赤平市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月11日
新コロナウイルス感染症対策について
2020年12月11日、赤平市議会の一般質問で、鈴木明広議員が「新コロナウイルス感染症対策について」質問し、市長 畠山渉、副市長 永川郁郎が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木明広 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉、副市長 永川郁郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 鈴木明広
それでは、次の質問に移らせていただきます。件名の4、新コロナウイルス感染症対策、項目1番として冬期間における庁舎の換気について。冬期間は、気温が下がるので、人間の免疫力というのは下がります。ウイルスは、低温で活動が活発になるので、逆に湿度の高い環境には弱く、増殖力や感染力が低下されると言われております。冬期間の新型コロナウイルス感染拡大を抑制するためには、換気の徹底が求められています。報道によりますと、北大の建築工学で公衆衛生学専門の林教授によりますと、窓を少し開けながら換気するいわゆる常時換気を提唱しております。しかしながら、非常に寒さが厳しい厳冬期で当地におきましては、マイナス20度ぐらいになるところにおきましては庁舎内の温度管理をした上で窓を開けながら外の冷気を取り入れるということは私は現実的でないと思います。例えば吹雪のときは、雪が吹き込んできます。また、窓がしばれて開閉がままならないケースも想定できます。さらに、温度調整の観点では、年代物のスチーム暖房は温度自動センサー管理でないので、エネルギーロスを抑制するにはハードルが高いと思われます。11月の寒くなり始めましたとき庁内で窓を開けて換気を行っているので、複数の職員に感想を尋ねましたところ、厳しい寒さで耐えるのは非常に厳しいのではないかと、窓を開けながら、コロナ対策で我慢して体調を崩しては本末転倒であるとか、結露が心配だ、エネルギーの無駄、脱CO2に逆行というネガティブな意見がありました。仕事の能率を維持するには、室温が一定のほうがよいと思われます。また、来庁する市民にとっては、寒さを感じさせないことが健康管理のメルクマールであると思います。新コロナが終息しても、恐らく次の新たなウイルスが脅威になるであろうという識者の予見にのっとれば、長期スパンの時間軸に立ちまして換気対策を確立する必要があります。環境省のホームページには、全熱交換器がオフィスで温室効果ガスの削減をする際参考になる対策メニューとして、全熱交換器を導入し、空調エネルギー消費や二酸化炭素の排出量の削減を図る、費用回収年数は10年超と説明してあります。私は、感染症対策は長期戦になることを踏まえれば、冬期のエネルギーの効率的な利用を並行して考慮しなければならない蓋然性は高いと思います。したがいまして、外気を吸収しても全熱を交換、回収できるいわゆるロスナイと呼ばれる熱交換器とエアコンを組み合わせる空調システムを庁舎内に取り入れるべきだと思いますが、市長の見解を伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
冬期間における庁舎の換気についてでございますが、当庁舎においては昭和57年竣工ということから、当時の建築基準法での設計となっており、現在の省エネ基準とは違いながらも熱交換空調換気システムが導入されていたところでございます。しかし、機器の老朽化等により稼働していないのが現状であります。新型コロナウイルス感染症対策として換気が重要であるということは承知しておりますけれども、厳寒期における換気につきましては大変苦慮しているところでございます。最近の熱交換型空調換気システムは、効率もよくなっておりますが、改修工事費やメンテナンス費用等新たな負担が生じることから、導入は難しいものと考えております。
質問 4番 鈴木明広
導入は難しいとあったのですけれども、これコロナで実は出てきたのではなくて、第2次赤平市地球温暖化対策実行計画というのがございまして、赤平市役所エコオフィス化計画のエネルギー統括者である副市長さんにちょっとお尋ねしたいことがあるのです。副市長さんの職務というのは、エネルギーの設備維持、改善、監視、新設、改造の統括でありまして、実は2013年のエコオフィス化に向けた目標達成に向けた取組の一つとして空調機器の管理は高効率な空調設備の導入というのがあったのです。ということは、その時点から考えていて導入されていれば、非常に苦慮するということは私はなかったのでないかと思われます。そうしますと、そのほかのエコを達成するための仕事としましては、換気の設備の適正管理、空調室内機のフィルター定期清掃等云々があって、まさにそういうふうなものを取り入れますとカーボンニュートラル、SDGsの二酸化炭素大幅削減に向けた取組が設定されているのではないかと私は考えます。国際的な先ほども申し上げましたアジェンダ、行動計画への取組が進んでいないように思えるのですけれども、今後はどのように取り組むのかお伺いしたいと思います。
答弁 副市長 永川郁郎
CO2排出削減によりますエコ庁舎への取組についてでございますけれども、第2次赤平市地球温暖化対策実行計画を策定をし、その中で目標達成に向けた取組の基本方針を掲げておりまして、実行すべき事項として業務の効率化を図りながら温室効果ガスの排出抑制に努めることなど排出抑制意識の高揚を図るものといたしております。目標達成に向けた取組といたしましては、電気使用量や燃料使用量の抑制、建築物の建設や管理等における配慮などを掲げているところでございます。具体的には、LED照明への交換や電気自動車の導入の推進、太陽光発電等の再生可能エネルギー設備の導入などの推進を定めているところでございます。しかし、庁舎の老朽化や耐震基準を満たしていないことから、耐震改修などの大規模改修工事を優先して行ったためにCO2排出抑制の取組が遅れている状況となっております。そのような中であっても計画どおりに進めるよう努めなければならないところですが、国の温室効果ガス削減目標も年々厳しくなっておりまして、さらに積極的に取り組んでいかなければならないものと考えているところでございます。したがって、今後LED照明の導入、ボイラー更新の際にはより効率的な設備へとすることや自然エネルギーの活用など、赤平市地球温暖化対策実行計画を推進してまいりたいと考えております。
質問 4番 鈴木明広
まさに積極的に取り組んでいかなければならないことなので、優先順位は僕は非常に高いと思うので、そういうふうな姿勢でぜひ取り組んでいっていただきたいと思います。今私が質問しました空調設備についても実は助成金がありまして、2020年までに地方公共団体のカーボンマネジメント強化事業、公共施設のCO2の排出抑制に向けてというふうな事業がありまして、財政力指数が全国平均以下であれば3分の2の補助があったと。これも多分同じ流れで、カーボンニュートラルの流れだとまた同じようなものがあるので、しっかりとチェックして対策を練っていっていただきたいと思います。