厚岸町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月17日
(1)財政再建と釧路町との境界問題について/(2)厚岸湖・厚岸湾の環境、公害対策について/(3)町内中学校の進路指導について
2008年6月17日、厚岸町議会の一般質問で、髙橋議員が「財政再建と釧路町との境界問題について」「厚岸湖・厚岸湾の環境、公害対策について」「町内中学校の進路指導について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、副町長 大沼が答弁しました。
- 質問者
- 髙橋 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 富澤、副町長 大沼
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 髙橋
平成20年度の第2回厚岸町議会定例会に当たり、通告書に従い質問をさせていただきます。町長は、町政執行方針の中で、町の発展と町民一人一人の幸せを願い、創意工夫を凝らし、活力と魅力に満ちたまちづくりの推進を図りたいとのことでありますが、さらには町政に臨む基本姿勢の中では、釧路支庁管内町村会が1次産業や観光の振興を広域連携によって取り組もうと策定した釧路管内地域づくりビジョンの具現化に向けた作業を進めながら、持続的展開が可能なまちづくりに努めてまいりたいと表明しているところ、 、でありますが 当町ではご承知のように自然の資源のほかに歴史的文化遺産にも恵まれ昭和30年4月、当町と浜中町の一部が道立自然公園に、さらには昭和43年5月には釧路村の一部、現釧路町が追加指定となり、次第に海の自然公園として脚光を浴びつつ、昭和47年9月には地域住民長年の宿願でもあった夢の厚岸大橋が完成したところであります。厚岸道立自然公園を語るには、まず第1に、蝦夷山間地の1つである道東の桜の名所として知られているこの国泰寺は、海の公園を抱える厚岸の一つのシンボルでもあることは、余りにも有名であることは今さら言うまでもないところであります。さらには、市街地の東南にある子野日公園は広く町民はもとより、近隣町村の憩いの場であることは、皆さんご承知のとおりであります。当厚岸道立自然公園のように、自然公園法に基づく自然公園はすぐれた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図り、国民の、つまり地域住民、保健休養などに役立てようとするものであり、自然のままの風景を主体とする地域性の公園であるということでありまして、国立公園を初め国定公園、都道府県立自然公園と3種類があることは言うまでもありませんが、さらに当地域は広く海食に削られており、この比較的高いところは丘となり、低いところは湖沼湿原となり、ほかに類例を見ない典型的な海食準平原であり、また海岸線は掘食が多く、40メートルから80メートルの海食岩が10数キロメートルにわたって連続し、特異な沿岸風景を形成しており、厚岸湖は隆起が完全でなかった部分が入り、湾として残された湖で周囲約25キロ、面積約32平方キロ、深さは約2メートルの潟湖で、湖岸はいずれも低湿地で囲まれ、西側に小口があり、厚岸湾につながり、湖の中にはカキ礁があり、北海道のカキの生産地としては余りにも有名であることは、今さら私から言うまでもないところであります。以上のように恵まれた自然環境を生かし、釧路管内地域づくりを進めていただきたいと思うところでありますが、そこで私はまず、釧路管内地域づくりビジョンの中で、どうしても取り上げなければ進まない問題の一つとして、当町と釧路町との境界問題があろうかと思うのであります。厚岸町の第4期総合実施計画の中にもあるように、計画的な土地の利用の推進、史跡管理事業の充実の中で、史跡に誤りが認められる地区の調査推進と明確化を図りたいということであります。私は、この件について昨年から町長に何度かお尋ねをしたところも、釧路町との境界関係では厚岸が1,800町歩の土地を按分しなければ、例えば厚岸町のものとした場合、厚岸町への交付税はおおよそどのくらいになるのかを町長から答弁を求めるものであります。さらに、町長は第3次財政再建方針の中で、人件費を中心としたところの行財政改革を継続したいとのことでありますが、私はこの点については一考を要するものではないかと思うところであります。まず私は、職員の士気低下につながりかねないかと懸念するものであります。町長、あなたはこの点についてどのような施策がおありなのか、町長からの答弁を求めるものであります。次に、環境、公害対策については、ごみの不法焼却禁止の徹底、公害防止の意識普及、 、 、を図り 農薬などの使用軽減や自粛の呼びかけを行い 公共用水域の水質検査等を行い河川や湖、海域の水質調査、水質汚濁発生源に対する監視、指導を行いながら、またさらには自然と調和した快適な環境づくりの中で、豊かな自然を守り、住みよい生活環境を創出していくためには、公衆衛生や生活環境の向上とともに、厚岸湾、厚岸湖などの、公共用水域の水質をしっかり保全することが重要であることは言うまでもありませんがそこでお尋ねします。昨年9月の第3回定例会で、私は食の安全・安心の立場から、厚岸湖内で養殖しているところのカキを初めとする多くの魚介類に発生するところのノロウイルス対策、湖内の汚染対策、宝の海、厚岸湖、厚岸湾の30年、50年を見据えた対策についてどのような取り組みをするのかとお伺いしたところでありましたが、全く答弁がなかったので、今定例会で改めてお伺いをいたします。去る5月22日の新聞報道を見る限りでは、厚岸湖などの水質汚濁指標については横ばいとの見方の報道がなされておりましたが、厚岸湖内と流入河川等の7カ所の地点で計、 、測した化学的酸素要求量 CODなどの汚濁指標は問題がない範囲で長期的に横ばいで大腸菌群数は増加傾向だということのようです。環境コンサルタントの担当者は、ふん便性ではなく、土壌に生息するなどの自然由来のものが原因との見方を示しつつ、今後についても動向については注視する必要があると警告を促しているところであります。そこで、まず私は、これらの厚岸湖、厚岸湾をしっかり守るためには、町としてどのような取り組みを考えているのか、町長からの答弁を求めるものであります。さらに、地域ビジョンづくりの中で、私はまちづくりは、まず何と申し上げても教育が最優先されるのではないかと思います。厚岸町の第4期総合実施計画の中にもあるように、学校と家庭の相互理解による充実した教育の推進を図り、学校と諸団体との関係促進と学校教育の視野の拡大にも努め、高等学校との連携強化については、生徒指導の充実、さらには小・中・高児童・生徒指導連絡協議会への助成等を行いつつ、地域に密着したところの高等教育の促進と支援体制の強化を図り、適正な就学指導の推進に努めたいということでありますが、現在、厚岸町の中学校での進路指導の進路、進学の指導方針として、地元高校への対応についてはどのような指導を行ってきたのか、その中でなぜ地元高等学校への進学率が低いのかということであります。学校教育問題でありますので、教育長からの答弁をいただきたい、このように思います。以上、何点かについてお尋ねをしたところでありますが、町長がおっしゃっている活、 、 、力に満ちた豊かな しかも自然と調和のとれたまちづくりのため 明快な答弁を期待し私の質問を終わります。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
4番、髙橋議員のご質問にお答えをいたします。1点目の財政再建について、釧路町との境界解決が最優先させるべきではないかとのご質問であります。釧路町との境界問題につきましては、平成19年第4回定例会及び平成20年第1回定例会においてお答え申し上げておりますが、1世紀以上にわたり解決に至らず、今日を迎。 、 、えている非常に難しい問題であります この問題は 一方だけで急いでも解決が難しく厚岸町と釧路町の双方が解決に向けて機運を高めていかなければ、協議の再開自体が難しいことは、これまでの経過のとおりであります。厚岸町からは、事務レベルではありますが、町議会においてこのような議論が展開されていることを繰り返し伝えながら、この境界問題を大きな課題としてとらえていることについてシグナルを送り続けているところであります。また、普通交付税の算定において、釧路町との境界紛争区域の面積は約27平方キロメートルでありますが、平成2年2月、釧路町と厚岸町の面積按分によって算定することで協議を終えており、現在もこの協議合意事項に基づき算定されております。これについては、紛争地域算入額として1,511万4,000円、平成19年度算入額として積算しているところであります。このような状況にありますだけに、この問題を第3次厚岸町財政運営基本方針に据えて取り組むことについては、不確定要素が多いことから、個々の課題として独自追及させていただき、今後の解決に向けて再協議をスタートさせることができるよう、引き続き努力をいたしたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。、 。次に 人件費削減が職員の士気低下につながるとのご懸念についてお答えいたします第3次厚岸町財政運営基本方針において、財政健全化への取り組みについてお示ししているところであります。この中で、人件費については人事院勧告の尊重を基本としつつ、特別職を含む全職員の給与等の抑制と各種手当見直しを行うこととし、今後の行財政改革の1つの方向として、給与基本給の7.5%一律カットを掲げていますが、具体的な数字については新年度予算の編成において、国からの普通交付税の交付見込み額等を吟味しながら、具体化をしていきたいと考えています。厚岸町では、平成14年度から財政改革プログラムにより財源捻出を行ってまいりましたが、この間、職員の士気低下につながらないためには、職員へ改革の痛みを一方的に、 、 、押しつけるのではなく 全職員へ現在の財政状況を示し 今後の見通しを説明すること財政の再建プランを示すこと、そのために職員一人一人が何をなすべきかを考え、行動してもらうこと、この3点について常に語り合うことが大切であるとの認識のもと、役場職員の理解と協力をお願いし、これまでの財政改革を町民の皆さんとともに進めてまいりました。私は、今回の第3次厚岸町財政運営基本方針策定においても、職員との認識の共有を大切にしたいとの思いから、職員の皆さんと町長と語る会を実施し、職員の意見をしっかりと受けとめさせていただきました。このような状況を考えますとき、この厳しい財政状況の改革に向けて、役場を挙げて取り組んでいく環境が整ったと自負をいたしているところであり、職員一人一人が町民と協働して「厚岸に住んでよかった 「厚岸の町民」でよかった」と思っていただけるまちづくりに、自信と誇りを持ってチャレンジするであろうと期待いたしているところであります。なお、このことについては、6月26日から予定しております、まちづくり地域懇談会において、職員がこのように実践している姿についても町民の皆さんにお知らせし、ご理解をいただきたいと考えております。次に、厚岸湖、厚岸湾の環境対策についてであります。ご質問の趣旨は、水質に限ったものと事前にお聞きしておりますので、その前提でお答えいたします。厚岸湖は、昭和48年に公共水域として国の定める水質環境基準の海域類型Bに指定され、従来は町が直接行っておりましたが、平成17年度から北海道が毎年定期的に水質調査を行っております。その調査結果に基づく現在の厚岸湖の水質状況につきましては、その代表的な汚濁指数であるCOD(化学的酸素要求量)で申しますと、基準値よりも若干上回る数値でここ10年間推移しております。この数値につきましては、複数の専門家の方が厚岸湖に注ぐ河川流域に広がる湿原や泥炭に多く含まれる天然の植物由来の腐植物質の影響であり、問題視する必要はないとされております。現在、北海道が行っている厚岸湖公共水域の調査結果、厚岸町が行っている沿岸水域や河川流域の調査、厚岸漁業協同組合と釧路地区水産技術普及指導所が行っている厚岸湖、厚岸湾漁場環境調査を集約する作業を北海道が行っております。今年度内に北海道環境科学研究センターの専門研究員が分析結果に基づいて、厚岸町において状況説明を行い、その内容をもとに今後の対応を関係機関と検討する予定になっております。平成19年2月にまとめました厚岸町豊かな環境を守り育てる基本計画では、50年後の厚岸町における環境の姿を展望し、持続可能な産業と生活のためにとし、10年後を目標とした環境定量目標の中に厚岸湖の水質保全に寄与する項目として、恒久的家畜ふん尿施設の整備率、下水道普及率、下水道水洗化率、生活排水施設総合普及率、無立木地の解消促進、河畔林の造成、水源涵養林の取得、環境対策型漁船エンジンの使用率を掲げて取り組んでおります。厚岸湖、厚岸湾は、ご質問者が表現されるように「宝の海」であり、厚岸町は漁業を基幹産業の一つの柱として発展してきたわけでありまして、その水質環境の保全は厚岸町の生命線を守ることでもあります。、 、 。今後とも 関係機関と連携をとって 豊かな環境を守っていきたいと考えております私からは以上であります。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
私からは、3点目の町内中学校の進路指導についてお答えいたします。、 、 、初めに 中学校における進路指導についてですが 中学校学習指導要領の総則の中に生徒がみずからの生き方を考え、主体的に進路を選択することができるよう、学校の教育活動全体を通じ、計画的、組織的に進路指導を行うこととあり、教育活動全体を通して指導していくよう位置づけられているものであります。このことから、各中学校においても、年間計画の中で進路指導について組織的に計画され、一人一人に応じた指導がなされているところであります。また、進路指導に関連して、キャリア教育の実践にも取り組んでいるところですが、これは単に卒業後の就職や進学指導を行うという従来型の進路指導からの転換を図り、生徒一人一人の勤労観、職業観を育てる教育ということであります。町内各中学校においても、この考え方を踏まえながら、職場見学や職場体験を行うなど、主体的に進路を選択する能力、態度を育てる実践に取り組んでいるところです。これら2点を踏まえて、各中学校の進路指導においては、単に成績による機械的な振り分けから進学先を決定したり、成績上位だからと安易に釧路等への進学を進めるのではなく、地元高校で学業に励みながら力を伸ばして夢を実現するなど、生徒一人一人の将来を見据え、適切な指導、相談が行われるよう学校への働きかけをしてまいります。次に、地元高校への対応についてですが、平成20年度教育行政執行方針の中でも触れましたように、北海道教育委員会が示した公立高等学校配置計画に基づいて、統合に向けた準備を進めているところですが、平成21年度に開設される新しい高校が魅力的な学校となるよう、実務的な協力及び施設整備に係る協力など、町といたしましてもできる限りの支援に努めているところです。また、新設される地元高校への志願率向上に向けて、今後、各中学校で行われる進路指導及びキャリア教育の実践と連動させて、新しい高校の魅力について十分な情報提供やPRに努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。以上です。
質問 髙橋
釧路町との境界問題でありますが、平成4年の第4回定例会の議員の発言の資料の中から、普通交付税の算定に用いる基礎数値、市町村面積にかかわる協議についてという議題であって、平成2年度普通交付税の算定に用いる市町村面積は建設省国土地理院が公表した昭和63年10月1日現在の市町村面積とされており、平成2年度の普通交付税の算定に用いる基礎数値は市町村の面積について、釧路町と厚岸町との合計に今年度の算定に用いた面積で、昭和62年10月1日現在により按分した表記の数値を用いているところでありますということは、普通交付税率算定上の協議であって、他のことに影響を及ぼすものではないとのことで、中身を見ますと釧路町の面積は252.57平方キロ、 、 、メートル 厚岸町の面積は734.72平方キロメートル 合計して987.29平方キロメートルこのように釧路町の区域と厚岸町の行政区域の面積が違うのでありまして、今後、厚岸町は行政区域の中においてしっかり主張していかなければならないと思います。さらに、資料の中から抜粋して、当時の釧路町長のお話の中から、厚岸さん、このことについて200町歩ぐらい間違ってしまったという当時の柳田牧場さんですねと、200町歩間違ったという現実の中で、それではそのことについて厚岸町さんがこのことの損害をとるんですかというから、そのときの議員は私は行政区域の確認をしておくだけで、損害をとるのは町長がやることであり、議員のやることではないと話をしていたとのことであります。、 、 。 、以上のようなことから この問題を解決できるのは町長 あなたしかいません 町長境界紛争とありますが、前段申し上げたように何も紛争区域ではないのであります。当時の釧路町長さんがおっしゃるように、柳田牧場さんが200町歩ぐらいは間違ってしまったという事実は、資料から削除できない事実として記録に残っているのであります。、 、 。町長 この事実をしっかり踏まえて しっかりと取り組んでいただきたいと思います町長は、その豊富な政治力と多くの経験をフルに生かし、今こそこの大きな力を発揮して町民の期待にこたえていただくことをお願いしたい、このように思っております。さらに、財政健全化の取り組みの中で、職員の資質の向上を図り、町民の視点に立ったスリムな組織の体制を目指すと同時に、歳出で大きなウエートを占める人件費の抜本的な見直し、行政コストの削減と業務の効率化、町民サービスの向上を図る地方分権時代に即応した町の役割の明確化、簡素で効率的な役場組織、改革の断行は結構なんだけれども、それによって住民へのサービスが低下することのないよう、また前段申し上げたように職員の士気が低下することのないよう改革を進めてくださることを期待するものであります。次に、河川環境整備の中で、環境重視の社会を支える整備の中で、厚岸湖別寒辺牛湿原学術研究奨励補助金制度による研究活動の促進を図り、河川環境の整備の中では自然環境や生態系に配慮した河川環境整備の要請については、町と期成会への要請をしているとのことでありますが、厚岸湖、厚岸湾自然生態系に配慮したところの調査研究をしている釧路支庁、釧路地区水産技術普及指導所、厚岸漁協では、釧路保健所による湖内の水質検査を行っており、その調査データを踏まえ、それぞれの事業対策を確かなものにするために、しっかりと取り組んでいただきたい、このように思っております。さらには、総合実施計画の中に大きくうたってありますように、学校教育について主な事業を幾つか取り上げるように、まず家庭機能の充実、開かれた学校の推進とPTA活動との連携、地域懇談会の促進、教職員の研修機会の充実、校内研修の充実、研修指定校制度の推進、指定校制度の指定を受け、どのような成果を上げてきたのかもお尋ねをしてまいりたいと思います。高等学校との連携強化、生徒指導の充実、小・中・高児童・生徒指導連絡協議会への助成、学校教育の中では授業の展開方法などにあるように、地元の中学校と地元の高校、 。とが常に情報の提供をし合い しっかりと取り組んでいただきたいと思うのであります地元の高校へ通うということは、父兄にとっては経済的にも大変有利であり、町にとっては町の活性化にもつながり、地元高校へ進学するということは、いかによいことが多いかということであります。、 、 、 。 、参考までに 厚岸町内 本年 中学校卒業生は125名であります 地元高校への進学はその半分以下、60名であります。その中の1名は家事従事者、ほか64名は地方に行っております。いずれにしても、これからは地元高校への進学については、できる限りのしっかりとした指導をお願いするところであります。以上で2回目の質問を終わります。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
再質問にお答えをさせていただきます。4点の質問がございましたが、私からは2点、その他については教育委員会並びに担当課長から答弁をさせたいと思います。まず、1点の釧路町との境界の問題であります。髙橋議員が再当選してから、この問題に真剣に取り組んでおります姿につきましては、敬服をいたす次第でございます。私も、町長になりましてから、それぞれの議員から、この問題について議会において考え方、そしてまた議論をいたしておることでもございます。私といたしましては、今ご指摘のとおり、これは町長が最終的に判断をしなければならない大きな、それぞれの行政課題と認識をいたしておるわけであります。、 、そういうこともあり 私なりに町長とも内々にこの問題をお話をいたしておりますしさらにはまた担当いたしております事務局同士も、この問題解決をどうしたらいいだろうかというお話をいたしておるところでございます。しかしながら、厚岸よりも釧路町のほうが、残念ながらこの問題には余り気が乗らないといいましょうか、現行のままでという考えがあるとは思いませんけれども、まあまあという感じをいたしておるわけであります。そういうわけで、私といたしましては、現職の町長として現職同士で、この問題をさらに私から声をかけてお話をさせていただき、その解決の方法があれば速やかにご期待に沿っていきたいと、そのようにも考えます。次に、職員の給与カットのことであります。私は、本当に平成17年から10%、平成18年9.7%、平成19年8%、今日は7.5%カットの職員のご理解をいただいておるわけであ。 、 。 、 、ります 私は大変 職員の決断については頭の下がる思いです といいますのは 全道180現在市町村がございますが、そのうちの町職員のラスパイレスというのがございます。というのは、国の給与を100とした場合に、それぞれの自治体の職員給与がどの位置にあるかという数字であります。厚岸は平成18年でいいますと15位、すなわち大変低いわけであります。それでも頑張っていただいている。私も先般、新年会の私の後援会で、その事実というものをお話をさせていただきましたが、これだけ町職員が頑張っている、私は今ご指摘のありましたとおりの第1回目の質問、私は絶対に町職員はそういう気持ちはないと、厚岸町のために厚岸町職員としてやる気を出しながら、一生懸命町民の信頼にこたえていると、そのように考えておるわけであります。さらには、またそうは言っておっても、やはりリーダー、町長が一番町職員に対する姿勢というものが大事であると思っております。そういうわけで、働きやすい職場、そ、 、 。してまた町職員の士気高揚のために 私と町職員と語る会 これは毎年行っております率直な意見が出ております。大変、町政推進上、参考になる課題も出ておるわけでございまして、このように職員、町長一体となって、町民の信頼にこたえる役場として、これからも一生懸命頑張ってまいりたいと、そのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
私からは、地元高校への志願率向上についてのお話についてお答えいたします。まず、中学校、高校の連携についてでございますが、もう数年前から中学校の教員と高校の教員において交流をして、お互いにどういうふうな授業をしているんだというようなことの交流も行っておりますし、中学校の校長先生と両高校の校長先生との、いわゆるお話し合いを持つ場もつくって、お互いのいろいろな問題点等々を話し合う中で理解を深めるというふうな取り組みも行っております。また、中学生においては、当然、高校の紹介というふうな時間がございまして、それぞれの高校に出向いたり、高校のほうから説明に来たりというふうな行事がございますけれども、地元高校につきましては例えば潮見高校の場合ですけれども、真中の生徒については志望するしないは別として、全員がその授業に参加するというふうな中で、まずは地元高校を見ていただくと、その中でもちろん先ほど答弁したように、最終的に決定するのはご自身、お子さんとその保護者の考えが必要ですし、いろいろな将来を考えたときには、一方的に地元高校を薦めるというわけにはいかないですけれども、ただ同じような部分で考えている中では、先ほどおっしゃったように経済的な面だけでなく、往復最低2時間以上は交通の時間を割かれるという中では、大変苦労して釧路に通って、 、いるという実態があるわけですから できるだけ地元の高校の魅力をお知らせする中で地元進学率が高くなるように努めているところであります。また、来年開設に当たりましては、早い時期に町としてどういうふうな支援策ができるかというのをPTA等とも協議を行いまして、早目に計画として打ち出していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
答弁 副町長 大沼(副町長は2017年9月まで)
私からは、特に厚岸湖の水質の問題に関しまして、これは全課全係にまたがる問題でございますので、私のほうからご答弁をさせていただきたいと思います。まず、厚岸町は環境基本条例というものをきちんと作成をして、その行動計画というものも明らかにさせていただいております。これら実際に行動計画の中では、数値目標を掲げて、それぞれ担当現課もきちんと明示をさせていただいて、達成目標を掲げさせていただいていると。これらの総合的な取り組みが議員おっしゃられるような宝の海を守っていくと。この基本計画の中には、持続可能な産業と生活のためにという大きな題目を出してございます。それらを守るために、きちんとした水質の調査ももちろん継続して行わなければならないし、今、町長の最初の答弁で申し上げた、それぞれの環境目標、この達成に向けて継続的に取り組んでまいりたいと、そのように考えております。
質問 髙橋
町長からは、大変ある一定な前向きな答弁をちょうだいしてありがとうございます。ぜひ、この財政再建を支えるためには、釧路町と厚岸町との境界問題が、先ほど申し上げましたように、やはり入ると入らないとでは大変な金額の違いですから、町長のお力でぜひとも解決をしていただきたいと、このようにお願いをしておきます。また、教育委員会のほうには、高校進学率がなぜこの10年間くらい、町外の中学校の生徒さんが、厚岸のほうの、出向かなければならないというような、別に悪い環境をつくったんだろうと思わないんだけれども、厚岸は普通高校、潮見高校と水産の専門学校、 、 、がありまして それぞれが得意の分野で十分に勉強でき しかもいろいろな資格を取り社会へ出てもその資格が大きく役立ち、例を挙げると私の子供なんかは水産高校の出身です。いろいろな資格を取りまして、大学へ行ってからでもアルバイトをして、いろいろな資格がある関係上、結構日当が高かったと、おかげでよかったよと、やはり厚岸の水産高校はいいですよと、こういったこともあるんです。中学校と、受け入れをする高校とは常にそういった連携をとりながら、もう少し間口を広げて、地元の高校にはこのような特典がたくさんありますよというようなPRは、もっともっとしてもらう必要があるだろうし、また入学する生徒さんにも、それなりに地元の高校へ入ると、こうこうこのような特典があるんですよということを進路指導の担当教師ですか、こういう方にもある程度徹底したご指導を願えればと、このように思って要請をしておきます。以上であります。ありがとうございました。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
再度のご質問でございます。ここ10年くらいというか、平成17年に高校の5%枠というのが取れまして、いわゆる釧路地区が全区1区になったという影響もあろうかと思います。そして、何よりもやはり交通の便がよくなったということで、昔はなかなか通いづらかったところが、今大変ですけれども、通うことができるという状況の中で、高校の選択肢もふえてきたことも事実であろうかというふうに思います。ただ、先ほど議員おっしゃったとおり、確かに地元としても大切な高校ですし、その中でお話する中でも、私たちも地元高校が今まで以上に魅力ある高校になってほしいということで、いろいろ支援をしておりますし、そのことについては中学校を通してよく生徒あるいは保護者の方にPRして、ぜひ自主的にもう少し高い地元志願率になるように努力してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いいたします。