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網走市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月26日

「北のスポーツ基地網走について

2024年6月26日、網走市議会の一般質問で、石垣直樹議員が質問し、社会教育部長 吉村学、教育長 岩永雅浩が答弁しました。

質問者
石垣直樹 議員
答弁者
社会教育部長 吉村学、教育長 岩永雅浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 石垣直樹

-登壇- 希政会の石垣です。通告に従い、一般質問をさせていただきます。まず一つ目は、「北のスポーツ基地網走について」お伺いいたします。過去を振り返りますと、1988年第二回定例会において、呼人にスポーツ・トレーニングフィールド造成の補正予算が可決されました。同年11月8日に工事が始まり、1990年6月9日にはスポーツ・トレーニングフィールドサッカー場、ラグビー場が共用開始されました。1991年10月10日には、網走スポーツ・トレーニングフィールド完成記念フェスティバルが開催され、同日1,000万人ラジオ体操祭地方大会が開催されました。翌年の1992年11月には、夏のスポーツ合宿において45チーム1,356人という多くの方が網走に来られ合宿をされました。1993年10月10日にはスポトレで市民スポーツフェスティバルを開催し約3,200人の市民が来場し大いに賑わったそうでございます。2003年10月には、5月、9月間のスポーツ合宿状況を公表し延べ1万2,697人、経済効果は3億7,000万円と試算されました。それから4年後の2007年には、経済効果を5億円と試算されたそうです。2009年には「健康・スポーツ都市宣言」を行い、2013年2月22日には学校法人日本体育大学は理事会・評議員会において「網走にスポーツ教育を柱とする特別支援学校の開設」を決定、後に2015年3月21日には網走市と学校法人日本体育大学は「体育・スポーツ振興に関する協定」に調印を行いました。2017年にはスポーツ庁は、スポーツによる地域活性化事例の漫画集を制作し、全国の中学校、高校、大学に配付されました。この中に網走が取り上げられております。このように歴史を振り返るとあっという間ではありますが、その陰で様々な困難があったかとは存じます。実際に御苦労された皆様には、私からではございますが、厚く敬意を表したいと思います。このように華々しくスタートし、現在までプロ、アマ問わず全国の多くの方々が企業、団体、プロスポーツチームが網走で合宿をされております。共用開始から現在まで網走市の一つの柱として存在し続けられたのは、網走市民にとっても明確な事実でございます。私も中学生のときには、スポトレにおいて当時Jリーグ発足前の日産、三菱などサッカー選手によるサッカー教室に参加したことを今でも覚えております。当時指導に来られた、日産の木村、水沼選手は、サッカー少年の憧れであり、とても興奮し楽しかったことを覚えております。そこでまず、スポーツ合宿の現状について、どのような状況なのかお示しください。

答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)

スポーツ合宿の現状についてですが、令和5年度につきましては、4年ぶりに社会人・大学各1チームのラグビー合宿が実施されました。が、合宿総数は844人となり、ラグビー合宿が社会人・大学合わせて、10チーム以上実施されていた、平成30年と比較しますと、約1,000人減少をしております。今年度の見込みですが、陸上は例年並みの人数で推移しており、令和3年度から新たに合宿を実施していただいている女子プロサッカーは、今年度につきましても、3チーム合宿が予定されております。このほか、障害者競技におきましても、令和3年からは、車椅子レーサー選手の合同合宿が実施されておりまして、年々人数が増加しているという状況にあります。また、ラグビーでは、大学1チームの合宿が予定されているほか、2016年以来8年ぶりとなりますが、セブンズ男子日本代表の合宿が7月1日から7日までの間、実施されることになっています。コロナ禍から徐々に、団体数、人数とも増加傾向にはございますが、ラグビー合宿減少による人数の減少をほかの競技で補うのは現状では難しいといった現状にあります。

質問 石垣直樹

今おっしゃられたとおり、ラグビーが減少してきていると、長い目で見ますと、全体的に見て、当初はサッカーが来られていて、それからラグビーに代わり、また、引き続き陸上チームとかが選手とかで来られていてというイメージでございますが、近年ではラグビーの試合日程が変わり、夏に合宿に来られないという事態になっております。様々な要因の中でも、合宿誘致を続けて、成果を上げてこられたと確信しておりますが、現在はどのようなプロモーションを行っているのでしょうか。

答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)

スポーツ合宿のプロモーションについてですが、陸上につきましては全国の各種大会を訪問し、監督やコーチなどへの御挨拶と合宿実施についてのお願いを直接しているところでございます。ラグビーにつきましては、現時点では合宿実施が難しいシーズン設定とはなっておりますが、これまで網走を訪れていただいた各チームを訪問いたしまして、チームスタッフとのつながりを継続させていただいておりまして、女子サッカーにつきましても、各チームへの訪問に加え、各チームのホームゲームにおいて、網走紹介の企画展などを実施をしているところでございます。このほか、各競技団体へのトップセールスも定期的に実施をいたしまして、各競技団体とのつながりを継続するよう努めております。引き続き合宿実施につながるような積極的なプロモーション活動を継続していきたいというふうに思っています。

質問 石垣直樹

様々なプロモーションを行われていて、知らない部分もありました。ホームゲームに参加してプロモーションを行っているようなことを知りませんでした。こういったプロモーションを行う中で、現在、課題として考えられるのは、受け入れる宿泊施設が不足しているですとか、選手に食事を3食提供しなきゃいけないですとか、様々あるかと思いますが、現在、この受け入れる上で、課題として考えられるものは何がございますでしょうか。

答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)

近年、各競技のチームに合宿を実施していただくにあたりまして、議員おっしゃられた宿泊施設の確保といったものが大きな課題となっております。各チームとも宿泊施設の確保に苦慮されておりまして、チームから当市宿泊施設の確保依頼に応じられないといったケースも出てきております。各宿泊施設におきましては、料理人の不足により、合宿に不可欠な1日3食の提供ができないことや、人員不足による利用可能な部屋数の減少などがございまして、合宿を受け入れできる施設数自体が減少しているといった状況にございます。合宿受入れ対応可能な施設の増加を図るために、引き続き市内の宿泊施設へ合宿チームが必要とする食事の提供などを依頼するとともに、ケータリングによって昼食が提供できないかなど、受入体制の整備についても研究をしているところでございます。また、ホクレンディスタンスチャレンジなど、各種大会開催の際には、参加チームへあらかじめ受入れ可能な近隣の市長の宿泊施設の活用を御提案をするなど、近隣自治体とも連携した、広域的な連携でチームの意向に添えるよう取り組んでいるところでもございます。

質問 石垣直樹

以前からもお伺いしておりましたが、受入れ施設が減少して、近隣自治体にお願いしているというような現状があろうかと思います。例えば、宿泊施設が足りないのであれば、呼人小中学校の空いている教室を宿泊施設に改装して、民間に運営していただくですとか、食事の提供で困っているのであれば、現在、人手が足りていない学校給食を給食センター化し、市の職員、栄養士監修の下に選手たちに食事を提供するとか、この際、大胆に合宿施設を呼人に建設し、夏場は合宿、冬場はインバウンドに対応する。夏場は合宿で賑わい、冬は雪が積もるグラウンド一面に広がる銀世界にインバウンドのお客様が感激、感動する、そこには市民も利用できるトレーニングジムを併設するとか、考えるだけで様々夢が膨らんできます。もしトレーニングジムがあれば、ひょっとしたら、砲丸投げの選手の合宿が可能かもしれないし、現在の野球場を大きく改修すれば、プロ野球選手が使える球場になるかもしれません。そうすると、プロ野球選手が来るかもしれない。ひょっとしたら大谷選手が網走に、などなど、様々な夢が膨らみます。先日の報道では紋別市にパリ五輪のボクシング日本代表が合宿されるとありました。もし、現在のスポーツ・トレーニングフィールドの施設に、何かさらにあれば、ほかのスポーツ、より多くの種目が合宿に来られるなど、あればお示しください。

答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)

スポーツ合宿の多種目への対応についてでございますが、網走市は陸上競技場をはじめとする、多様なランニングコースを持ち、スポーツ・トレーニングフィールド、総合体育館、オホーツクドーム、陸上競技場などの施設もございまして、現有施設においても、様々な種目の受入れに対応できていると考えております。昭和63年から今までの間に、28競技の合宿受入れの実績がございます。議員の言った視点も、今後、時代に沿った合宿の受入れの方法として御意見いただきながら、様々な競技について、今後も積極的な合宿受入れをしてまいりたいと思います。

質問 石垣直樹

よろしくお願いいたします。次に、Jリーグの「秋春制移行」に伴う対応についてお伺いいたします。昨年の12月に開かれたJリーグの理事会において2026年から2027年にかけてのシーズンからリーグ戦を秋から開催する「秋春制」に移行すると正式に決まりました。ヨーロッパの主要リーグが秋に開催され春に終了する日程でリーグ戦を行っていることや、アジアチャンピオンリーグも秋に開催する日程になったことを受けての移行だと言われております。この「秋春制移行」により、夏は網走で合宿ができる機会が出てきました。これについて網走市として何か動きがあるのか、どのようにお考えなのか、お示しください。

答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)

Jリーグの秋春制以降に伴う対応でございますが、Jリーグは昨年12月に、2026年から2027年にかけてのシーズンから、リーグ戦を秋からの開催とする秋春制への移行が正式決定となりました。シーズン開幕が8月となる予定でございますので、その強化合宿の時期は7月中と想定されます。シーズン移行決定後、網走合宿を実施していただいている女子チームのクラブの男子チームの担当者が、女子合宿に合わせて網走に視察に来る予定となっているほか、Jリーグのチームからも合宿についての問合せをいただいております。また、3月には、その問合せいただいておりますJリーグチームのクラブハウスを訪問し、施設の受入体制など説明を行わせていただき、その際には、合宿実施時には練習試合も併せて行いたいということで、Jリーグのチームからほかのチームにも声掛けをしていただけるというようなことも伺っておりますので、こちらとしましては、近隣自治体と広域連携により、受け入れ誘致といったものにも取り組んでまいりたいと思っています。

質問 石垣直樹

非常に楽しみにしております。最後に、今回の一般質問では、私の安易な夢も踏まえて様々お伺いしましたが、教育長にお伺いいたします。北のスポーツ基地、網走について、今後の展望や市民がワクワクするような夢などあればお示しください。

答弁 教育長 岩永雅浩(教育長は2025年3月まで)

スポーツによるまちづくりの視点となりますが、私たちの仕事の中で、事業効果を得るためには長い時間を必要とするものも少なくありません。先ほど御紹介がありましたが、コロナ前には年5億円以上の経済効果をもたらした、このスポーツ合宿では、その種まきは30年以上前のスポーツ・トレーニングフィールドの整備でした。これまでは、スポーツ合宿や日本体育大学附属高等支援学校の誘致は目的でありましたが、スポーツによるまちづくりという点では、トップアスリートの合宿地としてのブランド化や経済効果など一定の成果を収めたと考えております。今後、スポーツによるまちづくりは、障がい者への理解や少子高齢社会を見据えた手段として展開することによって、交流人口だけではなく、網走への新たな人の流れを想像したいと考えておりますので、石垣議員からの提案、夢は、新たな雇用の創出にもつながる側面もあり、北のスポーツ基地網走を磨き上げる際の一側面としてお聞きをしておりました。これまでのスポーツ合宿誘致では、一つには、多様な種目に対応する練習環境が充実していること。二つには、空港に隣接し、移動ストレスが少ないこと。三点目には、夏も冷涼で疲労回復に適していること。四点目には、多様で栄養豊富な地元食材を提供できることを地域の強みとしてアピールをしてまいりましたが、これまでの答弁のとおり、ハード面、ソフト面とも課題も少なくありません。また、施設整備につきましては、社会教育施設の在り方への提言に基づき、都市機能誘導構想との整合性を求めながら、スポーツ施設の存在意義を見出す必要があると考えております。ワクワク感を伝えられておりませんけれども、いずれにしましても、冒頭に申し上げたとおり、少子高齢社会を見据えた手段として、時代に適応したスポーツ合宿を展開をし、障がい者と健常者が一緒に活動できる、するスポーツ、見るスポーツを推進しながら、同時に支えるスポーツへの関わり方に、アプローチできる人材育成に資するスポーツによるまちづくりを進めていきたいと考えております。

質問 石垣直樹

教育長自らありがとうございました。次の質問、最後の質問に……。

出典:網走市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月26日 議事録 PDF(95ページ) 間違いを知らせる