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砂川市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日

砂川市予約型乗合タクシーについて

2024年6月19日、砂川市議会の一般質問で、是枝貴裕議員が「砂川市予約型乗合タクシーについて」質問し、市民部長 堀田一茂が答弁しました。

質問者
是枝貴裕 議員
答弁者
市民部長 堀田一茂

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 是枝貴裕

それでは、通告に基づきまして私から大きく1点、砂川市予約型乗合タクシーについて質問をさせていただきます。予約型乗合タクシーについては、平成26年9月の事業開始以降、乗降地の増設や敬老助成タクシー券の利用を可能とするなど改善を加え、コロナ禍での一時的な利用者の減少を除けば、現在は年間延べ1万人以上が利用する市民の移動手段として定着しています。しかしながら、利用者が増加する一方で、高齢者の方を中心に活動の場を広げる意味でさらなる利便性の向上を求める声もよく聞かれます。この関係につきましては、過去の市議会定例会や常任委員会でも取り上げられてきておりますが、改めて乗降地の増設や利用時間の延長など利便性の向上並びに利用促進に配慮した措置が必要と考えます。そこで、以下の点についてお伺いいたします。(1)乗降地ごとの利用者数について。(2)まちなか乗降地以外の新たな乗降地の設置について。(3)利用可能時間帯の延長について。以上、1回目の質問といたします。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

大きな1、砂川市予約型乗合タクシーについてご答弁申し上げます。初めに、(1)乗降地ごとの利用者数についてでありますが、予約型乗合タクシーにつきましては現在8か所の乗降地を設けて運行しております。それぞれの乗降地の利用状況につきましては、令和5年度の乗車、降車を合わせた延べ人数は砂川市立病院4,218人、ショッピングプラザアイアイ2,422人、公民館1,157人、砂川市立病院前バス停1,118人、ふれあいセンター867人、JR砂川駅651人、スーパーチェーンふじ495人、コープさっぽろ411人の合計1万1,339人であり、通院、買物、公共施設の利用やバス、JRへの乗り継ぎ等、様々な目的で利用されているところであります。次に、(2)まちなか乗降地以外の新たな乗降地の設置についてでありますが、予約型乗合タクシーにつきましては、日常生活を送る上で多くの利用が想定される施設や他の公共交通機関への乗り継ぎ利用を考慮して乗降地を設定しております。乗降地の増設に関する要望につきましては、砂川市地域公共交通会議や各種アンケート調査などからもお伺いしておりますが、予約型乗合タクシーの運行ダイヤにつきましては自宅と乗降地を30分以内で結ぶ想定で設定しており、乗降地の増設によって運行時間が30分を超過し、折り返して運行する便への影響や乗務員、乗客の負担が生じることも考えられること、また車両を増やし、運行コースを細分化するなどの対応も費用の増加や効率的ではないことから、新たな乗降地の設置については現状として難しいと考えており、地域公共交通会議でもその旨をお話をしているところであります。次に、(3)利用可能時間帯の延長についてでありますが、現在の運行ダイヤでは出発時刻を、自宅から乗降地へ向かう行きの便は平日は午前8時から午後2時、休日は午前9時から午後1時、乗降地から自宅へ向かう帰りの便は平日、休日とも午後0時30分から午後5時30分として、平日は6往復、休日は4往復を運行しております。乗降地である公共施設や商業施設の営業時間からすると最終便はやや早い時間設定になっておりますが、運行便ごとの利用者数を見ると運行時刻が遅い便の利用は極端に少ない状況であり、これらの利用動向や乗合タクシー乗務員の勤務時間等を考慮し、現行の運行ダイヤとしております。

再質問 是枝貴裕

それでは、ただいまの回答内容から順次再質問をさせていただきます。まず、1点目の乗降地ごとの利用者数については分かりました。市立病院の利用が突出している傾向があるのかなと。診療や治療といった体調が優れない方が、車両を必要としている方が利用するケースが多いのかと認識をいたしました。それと、ショッピングプラザアイアイが多いのかなという感じですけれども、まちなかという点で金融機関や飲食店なども多いことから、利用する傾向が高いようにも思いました。それで、2点目の乗降地の増設についてでありますけれども、今ほど回答ありました内容では各種アンケート調査などから声も聞いているということで、認識はされているということは分かりました。ただ、乗降地を30分以内で結ぶ想定での設定ということで、折り返し運行する便への影響や乗客、乗務員の負担、さらには費用対効果的な部分もあって現状では難しく、地域公共交通会議でもその旨をお話をしていると、それで現行ダイヤの運用を続けているということでありますが、現行ダイヤとしているここに至るまでのその後の経過としまして砂川市地域公共交通会議や運行事業者とどのような話合いがなされてきたのか、その内容や課題について確認をさせていただきたくお伺いをいたします。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

今年度の砂川市地域公共交通会議につきましては、先月5月27日に開催したところであります。その中で予約型乗合タクシーの運行計画を協議する中で、委員として参加していただいている老人クラブ連合会から乗降地の増設等についてご意見が出され、これらについては議員ご指摘のとおり過去から継続的に要望されていることでございますが、運行事業者との協議では自宅から乗降地を結ぶ設定が30分を超える運行となる可能性があることから、また乗務員や乗客の負担も多くなると考えられることから、その対応が現状では難しいとのこともあり、その旨をご説明し、ご理解いただいていると認識しております。また、運行事業者に対しては、昨年市の担当者が事業所を訪問させていただいて、予約受付や乗車予約情報の整理、乗務員への情報伝達など予約型乗合タクシーの運行に関する実際の作業手順を改めて確認するとともに、運行事業者の代表や担当者と情報交換や意見交換を行った中で、利用者から寄せられた利便性向上の要望についてはお伝えしているところであります。その要望につきましては事業者側も当然理解できるものであって、それらを実施しようとした場合、乗務員の確保や増車の手配など様々な課題も生じるものと考えられ、これらの対応は簡単でない部分も多いという回答を得ております。また、原課としても事業者の予約、配車業務の効率化や利用者の運賃支払い等の利便性の向上を図るという観点から、予約や配車に関するシステムの活用や、キャッシュレス決済の導入の可能性など、情報収集なども行っております。その導入や運用に係る経費と、これにより得られる利便性の向上等についてバランスが取れるのか、利用者のニーズに合致するのか、これからもさらに情報を得ながら研究、検討が必要だと考えております。

再質問 是枝貴裕

では、また質問をさせていただきますが、今ほどの回答から老人クラブ連合会を中心に高齢者の方からいろいろ乗降地の増設等については直接意見も届いているということが分かりました。私も最初の質問にあったとおり高齢者の方々から範囲拡大を要望する声を多く聞いておりましたので、その点については直接聞いているというところではよかったかなと思います。回答の内容についても一定程度今ほどの内容で理解はいたしましたけれども、やはりどれだけの利用者が見込めるかという点については今後調査研究が必要に思いますので、その点についてはよろしくお願いしたいと思います。また、運行事業者さんから理解しつつも簡単ではないというような内容の話も、事業者さんの都合ですから、この点についても分かりました。運転手を雇用する運転事業者さんの負担、さらには本業、いわゆる事業経営に影響するようではちょっと問題かなとも思いますので、これについてはやはり最大限の配慮が必要だと私も思います。ただ、その中で3点目の再質問としまして、ドライバーの確保、新たな雇用が難しく、物理的に増便やタクシーの増台ができないというのであれば、運用面の工夫とかでもう少し利用可能な時間を延長することはできないものなのかなと思います。昨年の市議会定例会での回答で往路より復路の便の利用が極端に少ないという報告がございましたけれども、その点を考慮し、例えば利用頻度の多い乗降地だけ時間を延ばすとか、そういった考え方、利便性を図るような考え方もできるのではないかと思います。この点について考え方や協議した内容、経過等があればお答えいただきたいと思います。また、少し余計な話になるかもしれませんけれども、運行事業者といいましょうか、ドライバーの確保や運用、拡大が難しいという点において働き方改革、それが一因としてあるのかどうか、影響しているのかどうか、この点が分かれば教えていただきたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

利用時間帯を拡大する考え方等についてでございますけれども、令和5年度の利用実績を申しますと、自宅から乗降地へ向かう行きの便の利用者が延べ7,326人、これに対して乗降地から自宅へ向かう帰りの便が4,013人で、その差は3,313人でございます。行きの便と帰りの便の利用者の差が最も大きいのが砂川市立病院で、行きの便が3,383人、帰りの便が835人、その差が2,548人となってございます。これは全体の77%を占めているところでございますが、また商業施設のショッピングプラザアイアイ、スーパーふじ、コープさっぽろでは行きの便よりも帰りの便の利用者が多く、通院の後に買物などをして乗合タクシーで帰宅していると推察しております。先ほどの答弁と若干重複いたしますけれども、運行便ごとの利用者数では運行時刻が遅くなるほど利用者が減少する傾向であって、最終17時30分の帰りの便の年間の利用者数につきましては81人と僅少である実績から、総じて利用可能な時間帯を延長することは、そのニーズはあまり大きくないものと判断しております。もう一つ、働き方改革がドライバーの確保に影響しているかについてでありますけれども、タクシー事業者との意見交換の中では働き方改革やドライバーの労働時間の規制による影響はそれほど大きくはないという回答を得ております。現状タクシー業界に限らず様々な業種、職種で人手不足の深刻化が言われておりますが、タクシードライバーに必須となる第2種運転免許証の取得が必須であること、また勤務形態や拘束時間等、待遇に関する若干ネガティブな印象も人材確保を難しくしている要因の一つではないかと考えているところでございます。

再質問 是枝貴裕

今ほどの答弁で大体分かりましたので、質問というよりかは意見という形になろうかと思いますけれども、まずタクシー事業者さんの働き方改革の答弁については分かりました。それほど大きく影響はしていないという部分も確認できましたし、事業者さんの経営、労働環境に行政側が詮索するというのもいかがなものかと思いますので、本件については結構です。よろしいです。時間延長の考え方についてでありますけれども、行きの便に対して帰りの便は利用者が大体約半数から4分の1まで少なくなるという傾向、実態にあるというのは分かりました。やはり用事を終える時間も様々で、路線バスやタクシーを利用する方、または家族の迎えが可能な時間帯でもありますので、そういった部分で少ないのかなとも思います。時間が遅くなるほど利用者が減る傾向にあって、17時30分の最終便、年間81人というのを聞いて大変驚いたのですけれども、確かに時間延長に対するニーズはちょっと少ないのかなということで、そういう判断に至るのも理解はできました。ただ、最近ではタクシーの台数も少なくなったように見受けられますし、公共交通が縮小していく、この問題は高齢者のみならず、いずれ市民の移動手段として大きくなってくるように思いますし、その需要とともに価値も上がってくると感じております。予約型タクシーの利用要件については、基本的に所得や年齢等の制限がなくて、誰しもが支援を享受できるシステムになっております。交通資源の乏しい地域では非常に重要なサービスかと思いますので、その点の充実についてもしっかり図っていただければなと思っているところであります。特に高齢者層に限って言えば、通院や買い物以外にも健康保持、増進や地域コミュニティといった地域活動も非常に重要な時間です。利用状況の傾向からは通院や買物が多い状況も見受けられますけれども、市としては高齢者の支援として、ひきこもりを解消する意味でいきいきシニアですとか、あらゆる施策、対策を講じております。これらの事業は地域コミュニティを重要視する非常に重要なものということでありますので、その点もしっかり念頭に置いて対策を講じていただきたいと思います。昨今は、社会的に高齢ドライバーの運転免許証の返納も促されております。市民の方によっては免許を返納して、河川のパークゴルフ場にどうやって行こうかと悩んでいる方もいると聞いております。きっとそういう声も、執行部側というか、皆さんにも届いているかと思いますけれども、いろいろとそういった声に耳を傾けながら、しっかり今後においても運行事業者さんと連携を密にしながら、ニーズに呼応した利便性の向上、こういったものを追求するよう努められるよう、最後要望といいましょうか、お願いを申し上げて私の一般質問を終えたいと思います。以上です。

出典:砂川市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる