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赤平市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日

株式会社赤平振興公社について

2019年12月12日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「株式会社赤平振興公社について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
安藤繁 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 安藤繁

続きまして、件名3、株式会社赤平振興公社について、以下公社と略させていただきます。項目1、役員体制について、要旨1、公社役員に民間企業等経験者の登用についての考えを伺います。公社については、私が役所に勤務していた折、市と民間出資による半官半民の第三セクターとして株式会社の設立に携わったことがあります。設立当初は、スキー場やじん芥処理業務、共同浴場業務などを運営したと記憶しております。当時赤平山スキー場は冬期の営業がメインであり、夏場は宿泊施設を除いて特段の事業がなく、市では夏場の事業として手軽に観光レクリエーション活動を楽しみつつ保養することができる場として、旧運輸省の補助制度による中規模観光レクリエーション地区の家族旅行村の認定を受けるべく計画を進めましたが、スキー場周辺の敷地の面積が地区指定の必要要件である、2ヘクタールに満たないため、認定に至りませんでした。しかし、当時の北海道の観光係長が赤平市のために何とかしてあげたいという意向を耳にし、地元有志と現在のエルム高原に現地視察に来てもらい、ここなら適地であるという評価をいただきました。スキー場は利用者の減少もあり、廃止になりましたが、エルム高原にキャンプ場、温泉、ケビンや運動施設に加え、流政之さんのSAKIYAMA公園もできました。保養や運動、観光レクリエーションの場としてだけではなく、文化、教養の向上の場として、さらに雇用の場の確保の面からも公社は地域振興に大きく寄与しているものと考えます。公社の役員体制についてでありますけれども、ことし10月の役員名簿によりますと、11名いる役員のうち顧問、代表取締役、常務取締役2名、監査役5名が市役所のOBであります。そのほか、取締役5名が市役所の幹部職員であり、辛うじて監査役の1名だけが民間の方となっております。取締役会は、株主にかわり会社の重要な方針や業務執行の意思を決定する機関であります。公社設立の大きな目的の一つには民間のノウハウを取り入れることにあり、現状の体制は半官半民の第三セクターのあるべき体制とほど遠いと思います。まさか市役所と同じような発想や手法で経営をしていることはないと思いますけれども、民間企業などの経験者の役員をもっと登用し、民間のノウハウを活用していけばいかがでしょうか。伺います。

答弁 市長 畠山渉

赤平振興公社の役員体制についてでございますが、株式会社赤平振興公社につきましては官民共同出資のもと、赤平市の経済振興等の促進と市民生活の福祉向上に寄与することを目的に昭和57年に設立されたものでございます。現在株主17名、役員は11名の体制で組織されておりますが、役員体制については会社設立の経緯などから、現在の体制となっているものと思われます。議員ご指摘の民間人の登用につきましては、そのようなご意見がありましたことは公社のほうにも申し伝えますが、取締役等役員の選任については株式会社赤平振興公社における株主総会にて決定される事項でありますことをご理解いただきたく、お願い申し上げます。

質問 2番 安藤繁

ご回答ありがとうございます。赤平市は公社の大株主であり、誰とは申しませんが、今参与席にいる職員のうち5人は株主であり、取締役であります。会社法第362条第2項及び第363条第1項第2号では、取締役会は会社の業務執行の決定、代表取締役を含む取締役の職務執行の監督、代表取締役の選定、解雇を行うとあり、また取締役を選定することもできると規定しております。さらに、会社法第341条では役員を選任し、または解任する株主総会の決議は株主の議決権の過半数をもって行うと株主の権限を規定しております。取締役会の一般的な問題点として、本来的な必要性や適任性に変わりなく、管理職の延長上に取締役が選任され、経営トップへの部下意識や身内意識が強いため、なあなあで事が済まされ、経営上の問題点に真摯に取り組まない体質が時々見受けられるという点が挙げられております。当市は、公社に年間5,000万円ほどの指定管理料を支出しているわけですから、業務執行の内容や会計予算、決算についてもしっかりと把握し、営業成績が上がるように監督するのは当然のことと思います。また、赤平市は公社全体の株の79%を保有しており、市が決断すれば民間企業経験者の登用は十分可能であると考えます。今後の取締役会並びに株主総会で役員体制について真摯にかつ検討していただくよう公社に伝えていただきたいと思います。新市長が新たな息吹を公社に吹き込んでいただくよう期待したいと思います。次に、項目2、エルム高原の運営について、要旨1のエルム高原施設の現状と今後の取り組みについて伺います。平成30年度の事業決算書を見ますと、営業収益が1億6,377万1,083円、営業費用が1億6,606万7,459円であり、営業外収益、法人税等充当額収益の36万4,634円を加えても約34万4,328円の純損失となっております。剰余金が753万1,548円となっておりますが、このままだとあと3、4年ほどで使い切るのではとの危惧があります。施設の利用状況を見ますと、平成28年度に比べて30年度は家族旅行村は1,626人増加しており、喜ばしいことですが、ケビン村、オートキャンプ場はほぼ同数の利用になっております。保養センターでは、6,316人の利用客が減少しております。ケビン村の30年度の月別宿泊利用実績を見ますと、4月、7月、8月を除いて月10日以下の利用がA棟で8カ月、B棟で4カ月もあり、特に晩秋から冬場の10月から1月にかけて利用が少なくなっております。公社では現在各種イベントの実施など種々経営努力をされており、大変頑張っておられると思いますが、現状と、それから今後の利用客をふやすためどのような新たな取り組みを考えておられるのか伺います。

答弁 市長 畠山渉

エルム高原施設の現状と今後の取り組みについてでございますけれども、エルム高原につきましては保養センターゆったり、ケビン村、家族旅行村、オートキャンプ場の4施設を、それぞれの施設が相乗効果をもたらし、有効活用できるよう一体で管理しております。エルム高原全体の利用者数につきましては、平成28年度14万3,622人と比較いたしますと、平成29年度14万5,570人、平成30年度13万8,660人となっており、保養センターについては28年度10万7,503人、29年度10万3,549人、30年度10万1,187人と減少しております。これまでの新たな取り組みといたしましては、平成29年度から実施しておりますゆったりイベントカレンダーの作成、半額の日、サービスチケット2倍の日、薬湯の日やソフトアイス割引などを実施し、市民の皆様方にご利用いただいております。また、エルム高原祭り、らんフェスタ、火まつりやパークゴルフ大会などイベントの協賛に加え、子供の日、敬老の日、イルミネーション、雑誌広告、スタンプラリーなど既存のサービスの見直しや独自のイベントでリピーターの定着に努めているところでございます。令和元年度の10月までの実績につきましては、保養センターゆったりについては減少してございますが、ケビン村、オートキャンプ場、家族旅行村では前年を上回る利用者となっております。今後はエルム高原の豊かな自然と景観を生かしながら、保養センターについては市民の触れ合いの場として親しまれ、さらに市外からも人々が訪れる温泉を目指してまいります。キャンプ場につきましては、アウトドア用品販売店などのご協力のもとパンフレットやポスターを設置していただき、札幌や旭川など都市部のPRを図り、保養センターゆったりにおいてはゆったりカレンダーの充実やチラシを新聞折り込みし、空知管内の近隣の老人クラブや町内会、企業、団体などへのPRを図っていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

質問 2番 安藤繁

大変丁寧な答弁ありがとうございます。今後札幌や旭川など都市部や空知管内のPRを強化していくということで、皆さん頑張っていただきたいと思います。私は、東京で、短期間でございますが、各種学校に勤務していたことがあります。生徒数が年々減少しておりましたことから、北は北海道から南は九州まで多くの高校、手分けをして生徒募集に訪問に歩いたことがあります。結果、翌年から入学者がふえております。また、赤平山スキー場勤務のときも利用客が減少しており、長期間出張訪問をしていないということでしたので、大学や短期大学に菓子折りを持って、パンフを持って利用のお願いに歩いたことがあります。結果、翌年利用増になったことを記憶しております。座して待つのでなく、役員並びに職員一丸となって外に打って出て頑張ることも必要と思います。これは提案として、次に参ります。要旨2でございますけれども、エルム高原ゆったり、ケビン村虹の山荘がオープン後二十数年経過し、老朽化が進んできております。今後の大規模改修工事を含めた考えを伺います。芦別の温泉、ホテルなどは次々に施設をリニューアルし、快適で大変ゆっくりとくつろげます。先日私の住んでいる豊栄町の日帰り旅行で美唄の温泉に行ってきましたが、本当に外観も内装もとてもきれいで、爽やかな感じです。先般の新聞折り込みチラシで芦別の温泉はことしも8月から12月まで大規模改修修理をし、おふろcafeや暖炉のくつろぎ室、無料のコーヒーでコミック雑誌読み放題などハード面だけでなく、ソフト面でも充実を図るようです。完成してみれば行ってみたいと思うのは私だけでしょうか。当市は、各種施設が老朽化しており、一部は改修等していますが、全体的に旧態依然という感じがします。保養センターは築後23年が経過しており、2階の宴会場の机や椅子をせっかく新しくしたのに壁面が暗い感じがします。玄関先のモルタルもひびが入ってきており、外壁も黒ずんで、見ばえがよくありません。また、露天風呂も狭く、外のすばらしい景色が見えないとの声も聞かれます。虹の山荘も築24年を経過しており、先日見てまいりましたけれども、内装はまあまあきれいでございましたが、やはり外観は暗い感じがします。6月24日にいただいた事業報告書の中で、保養センターについて大規模改修を視野に入れた建物施設の機能診断を行ったということでありますが、結果はどうなっているでしょうか。そろそろ大改修をしてはいかがでしょうか。伺います。

答弁 市長 畠山渉

エルム高原施設につきましては、議員が言われますとおり、平成7年9月のオープンから24年を経過しておりまして、施設も老朽化が進んでおりますことから、平成30年6月から平成31年2月にかけまして施設機能診断を行っております。具体的には建築、構造、機械設備、電気設備について調査を行い、劣化状況に応じた改修の必要性を診断しております。診断の結果、建築仕上げにつきましては表面劣化が多数見られるものの、現状で機能障害や危険を伴う状況は生じていないが、幾つかの項目は早期の検討、修繕が必要とのことであります。外部につきましては、外壁はクラックが多数あり、丸太部全般の劣化も激しく、木部の取りかえや塗装が必要で、健全度、危険度の評価では軒天や外壁など早期に修繕を要するものが10カ所、重大な機能障害には至らないが、部分的な修繕を要するものが7カ所でございます。内部では、浴室の床、壁ともに目地からの浸水跡があり、脱衣所の結露に起因する汚れや破損、レストルームの仕上げ材の汚れ、劣化が多数あり、厨房の床の破損に天井仕上げのひび割れなど部分的な修繕が33カ所、早期の修繕が4カ所となっております。また、機械設備においても機器使用開始後24年とほとんどで耐用年数を超えており、部分的な補修を行いながら継続使用している状況でございます。今現在支障はありませんが、突発的な故障によります機能停止、修理部品の調達不能など大きな影響を招くことも考えられることから、修繕、更新していくよう検討中でございます。電気設備についても浴室の照明灯は湿気、塩素の影響で劣化が見られるなど改善が必要と診断されております。全ての箇所を一度にリニューアルとなると、単年度で億単位の費用を要するため、当市の財政状況や市全体として事業の優先順位を検討しながら進めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

質問 2番 安藤繁

やはり古びた施設には人は余り行きたがらないのではないかと思います。今のままでは集客も難しいのではないかと考えます。快適でのんびりとくつろげ、また行ってみたいと思わせるソフト面を含めて思い切った施設のリニューアルを実施する時期に来ているのではないかと考えますが、単年度で一度に大改修をするとなると億単位になるということであり、無理なく3年から5年計画程度の改修を考えてもよいのではないかと思います。振興公社の業務につきましては私も経験しておりますが、非常に大変な業務であり、役員の皆さん、職員の皆さんも大変よく頑張っておられると感じております。振興公社が今後ともその名称どおりに地域の振興に役立つことを心より祈念し、私の全質問を終了いたします。ご答弁ありがとうございました。

出典:赤平市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる