赤平市議会 平成21年第4回定例会 2009年12月16日
(1)消防行政について/(2)火葬場について/(3)赤平市中小企業振興資金支払い期間延長について
2009年12月16日、赤平市議会の一般質問で、太田常美議員が「消防行政について」「火葬場について」「赤平市中小企業振興資金支払い期間延長について」について質問し、消防長 中村高庸、市民生活課長 栗山滋之、産業課長 菊島美時が答弁しました。
- 質問者
- 太田常美 議員
- 答弁者
- 消防長 中村高庸、市民生活課長 栗山滋之、産業課長 菊島美時
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 7番 太田常美
通告に基づきまして質問させていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。大綱1、消防行政について、①、消防本部の建物についてお伺いいたします。現在の消防本部は、泉町の旧国道38号線沿いのインテリアヨネタさんに隣接して建てられておりました元消防番屋で、老朽化が激しく、昭和36年11月に現在の大町1丁目5の25に丸金佐々木建設株式会社の施工で新築されました。構造は、鉄骨とコンクリートづくり2階建てで、延べ面積は927.63平方メートルで約281坪であります。しかし、その消防本部も建設後47年も経過しており、老朽化どころか建築物としての寿命が尽きようとしている状態であり、消防行政にも支障を来すと思います。この数年にデジタル化されたとしたら、屋根の上に重たいアンテナを設置できるかどうかも疑問が残ります。一昨年11月14日の北海道新聞に道が素案している消防本部21に集約ということが掲載されておりました。当然赤平市も道消防広域化推進計画のもとでやがて統合することになるのでしょうが、この記事の中で管轄区域を広げて本部機能を統合することで運営を効率化し、職員の現場への配置をふやして救急業務の専門化などを進めるほか、財政規模の拡大を図ることで高度な機材の導入を可能にすることがねらいだとあります。国が都道府県に対して消防本部の広域化をつくるよう求めたことを受けた措置で、道は集約化の枠組みを医療福祉行政で定めている第2次保健医療福祉圏を基本に定めたものであります。赤平市を初め管轄人口が10万人未満の本部が全体の9割を含め、今後高齢化が進めばますます救急出動回数もふえ、さらに人口減に拍車がかかり、赤平市総合計画より早く人口減が訪れるのではないかと最も心配になるところであり、そのことで消防職員が減らされることのないように必要最低限の職員確保が大事だと思います。さて、消防本部の建物でありますが、以上のように国から広域化を求められ、それを受けた道はいつの時期に広域化するのかまだ発表しておりません。本州と違い、国が広域化を求めてきても北海道は面積が広く、簡単に広域化にしてすぐそれが機能するとは思いません。素人の私でもわかります。問題は、47年以上もたっている消防本部の建物です。現在の半分規模に縮小して、赤平市庁舎に隣接して建設することなどは考えられないでしょうか。近隣市町村でも市庁舎や役場などと一緒に建設しているところよく見かけます。将来広域化になってもならなくても消防本部、署は絶対に必要であると思います。現在の消防本部が建設されてから47年以上も使用され、既に限界に来ていると思います。今後デジタル化されていく中で、さまざまな機材や設備等が設置され、それらを活用していかなければならない時期が来ると思いますが、現在の消防本部の建物がこれだけ老朽化していることを考えれば、10年も20年も待っていられる状態ではありません。北海道の支庁再編や市町村合併などを考えたら、とてもこの5年、10年くらいのうちに実現するとは思えません。あっいう間に60年を超える建物になってしまいます。30年以上前と現在では、同じ規模の建物でも新しい建築方法で耐用年数や耐久年数が全く違い、耐震構造も違います。近い将来市民の安全と生命を守る消防業務に支障を来す前に何とかしていただきたいと考えるものでありますが、答弁のほどよろしくお願いいたします。②、消防団各分団詰所についてお伺いいたします。赤平市には、平岸から文京町まで合わせて3つの消防施設があります。第1に、平成16年4月に平岸新光町1丁目30の4に移転新築された平岸分団詰所であります。2カ所目は茂尻分団詰所であり、3カ所目の場所は文京町分団詰所で、西文京町4丁目2の8にありまして、文京分団詰所は木造モルタル一部2階建てで建築してから38年も経過しており、壁板やモルタルなどがはがれ、断熱対策などはほとんどされておりません。先月11月24日の北海道新聞に消防団員足りないと大きな見出しで掲載されておりました。具体的な内容としては、今北海道では地域の防災活動を担う消防団員が慢性的な消防団員不足に悩まされている。そして、定員割れしている。定員割れしている消防団は全体の9割を超え、団員数も道内全体で約2,600人足りない計算で、担い手となる若い入団者の減少が要因で、有効な打開策はなく、高齢化も進む一方であり、関係者はこのままだと大規模災害時の対応に影響が出かねないと危惧しているとの内容であり、北海道新聞の調査では定員割れの原因は少子高齢化と若者の消防団離れだ、若者に声をかけても仕事や趣味を理由によい返事がもらえないと団員確保の難しさを指摘。消防協会によると、サラリーマンに比べ時間的な融通がきく農業者や自営業者の後継者不足も要因だが、そのほか親が危険な災害現場に自分の子供を行かせたくないと反対する例もあるといいます。団員不足に歯どめをかけようと消防庁は、2005年災害時の救助や負傷者の応急処置など特定の活動に限って消防団活動に参加する機能別消防団員制度を創設、ただそれでも消防団員は集まらず、道内での導入は十勝管内士幌町と渡島管内七飯町の2消防団にとどまっております。北海道消防協会では、今後集中豪雨が頻発するなど大規模災害の危険性が高まっており、消防団員の確保は急務だと強調しており、北海道教育大学の佐々木貴子准教授も子供のころから地域で支え合うことの大切さを地道に教えていくことが重要と話しております。赤平市もまさしく消防団員が不足で、その確保に懸命で、市内各企業や関係各所、団体を回っていることと思いますが、今市役所や消防本部、消防団では団員確保のためできる最大限のことは何か、そして今現在いる団員の皆さんに対してもその苦労が報われるようなことも考え、さらに分団詰所の住環境も考えてあげなければ消防団員の確保も難しいものがあるのではと思います。先ほども申し上げましたが、平岸から文京分団詰所まで自分の目で確認してまいりました。今後消防団員の確保、増員を図るためにも文京分団詰所の環境整備が早急に必要だと思いますが、開口部を断熱窓に取りかえたり、床、壁、天井等断熱工事をして中途半端に増改築の経費をかけるよりは、時期を見て新築工事が必要ではないかと思いますが、考えをお聞かせください。大綱2、火葬場について。火葬場についてお伺いいたします。昭和20年代に青葉団地付近に新設されました火葬場は、赤平墓地と併設して利用されてきましたが、木造建築のため老朽化が激しく、昭和48年に赤平葬斎場として西豊里315番地に鉄筋コンクリートづくりで新築され、30年間にわたり使用されてきたために1年か2年置きに炉の耐火れんがの修復や取りかえに数千万の経費がかかり、炉が4基ですとかかる維持管理費も4倍で、赤平市の場合その他水回りやさまざまな事情もあり、平成16年に赤平葬斎場を閉鎖されました。その後今現在滝川市にお世話になり、現在に至っているわけでありますが、あくまでも受け入れ先の都合により葬儀及び出棺時間が決められ、遺族、親族がさまざまなことで窮屈な思いを強いられているとの多くの市民の声であります。しかし、滝川市もまた新十津川町や雨竜町などの受け入れをしており、調べたところ滝川市、新十津川町、雨竜町合わせて年間500人以上の受け入れをしているとのことであり、そこに赤平市の分が年間200人以上加わり、合計すると700人以上滝川市の火葬場が1市で受け入れ、その責務を全うしてくれているということであります。しかし、滝川市の火葬場も昭和51年に建設され、30年を超えており、隣の芦別市も平成元年に建設され、約21年たっており、大分老朽化してきております。一番新しい砂川市の火葬場も平成7年に建設されておりますが、13年以上使用されております。しかし、歌志内市や上砂川町、赤平市にも現在火葬場はありません。私も立場上葬式や通夜の式に数多く出席させていただいておりますが、市民の声の中にごみ焼却を歌志内市中心に広域圏で進めているエコバレー歌志内のように、将来火葬場についても5年か10年のうちに広域圏で考えることはできないかという意見も出ておりますが、この問題に対しても広域圏で幅広く考えることができるかどうかお聞かせください。大綱3、赤平市中小企業振興資金支払い期間延長についてお伺いいたします。赤平市の中小企業振興資金は、運転資金100万円以内、設備資金200万円以内で、返済期間は運転資金で2年以内、設備資金で3年以内とありがたい制度でありますが、昨年来アメリカ発の金融破綻により世界じゅうの金融や経済が悪化しており、日本においても円高ドル安で、物価は安いけれども、商売としては成り立たないというようなデフレスパイラル現象を起こしており、100年に1度という厳しい経済の流れの真っただ中におります。その中で、銀行の厳しい審査の中借り入れをすることができない、また日本政策公庫の返済が半分に満たなく借りかえもできない、さらに政府の緊急経済対策も年末年始には間に合わない、春以降になるのではないかと連日のテレビや新聞のニュースで報じられております。そのような状況の中、たとえ50万でも100万でも借りることができたらと思い悩んで商売をしている経営者が多数おります。最後の頼みの綱は、赤平市の中小企業振興資金であります。市内の建設業者や商店街など自分で商売をしている人や会社にとっては、従業員のために何かよい資金繰りがあるかどうか思いあぐねております。運転資金2年以内、設備資金3年以内と返済期間が短く、月の返済金額が多くて苦しい、そして厳しいとのことであり、何とか自分の会社や従業員を守るために返済期間を5年間にしてもらうわけにはいかないだろうか、今現在借り入れをしている月々の支払いにそれを加算したらかなりきつい、そして苦しい、会社や店を倒産や閉店にしたくない、そのためにも返済期間を両方とも5年返済に期間延長していただけないかとのことであります。例えば100万円借りて2年間で支払うと24回で、月の返済が利息を合わせて約4万2,000円を超えてしまいます。しかし、5年間の支払いで、すなわち60回返済ですと利息つけても月に1万7,000円くらいの返済で済みます。今政府の緊急経済対策援助資金を当てにして待っていると、日本全国の中小零細企業ばかりでなく、赤平市の中小零細企業や商店のためにどうか早急に赤平市の中小企業振興資金の返済期間延長のことを何とか考えていただけないものでしょうか。ご答弁をよろしくお願いいたします。以上、1回目の質問を終わります。
答弁 消防長 中村高庸(消防長は2012年12月まで)
大綱1、消防行政について、①、消防本部の建物についてお答えさせていただきます。初めに、消防本部庁舎につきましては、昭和36年6月に落成し、その後2年の増改築を経て現在に至っておりますが、建築後48年が経過していることもあり、定例会、常任委員会などで幾度となくご質問をいただいているところであります。本庁舎の老朽化は著しく、建てかえの時期を迎えていることは十分認識しておりますが、一方では議員ご承知のとおり目前には消防の広域化について難問が山積しており、道が示している広域化の対象となる中空知管内の消防広域化の進展状況によって本市消防本部の形態がどのように変化するのか不透明な状況の中で建築は時期尚早と考えております。今後広域化の動向を十分見きわめた中で庁舎問題を検討してまいります。次に、消防庁舎の建設位置を市庁舎隣接してとのご質問につきましては、消防は火災、救急、災害などが発生したときには昼夜を問わずサイレンを鳴らし、消防車両が出動しますし、訓練、作業などの際には騒音も発生することから、新たな建設位置に住宅などが隣接している場合には住民のご理解も必要となります。また、訓練を行うための敷地の確保、広域化による出動態勢の見直しなども考慮した上で建設位置の選定を進めなければならないことからも慎重に検討してまいりたいと考えております。次に、消防救急無線がデジタル化された場合に老朽化した消防庁舎屋上にアンテナを設置できるかにつきましてご心配をいただいておりますが、無線のデジタル化を進める際にはまず市内全域を対象に電波伝搬調査を実施し、デジタル波の受信効率が最もよい位置にアンテナを設置することになりますが、消防庁舎の建設が行われない中で現庁舎付近がアンテナの設置に適した位置となった場合であっても、庁舎屋上に設置することなく鉄塔によるアンテナ設置も可能でありますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。次に、②、消防団各分団詰所についてお答えをさせていただきます。文京分団詰所につきましては、昭和43年6月に落成し、豊里分遣所として運用が開始されたところであり、地域住民を火災など災害から守るため消防団の活動拠点となる分団詰所の役割は大変重要であると考えているところであります。建築後41年が経過した庁舎は、老朽化が著しいところであり、施設の改修や建てかえは従来からの懸案事項でもあります。このことから今後本市の財政状況を勘案しながら、平成24年度の新築を目指し、検討、計画を推し進め、さらなる消防団活動の充実を図り、消防団体制の整備強化に努めてまいりたいと考えているところでございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。
答弁 市民生活課長 栗山滋之(市民生活課長は2010年12月まで)
大綱2、火葬場についてお答えいたします。現在動物の焼却施設として使用しています旧赤平市葬斎場は、昭和48年度から火葬業務を行ってきた施設でありました。その後、火葬業務の稼働率の低下や老朽化による経費の増大などを考慮し、平成16年度より中空知衛生施設組合に加入をし、現在は滝川市にあります滝の川斉苑でその業務をとり行っているところです。ご指摘にもありましたとおり、赤平市が加入をしたことによりまして年間200件以上の火葬業務がふえましたことから、多少なりとも業務が混雑する場合もございます。平成20年度の実績を報告いたしますと、友引の日などを除いた年間稼働日が302日間であり、総火葬件数は881件ございました。また、施設内には4つの炉が備えられていますが、1日に5件以上の火葬業務がありますと希望時間に沿えないケースも現実的にありまして、火葬が5件以上重なった日が年間49日間ございました。さらに、この施設は昭和51年度に建設されていますので、30年以上が経過し、建物も老朽化しつつあるのが現状であります。火葬場の今後の展望についてですが、将来的に改築等の必要性があることは認識しておりますし、同組合の構想では改築等の時期が来た際には市町村の枠組みなども十分考慮し、適切な施設の建設、運営をしていきたいとの考えでありますが、赤平市も同様に考えております。以上が火葬場に関する経過や現状及び将来展望等についての考え方でございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
答弁 産業課長 菊島美時
大綱3、赤平市中小企業振興資金支払い期間延長についてお答えいたします。議員が言われますように、昨年の金融破綻により全国的な景気低迷と円高ドル安による低価格競争が激化し、デフレ現象が続いております。企業の利益幅が圧縮されておりますことから、賃金の抑制を余儀なくされ、消費低迷に拍車がかかっており、全体に景気回復に至っておりません。こうした現状から、当市におきましても例外ではなく、中小企業を初め市内事業者の厳しさは一層増しており、緊急保証制度の貸し付けも年末になるつれ認定件数もふえている状況にあり、資金繰りの厳しさが浮き彫りになっていると認識しております。さて、赤平市中小企業振興資金につきましては、昭和50年7月に条例を制定し、これまで多くの中小企業者並びに特に商店街など小規模事業者におきまして活用いただいている少額で短期の貸付制度であります。しかしながら、現在の景気低迷や緊急保証制度の貸し付けなどにより、平成17年度を最後に利用がない実態であります。当市におきましてもこの活用がない現状とあわせて、また市が代位弁済することとなっておりますことから、本制度の見直しや是非も含め検討してきたところでありますが、いましばらく推移を見守るとしたところであります。このような現状を踏まえた中、返済期間の延長についてでありますが、厳しい経営状況の中、利便性の向上を図るという点や資金繰りの大変厳しい実態も理解いたしますことから、運転資金5年以内で500万円以内の融資ができる赤平市中小企業融資制度も含め、特に小規模事業者の方々のニーズの把握などもあわせて中小企業相談所など関連機関と連携を図りながら、当市の金融施策全般にわたり検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。以上です。
質問 7番 太田常美
大綱1、2については、中長期的な問題もありますので、これは前向きに、かつ迅速に対応していただきたいと思います。大綱3でありますが、このことにつきましては来年度の経済効果とか、またいろんな事業絡みでもって見えない部分がありますので、できれば今から来年の年末に向けて50万でも100万でも、最後のとりでとして、条例を改正するなどして、2年を5年払いにということで前向きに検討していただきたいという要望です。以上で一般質問を終わります。