みんなの議会

赤平市議会 平成20年第3回定例会 2008年9月10日

(1)低所得者に対する生活支援について/(2)歳入確保について/(3)消防広域化問題について/(4)勤労の権利と義務について/(5)政府による社会保障削減の影響について

2008年9月10日、赤平市議会の一般質問で、宍戸忠議員が「低所得者に対する生活支援について」「歳入確保について」「消防広域化問題について」「勤労の権利と義務について」「政府による社会保障削減の影響について」について質問し、介護健康推進課長 實吉俊介、産業課長 菊島美時、副市長 浅水忠男、市立赤平総合病院事務長 斉藤幸英、消防長 中村高庸、総務課長 町田秀一が答弁しました。

質問者
宍戸忠 議員
答弁者
介護健康推進課長 實吉俊介、産業課長 菊島美時、副市長 浅水忠男、市立赤平総合病院事務長 斉藤幸英、消防長 中村高庸、総務課長 町田秀一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 4番 宍戸忠

一般質問を行うので、よろしくお願いいたします。大綱1、低所得者に対する生活支援について。①、福祉灯油の考えについて。今日ガソリン、灯油、食品大幅値上げは台所を直撃しております。以前オイルショックのときには、当市も住民要求で福祉灯油が実現し、価格の下降によって廃止になり、現在投機マネーによる先物買いが原油の高騰になっているのではないかと思います。昨年暮れに引き続き、ことしも福祉灯油、昨年実績を引き上げ、実施することではないですか。暖房が命にかかわる北国にとって、生活必需品である灯油の値上がりは深刻です。9月9日現在当市内リッター当たり132円と昨年比約5割の値上げとなっています。昨年は、原油の急騰対策として特別交付税による国の支援も実現いたしました。暖房用灯油は全国で使われており、本来は国の責任で実施すべきであります。北海道は、180市町村中176、08年1月現在、が福祉灯油を実施しています。また、財政難で制度を縮小したり、冬期加算があることを理由に生活保護世帯を除外したりする市町村もあり、国と道の支援の拡大が求められています。家庭用灯油が1世帯3人当たり1,734リットル、全国平均の3倍近い北海道、灯油価格値上げが家計に大きく響いています。特に実施していない札幌市、福祉灯油を求める声が切実です。同じ政令市の仙台市では、昨年末に臨時議会で福祉灯油実施を決めました。生活保護世帯は無条件、ひとり親世帯、障害者施設、児童福祉施設、認可保育所、養護老人ホームなど福祉施設も助成対象です。異常な灯油の高騰は、文字どおり住民の暮らし、健康を脅かしています。低所得者にとっては死活問題です。この住民の切実な声にこたえるのは国と自治体の責任です。とりわけ政府は、実施自治体への特別交付の支援だけにとどめず、財政支援を抜本的に拡充すべきですが、市長のお考えをお伺いいたします。大綱2、歳入確保について。①、赤平花卉園芸振興公社の民間譲渡と赤平小学校跡地売却に伴う効果について。市民の大きな関心事となった花卉園芸公社は新会社移譲ということですが、市民的重大欠陥、欠損金4億2,618万円は市民に謝罪すべきものではないでしょうか。これまで共産党市議団は、公社設立時からコチョウランの需要見通し、施設経営の困難と札幌オーキッド社長を抱える問題、地域の農業振興にどう役立つのか、具体的経営のやり直し等問題を提起してきたのであります。結果は、我々の見通したとおりになりました。前々期の議会では、共産党は他会派と協働し、返済の見通しがない貸付金、補助金の支出をさせない修正案を提出、与党会派との激論を交わし、修正案は多数で押し切られたのであります。こうした状況の中、共産党は前市長に行き詰まった公社の傷口が大きくならないよう3つの選択肢を示し、その解決を求めたのですが、聞く耳を持たなかったのであります。現市長になって、経営の立て直しを図るために人事異動、経営の合理化、灯油の高騰、売れ行きが伸びずの現状となったのであります。今日市長の決断、努力、そして社長の不眠不休の努力は評価するものであります。また、市民の中から前市長、前公社社長、議会の有力議員に対して損害賠償の訴訟が起きても不思議ではないほどの深刻な問題ではないでしょうか。したがって、市長は設立をしてからの経過と問題点を明らかにして、こうして結末になった行政責任を市民に謝罪すべきであります。市民は、そのことを求めているのではないでしょうか。また、新会社の経営方針、経営移行による財政上の問題として売却額と課税、その後はどのようになるのか、見込み、試算。さらに、条例による財政支援をするのかであります。この点についてお伺いしたいと思います。市民生協赤平進出をめぐる問題として、1つ、赤平商工会議所、生協だけの協議に終わったのではないかと思います。2つ目に、地域の個人経営の商店との話し合いはなされたのか。店じまいをする店もあります。個人商店との共存、合意についてはどうか。3つ目に、生協の理事会で赤平進出を決めたのかであります。赤平の出資している生協組合員への周知がないのでないかと思います。市が重要な部分にかかわりがあり、この際リーダーシップを発揮して解決に当たるべきではないでしょうか。今後の問題として、1つには消費者行政での生協が地域で果たす役割を明らかにすること、2つ目、行政、消費者協会、生協、農家との協働で安全な食品の供給を行う協力体制が必要でないかと思います。この点についての市長のお考えをお聞きしたいと思います。②、市立赤平総合病院透析患者の増加見込みについて。自治体病院の果たす役割として、病院行政が患者と住民の信頼を得ているか、ここからこそ患者と住民の信頼によって安全経営が構築されるのではないかと思います。1つ目には、透析施設の収益増、年間約1億6,000万という現時点と将来の展望はどのように見込まれるか、また患者の収容数増加の見込み、夜間診療見込みについてお考えをお聞きしたいと思います。2つ目には、市立病院検討会議では収入確保の問題で新透析施設対応による収益問題や外科医、整形外科医の固定医師確保による市民の安心と収益確保の議論が進んでいるのかであります。また、道による28億円の一借を必要な場合、拝借をできないかであります。経営の分析と、公立病院として不採算部門を抱えて赤字はどれぐらいになるのか、国の支援の具体的内容の病院交付税や診療報酬についてはどのようになっているか、住民の命と健康を守る拠点として公立病院の使命を病院公務職員が構築し、患者、住民サービスでこたえることが大事でないかと思いますが、お考えをお伺いしたいと思います。大綱3、消防広域化問題について。①、北海道の消防広域化推進計画について。消防法第1条、火災の予防、鎮圧、国民の生命、財産の保護、被害の軽減や社会公共の福祉の増進を目的として、消防組織法第1条は国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、水火災または地震等の災害を防除し、及びこれらの災害に係る被害を軽減することをもって任務とするとあります。また、憲法では市町村の管理となり、民主化が図られましたが、消防組織法は市町村の消防は消防庁長官または都道府県知事の運営管理または行政管理に服することはないと明快に自治体消防の原則を宣言しています。例えば広域化消防本部が岩見沢市で30万人人口に対応だとすれば、当市まで救急に無理があるのでないか、平均3本部を1本にしても災害出動、重大なロスになって、人命軽視にならないかであります。現在でも消防職員整備などの不足を、広域化に充てる財源を充てれば、近年市内の火災死亡事故、幸町1丁目、公営住宅の子供さん、同じく4丁目の公営住宅5階の成人男子の防止効果大ではなかったかと考えるものであります。現在1日平均約2件の赤平救急出動、もちろん効率化は大事ですが、広域化で原則デジタル無線が機能アップして、人を助けずになるのでないか。国、道は広域化を進める計画書を提出を求めているようですが、どんな計画になっているのかお伺いします。現在の消防本部、組合消防体制強化こそ重視すべきではないかと思います。30万人人口に1消防本部設置では、1分1秒おくれで人の居住するすべての地域で生命、財産を守り、災害の被害軽減を図られるのか。専門家の講演の中で財政削減先にありき、安全の後退というものでありました。また、時に居住地に熟知しているという消防職員が10年間勤務しても十分でないと言われることがあります。広域化によって地理、地形、住民、市民などふなれな隊員が出動して、災害、火災出動などのおくれは出ないかであります。さらに、連絡車の設置では対応ができないのでないかと、これも思います。広域化本部に最新機の専門隊などのために財政を支援するものとなっていることであります。広域化は財政削減、効率化先にありきであり、生命、財産を災害から守り、軽減する任務を二の次にするものではないかと思います。現在の消防体制機能強化のために財政支援することで消防法、消防組織法が発展し、住民の命、財産を守ることができるのではないか、お考えをお伺いしたいと思います。大綱4、勤労の権利と義務について。①、官製ワーキングプアについて。憲法第27条、国民の勤労の権利と義務を、07年5月改定で08年4月施行の改正パート労働法、差別禁止となる条件が極めて厳しく、そもそも公務員を適用除外しているなど重大な問題点を持っていますが、他方短時間労働者の待遇は必ずしもその働きに見合ったものになっていない状況を改善して、通常の労働者との均衡のとれた待遇を確保するなどを法の目的としています。自治体、職場でもその趣旨が踏まえられなければならないことは当然ではないでしょうか。現在のままでは、ますます格差賃金、格差労働条件、格差社会を生むのではないかと思います。赤平市臨時職員は、労働のほか市長が特に認めるものとして6カ月ごとに再雇用を繰り返して、7年または20年勤務との話の方もいます。3法があるものの、内容は5時間パートなど、月収七、八万円の低賃金など。例えば母子家庭、小中学生2人、この場合1つには暮らしはどうなっているのか、2つ目には勤務時間8時間に不足する時間の他部署への配置など実態はどうなっているのか、3つ目には地方公務員としての責任、自覚、義務、研修の向上によって住民の負託にこたえることになっているのかであります。仮に年収100万円から150万円程度の貧困生活、臨時職員約98人、市民の目線ではすべて公務員であります。このようにまさに官製ワーキングプアが常態になっているのでないかと思います。正規職員と同一労働、同一賃金が原則で、身分や賃金差別はなくすることではないか、国へ改善を求めることはもちろん市長の考えと改善の道をお尋ねしたいと思います。大綱5、政府による社会保障削減の影響について。市立赤平総合病院の療養病床数の考えについて。高齢者医療の苦難、後期高齢者医療制度は昨年参議院野党の廃止案が継続審議となって、選挙後の衆議院で審議されようとしています。当市の療養病床60床利用患者の方々について以前高尾市長は、削減はさせない旨の決意があったと思います。現在も同じでしょうか。まさに行き場のない医療難民、介護難民をあふれさせてはなりません。日本医師会は、国民の皆さんとともに社会保障費2,200億円の削減に反対の意見広告です。7月、政府は経済財政改革の基本方針2008をまとめました。福田総理は、国民一人一人が安心して暮らせるようになったと実感できる社会を実現すると発言しました。そして、救急医療や医師不足が重要課題とされました。しかし、社会保障費の削減路線は撤回されませんでした。2002年から2006年までの5年間であるべき社会保障費が1.1兆円、国の負担分が削減されました。そして、その後も毎年2,200億円が機械的に削減されているのです。このために医療費が大幅に削られてきました。このままでは、救急で受け入れてもらえない、お産ができない、夜間診てくれる小児科の先生がいないなどの問題はなくなりません。がん難民と言われる患者さんもふえています。医療が必要な高齢の方が長期入院できるところもありません。身近に通える医療機関がなくなっている地域もふえています。国民が安心して医療を受けられる体制がとれなくなっているのです。総理は、国民の声を十分認識しているはずです。どうぞそれを政策に結んでくださいと。来年度予算からは、社会保障費の年2,200億円の削減をやめてください。社会保障、そして国民医療を守るために、日本医師会は国民の皆さんとともに戦います、日本医師会。これが日本医師会の意見広告です。これは、朝日新聞に1ページで国民の皆さんと一緒になって、医療を守ってほしいと言っています。赤平市は、率先して日本医師会の毎年社会保障費2,200億円削減やめよの要求をともに国に要請することが必要でないかお伺いしたいと思います。第1回目の質問を終わります。

答弁 介護健康推進課長 實吉俊介(介護健康推進課長は2009年3月まで)

大綱1、低所得者に対する生活支援について、①、福祉灯油の考え方についてお答えさせていただきます。昨年度の福祉灯油購入費助成事業につきましては、年明け早々緊急的に実施させていただきましたが、20年度に入り、その後も石油製品の価格高騰はとどまらず、市民の皆さんの日常生活に大きな打撃を与えており、今後冬期間に向けてより一層市民の皆さんの暮らしが厳しいものになると推察されます。そこで、本年度の北海道地域政策総合補助金、高齢者等の冬の生活支援事業補助運用方針の拡充に合わせ、昨年度実施いたしました1件当たり3,000円の助成金額の再検討も含め、事業の実施に向けて検討してまいりたいと考えております。また、生活保護世帯につきましては、昨年度は北海道内で3町が単独事業として実施いたしましたが、補助対象となる北海道の地域政策総合補助金運用方針には対象世帯として高齢者世帯、障害者世帯、母子世帯及びこれらに準じ、市町村が認める世帯であって、市町村民税の非課税世帯とする、ただし生活保護世帯を除くと定められております。そこで、生活保護世帯につきましては、地域政策総合補助金の運用方針の中で対象世帯から除かれていること、あわせて国で定めている保護費の中に冬期加算が手当てされていることから、現時点では対象世帯に含めることは相当ではないものと考えております。今後道内の市町村、近隣市町の動向と対応策を踏まえ、国や北海道などからの情報や施策の拡充を十分考慮した上で市民生活の一助となりますよう実施に向けて検討してまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上です。

答弁 産業課長 菊島美時

大綱2、歳入確保について、①、赤平花卉園芸振興公社の民間譲渡と赤平小学校跡地売却に伴う効果についてお答えいたします。これまで株式会社赤平花卉園芸振興公社は、平成6年設立以来14年間に及び、ポスト石炭後のまちづくりの一環の雇用の場の確保に寄与していたとともに、花のまち赤平による地域イメージの向上、特にらんフェスタAKABIRAが市民手づくりのイベントとしても定着、また道内生産者としてコチョウランの安定供給に努めてきたところでございます。しかしながら、市場の値崩れや原油高騰などで営業を続けていくことが大変困難な状況になり、当市といたしましては第三セクターを整理する方針を固め、かねてからの交渉を続けてまいりましたホームセンター最大手のホーマック株式会社と基本合意を取り交わし、現在施設などに係る譲渡契約締結に向け、また副市長を代表清算人として法的手続など会社整理に向けて作業を進めているところでございます。当市といたしましては、花のまち赤平の地域振興のため財政支援を行ってきたところでございますが、正式に譲渡金額決まった段階でご指摘の件につきましてはご説明申し上げたいと考えておりますが、何とかコチョウランを赤平に残し、事業継続をするため赤平公社と市と連携いたしまして、民間参入に向け、最大限努力してきたところであります。さて、新会社におきましてはコチョウランを中心としたさまざまな植物を含め、農芸ビジネスを展開するため現在準備を進めているところであり、市税などの税収効果については今後のことをとらえてまいります。また、市民生協につきましては旧赤平小学校跡地に立地されますことから、中心市街地活性化にも大きな期待を寄せており、近隣市の大型店への流出に歯どめをかけること、また固定資産税はもとより市税の増収にもつながるものと考えております。こうしたことからも新たに企業あるいは大型店舗が立地されることは、財政状況が大変厳しい当市にとりましても地域経済活性化が図られ、税収効果はもとよりさまざまな波及効果におきましても大いに期待するところでございます。なお、当市の条例による財政支援についてでございますが、花卉公社の新会社につきましては新産業創造等事業助成金を予定しております。なお、花卉公社の新会社及び市民生協に対する市の企業振興促進条例に基づく財政支援などは申し添えてはおりません。以上です。

答弁 副市長 浅水忠男(副市長は2014年6月まで)

生協赤平進出をめぐる問題として何点かご質問ありました。そのことにつきまして、私のほうからご答弁させていただきたいと思います。これまで議会の常任委員会で何度か経過説明をさせていただきました。赤平商工会議所、生協だけの協議に終わったのではないかというお話でありますけれども、そもそも今の赤平小学校は赤平市の土地でありますので、コープ側としては最初に赤平市に来ており、具体的な話をしていただくということでまいりました。そこで、同時に商工会議所にも伺っていただきまして、会議所等の会員の皆さんの意見を集約をいただいたというところでありまして、会議所としてはこの件については赤平市の寂れた中心商店街の活性化になるということで歓迎の意をあらわしたというふうに実は伺っております。それから、地域、あるいはまた商店街、地域の住民の皆さん方の話し合いということでありましたけれども、大型店の立地法の関係でコープ側としては地域の住民に対する説明会をしなければいけないということになっておりまして、今後開催をされるのだろうというふうに思っております。もう一つ、出資をしている生協の組合員の方の周知の関係ですけれども、これはあくまでもコープさん側が組合員に対して説明をするという義務があろうかと思います。消費者行政での生協が地域で果たす役割でありますけれども、大変最近はいろんな食品関係で問題が起きておりますから、私ども市民といたしましては生協側が安心で安全なやっぱり食料品等を提供いただくということが第一でありますし、そして先ほど言いましたように疲弊している商店街が生協さんと一緒になって、当然お客さんも相当ふえるわけでありますから、まちの中が活性化をするという意味で各個店の営業成績も上がるのではないかというふうに理解をしていますから、それぞれ頑張っていただきたいなというふうに思っております。それから、生協といたしましては、特に農産物について地産地消という考え方から地元の農産物をぜひ入れていただきという話も実はありました。今後JAさんを通じまして、いろいろご相談があるというふうに思っていますので、市といたしましてもその際は協力をさせていただきたいというふうに思います。以上です。

答弁 市立赤平総合病院事務長 斉藤幸英(市立赤平総合病院事務長は2009年3月まで)

②、市立赤平総合病院の透析患者の増加見込みについてお答えいたします。病院経営の健全化を図るためには収益の確保が重要でありますが、透析医療につきましては収益確保の大きな柱ともなっており、現在40名を超える患者が入院及び外来透析を行っております。先月より患者の送迎を実施し、好評を得ており、今後は赤平市外へと送迎区域を拡大し、新たな患者確保に当たってまいります。また、近隣病院からの入院透析患者の紹介もあり、徐々にではありますが、患者も増加し、想定している患者数の確保は可能であるものと見込んでおります。しかし、国の診療報酬改定や医療制度の改正等により想定以上に収益が減少することもあり得ますことから、今後はより診療を充実させ、収益の確保に努めてまいります。夜間透析につきましては、現在患者の希望はありませんが、患者をふやしていくためにも医療スタッフを充実させた中で実施を検討してまいります。続きまして、医師確保についてでございますが、厳しい状況が続いておりますが、今後もいろいろと手だてを尽くして確保の努力を続けてまいります。また、道からの短期融資28億円でありますが、融資期間は1年限りという予定でありますが、低利融資であり、財政効果も非常に大きいことから、引き続き道と協議をさせていただきたいと考えております。また、赤字はどのくらいになるのかということでありますが、まだ年度の途中でもあり、今後どのように推移していくかという状況を見きわめなければならないということではありますが、不採算部門を抱えて運営を行うことは非常に厳しい状況でありますが、新たな不良債務の発生が見込まれますと、公立病院特例債の借り入れができなくなることから、厳しい状況でありますが、赤字を発生させない健全経営を行っていかなければならないものと認識をしております。最後に、公立病院の使命としまして、住民の命と健康を守るため今後も職員が一丸となって努力を続けていかなければならないものと認識をしておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上です。

答弁 消防長 中村高庸(消防長は2012年12月まで)

大綱3、消防広域化問題について、①、北海道の消防広域化推進計画についてお答えさせていただきます。消防の広域化につきましては、平成18年6月に消防組織法の一部が改正されたことに伴いまして、国が示す消防の広域化に関する基本指針に基づき、各都道府県において消防広域化推進計画を作成することとなっていたところでございます。このことから道におきましてはこの指針に基づき、本年3月に北海道消防広域化推進計画を作成するとともに、4月にはその計画が各自治体に示されたところでございます。本計画では、近年複雑多様化や大規模化する災害などから地域住民を守る消防の仕組みは増大しており、さまざまな社会環境の変化に適切に対応できる体制の整備確立が求められているものの、現在の消防本部は小規模なものが多く、一般的に小規模消防本部は要員の確保や資機材の整備に限界があるため災害発生時の動員力が十分であると言えない場合があるほか、救急需要に対する適切な対応や予防査察、違反処理、火災原因調査などより一層高度化、専門化する予防業務への対応が困難な状況となっているとしております。こうした状況から消防の広域化を推進することにより消防体制の充実強化が図られ、住民に質の高いサービスを提供することができるものとしているところでございます。また、消防広域化の組み合わせにつきましても示されておりまして、消防広域化の規模について国は管轄人口30万規模を一つの目標としておりますが、管轄面積の公共交通事情、地理的条件、日常生活圏などの地域事情を十分考慮する必要があるとのことから、道としてはこれらの事情を勘案するとともに、今後高齢化の進展などにより需要の増大が予想される救急業務に深く関連する第2次保健医療福祉圏を基本とした21消防本部の組み合わせを示したところであり、本市におきましては中空知圏に属する芦別市、歌志内市、上砂川町、滝川地区広域消防事務組合、砂川地区広域消防組合との組み合わせとなったところであります。本計画に基づき、消防の広域化を進めるに当たりましては、広域化を行おうとする圏域ごとに市町村消防本部が具体的に協議検討することとされているものの、広域化の対象となるどこの市町村が中心となり、協議を推し進めるかについては明記されていないこともあり、現在のところ進展がない状況にありますが、計画において道は消防の広域化についての連絡調整機能を果たす重要な役割があると明記されていることからも、今後は道が中心となり、広域化に向け、動き出すものと考えております。消防の広域化は、消防体制の整備及び確立を図ることを旨として行うものであり、広域化によって消防本部の対応力や住民サービスが低下することがあってはならないこととされていることからも、これらを念頭に消防広域化後の消防体制、出動態勢、財政運営などについて広域化対象市町との協議の場において十分議論を交わしてまいりたいと考えておりますので、どうかご理解賜りますようお願い申し上げます。

答弁 総務課長 町田秀一(総務課長は2017年3月まで)

大綱4、勤労の権利と義務について、①、官製ワーキングプアについて申し上げます。当市の臨時職員の状況でございますが、平成20年4月10日現在で病院を除き98人おりまして、事務補助、保育士、学校業務員、運転手、調理員、介護員など職種も多様でありますことから、職種ごとに賃金の単価を決めております。勤務時間につきましては、週20時間や週38時間45分など、これも多様でございまして、それぞれ事業に必要な形態で雇用し、その条件につきましては雇用の開始時に文書によりまして、採用する職員に通知しているところであり、研修の機会につきましても必要に応じ、与えているところでございます。官製ワーキングプアにつきましては、国会などにおきましても取り上げられているところでございますが、地方公務員は適用除外とされておりますものの、働き方が同じであれば待遇も同じにすべきだとする改正パートタイム労働法の趣旨や、本年度の人事院勧告におきまして、非常勤職員の給料を決定する際に考慮すべき事項を示す指針を策定し、非常勤職員の任用形態、勤務形態のあり方をどのようにしていくか幅広く検討していくこととされておりますことから、本市におきましてもそれらを踏まえ、検討していかなければならないと考えているところでございます。とりわけ先般北海道における最低賃金につきまして、15円引き上げる全国平均には及ばないものの、北海道地方最低賃金審議会より13円引き上げ、667円とするよう北海道労働局に答申され、新聞報道によりますと、10月19日から適用される見通しとのことでありますことから、その動向や近隣市町の状況を勘案し、臨時職員の賃金につきまして、見直す予定でございますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

答弁 市立赤平総合病院事務長 斉藤幸英(市立赤平総合病院事務長は2009年3月まで)

大綱5、政府による社会保障削減の影響について、①、市立赤平総合病院の療養病床数の考えについてお答えいたします。高齢化の進む当市にあっては、療養病床は必要であると認識をしております。国は療養病床を当初計画の15万床から22万床残すとの方針を出しておりますが、今後の診療報酬改定時に病床維持が難しくなるようなマイナス改定が行われることも予想され、療養病床維持は厳しい状況になることも予想されておりますが、療養病床にかわる受け皿が整備されていない状況の中での病床の削減は退院後の受け皿がなく、行き先を失う患者が発生するおそれもあることから、当面病床60床を維持した中で赤平市における老人福祉施策が今後どうあるべきかを十分に検討していくべきものと考えております。また、国に対しましても過疎地域において地域医療を守っていくための政策の実行を強く要望するものであります。以上です。

質問 4番 宍戸忠

ご答弁ありがとうございました。先ほどの副市長さんからの答弁の中で、会議所の会員さんの方々、生協組合員の方々、一応生協の方々についてはこれから周知するということのようですけれども、市民の方々にも。会議所の会員の方々のうち個店の方々の何人かが生協来たらやめると、そういう事態になっています。ここのところに会議所から何もないというような話もありまして、そういうことであるならば、市もリーダーシップを発揮し、そういうことのないように話し合いをするとか、何かそういう助言をするとか、そういうことが必要でないかなというふうにちょっと思います。そのことについてひとつ再度お聞きしたいなというふうに思います。それから、消防広域化の問題では近隣、先ほど示された広域化の案が出ているように思います。これは本来は自治体、行政区単位に消防本部があって、機敏に能力、機能を発揮すると。これがさっき言われましたような広域化の状況をこれからまた検討すると思いますけれども、何としても命を守る立場からその問題をやっていただきたいと思うのです。広域化は本当によく慎重にやらないと、これは人の命を無にするということになりますので、それも十分踏まえて、やっていただきたいというふうに思います。その他答弁いただきました。福祉問題、人の命の問題が今重大です。この問題を皆さん関係の部署においても深い分析の上に立って、全力を挙げてまちづくり、市民の命を守るために頑張っていただきたいと、これをお願いいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

質問 4番 宍戸忠

はい。

出典:赤平市議会 平成20年第3回定例会 2008年9月10日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる