網走市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日
最後の質問に移ります。最後は、高校生まで医療費無償化を
2023年9月12日、網走市議会の一般質問で、永本浩子議員が「最後の質問に移ります。最後は、高校生まで医療費無償化を」について質問し、健康福祉部長 結城慎二、市民環境部長 田邊雄三が答弁しました。
- 質問者
- 永本浩子 議員
- 答弁者
- 健康福祉部長 結城慎二、市民環境部長 田邊雄三
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 永本浩子
それでは、最後の質問に移ります。最後は、高校生まで医療費無償化をということで質問させていただきます。子供医療費の無償化につきましては、これまでも何度も発言させていただきましたが、昨年8月から中学3年生まで所得制限なしの完全無償化となり、お子さんをお持ちの保護者の皆様はもちろん、お孫さんが無償になる祖父母の皆様からも喜びの声をたくさん頂き、私も大変うれしく思っております。特に急激な物価高となり、何もかもが値上がりする中での無償化はより一層ありがたみが増したのではないでしょうか。無償化するに当たって、一番の懸念材料となっていたのは、いわゆるコンビニ受診が増え、それによってドクターへの負担が増大し、ただでさえ不足している医師の確保がさらに難しくなるのではないかということだったかと思います。無償化になってちょうど1年たったところですが、このコンビニ受診は実際に増えているのでしょうか、状況をお伺いいたします。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
中学生までの医療費完全無償化後のコンビニ受診の状況についてでありますが、現在の医療費の無償化については、令和4年8月より所得制限を撤廃をして中学生までの医療費を無償化しているところであります。子供医療助成の受診件数についてですが、令和3年度が3万6,044件、令和4年度が4万2,111件となっており、6,067件、約16.8%増えております。細かな分析は行えておりませんが、増加の要因としましては、無償化対象者が拡大したことや新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えが一定程度解消されたこと。加えて、令和4年度の冬場からは、前年と比較して季節性インフルエンザの罹患が増えたことなどが考えられます。これらのことから無償化の拡大により、コンビニ受診が急激に増えている状況にはないと考えております。
質問 永本浩子
実際には受診の数は増えてはいるけれども、要因等を考えると急激なものではないということで、今のところはちょっと安心をさせていただきました。引き続き、そういった観点でも監視していただければと思います。またもう一つ、子供の医療費の無償化に当たってネックとなっていたのが、国庫負担金の減額措置かと思います。国は限られた財源を公平に配分する観点から、子供医療費を自治体が独自で無償化すると、国民健康保険の国庫負担金から医療費の増加分を減額するという、いわゆるペナルティーを課してきたわけでございます。しかし、少子化が加速する中、子供医療費に対する独自の負担軽減策を取る自治体が増えたことから、本年この減額措置を廃止する方針が打ち出されました。公明党といたしましても、長年子供医療費の無償化を訴えながら、同時にこのペナルティー措置の軽減も訴えてきただけに、私としては大変喜ばしいことだと歓迎いたしましたが、市の評価をお伺いいたします。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
市としていたしましても、長年北海道市長会を通じ、廃止を求めてきましたので、大変うれしく思っております。
質問 永本浩子
私と同じ感想ということで安心いたしました。今回の減額措置廃止に当たって、厚労省は自治体のこども医療費助成の取組状況を見ると、新生児から高校生までだと人口比で9割が対象になっているとして、高校生までを想定した減額措置を廃止するとしております。全国的にも、こども医療費無償化を高校3年生までに拡充している自治体が増えております。また、市民の皆様からも、「高校生になると部活や受験対策にお金がかかる」「大学に合格した後のお金もためなくてはならない」「中学生だけでなく高校生も医療費を無料にしてほしい」とのお声を頂いております。当市といたしましては、昨年中学3年生まで完全無償化したばかりではありますが、高校3年生まで無償化拡充も視野に入れていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
高校生までの医療費無償化拡充の見通しについてでありますが、本年6月に策定された国のこども未来戦略方針では、医療費等の負担軽減として、地方自治体で実施されているこども医療費助成について、国民健康保険の国庫負担の減額調整措置を廃止するとの方針が示されております。具体的には、議員御指摘のとおり、高校生までを想定した措置の廃止と承知をしております。これまでも全国、全道的に高校生までの医療費無償化を実施する自治体は増加傾向でしたが、この措置によりまして、さらに多くの自治体において、実施されることも予想されます。医療費の無償化は、子育て世帯全体に対する経済的負担軽減に有効な施策であると考えておりますので、ほかの自治体の例を参考として、高校生までの医療費無償化を検討してまいりたいと思います。
質問 永本浩子
ぜひお願いしたいと思います。先日行われました北見市長選でも、この医療費の無償化が一つの争点になっておりました。公約実現のためにも、そう遠くない時期に北見市も18歳までの無償化が実現されるものと思われます。網走市もぜひ近い将来に実現していただき、子供を産み育てやすいまち網走をつくっていただけますよう、お願いいたします。以上で、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。