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赤平市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月10日

公営住宅政策の今後の考え方について

2013年9月10日、赤平市議会の一般質問で、太田常美議員が「公営住宅政策の今後の考え方について」質問し、建設課長 熊谷敦が答弁しました。

質問者
太田常美 議員
答弁者
建設課長 熊谷敦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 太田常美

通告書に基づきまして質問させていただきますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。大綱1、公営住宅政策の今後の考え方について、①、住環境整備と建てかえ計画について。公営住宅の集約や環境整備につきましては、一昨年も一般質問させていただいたところでありますが、第5次総合計画後期への検討段階で当初計画の見直しもあり、再度質問をさせていただきます。人口減少に伴い、平岸地域から始まり、茂尻、住友、赤間、文京、豊丘地域に至るまで空き家が多く見られるようになりました。1棟当たり1戸か2戸の入居者のところも珍しくありません。住宅そのものが傷んでいることも多いわけです。早い時点での集約、そして除却措置なども必要です。特に老朽化の激しい赤間地区等の住環境整備も考えなければと思います。財政面には限りがあるのでしょうが、できるだけ早くの住環境の整備が必要です。また、老朽化に伴い、住宅の建てかえも必要になりますが、現在住友福栄団地と茂尻新春日町において隔年での建てかえ工事が計画的に行われております。第5次総合計画の当初から比べると、予想以上の人口減となっていると思いますので、他地域での建てかえ計画も含め、今後の見通しについて改めてお伺いいたします。

答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)

住環境整備と建てかえ計画についてお答えをさせていただきます。公営住宅の整備につきましては、住宅マスタープランや公営住宅等長寿命化計画を基本に、団地の集約、戸数の縮減等を図りながら、住環境整備に努めているところであります。これまでの建替事業等による集約状況につきましては、平成元年に管理戸数3,330戸であったものが平成24年度末では2,623戸と707戸、21.2%の戸数の縮減を図ってまいりました。しかし、入居者の減少から現在の市営住宅の入居率は67.3%と857戸の空き住戸があり、中には議員ご指摘の1棟当たりの入居が一、二戸の住棟も存在している状況にあります。そのような現状にありますことから、入居停止団地の既存入居者を他団地への移転誘導により住棟を整理し、居住環境の改善や住宅管理費の縮減を図ることを目的にした公営住宅等集約移転事業なども住環境プロジェクトの提案事業としており、赤平市総合計画後期実施計画において検討をしているところであります。また、現在進めております建替事業は、福栄地区及び新春日地区で、現計画においては新春日地区のめどがつきましたら吉野団地等の集約建てかえを行う計画となっておりますが、来年度策定する住生活基本計画の中で人口推計などから公営改良住宅のストック数を再検討し、既存住宅の住戸改善事業に重点を置き、移転促進に努めるなどの手法により今後の建替事業のあり方も検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。

質問 2番 太田常美

今ご答弁にありましたように、十分に今後も茂尻新春日、それと福栄地区における住宅建てかえ政策の中でもって考えられることもできるというものもありましたので、これもご検討願いたいと思います。それでは、②、福栄地区におけるシルバーハウジングの考え方についてお伺いいたします。当市における65歳以上の高齢化率は、7月末で40.5%になり、団塊世代も含めこれからますます高齢化が進むと思われます。議会報告会や懇談においても各地域から必ず出てくるのは除排雪問題であり、比較的除雪作業の少ないアパートの住民からも出るようになりました。そして、最後にシルバーハウジングを建ててほしいという話が出てきます。現在当市におけるシルバーハウジングは、平岸新光町、住友日の出町、若木町青葉、豊里幸団地など各地区に合計4カ所のシルバーハウジングがあり、総居住戸数は132戸でありますが、将来的には団塊世代が高齢化を迎えたときに高齢者向け住宅であるシルバーハウジングが不足すると思われます。今後の高齢者向け公営住宅の建設計画についての考え方と現在住友の福栄団地では高齢化により死亡したり、子供のところへ引っ越したりの転居者がふえ、配偶者が亡くなり、3DKから2LDKに引っ越したいとの希望も複数出ているようで、入居基準の見直しも検討しなければならない時期に来ているのではないでしょうか。住友地区は、移転が閉山時の条件となって、若い人はいなく、将来的には全員が高齢者になる可能性があり、孤独死への不安が地域住民から多く寄せられております。建物内部は、全てバリアフリーにつくられており、エレベーターで移動すればどこも同じ条件です。ですから、管理人室を1室設け、生活反応を感知する緊急システムを導入することにより1棟丸ごとシルバーハウジングに切りかわりますので、住友地区に新しいシルバーハウジングの建設は必要ないと思われます。このように福栄団地のアパートをシルバーハウジングへ転用をする考え方についてはいかがでしょうか。お伺いいたします。

答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)

福栄地区におけるシルバーハウジングの考え方についてお答えをさせていただきます。本市のシルバーハウジングは、昭和62年度に策定された赤平市高齢者福祉地域計画に基づき、公営住宅に住む高齢者が増加する中、高齢単身者及び高齢夫婦の自立した生活が長く続けられるよう、福祉政策との連携のもと昭和63年度に策定したシルバーハウジングプロジェクト計画により実施をいたしたもので、現在市内には日の出、青葉、幸、新光の4団地、132戸のシルバーハウジングが整備されております。高齢化等により地域の方々からのシルバーハウジングの建設要望が多い現状は理解いたしますが、道内のシルバーハウジングの約13%が本市に整備されているなど、整備水準は大変高い現状にありますし、シルバーハウジングの維持管理費用は現在1団地年間300万円ほど要する状況にもあります。また、シルバーハウジング建設により建てかえ移転対象者の入居がさらにおくれる可能性もあるなど、検討しなければならない課題も多くあります。次に、市営住宅入居者の住みかえにつきましては、平成22年に策定した赤平市市営住宅住みかえ実施要綱に基づき、入居後の世帯人員の増減による間取りの変更や疾病あるいは高齢などによる身体の障害に伴う1階住戸等への住みかえ、さらには子供の成長に合わせた子育てに適した住戸の移転などを対象として実施しております。今後は、さらにこれらの基準が入居者の生活実態に即しているのか随時見直しも行いながら、市営住宅入居者の生活の安定と居住水準の向上を図ってまいりたいと考えております。現在の福栄団地住棟を活用したシルバーハウジングの転用につきましては、福栄団地は住宅地区改良法に基づき建替事業として整備しているものであり、法的にどのような制限があるのか、また可能な場合でも既存住戸の間取りの適正、入居対象者の範囲、既存入居者の誘導、同団地内の他住棟との整合、さらに緊急通報システム等の設備費用など多くの課題がありますので、慎重に検討しなければならないものと考えております。高齢者対応として、福祉部局においては本年度より従来の固定型の緊急通報システムにかえ、屋外でも活用できるモバイル型の緊急通報システムを新たに導入し、専門のオペレーターが24時間の体制で緊急時に対応していることから、高齢者の安心、安全に結びつけていくためにもそれらの活用をさらに進めているところでもあります。いずれにしましても、高齢化が急速に進む中で高齢単身者や夫婦のみの世帯が増加していることから、高齢者の居住の安定の確保は大変重要な課題であります。住生活基本計画策定時には総体的な公的住宅のあり方を検討する中で、シルバーハウジングに係る維持管理費用や建てかえ移転対象者に与える影響なども考慮し、シルバーハウジングの整備の必要性についても検討してまいりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。

質問 2番 太田常美

今ご答弁にありましたように、シルバーハウジングについては一応法的規制もあると、借りるときの、そういうものがあるということで理解しました。ただ、これも5年、10年とたっていくうちにどうなるのかという思いもありますので、その辺のところも見合わせて、これからの検討課題になると思いますので、検討していただきたいと思います。

出典:赤平市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月10日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる