みんなの議会

洞爺湖町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月7日

地域の安全対策

2014年3月7日、洞爺湖町議会の一般質問で、岡崎訓議員が「地域の安全対策」について質問し、農業振興課長 山本隆、住民課長 遠藤秀男が答えました。

聞いた人
岡崎訓 議員
答えた人
農業振興課長 山本隆、住民課長 遠藤秀男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 岡崎訓

それでは、次の二つ目に入りたいと思います。これは、地域の安全対策ということで質問いたしたいと思います。以前にも質問したと思いますけれども、まずエゾシカの被害についての、これはなかなか尽きない状況でございます。改めて、この対策の成果等をひとつお伺いしたいと思います。

町の答え 農業振興課長 山本隆(農業振興課長は2014年3月まで)

エゾシカ被害対策の成果ということでございますけれども、まず町におきましては、平成21年度に洞爺湖農協及び洞爺湖町有害鳥獣駆除連絡協議会など、関係機関の協力をいただきまして、洞爺湖町鳥獣被害防止対策協議会を組織してございます。この協議会の中、町として、また洞爺湖町鳥獣被害防止計画も策定し、エゾシカなどの有害鳥獣による被害の軽減対策を進めているところでございます。また、平成24年度からは、農業振興課に鳥獣捕獲専門の嘱託職員を配置し、町内の被害発生後のパトロール、くくりわな及び銃器による駆除、わな猟免許所持農業者に対するわなの設置指導などを実施しまして、農業者の皆様からは大変高い評価をいただいているところでございます。また、効率的なエゾシカの駆除を行うため、センサーカメラ等を用いまして、エゾシカの生息場所や生息数の調査を実施してございます。また、そのデータをもとに冬期間にはエゾシカ越冬地を中心としまして、猟友会及びとうやこ農協と連携・協力しながら、エゾシカの一斉捕獲にも取り組んでおります。本年度につきましても一斉捕獲を実施するため、エゾシカ越冬地調査を行っておりますが、例年、越冬地となっている洞爺地区の財田、川東、岩屋地区の湖畔付近の山沿いですが、今年度は確認数が少ない状況となっております。多分、積雪量の関係から、今年度はいつもの年より奥地、または他の地域で越冬していることが予想されてございます。対策を実施しての成果でございますけれども、まず平成21年度から平成24年度までのエゾシカの駆除実績でございます。平成21年度のエゾシカ駆除頭数につきましては、年間19頭でございました。平成22年度は39頭、平成23年度が60頭、鳥獣捕獲専門職員を配置しました平成24年度につきましては、76頭の駆除実績となってございます。今年度につきましては、今ちょっと集計中でございますので、ちょっとデータがないのでご容赦願いたいと思います。一応、今年度につきましても昨年並みの頭数を目標に、今、駆除対策を行っているところでございます。また、エゾシカによる農業被害面積につきましては、これは例年、農業者にアンケートをお願いして取りまとめているものでございますけれども、平成21年度は農地7.25ヘクタール、平成22年度は7.62ヘクタール、平成23年度は6.38ヘクタール、平成24年度においては4.11ヘクタールと、減少傾向とはなっておりますが、まだまだ楽観はできないと考えており、これからもエゾシカ対策を推進してまいりたいと考えているところでございます。

議員の質問 8番 岡崎訓

ご丁寧に数字上げていただきまして、ありがたく思っています。これは、鹿については、本当に尽きない話かと思っております。このほど北海道も鳥獣捕獲チームを形成しまして、派遣の方針も示されているようでございますけれども、そういうチームと道とのどのように取り組んでいかれるのかなと考えますけれども、いかがですか。

町の答え 農業振興課長 山本隆(農業振興課長は2014年3月まで)

洞爺湖町におきましては、今のところ道とのそういう派遣チームの要請等は実施しておりません。ただ、頭数確認ですとか、毎年夜間ライトセンサスというような取り組みを行っているのですけれども、それにつきましては振興局の担当者も来ていただきまして、一緒に頭数調査を行っているような状況にございます。

議員の質問 8番 岡崎訓

この鹿については、本当に少ないと思います。担当者もなかなか終わることのないそういう対策に講じるということで、大変だと思いますけれども、ひとつ鹿に向かって対策を講じていただきたいと思います。また、次も鹿による鹿の話ということ、お伺いしたいなと思っています。これは鹿による交通事故の防止策ということで、ちょっとお伺いをしておきたいなと思っております。鹿は、本当に車で走っているとあちこちで見かけるような感じ、そういう光景は珍しくありません。また、その鹿が突然道路に飛び出してくるという、そしてドライバーにとって本当に大変危険な障害物となります。そういう事故はこの管内で、この町内では起きているのかどうかちょっと私わかりませんけれども、群れで道路を横断するということは、たびたびそういう情報は聞いております。また、夜間も移動するというそういう習性があると言われております。そういうことで今いろいろな情報ある中では、どうも洞爺公園線上によく横断するというふうに聞いております。そういう危険の箇所が幾つかあるようですけれども、その箇所についておわかりでしょうか、ちょっと伺います。

町の答え 農業振興課長 山本隆(農業振興課長は2014年3月まで)

危険箇所、飛び出しが多い場所ということでは、やっぱり川東地区から岩屋地区、特に仲洞爺付近の丸山付近ですとか、あと自然の家付近から川東にかけても多いように記憶してございます。

議員の質問 8番 岡崎訓

それだけそういう危険箇所を押さえておられるということは、道内においては既にそういう危険箇所に標識の看板を設置をして、ドライバーに注意を呼びかけるという、そういう取り組みがされている市町村があるようでございますけれども、そういう考えはいかがでしょうか。

町の答え 住民課長 遠藤秀男(住民課長は2014年3月まで)

交通安全啓発ということから、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。先ほど、町内の事故というお話がありましたが、町内におきましてエゾシカ等との車による人身事故という報告はございません。ただ、車両事故が数件発生しているところでございます。伊達警察署に確認したところ、伊達署管内で、昨年1年間で発生した鹿との事故が21件あったというふうに聞いてございます。このうち4件が洞爺湖町内ということでございます。今、おっしゃられました警戒標識といいますけれども、これの設置状況でございますけれども、動物等の飛び出し注意の警戒標識につきましては、道路管理者が設置するということになってございます。洞爺湖町で言いますと、国道であれば室蘭開発建設部の有珠復旧事務所、道道であれば胆振総合振興局の室蘭建設管理部洞爺出張所、町道であれば町の建設課ということになります。各道路管理者のほうに設置状況を今確認しましたが、正確な資料を調査したわけではないのですけれども、担当者の話では、町内にはこの警戒看板がないという状況で聞いてございます。警戒標識の設置予定ということでございますけれども、道道を管理しております室蘭建設管理部洞爺出張所に確認したところ、確かにエゾシカの出没状況がふえてきているという印象を受けるということから、出張所内で検討を進めておりまして、平成25年度中ということですから、多分、今月中ということになろうかと思いますけれども、25年度中に洞爺湖畔の道道沿い5カ所に、警戒標識を設置するということで聞いてございます。具体的な地区としましては、先ほどのお話ありましたとおり、岩屋、財田、仲洞爺、東湖畔、洞爺湖温泉と壮瞥温泉の境付近というこの5カ所を、今、予定しているというふうに聞いているところでございます。今後とも、道道横断が頻繁に目撃される箇所につきましては、それぞれの道路管理者と有効な啓発について、協議を進めていきたいと考えているところでございます。

議員の質問 8番 岡崎訓

多分、夜間怖くて通れないと、走れないというドライバーも今の話聞けば、大変心強く思うものと思っております。それでは、次に、特定外来種のアライグマの対策について伺います。この管内でも、繁殖力が大変強いアライグマの生息の被害が問われております。本来、道内には生息していないものが野生化をして、今、ふえてきていると言われております。北米産のアライグマは、スイトコーンだとかイチゴとか、大変甘い作物を好んでいるということで、今、道内で114市町村で確認されているというお話がございます。わなを設置をするために、防除計画等を作成した自治体も、117市町村にのぼっているようでございます。そこで町内における被害と、今後、北海道とどのように連携とって対策を講じられるのか、ひとつそれを伺いたいと思います。

町の答え 農業振興課長 山本隆(農業振興課長は2014年3月まで)

洞爺湖町内におけるアライグマの被害状況はとのご質問でございますけれども、町内の被害確認につきましては、洞爺湖町有害鳥獣駆除連絡協議会を設立いたしました平成21年度より、農業者を対象にアンケート調査を実施しまして、被害状況の確認を行っております。そのデータをもとに、農地被害の状況についてちょっと説明させていただきます。平成21年度につきましては0.84ヘクタール、平成22年度は0.12ヘクタール、平成23年度は0.41ヘクタール、平成24年度が約0.21ヘクタールの農地で被害が発生しております。主な被害作物は、先ほど議員おっしゃったように、スイトコーンが主なものでございまして、あとビート等にも被害が発生してございます。アライグマの捕獲対策につきましては、協議会が中心になりまして、貸出用の箱わなを用意し、環境省の特定外来生物による生態系に係る被害の防止に関する法律に基づきまして、被害農業者に箱わな等を貸し出しまして、駆除を行っているのが実態でございます。駆除数の実績につきましては、21年度は、まだ発生しておりませんでした。捕獲実績はございません。平成22年度が2匹、平成23年度は21匹、平成24年度は5匹の捕獲となってございます。平成23年度は21匹と突出してございますけれども、この年につきましては酪農学園大学が、財田、川東、岩屋地区を対象に調査捕獲を実施したということでの増加と感じております。アライグマにつきましては、本当に議員おっしゃるように繁殖力が強く、生息数の増加も懸念されておりますことから、これからも農業被害の軽減に箱わな等を活用した中で、軽減に努めてまいりたいと考えてございます。次に、北海道の取り組みはとのご質問ですが、北海道につきましては、平成15年度に北海道アライグマ対策基本方針を策定し、さらに平成25年度、北海道生物の多様性保全等に関する条例を制定しているところでございます。実際に、町としてのアライグマ対策につきましては、先ほど申しましたけれども、環境省の特定外来生物による生態系等に係る被害防止に関する法律により、駆除対策を実施しているところでございます。

議員の質問 8番 岡崎訓

これからも本当に限りない対策となるかと思いますけれども、ひとつこの対策を期待申し上げまして、終わります。

出典:洞爺湖町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月7日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる