浦幌町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月17日
市町村合併新法について
2005年6月17日、浦幌町議会の一般質問で、差間勝男議員が「市町村合併新法について」質問し、町長 八木が答弁しました。
- 質問者
- 差間勝男 議員
- 答弁者
- 町長 八木
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 差間勝男
今定例会に 2 項目に渡って質問をしたいと思います。1 項目め、市町村合併新法について町長にお聞きしたいと思います。市町村合併特例法が改正され、本年 4 月 1 日より合併特例新法が施行され、これは 5 年の時限立法で知事が総務省の作成した基本指針に基づいた合併推進構想をまとめ、必要があれば市町村に合併協議会設置の勧告が出来るとあります。町長は最後の希望をかけた豊頃町との合併は残念に、町民に夢を与え、私個人的にも合併が出来ると、期待していた一人でございます。本当に心から厚くご苦労さまと言いたいと思っております。またようやく自立の道を歩み始めている浦幌町が合併特例新法により一からの出直しが考えられますが、合併の必要がある小規模町村の目安を人口一万人未満としており、浦幌町も当然その中に入ります。5 年の時限立法とはいえ今後知事が合併構想を出すと言われている現在、町長の合併に対する新たな考えがあると思いますので、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
差間議員のご質問にお答えします。少子高齢化や情報化の進展といった多様化・高度化する広域的行政課題に対応しながら、国・地方ともに厳しい財政状況下において、我が町の行政サービスの維持・向上を図っていくために、旧市町村合併特例法の期限内に基礎自治体を構築するという市町村合併が必要との判断で、池田町・豊頃町・浦幌町の 3 町で、更に豊頃町・浦幌町の 2 町での合併協議を進めてまいりました。しかし期待かなわずいずれも解散の結果となり、自立・合併の選択の道が閉ざされたのは、ご承知のとおりだと思います。このことによって自立を目指して、30昨年 12 月には内部において自立の財政推計を作成しながら、本年度の予算策定に至っておりますし、また、本年度中に浦幌町まちづくり後期 5 ヵ年計画及び自立財政5ヵ年計画を策定すべく作業を進めているところであります。このような状況の中、本年 4 月には新たな合併特例法が施行されるとともに、5 月に総務省は「自主的な市町村の合併を推進するための基本的な指針」を定めた上、告示されました。その内容は、自主的な市町村の合併の推進のために、都道府県に合併協議推進勧告等の措置を講じるなどの役割が定められております。これらに基づき北海道では、知事を本部長に副知事・部長職等で構成する市町村合併支援本部会議において、「市町村合併構想の策定手順案及び策定方針案」を示されました。それによりますと、一つといたしまして、審議会の意見を聞きながら平成 18 年度の早い時期に合併推進構想を策定、公表する、二つ目として、審議会は平成 17 年第 2 回道議会に設置条例を提案し、速やかに設置する、三つ目としまして、審議会は年 4 回程度開催する、四つ目、地域説明会、地域懇談会を開催し、住民、市町村などの意見を広く聴取する、五つ目、構想策定に係る庁内の意思決定は、合併支援本部会議において行うこととなっております。私は、今後これら北海道が行う検討の経過を見守り、町民や議会の意見をいただきながら、適期に誤りない判断をしてまいりたいと考えておりますので、ご指導賜りたくお願い申し上げます。以上、差間議員の答弁といたします。
質問 差間勝男
本当に言う人に言わせたら一難去ってまた一難と、確かに町長の考え方大変なことだと私も思っております。町民の一部は合併が終わったと、今後ないだろうという判断もしております。しかし、まだまだこれからだと私も判断しておりますけれども、町民の方々が合併構想が来年の 6 月にも出るということでございます。それでちょっとこの合併問題について質問をしてみたいと思います。先の合併協議会の解散の結果を受けて、自立を目指して財政推計を作成し、更に本年度まちづくり後期 5 ヵ年計画・自立財政 5 ヵ年計画を策定する中で、知事が今後合併推進構想を示すとしても、合併せず本町としてやっていけるのかどうかと、要するに今までの合併問題で町民がノーと言ったものか、イエスと言ったものか、分からないままにこのような状態になったわけでございます。また北海道は推進構想の中で、どんな枠組みを示すか分かりませんが、これまで近隣町と合併の協議を進めてきたが、破綻した結果からみて更に体制を整えるとしても非常に厳しい状態が考えられると、私は思います北海道が同じような枠組みを示してきた場合、町長は同じ枠組みでも合併を進める考えをどういうふうに持っているのか、また十勝管内においても広域連携の動きがあります。合併も一つの手段であるが、町長として広域連携を模索する考えはあるか。この 3 点について質問したいと思います。31
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
1 点目の差間議員のご質問にあります合併せずにいけるのかどうかというお尋ねですけれども、非常に難しいことで、今答えることは非常に難しいと思っております。というのは、財政的に大丈夫だから合併せずに自立していけるのかどうか、またその 1 万人という中で示されているもの、また合併しなければ将来的にどのようなものがあるのかとかいろんな要素、条件というものがあると思います。経済的なものだけで判断していいのかどうかというものもあると思います。それらを踏まえながらこの新法の中でどのような構想を出してくるのかということを見極めていかなければならないのではないかなと、このように考えております。2 点目の枠組みのことについてのお尋ねだと思います。仮定の話ではなかなかこういう仮定でと、仮想の中での話というのは難しいわけですけれども、道がどのような構想を出すのかというのをやはり見極めていく必要があるんだろうなと思っています。私個人としては、個人の考えということはないんでしょうけれども、私としては合併を取り組んできた経緯を見れば国・道からの枠組みが示されたらやはり過去の経緯は過去の経緯として前向きに検討していかなければならない、前向きに取り組んでいかなければならないのではないかと、このように考えております。それから広域連携、連合自治体、いろんな形で今町村としても話し合いながら町村会としてもどこまで広域連携で取り組みながらそれぞれの町村の経費の負担を経費削減していけるのかということ、また広域連携のメリットを追及していきたいということで協議はしてます。今 4 項目についてそれぞれ検討を重ねているところですけれども、そのものがやはり経費の削減、ランニングコストに影響するということであれば、取り組んでいきたいなと思っておりますし、また取り組めるものは取り組んでなんとか経費の節減に結び付けたいという二つの方面からの考え方を持っているということで、よろしいでしょうか。
質問 差間勝男
町長、非常に私は立場を理解して質問しているわけですけれども、質問する方も非常にいろいろ考えながら質問しているわけでございます。最後にですね、町長の公約の中で本当に言っては失礼ですけれども、まもなく合併新法の枠組み等が出てこえば、4年間というのは合併だけで一生懸命頑張ってきた町長だと、確かに公約に合併するか、しないかどっちにしても全力を尽くすと、そういうふうに出ておりました。今朝、確認してきたので間違いありません。しかし、この合併は我が浦幌町の財政難という中で避けて通ることが絶対出来ない、これはまた前の議会でも私言ってますけれども、合併に対しては町長に対しては寝ないでやってくれと、そういうことも言った経過がございます。そういう中身で再度これに対する町長の腹を一つお聞きしておきたいと思います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
今までの繰り返しになるわけですけれども、現行法、新法が出たという中ではありますけれども、当初から合併協議というのは大事なことですよと、合併協議を抜きにして行政というのは通り過ぎることは出来ませんよと思っております。十勝の中でもそれぞれ何らかの形で合併協議に取り組んだというふうに思っております。出来れば合併なのか、自立なのか、町民の判断をしていただくところまで持っていきたかったというのは、本当に本音で進めてきたわけですけれども、本当に差間議員のおっしゃるように今になっては町民が合併を望んでいたのか、自立を望んでいたのかという態勢の判断というのは、それぞれの胸の中で判断するよりないという状況にあると思います。これからの中でもこの道の構想というものがどのような形で出るのかということを見極めながら、また議会とも相談をしながら町民に説明をしていきたいと、このように考えております。