網走市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日
投票率を上げるための選挙周知と市民の意識向上に向けた取組について
2023年6月20日、網走市議会の一般質問で、里見哲也議員が「投票率を上げるための選挙周知と市民の意識向上に向けた取組について」質問し、選管事務局長 高井秀利が答弁しました。
- 質問者
- 里見哲也 議員
- 答弁者
- 選管事務局長 高井秀利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 里見哲也
-登壇- おはようございます。希政会の里見哲也です。希政会では、希望あふれる網走、子供たちに誇れる網走、このまちづくり実現に尽力してまいります。また、私はこのため議会においては、秩序と品格を重んじて議会活動を行ってまいります。さて、本日は、あらかじめ通告書でお知らせしました三つの質問について、その順番により質問いたします。まず一つ目、投票率を上げるための選挙周知と市民の意識向上に向けた取組について伺います。今回、市議会議員選挙の投票率が56.02%、前回4年前が61.63%と、前回から約5.6ポイント低下したことは、選挙制度の意義を考える重要な一つの結果だと考えます。この結果分析について、今申しました率とは別に人数で、この間の有権者数の減少と投票者数の減少を見ると、有権者数の減少が1,470人、そしてこれを上回る2,474人の投票者の減少という結果が出ています。つまり、差額の1,004人分が投票所に行かなかった。投票所に行かない人が1,000人増えたということになりますが、この内容を考えるとき、年齢別の投票状況などは把握されているでしょうか、伺います。
答弁 選管事務局長 高井秀利
年齢別の投票状況の把握についてですが、網走市では第1投票区を標準投票区に設定し、第1投票区の年齢別の投票状況を集計をしております。本年4月執行の市議会議員選挙における第1投票区の状況でありますが、投票区の投票率は53.38%でしたが、最も投票率が高かった年齢層が65歳から69歳で69.65%、最も投票率が低い年齢層は18、19歳で19.35%、続いて20歳から24歳の22.12%と、若年層は他の年齢層より低い状況となっております。また、75歳以上は54.02%、その他はおおむね50%前後の投票率となっております。
質問 里見哲也
なるほど。高齢者、現役世代、若い世代とあると思うのですけれども、状況はおおよそわかりました。ところで、この因果関係なども含めて、過去4年間の投票率向上の取組について総括がされているかどうかを伺います。
答弁 選管事務局長 高井秀利
過去4年間の投票率向上の取組の総括についてでありますが、投票率はその選挙時の政治情勢や投票日の天候などにより左右されますことから、単純に各選挙の投票率を比較はできませんが、投票率の低下傾向が続いております。平成31年4月執行の市議会議員選挙における第1投票区の18歳、19歳の投票率は28.21%、20歳から24歳の投票率は26.67%と、今回の市議会議員選挙では、それぞれ8.9ポイント、4.5ポイント下がっておりますことから、若年層へ選挙が行われている旨の広報の強化が課題だと認識をしております。
質問 里見哲也
わかりました。ちなみに、投票者数ではなくて年齢別の人口について、これは一般に公表されているのは国勢調査の数字ということになりますが、平成27年と令和2年の比較ではありますけれども、大きくまとめるとゼロ歳から39歳という、40年分の人口ですね、有権者ではなく人口、そしてそこが2,677人、2,600人以上減少している。40歳から79歳、ここ40年間ぐらいですがここの人口が1,191人減少している。高齢者に比べると半分以下ですが、ただし80歳以上はプラス303人増加という状況です。これは国勢調査の数字ですが、年度がずれています、御了承ください。今ここで、人口減少対策については伺いませんけれども、選挙の投票率に関しては、この人口動向も踏まえた年齢層に応じた対応の必要性が求められていくのだろうと予想します。今後の投票率向上に向けた取組施策の構想、これは構想中でも構いませんので、これがあればお示しください。
答弁 選管事務局長 高井秀利
投票率向上に向けた取組といたしましては、成人式の啓発資料の配付や市公式サイト、SNSを活用した周知、市役所本庁舎前への投票啓発看板の設置、広報あばしりによる選挙期日、期日前投票期間等の周知、大型スーパー前での街頭啓発、投票日前日・当日の広報車によるアナウンス、テロップつき自動販売機による周知などに取り組んでおります。また、昨年7月に執行されました第26回参議院議員通常選挙より、エコーセンターに臨時期日前投票所を開設し、高齢者や障がい者の方にも利用しやすい投票環境の整備にも努めております。引き続き、投票率の向上に向けた取組を継続していくほか、投票の利便性の向上を図るため、各年齢層が投票しやすい環境づくりについて、先進事例などを研究してまいりたいと考えております。
質問 里見哲也
ありがとうございます。理解しました。昨年の秋から各種の選挙が続いておりました。そして、衆議院選挙はいつでも起こり得ますので、多忙だとは存じますが、この投票率向上の取組はぜひ人手を増やしてでも取り組んでいただきたい重要な項目だと思いますので、引き続きお願いいたします。また、このことは、私たち議会議員としても、私自身は広報委員会に所属しておりますので、委員長の下で議会だよりなどを通して、市民が議会に関心を持って投票意識が高まる取組を工夫していきたいというふうに考えています。ありがとうございました。