洞爺湖町議会 令和7年9月会議 2025年9月10日
件名の二つ目、虻田地区の振興策について
2025年9月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、室田崇行議員が「件名の二つ目、虻田地区の振興策について」質問し、産業振興課長 仙波貴樹、社会教育課長 角田隆志、企画財政課長 藤岡孝弘、町長 下道英明、総務部長 高橋秀明が答えました。
- 聞いた人
- 室田崇行 議員
- 答えた人
- 産業振興課長 仙波貴樹、社会教育課長 角田隆志、企画財政課長 藤岡孝弘、町長 下道英明、総務部長 高橋秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 室田崇行
次に件名の二つ目、虻田地区の振興策についてに行きたいと思います。地域の顔である洞爺駅前のさらなる活性化は必要かと考えるが、町の考えはというところです。洞爺駅前、バス待ちの観光客の方がいっぱいいたりしますが、町としてこの駅前の活性化という部分で、認識、考えをお伺いしたいと思います。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
ただいまのご質問でございます。JR洞爺駅はJRを利用して洞爺湖町を訪れる観光客にとって、町の第一印象を形づくる大変重要な場所で、まさに洞爺湖町の玄関口であり、議員ご指摘のとおり、地域の顔でもあります。観光客にとっては、ここから洞爺湖や洞爺湖温泉などへの景勝地へ向かう出発点であるとともに、町内外の交流の拠点でもございます。また、地域住民にとっても日常生活や通勤、通学に利用する拠点であり、地域の暮らしを支える存在ともなってございます。このように観光と生活の双方に直結する地域の顔としての役割を担っていることから、駅前の魅力を高め誰もが使いやすく利便性を確保することは、町全体の活性化や町のイメージ向上につながるものと認識しているところでございます。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。この駅前はとても重要な場所であって、ここで町のイメージがつくと言ってもいいぐらいのところだと思います。そこで、洞爺駅前を起点とした、人の流れを生むような拠点が必要かとも思うのです。駅前からの観光客、また地域の方々の交流ですとか、そういった部分の町の考え、認識をお伺いしたいと思います。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
私のほうからは地元との交流という部分で、商工関係を担当しているものですから、主に飲食店等の現状をお話させていただきます。現在、町といたしましては、商工会と連携しながら駅前のにぎわい創出に向けた取組を進めております。駅前のにぎわい創出事業といたしまして、夏のにぎわい祭りや冬の駅前イルミネーションの実施に係る支援を行っております。このほか、駅周辺や空き店舗の活用については、商工会が開業にかかる創業相談を数件受けてございまして、今年度に入り開業につながった事例もあると伺ってございます。町といたしましては、洞爺湖町創業支援計画を策定しているところでございますが、当該計画策定によりまして、創業者にとっては各種補助金の活用や税制面、制度面での優遇が受けられるなどのメリットがございまして、事業の安定的な立ち上げに大きく寄与しているところでございます。また人の流れを生む情報発信につきましては、JR洞爺駅舎に町が設置しているデジタルサイネージに、虻田地区の飲食店情報をはじめ観光情報を掲載しているところでございます。今後も引き続き商工会と連携し、既存事業の継続的な支援に加え、駅前周辺における創業支援など、継続的なにぎわいを生み出す仕組みづくりを進めていく必要があると考えてございます。以上です。
町の答え 社会教育課長 角田隆志
私のほうからは、世界遺産の来訪者の動向につきまして答弁させていただきます。入江高砂貝塚へは自動車で来訪される方がほとんどでございますけれども、中には駅から徒歩あるいはバス、タクシーを使って来られる方もおられます。入江高砂貝塚に来訪される方はほかの資産も訪れる方が多く、世界遺産を目的にしているということが来訪者の動向調査でも分かっております。現在、駅の切符売場に世界遺産の横断幕とデジタルサイネージがありますが、あるということは分かっても駅からの誘導といった点では不足していると感じてございます。入江高砂貝塚は駅から徒歩で15分と世界遺産を構成する資産の中でもかなりよい条件でありますことから、今後は課内でも検討を進めるとともに、関係部署とも協議しながら駅からの誘導につきましても検討してまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。創業支援ですとか、デジタルサイネージの設置を含めていろいろ支援をされているのだなと感じました。あと、駅からの世界遺産への誘導、そこもうまく進めていっていただければと思います。この駅前を拠点とした今バス、タクシーですとか、徒歩で世界遺産へ行っている人もいるということなのですが、この辺りの交通機関の利用についての現状をお伺いいたします。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
洞爺駅前の公共交通の現状についてですけれども、道南バスが洞爺駅と洞爺湖温泉のバスターミナルを結ぶ洞爺湖温泉線という路線を運行しております。それから、タクシーが朝7時から夜の9時まで、駅前を中心にタクシー運行をしている状況でございます。それから虻田地区のコミュニティバス、これも洞爺駅を起点としまして、町が洞爺地区のコミュニティバスとして虻田地区内を巡回しているバスであります。地域公共交通の現状としては以上のような体系になっております。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。この虻田地区、特に駅前ですけど、新たな人の流れは、もうちょっと人を動かしていく必要があるのではないかなと感じます。そこで人を動かしていく上で、この交通といった部分はとても重要になってくるのかなと考えますが、既存の交通、今、答弁いただいたほかにレンタサイクルですとか、カーシェア、温泉街にもあるのですけども、そういったものをうまく活用して、虻田地区の中でも人を動かすような取組というのを進めていくべきではないかなと思うのですが、その辺り、町長いかがでしょうか。
町の答え 町長 下道英明
今、議員からお話ありました、まずはJR洞爺駅の公共交通あるいは交通事情については、担当のほうからありましたように、ちょっと時間帯によっても、今日もそうですけど、土曜、日曜ですとかお昼ぐらいになると、非常に本当混んでいる中で、ちょっとあと滞留時間が長いなというか、もったいないなというところで。確かに、議員ご指摘のとおり、ここには世界遺産もございますし、また最近では虻田神社のほうも貸切りバスが通っている、今年は巳年ということで、非常にいろんな形で人気があると宮司からも聞いておりますし、そういった点ではJR洞爺駅からの動線というのは、非常に大事だと思っております。レンタサイクルということで、いわゆるシェアサイクル、それとあとカーシェアということだと思いますが、洞爺湖温泉のほうではレンタル、駅前のバスターミナルの前で民間の方が、あるいは各ホテルも一番端の華美からこちらのほうもいろいろやっているということで、それは承知しているところです。あとカーシェアリングについては、二つのホテルがトヨタレンタリースさん、今回ふるさと納税でいただいたところもやっているところでございますが、駅前ということになりますと、非常に確かに議員のおっしゃるとおり、駅にアクセスして駅で移動手段を借りて、それで周辺観光スポットを自由に回っていくと、あるいは改札口外、そこでのサイクルポートですとかカーシェアの物理的なものを作っていくというご提案かと思いますけれども。これは洞爺湖町含めJR北海道さん、あと、周辺ですので、商工会さんですとか、観光協会、レンタカー、レンタル事業者さんとか、そういったところの関係者の合意形成をまず経て実証になってくるのかなというのと。そもそもの中で、やはり人の流れをつくっていくときに、やはりまちづくりの総合計画というのがございますので、そこのところの公共交通というか、そのたたき台を作った後に、皆さんと周辺の関係と一緒にやっていくという、そこに先ほど従前からあった国交省の、これは水辺とは違いますが、駅前の社会資本整備交付金という駅前のやつも当然ありますので。そこら辺とも含めて、まずは計画等を立てて周辺の関係団体との合意形成をして、絵を作っていかなければ、なかなか進められないなと思いますけれども、確かに今レンタカー屋さんはありますけど、レンタルサイクルのほうはないので、そこは非常になるほどなと思って今、聞いておりましたので、そこは担当のほうとも含めて可能かどうかということで検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。関係者と連携を取ってビジョンを共有しながら進めていっていただければと思います。人の流れを生む拠点の部分なのですけども、立地的に言えば、駅前の金融機関があった跡地が立地で言えば一番よろしいのかなは思うのですが、その辺りのちょっと町の考えを聞かせていただければと思います。
町の答え 総務部長 高橋秀明
ただいまの質問でございます。令和4年11月に、北海道銀行洞爺支店が同行伊達支店内に移転して以来、現在も空き店舗となっている状況でございまして、本町の玄関口である洞爺駅前の景観を損ねているというような状況は、重要な課題ということで認識しているところでございます。当該施設の取得、活用については、現在町が進めている行財政改革の観点から、新たな施設を公費で取得するということは困難な状況でございます。人口減少や厳しい財政状況を考えますと、将来的に今、町が保有する全ての公共施設を維持更新することは難しい状況にございます。また、民間の施設を町が取得した場合、建設当初の目的と異なる施設利用が求められ、有効活用が難しく、さらには税収減につながる可能性も考慮しなければなりません。しかし、洞爺駅は洞爺湖観光の玄関口であり、多くの観光客が訪れる交通の要所でございます。駅前という重要な場所に大型の空き店舗が存在することは、町のイメージにとって大きなマイナスであり、この状況を保持するわけにはいかないと考えているところでございます。町としましては、駅前の魅力を高め、民間事業者が取得活用したくなるようなまちづくりを目指すところでございます。来年度、第2期洞爺湖町まちづくり総合計画が計画最終年度となっておりますので、新たな計画策定の際には、洞爺駅前の活性化についても町民の皆様をはじめ、様々なご意見を伺いながら、この課題について検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。洞爺駅前、ここも力を入れて進めていっていただければと思います。そこで、虻田地区、今金融機関はなかなか行政のほうで取得したりするのは難しいという、あれだったのですが、保育所の統合の後の本町保育所をそういった拠点ですとか、あと今、地域おこし協力隊がいるかと思いますが、その活動拠点であったり、そういった方と連携して人の流れを生むような施設にしていくのも一つの方策なのではないかなと思いますが、その辺り、町長の考えをお聞かせください。
町の答え 町長 下道英明
まずは、旧北海道銀行洞爺支店のほうでございますけれども、店舗活用についてご提案ございました。今、部長のほうから答弁ありましたように、なかなか民間施設を取得して利活用するというのは、行財政改革からの視点から大変難しいと思いますが、しかし先ほど議員から先ほど来ご指摘あったように、やはり洞爺湖町の表玄関がJR洞爺駅であって、そしてまた洞爺湖、湖のほうはバスターミナルですとか、そしてまた洞爺地区のほうは水の駅ということ、やはりこの三つというのは、本当に大きな交通の要所、表玄関になるのかなと思っております。そういった点で道銀さんが離れていった中で、今、引き続き北海道銀行さんとも土地の利活用ですとか売却の看板とか出ていますけれども、そういったところも含めて、転売先の方向性だとか、またまちづくり総合計画の視点から、洞爺湖町としてもある程度年限たっていますので、少し周辺地域の情報などを共有しながら、ちょっと考えてまいりたいと、提案もしていきたいなと思っているところです。また今、ご提案ありました、本町保育所の跡地利用でございます。議員ご指摘のとおり、人口減少の中で公共施設の利活用というところで、これから今、新しい保育所が動くときは、当然あそこが空くわけですけれども、そういったところで、単なる利活用にするにしても、公共施設の計画整備計画の中で変えていくにしても、やはり減らす発想から、その点では稼ぐとか使いこなす発想への転換が、公共施設管理には非常に大事になってくると思います。特に本町保育所の跡地利用については、行財政改革と民間活力の導入の両方の視点から不可欠であると思いますので、まずは民間活力の誘致というか希望を出して、恐らくどういう形になろうか分かりませんが、提案としてはやはり公募でいくとかいう形にしながら、まずはそこを行って。もし手を挙げる人がいなければ、今、議員ご指摘のように自治体内外の公的機関、地域おこし協力隊も含めた、これは当然、洞爺湖町と連携しているわけですから、そこも含めて地域おこし協力隊の活動ということも視野にいれなければいけないと思いますけれども。まずはやはり民間活力誘致ということで、その俎上にのせながら進めて、商業的な魅力地域コミュニティの拠点といった視点からニーズを分析して、先ほど来お話ししております、まちづくり総合計画に即した具体的な施策へ展開していければなと思っているところでございます。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。民間の活力を生かした多様なにぎわいのある虻田地区にしていっていただきたいなと思います。この洞爺駅を中心とした虻田の振興策、こちらをさらに力を入れて行政のほうには進めていっていただきたいなと思います。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。