浦臼町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月29日
(1)農免道路の拡幅整備の継続を望む/(2)シカ駆除に対する報償金の支払いと駆除後の処分方法について
2016年6月29日、浦臼町議会の一般質問で、中川清美議員が「農免道路の拡幅整備の継続を望む」「シカ駆除に対する報償金の支払いと駆除後の処分方法について」について質問し、産業建設課長 大平英祐、町長 斉藤純雄、副町長 川畑智昭が答弁しました。
- 質問者
- 中川清美 議員
- 答弁者
- 産業建設課長 大平英祐、町長 斉藤純雄、副町長 川畑智昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 2番 中川清美
平成28年度の第2回定例会におきまして、議長のお許しをいただきましたので、2点ほど質問をさせていただきたいと思います。まず、初めに町長の2期目のスタートということで、これから4年間の事業について期待をいたしまして、2点質問させていただきます。まず、第1点目といたしまして、現在浦臼町の農免道路の現状として、路線名は樺戸台地線でありますが、平成10年度より平成18年までの間に広域農道空知東部第2地区と農道整備特別対策事業の浦臼内地区の二つの事業により、晩生内新宮沢線より浦臼沢線までの間、7.352キロメートルが拡幅整備が完了されております。その後の整備は未着工のままで、特に黄臼沢線より2部高台線までは鶴沼ワイナリーや神内ファームさん等あり、従業員の通勤やまた近年大変トラクターも大型となりまして、また農作業の機械も大型となり、また通行が頻繁にありまして、交差不能の状況に加えて、またカーブもあり、見通しもきかず、大変な危険な状況にあります。毎年よくこのカーブで単独の飛び込み事故もありまして、昨年は救急車の出動もあり、さらに危険を増してきている状況でもあります。また、さらに奥には最終処分場もあり、廃プラ時の交通量または於札内川からの砂利運搬等に、枚挙にいとまがないほど交通量の多い農免道路であります。私はそのように認識をしているところでありまして、いつ大きな事故が起きても不思議ではない状況であると理解をしていただきたい。今後においては、いかなる方策をもって整備されるのかお伺いしたい。第2点目といたしまして、シカの駆除に対する新たな報奨金の新設、並びに死体の処理方法でありますが、現在シカの駆除に対しましては、1頭当たり8,000円の助成金があり、そのほかはありません。実際の現状としましては、ハンターの人たちは夜間の発砲は禁止されておりまして、早朝4時ぐらいからいろいろ農免道路等を見回りしながら、シカを探しているわけであります。しかしながら、なかなか遭遇することがなく、何日もかかっているのが実際のことであります。端的に言いますと、1頭とるのに何日ものパトロールが必要とされまして、またそのほかにも車両の燃料費、またシカを射とめた後の運搬には、クレーンつきのトラックも必要になります。それらのいろんな経費を見たとき、到底道の8,000円の補助では賄えるものでなく、個人出費もかさんでいるのが現状であります。また、さらにその死体の処理法でありますが、一般廃棄物として埋設処理が許可をされておりますが、しかしこのようなシカのような大きなものについては、なかなかスコップで掘って埋めるということができないのが現状でありまして、そういうことが足かせとなりまして、猟友会の会員たちもなかなか駆除が進まないのも第1の理由であります。山間地帯の畑や水田においても、年々被害が増加しているのが現状であります。たまたまきょうの道新で、浦臼町のことも記事に書かれておりましたが、その中では被害が300万円と報道されておりました。この300万円は最低の金額だろうと。また公表されていない被害もまだまだたくさんあると思われます。農家が大変大きな労力を使い育ててきた作物が、いとも簡単に食い荒らされてしまうことを、ただ見ていることに切なさを感じるところではありますが、さらなる被害防止のための駆除の後押しをするための処理法を確立できないか、町の方に考えを求めるところであります。以上です。
答弁 産業建設課長 大平英祐
中川議員のご質問にお答えいたします。農免道路の拡幅整備の継続に関してのご質問ですが、町道樺戸台地線は、浦臼町の南北を13.5キロにわたり横断する幹線道路であります。過去の道路改良の経過は、平成10年から平成18年にかけ、北海道が事業主体で実施しました広域農道事業で、新宮沢線交差点から浦臼沢線交差点まで7.3キロを整備しております。整備内容としましては、車道幅員5.5メートルの2車線道路に拡幅する改良舗装工事を実施し、区間内の橋梁2橋のかけかえ及び2カ所のボックスカルバートを設置しております。総事業費は20億6,424万6,000円でございます。また、過去には平成10年度から新十津川町と共同で町道黄臼沢線から新十津川町内までの区間を広域路線として道道への昇格要請をし、整備要望をしておりましたが、北海道の財政悪化と整備方針の見直しにより、平成15年度を最後に要請を取りやめている状況であります。未整備区間につきましては、浦臼沢交差点から新十津川町境界までの6.2キロが残っており、区間内には橋梁7橋がございます。さきの広域農道と同程度の整備基準で事業実施に取り組みますと、多額な事業費が予想されます。現在の社会資本整備総合交付金事業での要望となりますが、事業費、費用対効果、費用便益を考慮しますと、現在すぐに事業要望を復活するのは難しいと思われます。現在の未整備区間につきましては、砂利道で幅員も狭小な箇所があることは認識しておりますので、見通しの確保や車両のすれ違いなど、安全の確保に十分配慮した維持管理に努めたいと考えております。次に、2点目のご質問にお答えします。現在、有害鳥獣の駆除につきましては、国の事業である鳥獣被害防止緊急捕獲活動として、駆除1頭につき8,000円を支払っております。また、町とJAピンネによる有害鳥獣被害防止対策協議会補助金として、一斉駆除、猟銃・わな免許受験料、銃器購入費、銃器免許取得者への必要な費用の補助をしており、さらに鳥獣被害対策実施隊報酬として、シカのとめ刺し1回5,000円を支払っていることから、駆除にかかる諸経費分の支援をしているものと考えております。議員の支援の上乗せについては、協議会の場で、当分の間は現状で行っていくとの協議経過もございますが、今後多くの意見を聞きながら検討していきたいと思います。駆除したシカの処分につきましては、鳥獣の保護及び狩猟適正化に関する法律の施行に伴う留意事項で示されているとおり、今後も法律に基づき、現地で埋設処理するように適切に指導していくものであります。以上です。
質問 2番 中川清美
ただいまの答弁をいただいたわけなのですが、浦臼沢から2部高台線までにおいては、橋梁等は7橋あるということでありますが、橋については時間を置けば順繰りやればいいということで考えてもよろしいのかなと。しかしながら、道路としましては、非常にやはり私は緊急性もあるものだというふうに思っております。残念ながら、今通行量を見ても、今までやってきた新宮沢線から浦臼沢線までの通行量と黄臼沢からの2部高台線までの通行量、これはもう比較になるほどでないぐらい、恐らく10倍、20倍の通行量はあるものと考えております。そんな中で、町としての答弁では、費用対効果、費用便益を考慮すると、復活するのは難しいということではありますが、費用対効果、費用便益とうたっておりますけれども、まさにこの道路を改良することによって、費用対効果はすばらしい効果をあらわすものと思います。また、今回、町の方では、ジビエdeウラウスの構想が立ち上がりまして、これは4年後に完成予定だということであります。そうなると、またプラス、ワイン醸造所も検討して、今後取り進めていくという計画でもあります。恐らく、この2事業が4年後、実際にしっかりと動き出すということになれば、恐らくワインの方の交通量もまた一段とふえてくるものと思われます。また、そのほかに廃プラ、砂利運搬等、非常にまた交通量も多いということでありまして、費用対効果というものは即効性のある一番上がるものと私は考えているところであります。その点について、まずは費用対効果の点について、4年後のジビエdeウラウス、またワイン醸造所の絡みも含めてどうなのかなと、私は4年間かけてやっぱり整備するものが、これは必要であるというふうに思われますし、また道の方でも整備を要望していたが、財政悪化ということで見直しにより要請を取りやめているという状況であるのですけれども、しかしすぐここで要請を取り下げていると、なかなかそれでは本当に必要性があるのかという、本当に強い要望が感じられないわけで、これはしっかり大事なものは、何年かけてでもいいから、やっぱり要請していくものだというふうに私も思っております。だから、この点、しっかりまたいろんな事業がないのか、検討できないのか、まずはこの2点についてご質問させていただきます。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
この農道の新設工事といいますか、滞っている部分の工事でありますけれども、なかなか滞ってから約10年ぐらいたつわけでありまして、それまで1度もいろいろなところから役場にそういった要請の声が来ていないということもあって、職員も私もそこについて検討したというか、意見交換をしたことはございません。また、費用対効果という言葉だけで解決する問題ではないというのは、議員と同じでありますので、ただ前回が20億円で、今の時代多分同じぐらいの距離だと、かなりのお金がもっとふえるのだろうなというところもかんがみながら、少し考えをさせていただければというふうに思います。以上です。
質問 2番 中川清美
前向きな発言と、私はとらえさせていただきたいと思います。今までそういう要望がなかったという、いろいろな町の事情等もあり、なかなか当時の状況を踏まえるとそういう意見がなかったのかなというふうに考えております。あと、浦臼沢から黄臼沢までの間が一部舗装はされているものの、ほとんどがまだ砂利道状態なのですよね。あとほかの農免はすべて舗装が整備されているという状況もあります。これもやはりいろいろ作業の車両も通行しているというような状況でもありますので、またこの間の舗装も分割でもよろしいですし、しっかりと舗装計画を立ててもらえないか、その点確認させていただきたいと思います。
答弁 副町長 川畑智昭(副町長は2019年9月まで)
ただいまのご質問にお答えいたします。舗装計画につきましては、現行の町道が経年劣化によっていずれの路線も荒れてきているという状況にあります。その中で、舗装計画というのを立てておりますけれども、今おっしゃられた樺戸台地線につきましては、その中には段階では入っておりません。現状を確認いたしまして、再度検討させていただきたいと思います。
質問 2番 中川清美
今の道路の件に関しましては、今後しっかりと確認してやっていただきたいというふうに思っております。続きまして、2点目の猟友会関係のことでありますが、町の方ではいろいろ補助はしていますよということであるわけなのですが、まずこの中で出している分にはいろいろ受講料だとか購入費、免許取得者の費用の補助ということであります。しかしながら、鉄砲を所持すると、その所持するためのロッカーや弾を入れるロッカー等、あとまた鉄砲台も相当高額なものでありまして、鉄砲とロッカー二つでおおむね60万円ぐらいはかかるのですよね。それだけの補助もされているかといったら、そこまでは全然足元にも及ばないぐらいの補助額だというふうに認識もしております。こういうところもやっぱりかかっているのですよね。それで、やはりこれからの駆除の方法を考えたときに、やっぱり1人でも多い方々に免許を取得していただいて、何とか対処していただきたいなというふうに思って、今回またこの質問を起こしたわけでもあります。その中では、死体の処理については、本当にアライグマなら、それは当然スコップで掘って埋めればできることでもあろうかと思いますが、シカについてはなかなか、そんなスコップで掘るというわけには、常識的に考えても、これはいかないですよ。ハンターの方でも、ユンボも所持しておられるようですので、ぜひとも今度そういうのを借り上げをしていただいて、その埋設場所に常時保管、置いておいてもいいと言ってもおりますので、そういうところをしっかりとリースで借り上げるなりして、処分方法も楽にしてあげれば、駆除頭数も当然ふえてくるものではないかなというふうに考えております。本当にめくら経費と言ってもあれなのですけれど、運搬に4トン車も使って、そして埋設、ユンボも猟友会の方で出しなさいよということになれば、本当に大きな金額になってくるわけで、そこがやはり第一の足かせでないかなと。そこをちゃんとしっかりとして、処理方法を確立してあげれば、駆除頭数もふえるということであります。また、先ほども申し上げましたが、ジビエdeウラウス構想がいよいよ動くわけなのですが、このときにもやはりそのシカの肉の処理、またはアライグマ等の処理法も当然必要になってくるわけであります。そこで、またその今回いろいろ土壌菌処理でのシカ肉の処理という方法もあります。それで、これは4年後なのですけれども、その土壌菌処理を前倒しして、先に進めることができないのか、そこら辺をちょっと考えたいと思うのですが、その2点ですね、町でしっかりとユンボの借り上げを行って、埋設処理を助けてあげる、それか土壌菌処理の前倒しをして、しっかりと対策をとるのか、この2点についてお答えをいただきたいというふうに思います。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
ご質問に答えたいと思います。近隣のこのシカ駆除への処理料というか、それはうちの8,000円と、新十津川町は8,000円プラス2,000円ということで、2,000円を町の一般財源で出していくというところでありますけれども、そんなにうちの町が低いということは、現状ないのかなというふうに思いますけれども、協議会もありますので、再度もう一度そういったところのご意見を聞きたいなというふうに思います。それから、ジビエdeのそのバイオによる処分方法の前倒しということなのですけれども、それはジビエdeウラウスのプロジェクトが今検討委員会が始まりますので、その中でも当然そういう話題が出てくると思います。ここで前倒しができる、できないという答えをするところではないのかなと、まだ私もその情報として持っているものが少ないものですから、そこはこれから検討されるだろうなというふうに思っておりますので、検討した場合は、議員さんの方にもお知らせをしたいというふうに思います。以上です。