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赤平市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月11日

災害に強い学校施設作りについて

2020年12月11日、赤平市議会の一般質問で、鈴木明広議員が「災害に強い学校施設作りについて」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
鈴木明広 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 4番 鈴木明広

次、件名の2番、災害に強い学校施設づくりについて、項目の1番、太陽光発電と蓄電システム設置による避難所機能の充実について。平成21年に文部科学省のスクールニューディール政策におきましては、全国公立小中学校の耐震化と太陽光パネル、早期に現在の10倍となる1万2,000校設置を目指す等のエコ改修を推進してまいりました。令和元年度の全国公立学校施設防災機能調査では、避難所に指定されている小中学校はおよそ95%になっています。避難所指定というハードの面の利用は進んでいるが、しかしながら可搬式発電機を含む自家発電設備というソフト面では十分な避難所運営がなされているようには感じません。小中学校並びに特別支援学校においては、低炭素、循環型社会の構築を目指すエコスクールづくりを文部科学省は進めてまいりましたが、平成27年時点では公立小中学校の太陽光発電設備を導入したのは24.6%と進捗が停滞しております。停電が発生した場合に備えるためには、可搬式または据付け式の非常用発電機と燃料を確保しておくことが重要になりますが、熊本地震では太陽光発電設備を整備しておいて停電時においても自立運転できる機能や充電した電気を夜間にも使える蓄電機能が役立ったという報道があります。また、SDGsの観点からは、教育の場では太陽光発電と蓄電設備を組み合わせた再生可能エネルギー設備の設置を積極的に推進することは学童、生徒にとって生きた教材になります。学びやにおいて身近に自然光から電力を得ることで二酸化炭素の削減に取り組む実践的な教育の機会を与えることにつながると思います。太陽光発電によって得られる再生可能エネルギーと蓄電設備があれば、発電機のためのガソリンや軽油のいわゆる化石燃料等の確保は不要であります。特に災害は、72時間の壁が生死を分けるめどになります。太陽光発電においては、避難所には1日当たり供給すべき電力量を推計した上で必要枚数のソーラーパネルを設置すれば、災害時は電力供給の安定性と持続性の確保が高いと思われます。したがって、発災から生命確保期間が長引くことを想定した危機管理対策を考慮しますと、地域の防災拠点として機能向上は非常にメリットが多いのではないかと考えられます。前述しましたように、再生可能エネルギー教育普及の場としての活用を図るためにも当市の公立小中学校に太陽光発電と蓄電設備の設置は喫緊の課題と思われますが、見解を伺いたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

現在建設が進んでおります統合小学校、また建設された赤平中学校では、設計時には新エネルギー、省エネルギーの採用について太陽熱による給湯、地中熱利用による冷暖房、太陽光発電設備など様々な検討を重ねてきたところであります。建設された中学校、新設となる小学校の設計時から避難所としての位置づけがされておりまして、災害時における電力確保については避難所開設時から72時間と想定しておりました。このことから、一般的に採用されている可搬式発電機を採用すると判断したところでございます。災害時において72時間を超える避難所開設が必要となる場合には、燃料の確保が必要となりますため、燃料の供給等に関する協定を空知地方石油業協同組合と締結しているところでございます。しかし、災害時には確実に供給されるという保証もなく、可搬式発電機のみでは対応できないことも想定されまして、太陽光発電などとの併用的な利用が必要であると考えているところでございます。議員の言われておりますCO2の削減、自然エネルギーの活用も必要であることは十分承知しておりますし、国では2050年までに温室効果ガスを実質ゼロにするという目標を掲げております。当市といたしましても自然エネルギー、太陽光発電の総体的な活用などについて併せて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 4番 鈴木明広

二酸化炭素の削減、自然エネルギーの活用も必要であると議員がおっしゃっていると言っているのですけれども、これは国際的なアジェンダで、私の意見ではないので、そこは訂正していただきたいと思います。それで、今までどうして導入できなかったかということについてちょっと調べてみたのですけれども、これまでも低炭素社会を構築するための補助金や助成金はたくさんありました。例えば代表的な3つでございますが、北海道経済部産業振興局環境・エネルギー室で出しました二酸化炭素抑制対策事業等補助金、これは地域のエネルギー、新エネルギーを利用し、また蓄電設備を整える、これ10分の10だったのです。多分御存じなかったと思います。もう一つ目は、環境省の防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策、これ平成30年12月、閣議決定されまして、地域の防災、減災と低炭素化を同時実現するという自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業で、令和元年には、2019年には34億円、2年、今年度は116億円、補助率4分の3だったのです。もう一つは、文部科学省における公立学校に太陽光発電設備を導入したいという学校に対する学校施設環境改善交付金、これは補助率2分の1だったのです。こういうふうなものがあって、当市にとっては厳しい財政運営下でも最少出費で最大効率の事業に資する非常に有利な条件であったのではないかと思われます。非常に残念、惜しい感じはするのですけれども、しかしながら最近の国際的なグリーンリカバリー、カーボンニュートラル、そしてそれに追随する我が国、本邦の脱炭素技術革新を支援する2兆円基金創設はグリーン投資の好機と捉えることができると思います。恐らく来年度以降も太陽光発電と蓄電池システムの導入についてはかなりの国庫補助や助成金がつくと思うのですが、そういうことを勘案すれば積極的に事業に取り組めると思うので、お考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

自然エネルギーの活用でございますけれども、今後の課題であるというふうには認識してございます。太陽光発電ですとか、地中熱の利用ですとか、一般住宅でも導入されてきておりますし、今後建設される可能性ありますけれども、公共施設などにも導入が検討されていくものであるというふうに考えてございます。当市の学校建設でございますけれども、今回の統合小学校の建設で終了いたしますけれども、教育の一端として先ほどもお話ございましたとおり自然エネルギーの活用についても有効であるというふうに考えてございます。そのようなことから、繰り返しにはなりますけれども、当市といたしましても自然エネルギー、太陽光発電の総体的な活用などについて併せて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 4番 鈴木明広

積極的に補助金、助成金を活用していただければ可能な事業であると思うので、この後もおいおいチェックして質問していきたいと思います。

出典:赤平市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月11日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる