赤平市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日
社会福祉事業について
2024年12月12日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「社会福祉事業について」質問し、社会福祉課長 高橋脩、社会教育課長 梶哲也が答弁しました。
- 質問者
- 安藤繁 議員
- 答弁者
- 社会福祉課長 高橋脩、社会教育課長 梶哲也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 安藤繁
続きまして、社会福祉事業について、件名2です。項目1、高齢者の安全な生活、活動に係る支援の充実について、要旨1についてでありますけれども、内閣府の発表によりますと、平成30年高齢者白書によって65歳以上の方、この方の住宅屋内での事故発生の割合が高くなっており、事故発生の場所は居室が45%と最も多く、階段が18.7%、台所、食堂は17%となっております。高齢者の家庭内事故は、居室に次いで階段で発生することが多く、階段での転倒、転落は骨折などにより寝たきりになる原因となるだけでなく、場合によっては生死に関わることもあります。高齢者にとって階段は、特にリスクの高い場所と言えます。階段での転倒や転落を防ぐことは、健康寿命を延ばすためにも大変有意義でありまして、階段昇降機があれば階段事故のリスクを減らすことが可能と推測されます。階段昇降機は、椅子に座った状態で安全に階段を上り下りすることが可能でありまして、体への負担、こういったものも大幅に軽減されますし、意図せずに階段から足を踏み外してしまう、こういう危険性も未然に回避することができることから、寝たきり状態などの介護が必要になってしまうという、こういったケースもある程度未然に防ぐことができます。主な効果としては、転倒、転落などの予防、痛み軽減などによる動作の容易性の確保、行動範囲の拡大、介護する人の介護の軽減、こういったものが挙げられます。ちなみに、東京都中央区でございますが、要介護状態の予防のために特に必要な方、要支援、要介護と認定され、設置が必要と認められる方、高齢者住宅設備改善アドバイザーの派遣を受ける必要がある方を対象に直線型、真っすぐな階段の昇降機については87万6,000円、曲線、曲がりがある階段については185万4,000円をあくまで助成基準額としまして、対象者の所得に応じて10%から100%を自己負担させるという、こういう助成をしております。また、千代田区でございますが、要支援、要介護認定を受けている65歳以上の方、日常生活の動作等に困難がある方、さらに区が調査を行い、介護予防、自立支援の観点から改修が必要と認められる方を対象に100万円を、あくまでも100万円というのは助成基準額で、これを基準額としまして所得に応じて1割から6割、こういったものを自己負担として、生活保護受給者の場合は利用者負担額を免除するなどの助成をしております。高齢による運動能力の衰えで階段の上り下りがつらい、自力歩行が困難で家族の介護や介護サービスを受けているなど様々な要因で階段の上り下りに問題を抱えている方が多くおられるものと思われます。介助者の負担も階段を支えて上り下りというのは大変なことであるというふうに推察されます。階段昇降機は、介護保険が適用されませんで、介護保険が利用できないと経済的に厳しい方もおりまして、以前に階段昇降機を設置したいということで検討はしたけれども、やはり費用の面でできないということで設置を見送ったという方もいるということで聞いております。階段の上り下りに問題を抱えている方に階段昇降機の設置が可能となるような環境を整えてあげることが必要ではないでしょうか。高齢者などが家に閉じ籠もって閉鎖的に生きるのではなく、やはり生き生きとした生活をしていただき、ひいては健康寿命を延ばすことが期待できます。高齢者の安全確保のため、階段昇降機の購入及びレンタルなどの設置等の費用について助成の考え方を伺いたいと思います。
答弁 社会福祉課長 高橋脩
ただいまの質問につきましても私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。階段昇降機の購入及びレンタルの設置費用の助成についてでございますが、議員が言われますとおり高齢者の重大事故の大半は自宅で起きてございまして、自宅での事故として階段の上り下りの際の転倒、転落事故が多いとのことであります。また、階段での転倒や転落を防ぐためには、まずは手すりの設置や床材を滑りにくいものにするですとか、滑りやすい靴下やスリッパの使用は控える、あるいは階段に不要なものを置かない、足元を明るく照らすなどが予防対策として挙げられているところでございます。さて、階段昇降機を設置するメリットといたしましては、利用者が自由に階段を上り下りができること、転倒、転落事故のリスクを軽減できること、ホームエレベーターに比べて設置に手間がかからないなどが挙げられております。なお、デメリットといたしましては、階段昇降機の設置に係る費用でございますが、おおよそ屋内直線型で80万円程度、屋内曲線型で190万円から230万円程度となってございまして、かなりの高額でございます。ちなみに、レンタルでございますと、直線型で月額1万7,000円程度となっているとのことでございますが、一定程度負担が生じるものでございますし、仮に設置した際、階段昇降機を利用しない家族にとりましては階段の幅が狭くなり、通行にも支障があるなどのデメリットとして挙げられております。いずれにいたしましても、やはり設置費用が高額なこともありますが、様々な角度から研究してまいりたいと考えております。以上です。
質問 5番 安藤繁
ただいまのご答弁のとおり、階段昇降機の設置費用は非常に高額であり、個人世帯での設置は非常に厳しいものと思われます。先ほども申し上げましたが、以前に階段昇降機の設置を検討しましたけれども、経済的に厳しく、本当に残念ながら設置を見送ったという方のお話も私の耳に入っております。体の不自由な人とお世話する人にとって階段の上り下りは、深刻で切実な思いと推察するところであります。また、階段昇降機の設置を希望する人は、そんなにたくさんいるとは思いませんが、たとえ少数の要望であっても取りこぼしのないように救いの手を差し伸べるのが真に価値ある福祉ではないかというふうに考えるところでございます。自治体によっては、高齢者の方に対する階段昇降機助成を住宅政策の対象として捉えてバリアフリー化改修工事の補助をしているところもあり、例えば調布市では補助対象工事費の2分の1に相当する額、限度額10万円でありますけれども、助成をしており、日野市では工事費が10万円以上であることを条件に補助対象工事の10%以内で20万円を助成しているところもございます。様々な角度から研究してまいりたいという本当に真摯な答弁でございまして、高齢者に対する階段昇降機の設置に係る助成の具現化に向けて研究、さらに検討していただきますよう要望をいたします。続いて、要旨2でありますけれども、ふれあいホールでございますが、2階に憩いの間、趣味の間、遊びの間を設けており、催しを行う場合のホールなどもあります。もともとが大人数の利用を想定して建てられており、多目的に利用される施設となっております。現在老人クラブ連合会、赤平市の市町村職員年金連盟赤平分区、太極拳や囲碁クラブなどが活用しております。高齢の方や足腰の悪い方が結構多く、私もちょっと行くことあるのですけれども、利用されております。階段途中で一息を入れられて何とか上られる方も見受けられ、上り下りに大変苦労されております。上階への階段数が私の家は、普通大体そうだと思うのですけれども、13段前後でないかと思います。知り合いの結構大きな併用住宅、これもかなり階段段数あるのですけれども、16段というふうに聞いております。ふれあいホールは23段と一般家庭などに比較いたしましてもかなり段数が多く、高齢者等には厳しい環境と思われます。ふれあいホールの安全性の向上と高齢者等に優しい施設として利用者に対応するため、階段昇降機の設置を検討してはいかがでしょうか、伺います。
答弁 社会教育課長 梶哲也(社会教育課長は2024年12月まで)
ただいまの質問について私から答弁させていただきます。ふれあいホールに安全面の向上と高齢者等に優しい施設として利用者に対応するために階段昇降機を設置することについてでございますが、現在ふれあいホールは改修工事を実施しているところでございます。改修工事には、階段昇降機の設置は入ってございませんが、設置することによって階段幅員の減少や利用者の安全確保など様々な課題があるため、今後施設の利用状況を調査することが必要と考えておりますので、その結果を踏まえ、階段昇降機設置の可否について研究しながら検討してまいりたいと考えております。
質問 5番 安藤繁
ただいまの答弁によりますと、ふれあいホールは現在改修工事中であり、階段昇降機の設置は工事には含まれていませんと、今後施設の利用について状況の調査が必要だということでございまして、その結果を踏まえて設置の可否について研究、そして検討してまいりたいとのことであります。現在老人クラブ連合会と高齢者や足腰の悪い方が本当に多く利用されております。ようやっと上っている姿もよく目にします。本当に段数が多いということで上り下りに大変苦労されております。階段昇降機の設置につきまして前向きに研究、検討していただくことを要望し、この件の質問を終了いたします。