厚岸町議会 平成16年第3回定例会 2004年9月22日
(1)太田中学校向かい道路の事故の経過について/(2)あっけしの家づくり協会や厚岸町技能士会について
2004年9月22日、厚岸町議会の一般質問で、竹田敏夫議員が「太田中学校向かい道路の事故の経過について」「あっけしの家づくり協会や厚岸町技能士会について」について質問し、町長、教育長、建設課長が答弁しました。
- 質問者
- 竹田敏夫 議員
- 答弁者
- 町長、教育長、建設課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 16番
平成16年第3回定例議会において、さきに通達いたしておりました質問通告書に基づいて、2項目10点について次の質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。太田中学校向かい道路の事故の経過についてであります。事故後の問題はすべて解決したのかということで、被害者、加害者ともに、どういう経過になっているのか。また、防雪さくの設置は急務だと思うが要望はしているのか。学校長の判断は大事であるが、今後二度と起こらぬように、校長など、また教員に対してどのような指導を周知徹底したのか。連絡体制の強化についてはどう改善すべきなのか。2番目に、あっけしの家づくり協会や厚岸町技能士会についてであります。あっけしの家づくり協会、または技能士会などのボランティア活動を通して、町として今後何を期待しているのか。互いの連絡協議を今後密接にしていくためにはどのような方法を考えているのか。町に対してのボランティア活動を町報でアピールしてはどうなのか。少ない額の入札を協会を通して任せる方法はどうか。町の土地を利用し、若年労働者のために安い土地を提供してほしいとの要望に対してどうなっているのか。店舗、空き家の活用を協会として協力しながらの活力するまちづくりをどのように考えているのかについてお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長
16番、竹田議員のご質問にお答えをいたします。まず、太田中学校向かい道路の事故の経過についてのご質問でありますが、このうち私からは、防雪さくの設置を要望しているのかとのお尋ねにお答えをいたします。他の部分については、後ほど教育長から答弁があります。太田中学校の教員が犠牲になられた2月23日の痛ましい交通事故の後、3月4日に厚岸町役場の交通安全担当と、厚岸警察署及び道路管理者である釧路土木現業所厚岸出張所の関係者が事故現場において交通事故道路診断を行っております。この診断時には、同様な事故の再発防止のためには、事故の要因となった地吹雪による視界不良を防ぐために対策が必要であると関係者の見解も一致しました。道路管理者である釧路土木現業所からは、当該箇所への防雪さくの優先設置を検討することの意向が示されました。その後、土木現業所では、事故現場付近に仮設の防雪さくを設置して、その効果などの影響を調査する方針を立て、ことしの降雪前にはこの仮設防雪さくを設置することにしております。この設置後、冬期間1シーズンの調査を行い、これに基づき、効果的な位置や方法で正規な防雪さくの設置を進めたいとの回答を得ているところであります。次に、あっけしの家づくり協会や技能士会についての質問でありますが、あっけし家づくり協会は、平成14年より現在まで、ボランティアで町内の学校を初め、今年度は集会所の補修を実施いただいたり、今後補修予定のものがあると聞いておりますし、技能士会ではボランティアで年1回、小学生を対象に木工教室を改善センターで開催していると聞いておりますが、今まではそれぞれ所管課と直接相談し取り進められておりました。町として、今後何をしてほしいのかとの質問でありますが、今後、町有施設の営繕のあり方も含め、家づくり協会にお願いしたいものや町が実施しなければならないものを関係各課と協議し、その上で協会とご相談したいと思います。次に、お互いの連絡協議を今後密接にしていくための方法についての質問でありますが、あっけし家づくり協会が行うイベント等の案内はいただいておりますが、定期的な連絡会議はなく、さきに質問者が言われておりますが、地震など災害時の対応について町と連携を図らなければならない問題もございますし、今後、協会構成員の繁忙ということもあり、時期的なものを含め家づくり協会と協議し、連携体制づくりを検討したいと考えております。次に、ボランティア活動を町報でアピールしてはどうかとの質問でありますが、今年度開催されたまちづくり地域懇談会の中でも、協働のまちづくりの実践例として紹介させていただいておりますが、地域においていろいろなボランティア活動をされている団体もありますし、それらとの整合性も含め、広報紙面の活用については担当課と協議してまいりたいと思います。次に、少ない額の入札を協会を通して任せる方法はどうかとの質問でありますが、町の発注工事にかかわる入札に参加する場合には建設業法による建設業の許可を受け、2年以上当該建設業を営んでいることが条件となりますし、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律により施行体制の適正化が図られ、工事丸投げの全面的禁止となり、請け負い業者が施工監理を行わなければならないなど難しい問題がありますし、少額といえども競争原理を働かせる必要もあり、協会で仕事を割りつけする行為は公正取引に反する行為にもなりますので、さきの第2回定例会において、14番、田宮議員にお答えしておりますが、建設業の許可がなくても入札、見積もり合わせに参加できる少額工事事務取り扱い要領により、町内業者に受注機会がふえるよう、さきに関係課に周知したところでありますが、今後においても、できる仕事については配慮されるよう指導してまいりたいと思います。次に、町の土地を利用し、若年労働者のために安い土地を提供してほしいとの要望がどうなっているのかとの質問でありますが、平成13年9月第3回定例会において町の遊休土地の利活用について、若い世帯者に対しての持ち家住宅建設の考えはないかとの質問に対して、厚岸町としては、今日の人口減少を考えると定住促進対策の必要性も理解できますが、地域産業の活性化、働く場所づくりなども含め、今日の財政状況を考慮し検討してまいりたいとお答えをいたしました。その後、町の第1次財政改革計画により、特に、今後においても公共施設用地として利用計画のない普通財産の町有地を売り払いの公募をしておりますが、適正価格での購入希望者は少ない状況にあります。若者の定住促進を促すための遊休地化した町有地の処分に当たっては、その対象価格も含めた条件など整理しなければならない問題もあり、今後検討してまいりたいと考えておりますのでご理解いただきたいと思います。最後に、店舗、空き家の活用を協会と協力しながら、活力のあるまちづくりをどのように考えているかとの質問についてですが、平成15年1月にまとめた厚岸町中心市街地活性化基本計画では、空き店舗を活用したチャレンジショップの展開や地域づくり活動拠点としての活用を想定しております。この方針を具体化するため、平成15年度に行った厚岸町湖南地区まちづくり事業計画の策定作業の中で、まちづくり団体等に具体的な空き店舗を示しながら、チャレンジショップや貸しボックスによる商品販売、さらには、高齢者のたまり場としての活用を町側から提起し話し合いを重ねてきましたが、運営の受け皿や事業採算性のリスクをカバーする方法について結論を見出せず、今後の課題として残ったところであります。また、本町には空き店舗や遊休化した土地などの情報を発信する業者がなく、このことが商店街などへの、町内外からの新たな参入の足かせになっていることから、空き住宅情報を含めた不動産情報を一元化した発信できる体制づくりについて、家づくり協会とも相談しておりますが、今のところ具体的な対策を見出すに至っておりません。今後とも連携可能な団体などと相談しながら、商店街活性化対策や住宅政策に取り組んでまいりたいと思いますのでご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)
私の方からは、質問事項の1点目、太田中学校向かいの道路の事故後の経過についてお答えいたします。本年2月23日午後、猛吹雪の中発生した太田中学校教職員の交通事故についてのその後の経過等のご質問でございますが、死傷者7名と大変痛ましい大惨事の発生から7カ月を経過いたしましたが、亡くなられた先生の残されたご遺族の、ご家族の心境を察するとき、改めて事故の悲惨さと重大性を痛感しているところであります。負傷されました5名の先生のうち、傷跡形成治療を後日行うこととした1名を含め全員の先生がこれまでに完治しており、それぞれの学校職場で教壇に立っておられます。加害者との補償問題ですが、亡くなられましたお二人の先生のご家族の方から、大型自動車を所有、運行していた会社を相手に損害賠償を求める民事訴訟を釧路地方裁判所に起こしており、現在も係争中であります。また、負傷された5名のうち比較的軽傷であった2名は既に示談が成立し、中等傷であった3名のうち2名も近日中に示談交渉に入り、1名は形成治療後に示談を進めたいとの意向であります。被災を受けた2名のご家族と4名の先生からは、公務上の災害として、また1名の先生からは通勤途上の災害として認定請求が出されましたので、地方公務員災害補償基金北海道支部に対して、公務災害、または通勤災害認定請求書を提出しております。一方、加害者本人の大型自動車の運転手は、業務上過失致死傷罪、刑法第 211条に問われ、先般、禁固2年6カ月、執行猶予4年の判決が下っております。次に、学校長、教職員に対する指導徹底の質問でございますが、今回の事故を教訓として、児童・生徒の通学の安全確保はもちろんのこと、教職員の通勤についても適切な対応が求められております。教育委員会といたしましては、第1回定例町議会の教育行政報告並びに一般質問の答弁でも、今後の対応についての考え方を説明しておりますが、とりわけ、冬期間においては気象状況は刻々と変化していきますし、地域の地形などによっても吹きだまりができるなど、通勤・通学路の状況はその場所によって大きく異なることが予想されます。各学校に対しては、町の気象情報を直ちに流すとともに、学校は当該地域とも連携をとり詳細な情報収集をして、学校間の協議等を経て的確な判断をするよう指示をしているところでございます。また、教職員みずからさまざまな情報収集をしながら、状況によっては学校長の指示を仰いだり特別休暇などを利用するなど、万全な指導をしてまいりたい。なお、本年4月の人事異動で新たに着任した学校長、教職員も多いことから、11月をめどに校長会議で調整協議をし、その結果を全教職員に周知徹底してまいりたいと考えておりますのでご理解願います。次に、連絡体制の強化と改善についてのお尋ねでありますが、小・中学校の臨時休校等の最終決定までの連絡体制については、12校を山間部、真竜地区、本町地区の3ブロックに分け、それぞれに代表校を置いて、情報収集や協議を行う体制といたしました。また、各学校区の地域の状況把握に当たっては、保護者等から情報提供等の協力を得るための体制づくりを学校とも協議してまいりたい。さらに、学校長と教職員との緊急連絡体制についても再度調整し構築するよう指導してまいります。児童・生徒の各保護者への連絡については、可能な限り防災行政無線を主体に利用してまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 16番
太田中学校の事故に関してですけれども、この中身について、起こったことについては仕方ないと言うしか言いようがないのかな。それに対して、今後どのような対策をとっていったらいいのかということが大事だということから今回の質問をさせていただいたわけですけれども。ここで問題なのが、学校側の、車を押していた時点に、被害者であった先生たちが余りにも無防備な状態で車を押していた。火炎灯をたくとか、相手に知らしめるための行動というのが一切なかった。そういったことから、今回、加害者であります本人に対しては裁判は終わったと。しかしながら、会社とまだ賠償責任が、損害賠償がまだ決定していない。この中のことをよく聞くと、なぜ決まらないのかということに関して、やはり、その先生方の車を押している状態のときに知らせるという行動判断がなかった。そういうことで私聞いております。そういったことからも、そういった車の押すとかそういった事故を防ぐための、未然に防ぐための部分についても、やはりとっさの部分でなかなかできないと思うんですよ。がしかし、学校の玄関に、冬になるからいつでも持ち出せるような、そういう火炎灯、車には常時積んでいますけれども、そういったものを用意するとか、誘導棒を用意するとか三角灯を用意するとか、そういうものをやはりこれから置いていくような考え方をしていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思います。それから、防雪さくについてなんですけれども、一番先に学校の方から、当事者である太田中学校の校長、教頭並びに先生方、父兄から、防雪さくを大至急つくってほしいという要望はあったのかどうかですね。こういった事故が起きて周りが何かおぜん立てをするということではなくて、当事者である学校みずからそういう動きをしたのかどうか。要するに、学校自体が起こした事故というふうに考えてもいい大きな事故だったというふうに思うんですよね。そういった部分で、学校の教師みずからそういう運動を起こしたのかどうなのか、その実態を教えていただきたいと思います。それから、学校長の判断が非常に大事であるという、答弁の中にもありましたけれども、学校側が、私自身学校の当時校長に聞きましたけれども、学校はともかく地域とも連携をとり、詳細な情報収集をしてということに書いてあります。また、保護者からの情報提供の協力を得るためにとも書いてあります。このことが当時は怠ったんですよね。3人以上というか3件以上の情報収集を校長がとり、その上で校長が判断をし、下校するのか下校をやめるのかという判断をするというふうに、一応私は聞いております。この事故当日朝、校長はそれを怠ったというふうに聞いております。これは本人の口から聞いています。その上でお聞きしたいんですが、そういった怠るような部分で、ふだんからやはり周知徹底していたのかということですよね。それから、最近、関係ない話なんですけれども、教員というか教職員の姿勢、態度、学校の先生というふうに言われる昔の先生とは随分違ったイメージが崩れてきている。サラリーマン教師なんていう言葉も出てくるくらい、教職員というか教員というその部分について非常に昔から離れているような気がするというふうに父兄から随分聞きます。そういった、子供に対しての優しさ、教育面での優しさというものが非常に欠けてきている部分があるんではないかなと。そういった、それを指導する校長の側にもそういった姿勢が見られるからこそこの事故につながるといった要因もあるんではないかなと思うんですね。そういった部分でも、教育者に対してのそういった部分からの指導というものがどうあるべきなのか、どうすべきなのかということも考えなければいけないと思うんですよね。それに対してどういった指導を、各校長、教職員にしているのかということもお聞きしたいと思います。連絡体制の強化についてはどう改善すべきかということでここに書いてありますので、まずはわかりました。それから、あっけしの家づくり協会や技能士会についてということで、常日ごろからいろいろな活動をしている中で、厚岸町に対してこうしてほしいああしてほしいということは、各団体からいろいろと町に対して言ったりお願いをしたりということがあるんですけれども、町自体からそういう団体をいち早く把握してお願いをする、頭を下げて、こうしてほしい、協力してほしいんだ、そういうことが本当に少ないんじゃないかなというふうに思うんですよ。僕は今回、この技能士会、あっけし家づくり協会、このすばらしい組織団体があるということで、私も会員の一員ですが、家づくり協会は建築15軒、木材会社1軒、管設備2軒、板金工事3軒、内装工事2軒、塗装2軒、電気2軒、砕石会社1軒という28業者が参加しております。また、技能士会においては、建築16軒、鉄工1軒、板金1軒、電気が2軒、内装が1軒と21業者で技能士会のメンバーが42名という、厚岸町においてはかなり大きな組織団体で力もある団体だと思います。また、先ほど町長からも答弁がありました総務・教育・生涯という3つの課からこの技能士会がなっているそうですけれども、この生涯課から木工ふれ合い教室などが、平成15年、16年と2回に続け、参加者も2年で78名、12チームをつくっての形成でやっている。技能士会の方でお聞きしますと、小さなうち、小学校のうちの教育の部分から、木工教室を通じて技能という部分に触れ合いを感じ、その中で自分のみずからの進路などを考えていただきたいという、そういう部分から始めたそうなんですね。こういった部分。それから、あっけし家づくり協会も、奉仕活動として平成12年にあっけし家づくり協会が発足して、厚岸町の経済が非常に低迷している中で、建築業界も非常に低迷してきた。その中で、苦肉の策として家づくり協会をつくり上げて、この経済を、不景気をどうにかして乗り切っていこうというのが立ち上げの根本の理由だった。その前に、この立ち上げの根本は、大きな要因は厚岸大橋からの松葉町通りのこの道道に対しての、その当時5億円だとか10億円とかというお金が流れ込んできて、厚岸の松葉町通りの活性化事業というかそういうのがあった。今はなくなったんです。そういった部分で、地方からの、もしその事業ができたときに地方からの業者を食いとめて、何とか厚岸町に仕事をたくさんとって経済を盛り上げていこうという家づくり協会の発足の意図があったそうです。それも断念になってなくなっちゃいまして、次に、ではせっかくつくった団体なので、町も財政が厳しいのであれば何とか町に対して協力していこうじゃないかという趣旨を変えまして、平成13年、翌年からいろいろ考えまして、平成14年に学校の奉仕活動、この部分については、私の知るところに、調べによると約60万相当のお金を費やしての真竜小学校、中学校2校を、ほか3校、5校を奉仕活動に当てた。また、町に対してはあやめが原の雑草駆除をやった。15年には、4月に学校奉仕活動をまた始め、町内の小学校、中学校校舎の修繕をやった。そして次の年もあやめが原の雑草駆除などをやった。10月の地震の起きたときには十勝地震のお見舞いのチラシも入れた。こういった、町民に対して、学校に対して技能士会並びにあっけし家づくり協会がいろいろと頑張ってやっているわけです。そういったすばらしい団体が、これをやりますよあれをやりますよと言ったら、ああそうですかという受け答えしかない。町の方から、この財政の厳しい中で、じゃこれをやってほしいんだというお願いがされているということが非常に、行動的にない。お願いしている部分もないということに関して、非常に何かこう圧迫した部分があるようで、何か感じられないという部分があるんですよね。そういった部分についてもう一度お聞かせ願いたいと思います。
答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)
まず、私の方からは、太田の事故についての再質問についてお答えをいたします。学校側の先生たちが車を押していたこと自体無防備ではなかったかというふうなご質問でございます。確かにその部分判決の中にも出ております。ちょっと読み上げますと、道路上に7人もの者が立っているなどといった事態を想定することは必ずしも容易ではなく、逆に被害者らのうちだれかが見張りをして、視界が悪くなればすぐとめるなどの行動をとっていれば、本件とは違った結果になっていたのではないかという思いを禁じることができないというふうな言い方であります。決して責任があったという言い方ではありません。そのことによって回避できることもあった。これは、法的にはお伺いしますと、高速道路では義務として、後続車に対する周知義務というのがあるけれども、一般道路にはその適用はないというのが一般的です。ただ、視界がかなり悪くなるという状況、ただ、判決でも言っていますけれども、視界が悪くなったときに法定速度で走っているということ自体にやはり重大な過失があることも、まず先に言っておかなければならいことではないのかなというふうに思います。ただ、この事故を教訓に、教育委員会としてすぐに誘導棒については2本ずつ各学校に配置いたしました。万が一押すような事態が起きた場合に、これは絶対に助けないということではないわけですから、助けにいくときには十分後方に気をつけて誘導してほしいという意味で誘導棒の配置をいたしました。また、防雪さくの問題につきましては、学校の問題もありますけれども、教育委員会としても要望しなければならなかった事態かなと。ただ、前の議会でもお話しいたしましたが、今回の3回の吹雪、同じような形で発達してくる吹雪というのは最近特にふえてきた傾向であるというふうに考えますし、その中で、学校自体としてどうであったかというのは非常に難しい問題と、いち早く関係機関が今回は対応していただいて防雪さくの設置ができるということは大変ありがたいことだなというふうに考えております。また、学校長の判断、これはもちろん大切な問題であります。ただ、1つの学校の判断ではなく、先ほど申したとおり連絡網をつくりながら、特に山の地域の気象の変化等についてはいろいろな情報を得て総合的に判断していきたい。そして、特に太田の場合は、太田小学校、中学校、両方合わせてのスクールバスという関係もあります。あのときの説明会の中でも、小学校においてはそれぞれの地域からの情報を入れていたという話もありますし、まずもって、生徒たちは時間を繰り上げて早く帰す。しかもそのときには、管理下の車両の体制も整えて送り届けた、無事に送り届けたというあたりはご理解をいただきたい。今回の事故について申しますと、基本的には1回出勤しているわけですから、年次休暇を取得して帰ることについての問題については、できるだけ天候が回復してから帰りなさいというふうな指導はできても、やはり大人としての自己判断というのもあるわけですから、そこら辺は今後教職員もともに、こういうふうな異常な気象が頻繁に起こるんだというあたり、今回の台風での風の強さにも驚きましたけれども、本当に自然環境の変化の恐ろしさというのを教職員とも一緒に考えて、今後十分事故のないように、この次の11月の校長会等で詳しく改めて指示をしてまいりたいと、かように考えております。
答弁 建設課長(建設課長は2004年12月まで)
私の方から、家づくり協会に対するお願いに対する公共施設関係の営繕関係に対して、町からもっと、みずから逆にアプローチしてお願いしてはどうかという形の説得、それが足りないのではないかというご質問でございます。基本的には、まず先に家づくり協会のご協力に対してまず感謝するところでございますし、今年度についても、学校だけではなく集会所等についても既に実施していただいたり、周辺、また今後やっていただくという予定になっていることでございます。それで、町の方としては、当然基本的には公の施設として施設管理者がいるわけでございまして、基本的には管理者みずからが修繕等を行って適正な利活用を図れるの本来でございます。しかし、ご承知のように厳しい財政事情の中では、なかなか思うように手がつかないという形の中では、家づくり協会の方でボランティアでやっていただいて、それについても多額の費用がかかっている状況でございます。今後においても、やはり町の財政事情が厳しいのは変わりませんけれども、やはり家づくり協会にお願いできる分、やはり基本的に財産管理者、施設管理者として町がやらなければならない部分ということを、町としても関係各課から要望をこれから吸い上げた形の中で、事前といいますかその上で家づくり協会とご相談し、それで、できるところは協力いただいて、やはり町がやるべきことは年次的にでも整備していくという考え方で進めていきたい、そのように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 16番
防雪さくの設置について、過去住民からどのようなお願いをしていったのかということについて答えてもらえましたか。答えてないです。
答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)
学校自体からは、事故後いろいろな事故処理等もありましたし、そこまで気が回らなかったんだろうというふうに考えます。この点につきましては、先ほど申し上げたとおり、教育委員会の方から申し上げるべき事項ではなかったのかなというふうに考えておりますけれども、関係機関の方からいち早くそういうふうな協議をしていただいたというふうに聞いております。
質問 16番
太田中学校の向かいの道路の事故の経緯についてということですけれども、防雪さくを設置してほしいということを、学校、地域などからの要望があったのかということについて先ほどお尋ねしたところ、ちょっと何か的的に外れていた答弁だったのでもう一度お聞きします。僕が言いたいのは、このような大きな事故が起きたということで、学校の教育者として校長としてどのような痛みを覚えて、これじゃ大変だと。そういうことで、ぜひあそこに防雪さくを設けなきゃいけないんじゃないか。その話は、事故が起きる前からも防雪さくをつくってほしいというような地域住民の声はあったけれども、要望はあえてきちんとした形のものではしていなかった。毎年あっちの学校の前からちょうど防風林、防風林が切れている、ちょうどその牧草地のところなんですよね。その部分が毎年毎年吹きさらしがあった。そういうのをずっと見てきているわけですよ、住民がね。そういうことで、住民との対話の中で、早く、一日も早くあそこに防雪さくをつくってほしいという要望をしたのかどうかなのか。学校としての教員の意識の問題があるので、そこをこうきちんと聞きたいんですよ。要望したのであれば、いつごろきちんとどういった形でどこに要望したのか。その辺を、教育長としてもどのような形をとって要望していったのか、その辺をもう一度詳しく聞きたいと思います。それから、家づくり協会の方のことなんですけれども、若者に定住をしてもらいたい。若者が、たとえ仕事が厚岸町になくても、地方に出稼ぎに行ったときにはまた帰ってくる。釧路に就職があればそこから行ってまた戻ってくるということで、厚岸町に在住ということの形をとっていただければ、町財政というのは圧迫の危機から少しでも救われるのじゃないか。そういう意味から、町に安い土地をくれと言っているんじゃなくて、町に安い土地があればですよ、安い土地というのは高い土地を安く売ってくれというんじゃなくて、安い土地というのは売買価格が、土地の値が低い土地という意味ですよ。そういう土地があれば用意してほしい。そうしたら、くれじゃなくて買いますよ。買ってそこに定住される若者の家を安く建てられればなということなんです。その辺をご理解いただいて、本当にその土地が用意できるのかどうなのかということをはっきりと答えて3回目の質問を終わります。
答弁 町長
私から、若者の定住についてのお答えをさせていただきます。先ほどの第1回目の答弁で申し上げましたが、私は前向きに検討させていただきたい、かように考えております。しかしながら、条件、また土地の価格等いろいろな課題があるわけであります。これらの問題を考えながら、どのような若者が定住できる方法があるのか。今ご指摘がございましたことも踏まえながら検討させていただきたい、かように思いますのでご理解をいただきたいと存じます。
答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)
防雪さくのご質問でございますけれども、3月の現場検証の時期に、既に警察の方から、あそこには防雪さくが必要であるという中で関係機関と協議に入るというふうな連絡を受けております。事故が起こったのは23日、それ以降ほとんどの先生は入院をされているような状況でしたし、校長先生も体調が余り芳しくなく早期に退職されるという予定で、実は1月の大雪の折にそれを考えられて、3月31日で退職されるというふうな予定でした。ですから、そういうふうな状況を考えてみますと、その警察がそこに必要性を感じて現場検証のときに何らかの措置が必要である、吹雪対策強化をしなければならないというふうな判断をする前に学校側からそういうアクションを起こすというのは、僕は物理的には無理ではなかったのかなと思いますし、そういうふうな対策がとられるということを聞いて、学校側としても、ああよかったなというふうな判断はされていたと思いますけれども、それ以前に学校側からのアクションというのは起こしていないというふうに僕は判断しております。確かに、学校の先生はそこにいて勤務して、大変ないろいろな場所がございますけれども、やはりそこら辺を把握して何らかの手だてをとるのは行政側の役割だというふうに僕は感じますし、今回の部分について言えば、警察側も今回の事故の状況を見た中で吹きだまりの部分ができやすいという認識に立っていただいた結果として今回の早い対策ができたのではないかなというふうに考えております。