赤平市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月13日
公共工事労務単価について
2013年6月13日、赤平市議会の一般質問で、五十嵐美知議員が「公共工事労務単価について」質問し、建設課長 熊谷敦が答弁しました。
- 質問者
- 五十嵐美知 議員
- 答弁者
- 建設課長 熊谷敦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 6番 五十嵐美知
次、大綱の3、公共工事労務単価について伺います。①の当市の建設産業の現状認識について伺います。国において平成25年度の公共工事労務単価は、技能労働者の減少等に伴う労働需要の逼迫傾向を適切に反映させるとともに、社会保険等への加入の徹底を図る観点から、必要な法定福利費相当額を適切に反映させて設定することがその背景にあるものと思います。内容を見ますと、結果として単価が前年度と比べ全国平均で15.1%で、道におきましては17.5%の上昇となっており、こうしたことにつきましては極めて意義のあることと思っておりますが、そこでこのような労務単価の設定となった当市の建設産業の現状等についてどのような認識をお持ちなのか伺いたいと思います。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
当市の建設産業の現状と認識についてお答えさせていただきます。公共事業につきましては、2000年ごろから顕著になった公共事業の削減を受け、業界全体で縮小傾向が続いていた現実があり、道内の2011年度の公共事業費はピークであった1990年度の半分以下、就業者数も1990年代ピーク時の約6割まで減少している状況にあります。そのようなことから、競争入札における過度な競争による低落札の件数が多くなり、契約内容に適合した履行確保の観点から、また建設産業を取り巻く環境が極めて厳しい状況を鑑み、建設業が地域の雇用を確保し、持続的に発展することができるよう適正価格での契約を推進する観点から、国においては低入札調査基準価格の引き上げ等の対策を講じてまいりました。さらに、今年度は建設業就業者の雇用の確保や入札不調の増加への対策として、労務単価の引き上げも実施されたところであります。本市においても平成12年度には16億円程度であった普通建設事業費が、財政上の問題もありましたが、平成20年度は6億円程度と、また建設業従事者も国勢調査においては全就業者に対する割合として平成12年度には13.9%であったものが平成22年度では9.3%と減少しているなど厳しい環境となっており、数年前には低落札による受注も発生しておりましたことから、国と同様に低入札調査基準価格の引き上げや現場代理人常駐義務緩和など適正受注への対策や受注機会の拡大を図ってまいりました。建設産業は、社会資本整備や豊かな自然の保全、安全な生活を支えるなど重要な役割を担っており、地域の雇用と経済を支える基幹産業ともなっておりますことから、本市においても重要な産業であると認識をいたしております。以上でございます。
質問 6番 五十嵐美知
本当に公共事業の縮小については、機材も人も減少するということでまちの衰退にも影響し、お答えにもありましたように地域の雇用と経済を支える基幹産業として重要との認識を示していただきましたので、今後におきましてもまちの発展に行政として後押しをよろしくお願いしたいと思います。次、②の道の特例措置と建設業団体への要請について伺います。まず初めに、道の特例措置について、今回の労務単価の大幅な上昇を踏まえ、道は国の取り扱いに準じることとし、維持管理業務等の委託業務を含め特例措置の対象としておりますが、この点の当市の取り組みについて伺いますし、さらに内容や手続等について速やかに周知徹底を図る必要があると思いますが、対応につきまして伺いたいと思います。また、技能労務者の適切な賃金水準を確保するためには、工事を受注されている元請や下請などを含めた建設業界全体の適切な取り組みが重要ではないかと思います。したがいまして、今回の見直しの一層の実効性を確保するためにも関係団体への要請等についてのお考えを伺います。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
道の特例措置と建設業団体への要請についてでございますが、国土交通省は建設投資の減少に伴いダンピング受注の激化と下請へのしわ寄せによる技能労働者の賃金低下を防ぐため、技能労働者の減少等に伴う労働市場の実勢価格を適切に反映させる平成25年度公共工事設計労務単価を定めたところであります。道内の公共工事設計労務単価につきましては、主要12職種の平均上昇率が約16.4%、全職種単純平均が約17.5%と大幅な引き上げとなっており、全国全職種平均の15.1%を上回った上昇率となっております。また、国土交通省では、今回の大幅な引き上げにあわせて建設業団体、公共発注者及び民間発注者に技能労働者への適正な水準の賃金支払いについて要請する通知文書を出すなど、周知徹底を図っているところであります。今回の労務単価引き上げに伴う国や道の特例措置として、平成25年3月中に入札を行い、契約が4月1日以降になる工事につきましては発注者が平成25年度公共工事設計労務単価で予定価格を再び積算し、その金額に当初計画をした際の落札率を掛けて算出をするものでありますが、本市においては該当するような工事はありませんでした。また、関係団体への要請等につきましては、国土交通省による建設業団体等への周知等に基づき、地元建設業協会へ適正価格での工事受注や技能労働者の適正な賃金等について要請してまいりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 6番 五十嵐美知
ただいまのお答えにありました、まず初めに主要12職種を具体的にお示しいただきたいと思いますし、さらに道が行った特例措置は当市では該当するような工事はなかったということにつきましては理解いたしました。工事発注の際に労務単価の上昇が反映されているわけでありますので、工事を請け負う業者に技能労働者への賃金等が適切に実施されるようきめ細かく対応されることを期待いたしますので、よろしくお願いいたします。まず、主要12職種、お願いします。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
公共工事設計労務単価の主要12職種でございますが、設計労務単価として国土交通省より定められております全50種の職種のうち主な職種として位置づけられているもので、特殊作業員、普通作業員、軽作業員、とび工、鉄筋工、特殊運転手、一般運転手、型枠工、大工、左官、交通誘導員の有資格者とそれ以外の12職種となっております。以上です。
質問 6番 五十嵐美知
ありがとうございます。