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浦臼町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月23日

ワイン醸造所の設置について

2022年3月23日、浦臼町議会の一般質問で、中川清美議員が「ワイン醸造所の設置について」質問し、町長 川畑智昭が答弁しました。

質問者
中川清美 議員
答弁者
町長 川畑智昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 8番 中川清美

令和4年第1回定例会において、町長の方に質問をしたいと思います。まず、浦臼町における加工用ワインのブドウの作付においては、昭和49年に鶴沼台果樹生産組合が設立され、昭和52年に北海道ワインが鶴沼ワイナリーにより鶴沼の高台に作付されたのが始まりであり、当初作付面積は最高100ヘクタールになり、日本一の面積になっていましたが、現在では70ヘクタールの作付となっています。その収穫されたブドウはすべて小樽市の北海道ワインの工場へ運ばれてワインに醸造されています。以前でありますと、浦臼ワインとしてネーミングされ販売できましたが、現在は生産地の表記による表示ができなくなり、まことに残念な状況であります。ワインに浦臼の地名をつけて生産するには、浦臼町での醸造が必要となっています。現在、道内の大学においてはワイン醸造の機運が高まってきていまして、酪農学園大学では既に大学構内で加工用ワインブドウを栽培し、こだわりのワインをつくっています。また、そのほかにも北星大学、北海学園大学、北海道大学なども取り組んでいると聞いています。今後において、大学と浦臼町との共同開発で小さな醸造所の設置の考えはないのか聞かせていただきたいと思います。

答弁 町長 川畑智昭

ワイン醸造所の設置についてのご質問にお答えいたします。まず、ワインの銘柄につきましては、浦臼ラベルは廃番となっていますが、鶴沼収穫や臼子ねぇさんラベルとして、現在も本町独自の銘柄として販売されています。特に、鶴沼収穫シリーズは北海道ワインを代表する高級ブランドとして認知され、定着していますが、地理的表示制度の導入により、地名の単独表記ができなくなったことはご指摘のとおりです。醸造所の設置につきましては、平成28年度に民間主体による建設を推進するため、ワインの郷プロジェクト事業として醸造所の規模や設置位置、集客力向上のための企画等について検討を進め、会社側とは個別協議をしてまいりましたが、併設させるレストランや宿泊施設の確保などさまざまな課題があり、現段階では建設に向けての協議に進捗はない状況にあります。道内の大学によるブドウ栽培やワイン醸造の研究が行われていることは承知しており、北海道ワインと各大学との包括連携事業により醸造を委託し、オリジナルラベルのワイン販売などを行っていることも確認しております。町と大学との共同開発による醸造所の設置についての考えはとのご質問ですが、すぐにお答えできるほどの情報や判断材料がありませんので、今の時点では明確にお答えすることはできません。ただし、ご質問にある北海学園大学以外の大学には、北海道ワイン株式会社が関わっており、特に北大とは北海道も加わった道産ワインの研究や生産拡大、人材育成を目的とする組織にも携わっています。北海道ワイン株式会社の原料ブドウ主産地の町として、産官学連携によるこうした共同事業に自治体として関わっていける部分はないか、接触を図り情報収集に努めてまいります。以上です。

再質問 8番 中川清美

再質問でありますけれども、浦臼町における加工用ブドウにおいては、先ほど申し上げたように、鶴沼ワイナリーが先駆者となって、現在に至っておりますけれども、開発当初は肥料代も払えない苦労とかいろんな苦労もありまして、その他たくさんの苦労を乗り越えて現在に至っているのが現状であります。今は時代が変わりまして、非常にワインの需要が高まりまして、全国的にワイン醸造が進んできています。このような環境の中、道内の大学でも注目されてきていまして、今年の2月17日と3月2日の道新に掲載されていたところなんですけれども、答弁の中にちょっと触れられていたのかなと思いますけれども、このような切り抜きですけれども、2月17日と3月2日に掲載されていまして、この掲載の中身というのは、北大農学研究室と北海道ワインの研究室が第1回北海道ワインシンポシオンが開かれまして、今後のワイン産業や地域の持続性などをテーマとされ、北海道のワインの教育、研究、生産、地域連携についての状況を関係者が把握し、ワインを取り巻く地域の持続性、可能性を高めるための意識の共有を図るために開かれています。また、その中においても、酪農学園大学の阿部茂教授は、近年学生のワイン醸造研究の要望が高まっていると説明されています。また、その後の掲載では、北大、道、道産ワイン懇談会で構成される北海道ワインプラットフォームを立ち上げ、大学や研究機関、金融機関などと連携し、生産技術や経営相談、最先端技術の導入などの支援体制を整え、道産ワインの品質向上、競争力の強化に向け、産官学挙げての支援体制も整ってきています。浦臼町においては、平成30年にワインの郷プロジェクト基本計画を私たちも提出させていただきましたが、答弁のとおりその後全く進展もなく今に至っているところでありまして、その計画では倉庫や醸造所、そしてレストランと、非常に夢のあるものでしたけれども、今回の私の提案ですが、そのような立派な大きなものでなくてもいいんです。本当の小さな醸造所というものを造りまして、歴史のある浦臼町ワインのレッテルで販売されたものを何とか復活できないかということでありまして、そう考えているところであります。そして、そこで醸造所ができても、その後の人間体制をどうするかということでありますけれども、私の意見としましては、現在の地域おこし協力隊という制度がありまして、そういった形で地域おこし協力隊を大学の方といろいろ相談しまして、協力隊として採用していきまして、その中でパイプをつなげていくことによって、大学と意見交換をしながら、志高い青年を協力隊に招聘して、育て上げていくということを目指せれないかと考えているところであります。若手の学生というのは本当に非常に勉強熱心で、興味も高く示されている、そういった年頃であろうと私も考えていまして、話はちょっと新十津川町に触れますけれども、新十津川町の金滴においては前杜氏の川端氏は在学中に日本酒に衝撃を受けて研究を重ねて、そして結果として金滴を全国金賞に導くと。今現在においては、上川大雪酒造におきまして、帯広畜産大学や函館工業高専にも客員教授として迎えられていまして、そこでまたおいしい日本酒を造っていくという志の高い方でありまして、そういった大学生というのは本当に物事を見るときにはいろんな方面から視点を持って取り組むということで、ここはしっかりとした方が大学と意見交換する中で、地域おこし協力隊員として派遣することについても少しの明るさはあるのではないかなと考えております。また、さらに今現在浦臼町鶴沼ワイナリー、当初は100ヘクタールで、今は70ヘクタールということになりまして、30ヘクタール休んでいる状況でありましたけれども、ちょっと話したところ、残りの30ヘクタールでも農地の賃貸は可能ですよということでありまして、ぜひともワイナリーもそういうところの接着剤にもなりたいという意見もいただいて、話してきたところであります。そういったことも含めながら、今すぐやります、やりませんという問題ではないと思うんです、こういうのは。これからは地域おこし協力隊とか、そういう方向で大学といろいろ話をやっていけないものか、そういった考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 川畑智昭

短い時間の中で、いろいろなご提案がありましたので、一つ一つお答えすることはちょっとできませんけれど、答弁の中で北海道ワインのブドウ原料の主産地のとしての町という言葉遣いを使わせていただきましたけれど、やはり北海道ワインを抜きにはワインについては、ちょっと考えられないなという思いがあっての言葉遣いとなったところです。ご提案いただきましたのは、大学と町という言い方にちょっと聞こえたものですから、そういう答弁の仕方をさせていただいたんですけれど、既にワイナリーの方とは接触されているようなお話でしたけれど、確かにちょっと今のこの時間の内では、やる、やらないというような話はできませんけれど、齋藤農場長も含めた中で、どのようなお話をされたかも含めて、お話をお聞きしたいと思っておりますし、北海道ワインの方にも少しアクションといいますか、今回、北大が中心となっておりますけれど、北海道ワインも関わっておりますし、その他の大学も関わっての動きとして、北海道ワインのヌーベルバーグ研究室というのが立ち上がっている状況にもありますので、そちらの方の例えば実験農場的なものも含めて、町として関わっていけないかという部分を調査といいますか、情報収集に当たっていきたいと考えているところです。工場建設につきましては、今すぐ回答ということにはなりませんけれど、可能性があるのかないのか、ワイナリーさんも含めて、お話をさせていただきたいと思います。

再質問 8番 中川清美

これまで早急にという、私も思っているところではありませんので、そういった北海道ワインというのも昔から携わっているところでありますので、そことも話も通した中でいろいろ進めていただきたいなと。進めるというか、話し合いを持っていただきたいなと思っておりますし、これから浦臼町も先ほどの皆さんの質問の中にもありましたように、いろいろ建設的なものもたくさん出てきているところであります。私も前回の一般質問のときにも旧エルムソーイングの何とか活用法ということで質問させていただきましたけれども、今は他人のものなんですけれども、話し合いによってはそちらの方の取得も考えたときに、そういったところでミニ醸造所でもすぐ取り組めるし、またそういったところでもいろいろな利用法も考えられると思っております。これからは造れば売れる時代ではないんです。個性を持った、そのワインができたときの過程だとか話題性がかなり重要視される時代であります。今、日本酒のブームもありますし、ワインもそうです。だからこういったこだわりのあるワインがあれば、これから浦臼町生産の和牛やジビエの加工肉だとか、そういった感じで3点セットでふるさと応援寄付金のお返しだとか、いろんな利用度の高いものと考えているところであります。そういった中で、これからいろいろ考えがあるときには議会にもひとつ話を投げかけていただきながら、ともに進めていきたいなというのが私の考えであります。このことに関しては答弁は求めませんけれども、そういった考えがあるということで、折に触れて進めていただければと思っておりますので、以上、要望といたしまして、私の質問を終わらせていただきます。大変、どうもありがとうございました。

出典:浦臼町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月23日 議事録 PDF(74ページ) 間違いを知らせる