大樹町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月7日
文化協会の育成強化について
2023年12月7日、大樹町議会の一般質問で、志民和義議員が「文化協会の育成強化について」質問し、教育長 沼田が答弁しました。
- 質問者
- 志民和義 議員
- 答弁者
- 教育長 沼田
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 志民和義
先に通告してありました文化協会の育成強化について、教育長に質問をいたします。町内の文化協会は、長年にわたって活発に活動を行ってまいりました。しかし、近年、高齢化の進展に伴い、文化活動に参加する住民が少なくなってきております。そこで、次の点について教育長にお伺いいたします。過去10年間の文化協会加盟団体の推移についてお伺いします。二つ目は、指導者養成について伺います。
答弁 教育長 沼田
志民議員ご質問の「文化協会の育成強化について」お答えをいたします。1点目の「過去10年間の文化協会加盟団体の推移」につきましては、平成26年33団体、平成27年29団体、平成28年30団体、平成29年27団体、平成30年26団体、令和元年24団体、令和2年21団体、令和3年が19団体、令和4年17団体、そして令和5年14団体となっております。平成26年から新規1団体が加盟、20団体が休会・脱退をしております。20団体の内訳でございますが、休会が4、脱退が16ということでございます。休会・脱退の主な理由は、会員減少により団体の維持・運営が困難になったためであるとお聞きしております。2点目の「指導者養成等」につきましては、指導者となり得る地域人材の発掘、養成等が必要であります。現在、様々な社会教育・文化活動において、特に青年層を中心に 自主的な学習活動を促すよう、必要に応じて社会教育主事から指導・助言を行っております。その中でも、学習活動を進めていく過程において指導スキルを身につけ、指導者になるケースもございます。今後、様々な社会教育・文化活動への支援といたしまして、各種研修会等への参加を進め、指導者の育成、資質向上に取り組んでまいります。
質問 志民和義
この10年間の推移を見ましても、年々減少してきております。その主な原因として、会員の減少、団体の維持運営困難ということですが、私も一部携わった身として、高齢化、一律にというのではなくて、60歳になって定年になったからということではなくて、今もう、65、70、75歳ぐらいまで働いていると、こういう現実が一方であるのです。単に高齢化でなくて、元気がなくなったわけではなくて、非常に元気に仕事はしているというのが一方ではですね。ただ、こちら側の文化協会なり、文化活動に参加する、これスポーツも同じなのですけれども、非常に減ってきているというのが肌で感じております。そういうことから、特に私どもの考えですが、特に指導者のことに関してですが、先生がいないということは、やはり一番基本になってくるのではないかと思うのです。何か、先頭に立ってやる人がいなくなると、いや、もういいわというところでその会が休会したり、あるいは解散したりと、こういうことが、もうこの何年か前から私ども目にしております。そういうことから、この大樹町だけでこうだということでなくて、国全体として、平成13年ですか、文化芸術基本法も制定しておりまして、それに基づいて国は文化芸術基本計画と、推進基本計画というのを立てております。それに伴って、各市町村も、都道府県市町村の教育委員会におきましても、その文化芸術推進基本計画の策定に努めると、こういうことになっていると思うのですが、その点についてはこの大樹町の教育委員会におかれましては、どのように策定を立てられているのでしょうか。
答弁 教育長 沼田
ただいま議員からお話がございました芸術文化推進基本計画の策定ということでございますが、本町について現在つくりができているかというと、それはまだできておりません。そういう状況でございます。
質問 志民和義
推進基本計画を立てたからといって伸びていると、そんな単純なものではないのです。立てたからと言ってほかのところを見ますと、そういってないところもあるということです。しかし、今の特に高齢化社会の中で、町の第5期総合計画におきましても、特に学校教育と並んで社会教育の分野でこの文化芸術の分野では、価値観の多様化など団体に対する意識の薄れというのですか、薄くなってきているという一方で、自主的なイベントの企画が行われて、学習サークルの活動を行うようになってきていると。これらの自主的な活動を支援してまいりたいとなっております。この点についても、私どもも関係していくので一部改善していただいたところもあるのですが、さらにもう少し、是非積極的に教育委員会としてもこういう制度があるということを、町民、住民の皆さんにPRしていく、こういうことが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 沼田
社会教育の育成強化に関して、積極的な情報提供という議員からのご質問でございますが、議員も参加していただいております各地域の団体、つまり自主サークル活動等については、長く教育委員会のほうでもその補助を進めているところでございます。ただ、それについて、件数がこちらで予算化しているよりも少ない応募という実態がございますので、これについては私どものPR周知もまだ十分ではないかなと思ってございますので、これまでと同様に、さらに広報紙、さらにはホームページ等活用しながら、積極的にその周知に努めてまいりたいと思っているところであります。以上でございます。
質問 志民和義
ありがとうございます。周知徹底ということで言えば、私どもは最近、教育委員会の職員の方からアドバイスを受けまして、文化協会に加盟するのに非常にハードルが一時期よりも相当低くなっていまして、入りやすくなっているというのが私も最近分かりました。そんなことで、これはやはり多いにPRしていったらいいのではないかと思っているところです。また、各種いろいろな取組について助成金も手厚くしていただいていることは、もう私ども、肌で感じているところなのですが、ただ全体としての活動が低くなっているのと、やはり目標として国が定めている文化芸術推進基本計画、これを町としても立てていただくと、努力義務だから努力して、是非努力して立ててほしいということです。その目標がはっきり住民に示してほしいと私どもは考えますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 沼田
先ほど話が出てございました芸術文化の推進基本計画でございますが、他町村の設立の状況等も十分に情報収集しながら、そして私ども社会教育の中期計画を持ってございます。そういった中でも目標を定めているところでありますけれども、そういったものも活かしながら、具体的な計画の策定というところについても、今後調査・研究、さらに検討を進めてまいりたいと思っております。以上です。
質問 志民和義
最後になりますが、この特に文化芸術関係、何か非常に経済的に不況になったり、特に最近ではコロナの問題で、こういうことになりますとなかなか取り組めない、弱まったりすることがあります。今回のご答弁をいただきまして、この令和2年とか、3年とか、4年になったら、何かその点についても1団体ずつ減ってきたのが、2団体、3団体、ずっと下がっているなと。ほかの要因もあるのでしょうが、そういうところに弱いというのと、あと私は聞いたのですが、ピアノ教室なんかをやっている先生に聞いたら、コロナに関していえば、持続化給付金なんかはなかなか申請しづらいと。もう少し、全ての手続がやりにくいというのではなくて、どうしてもそういう業種というのですか、その前に困っている人がわんさといるわけです。いたわけです。最近回復してきたとお伺いしておりますが、これはもう、何ていうのですか、国柄というのがあると私は思っているのです。国家予算の中で占める文化芸術関係については、フランスが1割ぐらいあって、韓国でもやはりそれぐらいあると。日本は1%あるかないかと、こういうことですから、そういう点も、今回質問出してませんが、国に対して強力に伝えてほしいと私どもは思っているところなのです。社会的地位を今よりもどんどん上げていくと参加者も増えてくるのではないかと私は理解しておりますが、最後に教育長、お願いします。
答弁 教育長 沼田
芸術文化の位置付け、価値についてでございますが、議員がおっしゃるとおり、私もまったく同感でございまして、この芸術文化という活動につきましては、我々人間にとって、社会生活を営む上では必要不可欠なものだと思っておりますし、社会に潤いをもたらすものだと思ってございますので、これの振興につきましては、教育委員会としてもしっかりと取り組んでいかなければならないと考えているところであります。また、冒頭に議員がおっしゃいましたが、こういった文化協会の育成強化に関しては、議員が指摘されましたとおり、技術や知識を指導する指導者、これをいかにしていくかということもとても大事だと思ってございますし、それに加えること、各団体のリーダー、声をかけて、よし、やろうという会の中心になるような方、そういった方を育成していくということも大事なことかと考えてございますので、教育委員会ではそういった指導者の部分と団体のリーダーを育成するという部分でも、研修会でありますだとか、助成、あるいは社会教育主事の活用等図り、教育委員会としても冒頭申し上げましたとおり、必要不可欠な芸術文化の育成について力を発揮してまいりたいと思っているところであります。以上でございます。
質問 志民和義
教育長、最後に何か私も言い忘れて、本当に人間形成上、この文化芸術、大変重要なことだと考えております。私どもも同じ気持ちでございます。是非その点について、今後ともより一層のご奮闘を期待いたしまして、私の質問、終わります。以上でございます。