みんなの議会

厚岸町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月13日

(1)道州制特区推進法について/(2)厚岸町温水プールの運営について

2006年9月13日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「道州制特区推進法について」「厚岸町温水プールの運営について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、教委体育振興課長 松浦が答弁しました。

質問者
南谷健 議員
答弁者
町長 若狹、教育長 富澤、教委体育振興課長 松浦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 南谷健

第3回定例会に当たりまして、さきに通告してあります、道州制特区推進法と厚岸町温水プールの運営につきまして質問をさせていただきます。初めに、道州制特区推進法についてお尋ねをいたします。ことしの第1回定例会におきまして、国や道からの権限移譲について、8番、音喜多、 、 、議員さんが質問をされておりますが その後 8月22日釧路市まなぽっとにおきまして、北海道主催で新しい支庁の骨格案と市町村合併の推進についての説明会が開催されたり、 、 、 、さらには 8月31日には 釧路市生涯学習センターにおきまして 道州制推進道民会議この会議の参加メンバー3名が出席いたしまして、北海道山本副知事が座長となり、道州制が実現した際の新しい北海道の姿を、夢を持って描いていきましょうと銘打ちまして、意見交換会が開催されております。道州制特区推進法がやがて制定されるやに聞き及んでおりますが、この法律が施行されたら、厚岸町はどのような影響を受け、どう対応されるのかという観点からお尋ねをさせていただきます。初めに、この法案制定の目的とその骨子についてお尋ねいたします。2つ目に、法案の動向でありますが、現状と今後の動向について伺います。3点目に、法案が制定されると、国、道、町が担う分担はどのようになるのかお尋ねするものでございます。4点目、厚岸町役場に及ぶ影響でございますが、ア、業務に及ぼす影響でございますが、どのような権限が移譲され、またその対応策についてお伺いをいたします。イ、この推進会議では国の主導ではなく、地域主導型、自分たちの地域は自分たちでつくっていくべき、そしてコミュニティーの再生を図り、活気のある地域をつくると説明を盛んにしておりましたが、このコミュニティーの再生の内容についてお尋ねをいたします。ウ、この法案が制定されると、地方へ権限や財源を移譲することで地方の活性化を目指しておると申しておるんですが、本当にそうなんでしょうか。国の総体財源が減少してきておる今日、地方へは人口割、はたまた費用対効果などを振りかざして、むしろ札幌や東京、大都市圏の方に財源が優遇されてしまう優遇政策となりかねないのではないでしょうか。町として、この点につきましてどのようにとらえておられるのかお尋ねをさせていただきます。5点目に、制定を前にして、町はどのような対応をされておるのかお尋ねをいたします。2点目といたしまして、厚岸町温水プールの運営についてお伺いをいたします。厚岸町は太平洋、厚岸湾湖に面しており、私が子供のころ夏になると子供たち皆毎日天気のよい日は海で泳いだり、よく遊んでおりました。今日、各地域とも遊泳が禁止となってしまい、なかなか海水浴ができない状況になっており、町民が唯一遊泳ができる厚岸町温水プールの使命は大変大きなものがあると私は考えますので、このプールの運営につきまして質問をさせていただきます。まず1つ目として、町民の利用状況は5年前と対比いたしましてどのようになっておられるのか。2つ目は、収支の状況でございますが、人件費、当然職員の給与、退職共済金なども含めた実質の収支の状況をお尋ねさせていただきます。3つ目、このプールの利用状況や収支を踏まえ、プールの運営についてでございますが、町の行政改革の中でいろいろと今日まで遊泳につきまして見当をされてきておると思います。そんな中でプールの民営化や運営の民営化などを過去に事務的にでも検討をされてきたことがあるのかどうか。この辺につきましても、もしないならない、検討されてきたんであればその辺の考え方についてお尋ねをさせていただきます。4つ目、利用者の安全対策についてでございますが、埼玉県のプールで女児が排水溝に吸い込まれる死亡事故が発生。これに対しまして、北海道釧路保健所所長名で8月2日付で遊泳用プールの事故防止の通達が出されており、過去におきましてもこの厚岸町のプールで死亡事故が発生するなど、プールの設置者として管理されている職員の皆さんは大変この安全対策に気を使って勤務されておると思います。さらには、衛生管理に始まって、施設の管理、そして遊泳者の指導に、安全対策にと業務は多岐にわたっており、大変ご労苦をなさっておることに対しまして敬意を表するものでございますが、利用者の安全対策は一体この厚岸町はどのように取り組んでおられるのかお伺いをさせていただきます。5点目でございます。平成2年に当温水プールが建設され、同時に厚岸町温水プール条例が制定されております。この条例の第1条で設置目的について、町民の健康で豊かな心身の発達と水泳の普及を図るためとうたわれております。プール建設からはや17年。 、 、が経過をしております 町民への水泳の普及率を含め 所期目的の達成率といいますかその取り組みがどのようになっておるのかお伺いし、第1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

3番、南谷議員からは2点についての質問がございました。1つは、 。道州制特区推進法について 2つ目は厚岸町の温水プールの運営についてでございます私からは道州制特区推進法、教育長からは厚岸町温水プールについてお答えを申し上げます。まず、道州制特区推進法の制定目的と骨子についてのお尋ねでありますが 「道州制特、別区域における広域行政の推進に関する法律」第1条で、この法律の目的が定められており、ここでは、市町村の合併の進展による市町村の区域の広域化、経済社会生活圏の広域化、少子高齢化等の経済社会情勢の変化に伴い、広域にわたる行政の重要性が増大していることにかんがみ、道州制特別区域の設定、道州制特別区域計画に基づく計画の措置等について定め、もって地方分権の推進及び行政の効率化に資するとともに、北海道地方その他の各地方の自立的発展に寄与することを目的とするとされております。また、本法律の骨子は、1つとして、法の中で道州制特別区域を明記し、2つ目は、目的として地方分権の推進を明記したこと、3つ目は、道からの提案に基づき、権限移譲等を積み重ねていくシステムを法的に構築されたこと、4つ目として、推進本部に知事が参画して、総理、官僚と直接議論の上推進する仕組みを実現することなどが法律として定められております。さらに、政府に対しては地方自治体の自主性、裁量権に配慮した制度設計や道の提案に対し遅滞なく対応することを義務づけております。次に、法案の動向は(現状と今後の予定)でありますが、平成18年5月19日閣議決定を受け、直ちに衆議院へ議案提出が行われ、6月1日に衆議院内閣委員会へ付託となっており、現在は閉会中審査が行われている状況にあります。今後の予定については、9月26日から臨時国会が開催される予定でありますので、この法案審議の状況を注視してまいりたいと考えております。次に、国、道、町が担う分担はどのようになるかというご質問でありますが、このこ、 、 、とにつきましては地方分権の大きなイメージとしては国が行う業務は外交 防衛 刑法司法制度、公的年金、電波、通信などとし、道州が行う業務は広域的な社会資本整備、、 、 。 、 、広域的な産業政策 雇用政策 高度医療の確保などであります 市町村の業務は 保健医療、福祉、教育、文化、環境保全、まちづくり、地域産業などとなっております。このように、国の役割を大幅に縮小させて、自治体の役割が大幅に拡大することになるととらえております。また、道から示されております市町村への事務・権限移譲の方針では、道が持っている約4,000項目の権限のうち約2,000項目を移譲対象とし、要望に応じて移譲を進めるとなっておりますし、住民の福祉の向上につながる事務・権限の移譲については積極的に受けるスタンスをとっていきたいと考えています。次に、厚岸町役場に及ぶ影響についてお答えいたします。まず、業務に及ぶ影響(どのような権限が移譲されるか、またその対応策)でありますが、道州制は国と地方の役割分担を抜本的に見直して、地域のことは地域で決めることができる地域主権型社会の実現を目指す取り組みです。しかし、地域主権型社会に向けた取り組みは、道州制が実現しなければ何もできないというものではありません。今の制度でできることを着実に取り組むことが大切です。そこで、北海道では道州制に向けた先行的な取り組みとして、道の持っている事務・権限のうち、住民に近い市町村が実施することが望ましいと考えられるものについてできる限り市町村に移譲することとしています。こうした中、本年4月1日から4件の事務について権限移譲が行われました。農地等の権利移動の許可に関する事務ほか3件でありますが、いずれも想定される事務処理件数はごく少数であり、その対応は特に事務処理体制を変更することなく現状での対応が可能であります。なお、19年度におきましては、さらに有害鳥獣の捕獲等の許可に関する事務等5件の事務権限の移譲が実施される予定でありますので、ご理解いただきたいと存じます。次に、コミュニティーの再生についての質問でありますが、道からの説明会や情報提供でも、市町村における自治体業務の拡大に伴い、地域におけるコミュニティーの役割が重要であり、コミュニティーの再生が活気ある地域をつくると説明されております。当町においては、町内33の地域に自治会が組織され、さまざまな地域活動が行われております。これらの自治会組織の活動や自治会組織以外の町民の皆様が参画しておられるさまざまな組織があります。私は、町長就任以来、協働のまちづくりを目指してこれまで行政運営を進めてまいりました。コミュニティーの再生は単に自治会組織だけではなく、まちづくりを進めていく上で町民の理解と協力がなければ、今後ますます厳しくなる自治体財政では、従前同様のサービス提供を行うことは無理があります。私は、このようなときこそ町民の皆様やあらゆる町内の組織の皆様との協働のまちづくりを念頭に、地域が活力を持てるよう町政を運営してまいりたいと考えておりますのでご理解願いたいと思います。次に、法律が制定されると、地方への権限や財源が移譲され、地方の活性化を目指しているが、東京などの大都市集中の優遇政策とならないかでありますが、道州制を目指す、北海道の説明は、東京一極集中の緩和と言っております。決定権や財源が地方に移ることで東京の省庁への陳情要望は必要なく、みずから決定することで地方への活力が生まれる。加えて、道内においても札幌一極集中が緩和され、お金や情報、さらに人や企業も地方に軸足が移るようになると言われております。地方分権の推進を図る上でも東京の一極集中を解消し、地方への権限と財源移譲は重要な課題であり、その点では道州制は重要な制度としてとらえております。、 、最後に 制定を前に町はどのような対応をされているのかとのご質問でございますがさきにも答弁させていただきましたが、平成19年度から新たに5件の事務・権限が北海道から移譲されることとなっております。このように、道からの事務・権限の移譲については、十分検討を行い、実施可能なものから今後も要望を行ってまいります。また、この道州制特区法(案)が制定された場合の対応でありますが、北海道として特区計画を作成することとなります。この特区計画に対し市町村が意見反映を行うこととなりますので、厚岸町としての意見をとりまとめてまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。以上でございます。

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

私の方からは、温水プールの運営についてお答えいたします。初めに、利用状況であります。平成17年度の利用者数は1万2,406人で、5年前の平成12年度と比較して5,050人、28.9%減少しております。この減少の要因についてはさまざまなことが考えられますが、一般の利用者がおおむね同数であることから、5年間での児童・生徒数の減少と、この間に改定された学習指導要領に基づく体育授業時間の削減が特に大きな要因であると考えられます。次に、収支の状況であります。平成12年度の利用料等の収入は170万円でありましたが、平成17年度では45万5,000円減少して、124万5,000円でありました。一方、人件費を含めた管理運営費は、平成17年度3,205万9,000円で、平成12年度と比較して、全体ではほぼ同額で推移してきております。しかし、人件費については、平成14年5月から当施設での過去の事故発生を踏まえた管理体制強化のための正職員2名体制により増額となっております。なお、賃金を含めた管理運営費については、行財政改革の一環として臨時監視員の勤務体制の見直しや開館時間の短縮によって経費の削減を図ってきておりますし、本年度ではさらなる削減のために開館期間を20日間短縮したところであります。次に、民営化構想についてであります。町営プールは、スポーツ振興法に基づく体育施設であり、学校教育及び生涯学習の観点から、民営化の構想はありません。なお管理運営については、平成17年度に策定した厚岸町集中改革プランにおいて、スポーツ施設の民間委託が検討項目として掲げられておりますし、指定管理者制度の導入についても既に検討してきておりますが、利用者の安全確保を第一に、引き続き施設の管理運営のあり方について検討してまいります。次に、利用者の安全対策にどのように取り組んでいるかとのご質問についてであります。平成4年4月28日付厚生省生活衛生局長通知、遊泳用プールの衛生基準についてに基づき、利用者の安全対策に取り組んできておりますが、平成5年に死亡事故が発生していることから、特に遊泳者の監視について十分な注意を払うよう職員に指導しているところであります。また、本年7月末に埼玉県で発生したプールにおける死亡事故を契機に、改めて施設全体の点検を行うとともに、安全確保についての取り組みの徹底を図っているところであります。次に、町営プールの所期目的達成率とその取り組みについてであります。町営プールにおける設置目的の達成率を数字であらわすことはできませんが、平成2年4月のオープン以来、平成17年度までに延べ30万人の皆さんにご利用をいただいている施設であることから、町民の健康と心身の発達と水泳の普及に大きく貢献しているものと認識しております。、 、 、また 具体的な取り組みとしては これまでに水泳教室の種類や開催数をふやしたり将来的な利用拡大を目指し、ジュニアスイミングクラブの組織化などに取り組んできております。今後は、年齢に応じたきめ細かな水泳教室の開催など、利用者のニーズにこたえるプールの運営に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 南谷健

再質問をさせていただきます。初めに、道州制特区の推進関係についてお尋ねをさせていただきます。町が担う権限と業務の移譲についてでございます。この関係につきましては、たしかことしの定例会、私の記憶ですと3月の定例会で8番、音喜多議員さんがこの権限の移譲の関係で質問をされておりまして、おおむね考え方について町長はご答弁をされておったんですけれども、このときの答弁は、簡単に言えばやれることから実施をしていきたい。先ほどの答弁でも4点ほど既に実施をされてきており、今後もというご答弁でございましたが、私は余り影響のないものから着手をされてきて、現状職員体制の中では大きく影響を受けないところからまずやるのが常道である。ですけれども、実際にこの法案が制定されたとして、強制的に国や道と連動して町が担わなければならないものも大きく発生してくると考えられます。推測の域でございますから、大丈夫なんだと、こう言われればそのとおりかもしれないんですけれども、私は非常に不安を感じえます。再度お聞きいたすんですが、しっかりと前向きな取り組みが私は必要ではないのかなと、かように思う次第でございます。さらには町長は、このときの答弁で、地域主権社会というものを進めていかなければならない。このときの答弁でこのような答弁をされておるんですけれども、前向きに取り組まれる姿勢は町長として先ほどの8番、音喜多議員さんの関係でも道州制の法案についても取り組んでいただけるんだろうなと、そのような感じを受けとめたわけでございますけれども、本当に大丈夫なんだろうか。この辺につきましても、新年度に向けて組織の改革も含めて検討中であると、かように説明をされておったんですけれども、今の人員体制で本当に大丈夫なんでしょうか。さらにお尋ねをさせていただく次第でございます。さらには、コミュニティーの再生についてお伺いをさせていただくんですが、先般の推進会議での説明でございますが、これからのまちづくりの主役は住民であり、地域コミュニティーなどと盛んにとらえておられました。先ほどの答弁にもあったんですけれども、急速な人口の減少や高齢化の進展、行政の投資余力の低下、これらを含めてこれ、からの地方自治体というものがいかにあるべきかということをとうとうと訴えておられ推進派の地域主権型社会モデルの構成といって道から推進会議の皆さんですから、立て板に水のようにこの法案についての利点の説明があったんですけれども、余りにもとうとうと説明をしていただいたんですけれども、本当にこの厚岸町が耐えられる体質があるのかどうか、私は非常に疑問を感じたところでございます。さらには、町長は、9月20日だと思うんですけれども、民主党道民連合の議員会との懇談会、釧路地域道政懇談会で、町長は道州制については反意を示される意見を申され、 。たそうでございますけれども この根拠と町長のお考えをお聞きするものでございます次に、温水プールの関係につきましてお尋ねをさせていただきます。温水プールでございますが、利用者の安全対策は町民が安心して施設利用ができるなお一層の努力をしていただきたいと考えます。町民の利用状況でございますが、プールの利用者数、先ほども説明がありました。大変いい資料を出していただいたんですけれども、この5年で5,000人の減少と。この数字というものに私は非常にショックを受けました。先ほどの課長の答弁ですと、学校の授業、少子高齢化によってそれだけの数字が影響しています。確かにわかります。町民の皆さんも人口減っています。子供も減っています。ですけれども、5年で5,000人の利用者が減りますか。おたくらから提出していただいたこの資料をずっと私も見せていただいたんですけれども、一概に学校の授業だけの減少では私はないと思いますよ。この辺の分析について再度お尋ねをさせていただきます。さらには、収支でございます。この収支の資料もいただいたんですけれども、たしか私の記憶では、これは職員の皆さんの人件費も入っておられる。ですけれども、通常、、 、 、説明を聞くと 経費の削減に努めてきておられる平成12年と17年 実質約3,000万円近い人事異動とか職員の給料の分が大きなウエートを占めておると私は思います。ですけれども、12年と17年を対比、私なりに分析をさせていただいたんですけれども、運営費の中で、燃料費は余り変わらないと思うんですけれども、非常に臨時の職員の皆さんの人件費が半分にされるとか その他の経費の削減 単純に職員の人件費を除くと 12年が2,、 、 、200万円で、17年は1,500万円、約700万円ぐらいの経費の削減をされてきております。ということは、プールの皆さんは、それなりに厳しい財政状況の中で努力を積み重ね、 、てきておるということはよく理解ができるんですけれども お尋ねさせていただくのは、 。こういう総体経費の中で3,000万円ほど毎年赤字になっているよと つぎ込んでいるよと、 、この辺の物の考え方につきまして 先ほど冒頭に質問させていただいたんですけれども厚岸町として所期の目的である町民の健康と水泳の普及というものの観点から考えたときに、この3,000万円というものを乗り越えて民営化について過去に検討されたことはあるのかないのか、この辺について再度お尋ねをさせていただきまして2回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

大変高度な質問でございまして、しかしながら、厚岸にとっては重要な諸課題でもございます。私から以下答弁をさせていただきたいと思いますが、まず、質問の逆になりますが、職員についてまずお話しさせていただきます。ですから、その職員がいるから権限が移譲しても大丈夫だということでありますので、ご理解いただきたいと思います。今、こういう新しい時代を迎えまして、町職員の能力向上、極めて大事であります。そういう意味において、私も町長になりましてから5年たちました。まず、職員の資質の向上、それに伴う研修に力を入れてきたところであります。さらにはまた、いろいろな町村会の会議等におきましても、やはり厚岸独自の管内関係する書類等の提出に当たりましても、さすが我が町の職員はしっかりしている。どの町よりも劣らない。すばらしい資料を作成し、そしてまたそれに対するいろいろな知識を持っている。私は誇りを持つまでに至っております。しかしながら、これからますますといろいろな課題が多いときであります。資質の向上、能力の向上を図っていかなければならないことは当然であるわけでありますので、さらにその方面に向いても力を継ぎ足していきたい、そのように考えておるわけであります。そういう中で、権限の移譲ということに相なるわけであります。先ほど4,000から道の権限がある中で、2,000ぐらい移譲するというお話でありますが、まだどの権限が移譲されるかわかりませんけれども、しかしながら、今日の厚岸町の職員の数、そしてまた能力、さらにはまた組織等々を考えながらできるだけの権限移譲をいたしたいと思っております。しかし、そこには財源の裏づけがなければなりません。この点につきましても今強く道の方に要請をいたしておるわけであります。さらにはまた、民主党での研修会での私の発言、一部新聞に出ましたのでご承知と思いますが、私がお話をいたしておりますのは、何も道州制に反対をしているわけではありません。しかし、北海道が道州制をしかなければならない経過等について不満であるからであります。といいますのは、たしか平成15年8月であったかと思います。小泉総理大臣と高橋知事との会議で、北海道に先行的に道州制をしいたらどうかというお話に私は承っております。私自体は道州制をしくんであれば、47都道府県全国一律にやるべきであるという持論です。明治以来の今日の行政システムを大きく変えようというわけであります。今までの明治政府以来の官僚統制国家でありました。これを見直す。私はそれについては大賛成なんです。しかしながら、スタートラインにおける手法が誤っているのではなかろうかと。また、28自治法制度調査会で道州制を提案いたしておりますが、これを全国47都道府県、9つ、あるいは11、あるいは13に区別区域をしこうといたしております。どの案を見ましても、北海道は1つであります。すなわち、先行をするという意味は北海道がもともと1つだから、やりやすいからやったらどうかという、そういう考えに私は反省を促しておるのであります。道州制については反対をしているわけではありません。そういうお話をいたしたわけでありますが、既に今日、法案も先ほど答弁をいたしましたとおりでありますので、私はこの中でもさらに道民が理解できる道州制特区というものを速やかに実施されるように、言うことは言いながら進めてまいりたいと、そのように考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。それから、コミュニティーの再生であります。これは自治会、並びに町内会が主なコミュニティーに相なるわけでありますが、私は今、自治会も町内会も各種団体においても今までのような意識であってはならないと思っております。行政に積極的に参画できる関係をつくっていきたい。そのように考えておりますので、これがすなわち再生なんです。そういう意味において、私は協働のまちづくりの中での位置づけにおいてもコミュニティーの再生というものを大事にしてまいりたい、そのように考えておりますのでご理解をお願いしたいと存じます。

答弁 教委体育振興課長 松浦(教委体育振興課長は2006年12月まで)

温水プールの運営につきまして そのうち利用状況の5,( ) 、000人減の分析につきまして、お答えしたいと思います。資料に示しておりますとおり、平成12年度から5年間で5,000余人減少しておりますけれども、この間児童・生徒の減少も顕著であります。平成12年度では小・中学校で1,361人の児童がおったんですけれども、平成17年度では1,065人ということで、296人、約300人の児童・生徒が減少しております。それで、単純に児童・生徒で年間の利用回数を割り出して見ますと、大体一人年間4回程度になります。それで300人ですから1,200人というふうになります。それと、1回目の答弁でも教育長から申し上げましたとおり、体育授業の時間数が減少になってございまして、これも時間の関係で、詳しく申し上げられませんけれども、それによりまして学校の温水プールの利用がどのように変わったのかといいますと、平成12年度では町内すべての学校で55日間、学校が複数で利用する場合もございますから年間80回利用しています。それの利用人数が3,985人でございまして、それが平成17年度、 、では年間利用日数が44日 64回ということで利用する児童・生徒が2,295人ということで1,690人程度減少になっているということが一番大きな要因に挙げられますけれども、質問者ご指摘のとおり、温水プールとして利用者増につながるような具体的な事業展開が必要ではないのかというようなご指摘でございますけれども、今年度新たにジュニアスイミングクラブの組織化等を図りまして、徐々にではありますけれどもこの部分についても取り組んでいきたいというふうに考えてございます。それから、収支の関係で民営化の関係について検討したのかというご質問でございますけれども、民営化については検討していませんけれども、ただし、プールの管理運営の方法についてはさきの指定管理者制度の検討の中でも加えましたし、具体的に全面管理委託した場合の経費がどの程度になるのかということについての試算もしたところでございます。したがいまして、今後さらにそういった検討も進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

再々質問 南谷健

再々質問をいたします。まず、道州制特区推進法についてでございますけれども、確かに現在国会で審議中であり、不確定要素が大きくて大変答弁に苦慮されておられますし、しかしながら町長の大変力強いご答弁を賜ったわけでございますけれども、私は非常に気になるんです。先ほど町長も、職員の質、職員の皆さんと、自分を支えていただける、仕事を実際にされる職員の皆さんを信頼して、この議会の場であのような答弁をされ。さすが町長だと、私も感服をしておるんですけれども、実は町長、昨年の暮れから私は釧路に4回から5回、道の合併の問題等を含めて道の呼びかけで参加をし受講させていただいているんですけれども、残念ながら厚岸町の担当課からは2人しか来ていないんです。当然昼は出れないと思うんですけれど、少なくとも私は町長が言われるように意欲を持ってということであれば、夜、この合併の問題や道州制の問題、いろんな会議が夜ありますよ。議員の皆さんだって皆行ってますよ。ですけれども、厚岸町は担当課2名の出席ですよ。いかがですか。僕はこの辺に問題を感じるんですよ。少なくともきょう出席されている課長の皆さん以外に、厚岸町というのはオール厚岸で取り組んできている、こういう姿勢だと思うんですけれども、少なくとも道の姿勢、いかがなものか。若い職員の皆さんもいっぱいいるだろう。残念ながら出席されていないんですよ。私はぜひ我々よりも町の行政に明るい皆さんが夜であれば出席をして、せっかく町長があのぐらい言っていただけるんだから取り組んでいただけるぐらいの意欲を持って業務執行に当たっていただきたいなと考える次第でございます。確かに、この法案制定に向けて道や国は、道の立場がより有利な立場になるべく北海道は国に意見の具申をされる。先ほどの町長の答弁でもありましたけれども、私はぜひ町長みずから先頭になって厚岸町の町民が不利益をこうむらないためにも、厚岸町として道や国の方に積極的な意見具申をしていただいて、この道州制特区法案に対して大きく反映をしていただけるよう、努力をしていただきたいと存じます。次に、温水プールの運営についてでございます。、 。プールを管理されている職員の皆さん 私は決して批判しているわけではないんですぜひ頑張っていただきたい。残念ながらプールの話題が私自身余り耳にしなかったんです。私はよく防災無線とか聞くんですけれども、プールのPRは一番少ないですよ。プールの事業が、先般道新に出ていました。ですけれども、私はプールの管理をしている過去の先輩に利用者増のために学校に行って、朝礼のときに校長先生に言われたもんですから、プールのPRをしてまいりました、こういうご意見もありました。もし普通一般の民営のプールであれば、入り込み数というのは生命線ですよ、経営の。5,000人落ちたらね、プールは廃止になりますよ。やはり、技術的な向上、安全対策、これはしっかりやっていただかなければならない。町の施設でございますから、営利に走ることを私は決して望んでいるわけではありません。ですけれども、少なくてもそういう取り組みというものに、やはり町のプールでございますから、厚岸町の町民が少なくても全員が泳げるぐらい努力をしたいんだ。そんな希望を持って仕事をしていただきたいなと、かように思う次第でございます。いかがでしょうか。以上で私の質問を終わらせていただきます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

時間の関係上、私から端的にお話しさせていただきます。道州制の関係でありますが、まず町職員がいろんな講習会、また説明会については積極的に参加をし、みずから研さんし、そしてまた能力向上に資するということは大事なことだろうなと。当日は、実は地域まちづくり懇談会をやっていまして、私の指令で全課長地域まちづくり懇談会に出席するように、また管理職も出るようにという指令で、そういう業務がありまして、出席いたしております。その他の職員が2名出ておるわけでありまして、何も数によってその職員が、厚岸町が熱意がないというものではございませんので、その点はご理解をいただきたいと存じます。

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

私の方からはプールに関してのご質問にお答えいたします。まず、PRの件でございます。確かに子供たちの減少はありますけれども、子供たちが自主的に利用する部分もこれに応じて減っているという中では、PRが不足しているという部分も否めないかというふうに感じます。、 、 、ただ 先ほど課長が答弁したとおり 以前よりも多く水泳教室を幅広く開催する中で底辺を広げるという意味での活動をしていることをご理解いただきたいと思います。また、安全対策でございますけれども、ことし7月の事故を契機に私自身もプールに出向き事故対策に対する対応の仕方についての部分、点検をさせていただきました。新たに温水プール事故防止対策及び事故対応マニュアルということで整備をする中で、今まで以上に死角のないような監視体制、時間的にも、そういう場所としての死角もないような形で対応できるようにということで、きめ細かな対応をするように指示したところでございます。何といっても海に面した厚岸町であります。ぜひ子供たちが泳げるような、皆が泳げるためにプールがあるわけですから、その体制がこれからもつくれていって、今以上に、プールが利用されるように体制を強化してまいりたいというふうに考えておりますのでご理解を願いたいと思います。

出典:厚岸町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月13日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる