新得町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月14日
NPO法人かりかち工房の活動場所について
2016年6月14日、新得町議会の一般質問で、村田博議員が「NPO法人かりかち工房の活動場所について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 村田博 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 村田博
私のほうからは、NPO法人かりかち工房の活動場所について、質問いたします。1.NPO法人かりかち工房の活動場所について今年5月、かりかち工房の活動状況について、総務厚生常任委員会の所管事務調査を実施いたしました。かりかち工房は、知的や精神に障がいのあるかたなどを対象にして、相互の親睦を図りながら、働く喜びとともに、生きがいのある生活を支援する目的で運営しています。活動場所は、図書館裏の旧老人会館の一部を借りて活動しており、現在、14名が登録、利用しているということでした。また、作業内容は、牛乳パックをリサイクルした押し花のはがきや、ろうそく作りのほか、町からの受託事業として公園や道路の清掃作業も実施しています。施設内の状況を見させていただきましたが、特に作業場、休憩場所、事務室が一緒になっており、非常に狭い状況です。また、女性は、トイレで着替えをしているとのことでした。これまでも活動場所の課題に対して、町に要望を行ってきたと聞いております。そこで、下記の2点について伺います。1点目として、かりかち工房の活動スペースは、法律上、利用者の人数等により一定の面積的な基準があるのか、ないのか。2点目として、これまで手狭の課題に対して、町としてどのような対応を検討してきたのか。また、今後の対応をどのように考えているのか、伺います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
村田議員のご質問にお答えします。NPO法人かりかち工房は、障がいのあるかたを対象に、創作的活動や生産活動の機会を提供するとともに、社会との交流を促進することを目的とした、障がい者総合支援法に基づく、「地域活動支援センター」に位置付けされております。設置基準につきましては、「北海道地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定める条例」に基づき定められておりますが、議員からの質問であります面積を含めた活動スペースの基準という点につきましては、地域活動支援センターは、10人以上の人員が利用させることができる規模を有するものでなければならないとの定めのみでありまして、面積基準という意味では、明記されていないというふうになっております。次に2点目の検討状況についてでありますが、かりかち工房は、平成10年4月に旧池内べニア事務所において、町内の知的、精神に障がいがあるかたの社会参加の場として開設されました。当初は週4日、午前中のみの開所で、通所者は6人であったと聞いております。その後、平成11年12月には、図書館裏の現施設に活動場所を移転するとともに、平成18年にはNPО法人格を取得し、活動の充実が図られているところであります。現在では週5日の開所で、通所者は14名となっており、重度の知的障がい者も受け入れるなど、社会参加を促進させる重要な社会資源となっております。開設以降、通所者が増加していく中、かりかち工房の手狭問題は、平成18年12月に拡張の要望を受けて以降、対応策として、現施設駐車場への増築、図書館スペースの一部拡張、または新得市街地区屋内ゲートボール場空き地への新築移転や空き店舗改修による移転案などを、かりかち工房をはじめとした関係するかたがたと課題解決に向け協議、検討を行ってまいりました。なかなか現状が解決できないでいるという、今たいへん申し訳なく思っておりますけれども、今後においても、引き続き、早期の課題解決に向けて、対応策を検討してまいりたいというふうに考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 村田博
今、地域活動支援センターのスペースの具体的な基準は定められていないようですが、利用者数などを踏まえた相応のスペースを確保する必要があるのではないかと思います。また答弁にもありましたが、障がい者の社会参加は、今年度施行された障がい者条例の基本理念の1つでもあり、社会参加可能な地域づくりは障がい者支援の重要なテーマとなっています。かりかち工房は既に利用されているかたのほか、現在、家庭で引きこもっているかたがこれから社会参加しようとする際に、とても重要な社会資源であると考えます。私としても、障がい者のかたが心穏やかに安心して生活、活動することができる環境を整備するため、施設の増改築などの早急な対応が必要と考えますが、町長の考えを伺います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
かりかち工房に関係するかたがたの努力によって、いろんなかたが利用されておりまして、施設の所期の目的という意味では、努力の結果、いろんな課題もあるかなと思っていますけれども、心からある意味敬意を表するというふうに思っておりまして、そういう状況の中で、村田議員からの話というのは十分理解しております。どういうことが現実的にできるのか、いろんなことを悩んでいるのも、その辺ぜひご理解をいただきたいなと思っていますけれども、なんとか議員の意向も含めて、今利用されているかたがたの環境を今以上に良くするためにも、対応というものを考えていきたいなと思っています。以上であります。
質問 村田博
利用者の状況を見ますと、やはり活動する場所が非常に狭いと思います。一番驚いたのは、トイレの中で着替えをせざるを得ないという状況です。利用者にとっては、安心感や落ち着いた環境というものが、活動の上で非常に大事なことだと思います。ぜひ、施設の増改築の早急な対応をお願いして、私の質問を終わりにさせていただきます。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
いずれにしても、思いは十分分かっておりまして、私も何回か、施設を拝見させていただいておりまして、決して現状がいいという、そういう認識は持っておりませんので、なるべく早く対応できるように努力していきたいなと思っています。以上であります。[村田博議員 降壇]