洞爺湖町議会 令和7年9月会議 2025年9月10日
水辺空間を生かしたまちづくりについて
2025年9月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、室田崇行議員が「水辺空間を生かしたまちづくりについて」質問し、観光振興課長 田仁孝志、田仁観光振興課長 田仁孝志、地域振興課長 後藤和郎、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 室田崇行 議員
- 答えた人
- 観光振興課長 田仁孝志、田仁観光振興課長 田仁孝志、地域振興課長 後藤和郎、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 室田崇行
6番、室田崇行です。どうぞよろしくお願いいたします。お昼明けでちょっと眠くなったりもするかもしれませんが、眠くならないように、ちょっと質問していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。今回は、大きく2件、水辺空間を生かしたまちづくりについてと、もう一つは虻田地区の振興策についてお聞きしていきたいと思います。まず1点目です。温泉地区における遊歩道沿いの空間の活用は有効かと考えるが、町の考えはということですが、最近は温泉街も人が戻ってきてにぎわいが結構あって、人がすごい、遊歩道もそうですけど、行き来している状況かと思います。遊歩道沿いのその空間を生かしていく質問の前に、やはり足元がしっかりしていないといけないかなと思うので、遊歩道、最近ちょっと傷んでいるところが見受けられますが、遊歩道の現状について、まずお聞きいたします。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
洞爺湖温泉の湖畔遊歩道の現状についてということで、答弁をさせていただきます。湖畔遊歩道につきましては、玉石と平板ブロックで整備されている道路でございます。整備から約40年以上経過し、玉石が剥がれたり、ブロックが割れたりしているような状況でございます。特に5月のマラソンとか8月のトライアスロンの前には、そういった穴が空いたところをモルタルで埋めるなど修繕を行いながら維持をしているところでございます。老朽化に伴う改修に関しましては、整備手法や補助金等の財源確保を調整しつつ、洞爺湖温泉らしい遊歩道整備に向けた検討を進めていきたいと考えております。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。足元をしっかり固めて遊歩道の整備を進めていっていただければなと思います。温泉街ですが、見ると噴水公園も人がいっぱい、駐車場があふれていたり、温泉街の中心もいっぱい人がいるのですが、特に日中の時間になると、お昼ですけど、ちょうど飲食店は行列ができていたりするのですが、スマホを見ながら人がちょっとさまよっていたりですとか、そういった様子を見受けられるのですが。その辺り、飲食店の不足ですとかは、町のほうはどのような認識をお持ちですか。
町の答え 田仁観光振興課長 田仁孝志
現在の洞爺湖温泉、議員がおっしゃるとおり、大変多くの観光客に来ていただいておりまして、特に日中の昼食時間帯は毎日、日帰りバスのツアーが1台から2台入ってくるなど大変にぎわいを見せている状況でございます。一方で、日中の飲食店においては、店に入り切れずに路頭に迷っているようなお客様も多く見受けられる状況となってございます。実際に、私もお昼休みに洞爺湖温泉の飲食店を利用させていただいておりますけれども、混んでいて入ることができなかったというような経験も何度もしているところでございます。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。飲食店不足といいますか、お昼のこの時間帯になかなかご飯が食べられないというのは、観光地としてもちょっとここは対応していく必要があるのではないかなとは僕はちょっと考えています。この課題に対してですけども、温泉の遊歩道沿いの空間があるかと思いますが、そういったところにキッチンカーを配置したりですとか、そういった方策で課題解決に向けて遊歩道沿いを有効的に使っていくのはよろしいのではないかなと思いますが、その辺について、遊歩道全体の活用についてお聞きいたします。
町の答え 田仁観光振興課長 田仁孝志
遊歩道沿いの活用につきましてですが、温泉街の飲食店の混雑状況からも観光客の皆様に満足していただける観光地づくりとにぎわいの空間の創出のために、キッチンカーあるいはオープンカフェといった取扱いについて、地域の皆様のご意見を伺っていきたいと考えております。地域全体の経済効果につながる取組が必要かと思いますので、特に飲食店組合、それから地域の各事業者さんの声を聞きながら、慎重かつ迅速に検討していきたいと考えております。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。事業者さんですとか、関係者の様々な意見も聞きながら進めていっていただけたらと思います。次、珍小島公園の水辺環境の整備について町の考えはというところですが、最近暑くて水辺を求める人が結構増えているかと見ていると感じます。そこで、珍小島公園、あそこは駐車場があるわけですが、アクティビティなどの水辺を求めている人が増えているかと思いますが、その辺り、町としてどのような 認識をお持ちでしょうか
町の答え 田仁観光振興課長 田仁孝志
アクティビティなど水辺を求める人が増えていると思うが、その認識はという質問かと思います。湖を活用したアクティビティとして洞爺湖ではカヌーやサップなどをされる方が非常に増えてきているなというところでございます。特に温泉街では駐車場が整備されております珍小島、こちらのほうで水に親しみながら遊ばれている方が増えているということで認識をしているところでございます。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。温泉街のほうで水辺に親しめるところいったら、やはり珍小島の公園、あそこになってくると思いますが、結構最近、人が集中していたりですとか、そういったのも見受けられるのですが。珍小島公園の駐車場からすぐ前の水辺のところは大きい岩があったりしてちょっと水辺には下りにくい状況にはなっているかと思います。特にカヌーとかサップとかカヤックとかそう大きいものを持って下りてくるのはちょっと難しいのかなとも感じます。そこでなのですが、水辺に下りやいような環境をつくったり、温泉街のほうでなぎさを求める声も少しあったりもするのですが、その辺りの環境整備と、あと珍小島公園のトイレ、あそこもよく使わせてもらうのですが、ちょっと古かったりして。幼少期の頃はよくトイレを使って、最近使うと幼少期の記憶がちょっとよみがえってくるトイレではあるのですが、そのちょっと古いトイレになってくると思うので、その辺りの整備についてお聞きいたします。
町の答え 田仁観光振興課長 田仁孝志
湖岸については、国立公園の第一種特別地域でございます。環境省のほうにも確認したところですが、砂などで埋立てをするということは、禁止されているとのことでございます。砂浜のなぎさ整備を人的に行うということはできないというような見解で理解をしているところでございます。また、珍小島公園のトイレでございます。こちらは老朽化が進んでおり、更新時期であると認識しておりますことから、財源の確保に努め、改修を検討していきたいと考えているところでございます。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。珍小島公園の砂を投入して埋立てするというのはなかなか厳しいという今、答弁だったかと思いますが、できる限りでちょっと岩をよけたりとか、ちょっと簡易的なスロープみたいなのを作ったりとか、そういったのもちょっと工夫して考えていただければと思います。次に、(3)に行きたいと思います。とうや水の駅を中心とした水辺空間の活用は有効かと考えるが、町の考えはというところですが、とうや水の駅、あそこは2階もあるのですが、売店のところを通って上がっていかないといけないので、知っている人は上がっていくと思うのですけど、知らない方はなかなか上のほうにまで行きにくいなと思っています。あそこの2階のスペースも有効活用をしていく必要があるのではないかなとも考えています。あと水の駅の湖畔側のほうも、あそこスペースが結構広くて、ちょっと遊歩道みたいな感じになっているかと思うのですが、洞爺のほうもお昼の時間帯ですとか、ちょっと食べるところがないというのもお聞きしたりもして、自分もそうちょっと感じているのですけども。そういった空間をうまく使って飲食店不足の解消ですとか、あと、利用しやすいように、カヌーとかカヤックとかもやる人が結構増えてきているので、そういったところの水辺の空間をうまく活用していくのはどうかなと思うのですが、町の考えとしてはいかがでしょうか。
町の答え 地域振興課長 後藤和郎
とうや水の駅及び湖側の水辺空間の活用についてのご質問かと思われますが、とうや水の駅につきましては、2階のスペースの有効活用が現在、議員のおっしゃるように課題となっておりまして、昨年5月に2階の利活用にかかる提案募集を町内回覧及び町のページを通じて行ってございます。結果としまして、コワーキングスペースだとかトライアルキッチン、またスタンドカフェの提供だとか体験型飲食施設の設置など5件ほどの提案がございましたが、即現実に結びつく提案では、その際ございませんでした。また本年7月には町と包括連携を結んでいるアウトドア企画開発、また運営を行っている事業者の方々が来町されまして、協定に基づく地域活性化や交流人口の創出に関する視点で、当町の水の駅の現地視察を行っていただいております。その中で水の駅2階の活用については、構造上の課題が指摘されておりまして、2階に上がる動線がよくないとの結果でございました。その際、1階売場の在り方など改善につながる提案がなされております。また湖側の水辺空間の活用につきましては、キッチンカーの呼び込みを通じて地元食材の提供を図るなど活用の可能性について助言を受けてございます。こうした結果を受けまして、洞爺まちづくり観光協会と情報を共有しまして、よりよい活用に結びつけてまいりたいと現在、協議を重ねております。よろしくお願いいたします。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。洞爺のほうは水の駅が核となるかと思うので、そこを中心に地域の活性化につなげていっていただければと思います。次(4)に移っていくのですが、地域活性化とブランド力向上のためにも、かわまちづくり計画の策定が必要かと考えるが、町の考えはどういうところですか。この「かわまちづくり計画」というのは、洞爺湖は二級河川の長流川水系で、この一応川という部分にも当てはまるので、これは国交省のやつなのですけれども、かわまちづくり計画の策定の手引というのがあって、そこからちょっと印刷してきたのですけども。かわまちづくりとは河川空間と町空間が融合した良好な空間形成を目指す取組のことです、と書いています。水辺はその使い方や知恵によって新たな価値を生み出す可能性を秘めています。地域の景観や歴史文化及び観光基盤などの資源や地域の創意に富んだ知恵を生かし、市町村ですとか民間事業者、地元住民と河川管理者、こちらは室蘭の開発局になりますかね、と連携の下、進めていくというものなのですが。こちらで実現できることというので載っていたのは、地域の活性化、あと観光客の増加、地域ブランドの向上、洞爺湖というのは結構ファンが多くて、そういったもっとブランド力の向上もしていくのも必要なのかなと感じます。このかわまちづくり計画で取り組む過程で得られるものというのもあったのですけども、これは川と町の新たな可能性、地域資源の発見ですとか、発掘につながるというところです。あと二つ目、関係主体のネットワーク形成。市町村ですとか、河川管理者、地域住民、事業者、関係団体などとのネットワーク形成につながる。三つ目が、地域の将来像の共有につながるという部分で、地域の皆さんと議論をすることで、どういった水辺の空間がいいのか、とても洞爺湖というのは注目されていますし、雰囲気もいいところなので、そういったところでも地域住民と事業者といろいろ話合いをして理想の水辺空間をつくっていきましょうという部分になります。四つ目で資金の確保につながる。多様な主体による合意形成を伴うため、地域の重要な施策として位置づけられるとともに、事業の確実性、計画を立ててやることでもあるし、予算の確保をしやすくなるといった部分もあります。あと地域の課題解決ですとか、地域のシビックプライド、地元愛みたいなところにもつながるというところにもなっています。こういった計画を立ててやっていくことで、交付金の事業にもつながってくるところで、社会資本整備総合交付金ですとか、これは国のほうで2分の1出る事業なのですけども、そういった計画を立てて、財源を確保していく。また、財源の部分ではクラウドファンディング、ふるさと納税のですとか、やって財源を確保して水辺空間の創出ですとかにつなげていくという、この計画になってくると思うのですが、これらの水辺空間を生かして、かわまちづくり計画の策定をしていくことが重要なのではないかなと思うのですが、その辺りの考えはいかがでしょうか。
町の答え 田仁観光振興課長 田仁孝志
ただいま議員からありました国交省のかわまちづくり計画の策定が必要ではないかというようなご質問かと思います。これまで議員から三つあった質問を含め、水辺の空間、それから町の空間を融合したにぎわいあるまちづくりの整備につきまして、町としてどこまで整備をしていくかということも協議をしながら、議員から提案のありました、かわまちづくり計画支援制度についてしっかりと調査研究をさせていただきつつ、ほかにもまたこのような有望な支援制度がないかということも含め、調査をしながら整備の際には財源確保に努めてまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。遊歩道の整備ですとか、あと水の駅の2階への動線の確保ですとか、そういった部分も計画に盛り込んで、ちょっとお金かかる部分は交付金で助成していただいて、あとクラウドファンディング等を活用してやっていくのが有効なのではないかなとちょっと考えました。そこで、このかわまちづくり計画と水辺空間を生かしたまちづくりについて、町長の考えをお聞かせください。お願いします。
町の答え 町長 下道英明
今、室田議員からございました温泉地区と、あと水の駅のほう、ありましたけれども、本当にこの珍小島、水辺整備あと、とうや水の駅の周辺の水辺空間というところは、本当に常日頃感じているところなのですけれども。私も1週間に数回ちょうど朝、湖畔沿いを歩いて散歩したりジョギングしているのですけど、その中で本当に多くの観光客が朝、夕問わず散歩したり、湖水の水辺を楽しんでいることを感じております。しかし、遊歩道の劣化というのが非常に多くて、ブロック割れしている箇所も多くて、モルタルで埋めるということで、例えば洞爺湖マラソンのときとか、あるいは北海道トライアスロンのとき、直前にはやはり担当課のほうにも指示して、できるだけ経費をかけないような形で修繕しているというのが現状なのですけれども。今、議員のほうからございました国土交通省の河川空間の利活用を進めるための支援制度、かわまちづくり計画、これについては、残念ながら議員ご指摘になる前は知らなかった制度なのですが、ご提案いただきながら、ちょっと担当のほうとも今、調整しているところでございます。こういったご提案いただいた国交省の技術や財政支援を受けながら、水辺観光資源として活用するということは、やはり観光地においては回遊性の高い、ぐるぐる、いろいろ回っていく遊歩道ですとか憩いのスペースの整備が可能であると思いますので、さらには観光客の滞在時間や地域経済の活性化につながってくると思いますので。この水辺については、担当課のほうとも含めて、これはまず計画作らなければいけないという、その後の話になってこようかと思いますので、その点についてしっかりと対応をさせていただきたいと思います。さらには水辺環境を整えることによって、先ほど来ありますけれども、津波、有珠山噴火ですとか災害時の、やはり避難経路や防災機能にも寄与すると思いますので、その点、実際に採択された自治体が、網走湖、あとまた千歳市と旭川市などございますので、そこら辺のところを検証しながら、洞爺湖町でも適用できるかどうか検証していきたいと思います。またそれとは恐らく、この交付金とはちょっと違うところとは思いますが、水の駅の2階の部分については、先ほど担当課のほうからございましたように、提携を結んでいるアウトドア関係の会社と一緒に、水の駅ですとか、親水公園ですとか、いろいろご視察をいただいて知見をいただいたところでございます。最初水の駅に行ったときに、会社の方たちが水の駅に入った段階で空白スペースになっていて、両サイドに食べ物と物販があると。いや、町長、違うでしょうと。普通は玄関入って一番前が一等地なのだから、そこに本来ですと商品を置かなければいけないと。今、6,000万か7,000万ですけれども、売上げが、もしこれだけを変えただけでも1億数千万にはなりますよというご指摘をいただきました。しかしながら、いろんな様々な、また改修するという点で財政難もございますので、そこら辺もいろんな財源のほうも工面しながら、なるほどなと、やはりプロが見れば、その動線を見てその売上げや商品の取扱い、そしてまた2階についても担当からありましたけれど、非常に動線が悪いといったご指摘も受けましたので、それは今後の課題として改善できるように努めてまいりたいと思います。ありがとうございます。
議員の質問 6番 室田崇行
ありがとうございます。民間の知恵もいただきながら進めていっていただければなと思います。