網走市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日
現状の補助額及び補助金の活用について
2022年12月13日、網走市議会の一般質問で、古田純也議員が「現状の補助額及び補助金の活用について」質問し、社会教育部長 吉村学、市長 水谷洋一が答弁しました。
- 質問者
- 古田純也 議員
- 答弁者
- 社会教育部長 吉村学、市長 水谷洋一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 古田純也
-登壇- おはようございます。志誠会古田純也でございます。通告書に従い一般質問をさせていただきます。まずは、水谷市長4期目御当選おめでとうございます。水谷市長の4期目の公約に、「芸術文化合宿誘致」が盛り込まれております。芸術文化合宿はスポーツ合宿とは異なり、オールシーズン受入れ可能な合宿であり、今後の網走の交流人口拡大や市民の文化向上に大きく役に立つ取組と認識しております。そのような観点から、芸術文化合宿誘致事業の現状の取組と今後の事業推進の方向感について幾つか御質問させていただきます。まずは、現状の芸術文化合宿誘致事業は、どのような取組を行っているのか。芸術文化合宿事業については、網走市芸術文化合宿実行委員会への補助金として、実行委員会が中心となって事業が展開されていると認識しておりますが、実行委員会への補助を通じてどのような取組が実施しているのか。現状の補助額及び補助金の活用についてお伺いいたします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
芸術文化合宿事業誘致の取組でございますけれども、実行委員会を主体といたしまして、市内に宿泊して芸術文化活動を行う道内、道外の芸術文化団体が継続して網走を芸術文化活動の拠点としていただけますよう、社会教育施設をはじめとした活動場所の提供や、市内での移動の支援、そのほか要望に応じたサポートを行っているほか、市民との交流や網走の魅力を体験していただく機会などを創出しておるところでございます。実行委員会への補助金額につきましては、この二、三年は合宿を予定した団体がコロナウイルスの感染拡大の影響から、合宿を取りやめたというようなこともございまして、当初の予算額を下回る経費支出額となっているところでございますが、今年は年額50万円の予算で補助を行っているところでございます。実行委員会での補助金の活用については、合宿時の施設使用料や演奏会、成果発表などを行う際の宣伝PRに要する経費の負担、また、道内の芸術系大学や音楽団体等へのプロモーション活動費などとなっているところでございます。
質問 古田純也
わかりました。50万円、年額ということで。では、スポーツ合宿は主に夏休み期間である7月から9月、ハイシーズンだとお聞きしております。芸術文化合宿は、オールシーズン受入れ可能な取組であると認識しております。ホテルの閑散期対策にも有効な取組であると考えますが、現在の合宿受入れ実績、並びに今後のどのような誘致を拡大していこうと考えているのかお伺いいたします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
初めに、受入れの実績でございますが、令和元年度までは年間2から3団体、人数で延べ100人程度の受入れを行いました。令和2年、3年につきましては、コロナの影響もございまして、受入れ人数は1桁台ということで、それまでの活動に比べて大幅に減少したというような結果になっております。令和4年度は、まだ途中の段階ではございますが、11月までで3団体を受け入れ、延べ242名の受入れ実績となっております。芸術文化合宿の誘致拡大に向けては、これまで受入れ実績のある美術や音楽、伝統芸能などの団体に加え、今後は食文化など新しい分野についても視野に誘致活動を行ってまいりたいというふうに考えておりまして、今年度はプロモーション活動において、札幌の栄養系短期大学を訪問させていただきまして、網走での合宿についての意見交換も行っているところでございます。今後は各方面へのプロモーション活動を継続するとともに、市内の文化団体や経済団体とも協力いたしまして誘致の推進を図り、芸術文化の振興と交流人口の拡大につなげていきたいと考えております。
質問 古田純也
かなり100人、200人を超える大きな方が合宿に来られているという認識を受けました。芸術文化合宿の受入れ拡大には、継続したプロモーション活動が必要だということで認識されているようですが、実際に網走で合宿してくれる方々、何らかのメリットがなければ実際の誘致にはつながらないと思います。現状の予算規模では継続したプロモーションや受入れが十分図られないのではないのかと認識しますが、市のお考えをお伺いいたします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
芸術文化団体の誘致に当たりましては、網走に合宿される方々にとってもインセンティブやメリットがあることが必要という認識はございます。スポーツ合宿で培ったノウハウを芸術文化にも支援に生かせるよう、その辺の検討をしていきたいというふうに考えております。
質問 古田純也
芸術文化合宿の今後の受入れ拡大に当たっては、網走の魅力と連動した支援策の充実が必要だと考えます。特に、合宿に来てくれた方々に網走の魅力を体感してもらう取組、観光や食、市民との濃厚な交流など、網走ならではのおもてなし策を打ち出す必要があると思いますが、そのような支援策の充実についての考えをお伺いいたします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
芸術文化合宿の支援策の充実ということでございますが、これまで受け入れた団体などとの意見交換においては、網走ならではの支援策の必要性については十分に認識をしているところでございます。芸術文化活動に必要な環境整備に加え、食材、食文化、ロケーションの紹介や観光地網走ならではの体験やアクティビティーなど、網走での合宿活動の余白時間をも十分満喫してもらえるよう、各分野の団体とも連携し、より充実した支援内容について企画提案してまいりたいと考えております。
質問 古田純也
それでは、たくさんの方々が来られるときの合宿の受入れになくてはならない合宿宿泊施設について、現状の認識と今後の取組についてお伺いします。これまで網走合宿の一つの魅力として、比較的まとまったホテルや旅館の予約が取りやすいといったメリットがあったと思いますが、ここ最近では、大型ホテルが相次ぎ休業し、ハイシーズンはビジネスホテルも予約が取れないといった声もよく聞くようになりました。今年の網走マラソン大会の開催時期は、市内のビジネスホテルも高額な宿泊料になったところもあると聞いております。今後、宿泊施設の数が減少してくれば、スポーツや芸術文化合宿にも何らかの影響が出てくるものと認識しますが、宿泊施設の維持や部屋数の確保について、市として現状どのような認識を持ち、今後どのような取組を、支援を行い、網走市の交流人口の拡大を図っていこうと考えているのか、所見をお伺いいたします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
合宿受入れに係る宿泊施設の認識でございますが、市内の宿泊施設において、廃業や夏のハイシーズン以外の休業といった事例があることは認識はしておりまして、宿泊施設の課題について、合宿団体の宿泊先の確保に影響が出ることも懸念をしているところでございます。芸術文化合宿は、委員お示しのとおり、基本的にはオールシーズン受入れを検討できる事業でございまして、1年を通じて宿泊を平準化し、どの時期でも合宿団体が魅力を感じる合宿活動となるよう、より充実した受入れ内容と魅力的な企画を合宿団体へ提案をしていくといった取組を進めていくことが重要と考えているところでございます。
質問 古田純也
それでは、合宿先として各網走市には住民センター、コミュニティセンターというものがありますが、そこを活用するということは可能なのでしょうか。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
先ほどもお話ししましたが、基本的には受入れに当たって、相手先の希望を取り入れながら宿泊先を御紹介をするというようなことになると思います。他市の事例で、青少年の合宿活動といったものについては、事例によっては廃屋の校舎と体育館だとか、住民センターといったそういったところを使用されている事例もありますので、そういったところもお相手の方との企画提案の中で御相談に応じてまいりたいというふうに考えております。
質問 古田純也
わかりました。観光を基幹産業と据える当市においては、戦略的な交流人口拡大が必要と考えます。その中で、市長が4期目の公約に掲げた芸術文化合宿の誘致拡大は、交流人口拡大に大いなる可能性を秘めた施策と認識しています。また、芸術文化合宿を通じて、合宿に来てくれた団体や個人と市民とが交流することにより、市民文化の向上にも大きく寄与する可能性がある施策であると認識します。その点から、芸術文化合宿誘致事業が網走において、しっかり根の張った事業として確立していくためにも、支援策の充実と取組の強化、十分な予算確保と受入れ体制の整備が必要と感じます。現状は、実行委員が主として事業を展開していますが、支援策の拡大を含め戦略的なプロモーション活動、合宿された団体や個人と市民との交流促進、宿泊施設の確保など、総合的に事業展開を行っていくことが、交流人口拡大や市民文化の向上につながるものと考えますが、現段階で市が考える芸術文化合宿事業の方向感について認識をお伺いします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
現段階での芸術文化合宿誘致事業の方向感でございますが、これまでの取り組んでいるスポーツ合宿誘致に加え、芸術文化合宿の誘致にも力を注ぐことで、年間を通じての交流人口の拡大を図り、市民との交流を通じた芸術文化のさらなる向上につなげていきたいというふうに考えております。芸術文化合宿の誘致拡大につきましては、関係団体や経済団体などで組織する実行委員会での議論と取組を基本としながら、合宿団体のインセンティブとメリットについても十分考慮をして、芸術文化の振興と交流人口拡大に向け努めてまいりたいと考えております。
質問 古田純也
ぜひ、芸術のまちとしても網走を全国的に周知して、事業拡大していっていただきたいと思います。では、続いての質問に入ります。昭和62年以来36年ぶりとなる北海道でのインターハイ開催、網走ではボート競技が行われます。全国から1,000人規模の選手や大会関係者が集まり、7月28日から31日まで競技が行われます。実行委員会が設立され、会長に市長が就任され、「高校生が輝く大会となるよう市民の御理解と御協力を頂きながら、開催準備に万全を期していきたい」と挨拶されました。そこでお尋ねいたします。大会に向けての準備、進捗状況をお伺いいたします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
大会開催の進捗状況でございますが、8月に愛媛県今治市で開催されました全国高校総体ボート競技の視察を行ったほか、10月には今治市実行委員に御来網をいただきまして、会場などを案内しながら事務引継ぎを行い、大会開催に必要な業務についての御助言を頂いたところでございます。競技会場につきましては、愛媛県をはじめこれまで開催された県の事例を情報収集しながら、全国大会に求められる発艇台や決勝判定台等の施設の設計のほか、大会本番の会場仮設物等の設計を具体化し進めているところでございます。大会で使用する競技艇につきましては、神奈川、茨城、愛媛の三つの県から借用することとなっておりまして、現在これらの県と具体的な借用手続についての調整と協議を行っているところでございます。また、運営面では、全国高体連ボート専門部と調整し、大会役員、審判の必要数の精査のほか、北海道実行委員会を通じて、市内及び近隣の各高校へ大会時の高校生補助員の必要数について現在調整を行っているところでございます。さらに、各種の準備と並行して大会開催経費の積算を進めておりまして、会場設計や運営に係る費用について、北海道実行委員会と協議をスケジュールに沿って進めているところでございます。
質問 古田純也
私もボートの関係に携わっておりまして、なかなか準備が遅いなという感じは受けたのですが、今のお話を聞くと、順調に進んでいるというふうに感じ取りました。かつて網走もボート王国と言われて、36年ぶりの大きな大会です。大会を誘致したことで得られるもの、今後の展望についてお聞かせください。先ほどの文化事業もそうなのですけれども、また、オホーツク網走マラソンのように、多くの市民が大会運営との関係に関わり、選手たちも関係性を深めて、網走の魅力を感じていただきたい。今後やっぱり大会を行った結果、合宿誘致つながればいいなという考えもありますが、その辺今回の大きな大会で、大会誘致したことで得られるものというのはどのように、市としては考えているのかお尋ねいたします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
インターハイは開催地の高校生がスポーツを支える視点で、主体性を持って準備運営に携わることとなっております。市民の皆様には、そのサポートとしての協力をお願いするとともに、網走を訪れた選手、関係者、観客の心に残る大会となり、網走の魅力を体感していただくために多くの市民の皆さんにおもてなしの心でお迎えをしていただくことが、今後の交流人口拡大につながるものと考えております。また、インターハイの開催は、全国の多くの競技者、関係者に網走を知っていただく機会ともなります。今年8月には埼玉県選抜の高校生が網走湖ボートコースにてボート合宿を実施しておりまして、冷涼な気候や自然の中にあるコースといった練習環境について、好評を頂いたところでもございます。本年度、複数の企業よりボート競技振興のためとして企業版ふるさと寄附を頂いておりますので、寄附金を活用させていただきまして、老朽化している艇の更新など受入れ環境をも整え、ボート協会など関係者に協力していただきながら、今後のボート合宿誘致、大会誘致につなげてまいりたいと考えております。
質問 古田純也
ありがとうございます。市民のやはりおもてなしを準備するにも、やはり早めにこの大会の周知を市民のほうにするべきだと、私は思っております。周知方法はどのようなスケジュール感で考えているのかお尋ねいたします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
周知の取組でございますが、北海道実行委員会より提供された北海道高校総体総合ポスターを10月より市役所、総合体育館、エコーセンターに掲示をしているほか、先週12月9日には高校総体開催告知の横断幕を市役所本庁舎に掲示をしていたところでございます。また、市内及び近隣の高校生に競技種目別ポスター原画の募集を行っておりまして、応募がありました原画9作品から優秀作品1点をポスター図案として選定し、現在全国高体連へ申請をしております。この競技種目別ポスターにつきましては、全国高体連の協賛企業、いわゆるナショナルスポンサーを記載する必要がございますので、この協賛企業の最終決定後の来年4月以降、印刷して掲示をしていきたいというふうに考えております。公共施設のほかにも市内の各所で掲示をお願いしていきたいというふうに思っております。さらに、市の広報紙を活用した周知を予定をしておりまして、会場である網走湖ボートコースの紹介、ボート競技の魅力、地方高校ボート部の紹介など、4月から開幕する7月までの複数月にかけて掲載をするほか、網走市の公式SNSを活用して情報発信を行いながら、市民の機運の醸成を図っていきたいというふうに考えております。このほか、北海道の実行委員会では、秋フェスと称しまして、全道各高校の高校生活推進委員によるPR活動を行っておりまして、イベントの様子をインターネットでライブ配信し、全道を対象としたPRを行っているほか、全国高体連ホームページに北海道総体のページが今月開設されたところでもありまして、ページ内での周知や網走市ホームページとの相互リンクを設定し、周知していきたいというふうに考えております。
質問 古田純也
わかりました。やっぱり多くの市民の協力を得るためにも早くこの大会を知っていただくと、たくさんの方がやはり4月後半には訪れますので、大きな経済効果もあると思いますので、この辺、周知活動を期待したいと思います。最後に、大会に向けての熱い意気込みがありましたらお聞かせください。
答弁 市長 水谷洋一
-登壇- 古田議員から意気込みというお話がございました。2回目となるインターハイボート競技大会の成功に向けて、出場される選手の皆さんの練習成果を十分発揮できるよう、私どもは準備を整えていくことはもちろんでありますが、今回の大会ははまなす国体以来の大きな大会、開催されるわけであります。競技をする高校生として、この大会を支える高校生もが輝く大会となることを願っているところでございます。今回の大会につきましても、網走が全国でも数少ないボート競技場としての認知を高めるきっかけとなるよう、寄与してまいりたいと思うのと同時に、大会準備の運営と万全を期してまいりたいと、このように考えているところであります。
質問 古田純也
私からは以上です。