新得町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月17日
佐幌川公園の芝生ランニングコースの復旧及び老朽化した管理道路の補修について
2025年9月17日、新得町議会の一般質問で、初山一也議員が「佐幌川公園の芝生ランニングコースの復旧及び老朽化した管理道路の補修について」質問し、教育長 渡會崇善、町長 湯浅真希が答弁しました。
- 質問者
- 初山一也 議員
- 答弁者
- 教育長 渡會崇善、町長 湯浅真希
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 初山一也
通告に従いまして、1項目4点ほど質問をさせていただきます。佐幌川公園の芝生ランニングコースの復旧及び老朽化した管理道路の補修についてであります。1.佐幌川公園の芝生ランニングコースの復旧及び老朽化した管理道路の補修について佐幌川公園は道営中山間事業とかち高原の里地区において交流施設基盤で造成された施設であります。工事は平成11年度に芝生広場の基盤の造成、ランニングコースの造成、平成12年度にはトイレの新設、親水施設、管理用道路の造成、それ以降はあずまやや照明などの付帯施設が完成し、親水公園は今まで芽室公園まで行っていた子育て世代の親御さんや子どもたちの遊びの場所、芝生のランニングコースは散歩のコースとして町民の健康づくりの場所としても親しまれています。また、実業団などの選手の方にも利用され、近年では議会からの要望で大型遊具の設置により、町内の子どもたちや町外からの来場者も皆さんに親しまれた素晴らしい施設となっております。新得町は平成28年度に台風の影響で甚大な災害に見舞われました。橋が流されたり、川からの土砂が流出したり、水道施設も被害を受け2週間前後断水となり、町民の皆さま方はたいへん苦労しました。あれから8年ほどたって、町民の皆さまの努力や関係機関の努力で災害前までの状況に復興がされていると考えております。今後もそれぞれの関係機関において特に河川整備も継続しておりますが、同じような災害が起きないよう願うところであります。さて、質問の佐幌川公園にあります芝生のランニングコースでありますが、災害の発生から8年が経過しておりますが、山側のコースは当時の関西陸連の監督と関係者の方々から監修をいただき、アップダウンのある林間の芝生コースとして整備されましたが、約500メートル程度が現在も復旧されず、佐幌川公園内で周遊できない状況です。昨年の秋と今月に現場を確認しましたが、雑草・雑木等でコースの位置すらはっきりしていない部分もありました。毎年、陸上関係の多くの団体の合宿や中学校の駅伝大会も開催されている施設であり、本町の経済活動の活性化にも寄与している施設でもあります。今後もこの芝生のランニングコースや各本町にある素晴らしい施設を生かして交流人口を増やして本町の持続可能な経済活動を目指すため、以下の4点についてご質問いたします。1.今まで復旧できなかった最大の理由は何ですか。2.佐幌川周辺の一体的な運動公園での新得町における経済波及効果についてどう分析しておりますか。3.佐幌川公園が造成され20年以上経過し、管理道路など造成当時には車いすでもスムーズにがたつきがなく走行できたのが、造成時のように補修する予定はありますか。4.令和8年度の予算措置に復旧について現時点でどう考えているか。以上4点について考え方をお伺いいたします。
答弁 教育長 渡會崇善
初山議員のご質問にお答えします。佐幌川公園の芝生ランニングコースは、町民の健康づくりと陸上競技の実業団や学生のスポーツ合宿誘致などを図るため、平成10年に全長1.7キロメートル、北海道で初めての施設として完成しました。その後、総延長5.1キロメートルにまで延長され、町内の愛好者のほか、スポーツ合宿で訪れる選手などに好評を博しています。さて、ご質問の栄町方面の佐幌川公園山側のランニングコースが、今まで復旧できなかった理由についてですが、台風被害のありました平成28年当時、復旧を検討する中で、山側のランニングコースについては治山および復旧工事に大きな費用が伴うとの理由から、議員協議会、利用団体、各関係委員等の皆さまの了承をいただき復旧しなかった経緯があり、現在もその考えを引き継いでおります。2点目の佐幌川周辺施設での経済波及効果についてですが、専門的な分析は行っておりませんが、スポーツ合宿だけでお答えしますと、令和6年度の佐幌川周辺施設の合宿利用者の延べ宿泊数は2,351泊でございましたので、それぞれの宿泊施設の宿泊料に宿泊数をかけた金額と町内での買い物や飲食等に使われた金額を合わせたものが経済波及効果と考えております。なお、台風災害前の平成27年度の延べ宿泊数は1,197泊でありまして、令和6年度は平成27年度のおよそ2倍の延べ宿泊数となっております。3点目の管理道路についてですが、穴などはありませんが、老朽化により車いすの方にとっては走行しづらい状況となっております。誰もが利用しやすい公園になるよう、補修を検討してまいりたいと思います。4点目の令和8年度予算での復旧の考えについてですが、現在の合宿団体のランニングコースの利用は、ピラサおよびサホロリバーサイドパークゴルフ場周辺の2.5キロメートルのコースで案内しており、そのコースだけをもってしても質の高い練習ができていると高い評価をいただいております。栄町方面の山側のコースは起伏もあり練習の幅は広がりますが、現状のコースだけでも利用者の満足度は高い施設と考えておりますので、令和8年度予算での復旧については考えておりません。以上です。[渡會崇善教育長 降壇]
質問 初山一也
ご答弁いただき本当にありがとうございます。復旧されていない理由については、関係機関との協議を踏まえていたとのことで理解はいたしました。平成28年当時から現在までもう8年を経過しており、被災後に来町して合宿に来ていただいている団体の方々も、現在利用している2.5キロメートルのコースでも質の高い練習ができているとのお話しではありますが、現在、合宿に来ている団体や町民の皆さまも、被災前は1キロメートルの距離を周遊できたことも忘れているのではないでしょうか。災害後の現在の利用可能なコースでしかコース取りができないと思っていると思います。新たに復旧することで、今後も幅広いコース設定も可能と思っておりますし、私が現場を見てみると、コースの土台は残っているところもありますし、コースに堆積している土砂を撤去し、山側からの水の処理をある程度整備できれば、雑木の整理と草刈りなどで大掛かりにお金をかけなくても復旧できそうに思っております。役場の中には素晴らしい技術を有している職員の方々にも、再度、現場を詳細に確認していただき、検討いただいた結果において、再度、関係機関の方々、また特に陸上関係で受け入れに努力をいただいている町民の皆さまにもいろいろなご意見をお聞きして、相手の気持ちになって検討していただけないか、再度、質問をいたします。管理道路については、現地を確認していただいた結果、補修していただけるとのことでありますので、よろしくお願い申し上げます。答弁の中においても、佐幌川公園を含めた佐幌川左岸地域のスポーツ施設については、新得町の重要な素晴らしい施設で、経済効果もあるとの認識を持たれていることも今回の質問で確認できましたので、令和8年度での復旧は考えていないということでありますが、人口減少の特効薬はすぐには見つからないと私は考えているため、取りあえず外貨を取り組めるよう、継続してリニューアル的に改修をしながら、この佐幌川左岸区域の施設が町民や町外からの多くの人たちに利用され、交流人口をもっと増やし、経済効果にも寄与でき、元気で明るい新得町になるように進めるべきと考えておりますが、今後についてどのような計画の考え方をお持ちか、最後に聞かせていただきたいと思います。
答弁 教育長 渡會崇善
初山議員のご質問にお答えいたします。私どもも、今、初山議員がおっしゃったとおり、このコースの重要性であるとか、さまざまな効果であるとかという点については認識しておるつもりであります。ただ、いかんせん、現状の部分でいろいろ考えてみますと、宿泊施設の数の問題、キャパの関係があり、今後、大幅な交流人口増を望むには、さまざまな部分でいろんな方のご理解とご協力も必要になってくるかなと考えております。本当に多方面から好評いただいて、町民の皆さまも町内を走っているさまざまな方をお見掛けになっていると思いますけれども、本当に途切れなくさまざまな団体がお越しいただいております。宿泊施設、常にフル稼働の状態に近いと認識しておりますので、その部分はご理解いただきたいと思います。また、実は初山議員のおっしゃっている山側のコースの部分ですけれども、平成28年度の前も、毎年のように雨がちょっと降ると、山から流れてくる水分がかなり下のコース、湿潤してしまって、芝の生育に影響を与えたり、走る道路としてなかなか厳しい部分もあったように伺っております。特に大雨の際は、土砂が流出するとの記録も残っておりますので、こういった部分も今後の勘案の材料とさせていただくことをご理解いただきたいと思います。しかしながら、初山議員のおっしゃったとおり、明るく元気な新得町という部分では、私ども新得町役場の者としても同じ思いでおりますし、災害から8年たっている現在、今、お話しいただいたように、現地を再調査し、費用面であるとか管理面、また、維持をしていく面も含めながら、今後の方針を検討させていただきたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 初山一也
ご答弁、いろいろありがとうございました。いろんな課題があるというのは私も認識はしております。佐幌川公園についてしつこく言うのは、やはり現役時代、佐幌川公園を造成した立場でいた経緯もありまして、最初にいろんな苦労をしてあのコースを作ったという、気持ちも入っている部分もあります。現役時代も側溝の土砂を上げたり、自分も実際には作った身の関係で上げたりもして、水の処理は大変だというのも分かります。また、宿泊の関係、民間の方が努力してやっていただいて、満杯だというのもお話しは聞いております。ただ、やはり外貨を獲得して町内の経済をよくしていくというのは、私の立場も同じですし、職員の皆さま方も同じじゃないかなと思っております。いっぺんに全部とならない部分もあるのかもしれないんですけれども、少しずつ前に検討してくれるというようなお話しでありますので、その辺を期待しておきたいなと思います。最終的に予算の関係になりますと、町長部局のほうの判断もあるのかなというふうに思っております。新町長になった町長に最後にお聞きしたいなと思っておりますが、私はやはり外貨を稼いで町内の経済を継続して元気にしていきたいという思いで議員にならせていただいております。町にある素晴らしい施設がいっぱい、佐幌川付近の施設も含めいろんな町の施設があります。今年はデフリンピックの関係のバスケットボールの方も合宿に来てくれているというお話しもありますが、町長におかれましては交流人口を増やして町内の経済を盛り上げていこうと、どのように考えているか最後、町長のお言葉からお話しをいただいて質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 湯浅真希
まず、令和8年度であそこのコースの改修を目指すべきである、外貨獲得のためというご質問でしたけれども、あそこのコースを直すことによって直接的にその外貨を稼ぐというところにつながるかというと、効果としては薄いのかなというふうに私は考えております。現状でもご満足いただいているということですから。ただ、ご来場いただいている方々には、常にいろんなご意見を聞きながら、改善というものを図っていかなければならないなというふうには考えております。ただ、当時も費用の算出をしていますが、かなりの金額です。すぐやれるかというと、難しいような金額でしたので、当時、その金額であるということは、恐らく今、かなり物が上がっていますから、さらに相当な上昇というものが見込まれます。そこまでの金額をかけて直すことで、その外貨の獲得につながるかというと、難しいのかなというふうに思っております。私自身も、令和3年で自分の一般質問をしたんですけれども、佐幌川公園の周辺の充実と周辺機能の連携強化というところで一般質問をさせていただいております。公園だけではなくて、周辺の施設一帯をピーアールして経済効果というものを目指したらどうだというようなことを質問させていただいております。私自身も健幸まちづくりというところで公約を掲げておりますので、予算のバランスを見ながら、なるべく子育て世代をはじめ、来町されるいろんな方のご意見というものを聞きまして、一緒にあの周辺の公園を作っていくというようなことができればいいなというふうに思っております。ぜひ議員のほうからも、どうすれば持続可能な経済活動というものを目指せるのか、行政にとって足りないところは何なのか、議員の立場からご指導いただけるとありがたいなというふうに思っております。以上です。
質問 初山一也
詳しい町長の考えは分かりましたので、私もどのようなことが町にとってよくなるのかということを再度考えて、終わりたいと思います。ありがとうございました。[初山一也議員 降壇]