洞爺湖町議会 平成28年3月会議 2016年3月7日
人口減少対策や子育て対策について
2016年3月7日、洞爺湖町議会の一般質問で、小松晃議員が「人口減少対策や子育て対策について」質問し、町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆、建設課長 八反田稔、管理課長 天野英樹が答えました。
- 聞いた人
- 小松晃 議員
- 答えた人
- 町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆、建設課長 八反田稔、管理課長 天野英樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 小松晃
7番、小松晃です。きょうは、通告してあります3件について、お伺いをしたいと思います。1件目の人口減少対策や子育て対策について質問する前に、町の人口の推移と推計を少し述べてから本題に入りたいと思います。当町の人口は、合併時には1万1,211人であったものが、この2月末では9,318人と、この10年間で1,895人も減少しています。さらには、昨年10月作成したまち・ひと・しごと創生総合戦略や人口ビジョンで国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、25年後の2040年には5,345人、45年後の2060年には3,092人と推計しています。これに対し、町は、合計特殊出生率を現状の1.25から2040年には2.07まで上昇させる、また、同じく現状の転出超過から2040年までには純移動率の均衡を目指すとして、2040年には6,852人、社人研の推計よりも1,500人増、2060年には5,493人ということで、同じく社人研の推計に比べて2,500人増と推計しています。また、人口ビジョンによりますと、2010年の1万132人から5年後の2015年、社人研の推計よりは138人多いのですけれども、町の推計よりも173人減っております。このように、もう人口減少がとめられないということで、これは洞爺湖町のみならず、全国的な傾向でしょうけれども、なぜこんな極端な少子化になったのか、やっぱり最大の原因は、今、若い人たちの給料も安かったりということで、今の経済状況では子供をもうけて育てていけないと。1人でもようやっとだというような状況のようです。きのうのテレビで、そんなことを言っていました。この種の問題は1年や2年で解決できるものではありませんし、一般質問を通告したときには町政執行方針しか手元になかったので、いろいろな資料はまだ届いていませんでしたから、さわりの部分しか見られなかったのですけれども、その後、附属資料とかいろいろな資料をもらった段階では、新しい事業も含めていろいろと予算を計上しているようです。ただ、真屋町政もあと残り2年です。先ほど言いましたように、この問題は1年や2年で解決するものではないと思いますけれども、真屋町政の残り2年の最大の政治課題として取り組んでいかなければいけないのではないかと思っています。そうしないと、町が推計した人口さえも下回るというような、そんな状況が生まれてくるかと思います。先ほど、町政執行方針の中で、人口減少対策とか子育て支援について何点か述べていますけれども、改めて町長、この残任期間の2年間で、どの程度力を入れて、人口減少対策、子育て支援に取り組む考えでいるのか、伺いたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
定住対策、移住対策でございますけれども、やはり、考えてみますと、私どもの町は、噴火災害で、洞爺湖温泉街は、一時期は5,000人ぐらいいた定住人口が今は1,000人ぐらいしかいないということが、本当に大きい痛手だったのかなと思います。噴火災害の後、のぞみ団地も宅地造成をして、あそこに住宅を設置させていただきましたが、やはり環境的に非常に厳しいものがあります。今、あそこは買い物バスも通っていただいておりますが、今、その実績たるや、残念ながら買い物バスに乗る人がいない。聞いてみると、そこそこの公営住宅、今、そこに入っている人方が乗り合いで買い物に来ていただいています。これはこれでありがたいことですが、そういう状況が続いているということで、洞爺湖温泉も非常に飲食店が少なくなった感もあります。以前は、そこに当町出身の方が住んでいて、店が近くだからということもあったようですけれども、今、洞爺湖温泉街を中心にした人口減少が大きな要因なのかなというふうにも思っております。ただ、そこのところは、前回の防災協定の中で、住宅はややもするとできない地域というふうな取り決めがなされたようでございます。そこにおいて、民間の方が、今、住宅を建てていてくれている部分がございますけれども、行政、特に町のほうとしては、今回も予算提案させていただいておりますが、洞爺地区のほうに単身者住宅16棟を建設させていただきたいというふうに思っております。今、その前段で調査をしておりますが、単身で洞爺のほうに働きに来ている方が非常に多いということと、今、伊達方面からもマイカーで、壮瞥、洞爺を通って職場に行かれている方が多いということもお聞きしております。統計的に、今通っている方の人数等々も調べておりますけれども、そういう方々が、住宅ができればこちらのほうに住みたいというお話もお伺いしておりますので、とりあえずは、洞爺地区のほうに16棟を建設し、住民票をこちらのほうに持ってきていただいてというふうな定住対策につなげていこうと思っております。また、本町地区のほうは、清水の公営住宅について、以前から、どうしたらいい、こうしたらいいという計画が出されておりました。今はもう入っていない住宅については、たしか、今年度から計画的に取り壊すということも今進めているようでございますので、その後の対策、当町においては、特に本町地区の清水地区においては、津波災害あるいは噴火災害の影響がないということから、さらには、あそこに国道230号線の道路が新しく来ることによって、比較的交通の便がよくなってきたということも踏まえまして、それらも検討課題に今後は加えていかなければならないと思っております。ただ、残念なことに、洞爺湖温泉街にもっと利便性のいいものができれば、恐らく、多くの方々に住んでいただけるような案ができるのではないかと思うのですが、そこら辺のところは、いろいろな側面から検討していかなければならないなと思っております。
議員の質問 7番 小松晃
人口ビジョンの人口の将来展望というところを見ますと、将来人口を予想している民間機関である日本創成会議では、当町の人口が2040年には73%減少すると。ということは、2,650人余り、社人研が予想している人口よりもさらに400人も少なくなる。そして、消滅可能性都市として指定されています。民間機関がこんなことを指定していいのかどうかわからないのですけれども、日本創成会議という機関がどんなものなのか、まずお伺いしたいと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
日本創成会議は、増田寛也先生が「消滅都市」という本を出されたものでございまして、そうした部分では、洞爺湖町にとっても将来的には消滅都市に名が挙がっている状況であります。
議員の質問 7番 小松晃
わかりました。先ほど、町長の答弁の中で、人口減少対策、単身者住宅の建設だとか、清水が比較的安全な地帯なので向こうのほうにもっと進めたいというのがありましたけれども、先ほど言いましたように、何でここまで少子化になったのかというのは、やはり経済的な理由が一番大きいというのは、きのうかおとといのテレビで見ました。今、去年あたりから子育てに大分力を入れていますけれども、確かに我が町は財政的に逼迫している時期もありました。それにしても、近隣の市町に比べてどうもおくれているのではないかという気がしています。先ほど人口減少対策についてお伺いしましたけれども、子育ての部分について触れていなかったような気がします。先ほども言いましたように、この2年間、最重要課題として取り組まなければいけない政策ではないかと思いますので、その部分についても改めて町長にお伺いします。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今、議員がおっしゃられたとおり、人口減少の一番大きな原因は、やはり日本経済の低迷ではないかなというふうに思います。私も率直にそう思います。私どもの町の、今、内閣府が提供していただいております個人1人当たりの総所得といいますか、総収入といいますか、それが全道179市町村の中でたしか百六十何番ということで、かなり下のほうに位置します。さらに、それを日本全国で見ますと、なおさら下に来ます。私どもの町は、こんな言い方をしたら大変恐縮なのですけれども、低所得世帯層が非常に多いのかなと。低所得世帯層ということよりも、年金世帯者数というか、そちらの世帯の方も結構いらっしゃるのかなというふうに分析しております。中には、本当に年収で億近くの方とか、部分的にはいらっしゃると思いますけれども、総体では、1年間で200万円にいっているかいっていないかの総所得世帯だったと思いますが、それらが本当に大きな要因だったと思っております。そうかといって、そこを伸ばすための手段というのは、正直に言ってなかなか難しいです。しからば、企業があると、それにこしたことはないです。今、私どもの町も観光のまちと言われておりますけれども、反面、福祉のまちづくりも目指しているところがございます。この間、大原のほうに50人床の特別養護老人ホームが建設されました。4月1日から開始ということで、そこには相当の雇用も生まれるということで、ただいま研修生が入ってきて、その準備に追われており、4月1日には住民票を移してこられる方もいらっしゃいます。小さいところからですけれども、そういう積み重ねをしっかりやっていかなければならないと思います。また、先ほど申しました洞爺湖温泉の飲食店街にも、残念ながら、遅い時間ですけれども、通いで来ていらっしゃる方がいます。何とかそういう方々がこのまちに住んでいただけるような施策を展開できないか。そうすることによって、前の洞爺湖温泉の人口が四千、五千人いたような時代を何とか醸し出されるのではないだろうかと思います。それは並大抵の努力ではありませんけれども、そういう努力を積み重ねることによって、私どもも将来人口推計では三千何がしになるというものを、何とか頑張って五千何がしにしていきたいという数値を提示させていただいているところでございます。
議員の質問 7番 小松晃
何回も言っていますように、この種の問題は1年や2年で解決するものではないですから、じっくり腰を据えて取り組んでいただきたいと思います。(2)の地方創生加速化交付金事業、それから、地方創生深化のための新型交付金事業です。先日、担当課長から説明を受けた中では、加速化交付金については、ジオを中心にした事業に取り組むのだと聞いています。深化のための新型交付金は、平成28年度の事業の話だから、まだ具体的にはなっていないと思いますけれども、人口減対策とか子育てにかかわるようなメニューも何点かあります。新年度、いつごろこの事業に取りかかるのか、予算編成をするのかわかりませんけれども、その中で、新しいというか新型交付金を活用した人口減少対策とか子育て支援対策というような事業を盛り込む予定があるのかどうか、伺います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
議員がおっしゃるとおり、地方創生の加速化交付金につきましては、ジオを中心とした事業という形で、これは地域連携等を結んでいかないと交付されないという部分もありまして、この平成27年度の補正によって出しているところでございます。ただ、今お話ししました平成28年度の国の予算であります地方創生深化のための交付金でありますが、まだ交付申請内容が届いていない状況でありますが、やはり先駆性のある取り組みに対して交付予定となっているところでありますが、洞爺湖町としては、平成26年度補正予算で提案してきて、交付決定されているものを深化の交付金として申請していくこととしております。その内容でございますが、移住・定住促進事業において、ちょっと暮らし事業、後継者婚活支援事業、住宅リフォーム事業、チャレンジショップ支援事業、ぐるっと洞爺湖プレゼント事業等でありまして、新しい取り組みにおいては、今後、検討していくこととしております。ただ、情報によりますと、平成28年度予算で、深化のための交付金については、地域再生計画を内閣総理大臣に申請し、認定された後に交付決定される仕組みとなっているとの話でございます。地域再生計画を出すことにより、4年ないし5年の事業を承認されることとなって、毎年度申請を行わなくても事業がとり行われるという目的としているものでございます。交付決定に関しましては、まだ未定でありまして、大体夏から秋ごろになるのではないかというお話を聞いております。また、平成28年度予算において、13款の諸支出金において、地域住民生活等緊急支援費として、子育て応援事業としてインフルエンザワクチン接種費の助成、出産祝い金、移住・定住促進事業、ちょっと暮らし、チャレンジショップ、地域PR活動事業、観光誘客促進事業、また地域消費喚起事業として住宅リフォーム支援事業、ぐるっと洞爺湖プレゼント地域活性化事業として提案させていただいております。以上です。
議員の質問 7番 小松晃
まだ具体的にはこれからだということですけれども、ただいま聞いた中で、定住促進だとか、ちょこっと暮らし事業だとかというのがありますけれども、どうも子育て支援に対してのメニューが少ないのではないかなと。先ほどから何回も言っていましたように、やはり、ここまで少子化になった原因は経済的な理由が一番大きいと。町長もそのことは先ほどお認めになっているのですけれども、それであればなおさらのこと、もっと、子育て支援の経済対策も含めて支援をすべきではないのかなと思いますけれども、その点はどうでしょうか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
子育て支援事業の部分ですけれども、具体策としては、一つは、先ほどもお話ししました婚活イベントの開催、また出産祝い金の支給、またインフルエンザワクチンの助成、そして乳幼児医療費助成等の拡大を行っているところです。また、教育の部分にもなりますけれども、保育、学童の充実、またふれあい・交流・あそび場の提供、また学力向上スタンダード10の実践、地域未来塾などの学校以外の学舎提供など、また読書環境の整備などを行っております。平成27年度からこの事業を行っているところでございますけれども、一つには、子育て支援事業の部分でインフルエンザ予防接種費用の助成をした結果という部分もあります。こうした中では、平成26年度、インフルエンザによって学校・学級閉鎖が行われたところは11件ありましたけれども、今年度においては1件の学級閉鎖という形で、10件、学級閉鎖がされていないということです。そうした中では、子供たちが学校を休んで学習をする時間を十分に休まない中で取れたという部分では、成果があるものと考えておりますし、今後もこういうものを取り上げていきながら、子育て支援を行っていきたいと考えております。
議員の質問 7番 小松晃
一部については、そういうことで実績の上がっているところもあります。ただ、町長がよく言っていますように、この町に住んでよかったという認識を若い人たちが持つためには、もっともっと手厚い子育て支援、人口減少対策を進めていかなければいけないのではないかと思っています。ぜひ、しつこいようですけれども、真屋町政残りの任期の中で力を入れていただきたいと思います。1番の質問については、これで終わります。2番は、町道虻田ビワオク線、それから板谷川大通り線の道道昇格と整備についてです。去年の執行方針にもありましたし、去年、私もこの問題に質問をしております。とにかく、泉公園線との交点が変形型の交差点で、たまたま今まで事故は起きていなかったけれども、あれを、将来、入江方面に延伸するという想定の交差点になっているものですから、一日も早く着手してもらいたい。そんなことで、町長に、去年の質問では、町長の任期中に何とかめどをつけてもらえませんかということに対してはまだ明確な答えはもらっていなかったのですけれども、もうこの問題は2000年の噴火で国道230号線が通行できなくなったときから、当時の土木現業所がこういう案をつくった経緯もあるのです。あれから16年もたっていますから、何とか実現をさせていただきたい。既に、次の噴火に向けての折り返し点は、多分、過ぎているのではないかと思うのです。特にどういうわけか入江4区と泉のほうについては、センターラインが入っていないということは、2車線のない狭い道路なのです。6区までは、路側帯はないにしても2車線を確保しています。それにしても、大型車と交差するときには、対向する車は、もうぎりぎり寄って停車しなければ交差できないという状況なものですから、ちょっと何とか、しつこいようだけれども、町長の任期中に何とか、この事業認可をとるとかという、そこまでやってもらえないものかどうか、お伺いします。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
私どもの町は、国道37号、そして230号、道道も本当に数少ない町かなと思います。そんなことで、次の噴火災害、あるいは、いろいろな災害のことを考えると、やはりしっかりした道路整備は必要不可欠といいましょうか、何としてもつくっていただきたい。そのために、今、国に対し、あるいは道に対しても、今回も執行方針の中で6ページか7ページあたりに触れさせていただいておりますけれども、本当にこれは何としてもやってもらいたい。ただ、思いだけではどうにもならないということで、国、道に対して、今、それなりにアピールをさせていただいているわけでございますが、これで足りないようであれば、本当に議会議員の皆様のお力もかりながら、国、道のほうにまたアピールをしていかなければならないというふうにも思っております。私どもは、1人の力でちょっと足りないところもあるようですから、ぜひ皆さんに応援をしていただければなというふうにも思っております。ただ、その中で、道のほうで一番頼りにしていた方が今、残念ながら東京事務所長で向こうに行ってしまっています。恐らく2年間だと思うのですよ。その後、戻ってくると、恐らく建設部長で戻ってこられるのではないかなという期待は込めているのですが、その辺は、東京に出向いたときにちょこちょこ寄らせてもらっていますので、何とかそういう方面からでも、もちろん道議会の先生あるいは国会議員の先生のお力もお願いはしているのですが、なかなか道路については先に進んでいないというのが現状でございます。ただ、チャストンネル、クリヤトンネルについては、ここの有珠復旧事務所が室蘭開建の指示で調査を始めていただきました。その調査をもって、今、学術的にこれがどうなのかという検討を開いていただいているように聞いております。その結果を私どもの町にも報告していただくということにさせていただいております。それから、道道のほうに行きますと、洞爺から東回り、西回り、こちらのほうは何とか前の山田副局長がおられたときにそのルートをつくっていただいたのかなと、あとは計画的に前に進めてもらえればいいのかなと思っております。ただ、ビワオク線と板谷川のほうに関しては新規になるということで、今、あそこで交通量調査をやっているとは言うのですけれども、そこから先にまだ進んでいない部分があります。あとは、何らかの形で協議をしていく中で、皆さんのお力添えも賜ればなというふうにも思っております。
議員の質問 7番 小松晃
前段伺おうと思って忘れていました。去年の執行方針にもありましたので、多分、この1年間、それに向けての取り組みをしていたと思いますけれども、この1年間の取り組みの経過をお話しいただけますか。
町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)
町道ビワオク線と板谷川大通り線の道道昇格と整備の取り組み状況、この1年間の取り組み状況でございます。本年度における取り組みにつきましては、議員もご承知のとおり、北海道へ毎年のように、毎年同様に室蘭開発、室蘭地方総合開発期成会や自民党の移動政調会において、道道昇格と整備について要望してございます。また、要望活動とは別に、貝塚の関係がございまして、町の教育委員会と協議を進めてございまして、世界遺産に関係する北海道と東北3県の推進会議において、道路計画の情報を行ったところでございますが、また今年度から入江・高砂貝塚の公園整備を実施してございます。先ほどお話がありましたけれども、事業完了年度は平成31年度まででございまして、それによって開発計画が進み、交通量の増加につながることを期待しているものでございます。また、事務方として、やはり交通量の増加ということが、要望の中で、北海道からご指摘があったところでございまして、私どもも交通量の調査の報告をいただいているところでございまして、今年度、事務方で調整したところでございました。結果として、北海道のインター通りの整備効果として策定された資料ではございますが、古い資料といたしましては、事業実施前の交通量といたしまして、噴火前の洞爺湖温泉と国道37号線を結ぶ旧国道の交通量が全体で1日当たり、12時間でございますが、5,600台だったそうでございます。インター通りができたことによって、交通量がどう変わったかといいますと、先ほどの反対側の清水の地区から、37号線から国道230号線の洞爺湖温泉まで行く車両台数としては3,900台でございます。それと、私ども本町地区から洞爺湖温泉に行く通行車両としては1,600台、合わせて5,500台です。事業実施前が5,600台ですから、そんなに変わりがないという報告をいただいているところでございます。そのことから、先ほども申し上げましたとおり、やはり交通量の増加というのが鍵となると判断しているところがあるのですが、先ほどから町長も申し上げましたとおり、災害時の避難道路としても大変重要だろうということで、やはり、この路線の道道昇格に向けて粘り強く取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
議員の質問 7番 小松晃
先ほど、入江4区と泉については、センターラインが入っていないということは、2車線ないのだという話をしましたけれども、それ以上に懸念されるのが、次の噴火がどこで起きるかはわかりませんけれども、前回のような断層が走って鉄道との立体交差、あれは使えなくなって橋をかけかえたのですけれども、もしそんなことになったら、また億単位の金がかかると思うのです。だから、それを避けるためにも、やっぱり一日も早くこの事業を実現化させてほしい。できれば、来年のこの議会ではこの質問をしなくてもいいように、町長、何とか取り組んでいただきたいと思います。最後に、洞爺湖温泉中学校の利活用についてです。これは、去年、閉校が決まったので、この利活用について、もうぼちぼち検討したらいいのではないのかなというお話をしました。当時、校舎については、耐震化工事が行われていないので、解体も含めて検討すると。そのときに、体育館は耐震化工事がもう終わっていますし、それとグラウンドも含めて合宿等を呼べるような、そういう施設にできないのかという質問もしました。あれから1年たって、どう検討が進んだのか、お伺いしたいと思います。
町の答え 管理課長 天野英樹(管理課長は2022年5月まで)
洞爺湖温泉中学校の利活用策について、昨年の質問以降、どのような検討が行われたかというご質問でございますけれども、温泉中学校につきましては、昭和56年に建設以来、平成24年度の体育館の耐震化工事以外は、本格的な修繕等を実施してございませんので、校舎等につきましては、電気、水道、貯水槽もございますけれども、それらを含む設備の老朽化が非常に著しい。また、耐震化工事も実施していないということから、利活用の前提となる施設の補修や安全の確保を図るためには、相当な費用を要するということがまず想定されているところでございます。また、学校敷地につきましては、2000年噴火災害以降、校地内の排水溝の勾配がとれずに、大雨のときには湖側への雨水が流れていくことから、今後の利活用に当たっては、これらの対応も必要であるという現状になっているところでございます。このようなことを踏まえまして、教育委員会としまして、校舎等は解体をして、体育館等とグラウンドの利活用を図るのがよいものと今のところは考えております。今後につきましては、教育委員会はもとより、庁内関係部署とともに校舎等の解体についての方向性の説明を初め、体育館やグラウンドの利活用について、地域の皆さんとともに幅広い検討を進める必要があると考えているところでございます。
議員の質問 7番 小松晃
1年前の質問から余り前に進んでいないようですけれども、少なくとも、もう今月いっぱいで閉校、廃校するわけですから、体育館を活用するためには、校舎との切り離しをしたり、いろいろ設備も一部改修をしなければいけないという部分もあると思います。ですが、何千万もかけて耐震化工事をやった施設ですから、これはあくまでも有効活用をすべきだです。先ほども言いましたけれども、グラウンドと体育館を含めて合宿等を呼べるような施設にできないかという提案を去年からしているのですけれども、その辺はどうなのでしょうか。検討してみましたか。
町の答え 管理課長 天野英樹(管理課長は2022年5月まで)
先ほど申したとおり、体育館はいいのですけれども、校舎等そのものが、まず使えないこと、それから体育館につきましては、学校開放等、ございますので、体育館から入る入り口等を設けてはございますが、それに当たっては、やっぱり体育館だけではなかなか利用勝手が難しいだろうと。もう少し、トイレだとか、そのほか実際に利用するとすれば、校舎等の解体等を含めて若干の設備も要るのではないかと想定されてございますので、なかなか合宿等、そういうことも正直難しいのかなと思います。それから、検討につきましては、昨年も議会の答弁のときにお話しさせてもらったのですが、当時、閉校が急に今決まったということで、閉校に向けた取り組みを優先させていただきたいという中で検討も進めたいという話をさせてもらったのですが、実は、閉校記念事業の協賛会の関係の取り組みが6月から行ったのですが、これが相当回数に及んだことと、実際の協賛会の設立が10月になったこと、また、当然、協賛会につきましては、温泉地区の方々の協力も相当の人数を得てやっているということで、会議と実際の作業等がございまして、なかなか並行して地域の皆さんに説明するという機会も難しかったということがあって、庁内の私どもの検討にとどまったということがございますので、今後は、しっかりと地域の皆さんに、先ほど言ったように校舎の解体の説明、方向性の説明等を含めて協議をしてまいりたいと考えているところでございます。
議員の質問 7番 小松晃
校舎については、そんな事情であればやむを得ないなと思いますけれども、何回も言っていますように、体育館とグラウンドは使えるわけですから、これがいつまでも放置しておいて、そのうちにまた老朽化して体育館も使えなくなったということにならないように早急に利用策を検討していただきたいということを申し上げて、終わります。