厚岸町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月25日
(1)今後のまちづくりについて/(2)道立施設の運営見直しについて
2009年6月25日、厚岸町議会の一般質問で、音喜多政東議員が「今後のまちづくりについて」「道立施設の運営見直しについて」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤が答弁しました。
- 質問者
- 音喜多政東 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 富澤
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 音喜多
平成21年度第2回定例会に当たり、さきに通告してあります2点についてお伺いしてまいります。まず、本題に入る前に、このたびの町長選挙改選に当たりまして、三度当選されました町長に、就任されました若狹町長に、お祝いとこれからのご活躍を祈念し、敬意を表するものであります。おめでとうございました。さて、本題に入らせていただきますが、まず初めに、今後のまちづくりについてお伺いいたします。町長は、今回の選挙戦で各方面に地域主権型社会を目指すと訴えられました。町長が描く地域主権型社会とはどのようなもので、それが町民や町にどのような影響やよい効果をもたらすのか、お示しいただきたいと存じます。次に、心改まった就任とともに第5期総合計画が大詰めを迎えようとしております。町長の公約と町民の指針は別物と思うのでありますが、町長のリーダーシップを発揮してまちづくりを推し進めるとしたならば、いかにそれに取り入れ、町民一丸となって取り組んでいるか、そのことにかかっているかと思います。そのプロセスをお示しいただきたいというふうに存じます。次に、今の厚岸町の産業や経済動向、税収や人口等、幅広く見るときに、その実態は、ともに知り感じているところでありますが、その先頭にある町長はどのように受けとめているかということであります。私は、現状の今をよしとはしないと思っておりますが、ならば、何をするか、常にその解、 。 、 、決策を求めているのですが 町長は私と同じ立場でないわけであります お金を握り 使う生かすことができる1万1,000人のトップであります。就任後、まず手始めにまちづくり、まちおこし、永遠のテーマであるこの課題に一番先にやりたい、形成できる施策は何か、お伺いしたいというふうに存じます。2点目に、道立施設の運営見直しについてお伺いいたします。さきの報道のとおり、各地区にある道立施設の見直しの件で、当町にある少年自然の家も対象になっております。厚岸町はどのように対応しようとしているのか。次に、道立釧路芸術館もその対象の一つであります。厚岸町にはないものの、釧根随一の文化芸術の場として、そのかなめを有する施設かと存じます。厚岸町は、この施設の存在をどのように評価しているか、まず初めにお伺い、その評価次第では、力の入れようが変わってくるものと思います。私は、人間のだれでもが心に宿る芸の基地として、この釧路にぜひ必要とも思います。存続させたいと思うのでありますが、町が同感と思われるならば、その運動をぜひ広域的に取り組む考えがないかお伺いし、1回目の質問といたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
1番、音喜多議員のご質問にお答えをする前に、先ほどは、このたびの町長選挙に当たりまして、当選に対しまして温かいお言葉をいただきました。まことにありがとうございます。町長としての自分自身の役割と責任の重さを改めて痛感いたし、議会議員の皆さん方と一緒になって、すばらしい厚岸町を築いてまいりたい、そのように考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。まず、1点目の今後のまちづくりについてのうち 「町長は、今次選挙戦で地域主権型社会、を目指すという。町長が言われる地域主権型社会とはどのようなものなのか。それが町民や厚岸町にどのような影響や効果をもたらすものなのか」とのお尋ねについてであります。私が目指す地域主権型社会とは、これまでの国や北海道に頼った行政運営から脱皮し、私たちが暮らす地域が主体となって築き上げる社会であり、厚岸町の抱える課題の解決や地域資源を有効に生かす方法を町民の皆さんと行政が一緒になって考え、決断し、そして行動するということであります。自分たちが住む地域のことはみずからの発想と責任のもとで、地域資源を生かしながら課題を解決することにより、よりよい暮らしを築き上げていく社会であり、町長就任以来、私が唱える協働のまちづくりによって実現する社会でもあります。こうした地域主権型社会では、町民の責任も重くなりますが、地域が知恵を絞り、みんなで議論しながらまちづくりを進めていくことで、やる気と元気が生まれ、まちの活性化にも必ず結びつくものと考えています。これまでの地方自治体は、国の制度設計を重視し、その施策に沿ったまちづくりを重点に展開してきたため、金太郎あめと評されることも多かったわけでありますが、町民が求める地域政策をいかに施策展開できるか、そのマネジメント能力が行政には求められますし、町民の皆さんも、まちづくりは行政に任せればよい、我々は要望だけしていればという感覚からの転換が必要となり、これまでと違った創意工夫とチャレンジが生まれ、真に町民が望むまちづくりが実現できるものと確信しております。次に、第5期総合計画と今次選挙公約との相互関係について、総合計画と選挙公約は別物と理解するが、お互いに融和、実現を目指すプロセスはどのようにとるのかとのお尋ねであります。私は、町長としての3期目となるこのたびの選挙において、町民だれもが厚岸町に誇りと希望の持てるまちづくりができれば、住みよい、住みたくなる、来たくなる、そして、子供たちが夢を持ち続けることができる厚岸町にすることができると信じ、その実現のため、8項目からなる約束を公約としてお示ししました。一方の総合計画は、厚岸町の将来を見据えながら、10年後の目指す町の将来像を設定し、その実現に向けた各分野の施策の展開方向や主要な取り組みを体系的に定める計画です。公約は4年、総合計画は10年という期間の違いはあるものの、いずれも町民の皆さんの幸せと活力ある魅力に満ちた厚岸町を築き上げるためという目的は同じであります。ご承知のとおり、第5期厚岸町総合計画は現在策定作業中でありますが、この総合計画は私が最終的に取りまとめて町議会に提案し、慎重な審議を経て議会の議決をいただき定めるものであります。当然のことながら、町民の皆さんにお約束をしたこのたびの公約についても、新たな総合計画の策定作業の中に反映させながら、実現に向けたプロセスなどを十分検討していきたいと考えております。次に 「厚岸町内の現在の状況は、経済の低迷、交付税や町税収入の減収、人口の減少、と高齢化など、全般的に低迷傾向が続き、このままでよしとは認識していない。これらの状況を打破し、好転や希望の持てる機会をつくるのは行政の後押しが必要と考える。まずは小さいことから、手の届く実現可能なことから始めるべきと思うが、その施策や手段は考えていないのか」とのお尋ねについてであります。厚岸町を取り巻く現況は、ご質問者言われるとおり、長引く経済不況の中で厳しい会社経営や雇用情勢の悪化が続いており、また、人口減少や少子高齢化による先行きへの不安、さらにこうした影響による町財政の逼迫などから町内での閉塞感が漂っているのはうかがえるところであります。行政といたしましても、現在の厚岸町に何が必要なのか、どうした施策に取りかからなければいけないのか、それが厚岸町の将来にどう結びつくのか、限られた財源の中でいかに効果を上げるにはどうしたらいいのかといったことを考えながら、施策の選択をしているところであります。まちの活性化には産業の振興が重要ですし、町民の暮らしの安全には医療、福祉の充実が欠かせません。また、町民の暮らしの小さな問題や課題解決も必要です。行政がやるべきこと、民間がやるべきこと、町民と行政が力を合わせて行うことなど、その手だては多岐にわたります。厚岸町を取り巻く厳しい環境を少しでも好転できるよう 私を先頭に職員と一丸となっ、て取り組んでいるところでありますが、行政サイドの認識と町民ニーズの乖離が生じないよう、まちづくり地域懇談会や自治会との連携などといった取り組みを通じながら、施策の展開を図ってきております。ご質問者の言われるとおり、施策、事業の大小を問わず、今取り組まなければならないものは何かを考え、必要な行政の後押しも行いながら、実現可能なことから取り組んでいくことは当然のことであり、これまでもこのような考え方のもとで取り組んできていますし こうした考え方や取り組みをさらに推し進めるため 町民と行政が一体となっ、 、てともに行動していくことが大切であります。このことは、さきにお答えした、私が目指すところの地域主権型社会の実現にも必要なものと思っております。私からは以上でありますが、2点目の道立施設の運営見直しについては、教育長から答弁があります。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
次に、私からは、道立施設の運営見直しについてご説明申し上げます。一つ目の質問であります道立厚岸少年自然の家の対応はどうするのかについてのうち、アの「道は、危機的財政から道立54の施設の見直しを進めている。厚岸少年自然の家も対象に含まれ、町はどのように受けとめ、対策をとられようとしているのか」についてであります、 、 、が 厚岸少年自然の家は 釧路管内の広域的な団体を含めた町内各団体からの要望を受けて平成5年春にオープンし、今年で17年目を迎え、幼児から高齢者までが幅広く自然体験的学習ができる施設として、毎年多くの方々が利用されている大変すばらしい施設であります。現在、道内に設置されている少年自然の家は、厚岸少年自然の家を含めて7施設ございます。昨今、北海道の財政状況が厳しい環境の中で、公共施設の見直しが検討されていることは承知しており、このことは大変危惧しておりますが、現段階では、さらなる利用促進により施設利用者が増加することで、施設の重要性が北海道において評価され、当面はこれまで同様の運営が可能となるものと考えております。このような状況の中、少年自然の家では、それぞれの事業内容の充実とホームページなどによるPRを含めて、魅力ある施設としての展開がされており、事業への参加者の増加に努められております。また、教育委員会においては、厚岸町にとっても大切な施設であるネイパル厚岸が変わりなく事業が進められることを強く望んでいるところであり、これまでも生涯学習課の事業やネイパル厚岸が行う事業の中で共催事業を実施するなど連携を十分とっておりますし、各小中学校においても宿泊研修等を実施しており、今後も利用促進に向けて連携を一層推進してまいります。次に、イの「民間移管、もしくは市町村移管とも言われている。仮にそのような方向性になった場合、町の考え方を伺う」との質問でありますが、北海道の平成20年度公共施設評価結果において、廃止、移管及び民営化ともに困難として示されているものの、現在、明確な方向性が出されておりませんので、昨年の利用者数で年間3万2,000人を超える利用がある釧路根室圏唯一の道立少年自然の家の施設が今後も存続されるよう、北海道に強く訴えてまいりたいと考えております。次に (2)道立釧路芸術館についてのうち、アの「釧根随一の芸術施設である。厚岸町か、、 」 、ら見て この施設の重要性の認識はどのように評価されているのか との質問でありますがさまざまな美術鑑賞に多くの方々が触れる上で、身近なところに美術館があり、気軽に利用できる環境が理想ですが、その運営には相当の費用が必要となり困難であることから、釧路根室管内において、その役割を担っているのが道立釧路芸術館であり、随一設備が整った施設であると認識しております。また、本年度は、日本画名品100選を初め、年間を通じ5種類の展覧会が行われるほか、これまでに近代西洋美術などの展覧会も実施され、美術鑑賞の機会が限られている釧路根室管内において、多くの方々から親しまれる施設であり、その重要性は芸術を愛する方々からも非常に高いと評価されておりますし、そのように考えております。次に、イの「釧路市にあれど、釧路管内、ひいては根室管内含め、地域住民の芸術施設として存続させるということで広域的な対応を取り組めないか」とのご質問でありますが、文化は長い歴史の中で地域に根づいていくものであり、芸術文化発展のために設置された道立釧路芸術館がこれまで果たしてきた役割は非常に大きいと考えております。また、今後も数々の絵画などの名作を身近で鑑賞できることは、多くの美術ファンをつくるきっかけとなり、文化の向上に欠かせないもので、釧路芸術館の存続を強く願っております。なお、北海道における平成20年度公共施設評価結果で、釧路芸術館の廃止及び民営化については不可能と検証されているほか、移管についても困難と示されておりますが、今後の推移や芸術館所在地の釧路市の動向も見きわめた上で、広域的な対応もしてまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。私からは以上でございます。
質問 音喜多
大先輩でもありまして、また、行政に長年携わっております町長に、ちょっと口幅ったいような質問をさせていただきましたが、これも4年に一度のこういう改選期という節目に、改まって町長の考え方をお伺いする次第でございます。現在、いろんな国の動向から、地域においていろんなことが言われておりますが、地域主権型とはということで、最近いろんな分野でも言われております。この地域主権型ということはどういうことなのかと。国の今の政策の中からいろいろと出、 、 、 、てきた中でありますが 中央集権から地方分権 ひいては そこの地域が地方主権になって地域で物事を考え、解決していくというようなことのようでございますので、厚岸町が単独でやるのか、あるいは釧根一緒になってやるのかなということをふと思ったわけでございますが、いろいろと調べてみるとというか、町長の公約というか、広報の中にも、マニフェストですか、その中にもそのように書かれておりますが、ただ、その枠の範疇をどのように考えるのかなと疑問に思っておりました。厚岸町だけでといっても、なかなかこれは現状の中では、国の交付税をいただいて権限事項がいっぱいつながっているわけでして、厚岸町独自というのはなかなか難しいんだろうとは思うんですが、目指す方向としては非常に私はいいと思います。それこそ そういう方向でこれからは ただ それにはかなりの勇気というか 財源も伴っ、 、 、 、、 、 、 、ていないわけですから 町民も辛抱するところは辛抱し あるいは そこを乗り越えたらばトンネルの先に明るいものが見えるんだという、そういうものなのかなと。ただし、そのトンネルの先をやっぱり見せていただくというか、そういう過程を示していただくのが行政でないのかなというふうに私は考えます。、 、 、そこで このことを長く議論していたら お互いのそれぞれの持っている考え方というかそういうことになってしまうわけですけども、いずれ、この地域主権型というのは、もう既にいろんなことを言われているわけですね。地域主権型道州制とか、あるいは北海道をいろんなブロックに切って、オホーツク圏の分権型社会とか、あるいは釧根。今、道が始めましたというか、いわゆる支庁権限含めて振興局を持たせる持たせない、総合局にするとか、今の北海道の支庁制度をそういう形にもっていこうというふうに感じるのかなというふうに思っております。私、以前に、道州制の問題で質問させていただきましたが、時代とともにそういう見方に変わってきたのかなと。いずれ、今の中央というか、政府の大きな借金の問題から含めて、こういう情勢の中では、それぞれの地方、全国が13に分かれる道州制というか、そういうことが今議論されておりますから、そういった中では、大きな一つのパッチワークのような、北海道は北海道なり、そして、そのパッチワークの中にブドウの房のような厚岸町がぶら下がってい、浜中町があり、釧路町がありと。しかし、その中での一つの一体の行政を推し進めていくという考え方なんだなというふうに私としては理解したんですが、そういった意味、 、 、 、では その中で町長がリーダーシップをとって厚岸町を 今 答弁書の中にもありましたが地域の資源を生かしながら、あるいは地域の人材を活用しながらと。そういった意味では、私は大賛成する次第ですが、その点についてもう一度、具体的なものがあれば、示しながら答えていただければなというふうに思います。それから、町長の公約と、それから第5期総合計画、これはそういう形でこれからその中に盛り込んでいくということを考えているようでございますけども、やはりそこには、何が何でも町長の考え方と、そこに盛り込んでいいものがあるのかどうなのかというか、強引に、 、 、変な考え方というか そういうことはないだろうと思うんですが そこを評価するというか見分けをするという、そういうところはどこになるのかなというふうにちょっと疑問に思うわけですね。ひとり歩きしないかなというか。でき上がったものについてご承認くださいということにならないか。議会として、やはりそのことをしっかりと見きわめておかなければいけないんではないかと私は思うんで、その点のプロセスをどういうふうに町長は考えているのか、その点についてもお尋ねしたいと思います。いずれにしても、今の厚岸町の状態というか、そのことは厚岸町だけでなくて、ほかの市町村も同じ苦渋のもとでというか、諸手を挙げて喜ぶようなことは少ないだろうと思っております。最近、特に言われることは、町に期待してもと、こういう期待のないというか、そういう言葉が返ってくるわけですね。やはりそこには、町の町民も何か閉塞感というか、持っているものがあるんでないか。やっぱりそこを、何かこのきっかけをつくって、厚岸町はこういう方向に進んで目指すんだから、ぜひこれに協力してほしい、1万1,000人いるんだから、何分の1の協力をしてほしいと。全部が全部ということにはならないでしょうけども、何分の1のあなたにこういうことをするから、ぜひ、その一部でいいから協力してくれないか、あるいは一緒にまちづくりをやっていかないかと、そういう希望の持てるというか。先ほどの答弁の中でも、そういう課題は常に私が議会に入ってこの20年間追い続けた課題なんですが、答えはまだ出ないという、出ないと思います、これは。もう永遠の課題だと思うんですが、ただ、やはり1歩でも2歩でもというか、そういうたぐり寄せるような思いでまちづくりをできないものなのかというふうに思うんですね それが何なのかといえば やっ。 、ぱり理解のできる、入っていけるというか、そういう協力できるというか、持っている力を使うというか協力していただくというかな、そういう行政の導きというか、そういうものが必要ではないのかなというふうに思います。町長は7月に、3期目に就任されるわけですけども、過去に2期8年間、この町に携わってきたわけです。途中過程でありますが、その途中過程の中でも、もし胸を張ってこうして、 、 。やってきたというものがあるならば この際 お示しいただければなというふうに思います私なりには見てはいるんですが、私の見る目と町長の思っていることとはちょっとニュアンス的に違えば失礼に当たりますので、まず町長のお話を伺いたいと思います。それから2点目ですが、道立の施設の関係ですね。その前に、高校がこういう状態になったと。1つにして。道の施設関係というか、そういった関係で町が翻弄されてしまっているというか、そういう傾向が非常に強いんですね。確かに道が裕福なときは、あっちこっちにいろんな施設をつくって今日に至っているわけですけども、少年自然の家をつくったときも、当時、若狹町長は道議会議員でありまして、私とも議会からもこぞって厚岸町にこういう施設をという思いで、道議会のほうにも陳情した経緯がございます。時あたかも17年たってこういうことが報道されるということになっておりますけども、今の答弁書では、情勢をお聞きすると、道はかなり思い切ったことをするのではないかというふうにうたっております。指定管理者制度になってから、少年自然の家も20年度で3万人を超えたという実績、18年度は2万8,560何がし、19年度には2万9,000人、もうまもなく3万人、昨年度は3万人と。去年、私ども、大人のクラス会を道立少年自然の家でやらせていただきました。前から見た施設の使い勝手が全然違うんですよね。実際に使ってみて、ああ、これならばという、まだまだ私地元に住んでいて、たまには出かけることがあるんですが、宿泊してまでとか、飲食してまでというイメージとは 以前のイメージを持っているもんですから 全然 今変わっ、 、 、ているんですよね。議員の中でも実際に行って利用されている方もいらっしゃると思うんですが、道立少年自然の家という言葉は言うけれど、全然イメージが違うというか。そういった意味では、非常に大人の施設としても利用可能なところなんですよね。特に、海もいいですけども、林の中で静かに自分の時間を考えるとか、そういったことでは非常に便利な施設だなというふうにうかがって帰ってきたんですが、いずれにしても、みんな一派、道内そういった7つの施設ですか、見た中で、必ずしも厚岸は、3万人は超えましたけれども、砂川は別にして、常呂にしても、あるいは森にしても、足寄ですか、3万人前後で低迷しているわけですね。そんな意味では、これはやっぱり腹を据えて取り組みをしなくちゃいけないんでないかなと私は考えるんですが、いま一度、お尋ねしたいというふうに思います。それから、釧路の芸術館です。今、答弁書にありましたとおり、釧根随一のそういう施設でございます。私のような浜育ちの芸術に余り縁のない人間なんですけども、やはり年とともに時間に余裕ができると 自分でお金を出してでも立ち寄って 2時間でも3時間でも寄っ、 、、 、 、てみたくなる そういう年になったんですけども 私はなかなかああいうのを見るとなれば1時間、往復2時間ですけども、見れないものだというふうに私は評価しますね。そういった意味では、ぜひ、行政挙げて取り組んでというか、厚岸町のみならず道東の財産として、これは教育委員会サイドだけでなくて、町長サイドでも、ぜひそのことをやっていただけないかというふうに改めてお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
私からお答えをさせていただきます。まず、1点目の地域主権型社会に関連しての質問でございますが、私がなぜ今回の公約に挙げたかといいますのは、2期8年間の町長としての経験、実績、そしてまた、今日の厳しい社会経済情勢、また、我々地方自治体における行財政の厳しさを踏まえる中で、これからは懸命に自分たちの地域のことを考えていかないと、だれも手を差し伸べてくれないという覚悟を持って、町長としてリーダーシップを発揮していかなければならない、そういう気持ちのあらわれであります。すなわち、地域主権とは、一人一人の住民が、だれもが地方自治体を考え、地方自治体がみずから主体的に決断、行動することが重要であるということであります。これが地域主権と私は考えております。地域主権型社会とは、地域のことは地域で、しかも、できる限り住民に近いところでまちづくりすべてを決めていくという、住民主体型の社会、私はそのように考えておるわけでございます。なぜかといいますと、私は過去2期8年間、協働のまちづくりを推進してまいりました。おかげさまで、町民における協働のまちづくりということについては、ご理解をいただいているものと私はそう思っております。その上に立っての地域主権型社会が現実の問題として私は公約として挙げておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。さらに、総合計画と公約との関係でありますが、総合計画といいますのは、ご承知のとおり、地方自治法に定められております規定であります。今後いかなるまちづくりを行うつもりであるかを広く町内外に表明するのが総合計画なんです。公約といいますのは、町長として任期期間4年間、厚岸町のまちづくりについてどうしようとしているのか、町民に対する約束でございます。しかも、私は、新人ではなく、2期8年間の実績がございます。今までは第4期厚岸町総合計画に基づいてのまちづくりがされました。これから新しくつくりますところの第5期総、 、 。合計画については 第1回目の答弁で申し上げましたとおり ただいま策定中でございます当然、第4期を踏まえてのまちづくりの実績を踏まえた中で、私は将来の厚岸町を見据えた公約ということに相なっておるわけでございますので、私といたしましては、当然、第5期の公約、すなわち第4期における実施計画等も含めて公約にしたつもりでおります。そういう意味で、これからの策定中においては、私の公約も踏まえた中で、十分に意見を申し上げ、町議会議員の皆さん方の基本構想における議決をいただいていきたい、そのように考えておるわけでございます。また、やってきたことは何かということでございますが、あれもこれも、箱物等については云々言うつもりはございませんけれども、私は、まず何といっても、まちづくりは健全な行財政運営の基盤がなくしてまちづくりはできない、そのための健全財政を維持するということが第一でございました。そのために、当選以来、財政運営基本方針というものをつくり上げながら、それをもとにして健全財政を維持しながら、よりよい厚岸町の発展を期してきたということでございます。それと同時に、先ほどお話しいたしましたけれども、協働のまちづくり、すなわち行政だけではまちづくりができない時代になった。住民とともに、行政と一緒になってまちづくりをする時代であるという協働のまちづくりが推進をされていたということが言えるかと思います。それと同時に、町職員の意識改革でございます。何といいましても、仕事をするのは町職員でございます。若狹町政は何をしようとしているのか、その考え方を共生しながら、町職員と一緒になって仕事ができた。それと同時に、町職員の意識改革ができた。信頼される役場になった、そのように考えている次第でございます。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
私からは、道立施設の件につきまして、もう一度ご答弁申し上げます。まず、1点目の自然の家の件でございますが、議員おっしゃるとおり、指定管理者になりましてから、利用方法もかなり幅広くなったというふうに考えております。指定管理を受けている者の団体のいろいろなネットワークを通じて、大人の研修等にもぜひ使ってくれというふうなPRもしておりますし、実際にそのような利用をされてきているというふうに考えております。その中で、実はことしで3年目、3年契約です。指定管理者の3年契約。そして、今の流、 、 、れでいきますと 9月議会あたりに 道議会あたりに提案される見込みということもあってこの次の3期については、かなり濃厚ではないかというふうな情報もございます。それとあわせて、例えば芸術館のほうにいたしますと、既に21年からの3年契約がNTTの会社となされているはずでございますので、そういう意味では、23年までは契約が残っているという形でございますので、近々、廃止する、あるいは移管するという動きには、私自身、ならないのではないかというふうな判断には立っております。ただ、この次に向けてどういうふうな動きがあるかというのは、確かに危惧されるところでもございます。そういう意味で、今まで以上に釧根の中での唯一の施設として、自然の家が絶対必要なんだということについて、一番はまず実績を残すことであり、それを強くPRしていくということが大切なのではないかなというふうに考えております。また、芸術館のほうにいたしましても、釧路に釧路市芸術美術館というのがございます。この2つの中で、前回の展覧会がそうでしたが、共通の鑑賞券を発行して、お互いに利用者をふやそうというふうな動きもありますし、指定管理者になってから、その評価表を見てもわかるとおり、かなり利用者もふえてきているというふうな状況もありますので、釧路市の動きを見る中で、こちらのほうについても存続に向けて、動きがあるときには対応してまいりたいというふうに考えております。
質問 音喜多
まず、町長の考え方の中で、これからの4年間の中で進めることについて、まず、お願いしたいことが2点ございます。最後ですので、ぜひ、そのことを肝に銘じてというか、心にとめていただきたいなと思います。今回の町長の公約というか、マニフェストの中で見る部分では、従前はこういう粗筋ということは、ハードを主体とした物の書き方をされておりました。ですが、今回は、お金もないせいなのかなという裏側から見れば、人間に対するというか、ソフト面での考え方に重視しているなというふうにうかがえるんですね。従前は、人間がというか、はっきり言えばお年寄りを大事にしますとか、いろんなことについての部分は確かにあったけれども、そのことが前面のほうに出てきていると。これは時代がそうさせているのかどうかわかりませんが、昔から、物か人かということになるわけですけども、やはり人に力というか、金を注がなければ、私はいい人間がというか、いいまちづくりがということができないというふうに思うんでありますね。自分でも おまえは狩猟民族か農耕民族かという 常に腹の中ではそういう問いかけを持っ、 、ているんですが、私はそういう意味では、こつこつとという農耕民族のほうを求めるわけで、 、 、すけれども やはり人間に対する豊かなもの そういった温かいやり方をしていかなければそこに住んでいる人間の心すら豊かになれないと、私は思っておりました。そんな意味では、人に与えるソフト的な部分で、ぜひ、力を注いでいただきたいなというふうに思うのが一つと、それからもう一つは、先ほど2番議員さんも言われていましたが、、 。 、厚岸町これから何するのというか やはり雇用問題だと思うんですね どんなものを見ても若者のいないまちはという、これはもう本当に死んだようなまちというふうに言われるんですけれども、やはり先ほどからも議論されているように、若者が1人でも2人でもこの町に残らなければ、本当にこの1万1,000人ある、去年の道が考えている市町村合併のあれでいけば、7,000人台まで落ちるわけですね、厚岸町も。そういった意味では、毎年毎年のことになりますけれども、若者がというか、雇用の場というか、そういったものをぜひ、ずっとそのことを言ってきているんですが、何か手の届くというか、そういうことをぜひ、私たちも考える、そしてお互いに歩み寄ってやっていこうでないかと思うんです。5年前に、ずっと思っていたんですけど、総務で芽室に寄せていただきました。芽室町のまち。そのときに、行政もそういうふうに求めるならば、私たちも歩み寄るから。何を意味するかといったら、例えば道路の角の草刈りですね。道路の角は草を刈っていなければ、視界が悪い 交差点で そこの地域の人方はそのことを非常に言うんですが それを行政にばっ、 。 、かり言ってもやってくれないと。そこで歩み寄って、その区間は我々がやると。それに対し、て行政は何してくれるんだという歩み寄りでまちづくりをしているということを教えられて、 、今でもそのことはしっかりと覚えているんですが そういったことから一歩足を踏み入れてお互いにやっていくという。雇用の場も含めて、そういったことを行政はとっていただきたいというふうにお願いしておきます。それから、時間もないですけど、道立少年自然の家の関係。今お尋ねすると3年間は延長になるだろうということですが、しからば、この3年間で、さらにその先続くことをやっぱりしっかり考えなきゃいけないですね。これを契機にして。利用だけをふやせばいいのかどうなのかわかりませんけども、価値観というか、そういったものも含めて、やはり真剣になって考えていこうというふうに考えます。そのことを申し添えて、私の質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えをさせていただきます。このたびの私の公約についての改めての質問でございます。私は、このたびの公約の一つのキャッチフレーズとして、第1回目でも申し上げましたけども 「住みよい、住みたくなる、来たくなるまち」をつくりたいということでございます。、まず 「住みよい 、現在住んでいる方々が厚岸町に住んでいてよかったと思えるまちづく、 」りであります 「住みたくなる 、よその人方が厚岸はいいまちだ、私は厚岸へ行って住みた。 」いわ、そういうまちをつくりたいということであります 「来たくなるまち 、それは交流人。 」口であります。私は先ほども申し上げましたけれども、その最も大きなものは観光の振興であると思っております。厚岸に一度行ったらまた来たくなる、そういうまちづくりをするということでございます。そういう面において、ハード・ソフトの話がありましたけれども、これはどちらも重要なんです。例えば、今、少子高齢化時代を迎えております。そういう中での福祉というのは最も重要であります。また、医療も重要なんです。それとハードの分といたしましては、やはり公共事業、これも重要です。また近くでは、学校給食センターの老朽化に伴う改築の問題もあります。また、まもなく工事が行われるところの特別養護老人ホーム心和園の増床の問題。それぞれいろいろな課題があるわけでありますが、あれもこれもの時代ではない。これかあれかの時代である。それが今求められている政策の選択の時代ではなかろうかと、そのように思っておるわけでございまして、私といたしましては、そういう面を考えながら、これからの施策を推進してまいりたいと思っております。それと雇用の場の拡大。これは最も大事です。確かにそうです。今お話しいたしましたとおり、将来、厚岸町の人口は減少がより進んでまいります。また、若者が流出をする傾向にもございます。そういう場において、雇用の場の拡大というのは、先ほどの堀議員の質問の中でお答えしておきましたけれども、行政上の重要な課題として取り上げていかなければな、 、 、 、らない そのように考えておりますが それと同時に やはり厚岸町の基幹産業である漁業農業の振興、そしてまた、建設業の公共事業に対する減少の中での雇用というものも大変な時代を迎えております。そういう面においては、景気浮揚対策を含めた、さらにはまた社会資本整備を含めた公共事業の整備というものも進めていかなければならない。それぞれのいろんな課題があるかと思いますけれども、私といたしましては、内発型の経済発展を志向することも大事な課題であると、そのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
もう一度お答えいたします。自然の家が指定管理者になりましてから、数字もそうなんですけども、事業展開もかなり新しいものを取り入れてまいりました。というのは、長い距離を子供たちに歩いてもらうというような、通算100キロ以上歩くというふうな事業を行ったり、ネイパルから学校に通う、自炊をする、自分たちが親の手を借りないで生活をして学校に通ってみる、そのことによって逆に親のありがたみ、家庭のありがたみ、いろんなことが家庭では必要なんだなというのをわかっていただくとか、いろんな事業に今取り組んでいます。こういうことが、一つには道のネイパルの可能性というか、今までの自然の家の事業だけじゃなくて、新たなものを生み出してきているというふうに思っておりますし、確かにこれから3年間がその後残っていく上での正念場になろうかと思います。ただ、客観的な状況を見ると、平成5年建設で、足寄は平成9年ということですから、一概に厚岸が存続に有利かどうかというのは難しい問題があると思います。ただ、そういう問題だけではなくて、やっぱり地域的に、例えば道東に1つでは到底足りないし、根室、釧路から例えば足寄、あるいは常呂へ行くというような状況は、宿泊研修としては非常に距離的に厳しいと。これは厚岸だけではなく、足寄、常呂にも言えると思うんです。この道東圏域を1つのものとして考えて、1つを残そうかと、いや、わかりませんよ、これは考えとして1つを残すんであれば、これはちょっと無理があるんではないかというふうに私ども思っていますし、ぜひ早い時期に、自然の家の必要性というのは、もちろん若狹町長ができるに当たって町民とともに力を入れたと同時に、これから存続に向けても力を合わせて存続運動をしていかなければならないというふうに考えております。( よろしくお願いします」の声あり)「