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新十津川町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日

新十津川保育園の待機児童及び放課後児童クラブの受け入れに対する今後の方針について

2024年3月11日、新十津川町議会の一般質問で、三師優美議員が「新十津川保育園の待機児童及び放課後児童クラブの受け入れに対する今後の方針について」質問し、町長 谷口秀樹が答弁しました。

質問者
三師優美 議員
答弁者
町長 谷口秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 三師優美

ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、質問に入らせていただきます。私は、新十津川保育園の待機児童及び放課後児童クラブの受け入れに対する今後の方針について、町長に質問をさせていただきます。子育て支援に手厚い新十津川町ですが、昨年より開始した小中学校での給食費の無償化、高校生までの医療費助成制度などもあり、子育てのしやすさを実感しております。さて、令和5年6月の一般質問で、保育園における待機児童ゼロに対する今後の方針についてをテーマに町長のお考えをお伺いいたしましたところ、町長より、令和6年度以降は、新たな委託のための指定管理者が決定してから町の考えを整理し、反映させていくと答弁をいただきました。現在も町には一つしかない認可保育園で、次年度も1名の待機児童が発生しています。また、実際には基準の面で待機児童とは呼ばれておりませんが、産休、育休中などを理由に上の子が入園できなかったというお母さんの声や、一時預かりのサービスがあれば助かるという住民のお声も聞いております。実際に新十津川保育園では一時保育のサービスもあり、直近の12月から2月の一時保育の利用は5名ということですが、預けたい対象の年齢クラスの空きの状況によっては、預かり保育ができないという状況だと伺っております。また、放課後児童クラブでも次年度は3年生以上で待機児童が発生しています。定員40名に対し、次年度の応募は69名と大幅に申込人数が多い状況であります。施設としては、青少年交流センターで、1階は子育て支援センター及び児童館、2階は放課後児童クラブと使用方法を分けております。放課後児童クラブの利用時は1階の体育館の利用はできないなど、子どもたちの活動も制限されているように感じます。町の定住促進事業では、令和5年度は60名の方が町外から転入してきていただいております。そのうち20名が中学生以下であることを見ても、子育て世帯の転入者が多いことが分かります。子育て世帯の移住者の増加により、近年の新十津川小学校の児童数は、令和元年296名から右肩上がりに増加しており、次年度も新1年生を含め335名とさらに増加の予定であります。現代の子育て世代を取り巻く環境は、核家族化や共働きの増加によって保育需要が高まっております。そのような中で保育園の待機児童のほか、放課後児童クラブでも応募が受け入れの人数を大幅に超え、待機児童が発生していることは問題であると考えます。子育てしやすいまちづくり実現のために、待機児童問題の解決について、具体的にどのような方法で待機児童ゼロを目指していくのかについて、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 谷口秀樹

それでは、4番議員のご質問にお答えをいたします。新十津川保育園の令和6年度の申し込みについては、定員以上の申し込みがあり、0歳児においては待機児童が発生することとなり、希望が叶わなかった保護者の方には、大変申し訳なく思っております。保育園の待機児童解消に関しては、令和5年第2回定例会において、4番議員からの一般質問に対し、「当面は、施設増築は行わず、保育士の人材確保を優先すると、次年度以降の取組については、次期指定管理者との協定の中で、反映していきたい。」という主旨の回答をしたところでございますが、令和6年度からも引き続き華園学園が運営することとなり、協議の中で、これまでの協定内容を継続するほか、新たな支援内容として、保育士が働きやすい環境整備のため、園児の登園管理システム導入に要する経費の支援、そして、待機児童解消のために雇用する保育士1名分の人件費を上乗せすることといたしたく、令和6年度予算に計上したところでございます。これにより、その保育士が採用となりましたら、年度内に受け入れが可能となり、待機児童がゼロとなる見込みでございます。一方、放課後児童クラブにつきましては、利用定員40人のところ、ここ数年は連続で定員を超える申し込みを受けておりまして、令和5年度につきましては、申し込まれた54人全員の利用登録をしたところですが、令和6年度においては69人、ご指摘のとおりの申し込みがあり、施設規模、職員数の関係で、やむなく選考することとし、1、2年生を中心に57人の利用登録をしたところでございます。待機となった児童については、今後、運営をしていく中で一日当たりの平均利用人数が少なかったり、会計年度任用職員の確保が可能になってくれば、利用登録者を増やしても対応可能な状態となれば、年度の途中からでも受け入れをしていきたいというふうに考えております。4番議員が示されたとおり、近年、子育て世帯の転入が増え、子どもの数も増えている状況にあります。年齢別の子どもの数をみても各年代40人から60人、少ない年代でも約30人の子どもがおり、今後の転入を見込むとさらに増えることが予想されます。また、夫婦共働きの世帯というのは、現代社会においては増加の傾向にあり、本町においても同様に推移することが予想されます。これらのことから、保育園、放課後児童クラブに子どもを預けたいというご家庭の数は、今後も同程度で推移するものと見込まれております。今後の待機児童解消に向けての方針でございますが、保育園につきましては、国のこども未来戦略において、保育士配置基準の改正や令和7年度から、子ども誰でも通園制度が創設されることにより、保育環境が大きく変わります。これらの状況を踏まえ、必要な対策を図ってまいりたいと考えております。なお、保育園、放課後児童クラブともに、待機児童解消には人材確保と施設の在り方、この両面から検討しなければならないというふうに考えております。特に、施設の在り方については、中長期的な視点が必要でございます。保護者の保育ニーズを的確にとらえるとともに、今後の児童数の推移を分析し、現状で進むべきか、改修か増築、建替え、はたまた別施設への移転、いろいろな選択肢の中から検討してまいりたいというふうに考えております。以上申し上げまして、4番議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 4番 三師優美

では、議長より発言の許可をいただきましたので、再質問をさせていただきます。今ほどのご答弁で、保育園の待機児童に関しては、新たな支援として雇用する保育士1名分の人件費を上乗せ支援し、予算をご計上いただいているということでしたが、採用になれば、年度内の待機児童の解消が見込まれるということですが、待機児童が一時的に解消されることがゴールではなく、一時保育や保育園入所の希望者はまだいらっしゃいますので、今後も人材確保や処遇改善への支援を引き続き継続していただきたいと思います。そして、放課後児童クラブに関しましては、次年度は応募が多く、やむなく選考が行われたということで、3年生以上で待機児童が発生している現状について、施設規模、職員数が関係しているとのご答弁をいただきました。現在、青年会館の場を借りて運営している放課後児童クラブですが、直近の12月から2月の登録児童数は49名であり、1日の平均利用者数は21.6名と結果が出ております。しかし、多い日では利用人数が30名を超える日もあり、施設規模の面で足りていない部分も多々あると伺っております。例えば、放課後児童クラブのある施設2階には、男女別のトイレはございますが、人数に対して便器の個数が足りておらず、手洗いもトイレに併設されている各1か所しかございません。また、ロッカーについても、上着をかけるハンガーラックのほか、ランドセルが置けるほどの棚が児童1名に一つずつあります。しかし、学校で使う副教材などのランドセル以外の荷物が保管できるような大きさのロッカーの設備はございません。さらに、先ほども申し上げましたが、1階は児童館として使用しているため、放課後児童クラブの利用時には体育館の使用ができません。子どもたちは2階の室内で過ごすことが中心となり、活動が制限されてしまっているのが現状です。先ほど、ご答弁の中で施設の在り方については、中長期的な視点の中で検討していくということでしたが、現在一つの施設の中で、子育て支援センター、児童館、放課後児童クラブを併設しています。そのことによって、子どもたちの活動や生活の様子を見ても、現段階で放課後児童クラブの施設としては十分ではないように感じます。施設の在り方については、中長期的な視点ではなく、早急な対策をとるべきだと考えますが、町長はこの点について、どのようにお考えかをお伺いいたします。

答弁 町長 谷口秀樹

ただいまの4番議員の再質問にお答えをいたします。今ほど質問に対して、中長期的な視点でというふうに申し上げましたら、いや、そんな時間の余裕はないですよと、早急に考えてくださいということのお話だったというふうに思います。それでですね、待機児童解消に向けた取組については、人材確保につきましては継続的に行ってまいりますし、施設の在り方については、令和6年度、来年度において、次期子ども子育て支援事業策定がございますので、それに間に合うように、評価、分析を行うとともに、調査を行ってまいりたいというふうに考えております。いずれにしましても、何とか早い時期に解決ができるように、私も考えておりますが、いろいろと課題もおおございますので、そういったことを一つずつ整理した中で進めていきたいというふうに考えておりますので、以上、4番議員の再質問に対する答弁とさせていただきます。

再々質問 4番 三師優美

それでは議長の許可をいただきましたので、再々質問をさせていただきます。ただいまのご答弁の中で、人材確保については、今後も支援を継続していただけるというご答弁、さらには、令和6年度に次期の子育て支援に対する新たな計画を策定していただけるという内容でお伺いいたしました。子育て支援センターや児童館としての機能を持つ施設での、今後、改修工事や増築工事など、実際に利用しているお子さんがいる中での工事は、今後難しいのではないかと感じております。また、前回、新十津川保育園の増設工事の中で、実際に工事をした費用以外に、工事期間中に保育を行うために仮の施設として、プレハブを使用したことに対する費用も大きくかかったということをお伺いしております。今後、子どもたちが伸び伸びと放課後の時間を過ごせる環境が整った施設の新設が求められるのではないでしょうか。定住促進事業の実績を見ても、子育て世帯の多くが転入しているのは、充実した子育て支援が魅力的だからだと考えます。そんな新十津川町で、保育園や放課後児童クラブで安心して子どもを預けられる環境を整えて、今後子育てしやすいまちとして、保護者の保育ニーズを的確に捉え、早急な対策が必要であると考えます。先ほどのご答弁の中でも、今後の中長期的な対策を検討していただけるということでしたが、今後の保育園又は放課後児童クラブの施設の改修、増築、若しくは新設について、町長はどのようにお考えかをお伺いいたします。

答弁 町長 谷口秀樹

それでは、4番議員の再々質問についてお答えをしたいというふうに思います。今ほど中長期的な施設の改修について、町長としてどういうふうに考えていますかというご質問だと思うんですけれども、先ほど再質問の中でもお話しましたとおり、施設を建てる、改修する、いろいろな方法があるとは思います。その中に今ほどお話しいただいた、子どもたちが今利用している中で改修するのは、とても難しい話なのでということもちょっといただきましたので、そういったことも含めて、どこに建てるべきなのかということも含めて、この6年度の間に検討していきたいなというふうに思っております。以上申し上げて、4番議員の再々質問に対する答弁とさせていただきたいと思います。

出典:新十津川町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日 議事録 PDF(58ページ) 間違いを知らせる