赤平市議会 平成21年第3回定例会 2009年9月16日
(1)政権交代による市政運営について/(2)病気予防対策について/(3)省エネ化対策について/(4)公的施設のガス供給について
2009年9月16日、赤平市議会の一般質問で、五十嵐美知議員が「政権交代による市政運営について」「病気予防対策について」「省エネ化対策について」「公的施設のガス供給について」について質問し、市長 高尾弘明、介護健康推進課長 斉藤幸英、市立赤平総合病院事務長 實吉俊介、建設課長 熊谷敦、総務課長 町田秀一が答弁しました。
- 質問者
- 五十嵐美知 議員
- 答弁者
- 市長 高尾弘明、介護健康推進課長 斉藤幸英、市立赤平総合病院事務長 實吉俊介、建設課長 熊谷敦、総務課長 町田秀一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 1番 五十嵐美知
通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。1の政権交代による市政運営について、①、09年度補正予算と当市財政面への影響について伺います。このたびの第45回衆議院議員選挙で民主党が圧勝し、本日鳩山政権のいよいよスタートでございます。日本は、政権交代という政治の大きな節目を迎えることになり、それはそのまま自治体運営にも、市民生活にも直接影響してくるのではないかと思います。こうした時代の大きなうねりの中で新政権に望むことは、地方がこれ以上疲弊しないよう願うとともに、国民生活を安定させるさらなる経済対策と、国際社会の中で動揺させない使命、さらには性急な実績づくりで混乱を招くことがないように丁寧な説明責任が求められると思いますが、市長はこの点どのようにご見解お持ちでしょうか、初めに伺っておきたいと思います。さらに、今回の国政選挙で市民の皆さんの一番気になるマニフェストを通し、市民福祉の増進に向けて今後市政のかじ取りをどのように行っていこうとされるのか、以下の点について伺いたいと思います。今回の衆院選の焦点になりました地方分権、そして新しい国の形を探る意味からも地域主権型道州制がクローズアップされましたが、市長は今後の地方自治の将来像をどのように認識されておられるのか伺っておきたいと思います。さらに、新政権の是正の焦点は、ガソリン税などの暫定税率を廃止し、直轄事業負担金の廃止などを通して、道路整備の水準を維持するとしています。また、公共事業の見直しや削減で高速道路の無料化の財源に充てるなどでは、当市の建設業などの関係者も死活問題にかかわるとして、この先の動向を注視している状況にあります。そこで、このガソリン税の廃止が実施されましたら、当市への財政面に与える影響についてと、公共事業の見直しや削減については地元業者への影響も出てくるのではないかと危惧されておりますが、当市行政としてこの点どのような認識でおられるか伺いたいと思います。社会保障分野では、市町村単位の国保を都道府県単位に再編し、後期高齢者医療制度と一体化していくという方向のようですが、後期高齢者医療制度は導入からまだ2年足らずの中で市民、行政に混乱は起きないのかどうか、こうした施策の転換が与える市民生活への影響について、当市行政としてもこの点どのように受けとめられるか伺いたいと思います。さらに、子育て支援策の目玉として、子ども手当の創設があり、これらの実施の財源の考えとして所得税の配偶者扶養控除の廃止などを挙げていますが、当市にはどのぐらいの対象者がおられるのか。また、この先に実施されるであろうと期待されていました子育て応援特別手当や介護従事者処遇改善などの当市対象者についても支給が微妙になっているのではないかと危惧されていますし、何よりも新政権が掲げた政策実行のため、まず今年度補正予算の執行を凍結する方針を示していますが、新経済対策そのものも危ぶまれるのではないかと思いますが、もう既に凍結になったものはあるのでしょうか。さらに、前段で申し上げましたことなど含め、新政権の政策により当市への財政面などに対し、今後どのような影響が考えられるか、あわせて伺っておきたいと思います。そして、産業分野での看板政策は農業で掲げている戸別所得補償制度ですが、農業の集約化、大規模化を目指してきたこれまでの農政の大転換になりますことから、今始まったばかりの水田フル活用で食料自給率向上を目指す農家の生産意欲を促す施策の整合性とあわせ、当市の農業は米づくりが主であり、これまでも米の生産調整、減反ですら難航している状況でしたが、米や麦、大豆などの主要作物にも生産数量目標を設定し、それに従って販売農家を対象に販売価格が生産費を下回った場合に差額を税金で補てんする、いわゆる所得補償を行うとしています。多品目に及ぶ計画経済的な生産が今後果たして可能なのかどうか、また多くの農家がつくりたいものをつくれなくなるおそれはないのかなどがございます。そこで、当市農業の現状を踏まえ、今後の影響について行政としてどのような認識でおられるか伺いたいと思います。次、2点目の病気予防対策について、①、乳がん検診受診率向上について伺いたいと思います。女性特有のがんの一つですが、2年前の7月に「余命1ケ月の花嫁~乳がんと闘った24歳最後のメッセージ~」が放送され、大反響を呼びました。それに関した本が刊行され、たちまち40万部を突破し、映画も完成し、ことし5月9日から全国で公開され、大変な反響を呼びました。その主人公が長島千恵さんです。若年性乳がんについてもっと知ってほしい、若い人には自分と同じ思いを味わってほしくない、これは乳がんを発症し、24歳6カ月で生涯を閉じる、その瞬間まで人を愛し、人に愛され、人を支え、人に支えられた長島千恵さんの遺言でございます。がんは、我が国において昭和56年から死亡原因の第1位であり、がんによる死亡者数は年間30万人を超える状況であります。しかし、診断と治療の進歩により一部のがんでは早期発見、早期治療で完治が可能となってきております。がんによる死亡者を減少させるには、がん検診の受診率を向上させ、がんを早期に発見することが極めて重要であると言われております。特に女性特有のがん検診については検診が低い状況にあり、その中でも乳がん検診が約18%ぐらいと、最も低いわけであります。そこで、経済危機対策の中で女性が安心して社会の中にあって健康で活動していただくことは、ひいては社会、家庭、職場の活力につながるとし、特定年齢に達した人を対象に無料検診のクーポン券が発行され、受診検診のきっかけになっていくと期待されております。当市におきましても今月よりスタートしておりますが、受診については滝川、砂川市まで行くことになりますが、そこで乳がん検診のさらなる受診率向上のために、市民の皆様がいつでも受診検診ができやすいように市立赤平総合病院のレントゲン室にマンモグラフィーなどの設置で、乳がん検診の実施はできないものでしょうか。特に若年性乳がんは増加の傾向にありますので、早期発見、早期治療で完治するとされておりますので、積極的な啓発活動を含め、マンモグラフィー検診にあわせて乳房エコーなども取り入れながら取り組むことは病院の収益にもつながると思います。一つには、取り組み次第ではないでしょうか。お考えをお伺いいたします。次、②の新型インフルエンザ本格流行と当市の取り組みについて伺います。国内の新型インフルエンザの発生が広がりつつあります。9月1日の新聞報道にもありましたように新型インフル、利尻の保健師死亡という道内初の新型インフルに関する犠牲者が出たところでありますが、昨日沖縄でも慢性疾患以外の患者さんが亡くなったとの報道があったばかりで、本格的な流行になってきている状況にあるのではないでしょうか。全国的に感染は広がり、糖尿病などの持病を持つ死亡例や重症例の報告が相次ぎ、一方で入院例では健康な人や未成年などの患者が大半を占めることが改めて確認され、厚生労働省はだれもが重症化のリスクを持つと警戒しております。新型インフルエンザが国内で発症した当初、国は感染拡大を防ぐため発熱外来を設けて、特別な病気として治療する方針をとりました。しかし、厚生労働省は6月19日、新型インフルエンザ対策の運用指針を改定し、一般診療に変更し、多くの人が受診しやすくなった一方で、持病で免疫力の弱まった高齢者や妊婦、乳幼児の高リスク者への対応が課題となってきています。特にこれから冬にかけて集団感染の拡大が懸念され、学校現場などの対策も急がれるわけですが、本格的な流行が早期予想より早く始まった新型インフルエンザに甘い予見は通用しないのではないでしょうか。感染の早期発見や拡大の防止に自治体がどのように取り組むのか。想定外をなくし、冷静な対応が求められると思います。そこで、当市における国、道や医療機関との連携した情報の共有や機動的連帯、連携体制についてと、さらに基本的予防のための市民、地域、事業者などへの啓発活動についての状況や、また重症化しやすい高齢者や妊婦、乳幼児の高リスク者対策とあわせ、介護福祉施設、学校現場、保育現場など集団感染を防ぐ予防対策や流行の際の取り組みなどについて、この点既に進められている部分はあるかと思いますが、現状と今後の対策など取り組みについてお伺いいたします。大綱3の省エネ化対策について、①、街路灯、防犯灯などのナトリウム電球切りかえのさらなる取り組みについてお伺いいたします。この表題の件につきましては、昨年の9月議会で質問させていただきましたので、今後のさらなる取り組みについて簡潔にお考えをお伺いいたします。街路灯につきましては、市が管理しています道路照明灯は水銀灯が多く、紫外線の強さから夏はマイマイガなどの大量発生で、ここ数年市民生活に不快な影響を与えてきましたが、先月から国の今年度補正予算の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用していただき、市内全域に及ぶ約750基のうち300基ほど省エネ化を図る取り組みとしてナトリウム電球にかわりました。紫外線の弱いナトリウム電球には本当にマイマイガは寄ってきませんし、消費電力も少ないですから、地球温暖化防止のため、省エネ化にもつながり、切りかえは時にかなった取り組みと思います。また、未執行の部分について今後どのように取り組まれていかれるのかお考えを伺いたいと思います。さらに、防犯灯につきましてもナトリウム電球があるようですので、取り組みの必要があるのではないかと思います。水銀灯と同じで、紫外線の強い白熱球、蛍光灯などですので、やはりマイマイガが大量に寄りつき、特に民家の近いところに置かれているところについては、防犯灯がなぜ自分の家のそばにあるのかなどとご意見もいただいているところでございます。あるいは、電気を切っているところもありますので、今後省エネ化を目指す意味からも行政として防犯協会、町内などと連携して、ナトリウム電球などに切りかえていくことについては、消費電力の兼ね合いからも計画を立て、進めるべきではないかと思いますが、お考えを伺いたいと思います。4点目の公的施設のガス供給について、①、市内事業所との連携について伺います。当市におきまして、燃料でありますガスの販売を地域で営業されてきた事業所の方々が現在相次いでガスの営業廃止をされている状況にありますが、大手企業が参入し、その後を引き継ぎ、公的施設などのガスの供給がされておりますが、時代の流れの中では避けられないのかもしれません。そこで、大手企業の当市のガス販売への参入についてですが、これまでのガス販売店が公的施設へのガス供給の条件も含め、大手企業と契約されているのか、あるいは販売店や大手企業から行政に相談があって現在の状況に至っているのでしょうか。また、公的施設のガス供給につきましては、当市で現在もガス販売している事業所もありますことから、市内業者を支えるという観点から協議はされているのか、また連携はとられているのかどうか、この点について伺いたいと思います。以上、1回目終わります。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
初めに、政権交代による市政運営についての特に財政面への影響について私のほうからお答えをさせていただきます。このたびの選挙につきましては各党がマニフェストを掲げた中での選挙戦となりまして、投票率も前回を上回っているように非常に国民の関心が高かった選挙でございました。結果は申し上げるまでもなく民主党が政権を担うことになりましたが、国民の審判、300議席の重みというのはしっかりとやはり受けとめていただいて、民主党の掲げました特に地域主権の確立を初め、国民生活の安定に向け、私は全力で取り組んでいただきたいというふうに願っているものでございます。特に私ども地方自治体の立場から申し上げますと、マニフェストの中で国と地方との協議の場を法制化をする、こうしたことを掲げておりますが、ぜひともこの新政権には雇用対策、地域医療福祉対策並びに子育ての支援対策を初めといたします緊急的な諸課題の解決へ向けまして、予算の組み替えを行うに当たってもぜひとも地方との協議の場づくりを早期に実現をしていただきまして、地域の声をしっかりと受けとめ、その声が反映されるよう私どもとしては大いに期待をしているところでございます。そこで、今後の地方自治の将来像をどのように市長は認識をしているのかという点でございますが、私は市長に就任して以来一貫して、まちづくりの主人公は市民であると、またみずからのまちはみずからつくる、こういうことを申し上げてきておりますが、住民が主体的に考え、決断し、そして行動する社会づくり、住民によって形づくられるものがまさに地域主権型社会であるというふうに考えております。市町村である基礎自治体は地域の実情を知る地域住民自身がつくり出すものでありまして、道はそれを補完し、国は国家として果たすべき役割に限定すべきでありまして、地域主権型社会を築くことがやはり地方自治としての私は将来あるべき姿ではないかというふうに考えているところでございます。個々のご質問がございました。まず、ガソリン税等のいわゆる暫定税率の廃止による影響、それから公共事業の見直しによる影響等についてでございますが、暫定税率が廃止になった場合、当市における影響額は21年度ベースで試算をいたしますと約4,300万円となります。しかし、仮に廃止となった場合は、一方では地方交付税の基準財政収入額から減額となりますので、事実的な影響額というのは、やはり具体的に示されない状況の中では、正直言ってなかなか予想がつかないというところでございます。また、国の大型直轄事業、さらに公共事業の見直しでございますが、私は地域の事情というものを十分に考慮の上でやはり検討されるべきものであるというふうに願うものでございます。また、後期高齢者医療制度に関してのご質問でございますが、正直申し上げまして、私どももどのような制度、仕組みをつくろうとしているのか正直まだ不透明な段階でございますので、お答えしにくいところでありますが、いずれにいたしましても新たな制度が創設される場合はやはり混乱起こさぬよう進めてもらわなければならないというふうに思っているところでございます。次に、子ども手当の支給に関連いたしまして、所得税の配偶者扶養控除の対象者についてのお尋ねでございますが、マニフェストを見ますと、対象者は一般のみというふうになっておりますが、改めて見ますと、高校生、大学生などを対象とする特定扶養控除、老人扶養控除、さらに障害者扶養控除は含まないと。したがいまして、こういう方を除いた一般のみの控除を廃止をするという考えのようでございますが、当市といたしましてはこれに該当する方は2,925人というふうに現在のところなっております。農業問題でございますが、当市の農業はご承知のように安心で安全な米づくりに取り組むほか、産地づくり交付金の活用によって最近は複合経営も行っております。このたびのマニフェストの中で農業者の戸別所得補償制度を掲げておりますが、これも正直言って詳細な内容がまだ私ども把握し切れておりませんので、今の段階においてはなかなかこれもお答えしにくいということでございますが、しかし何といってもやはり五十嵐議員と私ども同じ考えでありまして、農業者の生産意欲を促すような施策であってほしい。後継者対策、将来展望のある政策をぜひとも私どもとしては期待をしたいというふうに思うところでございます。最後になりますが、今年度の経済対策の関連補正予算を執行停止にするという話もございますが、現段階におきましては国からこうした動きは今のところ私どものほうにはございません。予算の全面組み替えや制度の廃止あるいは転換などが今後どのような内容で進められていくのか、私どもとしてはその動向に注視をしてまいらなければなりませんし、冒頭申し上げましたように早期に地方との協議の場を法制化をしていただくと、法制化は少し時間かかりますが、できるものは法制化以前でもこうしたことをやっていただくべきだというふうに私自身は考えておりまして、大いに議論を深めて、国民に対して十分にやはり情報を提供しながら、政策の内容を位置づけていただくということを期待しているところでございます。私ども小規模自治体といたしましても過疎地域なりに農業を初め、日本を支える重要な役割を担っているわけでありまして、その認識のもとに地方に住む住民の暮らしを守る、そして地域を活性化する取り組みに対しまして、市長会一丸となってやはり要望してまいらなければならないというふうに考えております。よろしくお願い申し上げます。
答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)
大綱2、病気予防対策について、①、乳がん検診受診率向上についてお答えいたします。国の経済危機対策の一環として本年度実施されております女性特有のがん検診事業の乳がん並びに子宮がん無料検診事業につきましては、該当される方々に受診用クーポンを発送し、制度の有効活用を図っていただくために受診勧奨を行っているところであります。この制度は、ご質問の中にもありましたようにがん検診の受診率が低い中、特に若年層の受診率が低いことから、受診するきっかけづくりに大いに寄与するものと認識しており、制度の趣旨を生かした中で該当される方々が多数受診されることを期待しているところでもあります。今後も各種がん検診の受診率向上に努めてまいりますとともに、この無料検診制度が来年度以降も継続され、それによりがん検診への関心が高まり、受診率の向上につながることで、がんが撲滅されていくことを切に願っているところでございます。以上です。
答弁 市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
引き続きまして、大綱の2、病気予防対策について、①、乳がん検診受診率向上についてお答えいたします。近年乳がんによる死亡者率は増加しており、マンモグラフィー検査の重要性は広く求められております。市立病院もその認識に立ち、マンモグラフィー装置の設置の必要性は十分認識しております。しかしながら、導入費用は2,500万円を超える高額機器であり、滝川保健所にて確認したところ、平成18年、19年度はマンモグラフィー装置の購入に対する助成がありましたが、あくまでも当該年度の緊急整備事業であり、現在は購入費の助成はございません。当市の乳がん検診を受診希望される方の中には子宮がん検診もあわせて受診を希望される方が多く、産婦人科医がいない現状では実際乳がん検診のみを受診希望される方がどのくらいいらっしゃるのかという懸念もございます。乳がん発症率の増加、特に若年性乳がんの増加も十分認識しており、国でもマンモグラフィー検査の必要性を唱えておりますが、今後の受診見込み数の把握、現在の委託契約先との関係、所管の担当課との調整を行いながら、採算を十分考慮した上で検討してまいりたいと思います。また、乳房エコーにつきましてもマンモグラフィーによる乳がん検診の実施にあわせ、現在保有しているエコー装置で使用可能かどうかを調査し、検討してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。以上です。
答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)
②、新型インフルエンザ流行と当市の対策についてお答えいたします。新型インフルエンザが国内で蔓延し、弱毒性とは言われておりますが、慢性呼吸器疾患、糖尿病などの基礎疾患のある方々においては重症例や死亡例も発生しております。また、ご質問の中にもございましたが、昨日沖縄県では、直接の死因はクモ膜下出血ではございましたが、持病のない20代の女性が死亡しており、頻度は低いものの若年層でも重症化するおそれがあるものとされています。道内におきましても集団感染が発生しており、市内におきましては、まだ集団感染の報告はありませんが、A型インフルエンザの感染者が散発的に発生している状況となっております。現在は、集団感染が発生した場合と入院患者が発生した場合のみが医療機関から保健所へ感染者発生状況の報告が求められているだけであるため正確な感染者数などは確認できませんが、国内においては急速に感染が拡大し、本格的な流行期に入っているものと推測されております。また、感染者の検体の確定検査を実施していないことから、A型感染者のすべてが新型インフルエンザに感染しているとは言えませんが、この時期にA型ウイルスに感染していることは新型インフルエンザに感染している可能性が高いものと考えられております。市では、新型インフルエンザの発生状況の確認、予防等の対応策を協議するため、関係部署による新型インフルエンザ連絡会議を立ち上げており、市内で感染が拡大してきたときには、対策本部に格上げをした中で、全庁的な対応を図っていくことを予定しております。今後10月には感染のピークを迎えることが予測されていることから、介護健康推進課にインフルエンザ相談窓口を開設し、市民に対し、引き続き感染予防知識の周知を図るとともに、感染への不安解消と感染予防に関する相談を受け付けるとともに、関係機関と連携を進めながら、学校、幼稚園、保育所に殺菌消毒に効果のある薬用石けんを配付し、手洗いとうがいの徹底により集団感染の防止に努めており、介護福祉施設などにつきましても集団感染が発生しないよう感染防止に協力していきたいと考えております。また、基礎疾患のある方や妊婦、乳幼児、さらには高齢者など感染リスクが高い方につきましては、今後実施が予定されておりますワクチン接種が感染予防に有効であると考えられていますことから、予防接種を積極的に受けるよう周知してまいりますとともに、冬を迎えていくに当たりましては季節性インフルエンザの流行も見込まれることから、手洗い、うがいの励行など個々人における感染予防対策を周知しながら、引き続き感染防止に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上です。
答弁 市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
引き続きまして、②、新型インフルエンザ本格流行と当市の取り組みについてお答えいたします。現在新型インフルエンザはA型インフルエンザに属し、新型かどうかのPCR、遺伝子増幅検査は8月10日以降集団感染が疑われる場合にのみ保健所に検体を持ち込み、実施するということになっております。現在は、通常のインフルエンザ患者と同様の診療体制をとっております。入院が必要な場合には、まず滝川保健所に連絡し、砂川市立病院の感染病床に搬送することとなっております。あわせて、当院でのインフルエンザの拡大、蔓延の防止に向け、一般外来、小児科外来いずれに対しましても通常の外来受付とは別に待合室を設け、対応看護師も通常の外来とは別に対応させていただき、蔓延防止に努めるとともに、新型の疑いのある患者に対しても適切に、また迅速に診察、処方させていただいておりますので、何とぞご理解賜りますようよろしくお願いいたします。以上です。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
大綱3、省エネ化対策について、①、街路灯、防犯灯などのナトリウム電球切りかえのさらなる取り組みについてお答えさせていただきます。当市で管理しております道路照明灯は750基ほどあり、その大半が水銀灯でありましたが、ナトリウム灯の耐用年数、消費電力量などを勘案したライフサイクルコストの観点及び水銀灯より虫が寄りにくいなどの特徴からナトリウム灯の有効性が認識され、その導入を検討してまいりましたが、このたび国の経済対策である地域活性化・経済危機対策臨時交付金の活用により、ランプ交換により多くの省エネ効果等が見込める水銀灯のうち200ワット以上のナトリウム灯110ワットと180ワットへの交換を対象となる329基ほぼ完了している状況にございます。これにより交換したものは、平均で46%ほど電気料金等の削減効果があり、年間300万円程度の経費削減が図られるものと考えております。今後の取り組みへの考えでございますが、今回交換をしておりません水銀灯200ワット未満の約350基につきましても経済性や虫対策の観点から交換することは有効と思われますが、大半が100ワット以下であるため構造上ランプの交換での対応は困難であり、器具そのものを交換しなければならないため、費用対効果などから多くの対応は難しいものと思われますが、設置状況などを考慮しながら、実施に向けて検討をしてまいります。また、町内等で管理をしている防犯灯の交換につきましては、地域の声を反映して対応していくと同時に、経済的な負担も考慮しなければならないことから、今後の検討課題として取り組んでまいりますので、ご理解いただきたく、お願い申し上げます。
答弁 総務課長 町田秀一(総務課長は2017年3月まで)
大綱4、公的施設のガス供給について、①、市内事業所との連携について申し上げたいと思います。ガスを利用している公的施設の状況でございますが、道営住宅を含めた市営住宅など3,071戸のうち1,221戸が利用し、そのほか各小中学校、東公民館、給食センター、愛真ホーム、市立病院などが利用してございます。それぞれ施設ごとに契約してございますが、すべて市内に事業所のある業者との契約になってございまして、そのうちガスの供給が大手の別会社となってございますものは6社のうち3社となってございます。みずから供給している業者のうち1社につきましては、ガス事業をやめた事業所がありましたことから、最近市内に営業所を構えられ、その移譲を受けられた大手の事業所でございます。ご質問の公的施設へのガス供給を条件といたしまして移譲しているかどうかにつきましては承知をしておりませんし、代理店として事業を変更するとしての届け出は、事業自体継続してございますことから特に要さず、特段今のところ相談はございません。しかし、市営住宅等は24時間体制で管理できるなどを条件として選考され、供給業者と自治会で契約してございますし、また他の施設につきましてもガス機器をリース契約していることから継続して契約しているところでございます。今後につきましても、24時間体制で管理できるなど安全性がしっかり確保できる市内の事業所との契約ができますよう関係各課に改めて周知してまいりたいと考えますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 1番 五十嵐美知
ただいまそれぞれお答えいただきまして、おおむね理解させていただきました。何点かさらなる取り組みも含めて、申し上げたいと思います。今後の国と地方の姿を示す地域主権型道州制についてですけれども、今回の国政選挙での我が公明党としてのマニフェストでも取り上げさせていただき、全国知事会においては高く評価していただきました。その主な内容としては、市長もお答えにありましたように中央主導で地方が疲弊していて、地域格差が生まれ、未来が描けるのか不安があるのが地方の現状だと思います。全国一律な規格で、国主導で地方をリードするのがいいのか、曲がり角に立っていると思います。地方分権改革の意義もまたここにあるわけですけれども、そこで道州制を視野に置かなければ地方分権も進まないとの観点から、国民が構成員の中央政府と住民が構成員の地方政府、それぞれの主体がどのような関係性を持ち、調整していくのか、地方への権限移譲は移譲される権限と仕事に見合う財源措置をセットで講じなければならないとして、出先機関、また直轄事業負担金の廃止、分権会議の考えとしては、中央政府と地方政府が対等の立場で議論する場として、地方が開催権、提案権などの権限を持ち、税源配分は1対1との考えであります。このような観点からも、新政権も同じような方向に向かうと思いますので、そのためにも地方自治がしっかりとした責任の持てる未来のまちづくりを視野に入れるには、市民と対等の立場に立っていく努力が行政にとって今まで以上に必要ではないかと思います。その意味では、市民との意見交換の対話こそが一番の武器になってくると思いますので、この点さらによろしく取り組んでいただきたいと思います。また、新経済対策で現在凍結は指示されていないとのことでございますけれども、前政権の新経済対策で予算化されました子育て応援特別手当につきましては、当市は今議会で補正予算として盛り込まれておりますが、今後は新政権としても執行前にして凍結などしないと思いますけれども、第二弾の介護施設従事者処遇改善、これにつきましては今後取り組まれて当市もいくと思いますけれども、これも新政権にあっては凍結も心配されるわけでして、市長、ぜひ当市の介護現場で働く人のためにも、地方から現場としての声をしっかり上げていただきたいと思います。また、子ども手当ではゼロ歳から中学3年生まで1人2万6,000円で、当市の対象者数は、伺ったところでは8月の段階で約1,166人ぐらい、導入当初は2万6,000円ではなく、半額の1万3,000円ということですから、総額約1,515万8,000円が当市の子供家庭に配られます。その後では2万6,000円ですから、その倍の約3,000万以上が対象家庭に行くということになります。その予算は、国では5兆3,000億円という巨額な財源が必要と言われております。手当てされる財源は現段階で、先ほども答弁にありました所得税配偶者控除、扶養控除の廃止では1兆4,000億円としています。残る3兆9,000億円はどうするかは不明でありますけれども、とてもそこで不安を感じるのは私だけではないと思います。また、所得税配偶者控除、扶養控除廃止では、当市の対象者は2,925人ぐらいということですが、この方々と中学生以下の子供さんのいないところについては増税になるおそれがあるということですので、当市市民生活にも大きな負担増になるのではないかと思われます。さらに、現行の児童手当では国、道、市の負担割合もあると思いますが、子ども手当では負担割合はどうなのか、このこともとても気になりますし、今後の不安材料の一つとして危惧いたします。新政権に望むのは、税負担と受益であります福祉施策のあり方についても国民的議論が必要でありますし、慎重に取り組んでいただきたいと願うものであります。また、新型インフルエンザ対策では、沖縄で慢性疾患以外の患者が亡くなったとの報道がありましたが、本当に甘い予見ではいられません。また、昨日も、さっきの質問でも言いましたけれども、沖縄の方が亡くなったということですので、大変厳しい状況になってきていると思います。また、弱毒性とはいえ、感染が早いようですし、予防対策は後手に回らないように、答弁にもありましたように、市民の皆さんに薬用石けんでの手洗いとか、またうがいなどの徹底を図るべきではないかと思います。9月広報では数行の案内は載っておりましたが、しかしあれだけでは不十分だと思います。また、町内の回覧板を使って回ったようでもありますけれども、理解は余りされておりませんので、緊急性のある見出しなどをつけて、目につくよう工夫したチラシを作成して全戸配布するなど早急に取り組んでいただきたいと思いますので、ぜひこの点実施していただきますようによろしくお願いいたします。課長、よろしいでしょうか。乳がんにつきましては、現在20人に1人が罹患しているデータもあり、早期発見、早期治療でほとんどが治るがんと言われておりますので、当市でも本当に取り組んでいただきたいと思います。乳がんについての正しい知識を持っていただくためのセミナー、これについてはピンクリボン運動として実施している団体もあります。私がつけているピンクリボン、これがJ.POSHの団体で配られているバッジですが、こうやって一人でも多くの乳がん患者をなくして、がん撲滅を目指しております。また、20歳になったらお祝いの検診とか、さらに先ほども質問で言いましたけれども、身近な病院での受診検診なども含め、この点今後本当に検討していただきたいと思いますので、市長、どうぞよろしくお願いいたします。これで質問は終わりたいと思いますけれども、2回目に話した中でコメントがあればいただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。なければ終わりたいと思います。
質問 1番 五十嵐美知
ええ。ないようですので、終わります。どうぞよろしくお願いいたします。