みんなの議会

厚岸町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月12日

(1)サンカクツブの被害について/(2)環境基本条例について/(3)町民の健康づくりについて

2001年12月12日、厚岸町議会の一般質問で、室﨑正之議員が「サンカクツブの被害について」「環境基本条例について」「町民の健康づくりについて」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
室﨑正之 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 10番

さきに通告いたしました一般質問通告書に従いましてご質問申し上げます。まず1点は、いわゆるサンカクツブの被害についてであります。俗にといいますか、このあたりで漁師の人たちがサンカクツブと言っております肉食系の巻き貝がございます。調べてみましたら、これが和名でオオヨウラク貝、エゾチジミボラ、それからエゾタマ貝というようなものなんだそうですが、これは二枚貝、カキですとかアサリですとか、ホッキもという方がいらっしゃるんですが、それは私は確認しておりませんが、それに穴をあけて中身を食べてしまうと。非常によろしくないものでございまして、これがどうも大繁殖している。そのためにカキそれから場所によってアサリ、これに大きな被害が出ているということが言われております。それで、この状況、それからいつごろからどのような被害が出始め、どの地域に多く生息し、それがどのような形で広がってきたのか、そのようなことについて調査なさっていると思いますので、その状況についてご説明をいただきたいんです。と同時に、非常に今軌道に乗ってどんどんと進んでおりますカキやアサリの養殖にこのようなものが支障を来していくということは非常によろしくない状況でございますので、これらについての対策をどのように進められているのか、また進められるのか、その点についてご説明をいただきたい、これが1点目でございます。2点目は、環境基本条例についてであります。厚岸町もこの環境基本条例の制定に向けて、現在着々と作業が進んでいるというふうにお聞きしておりますので、現在の進捗状況並びにどのような条例をこしらえようとしているのか、その骨子につきましてそれをご説明いただきたいということでございます。あわせまして、厚岸町は北海道で最初にISO 14001の認定を受けました地方公共団体であります。このシステムを動かして今日に至っておりますが、どのような効果を上げてきたのか、そして、今後の課題として何が明確になってきているのか、この点もあわせてお示しをいただきたい。当然こういうものがすべて環境基本条例に反映されていくと、そのように思いますので、この2番目の質問でくくっております。次に、3点目でございます。町民の健康づくりについてということでございます。これはさきの議会でも私は触れておりますが、今回そのときの答弁のとおり「健やか親子・健康日本21、厚岸版計画」というものの骨子が示されました。そこで、改めてお聞きするわけでございますけれども、今回計画策定に伴いまして町民の意識調査が非常に大きくかつ綿密に行われております。このような調査を行いまして、問題点が抽出され、その問題を反映してこのような計画がつくられていくのが基本的な手順であると、そのように考えておりますが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。また、この意識調査は毎年行われることによりまして、いわばこの「健康日本21、厚岸版」という施策がどのように効果を上げていくかということが明確になってくると、そのように思われます。これはこの骨子の中でもうたわれておるんでございますけれども、健康づくり基本計画というものは、スパイラル何とかいうような形で回転させながらやっていくと。すなわち、計画をつくり、実施し、評価し、その評価に基づいて計画がまた修正され、実施され、評価されということを繰り返していくと、そういうサイクルを機能させていかなければならないんだということは明確にうたわれておりますが、となりますと、この意識調査というのは毎年行われる必要があると、そのように思われますが、その点今後どのように考えていらっしゃるか。それから、3番目といたしまして、町民の健康づくりというような大きな話になりますと、これに関係しない課というのは存在しないと、そのように思われますが、この基本計画の具体的な実施の骨子といいますか展開というところを見ると、どうもそのように見えないような気もするところがあるんです。それで、本当のところ、すべての課、部局を含んだ基本計画となっているのかどうか、その点についてお聞かせをいただきたい。それから、最後に、これは前回も私申し上げたんですが、実は1課1係単独でできるようなものではございません。それぞれの部分についてそれぞれの課が行うにしても、それだけで済むものではありません。それぞれの課なり部局、部門が連携し合って初めてこういう政策というものは効果を上げていくことができると思われます。その連携の部分については、この骨子ではまだうたわれていないような気がするんですが、その点はどのように進められていくのか、またどのように考えられているのか、この点についてもお聞かせをいただきたい。以上が1回目の質問でございます。

答弁 町長

10番、室﨑議員のご質問にお答えをいたします。第1点目のサンカクツブによりカキ養殖に被害が出ているが、その状況についてでありますが、五、六年ほど前から厚岸湖内北部のカキ養殖施設において、オオヨウラク、先ほどお話ししました通称サンカクツブによって、カキ殻の貝柱付近に穴をあけ、身を食べるという被害が出ており、現在その被害の範囲は厚岸湖内全域に及んでいると聞いておりますが、具体的な被害の数量や額についての調査は行われていない状況であります。しかし、漁組のカキ・アサリ班では、捕獲されたサンカクツブをキロ当たり 200円で買い取り、産業廃棄物として処分をしているところでございます。次に、今後の対策についてでありますが、厚岸湖内にサンカクツブが増大した原因については、今のところ定まった見解はありません。漁業者は養殖施設で浮き玉を使って調整するなど、工夫をしていますが、これといった決め手はなく、また効果的な捕獲方法についてもいろいろ模索されている状況であります。カキ・アサリ班では、来年から買い取り価格を 300円に引き上げて、漁業者が少しでもサンカクツブ捕獲作業への意欲を高めてもらいたいと考えており、町といたしましても、漁組と協議をしながらサンカクツブ買い取り後の処分経費への支援や被害の実態把握など、その対策に努めてまいりたいと考えております。第2点目の環境基本条例についてのお尋ねでございますが、まず、現在の進捗状況についてであります。環境基本条例の制定に向けましては、担当課レベルでの検討のほか、本年5月に、庁内関係課相互の連携と施策の調整を図る組織として、厚岸町環境政策調整会議を設置いたしました。この会議は、助役を会長とし、役場内の14課の関係課長で構成をしております。この組織において、これまで2回の会議を開催いたしまして、厚岸の環境現状について取りまとめ、ここで取りまとめられた現状を踏まえ、今後の環境政策の方向をさぐり、条例の骨格立てを行っているところであります。近く第3回目の会議を開催し、環境基本条例創案を提示することとしております。次に、この条例の目的でございます。町の環境施策につきましては、これまで河川、湖沼、海域の水質保全などの公害対策、厚岸湖、別寒辺牛湿原などの自然環境の保全、ごみの分別収集、廃棄などの廃棄物の適正処理、及び植林等による森林の整備保全の四つを大きな柱として、各分野ごとに施策を行ってまいりました。これら個々に行ってきた環境政策をトータルな政策として展開し、自然と調和した快適な環境のまちづくりを進めるため、環境政策を体系化し、幅広く環境保全に関しての理念や施策の方向性を定めることとして、環境基本条例を策定することとしたものであります。次に、環境基本条例の概要についてでございますが、地域の環境保全、さらにはまた地球規模の環境保全の取り組みに当たっては、地域独自の規制、町民などに参加協働を促す効果的な普及啓発、推進体制の充実により、行政が今後ともさらに環境の保全と創造に関する施策を進めなければなりません。環境に優しい厚岸の実現に向け、すべてのものの参加と協働のもと、資源の循環と人と自然との共生を進め、環境への負荷の少ない持続的な発展のできる地域社会を実現すべく、環境保全に関する基本理念、町、事業者、町民等の責務、環境施策の基本的な事項を条例で明確にしてまいりたいと考えております。次に、環境マネジメントシステムについてのお尋ねてございますが、このシステムの取り組みについては、平成11年10月から開始し、現在に至るまで2年を経過したところであります。初めに、このシステムの効果についてでありますが、平成12年度においては42項目の環境目標を挙げ、その達成に向け運用を行ってまいりました。このうち、運用の結果として、数字であらわせるものとして電気使用料や各種燃料使用料などの削減活動につきましては、この運用を開始する前の平成10年度期月と比較して、約500 万円の経費節減となって、全体的には環境への負荷の低減が図られているものと考えております。環境マネジメントシステムとは、それぞれの組織がマニュアルで定めたことをいかに忠実に実行したかを評価するもので、システム的にはこれが達成できればよいとされております。しかし、自治体が取得する意義、効果については、室﨑議員ご案内のとおり、職員の意識改革や地域住民の環境配慮の取り組みへの波及という、企業などとは違う側面もあります。したがって、当町が取り組む目的として、環境負荷低減のみではなく、職員を育成していくことと住民の普及などという自治体としての責務があるわけでございます。そのような観点から見ますと、定量的にあらわせない効果として、これを具体的に評価することは難しい面もありますが、一つには、このシステム運用前における環境配慮の取り組みは、一部の職員によるものにとどまっていましたが、運用を始めてからは大半の職員が環境に配慮する共通の認識を持ち、環境に関心を持ちながら日常の業務などを遂行しているものと考えております。二つ目には、日常の業務に取り組む上で、このシステムの運用を通じて職場内での職員の連携が運用前に比べ、徐々にではありますが深まりを持ってきていると認識しております。しかしながら、その反面、課題も浮き彫りになっておるのも事実であります。環境配慮を率先して行うべき立場にある職員が、職場内だけでの取り組みにとどまるなど、このシステムに基づく日々の活動が定型化してきているため、いわゆるなれなどからくる問題意識の形骸化であります。一たん職場を離れると実行されていないなど、職員の取り組みの姿勢の問題が幾つか指摘されていることから、私といたしましては、今後このシステムの基本であります継続的改善の趣旨にのっとり、職員の意識改革のための手法の研究と、実効性の確保に努めてまいりたいと考えております。次に、第3点目の町民の健康づくりについてお答えをいたします。まず、今回計画策定に伴う意識調査が行われているが、ここから抽出された問題を反映してこの基本計画が策定されるべきと考えるが、いかがとのご質問でありますが、健康づくり厚岸計画の策定に当たっては、意識調査をゼロ歳から5歳までの子を持つ世帯と、19歳から64歳までの方を対象に抽出により実施し、管内、全道、全国と比較して、どのような状況にあるか分析作業を行っているところであります。従来の保健福祉の経験を生かした計画の骨子づくりと並行して進めておる科学的データに基づいて、厚岸町の課題を整理して、計画策定に反映すべき取り組みを行っておりますので、ご理解を願いたいと存じます。次に、この意識調査は毎年行うべきと考える、そのことにより、健康づくりの基本サイクル、計画実施評価のサイクルが機能するのではないかと。また、今後の計画についてのご質問でありますが、今回の健康づくり計画は平成14年度から平成21年度までの8年間と考えていますが、大きくは中間地点で見直し評価をしてまいりますが、これから定めようとする健康づくりサイクルによる計画実施評価に基づき、毎年その実績評価は行ってまいりたいと考えます。なお、ご質問の意識調査の毎年の実施のご提言でありますが、現在のところ、基本的には中間地点での意識調査で考えているところであります。次に、町民の健康づくりに関係しない課はないと思われるが、すべての課、部局を含んだ基本計画となっているのかというお尋ねでございますが、今回の健康づくりの計画をまとめるに当たり、町長部局4課、教育委員会、病院による庁内組織、21世紀厚岸町健康づくり検討会議を設置して、骨子の検討を行ってまいりましたが、健康づくりはすべてのそれらに関係する施策であり、各課部局で進めている施策との整合性をとりながら、健康づくりを地域づくりとして進めていきたいと考えております。最後に、各課、各部局はこの施策展開に当たりどのように連携するのかとの尋ねでございますが、施策の展開に当たっては、厚岸町保健医療福祉総合サービス調整推進システムとしての調整推進会議を再編して、関係分野ごとに属している各課、部局の横との連携を特に進めていきたいと考えております。以上でございます。

質問 10番

まず1点目から進めてまいります。サンカクツブの被害の話なんですが、失礼ですが、大変答弁に内容がない。要するに調査も何もしていない。答えようがない。したがって、サンカクツブというのは和名でこういうものだと。それは調べていないけれども、湖内全域にいっているようだと。それで、漁組ではキロ 200円でもってこれを買い上げして、少しでも足しにして、今度は 300円にしようと思う。どうしてふえたかはわからない。どうやって捕獲していいのかもわからない。わからない、わからない、それで終わりですね、答弁が。町として厚岸町の基幹産業に暗雲を投げかけるこのような事態に対する取り組みとしては、甚だ不満足と言わねばなりません。水産課、現場見てますか。行ってきましたか、去年でも今年でも。漁組は生産団体ですよ、これは当然やっているでしょう。でも、漁組がやればいいという問題ではないでしょう、これは。厚岸町がカキ養殖センターですか、そういうものをこしらえて、そしてまずカキからということで、もちろんカキだけではない、この後いろいろな水産物についても発展のための基礎を町として支援していくという施策をとっていますよね。これ大変な施策です。その第一歩がカキで行われてきた。そして、成果が上がってきている。それだけじゃない、いろいろな支援もあるからでしょう。今の報道では、厚岸のカキというのは大ブランドになってきました。厚岸のカキというのは全国放送でどんどん出てきます。いや、厚岸の水産物の大半がカキだっていうわけでは決してないんですよ。額でいったらまだまだ大きな額は幾らでもあるでしょう。ただ、イメージとしては厚岸のカキという、「厚岸の」というのがつかないと一流でないかのごときまでのブランド品としての名声を得つつある。これは厚岸町の水産業にとっては大きなイメージですよね。そういうふうにほかの業種も全部なってくれれば、これは大変ありがたいことです。そのようなときに、そのカキの養殖やあるいは非常に大きな漁家の収入源になっておりますところのアサリの養殖にこういう被害が出てきているんですよ。5年前というお話ですが、5年前ころから非常に目立ってきたようですね。ただ、人によりましては、もう10年も前からそういう被害はぽつぽつはあったんだという方もいらっしゃいます。特に神岩の方の藻場の近く、あちらの方がひどかったようです。それで、一時はあっちでつるすと、玉がすっかり浮いてしまう。全部カキの中が殻になって軽くなって、玉が浮き上がってしまうというような状況が出まして、あちらではちょっと危ないから入れられないということで、場所を変えるというような事態も数年前から起きたようです。ただ、現在、養殖がどんどん盛んになってきていますから、そして湖内は我々の目から見れば非常に広いところですけれども、やはりそういう養殖をやっているということになりますと、そう広いところではありませんので、あそこだけやらないで置くということにもできないようで、現在はそちらにも入っているそうです。それで、私はちょっとこの前行ってきたんですよ。これサンプルです。寒かったですよ。もう湖内半分ぐらいまで氷張っています。そういう中でもってちょっと氷を割り割り、中まで入ってみたんですが、これ後から見ていただけばわかるんですが、丸い穴があいています。ちょうど貝柱のわきですね。このオオウヨウラク貝というのは現在アメリカでも非常に被害を出しているんだそうです。これは松島から輸出された種カキと一緒になって入ったそうです。それで、向こうではジャパニーズオイスタードリル、日本から渡ってきたカキに穴をあける貝というふうに呼ばれているそうです。どういうシステムであけるかというと、ちょっと本当のつけ焼き刃なんですが、酸のようなものを出して、貝をやわくして、そして自分の持っているドリルのようなものでもって穴をあけて、中身を吸い出すという、そういうシステムのようです。ですから、貝にはきれいな丸い穴があきます。直系1ミリぐらいですかね。日にかざすとよくわかるんです。これが現在被害の出るところはもう人によっては全滅に近い状態にまでなる漁家もあるようです。それから、これはいわゆる今までの盤で行うのだけではなくて、今始めているシングルシードでも被害が出ているそうです。このシングルシードの場合には網状の袋といいますか、かごに入れますね。そのかごにびっしりつくそうです。そして、揺られてやっぱり貝はその外側の方にくっつきますから、そうすると、その網の目を通して穴をあけて食べてしまうんだそうです。それで、ほとんど去年、私のところは全滅に近い状態になって、今年は非常にその場所や方法を変えて何とかその被害を逃げたという方も私は現に話を聞いてまいりました。こういうような情報が何で水産課の方にはきちんと入らないのかということなんですね。あるいは、入っているけれども、握りつぶしていたのか。今の少なくとも答弁では、何ら現状をきちんと自分のものとしてつかんでいるとは思えないんですよ。もう少し現場も知っていて、状況も知っていれば、きちんとした答弁ができるはずですよね。それにしても、町長に対してそういうことの資料を提供をできるはずですよ。大変そういう意味で不満足ですね。どの地域にどの程度いるかというような調査も何にもされていないし、今の答弁の中では、この後どういうふうに調査をするというような計画あるいは見通しも示されていない。そういう予定はないんですか。それから、これは何か言葉じりをとらえるようで、申しわけないんだけれども、こういう養殖をやっている漁師の人たちは、決してこういう俗に言うサンカクツブが金になるから持ってくるわけではなくて、そういうものをもう一遍海に捨ててしまうと、それがどんどんふえますから、ですから少なくとも自分の何と言うんですか、装置というんですか、施設についたものを船に揚げたときには、それをまた海に戻すようなことは絶対しないで、全部その場でもって落として、陸へ上げるようにこれは皆今やっている。これは当然のことだというふうに言っていました。それから、今後のこれも生態なんかについてのこういうものというのは、余り調べられてないんじゃないかと思うので、いろいろなものを調べてもはっきり出てこないんですが、この地域のこの厚岸の湖内を知り尽くしているような漁師の方たちは、サンカクツブは冬になるとみんな砂の中にもぐってしまうのか見えなくなるんだというふうにおっしゃっていました。それで、1カ月か2カ月前まで港町の埋立地のあの教会の裏の方ですね、あそこの船揚げにする何というんですか、滑りというんですか、木を斜めにこうずっと海岸のところに置いていますが、ああいうものにも随分ついていたという話を聞きまして、私今回ちょっと防寒具つけて、そういうところへ入って、砂の中まで手を突っ込んで、これ全部見てみたんですけれども、全然いませんでしたね。やっぱり冬になるとどうもどこかへ越冬に入ってしまうようです。それで、今回見たもうざく氷以上の氷のある中を何とか船で入りながら、浮き玉のところを引っかけて上げて見たんですが、小指の先のようなこういう小さいのがたくさんついていました。これは今ここにもあるんですけれども、ちょうどフジツボがかちっとつくようなつき方しないんですね。乗っかっているだけなんですよ。だから、ちょっと衝撃を与えるとぽろんと取れてしまうんですね。それで、一緒に行った方が1年そのまま持っていて見本にしてくれと言ったんですけれども、そうもいきませんので、二、三、ちょっと穴のあいたのを持ってきたわけなんですけれども、これは割と大きなオオヨウラクですが、非常に小さなものがたくさんついている。おっかないですね。それと、今回はそういうわけで私、余り見れなかったんですけれども、皆さんに話を聞きますと、ウミホウズキですね、巻き貝の卵ですか、これが非常にそういうロープだとかそれからこのいわゆるカキそのものにだとかについているというんですね。二枚貝、カキ・アサリのように卵から一たんプランクトンになって泳ぎ出すということを、どうやら巻き貝はしないようです。小さな巻き貝の状態でウミホウズキの中から生まれてくるようです。ですから、それが湖内全域になったということは、非常に恐るべき勢いでふえているとしか言いようがないわけです。その原因なんですが、これは私が言うのでなくて、漁家の人たちが言うんですが、やはり結果において、養殖がどんどん進むことによって彼らのえさが豊富になったんじゃないかというんですね。やっぱり装置からは、脱落して落ちるカキの小さいのもたくさんありますから、そうすると、その下でもって口をあけているサンカクツブにとっては棚ぼた式にえさがふえていくというようなことで、ふえたのではなかろうかということなんです。それで、これは何もサンカクツブふやしたくてだれも養殖なんかしておりません。ただ、養殖とかこういうものは必ずやっぱり自然状態とは違うことをやっているわけですから、自然に対しては何らかの負荷をかけていますよね。そうすると、必ず副作用としていろいろなものが出てくると思うんです。それだけに、早目早目にそういう状況を的確に判断して、そしてその基礎データを示すなり方向を示すなりということを、これはやはり生産者の問題ではなくて、それを支援する町の施策の問題だと思うんですよ。そういう意味で、今回これについて何ら手が打たれていないかのごとき答弁が出てくるということは、私にとっては大変不満であります。町長も、この点については同様の見解をお持ちだろうと思うので、この点についての今後どのように進めるかを含めまして、この問題の認識を新たにしていただきたい。次に、2点目です。環境基本条例についてでありますが、私のちょっと聞き方が悪くて申しわけなかったんですが、同じところでくくってISOの 14001を挙げたのは、これは全く別個のものと考えていなかったためでありまして、こういうようなところで出てきた問題点はすべて環境基本条例の中に反映されていくというふうに、頭から考えていたものですから、そこのところの一文が抜けてしまいまして、大変申しわけないんですが、質問の趣旨といいますか、意識としてはそういう意味なので、この点は謝りながらよろしくお願いしたいんです。それでお聞きするんですが、環境基本条例をどういうふうにつくっていくかというまず技術的な話といいますか、形式的な話から入りますが、各地の道内幾つかの市のちょっと私がぱらぱらっと見たので、北見、函館、釧路、札幌などというような市の環境基本条例も見てみました。大体似たかよったかの形をとっていますね。前文でまず我が町は、この場合市ですが、こんなにいいところなんだと。ただ、このごろいろいろな状況でもってその環境についてもいろいろな変化が出ているので、ここできちんとした施策をしなければならないと。そして、最終的には地球環境の保全にも寄与しなければならないというような式の前文がありまして、その次に保全に対する基本施策、それから地球環境保全のための推進のための施策、これは大体1条ぐらいの小さなものですが、そしてあとは審議会とか保全協議会とかそういうような話があって終わると。こういう書き方です。ですから、環境に関する基本的なものから、ある程度の施策まで一緒にしているんですね。これに対してちょっとおもしろかったのは、屋久島の屋久町というここは屋久島の自然が世界遺産に登録されるというようなところなものですから、非常に一生懸命やっているようですが、ここは環境基本条例というのは、非常に理念的な部分を中心に書かれていまして、条文も非常に少ないんです。そして、その下に水と緑のふるさと環境条例というのを、いわばその上位の理念の条例の下にある程度具体的なことをやる施策条例を置きまして、そこでいろいろな規制をするとか、あるいは保全対策はするとかいう具体的な書き方をしているんですよ。厚岸町としては、どういう形式を考えていらっしゃるのか、その点をまずお聞きします。それから、目的とかの概要、ある程度につきましては、今お聞きしましたので、そのような形で進めていただくんだということがわかりました。それで、ISOの14001 でいろいろな課題が出てきていることも、こういう基本条例の中には当然参考になるであろうと。また、厚岸町の場合には非常に確たる環境施策を次から次とやってきましたですよ。今4本の柱にまとめておっしゃっていましたですね。それで、そういうようなものが当然全部盛り込まれていくと思うので、例えばゼロミッション計画というようなものについては、国連大学が提唱する以前から厚岸町ではエコタウン構想とかいうような形でもってどんどん進んでおりましたが、そこのところで出てきたいろいろな問題も盛り込んでいくのであろうと思うんです。そういう少なくともこの問題は、きちんと盛り込まなければならないというふうに現在くみ上げられているものがお示しできる範囲で結構ですから、ありましたら、そういうものもお示しをいただきたいと。それから次に、このISO 14001の認定を受けて、今後の課題としてどの部分が明確になってきたか。これは当然こういうふうにうまくいったという評価を含むわけですけれども、今お話伺っていて大変心強かったのは、職員の意識それから職場の連携、そういうものについて効果が上がってきていると。それから、数字であらわされるものとしては、例えば電気代だとか燃料費の 500万削減になったというような形で言えるけれども、それより大事なのは、こういう意識であり、その連携をやっていくというような問題なんだというふうに町長の御答弁がありまして、非常に何が問題なのかということを明確に理事者がつかんでいらっしゃるという気がいたしまして、私は大変心強かった。それで、しり馬に乗るわけではないんですけれども、あえて一、二指摘をさせていただきますと、やはりみずからを省みていただきたい。それは隗より始めよという言葉がございますが、このISOの 14001の認定を道内で最初に受けた厚岸町は、単にその認定を受けることが目的でもなければ、庁内でこういうその経費の削減するだけが目的でもない。結局最終的には同じ意識を職員みんなが共有し、そこから始まって町民全体が同じ意識を共有することができる、そういうシステムだから取ったんだ。一言で言えばそういうことだと思うんです。そういう意味で、これはまずその模範となるべき町の町長を初めとする職員の皆さんを含めて、その意識についてはみずからを省みていただきたいんですが、例えば公用車のときには何て言いましたっけ、とまったままエンジンを吹かすというようなことは一切しないけれども、自家用車の場合はどうなのか。自分が日曜日や休日のときに出ていくときにも、やはり同じような意識でいれるのかどうか。あるいは、ISOのあの宣言の中にも入っておりますが、厚岸町は非常に珍しい町として合成洗剤を駆逐して、石けんを使っていきましょうといって、町の施設の中ではそれがほぼ 100%実施されておりますね。それが果たして自分の家庭に入ったときどうなのか。そういうことについてもやはりきちんとした意識を持って進めていただきたいんです。これは一例に過ぎません。すべてにわたってなんです。その意識改革ができなければ、ちょうど自分がたばこを吹かしながら、自分の子どもに、おいたばこやめろよと言ったって、うちの息子は父さんの言うことを聞いてくれませんよね。それと同じことなわけですよ。隗より始めよとはまさにこのことですね。何か中国の昔の王様が、有名なその哲学者にこの私の国の国民に道徳を守らせるためにどうしたらいいだろうと言ったときに、隗というのはその王様だったそうですが、その答える偉い先生は、あなたから始めなさい。で、隗より始めよという言葉ができたんだそうですが、まさにこういうものについてはそういうことが言えるのではなかろうかと思われますので、その点について町長のお考えをお示しいただければ、大変ありがたいわけです。それから、3点目につきましては、この前この厚岸版の骨子が厚文で示されました。厚生文教常任委員会で示されました。そこでもある程度の議論になりましたことについてまとめるような形で今回一般質問やらせていただいているわけですが、まず第1に、今回非常にある意味て時間的な制約もあったようで、その通常行われる手順とはちょっと変わったのではないかというふうに私は理解していますけれども、厚岸版というものがつくられるときに、並行して行われたこの調査が、その厚岸版計画をつくるに当たってまず利用されたというのではなくて、並行的に行われているという意味で、ちょっと変則だなという気はするんですよ。それだけに、もちろんこの計画が的を外れているなんていうふうには思っておりません。それで、恐らくこの計画のために行われました意識調査の分析結果ともほぼ一致するんではないかと、私は分析結果の方の簡単な分析は、このとき資料として出していただきました。見ながら思っておりますが、やはりこういう調査を行って問題点がこういうふうに出てきたことが裏打ちされているんだということがなければ、説得力には弱いですね。いや、もう私たち担当者はずっとそういう実務を行ってきて、その中で問題点を見ておるんです。だから、こういう計画の問題点として吹かしてきましたということは当然だし、それで大体間違いないというふうには思うんですが、やはりせっかく生まれた意識調査ですから、これが分析されてきちんと裏打ちに使われているべきだというふうに思われますので、そのあたりの今後の進め方について具体的にお聞かせをいただきたい。それから、今この意識調査というようなものは、8年間の計画の中間地点でもう1回やればいいんだというふうに考えているというふうに御答弁があったんですが、これは私としてはいただけません。この計画の中で、非常にきちんと書かれているんですよ。健康づくりの基本サイクル、計画実施評価、英語でニーズ、プラン、ドゥー、シー、それから何ですかフィードバック、サイクルと、ここに書いているんですね。それで、健康の問題点を探す、問題点の解消計画をつくる。地域に合った健康づくり方策を実践する。評価する。そして、もう一度もとに戻る、再点検。こういうものを繰り返していかなければならないんですということが非常に明確に書かれておると。これは私も大変なことだと思って、実に見事だなと思っております。そうしたときには、この計画をつくるに当たって少なくともその計画の裏打ちとなるこの調査と同じものが毎年繰り返されることによって、まさにこの答えが変わってくるわけですよ。その変わってき方がこっちの意図したとおりになるか、全く逆の方向に行くかを見ていくことによって、ああ、ここの部分がまだ弱いんだなとか、ああ、ここの部分はうまくいったなということがわかるわけでして、評価以後の別の調査をその都度やっていたのでは、対処ができないわけですよ。それで、これは非常に意識調査としてもよく網羅されていると思うんです。もちろんまだまだ足りないからここ附加するというのは大いに結構ですが、こういう同じものを毎年行っていくということが、非常にこういう計画を実践していくときには大事なことだと思うんです。ですから、せっかくこれだけのものがあるわけですから、どうか、言葉は悪いんですが、出し惜しみをなさらないで進めていただきたいんですよ。それで、これが行われるということが、今後ほかの事業が何にもできなくなるほどの大事業ではないと思われますので、ぜひ毎年これを行うというふうにしていただきたいと、そのように思うんですけれども、いかがでしょう。それから、町民の健康づくりに関係しない課はないと思われるが、すべての課、部局を含んだ計画になっているか。何とか会議というものがつくられます。いわゆるこういう大きなことをやるときには、1課1係が全部をつくって、はい皆さんと言ったら、これはできませんので、いろいろな関連の部局の課長さんやあるいは教育委員会の方ではどなたが入るのか知らぬけれども、そういうようなところが入って練っていきますよね。そのときに、全部の課長さん、全部の部局の方が入っていないからけしからぬと言っている意味で私は言っているのではないんです。その点は誤解なきようにお願いします。ただ、でき上がったその計画、あるいは施策展開、そのときには関係するものは全部入ってこなければならないんじゃないかということなんです。ところが、えてして今までのいろいろな施策というのは、よくも悪くもこの縦割りになっていますよね。だから、水道課はやはり水道のことに関してはプロですよ。しか、税務の計算に関しては税務課のプロにはかなわないですよね。そういうふうにそれぞれが自分の部署でのプロという意識がありますから、それが悪く出ると縦割りの弊害ということになってしまうわけですよ。ところが、健康づくりというようなことになりますと、これが全部絡んできますので、やはり健康づくりは福祉課健康づくり係に任しておけばいいんだというようなことにはならないですよね。そのために全部の課が参加、施策展開の上で参加するという計画になる必要があるのでなかろうかと、このように思います。これに対する当然反論があると思います。それでは、10カ年総合計画と同じじゃないかと。これは10カ年総合計画という大きな計画の傘下の中に入る個別計画だと、それがそんなに大きくなったのではおかしいじゃないかと、こういう声は当然あると思うんです。ただ、私は、そこでやはり頭を切りかえていく必要があるのではないかと。こういう総合的な町民の健康づくりというような大きなものをとらえた施策になりますと、実は10カ年総合計画を健康という視点から光を当てているというような大きなものだというふうに考えるべきではないかと、このように考えているんです。それで、施策展開のときに例えばですよ、これは今これから言うのはそこがどうこうという意味では絶対ないですから、単なる例え話として聞いてくださいよ。水道課長、決してびっくりしないでくださいね。水道課がいい水をつくる。これはまさに人の命、健康にもろに関与しています。だから、今までもちゃんとやっているわけですよ。今回計画づくりの中に入れるとなれば、当然そんなものは今改めて言わなれなくたってやっているよということになると思いますよね。ただ、私が考えるのは、そういうものもこの計画の中には全部書き込んでいくべきではないかと思うんですよ。そして、いわばA、B、Cの何ていうんですかジャンルをつくりまして、一つの考えですよ、Aというのは既にその担当課が行っているというものです。しかし、この計画の町民の健康づくりという点ではなくてはならないものである。しかし、こんな計画ができる以前から既に行われているもの、これがAだとしますね。Bというのは、既にもうこういう計画とは関係なくといいますか、とは別個にその施策として検討され、今行われようとしているもの、これがBとします。Cというのは、こういう形で総合的な計画をつくったときに、ああ、ここに問題点があるなということがわかって、これによって検討し、行っていこうとするものというふうに大体三つに分けて、そしてそれぞれ全部この健康づくりのためには必要な施策なんだとして、計画書には載せていくべきでないのか。そうすると、全部の課の全部の施策が、健康づくりという視点からいわば再評価されますよね。これはこの後一般質問にも出てくると思うんですが、ごく簡単にできる政策評価の一環ではないかという気もするんですよ。そういうような形の健康づくり計画としてつくり上げていくことが非常に大事ではなかろうか。そのときに、いやいや、これはもうこの課ではやっているんだからということで落としてしまいますと、それは健康づくりに関係があるのかないのか、大事なものなのかそうでないのかがわかりませんね。それではせっかくこういうものをつくり上げていくときに、もったいないという気がいたしますので、その点いかがお考えでしょうか。それから、最後になりましたが、施策展開についてどのように連携するのかという話であります。これは骨子を見せていただいたときに、現段階ではということだとは思うんですけれども、それぞれの部局が直接町民に対して働きかける施策展開としてこういうことをしようと思っているという範囲にとどまっているんです。これも単なる思いつきですから、びっくりしないで担当の方、聞いてほしいんですが、例えば町立病院というのがありますね。あそこは物すごい技術集団なんですよ。特殊技能と特殊知識をたっぷり持っている人たちの集団なんですね。町立病院が直接町民に働きかけるこの健康づくり施策というのも幾つもあります。そういうものがここにも書かれていますね。と同時に、例えば福祉課がこんなことをやろとう思うときに、町立病院がいろいろと助言をしてくれることで非常にやりやすくなるわけですね。そういう形での連携というのがあるわけですよ。それが町立病院は直接町民に働きかけているわけじゃないんだけれども、福祉課との連携によって施策は非常に密になるし、いいものになる。これは福祉課に限らずほかの課でもいろいろな関係で出てくると思う。そういう意味での連携というものをきちんととるんだぞということを、やはりこの計画の中て盛り込んでいく必要がある。そういう点での問題点の洗い出しもやるべきだと思う。この点についてはいかがでしょうか。以上が2回目の質問でございます。

答弁 町長

室﨑議員の再質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず、サンカクツブによる被害の問題であります。ただいまご指摘がございましたとおり、そういう大きな被害が出ているときに、答弁が不十分だというおしかりをいただきました。しかし、現実、具体的な対策については漁組においても言い出せない状況であります。サンカクツブの増大する原因についても明らかにはなっておらないわけであります。しかしながら、私のもとに資料がございますが、実際サンカクツブもふえております。例えば平成12年度は818 キログラム上がっております。平成13年には 1,132キログラム、これは漁組のカキ・アサリ班が買い取った数量であります。お話しございましたとおり、厚岸のカキは厚岸ブランドであります。極めて全国的にも高い評価を得ておりますわけであります。そういう意味におきましては、カキ生産者が挙げて取り組んでいかなければならない大きな課題でもございます。そういう意味におきましても、今後漁組と連携を密にしながら、厚岸町といたしましても積極的に取り組んでまいりたいと、このように考えます。続きまして、厚岸町の環境基本条例のことでございます。今後どのように考えるているのかというお話でございます。この問題については、今後さまざまなステージで議論をいただくことに相なるわけでもございます。しかし、現時点では、次のようなことを考えております。何といいましても、厚岸町は水産業と酪農を中心とした町であります。これらの事業活動によりまして、先ほどサンカクツブとは直接には関係ございませんけれども、環境汚染を防止し、厚岸の生活産業生産の基盤となる豊かな自然環境の保全を図ることがまず大事だと認識をいたしております。環境と調和した産業の促進を第一義的に考えております。また、厚岸町は湾と湖とが隣接する全国的にも類のない好条件にある水辺を中心に開かれた町でありますことから、お話しございましたとおり、水道水源の保全も含めて、河川上流域から適正に水循環の確保を上げてまいりたいと考えております。さらには、第1回目の答弁をいたしておりますけれども、これからの地域の環境保全、さらには地球規模の環境保全に取り組むに当たっては、地域独自の姿勢、町民などに参加協働を促す効果的な普及啓発、推進体制の技術により、行政が今後ともさらに環境の保全と創造に関する施策を進めなければならないと考えております。中でも特に体験を重視した環境学習の機会の提供、環境教育に関する人材の育成などを行うことにより、個々人が環境に対する責任と役割を理解し、そこから生まれる意識の展開から、環境に関心を持ち、活動に参加する態度や問題解決能力を養うことを通じて、日常生活や事業活動の中で自発的な積極的に環境保全活動を実践していくことが必要と考えます。そういう機運を盛り上げることも条例の趣旨と考えております。またさらに、今後とも厳しい財政運営に伴い、投資力の減退が予想されるため、重点的かつ着実に事業を推進するには、事業等の実施に当たって、環境保全上の効果について適切な評価を行うことも必要でなかろうかと、このように考えておるわけであります。続きまして、ISO 14001の環境マネジメントマニュアルの件でございます。申すまでもなく、私は室﨑議員の言うとおりと考えております。しかし、私から申すまでもなく、既に平成12年厚岸町訓令第51号、その後改正されまして5次改定が平成12年9月1日に行われております環境方針であります。各課、各室、すべてに掲示してあります。これをいかに守り、実行するかにかかっております。あえて私がお読みをいたします。まず、基本方針であります。職員一人一人が率先して、環境影響に配慮した行動をするとともに、環境保全活動の目的及び目標を定め、その実現に向けたプログラムを実行し、見直しながら継続的改善と汚染の予防を行い、環境に配慮した行政の推進に努めます。記されております。その中の⑤、職員一人一人の一層の意識改革の徹底を図り、事務の効率化とむだを排除し、それで言われましたとおり、町民の模範となるよう取り組んでいただきたい。全くそのとおりであります。これを頑張って実行していただきたい、そのように私も考えております。続きまして、健康づくりの件であります。これについては、担当の課長から答弁させたいと思います。

質問 10番

時間もたっていますので、簡単にやります。一番最初のサンカクツブの問題については、大変重要な問題だということの町長の認識をはっきり示したいただいたということで、これについては言ってよかったなというふうに思っております。それで、今後の問題といたしまして、現在まだ実態調査が何も行われていないということなので、早急にやはり現在湖内全域であろうというのは、これは漁業者からの話を聞いた範囲だけですよね。やはりきちんとした調査、少なくともまず分布域調査ですね、そういうものが行われるべきだと思うんですよ。それから、確かに生態だかとそういう点でわからないところがたくさんあって、ヒトデですとスターモップというものでざあっと履くというと引っかかってくるんですけれども、貝ですからそういうこともできない、非常にやっかいだと思います。それは全くそのとおりだと思います。それで、これといった効果抜群の対策があるんならとうにやっていますよね。それがないのもよくわかっています。ただ、やはり町としては実態調査、情報の収集、それからどのような対策をとったらいいのかということの調査研究、そういうことについては十分に行っていただきたい、せめて早急に行っていただきたいんです。そういう点についての町長のご見解を示していただきたいと。それから、環境基本条例についてはわかりましたので、どうぞ進めていただきたいということを申し上げておきます。それから、3点目の健康日本21・厚岸版についてですが、私の継続調査については提言として受けとめさせていただくという今御答弁がありました。決してくるくるとまとめてごみ箱に捨てるようなことはしないでください。よろしくお願いします。それで、町長に特に最後に締めとしてお聞きしたいんですが、この計画はちょっと今までのいろいろなものとまた少し変わっている部分がありまして、今までだというとやはりある部門、ある部門にまとめられるものが多いんですよね、施策で行われる何とか計画というものが。ただ、これは町民の健康づくりそのもの、そしてそれはバックグラウンドとして健全な地域をつくらなければ、町民の健康づくりというものはできないという認識をはっきりと示している、その意味では道や国の行っている健康日本21と言われるものよりも大きいんですよ、発想としてね。それで、そういうものだけに全部の課が絡んでくるんだという認識をやはり町長の方から明言していただきたい。これはやはり担当課長が幾ら言ってもなかなか難しい部分があるんじゃないかと。それともう一つ、その連携についても同様であるということについては、やはり町長の基本認識をこの場でお聞きしておきたいと、そのように思います。以上が3回目の質問であります。

答弁 町長

第1点目のサンカクツブのことでございますが、先ほどご答弁申し上げたとおり、町といたしましても、漁組と連携を密にしながら、さらに積極的に取り組んでまいります。何といっても基幹産業を守っていかなければなりません。それが行政の役目と痛感いたす次第でございます。それから、第2点目の健康づくりのことでございますが、そのとおりでございます。私は、健康づくりは地域づくりと考えております。そのためには、全課挙げて取り組む問題であると当時に、町民挙げて取り組んでいく課題でもある、そのように思っておりますので、全くそのとおりでございます。

出典:厚岸町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月12日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる