赤平市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月12日
ズリ山展望広場について
2013年12月12日、赤平市議会の一般質問で、太田常美議員が「ズリ山展望広場について」質問し、企画財政課長 伊藤寿雄が答弁しました。
- 質問者
- 太田常美 議員
- 答弁者
- 企画財政課長 伊藤寿雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 2番 太田常美
通告に基づきまして、質問させていただきますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。それでは、大綱1、ズリ山展望広場について、①、炭鉱遺産活用とSLの移設展示について。古くて新しい駅裏の炭鉱遺産から問題であります。数年も前からこの議場においていろいろな論議がされておりますが、なかなか行政からの結論が出ません。赤平市総合計画後期実施計画の中にもその概要すら出てきておりませんが、今後の駅裏の広場の整備について、特にズリ山階段下の整備についてはどのように考えているのでしょうか。過去において赤平出身の著名人にその駅裏整備構想といいますか、利用方法についての助言をお願いしたとのことも伺っておりますが、その後どうなっているのかも含めてお伺いいたします。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
ご質問に関しましては、ズリ山展望広場とその周辺を含む炭鉱跡地全体の内容かと思いますが、ご承知のとおり平成24年1月に駅裏炭鉱跡地活用検討市民協議会より市長へ提言書が提出をされ、その後約1年をかけて庁内ワーキング会議を重ね、赤平市駅裏炭鉱跡地整備として計画を位置づけ、今後利用拡大を図っていく上で早急に整備すべき設備として本年度にトイレや駐車場、通路、照明灯などを整備したところであります。近年では、小学生が授業の中で立坑見学やズリ山階段を上られるなど子供たちに対する歴史継承への取り組みも進められ、また駅裏炭鉱跡地活用検討市民協議会によるイベントや赤平コミュニティガイドクラブTANtanによる立坑のライトアップを初めとするTANtanまつり、こういったものなどが開催されるなど、市民団体による事業展開も行われております。このたびのズリ山展望広場における基盤整備を機にいたしまして、さらに利用拡大が図られるよう各種団体等とも十分お話し合いをし、働きかけを進めてまいりたいというふうに考えております。また、平成26年度において具体的手法や花の種類等は現在検討中でございますが、一部の区域に植花を行い、景観づくりなども進め、市民に親しまれる場となるよう努力をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 太田常美
駅裏には、777段、ズリ山階段や選炭場等を初め住友赤平炭砿の立坑やぐらなど炭鉱遺産と言える風景があります。近くには、自走枠工場もあります。現在マニアと言われる人たちを中心にバスツアーが組まれ、札幌圏を中心とした全道各地、時には道外からの観光客も立ち寄り、結構な人数が数えられており、元炭鉱マンや有志の方たちがボランティア活動として炭鉱遺産の説明等に当たっているわけです。私は、これらをベースとして赤平山に設置されているSLを移設展示し、コミュニティ広場の掘削機械やトロッコを集約して、また花や木を植樹し、(仮称)炭鉱遺産公園として整備するべきではないかと考えております。ことし駅裏の展望広場には待望のトイレが完成いたしました。この完成に際しまして、関係者の方々にはこの場をかりてお礼を申し上げます。今後トイレの設置に伴い、多くの人が車や足をとめ、集まってくることが期待されます。現在炭鉱全盛時代に活躍したSLは、20年近く赤平山に眠っているわけで、移動し、設置するとしたら多額な金額を必要とするかもしれませんが、SLを所有する自治体は数少なくなってきているわけです。貴重な存在であります。ちなみに、SLはJR北海道の所有と聞いております。市民の声としてもズリ山階段下への移設は早くから叫ばれており、過去にも同僚議員による要請もあったかに聞いております。将来的には、当市も観光に力点を置いた政策も考えていかねばならず、エルム高原、(仮称)炭鉱遺産公園としてのズリ山展望広場、住吉地区の北海幹線用水路頭首工を結んだ三角点とするルートは当市の観光案内の中に有力になってくることではないでしょうか。幾多の炭鉱遺産に恵まれているズリ山展望広場へのSL移設展示構想について行政としての考え方があればお伺いいたします。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
SLと炭鉱機械を移設できないかとのご質問でございますが、SLに関しましては歴史を振り返りますと貨物輸送が全国一といった時代もあり、炭鉱と鉄道の歴史は非常に深いかかわりがあると認識をしております。しかし、これまでも移設費用が多額であるため、財政的に厳しいとお話をさせていただいておりましたが、他地域の事例を調べましても移設費用だけでも2,000万円を超え、またSL自体にアスベストが吹きつけられているため、この除去対策費用も加算され、さらに管理上、仮に上屋を整備するとした場合はこの経費も加算されるなど、財源も含め、さまざまな課題がございますので、今後具体的な検討を行ってまいりたいと思います。また、炭鉱機械についてでございますが、コミュニティ広場には機械のロードヘッダーと石炭搬送車のトロッコが設置されており、設置場所自体も旧赤間炭鉱のゆかりの地ではございますが、現在はスポーツやイベントエリアとなっていることを考えますと、駅裏の炭鉱跡地はズリ山や選炭場もあり、炭鉱並びに自走枠工場と近いことなどから、今後移設に関しましては駅裏炭鉱跡地活用検討市民協議会を初め赤平コミュニティガイドクラブTANtanなど関係機関の意見も十分伺いながら協議を進めてまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
質問 2番 太田常美
SL展示については、移設費も数千万かかると。それから、アスベストの処理にもかかるということで、これは短期的に2年、3年では無理だなと思います。理解いたしました。それについて中長期的に考えて、今後移設展示についても前向きな方向でもって考えていただきたいなと思います。それと、できる部分としては掘削機械とか、そういうものについてはできればそれもできることから手をつけていただきたいと思います。以上でこの件についての質問は終わります。ありがとうございます。