浦幌町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月16日
産業交流施設整備事業について
2009年3月16日、浦幌町議会の一般質問で、差間勝男議員が「産業交流施設整備事業について」質問し、町長 水澤、副町長 門馬が答弁しました。
- 質問者
- 差間勝男 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、副町長 門馬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 差間勝男
それでは、2 項目めに入りたいと思います。産業交流施設整備事業についてであります。産業交流施設整備事業とあるが、これは、私は新規事業であり、産業交流施設の新設事業であり、この点からみても住民が疑問をもたらす大きな要因となっております。なぜかと言いますと、また箱物が増えると。そういうことだと、いろいろこの後質問いたしますけれども、なぜならば、道路事情が今大きく変化し、横断自動車道、国道 336 号の整備が始められ、交通量がかなりの減少が目に見える中で、なぜ既存施設の整備利用を考えないのか。ふるさとのみのり館、国道に案内板を敷設することにより、みのり館を生かすことが住民の考えもあり、無用な支出を抑えることも、財政健全化を進めることと思うが、どのように考えておりますか。この中で、私は、みのり祭り 3 万人以上のいろいろな浦幌町が 6,000 人いても、その数倍の人が浦幌町に集まってくると、そういういい環境であり、いい内容だと私は町民として自負している一人でもあります。そういうことを含めて、この件について、どのように考えているか、町長の答弁をいただきたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
差間議員の質問にお答えいたします。産業交流施設・道の駅整備事業につきましては、まちづくり交付金事業により整備を行う計画であります。平成 18 年 6 月に地域産業研究ネットワーク会議を開催して以来、現在まで、産業交流施設準備委員会、出品希望者会議により、建設位置、スケジュール、運営方法、予算等の協議を重ね、昨年 12 月に運営母体となる、道の駅うらほろ直売会が設立されたところであります。産業交流施設整備は、農林水産業、商工業の枠を超えて、町民が交流し、浦幌町の地場産品をPRする情報発信基地としての位置づけと、町の活性化を目的として整備する事業であり、今日まで町議会や町民の皆様に説明をしてきたところであります。道の駅の整備は、既存施設の高齢者生産活動センター部分を含めたゾーンとしての計画をしており、産業交流施設も道の駅ゾーン全体整備の中の一つの整備と考えており、今後、高齢者生産活動センター施設の利活用も含めた道の駅としての整備を進めていく考えであります。建設位置の関係でありますが、国土交通省の道の駅に認定登録を申請するにあたっては、一定の条件があり、休憩施設としての利用のしやすさ、加えて多様なサービスを提供できる施設、道路及び地域に関する情報案内所、24 時間利用可能な駐車場、高齢者や障害者などさまざまな人に配慮したトイレ、公衆電話の整備が必要であります。現在の建設予定地とふるさとみのり館の位置について検討をしてまいりましたが、道の駅の最大の効果は、多くの利用者へ浦幌町の情報を提供し、町内外に発信して町の活性化を図るもので、ふるさとみのり館の位置については、国道に面していないことから、かなりの利用者の落ち込みが想定されます。また、町道登録となることから、情報発信の端末機械設置に係る経費が、町費負担となることやふるさとみのり館へのアクセス道路整備に多額の工事費がかかるなど、町財政を勘案し、総合的に判断して現在の位置で整備計画を進めてきたところであります。国道の交通量の関係でございますが、平成 17 年道路交通センサスによると、国道 38 号線の万年地点は 1 日 9,783 台であり、国道 236 号線の中札内村の道の駅付近の 1 日 7,697台、大樹町の道の駅付近の 1 日 8,907 台と比べて交通量は多い状況になっております。しかし、横断自動車道や国道 336 号線の整備が完了した際には、国道 38 号線の交通量の減少が予想されることから、それまでの間に、いかに魅力のある道の駅をつくり、少しでも交通量の減少を食いとめることが求められていると考えております。現在、国道 38 号線には、道の駅白糠恋問館から道の駅樹海ロード日高館の 199 キロ間に道の駅が無いことから、いち早く道の駅を整備することにより、交通量の確保を行い、通過するだけであった車両を引き込むことにより、交流人口の拡大を図り、町の活性化につなげていきたいと考えているところであります。以上、差間議員の答弁といたします。
質問 差間勝男
今、町長言われた中に、国道 38 号線には道の駅白糠恋問館から道の駅樹海ロード、たしかにこの 199 キロ間に道の駅はありません。しかしながら、町長のいろいろデータをとっていると思います。道内の道の駅の経営内容、それはどのように考えているか、お聞きしたいと思います。また、この似たような道の駅、これには、東京のオーナーの方が町内で既に空家を利用した道の駅のようなスタイルで、4 月 10 日にオープンするわけでございます。行政の方に耳に入っていないと思いますけれども、私も 5 日前、そこを偶然に通りかかって、いろいろ聞いたら、そういうような中身になっております。既に開発等も入って、大型車を 6 台駐車できるスペースを作ってくれとか、いろいろやっているようでございます。この自治体のやっている道の駅、ほとんどこの近辺では黒字とか赤字とかという次元が違うと言えば、それまでのことと思いますが、私は、この今町長の言っている情報についても、情報発信基地、またこの道の駅をやることによって、町の活性化を図る、どうもその辺が私は、活性化とか情報発信基地、今言った 2 点の答弁をお願いしたいと思います。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
他の道の駅の関係の状況については、これまで調査・研究ということで、いろいろなところの道の駅を視察させていただきながら、勉強してきておりますけれども、その経営内容については、それぞれの道の駅によって形態が違うということがあります。道の駅の恋問館、聞いたところによりますと、一時厳しい状況にもあったというふうに聞いておりますが、その後、それぞれ運営されている方々がいろいろ知恵を出し合いながら、その方法を考える中で、今軌道に乗ってきたというふうにお聞きしておりますし、十勝管内では、中札内の道の駅では、全道的にもかなりの入り込みがありまして、道の駅としては、いい形でやっているということをお聞きしています。自治体がやっている道の駅ということで、多くは自治体が建設をしながら、それを運営母体にして管理者等でやらせているというのが実態としては多くありますけれども、その中で一番私感じておりますところは、やはり、運営をされる方々の考え方によって、その道の駅の運営というものは、変わってくるのかなというふうに感じております。浦幌町においても、運営母体が立ち上がりまして、今、いろいろ収支状況とか、今後どういうふうに運営していくかということで、再三にわたって検討されていますけれども、町といたしましては、その運営される方々に基本的には、自分たちで考えて、自分たちで運営をしてほしいと、自立して、その運営をしてほしいということを言ってきておりまして、そういう中では、厳しい言葉かもしれませんけれども、町としては、基本的に赤字が出たらそれを穴埋めするとか、そういうことについては考えていないということで言ってきておりますので、そういった運営のやり方によって、道の駅というものはお客さんも来ますし、来ないことにもなってしまうということが考えられますので、その辺については、今後もいろいろ運営母体と話をしながら進めていきたいなというふうに思っております。基本的に道の駅につきましては、交流人口の拡大を図るということで、そのことによって、一つには、外貨を獲得すると言いますか、そういう道が開けるのと、それに伴ってそれぞれが今物づくりをしている人が増えてきておりますけれども、そういったものを買っていただく、あるいはPRをしていただく場というふうにも考えておりますので、そういう中で活用していただければ、おのずとその中で活性化というものが進んでいくのではないかなというふうに考えております。あと情報発信コーナーというコーナーを設けますので、これについては、町内のいろいろな観光施設、あるいは商店街等について、それをPRする場所にもなろうかというふうに思いますし、近隣にも森林公園とかございますので、その利活用についても高まるのではないかというふうに考えておりますので、そういった意味で、今回、道の駅を建設しながら町の雇用の場の確保、あるいは交流人口の拡大、そして結果として、活性を図るというようなことで進めていきますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 差間勝男
たしかに理想的な考え方だと思います。ただしですね、この辺で言えば、白糠の恋問館、私、3 日前に行ってきたのですよ。そして、あそこで流行っているのは、はっきり言いまして豚丼なのですよ。食堂ですよ。そして、物産展示している所へ行ったら、ほとんど人いなかった。一人もいなかったです。それで、今、副町長の言われたことであれば、おそらく土曜、日曜は、かなりの人が行っているのかもわかりません。ぜひ、土曜、日曜に行ってみた方がいいと思います。そして、この冬というのは、俗に言う冬枯れと申しまして、人はあまり動かないのですよ。ですから、この間、あのスペースであれば、かなり働いている人もおりましたしね、展示物もかなり冷凍関係動いていましたし、そのかわり今言ったように食堂の方がいっぱいですよね。ですから、その人方が入る時、出る時、見ているのかなと思ったら、私も注意して見ていましたけども、誰もそこなんて見ないで素通りですよ。今度、ぜひ土日また機会があれば行ってみたいと思っておりますけれども、それと更別、今、副町長言われたの、私は信用しますけれども、半分です。そうではないです。ですから、たしかにこの間、道の駅ありませんけれども、ないからやるという、そういう甘い考えじゃ、絶対赤字になると思いますよ。ですから、先ほど、この関連あると言いました留真温泉、もし、2 万 6,000 人の人を切った場合、赤字になった場合、どうするのか。私、住民というのは、そういう心配していると思うのですよ。これ 3 回目の質問ですから、町長、どうでしょうね。これだけマスコミ報道も説明会やっても、さっぱり人が集まらないということは、賛成しているかもわからないです。また反対しているかもわからない。これは、町長の判断であれば、説明会は大体終わったようなことを言っておりますけれども、間違いない方法ありますよ。住民投票、条例、そういうような方向性を向けて、どうでしょうね。こういう大事なことですから、おそらく水澤町長の目玉ですよ。4 年間の。やはり、町民のためを思うのであれば、やることもやめることも大変だと思います。住民投票考えたらどうですか。ですから、私ども住んでいる住民としてね、やはり、町長は、住民のことを考えない町長ではないのは私もよくわかっております。しかし、この件二つに対して、本当に町長は住民のためを思うのであれば、堂々と住民投票をやって、そして、町民の賛否を問うと、私は、最後にそのことをお聞きしたい、このように思っております。ですから、マスコミ報道というのは、割とあてになると思うのですよ。はっきり言っているのでしょ。道の駅の 80%は赤字だと、あとの 20%は黒字かもわからないけれども、その点もね、やはり何回も言うようですけれども、やることもやめることも、やはり町長としての浦幌の代表ですから、そのくらいの腹構えを持って臨むべきでないかなと私は思います。何にいたしましても、アメリカの大統領みたく、子供たちに借金を残さないのだと、それが非常に大事であると、これは報道されて私もよく見ておりますけれども、最後に、水澤町長のもう 1 回腹を聞いて、やはりそのくらいの腹が必要だと、そういうふうに提言をして、私の質問を終わりたいと思います。その点、いかがでしょうか。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
住民投票をするかどうかというご質問だろうというふうに思いますけれども、私は、議会の皆様にご提案をしながら、予算の審議をしていただいております。あくまでも、議会の皆さんに提案しながら、議会の皆さんにも判断をいただきたいというのが、私の基本的な考え方であります。今まで、こういう事業で、このように町民の皆さんに一つ一つ説明をしてきた事業というのは、きっと浦幌町にとってはなかったのだろうというふうに思います。一つの事業で、これだけ説明会を開きながら、理解をいただきながら、そして、進めるということは、今までかつて浦幌は経験したことがないというふうに、私は認識しているところであります。そういう意味では、まちづくり事業について、町民の皆様に再三説明会を開きながら、ご説明をさせていただいております。その中で、最終的な判断は町議会の皆さんにしていただきたいというふうに考えておりますので、それで予算の提案をさせていただき、その都度提案させていただいているという内容であります。住民投票というのは、これは直接投票でありますから、本来、私ども、浦幌町が持っている議会という間接投票的なものをどうやって生かしていくかということが基本的なものだろうというふうに思っています。なんでもかんでも住民投票をかければいいということでは、決してないというふうに基本的に考えておりますので、その点、差間議員との認識の違いはあるかもしれませんけども、ぜひ、この件については、住民投票を行うという考え方は持っていないということで、ご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 差間勝男
町長ね、私なんでもかんでもなんて言っていません。この 2 点に限り、私は言っているのであって、なんでもかんでも住民投票なんて一言も言っていません。それだけ重大な案件であるということを、私認識しているから言っただけでありましてね、ちょっとその答弁もう 1 回。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
私の認識不足かもしれませんけれども、なんでもかんでもということではなくて、住民投票を行うという事案ではないと、この件については、住民投票を行うという考え方はないということをお伝えしたかったということであります。あくまでも、今まで、まちづくり交付金事業につきましては、町民の皆さんに説明会を行いながら、そして、議会の皆さんに予算関係の提案をさせていただきながら、一つ一つ大切に審議をいただいているというふうに認識をしております。そういう意味では、私は、この件については、住民投票を行う考えはないということですので、ご理解をいただきたいと思います。