みんなの議会

厚岸町議会 平成14年第1回定例会 2002年3月8日

(1)白浜地区の国道44号線の街路灯の設置について/(2)新卒業生徒の就職問題について/(3)森林組合の問題について

2002年3月8日、厚岸町議会の一般質問で、佐齋周二議員が「白浜地区の国道44号線の街路灯の設置について」「新卒業生徒の就職問題について」「森林組合の問題について」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
佐齋周二 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 19番

私は、第1回定例会に当たりまして、さきに通告してありました3点につきましてご質問申し上げますので、よろしくご答弁をお願いいたします。1点目といたしまして、白浜地区の国道44号線の街路灯の設置についてでございますが、白浜町馬場カニ店前より門静階楽園前までの国道44号線の歩道に街路灯のないところがありまして、交通安全上あるいは防犯上大変に危険なところであります。また、この通りは真竜中学生、潮見高校生の通学路にもなっているところでございますので、早期に対策をお考えをいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。2点目といたしまして、新卒業生徒の就職問題についてでございますが、今年度も水産高校では22名、潮見高校は約 120名の学生が卒業されるわけでございます。特に潮見高校の場合は半数の方が就職、あるいは半数の方が進学ということでございまして、就職につきましては地元の民間企業への就職はこの不況時に大変厳しい状態にあるわけでございまして、せめて町役場として積極的に若い人の採用を考えていないのかお答えをいただきたいと思います。3点目といたしまして、森林組合の問題についてでございます。これは釧路町、浜中町、厚岸町、3町の合併問題が破談になってから数年になるわけでございますが、その後この問題どのようになっているのか。また、町から森林組合の発注工事が80%ということでございますが、地元の他の指名業者との間で問題はないのか。また、この工事の発注はどのような方法で行われているのかお答えをいただきたいと思います。以上、1回目の質問を終わります。

答弁 町長

おはようございます。19番、佐齋議員のご質問にお答えをいたします。初めに、白浜町馬場カニ店から階楽園団地前までの国道44号線に街路灯が少ないので設置について早期に考えていただきたいとのご質問でございますが、国道への街路灯などの設置については、昨日の塚田議員からの質問の中でもお答えさせていただきましたが、道路照明の設置については、国、北海道、厚岸町を問わず、道路照明基準に基づいて設置をいたしております。ご質問の街路灯の設置については、白浜町自治会からも要望を受けていることから、町としても釧路開発建設部厚岸道路維持事務所に設置についての相談をいたしておるところであります。今回要望のあった区間への道路照明の増設について、再度照会、相談をさせていただいていたところ、厚岸道路維持事務所からは釧路開発建設部の方へ照明の増設について要求をしているとのことであり、予算等の関係から現段階では増設される個数は明言できないとのことですが、平成14年で増設されるという感触を得ております。したがいまして、引き続き釧路開発建設部厚岸道路維持事務所に対し道路照明の増設について要望していきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、今年度も潮見高校の卒業する生徒の約半数60名ぐらいの生徒が就職との ことですが、町職員として積極的に若い人の採用を考えているのかというお尋ねでございますが、本年2月末の調査によりますと、潮見高校の卒業予定者は 110名、男53人、女47人であり、このうち進学希望者は55人、就職希望者が55人となっております。就職希望者のうち内定者が43人、内定率は78%となっております。厳しい就職難を反映し、いまだ12人の生徒が未決定となっており、学校の進路指導部担当者が2月4日、水産高校の担当者とともに町に現状の説明と役場職員の雇用に関する要望をしてきております。町としても現在の職員数をできるだけ確保したいわけでありますが、大変厳しい財政状況から退職者の補充を控えている状況であり、かつ一般事務職の新規採用については毎年9月下旬に釧路管内町村会で実施しております採用試験合格者の中から面接試験を実施して採用を決定しております。したがいまして、今春の卒業予定者につきましては、臨時職員として事前に総務課で登録していただき、この登録者の中から各課の事務事業量等を勘案しながら、必要の都度、予算の範囲内で定数外職員として採用することとなりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、森林組合の関係についてお答えをいたします。釧路町、浜中町、厚岸町の3町による森林組合の広域合併については、それまで合併協議会の中で協議がなされ、3町による合併予備契約が締結され、最終的には平成10年7月をもって合併調印する予定でありましたが、ご承知のように森林組合の内部の問題で両森林組合の理解が得られず、同年、この合併予備調印が白紙撤回されており、その後においては3組合において事務レベルで協議していくことになっておりましたが、ほとんど協議が進まないまま現在に至っております。その後の状況として、最近の動きでありますが、厚岸町森林組合における理事会の方針を受け、合併に関し話し合いのテーブルを設けるよう、今年2月に釧路支庁へ要請をしており、その結果として今後は北海道森林組合連合会が音頭をとり、広域合併について協議していくと聞いております。次に、森林組合への発注工事関係についてお答えをいたします。平成13年度における町の造林事業の発注事業費は総額で 9,350万円ほどになりますが、そのうち事業費で約84%、 7,879万円を森林組合へ発注しており、残りは町内一般業者に発注をいたしております。これは、森林組合が造林事業などハード的な作業を行う事業体にとどまらず、森林所有者のかかわりに補助金の申請や森林施業計画の作成を行うなど、行政にかかわりも深く、地域林政の推進上、重要な役割を果たしていることから、行政としてはこの組織存続のため事業量確保などの側面的な支援は欠かせないものと考えております。一方、町内には造林事業を受注できる町の指名登録業者は現在5社が登録されております。当該業者は主に造材、造林事業のほか、森林、土木工事や造園工事など、公共の工事も手がけている業者もありますが、ご承知のように、最近は長引く林産業の低迷による造林事業の減少や公共工事の削減により、これらの業者への影響は大きなものがあり、私としても町内の雇用の安定や経済の安定を図るためにはこれらの事業量を安定的に確保していくことが不可欠であると考えております。しかし、限られた事業量の中では当然業者間の競争も高まってまいりますし、発注者側としては公正、適正かつ発注者として最も有利な方法で発注しなければなりません。ご質問の造林工事の発注の形式については、これまで町有林の年間の発注工事はおおむね10本程度の事業があり、平成13年度では工事の内容や事業量、また実施時期などを考慮して、それぞれの条件を勘案し、一つには地方自治法施行令第 167条の2第1項第2号に規定されております営利を目的としない公益法人への随意契約を根拠に森林組合に発注したものと登録業者へ指名競争入札による発注の2通りの方法によって行っておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

質問 19番

1番目の街路灯の問題ですが、実は昨年あの地区、今の馬場さんの向い、回転ずしの風車さんのところから国道から心和園に入る道路、あそこは歩道は完備されたわけなんです。そのときにさっき町長が言われるように自治会の方から、国道なもんですから、町の財政もいろいろ厳しいということでもって、行政相談員ですか、何かおられるもんで、その方に図面をつけまして、ちょうど住宅があるところには自治会がお願いして街路灯をつけていただいているんですけれども、ないところには極力つけて、図面を書いていただいて提出したことがあるんですよ。そのときに極力、もしやれば町の方からひとつ要請を出してくれということを言われたもんですから、そういうことで今回質問をさせていただいたわけです。聞きますと前向きなお返事でございますので、ひとつこれも積極的にお願いをしたいと思うわけでございます。それから、2つ目の新卒業でございますが、先日も潮見高校の校長とお話をする機会がございましてお話ししましたら、やっぱり親御さんは極力地元に子供さんを就職してほしいと、せいぜい釧路市内ぐらいということでございます。そういうことでお話ししたんですが、なかなかご存じのとおりこの不況の中、就職は民間が大変だということでございます。実は先日、ちょっと標津の町民課とお話することがございまして、いろいろと聞きましたら、町長も御存じのとおり小田桐町長さんですか、この方は何か役場の元経済部長か何かされた方で、それで町長選に立候補されまして、1回目は残念ながら入れなかった。その間8年間ですか、標津の商工会の局長さんをされて、その後にまた立候補しまして当選された方でございます。その町長さんが職員の共稼ぎというんですか、そういうことでもってどのぐらいいるんだということを調べましたら、標津では20組のそういう方がおられるということでもって、いろいろ職員の方たちも生活があろうと思います。そういうことでもって管理職になったとき募集をとりました。その共稼ぎされている奥さんたちに希望退職をとりました。その結果、今の町長、5期目くらいですか。それで10名の方ですね。これ内容ちょっとあれですけれども、保母さんが43歳の方が1人、準看護婦さんが41、40歳の方が2人、栄養士さん、37歳が2人、保健婦さん、32歳、37歳、28歳の方が3人、一般事務員が31歳の方1人、検査事務54歳の方1人の方が希望退職に応じられまして退職されたと。そのかわり、これ市町村の資格要るもんですから、とった若い方を積極的に標津役場では採用しているということを聞きまして、ひとつ厚岸町でも、いろいろ生活はあると思いますけれども、できるものであれば、決して、これ給料のことですから、あれなんですが、他の民間に比べますと厚岸町の管理職の方の給料はそんなに安いとは思わないです。ですから、ある程度だんなの給料で食べていくという言葉はあれなんですけれども、ある程度生活ができるんじゃないかと思いますので、極力若い人にそういう職場を広げていただきたいということで、ひとつ厚岸町も前向きにそういう考えを持っていただきたいということでございます。それと先日、私、12年議員になりましたときに、厚生文教委員の視察でもって道内視察をさせていただくわけでございます。そのときに道南の今金町に視察へまいりまして、あそこへ行きますと施設の中にデイサービス、老人ホーム、それから角に福祉協議会か何か管理している。病院とつながりまして一つの施設がございました。そこへ行きますと紺のジャージ来た若い男女の方がたくさんいるんですよ。それで、老人の方たちとマンツーマンでもってお話ししながら車いすを磨いたり、掃除したりする人がたくさんいるんですから、担当の方にあの人たちはどういう関係ですか。いや、高校生のボランティアですと。そして、我が町ではそういう子供たちが介護、いろいろな福祉の資格とったら優先的に地元の町に採用するんだと、そういうふうなお話、すばらしい町だなということを感心して帰ってきたことがございます。そういう町もございますので、ひとつ厚岸町もそういうふうな形でもって前向きにご検討いただきたいと思うわけでございます。それから、3つ目でございますが、森林組合の問題でございますが、これは平成10年に合併の問題が出まして、これ厚岸町の問題でもって、これはご破算になったわけでございますが、そういう関係からやっぱり積極的に当町の問題でなったわけでございますから、できるものであれば積極的に厚岸町がそういう話し合いの場をつくるということで進めていただきたいと思うわけでございます。それから、工事の問題でございますが、先日、厚岸の指名業者の方にお話し聞きましたら、いろいろ森林組合の問題ございまして、厚岸町から森林組合に発注する工事が、前の町長さんの場合 100%、今回若狭町長さんになってから20%減って80%になったと、それでもまあまあ仕事はする。ということは、前にも予算委員会でお話ししたと思いますけれども、地元が4社ですね。それから地方は1社で、5社の今指名入っています。その中には地元の人を雇用していますから、やっぱり仕事をとらなければ生活かかっていますし、それから例えばよその町、標茶あたりから仕事をもらってきて一生懸命仕事をしているという話聞きます。それから、さっき町長の答弁の中で森林組合は営利を目的としないあれだというお話聞きまして、聞きますと、森林組合が工事を受けまして、地元の他の指名業者の中で仕事を投げる場合、これ何%ぐらい、はねるという言葉おかしいですけれども、あれされて落としていますか。わかりますか。その辺わかればちょっと教えていただきたいです。まずそういうとこですね。それが2回目の質問です。

答弁 町長

今3点の問題についての再質問がございました。街路灯につきましては、今後とも佐齋議員の質問にこたえるように、町といたしましても全力をもって関係機関に要請をしてまいりたい、このように考えますので、ご理解を賜りたいと思います。また、就職の件でございますが、町職員の共働きの件、標津町の事例をもってのお話がございました。それぞれの自治体において職員の職場についての考え方があろうかと思いますが、やはり厚岸町といたしましては現在40組の共働きの方がおります。それぞれの方々は真剣に厚岸町発展のため、そしてまた町民の要請にこたえるように、町職員として真面目に一生懸命頑張っておりますことはご承知のとおりと思いますので、この点についてもご理解を賜りたいと思うわけであります。一方、やはり法律がございまして、男女雇用機会均等法という法律がございます。この中でも3条では女性労働者が婚姻し、妊娠し、出産したことなどを理由にして解雇をしてはならないという規定もあるわけでございまして、どうかそういう面におきましては私どもといたしましてはやはり職場においての共働きの問題については、これは町がどうこう、町長がどうこうというものでもないのでございますので、この点につきましてはご理解を賜りたいと思っております。さらにはまた、森林組合の合併の問題でございます。これは長年の懸案でございまして、先ほど答弁をいたしましたけれども、その機運が一時あったわけであります。しかしながら、現在まで至っておるということでございます。さきの平成12年度の森林組合の総会におきましても合併の促進の決議をいたしております。そういう意味で今後3町における森林組合の合併については、以前に増しても合併に向かっての3町の考え方が明らかにこれからも進んでまいるであろうと、そのように期待をいたしておりますし、その機運の中で町としても積極的に支援をしてまいりたい、そのように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。また、森林組合と民間との発注の関係でございます。私が町長に就任いたしましてからやはり民間にも仕事をやるべきであるという姿勢のもとで、その方向で発注をいたしております。今後とも発注につきましては、ただいま質問がございましたとおりの趣旨に沿って発注をしてまいりたい、そのように考えております。なお、また下請けに関する率の問題については、関係課長から答弁をさせます。

質問 19番

街路についてはわかりました。共稼ぎについて、別に私は辞めてくれとか何かで、そういうことでなくて、いろいろ法律ございますし、ただ今40組と聞いて私もびっくりしたわけなんですが、今共稼ぎの方にも家庭にもちろん子供さんいますね。そうすると、せっかく親御さんが子供さんたちの職場を狭めておるということになるんではないかと思うんですよ。そういう形でもって、できればやっぱり希望退職、よく民間でございますけれども、希望退職したり何かの形でもってやることができますし、それから今厚岸の場合、若い人が臨時でもって臨時雇用で時間何ぼとかで半年になりますね。それであればその辺の発想を逆転させて、若い人、その奥さんたちにもしできるものであれば希望退職してもらって、逆に臨時でもってパート制で登録させてパートにするということができるんじゃないかと思うんです。これいろいろ法律ありますから、辞めろとか何か言えませんし、ただ希望退職をとることはできるんじゃないかと思うんですね。その辺、これは話し合いではないかと思うんですけれども、その辺ひとつお願いしたい。それから、森林組合の合併についてはわかりました。それから、今町の財政が昨日からもいろいろ言われているし、大変厳しい財政の中でございますけれども、森林組合は営利を目的としないということです。私直接聞いた話なんですが、厚岸町から森林組合に工事がいった。できないものを地元の下請け業者に下ろす場合、40%はねると言うんですよ、頭から、40%。そうであれば直接町がその下請け業者にやったらその金浮くんですから、その辺ちょっと考えてもらわんと、これちょっと問題があるんじゃないか。そうなると、森林組合そのものが営利を目的として40%はねた分は、その金はどこにいくのかということになりますから、その辺ちょっと調べて、極力 前、話聞いたときにはいろいろ森林組合の内部のことでもって、財政が大変だということでもって、町あたりも森林組合の内容がよくなるまでは仕方ないだろうと、随意契約みたいな形で仕方ないだろうということを聞いています。だけど昨年あたりこの森林組合の決算をちょっと聞きますと、かなりの剰余金出ているんです。そうすれば趣旨が違ってくるんじゃないかと思うんですけれども、その辺をもう一度お答えをいただきたいと思います。

答弁 町長

まず、共働きの件でありますが、先ほどお話しいたしましたとおり、共働きを禁止するなどといった行為は許されるわけではありません。しかしながら、若い方々が就職難であるという現実等を考えますと、これは町職員の問題のみならず、厚岸町全体の雇用の問題でもあります。そういう面につきましては、今後とも雇用の拡大について行政といたしましても責任を持ってその施行は当たってまいらなければならない、そのように考えておりますし、また役場の臨時職員につきましては、先ほども答弁いたしましたけれども、総務課において登録をいたしておりますので、その事務事業量の方向によって、今後とも積極的に採用してまいりたい、そのように考えます。また、森林組合の下請け率の問題でありますが、今40%というお話聞きましたけれども、このことについては調査をさせていただきたい、そのように思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。

出典:厚岸町議会 平成14年第1回定例会 2002年3月8日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる