赤平市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日
新コロナウイルス感染対策について
2020年9月9日、赤平市議会の一般質問で、鈴木明広議員が「新コロナウイルス感染対策について」質問し、市長 畠山渉、総務課長 若狹正が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木明広 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉、総務課長 若狹正
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 鈴木明広
次の質問に移させていただきます。件名3、新コロナウイルス感染症対策、項目1、季節性インフルエンザとの同時鑑別検査法について。季節性インフルエンザ流行が予想される中で安全、安心な医療体制を提供するためには、感染者の適切かつ迅速な鑑別などを引き続き進めることが求められております。新型コロナウイルス感染者の鑑別に関しては、7月22日の中央社会保険医療協議会総会におきましてインフルエンザA、Bの4種類とアデノウイルス、RSウイルス、SARS―CoV―2の18種類のウイルスとマイコプラズマ等の3種類の細菌を当時に検出できる新検査法、フィルムアレイ呼吸器パネル2.1の保険適用が承認されました。たった2分の準備と45分の検査時間で結果が鑑別できる画期的な新検査法であります。しかしながら、PCRと同じく保健所を介しての検査でなければ公費負担とならない行政検査の壁のために、新検査法を用いた最短時間の診療体制は整えられないのではないかと危惧すると同時に遺憾でございます。この状況下であかびら市立病院の新設される発熱外来における新コロナ感染症と他疾患患者の鑑別について、以下3つをお聞きします。1番目としましては、議長、これ3つ網羅して構わないですね、この場合。よろしいですか。
質問 4番 鈴木明広
1番目としましては、季節性インフルエンザA、Bのほかにどのようなウイルスを鑑別するか、2番目としましては鑑別する際のキットはどのようなものを使用し、検査に要する時間について、3番目としましては旧リハビリ棟を改修して発熱外来を新たに設ける場合の院内トリアージに対する診療報酬点数算定についてお伺いします。よろしくお願いします。
答弁 市長 畠山渉
市立病院の検査に関するご質問でございますが、院内におきましては季節性インフルエンザなど今後患者数の増加が見込まれる感染症と新型コロナウイルス感染症に係る検査や診療体制の在り方について現在検討を重ねているところでございます。最初のご質問にありました季節性インフルエンザ以外の検査についてでありますが、当院では特に患者の症状などにより咽頭拭い液等による抗原検査となるアデノウイルスやRSウイルスのほか、細菌性の抗体検査となるマイコプラズマなどは院内で検査を実施しており、主に簡易キットを用いてそれぞれ10分から20分程度で判定が可能なものとなっております。また、百日ぜきなどそれ以外のもので院内では検査のできないウイルスや細菌検査もあり、外部の検査センター等に依頼するものも多く、2日から4日程度で判定されるものが一般的となっております。一方、ご指摘にございました行政検査についてでありますけれども、現在当院におきましても北海道との契約を準備し、11月中には新型コロナウイルスの抗原検査ができるよう準備を進めているところでございます。また、さらにこのたびの補正予算にもご提案させていただく予定となっておりますが、PCR検査につきましても基金の準備が整い次第、来年の1月頃までに検査体制を整えたいと考えているところでございます。なお、ご紹介にもございましたけれども、幾つか新型コロナウイルスと他のウイルスなどの同一検体を用いた迅速な検査方法やキットが開発、製品化されてきておりますが、これら検査方法の採用につきましても随時検討してまいりたいと考えているところでございます。次に、旧リハビリ棟を改修して発熱者対応を行った場合の診療報酬についてでありますが、通常の診療報酬のほか、院内トリアージ実施料300点が加算されることとなっており、この点につきましては5月から外来玄関において検温、行動歴確認等によりトリアージを実施する中、感染診察室にて診察した場合には既に算定を行っているものでございますので、ご理解いただければと思います。
質問 4番 鈴木明広
11月には抗原検査ができるというので、ここでトリアージはすごくはかどるのではないかと思われます。当然インフルエンザの季節なので、そこをうまく切り抜けるようにしないといけないので、これは一歩前進だと思うのですけれども、さらに来年の1月にはPCR検査が可能になると。これは、市民にとっては物すごく安心、これを保健所に委託しますと結果が4日なんていうところもあるのですけれども、かからない、迅速に判別できる、そして処置もできる、重症化も防げるということでは非常に進展していると思います。同僚議員の皆様方が非常に病院に対して危機感を持っていろいろ質問をしていった結果、こういうふうに非常に迅速な対応ができたことについて非常に私は感謝いたしますとともに、議員として誇りに思いたいと思います。最後の診療報酬の300点なのですけれども、こういうものもできれば広報などに載せていただければ市民も逆にトリアージが進んでいるのだということが分かるので、やっていただきたいと思います。次、新コロナ感染症対策についてで、項目2の危機管理についてお伺いします。危機管理の究極的な目的は、トラブルを最低限の被害に収めるための最善の方策を練り上げることであると思います。アメリカの政治家、気象学者、ベンジャミン・フランクリンは、最悪になりたくなければ最悪の想定が必要と述べております。想定外を想定するぐらいの深い洞察力を持って危機管理をしなければ、専門家からしつこいと評されるこの新コロナウイルスとの共生は困難ではないでしょうか。新コロナウイルス対策は、短期戦ではなく、長期的な持久戦でありますので、ここで一旦対策の在り方を一度精査し、見直し、現時点までの総括をすべきであると思います。そして、事前に察知できなかったために剥げ落ちてしまった案件や想定外のことが発生したために起こってしまった案件並びに現在発生しつつある問題を洗い出して対策の見通しや改善を行い、市民のさらなる安心、安全のための部局横断的な議論を深めるべきであると思いますが、お考えを伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
このたびの新型コロナウイルス感染症対策における危機管理につきましては、赤平市新型コロナウイルス感染症対策本部において感染拡大防止を軸といたしまして、医療、教育、経済、消費対策等幅広い分野において国や北海道、他の自治体などの現状把握や実施対策などに注視しつつ、情報の共有と議論を重ねてきたところでございます。現在のところ、幸いにも赤平市からは感染者を出すこともなく経過していることに安堵しているところでございます。しかし、今後いつ感染者が発生するかも分からないという状況は、これからも変わることなく、特に秋冬を迎えるに当たりましてインフルエンザの流行も予想されることから、新型コロナウイルスの感染との判別も難しく、感染リスクも高くなると考えております。いまだ終息が見えず、長期化する新型コロナウイルス感染症対策でありますが、これまでの状況を踏まえ、今後においては感染者の発生及び拡大の想定はもちろん、あらゆることを想定しながら議論を行い、情報の共有、感染対策を進め、市民の安全、安心を確保してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 4番 鈴木明広
非常に教科書どおりのお答えをいただきまして、ありがとうございます。再質問として総務課長さんに伺いたいことがあるので、ちょっとお尋ねします。赤平市コロナウイルス感染症対策本部の中で、庁内で各課を統括する重要な役割を担っているのが総務課長さんでございます。課長さんは、先般8月19日の臨時会で付託された常任委員会において同僚議員からパーティションをできるだけ早く設置できないかという趣旨の質問に対して、市役所自体がシャットダウンというか、クラスターだとかいうことが発生することを防がなければならない観点から、できるだけ早く行いたい、そしてインフルエンザ等の流行もしくはそれと境目が分からないということが起こり得ますので、できるだけ早い対応を考えておりますと答弁されました。パーティションを設置することは、庁内での感染拡大を予防して市民の皆さんが来庁されたときに安心して対応できる環境整備に傾注するのは非常に至極同感であります。しかしながら、庁内におけるクラスター発生を想定しているのであれば、来庁者の生命と健康の次に何を守らなければならないかということを考えていなければならないと私は考えます。それは、私が思うには、住民サービスの維持だと思います。となれば、遅くとも6月の定例会では、同僚議員からコロナ対策の要求があまた提言されたときを一にして、同じにして非常時優先業務で継続業務、縮小業務、中止する業務の選定基準をつくった上で人員配置計画は立ててあるのではないかと想定しております。その上で、リモートワークのスタンバイ体制を確立するために事前の準備と関係部局の連携を確保しながら、全庁一体となった取組を推進し、業務継続計画の新コロナ対策のマニュアルを作成してきたかどうかを伺いたいと思います。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
新コロナウイルスに関する対策のマニュアルをつくっていたかということになると思いますけれども、新型インフル……
質問 4番 鈴木明広
ちょっと質問の趣旨を間違っているので。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
新型インフルエンザの対応マニュアルがございますので、それをコロナウイルス感染症のマニュアルに置き換えて対応するように考えております。
質問 4番 鈴木明広
考えておるということは、マニュアルは新型コロナウイルス対策専用のものは各課にもう配付してあるということですか。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
マニュアル自体は、各課用意しておりますので、それをサイボウズ等で周知しているような形となっております。
質問 4番 鈴木明広
もう一度確認したいのですけれども、新型コロナウイルスの業務継続計画のマニュアルは既に策定されていて配付されているということの認識でよろしいですか。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
新型インフルエンザの感染症の防止の対策のマニュアルがございますので、それを新型コロナウイルス感染症対策のものに置き換えて、またそれに付け加えて発生した場合等の人員配置の部分につきましては総務課のほうで用意してございます。
質問 4番 鈴木明広
総務課のほうで用意してあるだけだったら、全然伝わっていないと同じではないですか。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
総務課のほうで用意されているのは、人員配置を過去の在籍した履歴だとかを基に、例えばそこの係が閉鎖しなければならないといったときに経験値のある職員をそこに配置するだとか、そういうものの全部にちょっとお知らせできないような部分も兼ね備えたところを総務課のほうでは持っておりまして、新型コロナウイルスのマニュアル的な部分につきましては先ほども申しましたけれども、インフルエンザの感染症対策の部分を置き換えて使用しているというところになっております。
質問 4番 鈴木明広
新型インフルエンザのマニュアルを使用して説明すれば足りるというふうに解釈してよろしいわけですか、私はそうすると。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
いや、それを新型コロナウイルスに対応できるような変更も行っておりますので、それをサイボウズのほうで流しているというところになっております。
質問 4番 鈴木明広
サイボウズで流しているということは、文書化されていないということですね。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
文章化はしてありまして、データで送信しているような形を取っております。
質問 4番 鈴木明広
そのデータをメールで送りますと、各課できちっと話して詳細について対応できるというふうに解釈してよろしいですか。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
その辺は、対策本部会議のほうで出席している課長のほうにお知らせしておりますので、それ以降については担当課のほうで詳細に周知しているという判断をしております。
質問 4番 鈴木明広
担当課までは行ったけれども、その後はどうなったかということを総務課長さんは把握していらっしゃらないということですか、現況では。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
今申し上げたとおり、出席している課長のほうからそれをみんなに伝えたかということは伺っておりません。そこについては、確認していないということになります。
質問 4番 鈴木明広
そしたら、肝腎なことは庁内全体に行き渡っていないということにならないですか。
答弁 総務課長 若狹正(総務課長は2021年6月まで)
確認を取っていないので、はっきりとして皆さん一人一人がそれを見ているかというところまでは確認取れていないということで、その辺の危機管理の部分については甘いと言われればそれまでだと思います。
質問 4番 鈴木明広
最後の詰めが甘いということをお認めになったので、いわゆる画竜点睛を欠くということなので、そこのところを改めてしっかりと隅々まで情報が行き渡り、共有できるようにしてほしいと思います。それでは、件名4……