みんなの議会

砂川市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日

合同墓の運用について

2023年6月20日、砂川市議会の一般質問で、是枝貴裕議員が「合同墓の運用について」質問し、市民部長 堀田一茂が答弁しました。

質問者
是枝貴裕 議員
答弁者
市民部長 堀田一茂

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 是枝貴裕

よろしくお願いいたします。私からは大きく1点、合同墓の運用について質問をさせていただきます。近年各市町村において合同墓の設置、運用が進められ、砂川市においても市民のニーズに応える形で北吉野墓地内に1,500体規模の合同墓を設置し、令和元年10月より受付、供用を開始されました。以降現在まで、砂川市墓地条例の規定にのっとり運用していると認識はしておりますが、埋蔵しようとする焼骨を所持している方が市外に居住する場合、故人が砂川市に住所を有しなければ利用を制限するとした厳格に取り扱う傾向が見受けられるように思います。条例では柔軟性をうかがわせる特例的な措置をうたう部分もございますが、個人によっては諸事情により市内での永住かなわず、市外に転出せざるを得ないケースもありますので、利用したい方の意向を踏まえた配慮ある制度の運用及び明記が必要ではないかと考えます。そこで、次の2点について伺います。1点目は、開設以降の合同墓利用の総件数についてお伺いいたします。2点目は、転出した故人が住所を有していた者と同等である者と認められる具体的な定義についてお伺いいたします。以上、1回目の質問といたします。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

大きな1、合同墓の運用についてご答弁申し上げます。初めに、(1)開設以降の合同墓利用の総件数についてでありますが、砂川市の合同墓については平成30年度に造成工事を実施し、同年10月より供用を開始したところであります。供用開始前の利用想定として、基本的に市民を優先することとして年間の埋蔵数を50体、30年間の供用を予定していたところでありますが、現在まで約5年間の利用の状況としては令和5年5月末時点で申請件数が158件、埋蔵された焼骨は389体であり、年平均としては申請件数が33件、焼骨の埋蔵が83体となっているところであります。次に、(2)転出した故人が住所を有していた者と同等である者と認められる具体的な定義についてでありますが、砂川市墓地条例では合同墓の使用者の資格として、埋蔵しようとする焼骨を所持している者で本市に住所または本籍を有する者、死亡時に本市に住所を有していた者、または住所を有していた者と同等であると市長が認めた者の焼骨を埋蔵しようとする者。本市の一般墓地を使用している者であって、当該一般墓地に埋蔵されている焼骨を合同墓に改葬しようとする者と定めているところであります。ご質問の転出した故人が住所を有していた者と同等である者と認められる具体的な定義についてでありますが、これについては様々なケースが想定され、個別の対応が必要であるとの理由から具体的な定義については明示していないところでありますが、砂川市に長くお住まいであったものの、砂川市以外の特別養護老人ホームや介護施設などに入所するため余儀なく住所を移動された方やお亡くなりになる直前に転出されたような場合を想定しているところでございます。

再質問 是枝貴裕

それでは、2回目の質問をさせていただきます。ただいま回答をいただき、1点目の件数に関するご回答については分かりました。まだ5年弱しかたっておりませんし、何とも言えない状況かとも思いますが、年間50体の見込みが83体と当初の計画の1.6倍のペースで推移している背景から、市民のための施設として受入れ可能数など物理的な要素を考慮しながら、市民を優先する考え方が当然かとも思います。ただ、運用面としまして想定されるケースで申しますと、例えば配偶者が合同墓に埋蔵され、独り身となったご遺族がやむなく市外在住の親族のもとで暮らすこととなり、相当の期間がたってからお亡くなりになった場合は同じお墓に入れない。先ほど直近というお話もございましたけれども、砂川から転出して相当の期間がたってからお亡くなりになった場合には同じお墓に入れない状況になるとも考えられます。砂川市で暮らし、住民税を納め、長年まちづくりに参画してきた市民が最後まで砂川でという本人の意向にかかわらず転出を余儀なくされ、砂川市の地で安らかに眠りたいとする願いがかなわぬ状況があるとするならば、これは少し心情的に配慮に欠けた措置のように思いますし、実際にそのような不安を抱える声も耳にしたこともございます。そこで、そういったことから、もちろん物理的な部分も市民ヘの影響を考え、あるかと思いますが、今後そのような事例に対する柔軟な対応についてどのようにお考えなのかお伺いいたします。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

市民の不安の解消、影響という部分で、条例上の資格要件である住所を有していた者と同等である者の考え方、措置に関するご質問かと思います。合同墓の運用におきましては、先ほど申しましたとおり対象範囲を広げることにより市民の利用が制限されないよう考慮し、合同墓の利用者に関しましては市民優先の対応を取ってまいりました。今後につきましては、これまでの利用件数等の動向を踏まえ、今ほど挙げられたケースなど今後に不安を感じる市民の皆様の不安の解消、またニーズに沿った形で対応ができるよう柔軟な対応を検討してまいりたいと考えているところでございます。

再質問 是枝貴裕

今ほどの回答から、今後長年にわたり砂川市民として暮らしてきた方への心情に配慮した柔軟な対応について検討するということで認識はいたしました。合同墓は、歴史も浅く、手探りの部分もあったと思いますし、またどこかで線を引かなければならないという難しさもありますが、さきに申し上げた例などの背景から、ぜひ市民の気持ちを大切にした制度の運用について前向きに検討いただきたく、またそのような運用を進めていく場合には利用を希望される方に分かりやすく周知を図るよう要望を申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。以上です。

出典:砂川市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる