赤平市議会 平成21年第3回定例会 2009年9月17日
政権交代後の当市における影響とその対応について
2009年9月17日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「政権交代後の当市における影響とその対応について」質問し、市長 高尾弘明、産業課長 菊島美時、教育課長 相原弘幸が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 市長 高尾弘明、産業課長 菊島美時、教育課長 相原弘幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 8番 植村真美
おはようございます。議席番号8番、植村真美、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。大綱1、政権交代後の当市における影響とその対応についてですが、この質問につきましては昨日同僚議員からも同様の内容もございましたので、重複するところは簡潔なご答弁のほどよろしくお願いいたします。それでは、質問に入ります。先日行われました衆議院選挙において、野党であった民主党の議席数が圧倒的に上回り、政権交代がされ、昨日新たな首相の誕生となりました。歴史的な選挙後、民主党のマニフェストに掲げる政策が徐々に始まろうとしており、最近新聞報道などではにぎわいを見せております。税金利用の見直しも積極的に着手されようとしている中で、今年度の補正予算が中止になるという報道も一部拝見させていただいております。先日の新聞情報によりますと、地域活性化・経済危機対策臨時交付金の8月時点での北海道の補正額は合わせて900億円にまで至っており、9月以降にも追加が出てくることとのことでした。そのような背景の中当市におきましても、先日議会にて可決いたしました約1億1,400万円の臨時交付金事業には影響を及ぼさないのでしょうか。また、その発注状況とあわせて教えていただきたく思います。また、税金の無駄遣いを排除しようと、ガソリン税の暫定税率の廃止の傾向も強まりを見せておりますが、当市では地方譲与税として8,500万円ほどの歳入が昨年度もございましたが、そのような税金を当市としては無駄に使用していたものなのでしょうか。雪の多い地域の冬の道路の環境の整備、車移動の多い地域の安全確保を行ってきた。もはや車社会であるこの日本を支えてきた技術は地方の建設現場から発展し、その建設業従事者もここ旧産炭地域では他の地域に比べ多く、一時の生活の潤いを選ぶのか、働き続けられる環境を選ぶのか、今建設業関係者、関連会社の中でも窮地に追いやられております。もし民主党のマニフェストどおりにガソリン税暫定税率が完全に廃止された場合、市内の関連する中小企業はますます経営不振に陥ることも十分に考えられます。そのような場合、これ以上市内から企業をなくさないためにも、当市としての対応のお考えをお聞かせ願いたく思います。また、民主党のマニフェストの中には、後期高齢者医療制度の廃止とも掲げられてございます。この制度は、皆様も記憶に新しいと思われますが、2008年の4月から施行された制度でございまして、開始されてからまだ2年間もたっておりません。そんな中、医療制度に対して、まだしっかりと理解しておられない方、不信感を抱かれている方が多いと伺っております。高齢者が多い当市においても、今後75歳以上の方の生活環境をどのように保障するのか。また、法改正に至れば、わかりにくい保険制度を該当者にさらに丁寧に伝える手だてが必要になってまいります。そのような場合、当市としての対応、お考えをお聞かせ願いたく思います。さらに、民主党は地域主権を確立する仕組みづくりと、大幅な自主財源をふやすという計画も掲げられてございます。そうなりますと、今以上に地方から特徴のある地域政策の提案や、国の政策に見合ったまちづくりの方向性をいち早く計画する体制が必要であると思います。これまで以上に市民との連携、情報共有の強化など体制の見直しも求められることと思いますが、この点につきましてもどのようにお考えかをお聞かせいただきたく思います。続きまして、大綱2、赤平独自の観光資源のあり方について。先日初めて赤平を訪れた方が赤平の商店街を見て、寂しく活気がない、赤平の駅がとても大きく目立って、入ってみましたが、地域の情報がつかみにくいなど口にしておりました。本当に今の町なかは元気がなく、閑散としております。赤平市民も同じ気持ちでいることと思います。また、今では高速道路の料金が安くなってきておりますので、JRやバスといった公共交通網が低迷すると同時に、車移動での個人客がますますふえている一方と予想されます。何の対策も講じないまま、赤平は通りすがりのまちのままでよろしいのでしょうか。本当にこのままでよろしいのでしょうか。赤平には、他市町村に比べて誇れる祭り、産業、農業、自然形態などが備わっております。それらを融合させ、新たな情報発信の輪を繰り返しつくり出し、その活動経過の中で盛り上がりを見せ、周囲に波及していくものと思われます。まちへの呼び込みは、継続してこそ数字になってあらわれます。また、多くの市民、異業種が連携し合ってこそ今後の本物の赤平の観光に結びつくものと思われます。市内の連携事業、その仕掛けづくりを当市としてはどのようにお考えなのか。以前同様の質問もさせていただいたところではございますが、関係団体との協議を進めていきたいとのご返答でございました。その進行状況や課題についてお聞かせいただきたく思います。また、8月21日の新聞に、立坑やぐら一般見学中止、老朽化、安全確保できずという見出しのもとに、赤平の立坑のことが取り上げられておりました。炭鉱遺産の保存活動をされている方、文化継承を行っている団体の方から戸惑いの声が寄せられておりました。赤平立坑そのものは一企業の所有するものでございますが、赤平が炭鉱まちだったことを象徴するものであり、空知旧産炭地域を代表する炭鉱遺産でございます。中央バスの定期観光のルートにも選定されたり、今では海外や国内を問わず、大学研究者らが視察に来る場所でもあります。これ以上の施設、観光資源は当市にはございますでしょうか。世界各地、日本においてもグラウンドワーク協会という組織がございまして、住民、地域、行政のパートナーシップを図り、地域再生に取り組んで活動されている団体が今注目をされております。具体的な事例を申し上げますと、三島市では高度成長期に市内を流れる河川が汚染されてしまいまして、環境汚染が深刻な問題となっておりました。しかし、水の都、三島というテーマを掲げ、地元での活動団体を立ち上げ、市民、企業と行政が連携を図り、水質の復元、復活と水辺の環境の再生を目指して活動し、今では見違えるような成果をおさめております。生活環境の改善、環境に対する地域住民の意識も大変高揚していることを私も実際に現地へ行って拝見をしてまいりました。このように市民、企業と行政が連携を図り、互いに歩み寄る政策がこのたびの赤平の立坑保存を考えた場合に必要になってくるのではないでしょうか。空知エリアの炭鉱遺産に関する取り組みにおきましては、空知支庁での独自事業として平成10年度からそらち・炭鉱の記憶と名づけ、炭鉱が栄えていた当時の様子を後世にも語り継ごうと、空知全域の連携をもとに活動が積極的に展開されております。近年では、赤平を具体的な事例地域としたフィールドワークを行ったり、先日は記念すべき第1回目のそらち「炭鉱の記憶」で地域づくり推進会議が赤平で開催されました。そして、8月には岩見沢市におきまして、NPO団体で運営する炭鉱の記憶マネジメントセンターが設立されるなど、10年間を経過して活動を展開してきた形が見えてきております。北海道遺産の一部としても取り上げられていることから、炭鉱遺産を多く持つこの赤平のこれからの動きが大変注目を集めている状態でございます。当市といたしましても、そのような北海道全体の動きとともに、炭鉱遺産を主軸とした観光の展開をさらに進めていただける具体的なお考えはないのでしょうか。そのような中で、赤平立坑を一企業のものとしてではなく、当市の文化遺産、炭鉱遺産として位置づける方向性はお考えではないのでしょうか。その点についてもお尋ねしたく思います。また、住友幼稚園跡につくられた赤平市炭鉱歴史資料館ですが、見学された方からは大変資料が豊富で評価が高い資料館でございます。しかし、予約制で見たいときに自由に見に行けない、案内表示もわかりにくいなど難点もございます。大変もったいない話でございます。これまでの課題を取り上げ、どのような解決方法があるのか市民、関係団体と話し合っていくなど、赤平の歴史、炭鉱文化を継承することをきっかけとし、さらに人をまちに呼び込む対策づくりはたくさんあると思われます。当市としても炭鉱遺産を今後どのようにとらえ、観光に結びつけることをお考えなのか、改めてお聞かせいただきたく思います。続きまして、大綱3、教育環境について、(1)、教員免許更新の状況について。ことしの4月から教員免許更新制度が始まりました。制度の内容に教員から不満の声が多く出ているようです。更新講習は勤務時間外であり、部活動を担当する先生たちは学校で子供と向き合う時間が少なくなる。受講に関する費用は自己負担であり、講習会場が近いところにあれば交通費などは安く済むが、離島や首都圏から離れている地域であれば交通費、宿泊費もかさむ。北海道の現役職員の本年度の対象者は4,000人とされていましたが、講習を受け入れる大学側では予定の申し込み数より大変低かった傾向にあると聞いてございます。政権交代がされてから教員免許更新制度の廃止論も強まりを見せておりますが、この制度は教員に、なれ親しんだ環境に甘んじることなく、必要な最新の知識、技能を身につけ、日々成長を続ける子供たちと向き合い、教育現場のさらなる向上のための制度として、現職教員や親からも支持をされている制度でございます。このような現状の中で、当市における現役の教員の該当者の更新状況は、問題なくされているのでしょうか。また、受講するためには担当している仕事を同僚に預けていかなければならない現状もあるらしく、そのような場合当初の教育計画に支障は起きていないのか。また、部活動などの担当をされている先生が現場を離れることで、生徒たちの安全確認ややる気を損なうことはないのか、当市としての現状をお聞かせいただきたく思います。また、受講者が集中し、受講のタイミングを逃した場合、遠い会場となり、交通費や宿泊費の出費が多く発生するため、今後首都圏に働き場所を求める先生が多くなり、悪条件の地域には勤務を希望する先生が少なくなることも懸念されていることと思いますが、そのような反応はどのように受けとめられていますでしょうか。また、教育現場を監視する教育委員会の立場として、今後当市の教育のさらなる質の向上を図るため、制度内容をさらに充実をさせるための教員との意見交換を図り、関連する国、道の機関に情報発信をしていくことが大変必要なことと思われますが、その点につきましてはいかがお考えでしょうか。(2)、部活動の強化の体制づくりについて。少子高齢化の問題が深刻さを増す中、子供たちの部活動に変化が生じているようです。小学校までは育成会があるが、中学校では途絶えてしまい、好きなスポーツが継続できない、中学校に入学しても、人数の限界もあるので、好きな部活動が選べないことはあきらめてしまうなど、少子化が進む中で父兄からの子供たちの部活動のあり方に不満に感じる声が寄せられております。近隣地域におきましても、部活動の選択の幅が狭くて、民間の指導者のもと市町村を超えたチーム編成をしている活動団体も見られるようになりました。赤平市の総合計画から見ましても少子高齢化の傾向は進む一方でございまして、同時に今後はさらに部活動の数も減ってくることと予想されます。部活動は子供たちの体力、知識を抑制させ、同じ目標に向かってはぐくむ友情やきずなを築き上げる場、子供たちが将来社会に対してたくましく生きていくための教育の場としても大変有意義なものでございます。そのような貴重な場を子供たちから奪わないためにも、部活動における指導体制の強化を考える上で当市2校の中学校が連携し合い、部活動の種類を一つでも多く維持し、子供たちの可能性を引き伸ばすための環境づくりをすることなどを視野に入れた取り組みも考えていくことが必要だと思いますが、この点につきましてはいかがお考えでしょうか、お聞かせいただきたく思います。以上で1回目の質問を終わります。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
初めに、政権交代後の当市における影響とその対応についてからお答えをさせていただきます。昨日の質問の中でもお答えをさせていただいておりますので、簡単で結構だということでございますが、昨日も申し上げましたが、非常に今回の選挙、国民の関心の高い選挙でありまして、結果として民主党が新政権を担うということになりました。昨日申し上げましたが、特に国と地方の協議の場の法制化、また国と地方の役割を見直す、さらに地方が自由に使えるお金をふやすなど地域主権を確立する方針が掲げられておりまして、地方六団体におきましても9月9日に地方との協議の場を早期に実現するよう民主党に対して要請が行われたという通知も来ております。そこで、特に小規模自治体におきましては、経済不況を初め少子高齢化の進行が著しく、どこのまちも財政的に疲弊している状況でありまして、当市におきましては市民の命や健康を守るための医療問題など諸課題が山積している状況下にありましては、確実な財源をあわせ持った形での地域主権の確立をぜひ私どもとしては願っているところでございます。次に、地域活性化、経済対策関係の交付金のご質問ございました。最近何回かの経済対策行われておりまして、つい最近は公共投資でありますが、参考までに一連の数字を申し上げますが、ことし3月に追加をいただきました地域活性化・生活対策臨時交付金、これは医師住宅等の建設をしておりますが、これは100%でございます。それから、6月議会で追加をさせていただきました地域活性化・経済危機対策臨時交付金、これは児童館も随分議論いただきましたが、各施設整備、さらに学校関係のパソコン、テレビ等でございますが、53.1%、執行率、執行状況。工事関係は大体発注終わっておりますが、学校関係のパソコン、テレビ等はこれからでございます。結構金額大きいものですから、53%程度ということになって、これからということでございます。それから、7月議会で、つい直近で補正をさせていただきました地域活性化・公共投資臨時交付金、これはすべて工事関係でございますが、97.4%、これたしかあと1件というふうに聞いております。ほとんど発注済みという状況でございます。きのうのテレビ見ても、恐らく地域に行ったものは返せということにはならないのでないかと思いますし、もしそうなるとやはり私は混乱起きると思いますので、安心はしておりませんが、そうならないように願っているところでございます。一応きのう鳩山総理も何かそんなふうにテレビで申し上げていたような気がしますので。それから次に、暫定税率の廃止、後期高齢者医療制度の廃止等につきましては、確かにマニフェストに掲げられておりますが、新政権としての全体像、個々の具体的内容がまだ示されていない現段階におきましては、昨日申し上げましたが、どういった効果や、逆にマイナスの影響が起こるのか、なかなかお答えできかねるという現段階でございまして、私どもとしては今後こうしたものの動向を十分注視をしながら、政策内容を見きわめた上で、必要に応じて地方の声としてやはり国に申し上げていかなければならない場合もあるというふうに考えているところでございます。また、国の補正関連予算、あるいは各種制度の転換、見直しに当たりましては住民に混乱を与えることのないよう願っているところでありますし、またご指摘ございました当市に関連する今後の国の政策等に対する当市としての対応についてでありますが、庁内全体でやはり迅速な対応するように努めてまいりたいと考えているところでございます。いずれにいたしましても、新政権には昨日の冒頭申し上げましたように300議席という重みをやはりしっかりと受けとめていただいて、国民生活の安定に取り組んでいただきたいものだというふうに願っている次第でございます。以上でございます。
答弁 産業課長 菊島美時
大綱2、赤平独自の観光資源のあり方についてお答えいたします。長引く景気低迷による厳しい現在の雇用情勢を少しでも改善するため、さきの定例会でも申し上げましたとおり、当市としましては建設事業の前倒しや緊急雇用対策など受注や雇用の確保に努めておりますとともに、また商業振興策として商工会議所が発行するプレミアム商品券発行に係るプレミアム分を支援することとしております。さて、ご質問の趣旨であるまちに人を呼び込む施策についてでありますが、議員からはこれまでもさまざまなご提案がされておりますが、例えばアンテナショップについては購入できる商業空間の形成、フットパスや物づくり産業の振興では広域的観光ルートの開発の中において、策定に際しましては議員の意見を参考にしながら経済団体から組織された市民委員の皆さんとも協議した結果、第5次赤平市総合計画の基本計画に盛り込んだところであります。今後においては、実現に向けて具体的な協議を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたく存じます。また、北海道遺産に認定されている炭鉱遺産の有効活用を図りながら、観光産業の育成に努めるということも示しております。こうしたことから物づくりを見学や体験できる企業とエルム高原施設並びに日本一のズリ山階段などを中心とした観光ルートの開発、産業観光の推進や新たな観光アイテムを含め、商工会議所並びに観光協会、産企協赤平支部など関係団体と連携した中で協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。また、その中で特に物づくり産業の振興にかかわり、一部民間企業を中心としたあかびら匠塾協議会も設立されており、今後においては市並びに商工会議所も含め、全市的に取り組むための協議の場も必要と考えております。さて、お話にありました住友赤平立坑につきましては、産炭地として余り例のないまちの中心地に立坑が存在しており、また平成13年に北海道遺産に認定されたことを契機に当時の姿のまま保存されていること、さらに平成15年には国内で初めて国際鉱山ヒストリー会議が開催され、貴重な産業遺産として多くの学者などからも学術的に高い評価を受けているところであります。こうした炭鉱遺産に注目が集まる中、バス事業者による炭鉱遺産をめぐるバスツアーが注目され、近年では札幌管内からもツアー客にお越しいただいている状況にもあります。当市では元炭鉱マンを中心にボランティアガイドクラブを設立し、活動しているところであります。また、先日残念ながら立坑の所有者側として施設の老朽化に伴い、安全が確保できないとの理由により坑内の見学については9月末をもって中止するという報道がされましたが、所有者が民間であるため見学者の安全管理上ご協力いただくにも限界があるというのも事実であります。しかしながら、住友赤平立坑は当市の産業遺産の象徴的な建造物と認識しており、赤平市の歴史、文化を継承する上で大変貴重な遺産であり、市が所有する自走枠工場並びに炭鉱資料館と一体となった地元観光資源としても十分可能性を秘めた施設のため、ぜひとも何らかの方法で見学できるような方策はないか企業とも相談してまいりたいと考えております。また、道においても炭鉱遺産の活用については第5次北海道総合計画の地域重点プロジェクトに位置づけされており、空知支庁が中心になって産炭地並びに産炭地以外の市町、関係団体も含めた協議会の中で観光ルートの開発などを含む計画の策定作業に当たっております。当市といたしましても、エルム高原施設や地元企業との連携による新たな観光ルートづくり、あるいは市外の観光施設との連携可能性についても道並びに関係者と連携を図りながら協議してまいりたいと考えております。また一方、観光といった視点とは別に最も大切なことは、いかに後世に継承していくかということでございます。貴重な遺産をしっかりと保存するには多額な費用を必要といたしますので、今後も引き続き空知地域総合開発期成会などを通じて、国のエネルギーを支えてきた炭鉱遺産の保存に関する財政支援を求めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。以上です。
答弁 教育課長 相原弘幸
大綱3、教育環境について、①、教員免許更新の状況についてお答え申し上げます。教員免許更新制は、平成19年6月の改正教育職員免許法の成立により平成21年、ことし4月1日から導入されております。更新制の目的といたしましては、その時々で教員としての必要な資質、能力が保持されるよう定期的に最新の知識、技能を身につけることで、教員が自信を持って教壇に立ち、社会の信頼を得ることを目指すとしております。更新には、期限前の2年間に大学などが開設する30時間の免許状更新講習を受講修了することによって、10年間の有効期限が付されるというものであります。そこで、ご質問ですが、教職員は児童生徒の学力の向上のための学習プランの作成や授業準備、加えて最近は生活状況の指導や保護者対応などで日々多忙をきわめております。また、各人が教育技術の向上のために各種の研修に参加していることも教育委員会として承知しているところでございます。しかしながら、本制度は法令で定められているものであり、更新のための講習を受講しなければ免許が更新されませんし、結果教育公務員として教育の場から去らなければならなくなることから、必ず更新のための講習受講と修了証の交付を受けなければならないということであります。そこで、教員に係る負担ですけれども、更新講習については土曜、日曜や夏休み等の長期休暇中を基本として開講している各地の大学で受講することとなりますので、学校での時間に負担をかけることはないと考えております。しかし、休暇中といえどもその期間中に行わなければならない仕事も当然ございますし、クラブ活動等の指導もございますので、本制度で教員本人の負担が増すことは当然あると思っております。さらに、更新講習の実施地は大学ということもあり、遠方でそれに係る費用負担も都市部の教職員と比べて大きいと考えております。法令を遵守することは教育公務員としての務めであるといいながらも、このような多大な負担を負いながら、教職員は本市の教育環境の向上のために努力しているのが現状であります。本制度における教職員の負担については文部科学省も十分認識しておりまして、通信、インターネットや放送による形態なども認めることとしておりまして、受講しやすい環境の整備に努めるとしております。教職員の意見等を聞く中で、本制度が実りのある制度となるよう見守っていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げる次第です。次に、②、部活動強化の体制づくりについてお答えいたします。中学校の部活動については、生徒数の減少の影響から部の数が減少傾向にありますけれども、他方少数ながら内容の充実した活動を展開していることは議員もご承知のことと思います。そこで、市内の中学校が連携した部活動体制にできないのかというご質問ですが、中体連の大会では少子化の影響から単独では出場できない学校に対して、近隣校との合同チームでの参加を認めております。また、学校での新しい部活動の開始については、生徒数が減少する中で、新たに部活動を起こすことについて、学校内での体制上の問題もあろうかと思います。生徒を安全に活動させるためには、指導する教員の存在も不可欠ですので、生徒の希望がすべてかなうわけではありません。いずれにしましても、過去には茂尻中学校と中央中学校のソフトボール部のように生徒の希望があるけれども、単独でチームを編成できない、しかし指導する教員がいる場合は、双方の学校体制の綿密な連携を図りながら、学校の判断によって対応すべきと考えているところでありますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
質問 8番 植村真美
今それぞれの答弁をお聞かせいただきました。その中で再度ご質問させていただきたい部分がございましたので、よろしくお願いいたします。