぱいありますよ、皆さんがぴんと来るのは浜中町だと思うんです、ここ一、二年の動きで、いわゆる産業団体、町が後押しをしながらというか、町がかかわりながら、いわゆる浜中町の町内の関連業界が出資して農業生産法人をつくり上げておりますね。これはもう流通含めて、いろんな業界も含めて、業者も出資し合って、ただし、農協が50%以上の出資を持つということ。またそのほかには、コンブの加工においても、みずからやっていらっしゃるというか、雇用の場を生み出しているよと。そういったことを考えて、また厚岸町に、そういう民間でやったことがないのかなと考えたときにも、あったんですね。ただし、それは厚岸から抜けていったとか、木材産業が、こうして昔の大きな木がとれなくなった時点では、集成材というのがいち早くはやってきたと思う。厚岸町にも、集成材を加工する木工場さんが、いつの間にか高品目材としては浜中町行っちゃったという大きなのがありますね。今もこちらの厚岸町から通ってる方もいらっしゃいますけれども、いずれにしても、木工製品についても、あったのが浜中町行っちゃったという経緯もございます。そういった中では、厚岸町に残ったのは何かと思ったら、非常に、ないっというか、私はないと思います。厚岸町で押さえてるものがあるとするならば、それをぜひお答えいただきたいと思います。最初に戻りますが、企業創出については、雇用の面、あるいは関連の業界というか、そういった面では、非常に町にはプラスになる。先ほども人口の問題が言われておりましたが、何せここに働くところがないということでの若年労働者の流出、あるいは、高校、大学へと行ってしまうという結果が悪循環を生んでいるというふうに考えていいんでないかと思います。そういった意味では、しつこいようですけども、この2点についてどのように考えますか。

答弁 副町長 大沼(副町長は2017年9月まで)

町を活性化させるためにもっと知恵を出せ、汗を流せというご指摘だろうというふうに思います。私もそのように考えておりますし、もっともっとできることをしっかりやっていかなければならないなという認識でおります。ただ、厚岸町は、起業という、業を起こすということではなくて、起業誘致については条例等を制定して門戸を開いている、開いてきている、過去には、それに応じていただいて、この厚岸町で仕事をしていただいたという事例もあります。経済状況、あるいは雇用情勢等を勘案して、数年で撤退を余儀なくされたという事例がございますけれども、決して門戸を閉じているわけではないということであります。今、ご質問者がご指摘がありましたとおり、農業生産法人、隣の町では立ち上げをしたという情報が入ってきております。ただ、これも取り扱いを誤ると、従来の、あるいは厚岸町の既存の農業者、これに大きな影響を与え得るものだということを一方では考えておかなければならない事案ではないのかなというふうに私どもは考えております。それから、ご質問者は、残ったものは何もないじゃないかと断じられておりますけれども、私は決してそうは思っておりません。厚岸町は食料生産基地として全国に誇れる漁業者、そして加工業者を持っております。あるいは、酪農のほうでも生乳生産、高い業績を残していただいてきております。特に日本の食料自給率40%を下回っているという状況の中で、これからの厚岸町を考えたときに、この食糧生産基地としての価値というものは、日本国内でも、世界的にも、もっともっと高まっていくものだろうというふうに私は考えておりまして、そこをきちっと充実させていくことが大事だろうというふうに思っております。例えば、今、サンマの漁が盛んであります。これを背後の施設、要するに、加工屋さ、 、 。んの処理能力 加工に回せる源漁の量は400トンと聞いております 1日当たり400トンそれ以上獲れてしまうと、今度はそれが網をとるに回ってしまいます。その背後施設というものはこれでいいのか、それから、流通形態、このままでいいのか、あるいは、もっといろんな水揚げ、種類のものがありますから、港勢調査という水産庁が行っている調査の中では、日本一と言えるくらい多くの魚種が厚岸町は揚がっております。そこの加工、流通、これをさらにさらに発展させていくということが、厚岸町の将来にとって希望の持てるものではないのかなというふうに思っております。私は、決して、何も残っていないというふうに考えておりません。そういった意味で、例えば、前段答弁させていただきましたけれども、ここに残っておられる若い人たちが、自分の望む職業がこの厚岸町にないから外に出ていくんだと、、 、 、私も卒業して 戻ってきましたけれども 本人が希望する職種がここにあるんであれば厚岸町はまだまだ雇用の面で求められているものがたくさんあります。現に、中国人、あるいはフィリピンから、研修者でありますけれども、来ていただいて研修をしてもらっているという状況がありますから、そういう意味では、それらの充実ということは、今後の町づくりにも考えていかなければならないことであろうというふうに認識をしております。

再質問 音喜多

今、副町長、いいことを言っていただいております。私が何もないと言って、それに断じるようだと私は思いますが、今お話しいただいた一遍は、これからのことについて大いに期待をしておきたいと思います。そういう考え方があるならば、やはりそれを実現というか、浜中町の場合はちょっと危険性が伴うという言い方も、現在の、既存のですね、生産者等を考慮する、重々、その上での考慮を入れて物事を進めなきゃいけないわけですから、今お話ちょっと言われたように、これからの食料基地というか生産基地として、厚岸町はそういう見通しがあるんだということを大いに期待しておきたいと思います。この話も含めて、きょうの答弁書の中の最後のところに、まちづくりというか、雇用に携わる施策展開等を考えて、10月1日付の異動で、これを担当する町づくり推進課のスタッフを1名増員配置しということをうたってございます、ご答弁いただいております。私も、実は質問の中にありますとおり、今のままでは本当にできっこないなというか、大変だなと思うんです。今のまちづくり推進課長の姿というか状況を見ると、非常に重いというか、落ちついて仕事ができないという、いろんなことでたくさん抱えてやっているというふうにうかがうんですね。この今私が申し上げてる企業創出については、やはり対外的なこと、特に地元企業とか産業界との対応、あるいは国、先ほども申し上げましたが、道や国や、あるいは関連するそういった業界との対応など、非常に知識と、いろんな面では大変な苦労が多いと、 、思うんですが やはりそのことが結果として厚岸の町づくりにつながっていくわけですからぜひその推進課のスタッフを育てていただくというか、こういった面にも向けて、ぜひ取り組んでいただきたいなと思うんですが、その辺はいかがでしょうかということを質問して、最後に終わらせていただきます。

答弁 副町長 大沼(副町長は2017年9月まで)

既に9月25日、人事異動の内示をさせていただいております。この中で、町長からは、特に公約の実現に向けて、司令塔であるまちづくり推進課の充実を図りたいということでありまして、先ほど答弁を申し上げました、町長が、この3、 、 、期目の選挙に当たって 町民の皆さんにお約束をした公約の実現 これを図るためにも今その増員してでもやらなきゃならない部署という認識でこの内示をさせていただいたところであります。もちろん町づくりというものは、ご案内のとおり、1課1係ででき上がるものではありませんけれども、その司令塔となるべきまちづくり推進課の充実を図って、さらに町づくりの推進を図っていきたいという考えでおりますので、ご理解をいただきたいと思います。

出典:厚岸町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月29日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる