安平町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月10日
帯状疱疹ワクチン接種助成について
2023年3月10日、安平町議会の一般質問で、工藤秀一議員が「帯状疱疹ワクチン接種助成について」質問し、健康福祉課参事 池田恵司が答弁しました。
- 質問者
- 工藤秀一 議員
- 答弁者
- 健康福祉課参事 池田恵司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 工藤秀一
1つ目の質問終わりまして、続きまして帯状疱疹ワクチン接種助成について伺います。誰もが幸せに暮らすために健康であることはとても大きな要因であって健康寿命の延伸と不健康な期間の短縮や予防は極めて重要な課題であります。生涯を通して元気で充実した生活を送れるようにと誰もが願われているのはないでしょうか。その中で近年、帯状疱疹を発症している方をよく聞くようになりました。子どものころ水ぼうそうにかかった記憶のある方もみえると思います。水ぼうそうは一度かかり、治った後も実はウイルスは体の中の神経節に生涯隠れていて加齢による免疫力の低下や過労やストレスが引き金となって再発症することがあり、それが帯状疱疹と呼ばれるものだそうです。帯状疱疹の原因となるウイルスは日本人成人の90%以上の方の体内に潜んでいて50歳を境に発症率は急激に上昇し、60歳代から80歳代でピークを迎えます。80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。そこで病になってから治療するのではなく病を未然に防ぐという観点から、帯状疱疹を未然に防ぐために帯状疱疹ワクチンの効果をどのように考えるか伺います。
答弁 健康福祉課参事 池田恵司(健康福祉課参事は2023年3月まで)
帯状疱疹のワクチンについては平成30年3月に薬事承認されていまして50歳以上の希望者が接種できる任意接種のワクチンとして位置づけられています。このワクチンの効果についてのご質問ということですが、まず帯状疱疹を予防するワクチンには水ぼうそう予防の生ワクチンである水痘ワクチンと不活性化ワクチンである帯状疱疹ワクチンの2種類があります。このそれぞれのワクチンの発症予防効果についてですが、水痘ワクチンには50代には70%弱の方に効果が期待できるものの60代70代と年代が上がるにつれて予防効果が下がっていくと言われています。一方、帯状疱疹ワクチンは年代問わず約97%の方に予防効果があると認められているところです。また、この予防の効果の持続期間ですが水痘ワクチンは3年から5年程度、帯状疱疹ワクチンは10年ほど持続すると言われています。尚、ワクチン接種後の副反応に関してですが、どちらのワクチンも1週間以内に注射部位の痛みは大体8割弱の方に、筋肉痛や疲労感、頭痛や発熱等は2割から4割の方に発生することが確認されています。以上です。
質問 1番 工藤秀一
ありがとうございます。そういうことで帯状疱疹ワクチンは厚生労働省によって2016年3月に50歳以上の者に対する帯状疱疹の予防として効能効果が追記されました。そして2020年に使用開始となった不活化ワクチンは生ワクチンと比べると予防効果が高く効果が長期間持続し、免疫が低下している人でも接種できる点が優れているとのことです。帯状疱疹の予防接種は発症を完全に防ぐものではありませんが、発症しても軽症で済み後遺症の予防に繋がるとされているそうです。そういったことから帯状疱疹ワクチンの周知と接種の推進はなされているか伺います。
答弁 健康福祉課参事 池田恵司(健康福祉課参事は2023年3月まで)
帯状疱疹ワクチンの周知と接種の推進についてですが、今現在新型コロナウイルス感染症への対応が最優先で求められていることや国におきまして今後この帯状疱疹ワクチンを任意接種から定期接種にするよう審議を今されているところですので、町として帯状疱疹ワクチン接種を早急に推進するということは現在考えていません。しかしながら、帯状疱疹という病気そのものにつきまして予防という観点からもこの病気について広く周知をするということは必要なことであると思っていますので、町が実施しています健康相談や健康教育事業、この中で積極的に情報を提供していけるよう検討していきたいと思っています。以上です。
質問 1番 工藤秀一
ありがとうございます。そこで帯状疱疹にワクチンがあることを知らない人も多くいるようですが、先ほども申したように発症率は50歳を境に急激に上昇して60歳から80歳でピークを迎えるということで、高齢化が進む中、高齢になってからの強い痛みはとても苦痛だと思います。しかし、帯状疱疹ワクチンの接種費用は生ワクチンで1回8000円とか不活化ワクチンは1回2万2000円で高額で、しかも2回接種しなければならない。年金で暮らしている高齢者にとっては助成なくして簡単に接種できる費用ではありません。そこで安平町において町民の健康を守る観点から帯状疱疹ワクチン接種の助成をすべきと思いますが考えを伺います。
答弁 健康福祉課参事 池田恵司(健康福祉課参事は2023年3月まで)
帯状疱疹ワクチン接種の助成についてですが、金額については只今議員がおっしゃっていただいたとおり医療機関によっても若干違いがありますが水痘ワクチンは1回の接種で大体8000円、帯状疱疹ワクチンは1回2万円から2万5000円ぐらいの間でして、こちらは2回の接種が必要であるということで合計4万円から5万円程度の自己負担となりまして、かなり高額なワクチンとなっています。健康を推進する担当課としての基本的な考えですが、1つ目として食生活や運動等日々の生活習慣の積み重ねが健康づくりに大きく影響することを理解し、定期的に健康診断などを受診してご自身の健康状態を客観的に把握するなど、ご自身の健康はご自身で守るという意識を持ってもらうことが大変重要であると思っています。また2つ目にはご自身の体の状態をいつでも気軽に相談でき、その異変に気付いた際にはすぐに相談また受診ができるかかりつけ医を持つことが極めて重要であると思っています。帯状疱疹は日々の生活での疲労やストレスを溜めない生活を心掛けることや症状を早期に発見することが重要でありますので早期の治療で重症化を防げるとも言われていますことから、まずはそれぞれの状態に合った適切で最善な治療を受けられるよう、まずはかかりつけ医にご相談いただくことが大切であると思っています。帯状疱疹ワクチンの接種費用の助成については先ほどもお話したとおり現在国において定期接種化の審議の最中であることなどから、引き続き国の動向や自治体の状況を注視して参りたいと考えているところです。以上です。
質問 1番 工藤秀一
おっしゃられたとおり国において定期接種化の審議中であることもありますが、やはりこの帯状疱疹を重く見ているんだなと思います。全国的にも補助金を助成しているところも多く出てきていますので、ぜひ前向きに今後ご検討いただきたくよろしくお願いします。