豊浦町議会 令和7年定例会6月会議 2025年6月11日
バイオガスプラント事業の状況について
2025年6月11日、豊浦町議会の一般質問で、渡辺訓雄議員が「バイオガスプラント事業の状況について」質問し、町長 杉谷佳昭、農林課長 井上政信が答えました。
- 聞いた人
- 渡辺訓雄 議員
- 答えた人
- 町長 杉谷佳昭、農林課長 井上政信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
議長の許可を賜りましたので、大きく分けて3点を簡単にお伺いいたします。一つ目、バイオガスプラントの事業の状況はであります。これも、度々、繰り返し、繰り返し、私の思いを発信していますが、いつも空振りばかりであります。そこで、早めに判断をしたいような話もあったわけで、その辺の進捗状況も含めて、再度お尋ね申し上げたい。質問の趣旨は簡単であります。継続する方針と曖昧な報告があったが、難題などの課題の進捗と収支対策について求めることであります。
町の答え 町長 杉谷佳昭
バイオガスプラント事業の状況についてお答えいたします。難題などの課題の進捗と収支対策についてですが、これまで委託料をはじめとする事業支出の圧縮を図り、事業の収支不足は令和6年度の決算見込みで8,009万9,000円と見込んでおります。あらゆるもの、サービスにおける価格高騰の情勢もあることから、これ以上の圧縮につきましては、現状、大変困難であると考えております。また、現状のままでの事業継続につきましては、現在の町財政状況を踏まえると、町民の皆様のご理解を得ることはできないと考えております。このことから、現在、さらなる収支不足の圧縮を図るため、ふん尿処理手数料の値上げを検討しているところであります。現在、施設利用者との面談を実施しているところでもあります。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
さらっと分かりやすい、曖昧な話をしていただきました。それで、究極のことは別問題として、杉谷町長が、この答弁あるいは総括予算での財政状況も事前に今まで思いを回答いただいていますが、結論は、先をどのように見て、どのようにこれから継続するのか、大人なので、イコール、町長という、好きで自ら立候補して、取り組んだわけであります。何点かお尋ね申し上げるが、進むのも地獄だ、撤退するのも地獄だ、そんなような言葉もあるのでありますが、町長、今日の答弁の前に、何点か今までいただいた答弁があるのですが、その前に、中段にこれ以上の圧縮は大変困難なのだ、だから、後段にある、さらなる収支不足の圧縮を図るため、ふん尿処理手数料の値上げを検討しているということだけれども、平たく言うと、手数料を今検討しているということで、値上げをしたいということで、相手があることだから、取り組んでいくと。まだまだ年度内は数か月ありますけれども、その辺の今の進捗状況というか、手数料を1万円にするのか、2万円にするのか、5,000円にするのか、どんな思いで取り組んでいるのか、町長の好きなような思いで言ってください。まず、それをお尋ね申し上げましょう。
町の答え 町長 杉谷佳昭
現時点で金額をどれぐらいという部分については、利用者との懇談というか、全ての人とのお話合いがまだ終わっていない状況なので、全ての人との話合いが終わった段階で、ある程度の金額を決めて、議員の皆さん方にもお話をさせていただきながら、当然、条例改正が必要になってきますので、もうちょっと時間をいただきまして、そういう部分が分かりましたら、また皆さん方と協議させていただいて、条例の改正という形で進めたいと思ってございます。ですから、今の時点で何ぼという不確定なことを言ってもしようがないと思ってございますので、そのようにご理解していただければと思います。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
町長、その気持ちは分かる。相手があることだし、いろいろな時の流れで、社会情勢の現状もあるだろうしね。でも、町長は、収支圧縮、あるいは収支状況を少しでもよりよくするのに、腹積もりとして、今は2,000円だったか、前町長のときは4,000円にしようかという話もあったけれども、平たく言って、条例改正も含めて、議会に報告するのは結構だけれども、そんなことではなくて、今のあなたの思いは、継続したいということだから、後から言うのではなくて、さっき言ったように、1万円で考えているのか、5,000円で考えているのか、それをもって、全員でなくても、今、接触をしているわけでしょう。その状況と反応も含めて、さらっと支障のない状況をお尋ね申し上げたい。町長、それぐらいいいのではないですか。破産しようが何しようが、町長の思いで進めていけばいいのですからね。そこを、軽くだけで結構です。
町の答え 町長 杉谷佳昭
金額については本当にこれからですけれども、1トン当たり、牛屋については1,000円、豚屋には2,000円となってございますが、考え方については、利用者方に対しましては、面談するに当たって、今、渡辺議員がおっしゃられたとおり、今のバイオガスプラントの収支状況を考えますと、9,500円を皆さんからいただくことによってプラス・マイナス・ゼロになりますよ、このぐらい金額はかかっていますよとお知らせをさせていただいたところです。当然、9,500円をいただく形にはならないと私も思っています。やはり、豊浦町は1次産業のまちということでずっと来てございますので、農業・畜産振興ということもありますので、そこについてはある程度は町が負担をしなければならないと考えてございます。いろいろな補助でいきますと、町が半分、利用者が2分の1という補助金もありますので、そういう形のほうがいいのかなと考えてございます。ただ、物価高騰等もありますので、その辺について、農家の方と話をしながら、ある程度の金額に上げていかなければ町民の方々にも理解をされないと思っていますので、そういう形でお話をさせていただきながら料金については決めていきたいと思っているところです。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
町長のその思いは思いとして、また前進できればいいけれども、その中で歩み寄りなどなども含めて判断すればいいと思います。議会は議会で重要なことだけれども、やはり、トップがセールスをするわけだから、前進するか、後退するかは別問題として ね。今回、決算見込みで8,009万9,000円が収支不足ですね。事業の収支はそうかもしれないけれども、償還金を入れると1億円を超すのですよね。そこの認識はいかがですか、お尋ねしましょう。
町の答え 農林課長 井上政信
今、出納閉鎖が終わりまして、まず、概算の集計として約8,000万円の赤字が見込まれるということで、最終的に端数整理で若干変わるかもしれませんが、大体これぐらいに落ち着くと思っています。この中に起債償還費が含まれているかということについては、含まれていないのですけれども、資料はありませんが、私の記憶の範囲では、1年間の起債償還が1億 2,000万円ぐらいありましたから、それが別途、公債費という科目の中から支出されていくのです。その公債費の返還額については、地方交付税措置があるということで、8,400万円とも言い切れませんけれども、それぐらいが交付税措置として入ってくるということで、それは別のお話と考えていただければと思います。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
ここで、交付税云々、出入りをすると、時間もかかるのだが、要は、償還金も入れたら、1億2,000万円近くになるのです。そこも理事者は承知していると思うけれども、町民は知らないのです。そこら辺も含めて、当然、誰がやったとか、杉谷町長も継続したいというときに、その償還金を入れていったら、先を見たら、その他もろもろ、後始末の分も入れたら、1次産業のまちだけれども、バイオガスプラントだけがマイナスではない。全体的な、慢性的なということもある。いざ財政を見たときに、やっぱり目立つのです。ですから、今日はこの程度にしておきますけれども、やはり、曖昧な継続ではなくて、しっかりした取組を、私も口で言うのは簡単でありますが、杉谷町長にいい意味で期待している人もいるだろうし、どうせできないだろう、そういう方もうわさに聞くけれども、それは言っていいことと悪いことがありますのでね。ただ、総括質疑や今までの答弁書の中に、このまま続けると、基金が枯渇するのだと。基金が枯渇しても、いろいろな手法の中で、役場はできる可能性はある。勘違いしないでよ。予算審査のときも、一般質問のときも、枯渇するのだという答弁がいつもあるのです。そういう答弁を書くから思うことがあって質疑をするのだけれども、みんな、嫌われることや、嫌なことは言わないのだ。私は、そういうことではなくて、答弁書の中に、このままでいくと数年後に基金が枯渇するのだという答弁をもらうから、それなら、先を見て、早めに前後左右の判断をして、継続するならする、値上げをするなら、ちゃんと決める、その中の採用をどうするの か、PDCAではないけれども、そう思うのです。細かいことはたくさんありますけれども、そこの総論で町長はどんな認識なのですか。今の私が話をした内容の中で、どんな心がけをしているのですか、まずお尋ねしましょう。
町の答え 町長 杉谷佳昭
基金の話でいきますと、耐用年数が満了となる令和15年までは継続しますと考えているのですけれども、それにしても、相当な金額が赤字になるという状況です。そして、議員がおっしゃられたとおり、例えば、来年やめますという形になると、今度は補助金の返還ということで、毎年毎年1億円以上の金額を返還しなければならない状況になります。そこを町として考えたときにどうなのだというところでいきますと、基金は当然取り崩しながらいかなければならないのですけれども、補助金を返還しないような形で継続したほうが町にとってはダメージが少なくなるのかなということで、今、令和15年の補助金の耐用年数が終わるまで継続するという形で考えているところでございます。いずれにしても、ある程度の基金は取り崩して対応していかなければ厳しいという状況になりますので、手数料を少し上げさせていただいて、少しでもマイナスを圧縮したいということで取り組んでいる状況です。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
議事堂の場だから、あまり極端な、究極な数字は別問題として、少しでも料金をアップしたいと。でも、少しばかりではどうしようもないのだ。やり取りの中で、そこなのです。それで、3月会議での答弁で、バイオガスプラント事業の取組についてということで、軽くお尋ねをしたら、過去よりも現状を踏まえ、今後の方針を検討したいと考えておりますので、答弁は差し控えさせていただきますと。そして、早い時期に判断してまいりたいと。軽く空振りされているのだよね。そしてまた、財政状況を総括で聞くと、現状では基金が枯渇する可能性がある、だから、少しぐらい上げたって、いろいろなまちづくりの投資というのは、そのときそのときで差はあるかもしれないけれども、最終的にはギブアップになりますよ。でも、町長の任期は4年間だから、他の職員は、退職しない限りは、やる気がないとか、そういう方以外に、この町を前進させようという意識のある人は、それなりに腹が分かっていると私は思うのです。ぎりぎりまで行くのではなくてね。そこの中で、気持ちは分かる。やっぱり、それは、大胆な判断で、嫌われるかもしれない。相手があることだろうし、人間だからね。しかし、そこの重要性というのは、町の存続と同時に、バイオガスプラントに関わる関係者の、今から腹を決めておかないと、判断がね。そこのところを、さらっとで結構ですが、この場でまず聞いておきましょう。最後は理事者の好きなようにやることは何も構いませんから、そんな思いで申し上げた次第です。お尋ねしましょう。
町の答え 町長 杉谷佳昭
基本的に、町財政的にいくと、本当に厳しい状況で、皆さんもご存じのとおりの状況だと思っております。私は、バイオもそうですけれども、バイオ以外の部分についても、いろいろと手直しというか、今までしていなかったことに対して手をつけていかなければ、なかなか財政的に回復するのは厳しいのかなと認識してございます。私は、任期が8か月過ぎてしまいましたので、あと3年ちょっとしかない状況 ですけれども、豊浦町はこれからも続きますので、何とか任期中にそういう部分について少しでも立て直したいという気持ちでいます。皆さんからどう思われるか分かりませんけれども、やらなければならないものはやっていかなければならないという腹は持っているつもりです。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
そういう思いをさらっと聞かせてもらったけれども、ただ、町長、そんなに腰を引くのではなくて、中期財政計画の中にも、こんなものは町長は頭の中で把握しているだろうけれども、取組がみんな載っているのです。勘違いしないでください。そのとおり、私が好きなようにやってみたらと言うのは、ここにみんな載っているものだから、部下もいるわけだろうし、全部が100%うまくいくかといったらそういうものではないけれども、一々ここでやり取りしなくても、ここに全部、財政健全化に向けた取組というタイトルがみんな載っているわけです。そういう思いで申し上げているわけです。中期財政計画を認識していますよね。お尋ねしましょう。
町の答え 町長 杉谷佳昭
それについては私も見てございますので、その中についてはそういう形で進める部分だと思っていますけれども、それ以上にいろいろな部分で厳しい状況になっていると認識してございますので、私のできることについてはやっていきたいという思いでございます。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
今やり取りしているうちに度忘れしたこともあるのだけれども、過去にとらわれないで新たな展開をしたいと、元の町長のときにつくった資料もみんなここにあるのですが、ここで一言だけ申し上げておくと、耐用年数の令和15年までやったときに、償還金を入れていったら、どれだけ料金をアップするか、それは9月までに決めておいてくれればまた質疑させてもらいますけれども、圧縮しても、償還金をプラスすると……。今、そっちでやり取りしていますが、何か間違って言っていることがありましたか。令和15年度までやって、去年の資料では、約9億6,000万円だと。ずっと継続して、補助金だとか、その他もろもろを合算したら約15億円です。その中には、廃止もあり、休止もあるけれども、この中に、約9億6,000万円、耐用年数がなくなるという令和15年まで償還金を入れていったら、これは結構な数字になるのです。課長、それを入れたらどのぐらいになりますか。
町の答え 農林課長 井上政信
令和6年8月のバイオ特会のときにシミュレーションをやったのですけれども、あのときに議員からいろいろとご指摘をいただいて、それは信憑性がないと。例えば、値上げの料金についても、4,000円と書いているけれども、それは確定したものでないということで、あれはやり直しというか、信用されていないということですから、あの資料は使えないと思います。その後、シミュレーションはできておりませんので、今、町長がいろいろお考えのことを踏まえてやらないと、また信憑性のないものになってしまいますから、私がここで発言すると、またおかしいことになると思っています。分かりやすく言えば、先ほど言ったように、1年間の起債償還額が約1億2,000万円、それに関わって一般財源の純然たる持ち出しが0.3とすると、3,600万円程度が上乗せになると思います。ですから、8,000万円に3,600万円を足して1億1,600万円ぐらいが令和6年度の決算ベースということです。町長は、これよりも悪化させないようにいろいろな見直しをしていくということですから、今の1億1,600万円の状態が続けば、経過年数を掛ければいいのかなと思いますけれども、こうならないようにしようと町長は頑張っているのかなと認識しております。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
数字はなかなか凸凹があるので、課長はリップサービスをして町長も頑張っていると言うけれども、一番頑張っているのは所管ではないかと思うのです。同時に連携してやってもらえればと思います。それで、前町長も、自称、去年の9月に、古い話だけれども、健康上の理由もあるが、心労はバイオなのです。本当に取り返しのつかないことになるのではないか、私はそんな臆測をしているわけです。でも、これは避けて通れないので、口で言うのは簡単ですが、今言った中で参考になったり、あるいは、もっと脇を締めてあれしようとか、当然、相手もあるわけだろうけれども、歩み寄って取り組んでいただけますか。最後にそれを聞いて終わりにしたいと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
私も各議員方にご相談をさせていただきながら、よりよい豊浦にしていきたいという思いがありますので、引き続きご協力のほどをお願いしたいと思ってございます。
議員の質問 5番 渡辺訓雄
これで私の1点目の質問は終了いたします。