みんなの議会

厚岸町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日

(1)奔渡旧フェリー周辺の波浪及び流れ氷対策について/(2)旧フェリーボート桟橋について

2008年9月24日、厚岸町議会の一般質問で、菊池賛議員が「奔渡旧フェリー周辺の波浪及び流れ氷対策について」「旧フェリーボート桟橋について」について質問し、町長 若狹、建設課長 佐藤、産業振興課長 大崎、環境政策課長 小島が答弁しました。

質問者
菊池賛 議員
答弁者
町長 若狹、建設課長 佐藤、産業振興課長 大崎、環境政策課長 小島

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 菊池

第3回定例会一般質問通告により 私は災害対策について質問をいたします今回は波浪並びに満潮時高潮による冠水及び強風と、厚岸湾、厚岸湖特有の強力な潮の干満状況、潮の満ち引きであります、これによる防氷対策について質問いたします。奔渡港通り旧フェリー周辺は、季節を通して主に夏から秋にかけて低気圧による暴風雨、これは台風接近による強風や低気圧であります。このとき旧フェリー周辺湖岸への波浪による町道への冠水、そして冬から早春にかけては干潮時に自然凍結した氷の塊が海氷盤となって解け出し、その流れ氷が沿岸に押し寄せ、氷の積み重ねにより漁業用桟橋や係船用岸壁を破損する被害が発生しています。これら自然の力により、この地域は大変な状況に陥るわけですが、役場の関係課、産業振興課、建設課、総務課、水道課には、既にこのことに関し、夏冬の状況について現場まで来ていただいて見聞し、現状を把握されたわけでありますが、その後、これらの対策についてどのような検討が行われ、どのような対策を講じようとされているのか、お示しをいただきたいのであります。次に、湖北、湖南の旧フェリーボート発着場の係船用桟橋についてお尋ねします。この桟橋はご承知のとおり老朽化が進んでさび朽ちている状況にあり、景観上からも周辺環境を著しく損ねており、撤去について考える時期に来たのではないかと思いますが、今後の方向づけはどうお考えか、お伺いいたします。以上で第1回目の質問といたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

9番、菊池議員の一般質問にお答え申し上げます。1点目の奔渡旧フェリー周辺の波浪及び流れ氷対策について、どのような検討が行われ、どのような対策を講じようとしているのかとの質問であります。奔渡旧フェリー周辺は、低気圧等の高潮により町道奔渡町港通りの排水管から海水が、 、 、 、逆流し 冠水による通行止めが発生しており また 春先には湖内で結氷した氷が緩み低気圧や干満などの影響により流れ氷が岸へ押し寄せ、漁業用桟橋や係船用岸壁の破損などの被害が発生している状況にあります。まず、高潮時における冠水対策につきましては、平成19年に奔渡町港通り終点部の道道別海厚岸線から奔渡側旧フェリーボート桟橋までの間において、道路の一番低い箇所に雨水桝を設置して、路面の水はけをよくする措置を施し、これにより路面にたまった水は以前より早く引くようになり、一定の効果は得られていると判断しております。しかし、高潮が発生しているときは、雨水桝から海水が吹き上げてくる状況であり、次の対策としては、道路と雨水桝のかさ上げを検討しておりますが、道路をかさ上げすることで道路より低くなってしまう住宅などがあり、そこへ海水などが流れ込んでしまうことが想定されることから、影響のある住宅などの所有者と話し合いを持ちながら、慎重に対応していかねばならないと考えております。次に、流れ氷の対策でありますが、現在奔渡側の旧フェリーボート桟橋があることにより、奔渡一丁目側は流れ氷が接岸する影響は軽減されておりますが、二丁目側は逆に旧フェリーボート桟橋によりせきとめられるため、流れ氷が岸へ押し寄せる影響が大きくなる状況にあります。このため恒久的な対策として、漁業用桟橋や係船用岸壁の前面に氷が接岸できないよう防氷堤を設置する方法が考えられますが、防氷堤が邪魔になり漁業活動に支障が出ますし、潮の流れが変わり湖内環境に影響を及ぼすことが考えられ、さらには被害の発生頻度や費用対効果の面からも事業化は困難な状況であります。また、漁協では船で氷を割る手法も行っておりますが、湖内奥までは水深が浅く、大きな船が入ることができないため、この方法をとることにも限界があります。こうしたことから、現在のところ恒久的な対策を見出せない状況にあり、漁協ともさらに協議を行い、何か抜本的な方法がないか研究してまいりたいと思います。次に、2点目の旧フェリーボート桟橋についての質問でありますが、旧フェリーボート桟橋は、昭和47年に厚岸大橋が完成したことにより、日本道路公団から譲り受けたものでありますが、当時は海難救助船翔洋の係船及び発着所としての活用と、フェリー時代があったということを後世に形として残していく考えがあったわけでありますが、塩害等による腐食を防ぐことは難しく、老朽化が進み、子供たちの遊び場となっていたた、 、め危険であることから一部撤去をし 護岸から切り離した形で存置している状況にあり以前から存廃について議会でも議論されてきた経緯があります。奔渡側の旧フェリーボート桟橋は、さきに流れ氷の対策で述べたとおり、漁業用桟橋等が流れ氷から守られているという利点があるため、周辺漁業者からは残してほしいとする意見も以前から出されておりました。今年の9月8日に周辺漁業者から聞き取り調査をした中でも意見が分かれている状況にあります。このため、まず周辺漁業者の意見が一本化となるよう話し合いの場を持ち、まとまった意見を尊重し、存廃について判断してまいりたいと考えております。また、港町側にある旧フェリーボート桟橋は、存置または撤去しても他への影響はなく、景観等を考えますと撤去していくべきであると考えますが、撤去には費用がかかりますので、老朽化の状況を見ながら、毎年行う3カ年実施計画策定の中で撤去の時期を判断してまいりたいと思います。以上でございます。

質問 菊池

ただいま町長から災害対策について、私の質問事項に関しましてお答えがございました。ずばり言って、1回目の質問に対しては被害については全く触れていません。私の質問は、被害があるということを述べております。防氷堤には消極的、防氷堤についても消極的な発言でございます。それと3番目の周辺漁業者から聞き取り調査を、 、した中でも意見が分かれている 今後一本化となるよう話し合いの場を持ちたいというこれはいい方法だと思います。これはかねてから僕が言っておったことでございます。このような状況の被害について、木製桟橋が破壊されたことにより、この桟橋の取りかえ新設に数十万円、係船用岸壁の一部破壊箇所補修数十万円、合わせて100数十万円とのことであります。すべて個人費用であります。この現実をどう受けとめになりますでしょうか。お気の毒ですで済まされる問題でしょうか。今漁業者は燃油高騰の問題、漁業資材の値上がりなどさまざまな経費負担増による不安、そこにおいて後継者問題など、非常に心が重なっておられる状況にあります。そこで、町長、厚岸は漁業の町であることは常々おっしゃっておられます。北海道は日本の食料基地とも言っておられます。このような被害を見るにつけ、対策を考えるべきと思うのですが、いかがでしょうか。このほか、湖岸一帯、二丁目、七丁目にかけてもところどころ桟橋の破損や冠水による被害が出ていたのであります。これらの状況を見ても、漁業者の苦労しておられる現況がおわかりのことと思います。ここ5年ほど前から地球温暖化現象によると思われるこの波浪や冠水といった状況が、 、出てきましたのは 周辺住民の話では住んで50年近くになるということでございますがこういった例はなく、初めてのケースだと言っています。秋には台風あるいは低気圧による北風で波浪が起きて波が打ち寄せ、道路が冠水状態になり、車がつかったり床下浸水したりして、役場の管理課が来て通行止め、通行注意の標識を立てている状況であります。昨年は水道課が見えて下水道を若干工事していただきましたが、先ほど町長が言っておりましたが、実際の効果は薄い状況であります。再び時化が発生したら現場を視察してほしいと思います。どうでしょうか、関係部局の国・開発局と協議して、旧フェリー桟橋の撤去という部分を配慮して、一部防波堤設置の必要性とあわせ、ついでに以前にも一般質問で提言してありますが、奔渡港通りの交通安全のためのカーブ改修と絡め、当該周辺の災害対策を含めた改善構想計画立案にぜひ取り組んでほしいと考えますが、いかがでしょうか。最近では、厚岸漁組本部前の沿岸防潮対策工が冠水対策として若干の効果が見られます。旧フェリー桟橋ですが、干潮時にはゴム藁やごみが堆積し、環境にもよろしくない状況になりますし、冬には氷が流れてきて時化が起こると積み重なるし、撤去は必至の状況と思います。最近の考え方として、仮に桟橋を撤去しても氷は逆にスムーズに湾のほうへ流れていくという見方、考え方、感覚状況になっています。また老朽化のために鉄さびが朽ち落ちていく状況は、環境を大事にする厚岸町の海をきれいにという方針に逆行しているのではないかと思うのであります。現在を含む町の将来へ向けて、都市と海と湖の環境の整備や、波浪、流れ氷などの災害に強いまちづくりを進め、危機管理の意識を持って町民の安全・安心確保のため、奔渡沿岸防波・防氷堤対策、力強い町長の取り組み姿勢、そういう考え方がおありかをここでお尋ねいたします。話をもとに戻しますが、参考点を申し上げますと、答えにもありますけれども、撤去する考えの場合は検討してみたいということでございますが、撤去する考えの場合は、その時期は6月の大潮の時期が撤去しやすいと思います 旧フェリー係船用桟橋は築後50。年であります。昭和33年にできて、今昭和でいうと83年ですから50年経過し、フェリーが終了したのは昭和47年でありますから、フェリー閉鎖後36年経過しました。波浪の時期は11月から3月ころまで、流れ氷の時期は1月から4月、今ある交通ガードレールの高さの若干高めの防波・防氷堤設置の計画を立ててはどうかということであります。また、集まるごみを見てみると、ゴム藁や電気の球、発泡スチロールの箱、木くず、ボトル、本、紙、網の浮き子など、1年に1度、海の清掃をすることがありますが、引き潮の際、旧フェリーにこれらのごみがわんさかと集まります。これは現地の者でなければわからないと思います。ひどいごみなのです。旧フェリー関係と厚岸湖内の流れ氷被害については、先ほど町長の答弁にもございましたように数回質問しております。平成6年の予算審査の中で、これは湖内から流れ出す氷や風波の防護的役割について、それから平成9年は、湖内の氷の移動によって牡蠣島弁天神社が台座や鳥居に被害が出ている話。平成13年には、奔渡側旧フェリー桟橋の保存か撤去かの考え方、平成15年には、旧フェリー桟橋の解体計画と奔渡港通りの急カーブについて。予算委員会と一般質問で4回やっております。今回で5回目でございます。一応、現在の経過まで述べましたけれども、私の今までの経過の中で4回目からは話の内容が一部変わってきていることで、変化が起きていることはおわかりでしょうか。先般までは防氷的役割であったが、時の流れとともに付近の住民の考え方にも相違があ、 、 、り 桟橋周辺にごみが堆積することや 氷が重なって上ってくるなどの被害があるので現地の地域の方々との話し合いが必要と考えると提言しましたが、このたび9月8日に周辺漁業者から聞き取り調査をした結果でも、意見が分かれているということでございます。この一本化にしていく話については、ぜひ早目にまた進めてほしいと思います。今まで若干述べてまいりましたけれども、これに対しての2回目の質問にお答え願いたいと思います。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

主たることについて、私からお答えいたします。さらにまた細かい点も出ておりますので、担当課からそれぞれ答弁をさせたいと思います。まず、旧フェリーの関係でありますが、たびたび当議会において菊池議員から質問もあり、その質問を重く受けとめ、私自体も現場に行って数回その実態を見ております。また、その事情もよくご承知をいたしておるわけでございます。フェリーは厚岸の歴史の1ページでございます。特に湖北、湖南に別れておるかつての渡船から昭和34年から昭和47年までの13年間、フェリーボートが運航をいたした歴史であります。そういう意味においての跡地の老朽化、私も現地に行きましてその老朽化姿を見て、やはり美観的にもどうにかしなければならないという気持ちを持っておる私であります。しかしながら、私自体も個々の地域住民からいろいろとお話を承りますところ、防潮的な役割もあるというお話もあり、撤去をすることによってあの前浜にも流氷等の影響がなしとは言えないんだという声もあるわけであります。そういうことで、町長としては非常に判断に困っておるわけでありますが、しかしながら、私といたしましては将来の厚岸港の環境美化を考えた場合に、あの問題については重要なものと認識しておりますので、今後地域住民と十分に話し合う中で、どのような対応が適切か考えていきたい、そのように考えますのでよろしくお願いいたします。なお、やはり菊池議員は地元でもございます。十分現状等について認識を持っての質問をいたしておるわけでありますもので、私といたしましては菊池議員のサゼスションも承りたい、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。

答弁 建設課長 佐藤(建設課長は2010年9月まで)

私のほうからは被害について、1回目の町長の答弁から触れていないということに対して、まずお答えを申し上げたいと思います。被害の状況でございますけれども、1回目の町長の答弁の中で、道路につきましては冠水、それに伴う通行止め等が発生しているといったことを申し上げさせていただいております。このほか、低気圧等によりまして近接した護岸から波が上がりまして道路が一部破損している、そういったようなことも上がっております。それで、これらの被害、それに対する対策等でございますけれども、まず奔渡一丁目と二丁目の境になります奔渡町港通りとそれから道道別海厚岸線の交差点のところ、それから旧フェリーボートに向かいまして80メートル地点、ちょうど菊池魚網店さんのところが道路が一番低くなってございまして、道道の交差点との落差が1メートル16センチございます。それから、その菊池魚網店さんのところから旧フェリーボートのほうに向かいまして、距離にして40メートルの区間、ここにつきましては逆に23センチ高くなっている、こういった状況となっておりまして、ちょうどそこの道路が菊池魚網店さんのところが一番低く、道路がだるんでいるような状態となっておるわけでございます。そうしたことで、低気圧等により高潮によりまして道路に海水が上がり、この一番低いところに水がたまるといった状態になっておりまして、これが平成19年度にその一番低いところに排水桝がなかったために水がなかなか引かないということから、まずそこに排水桝を設置をしたものでございます。それで、道路の縦断線形を見ますと、このだるみを解消するには、ちょうど菊池魚網店さんの前あたりで約60センチメートル程度上げることができれば、だるみも解消されまして水もたまることもなくなりますし、海水の逆流もかなり軽減されてくるというふうに考えているわけでございますけれども、この周辺の建物の高さが現在の道路の高さと同じぐらいの高さとなっておりまして、道路を例えば60センチ程度上げますと、道路は冠水しなくなりますけれども、建物が冠水するというふうになってしまいます。それと出入り等のことも問題が出てまいります。こうしたことを周辺の皆様にご理解をいただかなければかさ上げは難しいというふうに思っておりますし、検討には時間がかかりますけれども、そのぐらいの影響を最小限に抑える方法等が、そういったことを模索した上で概略等の設計をしながら、周辺の皆様等ご説明申し上げ、ご理解いただいた上で取り進めることができればというふうな考えでもって今進めている状況ではございます。それから、5年ぐらい前から厚岸港の冠水等は被害が出ていると、温暖化の影響等、そういったことでありましたけれども、厚岸町全体的な冠水の状況といいますのは、厚岸漁業協同組合製氷冷凍工場 これ港町のほうにございます こちらのほうの岸壁が66.3、 。センチメートル下がっているといったことがございます。全体的に土地が下がってきているといったこと、それから釧路沖地震、それから東方沖震等の影響も考えられるわけ。 、 、でございます もう一つは 国土地理院の2000年度平均成果というものがございまして300年ぶりに測量の高さの基準となる水準点をはかり直して、その高さを改定したものでございますけれども、その成果の全国的な傾向といたしまして、東京付近ではほとんど差がなくて、北海道のほうではマイナス43センチ下がっていると。逆に九州、四国側ではプラス傾向になっていると。では、この原因は何なのかといいますと、これはプレート運動による沈み込みと思われるというような説明がされてございます。それから、海面の上昇でございますけれども、地球温暖化により南極や北極の氷が解け、海面が上昇するという話もございますけれども、これ以前釧路気象台にその辺のところを確認したところ、この地域の海面上昇の確たる要因は解明はされていないといったことでございました。それから、旧フェリーボートの近くの道路のカーブの改修、それをあわせて総体的な改善計画ということでございますけれども、ここにつきましては、現在厚岸町の町道でございまして、岸壁のところ自体も町道の一部となっております。したがいまして今、国・北海道等と協議した中で、岸壁の劣化対策、こういったものを含めて、それは厚岸町がその部分はするべきというような形となってございますので、町のほうでこうしたことを含めて検討しているといったところでございます。私のほうからは以上でございます。

答弁 産業振興課長 大崎(産業振興課長は2009年9月まで)

私のほうからは、海岸保全対策につきましてご答弁をさせていただきます。防潮堤の対策については消極的というご意見でございますけれども、1回目の答弁にもございますけれども、防氷堤については斜路から突き出すような形に仮につくったとしますと、新たな潮の流れが変わって湖内にも影響があるということで、そのような事業化については困難というご答弁を申し上げました。それと、湖内については漁港区域には入っていますけれども、海岸保全区域には現在のところ入ってございません。そのために現在のところ、そういった防潮堤的なそういった施設については、現在のところまだスタートラインには立っていないという状況でございます。それから、平成13年に流れ氷でカキの養殖施設がかなり大きな被害を受けたということがございまして、そういった流れ氷対策、カキの施設に関する総体的な流れ氷対策ということで、組合のほうからは以前から正式ではございませんけれども、そういった対応を何かとれないかというようなこともございましたけれども、今回菊池議員のほうからそういった防氷堤ということがございましたので、今回、組合のほうともそういったことで防氷堤についても協議をしてみたいなというふうに考えてございます。それから、一本化の関係でございますけれども、今回9月8日にたまたまうちのほうで、そういった地区の浜の声を聞いたわけでありますけれども、答弁でも申し上げておりますが、一本化について進めていきたいという答弁を申し上げましたが、産業振興課としましても、それら一本化に向けて調整につきまして協力してまいりたいというふうに考えてございます。

質問 菊池

かさ上げの関係について説明いただきまして、建設課長からの答弁は非常にわかりやすく理解いたしました。それと、今一連の答えの中で防氷堤について前向きな姿勢がありましたけれども、ぜひ漁協と相談しながら、この件についてやっていただきたいと思います。それから、町長、前に13年9月の定例会において説明しましたけれども、私感、町長自身の考えとしてのお話をしてくれましたけれども、それとほとんど同じ今答えがございました。答弁でフェリーボートは昭和34年に開通をし、その前は渡船であったわけであります。13年間のフェリー、湖南と湖北を結ぶフェリーとして厚岸町の発展のための歴史をつくった船でございますと。日本道路公団が運営をしておりまして厚岸丸、私自体も今あの厚岸丸の姿をこの質疑応答の中で改めて思い出しておるわけであります。そういう中で、私といたしましてはフェリーの時代というものを後世の時代とともに残すことも大事でなかろうかと考えております。そういう意味において、湖南、湖北におけるフェリーボートの件につきましては、何らかの形で記念になるような形の方法で残すことも大事でなかろうかと、そのように私からあえて考え方を申し上げておきますということをきちっと述べていまして、そうして、そのお話を私の質問を聞きながら、地域の方々、そして関係者ともその実態をよく調べて速やかなる対応をさせていただきたいと、かように答えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。でも、平成20年9月8日にようやくお話をし合っているようでございますけれども、相当前から質問している事項でございます。この点については若干遅いと思います。先日、旧フェリーボート発着場の湖北地区まで行ってみました。そこにはB&Gの旧建物と若干の芝生の緑と原っぱがきれいにありました。そこに真っ赤な厚岸大橋が湖南に向かって渡っておりました。ちょうど天気もよく暖かい日だったせいもあって、その場所がすばらしい厚岸観光の一つのポイントではないかと直感いたしました。さっき町長が答えておりました旧渡船・フェリーの記念の海辺広場にはもってこいの場所だと思いました。そこで気づいたことなんですけれども、先ほど来言っています、そのすばらしい眺めの中にさび朽ちている旧桟橋と、係船のためのロープをかけるさびた鉄製のロープの舫い柱、それにところどころに割れて砕け落ちたコンクリートの岸壁片、これらを撤去するものは撤去して、コンクリはきれいにし直して改良したなら、どんなに厚岸の湖の玄関が湖北、湖南とも実際の場所を生かした、仮にお金をかけても価値がある拠点になるのではないかと思うのですが、見解はいかがでしょうか。湖南地区は防波堤と道路のカーブ解消に、湖北は記念碑場所と海辺広場に、不用施設、 、物のない子供たちの安全なカヌー乗り場に そして来訪者の観光の拠点として再生する、 。このような感じで町長は答弁していたと私は受けとめておりますが いかがでしょうかそして、費用がかかるかかると言ってなかなか進まないわけでございますけれども、平成20年8月29日に安心実現のための緊急総合対策に関する政府・与党会議、経済対策閣僚会議合同会議が開催され、この中では、世界的な地球温暖化など長期にわたり予想される問題を正面から受けとめ、我が国民生活の持続可能社会を実現し、防災対策関係の推進に取り組むと、具体的には災害の復旧、防災、消防などの対策を行うと発表しています。さらには、地方公共団体への配慮といたしまして、これらの対策に取り組むに当たって地方財政の運営には支障のないように対応するとしています。さらにまたつけ加えて申すならば、道路については道路特定財源の地方税収減の影響については、政府において適切に対応すると述べています。それから、環境の面について触れますが、今年3月27日の道新記事で、釧路支庁、釧路支庁釧路地区水産技術普及指導所は厚岸湖、厚岸湾の湖底に、特に湖の奥や中央部では一時的であるが汚染例が認められ、環境が悪化しやすい状態にあるので注意が必要との見解を示しております。水質・底質環境の2007年の調査結果であります。この中で底質に含まれている生物の生息阻害要因となる硫化物は、98年以降、湖内ではほぼ年間を通じて水産用水基準の数値を超えており、CODと硫化物の量に注意が必要とのことであります。若干専門語が入ってスポット説明で理解できると思いますが、これは底質の汚濁を図る指標の一つで、水産用水基準において海域では乾泥で硫化物1グラム中0.2グラム以下とされています。有機物などが沈降し、それが分解されて酸素が消費される際に硫化水素が発生し、底質中の金属などと反応して硫化物を生成する。遊離硫化物と結合硫化物を合わせ全硫化物とすることで、このため底質が悪化し、底生生物の生息に対して影響を与えるとの警鐘を鳴らしています。ここで一概に、旧フェリーの鉄製桟橋が自然溶解している鉄さびについての関連性を示すものではありませんが、こういうことに関連しないわけでもないと考えますが、関係課ではどうとらえ判断し、その対応について対策を練った経緯があるのか、お示しいただきたいと思います。私の質問している中ではこの点が一番気がかりでございます。町長は水質汚濁防止対策協議会の会長もされております。その辺の環境の面についても答弁を願います。時間が来たようでございますが、3回目の質問を終わります。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えさせていただきます。桟橋の老朽化における厚岸湖における影響については担当から答弁をさせます。さきに既に答弁させていただいておりますが、湖北地区における桟橋については3カ年計画で撤去をさせていただきます。湖南地区につきましては、先ほどお話しいたしましたとおり、地域住民にそれぞれのご意見がありますので、一本化という前提がなければ整備は大変無理なことであります。そういうことを踏まえて、一本化に向けて努力する中で整備をさせていただきたい、かように考えますのでよろしくお願いしたいと存じます。

答弁 建設課長 佐藤(建設課長は2010年9月まで)

私のほうから桟橋に関する質問についてお答えしたいと思います。以前から桟橋をどうするかということで話がしてあるけれども、遅いのではないかということでございますけれども、平成15年当時一般質問においてこういった議論が出さ、 。れた折に 即その担当の者が現地に赴きまして漁業者等の話を聞いた経過がございますそのときにはやはり景観がよくないので撤去するべきであるとした意見もおりましたけれども、流れ氷に対して役に立っているので撤去をしないでほしいといった意見のほうが多くございまして、どうしても撤去するならば流れ氷対策を考えてほしい、こうした意見の方が大半であったわけでございます。ならば、流れ氷対策をどうするのかといったことになるわけでございますけれども、その当時から検討はしてみたものの方法が見つかっていないという状況でございまして、結果的に現在の桟橋そのまま存置しているといった形となっているものでございます。それから、桟橋を改造して残したらどうなのかということでございますけれども、質問者も見てご存じのとおり、かなり老朽化してきてございます。もう主要部材が鋼材でございまして、もうかなり腐食しておりまして、それに手を加えてそこのところにコンクリートを打つとか、こういったものは非常に構造的に耐えられない状況となっているというふうに私見てございます。ただ、かなり頑固に当時昭和33年ですか、それがつくられておりまして、そのもの自体は今すぐ破損して壊れてなくなるといったものではなく、しばらくは原型の状態は保っていける状況ではあると、このように考えているところでございます。

答弁 産業振興課長 大崎(産業振興課長は2009年9月まで)

3月27日の関係でございますけれども、あの記事に関しては原因の特定まではたしか言及されてございません。報道に関してはいろんなふくそう的、複合的な要因が重なってあのような一時的な現象になっているのではないかという。 。ふうに思ってございます 原因の特定は難しいというふうに私どもも考えてございますこういった原因をつかむためにも、今後とも現在やっておりますモニタリング調査、それらの継続的な調査も必要というふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと存じます。( ちょっと1つだけ」の声あり)「

質問 菊池

環境の問題について底質の汚れの原因について、結局特定はしていないということなんですけれども、一応水産調査の結果について皆さん知っていると思うんですけれども、これ沿岸水域等の水質状況について全部書いていますよね。図面かいて、それから沿岸水域の水質調査結果、COD、SS、定期河川水質調査結果、いろいろ数字出ていて、その中の水質調査……

答弁 環境政策課長 小島(環境政策課長は2009年9月まで)

厚岸湖の水質全般ということで、当初のご質問は底質に限ったものとの判断で産業振興課長が答弁したということでございまして、水質全般に関しましては私から答弁させていただきます。厚岸湖につきましては、公共水域ということで北海道が定期的な調査、水質調査を行ってございます。これにつきましては、もう数十年にわたる調査を継続している中で、現在ご質問者は水産用基準という言葉を使っていました、底質のときに。我々は公共水域の基準と別のものがございまして、それで判断するわけですが、その中ではこれは複数の専門家の方がおっしゃっていますが、汚濁指標を見る限りでは現在厚岸湖に著しい環境の汚染が進んでいるという状況にはないと。いわゆる産業としての養殖業、そういったものを中心としたものも含めた中で大きな変化があると、汚染度が進んでいるとい、 。う状況にはないと 安定した状況にあるという判断が示されているところでございます

質問 菊池

いいです。

出典:厚岸町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる