新十津川町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日
文化協会加盟団体や歴史資料のPRについて
2024年9月10日、新十津川町議会の一般質問で、深瀬美奈子議員が「文化協会加盟団体や歴史資料のPRについて」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。
- 質問者
- 深瀬美奈子 議員
- 答弁者
- 教育長 久保田純史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 深瀬美奈子
議長のお許しをいただきましたので、一般質問いたします。文化協会加盟団体や歴史資料のPRについて教育長に伺います。昭和45年に町の文化発展向上に寄与し、明るく豊かなまちづくりをすることを目的に結成された文化協会には、新十津川獅子神楽保存会や郷土史研究会、踊り保存会、徳富太鼓会など、本町に受け継がれてきた文化を有する文化団体が所属しております。この中で、新十津川獅子神楽保存会は町の指定文化財ということもあり、町のホームページのトップページから子育て教育、その次に文化とクリックしてもらうと指定文化財のページにたどり着き、そのページで、どのような文化財かについて簡単な説明を見ることができます。しかし、ほかの団体については、この文化のページに一切の記載がない状態になっています。そこで、新十津川町でスペース、文化協会でインターネットで検索してみると、広報しんとつかわ9月号、2022年のものが一番上に出てきまして、詩吟を愛好する岳風会さんの特集ページを見ることができました。団体の概要であったり、年会費、部会長や活動の日にち、内容など詳細な情報が記されており、活動について知ることができるような内容になっておりました。また、写真も掲載されているので、どのような方がどのような雰囲気で活動されているのかが想像しやすい特集になっていたと思います。町のホームページの文化のページに文化協会の加盟団体に関するページを追加し、2022年頃に特集されたような内容を現在の状況に更新して掲載することで、文化協会加盟団体をPRしてはどうかと考えます。また、歴史資料のPRについてですが、開拓記念館は十津川村からの移住や開墾の苦労が知ることができ、歴史資料も有しており、とても良い施設だと思っております。こちらは、町のホームページで観光から見る、学ぶ、開拓記念館の順でクリックすると、施設の概要や営業情報を見ることができました。写真が外観ばかり映っていたので、中の様子が分かるようなものだったり、ほかの町では保存されていないような移住当初の筆書きの資料であったり、そういったものもホームページに掲載されていると、ホームページを見て魅力を感じて来館してくれる方も増えるのではないかと思います。開拓記念館の展示物の紹介で2020年に広報で特集されているものがありました。資料館の最古の展示物である江戸時代の史料のことであったり、農機具のことであったり、そのようなことが記されており、とても面白い内容となっておりました。素晴らしい特集だと思います。町の歴史について情報を発信し、歴史について町民に興味を持ってもらうことは、原野を開拓し、戦争の時代を乗り越え、今の平和でのどかな町を形づくってくださった先人の苦労や思いを大切に繋いでいくということであり、愛郷心を育み、まちの未来を形作っていくことでもあると思います。興味を持つきっかけとなるこのような特集や、資料のPRが必要ではないでしょうか。文化協会加盟団体については、会員が少なくなっている団体もあり、若手の会員を増やすにも若い方にお声がけする機会がなかったり、難しいというようなお話も伺っております。現代はスマホやパソコンが普及し、地方に居てもその立地に関係なく無限大の可能性を得ることができるようになりましたが、その弊害として、地域社会の分断が挙げられると思っております。特に高齢者層が多い地域では、新しい社会様式に地域社会が同じスピードで歩みを進めることが難しく、SNSを使用する世代とそうでない世代の分断は地域にとってより一層難しい問題で、深刻なものになっていかないかと心配しております。文化協会加盟団体の活動が目に触れ、若い世代が活動に参加することや、町の歴史に興味を持ち、町の行事に参加することで、年齢に関わらない交流が生まれれば、情報発信の副産物としてはとても良い形となると思っているのですが、文化協会加盟団体や歴史資料のPRについて、どのようにお考えでしょうか。
答弁 教育長 久保田純史
それでは、3番議員のご質問にお答えいたします。教育委員会では、文化協会事務局の立場から、団体の自主性と自律性を尊重しつつ、各種文化団体の発表の場を設けると共に、加盟団体のPR活動に努めるなど、新十津川町の文化活動の高揚と、町民の方が主体的に文化活動を行えるように支援をしているところでございます。今ほど3番議員のご質問で文化協会加盟団体に加盟している団体や、その活動について知ることができる機会が少ないと感じているというご質問がありましたが、令和3年第4回定例会でも同様の一般質問をいただきまして、これまで、活動内容、活動日、活動場所を加盟団体ごとに町広報誌に掲載するなど、文化協会及び加盟団体と協力してPRに努めてまいりました。また、このほか毎年10月に行われる文化祭や、先般行われました文化協会主催による道内各地の民謡全国チャンピオンを招いて開催した、北海道民謡コンサートにおきましては、冒頭に新十津川文化協会長が歓迎の挨拶を行い、さらに、コンサートの幕開けに、民謡同好会の会員が気持ちを込めて、堂々と民謡を歌い上げるなど、町内外から集まった多くの来場者に、本町の文化活動の一端をご紹介できたと感じているところでございます。さて、現在行っている情報発信にホームページを加えることはいかがというご提案ですが、文化協会に限らず音楽協会などの任意団体におきましては、町のホームページによる情報発信を現在のところ行っておりません。これは、ホームページの掲載内容の決定や更新などは文化協会などの団体が、自分たちのアイディアを取り入れて行うことが大切であるというふうに考えておりまして、事務局が独自に行うことにより、団体の自主性を損なうことも想定されると考えていたからでございます。しかしながら、今日の情報化時代に即応し、情報発信にホームページなどの媒体を利用するなどして、活動団体の紹介、また、それにより新規会員の増加につながることも期待するということもありますので、文化協会加盟団体の代表者で構成する理事会等でホームページへ掲載への検討を進めてまいります。次に、開拓記念館の歴史資料のPRについてでございますけれども、町広報誌での取り組み終了以降も開拓記念館内の主な展示品については説明用紙を作成し、来館者が手にするがことができるようにしております。それら資料の刷新や拡大、また、その内容の広報掲載についてですが、広報誌の紙面枠を確保し、さらに掲載する内容も、開拓記念館にどのようなものがあるかの紹介のみならず、その資料のエピソードや歴史的背景を調査するのは膨大な時間を必要といたしますので、現在、開拓記念館の管理を委託しているとっぷ子どもゆめクラブの皆さまや、郷土史研究会の皆さまのお力をお借りしながら、その時々の状況や事情に応じて、資料の精査、PRに努めてまいります。今ほど質問にありましたように、ほかの町の歴史的、うちの開拓記念館みたいな歴史の施設につきましては、外観ばかりではなくて中の模様も適切にPRしていたというお話も伺いましたので、それらの意見につきましては参考にいたしまして、うちの開拓記念館のPRのホームページの内容については、検討を加えていきたいと思っているところでございます。以上を申し上げまして、3番議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 3番 深瀬美奈子
議長のお許しをいただきましたので、再質問をさせていただきます。まず、開拓記念館の内部の写真についてホームページに掲載を検討してくださるということで、ぜひ、お願いしたいと思います。文化協会についてですが、この一般質問をするに当たり教育委員会の担当の方とお話させていただきまして、団体の自主性を損ねないような事務局のサポートであったり、働きが大切だというお話を伺い、その点をすごく共感しましたし、不勉強な点だったなと思い、視点を変えて一般質問をさせてもらったような経緯がございます。やっぱり、このような本町の文化を守ってくれる団体が自主的に活動してくれてこそ、町の何て言うんでしょう、文化を守っていったり、魅力を次の世代に引き継いでいくことができると思いますので、自主性を失わないように主体性を持って取り組んでいただけるようなサポートがこれからもずっと必要になっていくと思います。理事会の方でホームページへの検討をしていただけるようにお話つけていただければと思います。再質問なのですが、開拓記念館の展示物の紹介は、歴史の研究のような側面もありまして、先ほどいただいた返答にもございましたが、その資料のエピソードや歴史的背景を調査するのには膨大な時間を必要とするというふうになっておりますので、今ある人員で継続して行っていくのは困難なのかなと思っております。町村レベルで取り組んでいるところは少ないと存じているのですが、本町は、本町独自の歴史を持つ町ですので、学芸員を雇い、専属でこの町の歴史、文化について研究だったり、展示だったりしてもらって、力を入れていくと良いと思うのですが、どうお考えでしょうか。
答弁 教育長 久保田純史
3番議員の再質問にお答えいたします。3番議員がおっしゃるとおり、本町は、明治22年の奈良県十津川郷を襲った大水害を契機といたしまして誕生した、類まれな歴史を有する由緒ある町でございます。また、3番議員より歴史文化に力を入れるとございましたが、獅子神楽や踊り保存会など文化遺産の保存取組のほか、児童生徒による十津川村との交流など、現在まで脈々と継続し、今後も変わることなく行っていくと考えているところでございます。今ほど質問がございました、学芸員の雇用についてなんですけども、開拓記念館は昭和54年に建設いたしまして、ボイラー施設を有しておらず、夏季期間に限定した開館となってございます。そのため、開拓記念館に半年間特化した学芸員の通年雇用は難しい状況というふうに考えております。今後につきましては、歴史的収蔵物の収蔵量などを総合的に判断いたしまして、開拓記念館については年数も経過しておりますので、他市町村の博物館と申しますような本町の開拓記念館と同じような施設を参考としてですね、今後の開拓記念館、歴史を保存継承するために、リニューアルについても慎重に検討を進めていくということを考えております。そのような中で、現在のところ学芸員については配置する考えはないということを申し上げまして、3番議員の再質問に対する答弁とさせていただきます。
再々質問 3番 深瀬美奈子
議長のお許しをいいただきましたので、再々質問をさせていただきます。開拓記念館は冬季の営業が難しいというお話がございました。寒い中、研究してもらうというお話にもならないので、現在の施設で学芸員の方に通年雇用で入ってもらうことが難しい現状があるということですが、開拓記念館も建物が古くなってきているようなところもありますので、ぜひ、リニューアルのときには、そういったことも検討していただければと思います。再々質問ですが、本町の歴史や文化を大切にすることにより、この町の独自の魅力がより輝いて、この町で暮らす人々の愛郷心というものを育んでいくことができると思います。歴史や文化を研究保存し、情報発信をし続けることが必要だと思います。教育長として、これからの本町の方針、開拓記念館の研究員を雇うことだったり、こういった歴史研究に力を入れていく、情報発信していくっていうことは必要だと考えておりますでしょうか、質問いたします。
答弁 教育長 久保田純史
3番議員の再々質問にお答えします。愛郷心を育むということは極めて大切でありますし、本町は開拓以来、歴史は人をつくり、人はまちをつくるという形で、まちづくりを進めておりますので、本町の歴史を伝承する開拓記念館については極めて重要であり、そのリニューアルについてはどのようにしていくべきか、また、半年開館がいいのか、通年の開館がいいのか、また、そのような中でPRをどのようにしていけばいいのかという総合的にですね、考えていかなければならないと思っています。現状、今すぐということにはなりませんので、年数をかけていろいろな方にいろんなご意見をいただきながら、開拓記念館も古くなってきておりますし、中の展示物も併せて、魅力ある町の歴史を町民はもとより町外の人にご理解いただいて、歴史と伝統ある新十津川をどのようにPRできればいいか検討していきたいと考えていることを申し上げ、3番議員の再々質問の答弁とさせていただきます。