赤平市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日
市中におけるカラスの生態と生活被害の懸念について
2022年9月7日、赤平市議会の一般質問で、鈴木明広議員が「市中におけるカラスの生態と生活被害の懸念について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木明広 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 鈴木明広
件名5、市中におけるカラスの生態と生活被害の懸念について、項目の1で廃校となった赤間小学校がカラスのオアシス化し、生息密度が高まり、行動エリアが住宅地に広がっている問題についてお伺いしたいと思います。赤間小学校が閉校した後に人がめったに立ち入らなくなって、カラスにとっては格好の遊休地となったようでございます。昨年までは、豊里地区にはカラスが大挙して押し寄せることはなかったのですが、本年6月頃から数が増えました。回遊する時間がほぼ一定であるので、私が望遠鏡とカウンターを使い、電線や民家の屋根、赤間小学校の群れの数を計測したところ、少なくとも200羽はいたようでございます。カラスによる生活上の3大被害というのは、ごみの散乱、攻撃、そして騒音です。そのほか、ふんには人体に害のあるウイルスも含まれております。また、飛翔中、飛んでいる間にふんを落とし、車や道路、雪国ではガレージを汚し、腐食を促進する原因になる懸念もございます。カラスは、非常にずる賢い、こうかつなので、人を脅かして反応を見て喜ぶこともあります。繁殖期の3月から6月は、ひなを育てることに神経が過敏になりまして、目が合っただけで人間を攻撃する過激な行動を取ることも報道されます。住民の中には、小学校廃校で跡地が迷惑施設となってしまった、環境が変わったためにカラスの生息密度が急増し、住宅地域が遊休地となり、生活環境の秩序が混乱することに不安を訴えている方もおります。住民の不安を払拭するためには、道を歩いて日中のカラス密度などを数えるルートセンサス法や定点でねぐらに出入りする数を数え、その地域の総数を把握した上でカラスの個体数をコントールするための方策を早急に練るべきだと思いますが、お考えを伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
市中におけるカラスの生態と生活被害の懸念についてでございますが、赤平市では北海道猟友会滝川支部赤平部会へ毎年有害鳥獣捕獲を委託し、農業被害や地域住民の生活安全の確保に一定の効果を上げてまいりました。そのうちカラスについては、じん芥処理場にてピーク時には約900羽ほど捕獲しておりましたが、令和元年に廃棄物の受入れを停止し、令和2年度の埋立て完了後には捕獲数が20羽前後と30分の1以下になっていることから、年間の捕獲計画数は80羽と設定しているところでございます。ご質問にございました赤間小学校跡地のほかにも、文京町地区には例年より多くのカラスがいると感じております。カラスに限らず全ての野生鳥獣は、鳥獣保護管理法により許可なく捕獲したり処分したりすることは禁じられております。さらに、銃による捕獲は、住居が集合している地域や広場などでの使用制限があることから、現実の有害鳥獣の捕獲に対するもどかしさを感じているところであります。今後は、ご質問の趣旨のとおりカラスの習性や行動範囲などを研究し、これまで同様に現地を確認するなど臨機応変な対応するほか、人の約5倍というカラスの高い視力を利用し、カラスが嫌う視覚による対策をしたりする必要があると考えております。また、市民の皆様には、ごみ出しの方法や家庭菜園で放置された野菜を土に埋めるなどを周知し、カラスの餌を減らすことによる個体数の減少に努めてまいりたいと考えております。
質問 3番 鈴木明広
担当課の職員の皆様方も現地を確認するというふうに、非常にご苦労も多いと思うのですけれども、臨機応変な対応しているのには間違いないと思うので、それを続けていただいて個体数の把握につながりまして、その個体数の把握やどこに営巣しているのか、巣がどこにあるのかということが分かると効果的な駆除につながると思います。ただし、問題となるのは、猟友会の方の高齢化と人の減少、それを加味しながらやらないとならないので、なかなか一挙に80羽が20羽ぐらいしか捕れていない状態なので、そこを改善していくように要望して、次の質問に移させていただきます。